多崎礼のレビュー一覧

  • 叡智の図書館と十の謎

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    連作短編ではなくテーマにそわせて並べた短編集だと思う。ずっと楽しめるが小粒感。器用な印象。あと出だしのあたり、無くても伝わるのに何故か入る重複擬音描写が多い文体で少し読みにくかったが、いつしか消えた。何だったんだろ。

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    2024年10月23日
  • 『レーエンデ国物語』公式ガイドブック レーエンデの歩き方

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    まさにガイドブック。そして、最終巻への期待がますます高まる。これからこのシリーズに入る方は、このガイドを先読みしないように見ながら読むと話がよく分かるかな。私はよく位置関係が分からなくなるので、こう云うのいいわ

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    2024年10月03日
  • 夢の上1 翠輝晶・蒼輝晶

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    文庫版に書き下ろし短編を収録した完全版「夢の上」第一巻。
    文庫版の時は短編集が発売されず残念だったけど、今回の完全版は本編+短編集が出版される予定みたいなので楽しみ。

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    2024年09月22日
  • 叡智の図書館と十の謎

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    連作短編が好きなので、新装版になって発売されて嬉しい。
    書き下ろしのプロローグには「もしかして、あの作品のキャラかな?」となる遊び有り。
    多崎氏の作品を読んでみたいけれど、ファンタジー系かSF系か…どれから手を付ければ良いか迷っている人にお勧め。好きな系統の短編が見つかれば、次は同系統の長編を読んでみて欲しい。

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    2024年09月20日
  • 夢の上1 翠輝晶・蒼輝晶

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    ネタバレ

    メルヘン過ぎないファンタジーは良い。
    政治や信仰は世界観設定に欠かせない要素だなと思いました。

    レーエンデ国物語を先に読んでいたので、それと比べると物語の展開がとても速く感じます。
    「同じ世界、同じ時間軸に生きた誰かの夢」という世界観も面白く、モノローグ的な文章もマッチしているなと思いました。

    章ごとにそれぞれ主人公が変わっても、どこかの場面で交錯するパターンは鳥肌が立ちます。
    まだこの巻しか読んでいないので、ボヤけた要素が残されていますが、
    いずれ伏線となって回収されるのが楽しみです。

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    2024年09月10日
  • 〈本の姫〉は謳う 4

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    終わった…。
    時代が頻繁に転換するので気を引き締めて読んでいないと混乱してしまう。
    ジョニーやアークの存在に癒された。

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    2024年08月19日
  • 『レーエンデ国物語』公式ガイドブック レーエンデの歩き方

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    第1部〜第4部までの主要キャラ、用語、地理の解説本。ネタバレが多分に含まれるので、ネタバレ厳禁の人は注意。
    各章の人物移動を地図で解説してくれているので、その点は分かり易い。
    キャラ相関図も載っているが、各巻内での繋がりを表したものだけなので、巻数を跨いだ相関図が有るともっと面白かったと思う。
    最終の第5部が出版されるまでの おさらい的な本なので、最終巻が発売されたら完全版として別のファンブックが出るのだろうか?

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    2024年08月16日
  • 叡智の図書館と十の謎

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    世界観キャッチアップできたのが2問目終わったあたり。いろんな設定の物語を書ける方なのはよくわかった。

    ただsf系はあまり特技ではないので、最後の方ちょっと?が増えてしまった。

    2024.8.15
    123

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    2024年08月16日
  • 『レーエンデ国物語』公式ガイドブック レーエンデの歩き方

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     方向音痴の私の為にあるようなガイドブック。惜しむらくは、夜明け前(4巻)の最後の城壁門も図になっているとよかった。アルトベリ城やルミニエル座の見取り図はあるのに。
     例によって、「第三章人物」の中の、アーロウに対する「女衒」という表現には引っかかったが、(女衒は、遊郭に売るまでの仲介業者)、地名も場所も微妙に変化していく物語を理解する上で、非常に助けとなった。
     これから、2.3.4巻と読み進める方には、是非お勧めしたい。

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    2024年08月14日
  • 〈本の姫〉は謳う 4

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    バニストンに潜入したアンガスたちは、レッドの策略にはまり大勢の犠牲者を出してしまう。大切な人を傷つけられ、「話し合えばわかり合える」という信念はゆらぎ、希望を絶望に反転させアンガスの心はレッドへの殺意に染まる。「俺を殺したければ第七聖域に来い」というレッドの言葉の通り、アンガスはラティオ島を目指した。

    時間軸が交錯する話があまり得意ではないのでちょっと読みづらさを感じましたが、収まるべきところに全て収まり綺麗にまとまったなという印象でした。

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    2024年08月09日
  • 夢の上3 光輝晶・闇輝晶

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    嫌いじゃない話なんだけど、さすがに同じ出来事を何回も何回も読まされると、飽きてしまった。で、結局それだけで終わりなのね。ああ、物足りない・・・

