多崎礼のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
立場の違う人間が唱える『正義』の違い
ルクレツィアが考える『正義』とレオナルドが考える『正義』。
ルクレツィアは人々を利用し法律を起ち上げ苦しませる。
レーエンデ国を潰すことは、神の御子を守り創生の海へ還すことが目的になってて、
レオナルドが唱える『正義』と同じ方向を向いていたはずなのに
どこで『正義』を履き違えたんだろうかと…。
「数多の正義が潰し合うことなく同時に存在すること。それこそが平和の証明」
万人が同じ解釈の『正義』はなく、十人十色の『正義』が存在し、
役柄や一般人が考えるものと、わずかながらも違う。
その違った部分を含めたうえで、平和は均衡が保たれているってことなんだと思っ -
Posted by ブクログ
ネタバレ一巻よりもスケールが広がり、レーエンデの解放のために頑張るテッサの姿がカッコいい。
面白い、面白いんだけど、
思い合う二人は結ばれず、
ハッピーエンドにもならないって言う……
令和の、転生してチート能力を授かり、無双する話が多いなか、ファンタジーだけど、厳しさも教えてくれる良本。
多民族国家が一つになれない難しさを痛感する2巻でした。
ルーチェは賢いのに、何で残虐王になってしまったんでしょうね…。冒頭で書かれているものの、その様子は終章で説明されているだけなので、全部見届けたい派の自分には少し残念だった。
巻を重ねることに、彼らがしたことは無駄じゃなかったんだ、つながっていると感じられて -
Posted by ブクログ
芸術に貴賤はない。だから歌う
シリーズ3作目は、テッサ・ダールの革命からさらに進んだ時代。
戯曲執筆を任された、兄・リーアンが選んだ題材、テッサ・ダールの物語。
テッサの真実を知るために、弟・アーロウと一緒に旅に出る。
テッサ・ダールの勇姿が禁忌とされてしまった世界の中で、彼ら双子が目にするもの。
長い長い歴史の中で差別に苦しむ人々。いくら文明が進んでインフラが整えられていたりしても
レーエンデ国という歴史を踏んでいきながら感じる「人種差別」。
現代でも報道が流れるたびに改めて「世界平和とはどの人種も関係なく手を取りあう」ことが難しいのだろうかと疑問に思ってくる。
「芸術に貴賤はない」
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