多崎礼のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ書き出しが『だから捨ててと言ったのに』から始まる短編集。様々な作家さんがこの一言からそれぞれの物語を紡ぐので、本当にいろんなジャンルの話が読めるのが面白い。
個人的に印象に残っているのは多崎礼さんの『海に還る』、摩耶雄嵩さんの『探偵ですから』かな。短いからこそ、その世界にスッと入り込めてわかりやすい話が好み。『海に還る』は人魚の話で多崎さんの作品らしいファンタジーな世界観が8ページにまとまっていて良かった。『探偵ですから』はとにかくわかりやすい作品で読みやすかった。短い話なのに、物語の登場人物の心情もわかりやすかったし、飼ってる犬がしゃべりだすとか少し怖い感じもするけど、主人公が助かって良か -
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Posted by ブクログ
《過去と現在と未来。思考原野ではそれが同時に存在する。》p.259/闇堕ちしかけているアンガス、リバティを奪われ絶望的なアザゼル《希望と絶望は表裏一体。この文字は希望を裏返してしまう。》p.172/レッド《お前はオレの切り札だ。》p.14/セラ《無抵抗でいられる者ほど強い者はいないのですわ。》p.99/私《死ぬにはもってこいの日だった。》p.116/俺《それでも俺は決めたんだ。諦めないって。今、この時を生きようって。》p.204/ツァドキエル《手に入らないのなら、何もかも壊れてしまえばいい。》p.204/アンガス《でも殺さない》p.250/ジョニー《お前がいなくちゃ、愉快な仲間達は始まらねぇん
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Posted by ブクログ
学校 ★★☆ 大人 ★☆☆
この世界の人の価値は血の持つ能力で決まる。
血でランク分けされ人々は上層・中層・下層、そしてランク分けすらされない能力を持たない廃血の住む廃棄地区がある。
都市国家ライコスの下層で血液専門の探索者をしているロイスは、過去に自身の持つ血の能力ゆえ妻子とともに上層に住んでいた。
しかし妻を亡くし娘が行方不明となり、その娘を探すためにロイスは下層で探索者をしているのだ。
ある日ロイスのもとにライコスの王子を探してほしいという依頼がくる。
なぜわざわざ下層の探索者に依頼をするのかといぶかしむロイス。
依頼主はロイスが4年も行方の知れない自分の娘を探し続けていることを