あらすじ
あなたを愛しています。
兄妹は互いを愛していた。きっと、最期のときまで。
累計22万部突破!
2024年本屋大賞ノミネート作「レーエンデ国物語」シリーズ最新作
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四大名家の嫡男・レオナルドは佳き少年だった。
生まれよく心根よく聡明な彼は旧市街の夏祭りに繰り出し、
街の熱気のなか劇場の少女と出会う。
――そして、真実を知り、一族が有する銀夢草の畑を焼き払った。
権力が生む欺瞞に失望した彼の前に現れたのは、片脚を無くした異母妹・ルクレツィアだった。
孤島城におわす不死の御子、一面に咲き誇る銀夢草、弾を込められた長銃。
夜明け前が一番暗い、だがそれは希望へと繋がる。
感情タグBEST3
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革命はレーエンデの民たちが団結しないと起こせない。けれど支配されることに慣れた彼らは、理不尽な圧政にも蜂起するどころか、諦観してますます従順になる。
ならば心を捨てて、徹底的にレーエンデを地獄に落とすことで革命の火種を起こそうとした皇女と、そんな彼女の意をくんで『英雄』を引き受けた兄の物語。
トリスタンの登場にめちゃくちゃ興奮した。そうだよね、ずっとエールデのそばにいるって言ってたもんね。過去作の主人公が介入してくる展開ってなんでこうも熱いんだろう。それはそれとしてエドアルドおまえ……
ラスサビ前くらい盛り上がってる。三百年かけて受け継がれてきた意志が、ようやく実を結ぶのだろう。次が最終回か……なんだかさみしいな。
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読み終わった。レーエンデシリーズ毎回読後にずっしりくる感動と悲しみが入り混じった感情の波にやられる!うぅ…
読み進める中でレオナルドに関して、「バカだなぁもう」ともどかしく思うことが多々あったけど、なんか憎めない、少年漫画の主人公みたいなところがあって結局めちゃくちゃ好きになった!
ルクレツィア切ない…。なんでそんな役回りなんだよ、、と思うけど、歴史の悪役だろうと物語の闇の部分だろうと、それが自らの役割であると悟ってしまえば不思議と馴染んで受け入れられるものなのだろうか?
最後、レオナルドがルクレツィアを撃ち抜く前、ルクレツィアが1人駆け出していく前に、ルクレツィアとステファノはどんな話をしていたんだろう?
他の登場人物と比べて精神的にかなり幼かったステファノ。彼は利用されたあげく、独りぼっちにされた。あまりにも切なくて救いがないと思った。
ここからラストはどうなるんだろう。5巻が待ち遠しい!ただ、私はまだトリスタンに恋してる。魂が1巻にいて進んでない。
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正義と正義。全く同じ形をした普遍的な正義なんてものはありえない。誰かの正義は、誰かにとっての悪で、そうやって正義は変わっていってしまう。御子の子の解放のために、レーエンデ人を苦しめ、殺してまで、立ち上がらせるルクレツィアの正義が正しかったのか。あるいは、頑なに己の信念を曲げず真っ直ぐでありたいと願い続けたレオナルドが本当に正義だったのかは分からない。だけど、夜明け前が一番くらいのは確かだ。暗闇の中でふたりが見たいと願った未来は光だった。夜明け前のうっすらとした払暁の瞬間、そこだけが唯一、決して同じではあれない光と闇の交じわれる刹那だった。愛する兄から、唯一無二と特別として心臓を貫く銃弾を求めるしか無かったルクレツィアの覚悟と愛情が裏寂しい。
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今巻はレオナルドとルクレツィアの愛と正義の話
個人的に、10人いれば10通りの正義がある、刺さった。あと、ペンは剣より強しでも俺は銃を選ぶ、このレオナルドの言葉に、ペンの強さを知ってるからこそあえてって言う覚悟が見えた瞬間に感じた。
話の中でユリア、テッサ、アーロウとリーアンの戯曲の話があるたびに涙が出そうになった。みんなが今までやってきたことは無駄じゃないんだなーってなんか懐かしくなった。
読んでる最中思ったこと、エールデの存在は完全に忘れてた。確かにあの時からそのままだったと気づいて鳥肌がたった。エールデのそばにいたカラスはトリスタンじゃなかったのかなとか思ったり、、
読み終わった時に思ったこと、ブルーノ、レオナルド死ななくてよかった!
