多崎礼のレビュー一覧

  • レーエンデ国物語 月と太陽
    大変読み応えのある作品でした。
    最後の場面があまりにも切なすぎて一度読んだだけでは消化不良だったので、以下あれこれ考えてみましたが、総じて非常に満足感の得られる物語でした。
    登場人物全員の生き様に心を打たれます。
    十二月の花嫁になれて良かったね、テッサ。

    【以下考察】
     ルーチェが好き、愛している...続きを読む
  • レーエンデ国物語 喝采か沈黙か
    更に面白くなって行く。
    前作「月と太陽」があってこその作品。あの分厚い本の英雄譚がよみがえる。続けて読んだ方が理解が追い付く気もしました。

    ここまで読んできて良かったと思える作品!
    読み出したら止まりません。
    「レーエンデに自由を!」
  • レーエンデ国物語 月と太陽
    涙が止まらなかった。
    1巻目を読んだときは、こんなに重い展開になるとは思わなかった

    40年も孤独だった壊れてしまったルーチェ
    強くて優しいテッサのもとに還れたかな



  • レーエンデ国物語 夜明け前
    レーエンデ国物語は一度読み出すと止められなくなる。4巻も一気に駆け抜けてしまった。
    ヤバネカラスの銀天使が神の御子のそばにいる所で涙が出そうになった。
  • レーエンデ国物語
    太平洋戦争辺りの本が続いたのでここらで味変wじゃないけどファンタジーに移行。

    昔『勾玉』シリーズ(『空色勾玉』『白鳥異伝』『薄紅天女』)とかハリポタシリーズとか読んだけど、そんな感じの児童文学みたいな雰囲気。
    でも大人向けファンタジーと言ってるだけあって、確かに大人向けな描写の部分もある。
    でもあ...続きを読む
  • レーエンデ国物語
    「革命の話をしよう」
    このフレーズから始まり、一気にレーエンデの世界に引き込まれていきました。

    1度では読み切れず、早く早くと続きを読みたい気持ちと、読み進めていくうちにこの世界からもうすぐで目を覚まさなきゃいけないのか…と思ってしまう作品でした。
    自分の生きている場所を守るため、そこで生きていく...続きを読む
  • レーエンデ国物語
    ほぼ初めてのファンタジーは、忘れられない物語になりました。
    こんなに泣くとは思わなかったし、のめり込んで読んでた!
    続きも気になるので続編も読みたい〜
  • レーエンデ国物語
    久々にファンタジーにどっぷりハマりました。
    こんなにハマったのは、記憶の限りだとおそらく守り人シリーズ以来で、世界観も同シリーズとかなり似ており、遜色ないおもしろさでした。
    早く続編を読まなければ。
  • レーエンデ国物語 喝采か沈黙か
    愛を知らず育った双子の
    静かながらも熱く美しい物語。

    前作から100年経っていたが
    テッサの思いを継ぐ者がおり
    とても嬉しかった。
    彼女の意志が行動が
    報われていくようなそんな気がした。
    その英雄譚を知ることになる数奇な双子が
    愛を獲得しながら
    筆をとり、戯曲という形で
    テッサの物語を民衆に紡いで...続きを読む
  • レーエンデ国物語 月と太陽
    救いがなく切ない。レーエンデの苦難がまだまだ続くからとはいえ、もう少しハッピーな要素が欲しかった。とはいえ物語に引き込む力は凄まじく、第三部を読むのが待ち遠しい。
  • レーエンデ国物語 月と太陽
    レーエンデ国物語2作目。
    前作よりも今作の方が遥かに好きだった!!
    前作と違って帝国に支配されているレーエンデの描写が切なかった。
    そんなレーエンデの自由の為に戦うテッサがすごく格好良かった。途中までは胸が熱くなって、読む手が止まらなかったけど…終盤は残酷。
    革命を成し遂げるのは簡単じゃないってこと...続きを読む
  • 煌夜祭
    表紙買いした初ファンタジーだったが、内容も素晴らしかった。
    まるで自分が魔物なのではないかと思うくらい夢中になってしまった。
    記憶力に自信の無い方は相関図などを書きながら読むのがおすすめ。
    あとこれ2006年の作品なんですね…私とほぼ同い年でびっくりです
  • レーエンデ国物語 月と太陽
    1巻の約100年後...
    強い力と強い心を持った主人公。
    自由を求め残酷に戦わなければいけなかったのがなんとも切なかった。
    希望の光は引き継がれていくのか...1巻と2巻のみんなの想いや願いは長い歴史の中でどうなっていくのか。

  • 叡智の図書館と十の謎
    「煌夜祭」に続いて読みました。
    こちらも短編集になっていますが、物語の本筋に辿り着くお話が10話。
    時代も国(?)もバラバラのお話。

    多崎さんの作品は、綺麗な書きぶりだなぁと感じます。そして、とても読みやすい。

    レーエンデ国物語も早く読もうと思いました。
  • レーエンデ国物語
    レーエンデ国物語と銘打つだけあり、これは長い物語の序章のようだ。序章だが魅力的な世界観と登場人物たち、胸踊るかつ、締め付けられるストーリーに一気に読み終わってしまった。次巻からこの登場人物たちに会えないかと思うとさみしいが、続きが楽しみで仕方ない。
  • レーエンデ国物語 喝采か沈黙か
    革命の話をしよう。
    そう始まるこの物語群は、世代を重ねて革命の炎が育てられていく。
    なので、王族・貴族や戦士以外の主人公が登場することは予想していた。
    市井に住む革命家の卵が出てくることももちろんあるだろうと。

    だが、劇作という手段は想像していなかった。
    しかも、ルーチェが生んだ娼館保護法が結果と...続きを読む
  • レーエンデ国物語 月と太陽
    レーエンデ国物語第2巻。542年に神の御子が生まれ、2巻は656年から始まる。
    のちに虐殺王と呼ばれるルーチェ(ルチアーノ、始祖ライヒ・イジョルニの血を引く)が生まれ、ティコ族のテッサに出会うところから。今回はこの二人がレーエンデの復権をかけて生きる様が語られる物語。
    最初にルーチェが虐殺王と呼ばれ...続きを読む
  • レーエンデ国物語
    タイトルに騙されてはいけません。これは大人のための遠大なおとぎ話。話の大枠は壮大。でも、実際に語られるのは国の初期の在り方に影響を与えた二人(ユリヤ、トリスタン)とユリヤの父(ヘクトル・シュライヴァ)の生きざま。だからとても読みやすい。感情移入もしやすいし、なにより主要登場人物の生き方が格好良くて清...続きを読む
  • レーエンデ国物語
    これぞ王道って感じのファンタジー。
    序盤はイマイチ入り込めなかったけど(カタカナの名前苦手…)ラストに向けた盛り上がりはめちゃくちゃワクワクした。
    アニメ化してほしいし何ならすでに脳内でアニメ化されてた。シリーズ化されてるらしいのでぜひ続きも読みたい。
  • レーエンデ国物語
    物語に没頭する、久しぶりに体験ができた。
    これだ、これが読書を好きな理由だ〜〜〜
    本屋大賞ノミネート作品5冊目になりますが
    圧倒的に魅せられました。断トツです。断トツに好き。

    誰もが読んでてその世界に行きたくなる、
    小さい頃から憧れたような王道ファンタジー。
    貴族の娘に産まれ、決められた婚姻、決め...続きを読む