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    2024年08月04日
  • 『レーエンデ国物語』公式ガイドブック レーエンデの歩き方

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    もう少し人物の前後の繋がりを知りたかった。

    例えば1章に出てきた人物の血縁が2章にも出てきているはずなのに、誰のひ孫なのか、どうしてそこに住んでいるのか、現在に至るまでの経緯など、脇役キャラのディテールをもう少し掘り下げて欲しかった。3章に出てくる妙にトリスタンと風貌が似ているウル族のシレンや、3章に引き続き4章にも出てくるボネッティ座のペネロペやミラなどもっと脇役キャラの事も掘り下げて欲しかったな~と。

    読者の考察に対する解説のような存在の本だと思っていたのですが、小説で描かれている事を分かりやすく整理した本でした。

    もしまたガイドブックを製作するのであれば
    小説では描かれなかった空白

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    2024年08月02日
  • 叡智の図書館と十の謎

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    最近ハマりの多崎さん。
    新装版として出たようですが今回も装丁が素晴らしい!
    内容としては多崎さんらしいファンタジーの短編が10編。
    王道ファンタジーから和風歴史物、SFまで色々。
    異なる話の短編から一つの物語に収束する、
    といった構成でしたがなかなか読み解くのが難しかった、、
    個人的にこういうファンタジーものは、
    一つの壮大な長編物語を読んでいくのが好きなのかも。
    ただ第六問、夢(女優)を追い求めた夫婦の話はとても好きなロマンスだった…印象的でした!

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    2024年07月20日
  • レーエンデ国物語 夜明け前

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    [こんな人におすすめ]
    *レーエンデ国物語を3巻目までを夢中で読んだ人
     3冊すべて面白かった、どんどん面白くなってきたと感じる人は間違いなく大好きなので期待して読み進めてください。

    [こんな人は次の機会に]
    *レーエンデ国物語を3巻目まで読んで、面白いけど完全には入り込めないことに気づいた人
     どれだけ辛くて絶望的な展開になろうとも、反対にあまりにもハッピーエンドで現実味がないストーリーでも、「そう進まざるを得なかった」「それ以外に道がなかった」と納得できるものを"面白い小説"と考えています。
     3巻目まで読んで一瞬でももやっとした人は、私と同じように4巻目だけでは面白

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    2025年07月05日
  • 〈本の姫〉は謳う3

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    話を進めるために色々と端折られてるのだろうなと思えてならない巻。アンガスの愉快な仲間達一行の物語の方はさっさかと場面が変わり、余韻に浸る間もなく次の地へ移るから、なんだか忙しかった。もっと深掘りしてほしいけど、それは難しいんだろうな。

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    2024年07月19日
  • 煌夜祭

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    語り部と語り部の語る物語とが繋がっていく、壮大な作品。
    時系列が分からなくなり「?」となることもあったが、希望を灯してくれる素晴らしい一冊でした

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    2024年07月18日
  • レーエンデ国物語

    購入済み

    壮大なファンタジーではない

    まず、この小説を手放しで絶賛している人は、普段あまり小説を読まないか、ライトノベルを好んで読む層かと思います。
    それが悪いとは言いませんが、ファンタジーとして見た場合、舞台は狭い、登場人物は少ない、さりとて人物の掘り下げもそれほどない(むしろ浅い)、で壮大なファンタジーを期待していると肩透かしを食らいます。

    とは言え、感動要素がないわけじゃないし、1巻はただの序章にしか見えないので、次巻以降も追っかけようかと思います。
    ただ定価には見合わないかな、セールもしくは文庫化されて1,000円以下なら。

    #エモい #感動する

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    2024年07月17日
  • 叡智の図書館と十の謎

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    10この問に対する短編がひとつの大きな物語になってるお話。猫とアンドロイド?の話と妖狐の話が印象的だった。

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    2024年07月16日
  • 煌夜祭

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    結構良かった。
    割と最初の方から伏線がはられていて、何度か見返した。
    あまり関係がなさそうな話でも、結構繋がっている。世界観も良い。
    が、既視感がある設定やシチュエーションも無くもない。
    あと「いう」を「ゆう」と表現しているところは気になった。なんか安っぽい。
    あと書き下ろしの「遍歴」は蛇足。

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    2024年07月01日
  • 煌夜祭

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    ネタバレ

    魔物のいる異世界ファンタジー
    語り部の語る一つ一つの物語は面白いのだけど、時系列や人物がなかなか整理できず苦戦。途中で人物が入れ替わったり、記憶の継承があったりで何度も読み返す羽目に。
    数奇な運命に立ち向かい、愛を成就したにしてはあまりに哀しい。

    ムジカもガヤンに食べられた?なぜ?いつ?骨?
    んー、要再読…

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    2024年06月14日