でもルクレツィアには抱きしめてキスをして欲しかった。ルーチェがテッサに最後キスをしたみたいに、愛してるを伝えて欲しかった。っていう切ない気持ちとかいろんなのが押し寄せてもう涙が止まらなかった。
読み終わった後も本当にずっと涙が止まらなかった。
次巻がほんっとうに楽しみです!!!
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レーエンデに自由を!
だんだんと機械化が進むレーエンデ。列車が走り、新聞が配られる。という姿にファンタジーの要素が少しづつ薄れ、現代へと歴史が走っているという実感が湧きました。
ルクレツィアがしんどい。
彼女は頭が良すぎた。だから、どうすればレーエンデのためになるかわかっていた。だからあえて魔女になるしかなかった。わかっているけど、あの幸せな彼女の日々に祝福が欲しい。
最後のページでボロ泣きした。全てわかってたんだね。
あとついに出てきた神子。ちょっとびっくりした。
早くレーエンデがどうなるか知りたい。続きでたら読みます。
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レーエンデを巡る、自由と抑圧、そして革命のお話。
武力、芸術、の次は「情報」による革命を目指す辺りは、現実世界に類似するところがある気がした。無血の革命なんてほとんど存在しないけど、やっぱり今回も呼んでいて苦しくなる瞬間。
夜明け前が一番暗い。
確かにどんなに絶望的な状況でも、ひとは自分より酷い状況の人があれば、「あれよりはマシ」「逆らって、ああなってはいけない」と思う。だから犠牲法で人々を立ち上がらせようとしたルーチェの試みは「ウル族への圧政」「娼館保護法」によって叶うことは無かったのだなと、今更ながら思った。
戦は人を変えるとかよく言うけど、このシリーズでは、テッサたちよりステファノが体現している気がした。そこにはルクレツィアへの崇拝に等しい狂愛も含まれているけど。
それにしても、ルクレツィア、大人すぎん……?大人でなければ、決して成し遂げられなかったのだろうとも思うが。
個人的にはエールデとの対面シーンが一番好きでした。だってヤミガラス、トリスタンじゃん……。「ユリアさんが……」とか何百年経っても変わらなすぎて、微笑ましすぎた笑
Posted by ブクログ
夜明け前までたどり着いてしまった。
登場人物たちとこれまで苦しい旅をしてきた。
まだか、まだかと、それぞれの正義や覚悟をみてきた。
過去の人物の真意がここでわかることもあり、革命を起こす、自由を手にする難しさを改めて感じさせる。
お互い想い合う兄妹だからこそ成し遂げられた、ある意味のハッピーエンド。
17年後の革命の話が読みたい。
立ち上がらない人々は日本の情勢にも繋がるような気がして恐ろしい。
-よく言うでしょう?
『夜明け前が一番暗い』って。
夜の闇が暗ければ暗いほど、黎明の星は眩しく輝くのよ
Posted by ブクログ
革命前夜の緊迫感とレオナルド・ルクレツィア兄妹の深い絆が織りなす感動的な物語に引き込まれた。
抑圧されたレーエンデの重苦しい雰囲気と、希望を灯す彼らの行動の対比が心に響く。
過去の巻の歴史が集約され、革命への期待が高まる展開は圧巻。
シリーズの集大成に向けた盛り上がりに感動。最終巻が待ち遠しすぎる!!
