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争いなき楽土にすら隣国・出散渡はその手を伸ばす。じわりじわりと楽土は侵蝕されていき、その魔手が『真の楽土』にまで迫ろうとした時、伝説の音導師イーオンがその前に立ちふさがった!
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Posted by ブクログ
笑顔の仮面を被り続けるトウロウのお話。 トウロウとイーオンが、なぜ真の楽土を拒むのか。真の楽土は、真実人を幸福にするのか、1、2巻でシン少年にイーオンが問い掛けたのもこれでした。いろいろ考えさせられました。 師匠のミサキ音導師と弟子のシン音導師(イーオン)の音討議が、とても興味深かったです。
前巻の最後で明かされた衝撃の事実から続くお話。言わせてもらいます。見事にだまされました。多崎先生のお話は本当に面白い。次の最終巻。苦しい展開になりそうですが、最後まで見届けたいと思います。
イーオン以外に一途。あれれ。 言葉で闘うという世界を構築するのにあたっての条件付けを、絶対権威でありながら押しつけがましくない形で現して、読後感のいいスタイルでした。
シリーズ3作目。 季節は実りの秋ですが、迫る冬の寒さをも感じさせる今回の巻。 登場人物の過去や世界の動きが見えてきて、次巻が待ち遠しくもあり寂しくもある。 逃れられない現実や辛い過去、それを忘れること、忘れられること。 そんな忘却を願ったことのある人は、きっと音導師の言葉に心を震わされる。
緩やかに幸せな世界だが、外からの干渉が すぐそこまで迫っていた。 ほのぼのとした現実と、誰かの過去。 これが一体どうあの人と関係があるのか~ですが その間に、というべきか、最後の方では ついに酒ばかり飲んでいる謎が解決。 いや、そんな事ではないかと思っていましたが。 宮仕えも大変だな、というのも...続きを読むありましたが またさらにここからどうなっていくのか…。 無敗を誇ったあの人が、師匠に膝つきましたが これはこれで、フラグになったりするのでしょうか??
季節は秋にきて急展開…。 さすが作者は一筋縄ではいかない。 トウロウは気になってたんだけどそうきたかー!という感じ。 ちょっと前2巻を読み直したい。
『楽土は存在すべきか?』 忘却は救済、とは今最も考えることだなあと改めて思った。イーオンの傷が明かされたけどまだ悲しい。イーオンの真っ直ぐな強さは爽やかさすら感じる。陰を背負って立つキャラは良いな……想像すると泣けるし背中を押される。メインストーリーはトウロウだけどすまない、ミサキ先生が好きだから…...続きを読む。トウロウにも幸せになって欲しい気もするけど、今作でスッキリしていそうだから良し。
いよいよ大詰めの雰囲気ある第3巻。 そうか、同性愛であったか……そんな予感はしてたんだけども。 多崎先生なら変化球でくるかな、とも思ったけども。 そもそも同性愛が変化球か。
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