Posted by ブクログ
革命の話をしよう。
テンポも良く、刺激的な内容が続くので一気にのめり込みました。
人の正義は必ずしも自分の正義ではない。ガンダムも言ってる。夜明け前が一番暗い。結果は同じでもアプローチが違う2人のお話。
非情だが大きな目的には犠牲が必要なのかもしれない。
第1巻では、レーエンデの美しさををウル族を中心に。
第2巻では、全てを焼け野原に、ティコ族を中心に。
第3巻では、教育の大事さを、ノイエ族を中心に。
そしてこの巻で圧政を敷く側、イジョルニ人を中心に
レーエンデに関係する全ての民族人種が革命を押し進めていく。押さえつける側と押さえつけられる側、両者の力が合わさって初めて革命は達成する。のかな?
何というか、レーエンデが煮え切らないんだよねぇ。でもそれは現実世界に照らせば非常にリアルな感情で、ルクレツィアの大胆さも大きな事を成し遂げる為には必要悪なのかも。
5巻が楽しみで、楽しみで。
Posted by ブクログ
壮絶である。このシリーズは読む度に物語の壮絶さと壮大さに飲み込まれる。そして後悔する。続きが気になって仕方ないのだ。
フィクションでファンタジーの世界なのに今、我々の住む世界が直面している混沌と混乱があった。それぞれの信念が螺旋のように絡み合いながらレーエンデを、世界を巻き込んでいく様が素晴らしい。この巨大な物語の構成にどれだけの時間とアイディアが必要だったのか。考えるだけで身震いする。レーエンデに自由をもたらすための戦いはどんな結末をもたらすのか。今から楽しみだが、とても怖くもある。
Posted by ブクログ
今までの登場人物に関わりのある人たちが山盛りで、名前を見るたびに「この人はきっと……!」と、嬉しさやら懐かしさやら悲しさやらでいちいち硬直してしまった。
それもこの物語にどっぷりつかってきたからだろうなあ〜!
一番衝撃を受けたのは「浅黒い肌、琥珀の瞳、首の後ろで束ねた髪は黒く、前髪の一部を三つ編みにしている」人の宿ったヤバネカラスを見たときですね……やっぱりね、この人が一番好きなんだよね私……ああああ……。
今回の登場人物では、ルクレツィアが根っからの悪の気質を持っていたとはいえ、みんなで暮らした幸せだった時の描写が幸せすぎて辛すぎた。
どうにか幸せになってほしかった。きっと幸せになれる人だったのに。
レオナルドよりルクレツィアに感情移入してしまったかもしれない。
でもどっちも好き。好きだからしんどい、レーエンデはいつもしんどい。
それでもようやく希望が見えてきた。最後の1冊はどうなるんだろう。発売がすごく楽しみ。
Posted by ブクログ
序章でネタバレをしていくタイプの4巻めだった。どうなるんかなと思ったけど、こうなるのか…そうか…という感じ。
穏やかな幸せパートが本当に楽しそうで、これでええやんと思ってしまう。
ところどころでレーエンデ人の怠惰さを非難する文言がつらいなと思う。現実に向けて言っているよねこれ。
銀天使の正体や、仮説を確かめる話、泡虫、影、その他あれこれと少しずつ舞台裏の設定がわかって面白かった。表紙が美しいなぁとも思った。
Posted by ブクログ
しんどい。夜明け前が一番暗い。
どこまで苦しめば光が見えるのか。
何気なく初巻をめくりました。
『レーエンデの誇りのために戦う女がいた。
弾圧と粛清の渦中で希望を歌う男がいた。
夜明け前の暗闇に立ち向かう兄と妹がいた。
飛び交う銃弾の中、自由を求めて駆け抜ける若者達がいた。(485頁)』
壮大な物語、レーエンデの自由を思う心はずっと受け継がれてて胸が熱くなる。
早くレーエンデに降り注ぐ光が見たい。
最終巻が待ち遠しいです。
Posted by ブクログ
人は大抵、これこそが正しいと思った行動を取ると思います。
でもそれは相手によっては真逆になり得るんだな、と。
結局は真に正しいことなど存在しないのかもしれません。
だとすれば、自分がしていることをせめて自分だけは正しいと思えることをして生きていきたいですね。
シリーズ通して夢中で読みました。最終巻楽しみです。
Posted by ブクログ
読み終わってしまった。
終わってしまった喪失感。
もっと読みたい。
第4巻はレーエンデに革命が始まる物語。
光の兄レオナルドと闇の妹ルクレツィア。
2人がレーエンデで革命を起こす。
キャラクターに魅力がありすぎてたまらない。
読み進めると心が温かくなっていくと共に切なさもやってくる。
こんなにも純粋な物語が他にあるんかな。
皆がそれぞれの正義をもっているのに、互いに受け入れられず、分かり合えないのが辛い。
4冊中、2番目の面白さだったかな。
テッサの物語には及ばないけど、めちゃくちゃ面白かった。
あと1冊で完結か。
早く読みたいけど、読み終えたくない。
この本に出会えてよかった。
「革命の話をしよう」
こんなにはかっこいい言葉、ほかに浮かばない。
夜明け前の闇が一番濃い
まさに夜明け前の苛烈さ。志を同じくする兄弟にも関わらず、正義が異なり行く道が異なってしまう。その悲しみ。これまでの伏線が少しずつ回収されてきた面白さ。最後まで読み切りたい意欲が高まる。
Posted by ブクログ
主役はルクレツィア このシリーズに貫かれている、
痛みと苦しみを凝縮した内容。
これでもかと襲いかかる悲劇の予感。
それほどまでに逃れられない運命なのか。
果たして、
これら悲劇の先にたどり着くレーエンデの未来は
光に溢れた幸福か、それとも…
次の完結編に、弥が上にも期待が高まる。
Posted by ブクログ
レーエンデの夜明けがこんなにも遠いものだとは。
今回の物語には「正義」が土台にあると思う。
ビョルンは「正義っていうのは欲望を粉飾するための方便だよ。十人いれば十通りの正義がある。正義をつき通すって言えばかっこいいけど、それは他の正義を捻じ伏せるってこと。最後に残った正義は最も強いと言うだけで、正しいとは限らないんだよ」「普遍的な正しさは、僕ら人間にはにが重過ぎるね」と話した。
ルクレツィアの評価
「必要悪と呼ぶには、あまりに犠牲者が多すぎる」に一票。
Posted by ブクログ
革命の話をしよう。冷酷な魔王と情念の英雄。2人に交わされたのは優しい凶弾か、冷たい接吻か。
此度も時は流れ、天才作家の作品は人々の心に刻まれ、火を灯した。新天地は開かれ、新たなる風が絶望の地に希望を持ち込んだ。炎に希望を焚べ、夜明け前の暗闇を耐え忍ぶ。
愛とは反転するものである。愛の炎は、強ければ強いほど、失望した時に手痛く身を焼かれる。では憎悪が愛に反転した時、どうなるのだろうか。罪悪感に苛まれるだろう。自己嫌悪に陥るだろう。己に刃を突き立てたい衝動に駆られるだろう。しかし、それ以上に相手のことを愛してしまう。それが最も恐ろしい。
Posted by ブクログ
夢中で読み進めて4巻目。
ルクレツィア、強い信念で極悪非道の限りを尽くしたとんでもない美女だった。イザベラとレオナルドと暮らした日々が本当に素晴らしいものだったのだろうな。レオナルドを最後まで信じ続けた彼女、またこの巻も最後に会えない悲恋と感じたけれど、彼女の目的は達成したのでハッピーエンドと言ってもいいのかもしれない。
それで、御子はこの間どう過ごしていまどうなってるんですか…?
Posted by ブクログ
レーエンデの物語がついに終結へと向かい始めていることがわかる。1巻の人物の切ない願いやこれまで続いてきた革命の種が身を結んでいる。でも、まだ革命までには至らない。レーエンデの革命前の最も暗い時代を描いたはなし
Posted by ブクログ
とても良かった。
3巻が1番かなと思っていたけれど、
4巻が1番心に響いた。
抑圧された世界から立ち上がれと、強いメッセージを感じた。安穏と日々をただ生きているだけの自分に何ができるのか、何をすべきか、ファンタジー小説からこんなにも感銘を受けるものかと思った。
次巻がとても楽しみ。
続きが気になる
長い年月をかけたそれぞれの信念の元の革命がようやく成されるという所で終わり。早く続きが見たいです。
我慢することに慣れきった民達の本当の自由は訪れるのでしょうか?これまでの英雄の思いは報われるのでしょうか?次回作は安堵して終わらせてください。
Posted by ブクログ
もうすぐ革命が起こる! いよいよ革命が。夜明け前が一番暗い。
革命を起こすためにルクレツィアの取った行動が悲しくて見事。搾取される民から変わるためには、痛みを受け入れて行動することが大切なのだ。
Posted by ブクログ
うーん、ルクレツィアの正義は、私には受け入れ難かったな。とはいえ、長い物語の終わりに近づいてきているのが随所に感じられて、一気に読み通してしまいました。次巻に期待。
Posted by ブクログ
ルクレツィアが、その年齢で大人にならざる負えない、その後もレオナルドと仲良くなるなどして表情は解れていくが、周りと比較して背負いすぎていて辛い。
レオナルドは正義感に溢れ、信頼を得て事業も順調に進めたりと、見ていて分かりやすくて清々しい。ルクレツィアもルクレツィアで、自己犠牲が酷いが、必要悪と割り切って思惑通りに人を操っていくのが清々しい。
その2人がかち合って終わりを告げるのは思ったより本当の最後で、呆気なかった。
Posted by ブクログ
レーエンデの解放を目指して活動を始めるレオナルドと、レーエンデを目覚めさせるために地獄の道を行くと決めた妹のルクレツィア。行き着く先で革命は成されるのか。夜明け前が一番暗い。レーエンデ国物語第四巻。
レーエンデの革命も残すところあと一巻のところまで来ました。相変わらずのリーダビリティでぐいぐい読ませられました。
今回は、実はあまり物語に入り込めませんでした。物語の構造が2巻と似ているし、そうなる必然性を強く感じなかったからかと思います。2巻でルーチェがその道に踏み込みましたが、それは(リアルというより)小説としての面白みを感じるものでした。しかし同じ轍を踏む今回は、小説としても少し工夫が欲しいな、と感じてしまいました。持ってきた悲劇がとってつけたように見えてしまい、少し安っぽくなってしまったのが残念です。
とはいえ、抑圧と解放という人間の営みの普遍性が強く描き込まれていて読み応えは抜群です。最終巻にどんな展開が待っているのか、楽しみに待ちたいと思います。
Posted by ブクログ
[こんな人におすすめ]
*レーエンデ国物語を3巻目までを夢中で読んだ人
3冊すべて面白かった、どんどん面白くなってきたと感じる人は間違いなく大好きなので期待して読み進めてください。
[こんな人は次の機会に]
*レーエンデ国物語を3巻目まで読んで、面白いけど完全には入り込めないことに気づいた人
どれだけ辛くて絶望的な展開になろうとも、反対にあまりにもハッピーエンドで現実味がないストーリーでも、「そう進まざるを得なかった」「それ以外に道がなかった」と納得できるものを"面白い小説"と考えています。
3巻目まで読んで一瞬でももやっとした人は、私と同じように4巻目だけでは面白いか判断することが難しいかもしれません。5巻目が発売されてからまとめて読むことをおすすめします。