【感想・ネタバレ】『レーエンデ国物語』公式ガイドブック レーエンデの歩き方のレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

“革命の話をしよう”という一文から始まる、大河ファンタジー小説「レーエンデ国物語」。大国に挟まれた地政学的要因、特殊な自然環境などから苦難の歴史を刻むレーエンデ国を舞台にした壮大な物語です。第一部から第三部まで刊行され、第四部も2024年4月刊行予定。各部ごとに異なる登場人物、時代設定で広がるクロニクルは第五部で完結予定です。
刊行当初より、その世界観に魅了されたファンは多く、2024年の本屋大賞ではシリーズ作品として初めてノミネートされました。
本書は、この物語の作品世界の細部にわたり掘り下げ、多くのカラービジュアルと共に解説していく公式ガイドブックです。
各部ごとの物語解説はもちろんのこと、年表、登場人物の移動ルート、人物相関図、名セリフ集、聖イジョルニ帝国の歴史から支配構造、レーエンデ国の地誌まで完全網羅。印象深いシーンの描き下ろしイメージボードに加え、カラーのキャラクターイラスト、装幀イラストの全貌、さらには著者が物語制作のために制作した図版など、ビジュアルでも『レーエンデ国物語』を改めて楽しめる内容になっています。そのほか、著者への
ロング・インタビューも収録。いかにして、この壮大な物語世界が作り上げられたのかを、あきらかにします。
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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

これを読んでいると、いやが上にも最終巻への期待が高まりまくる。これまでの物語を上手く追体験できるよう、絶妙に構成されていて、ガイドブックとしての役割も十二分に果たされている。それにしても、一番記憶が新しいはずの第4巻が、一番忘れかけていたのが驚き。とはいえ、そんなに時間をあけずに通読したから、まあ仕方ないか。となると、1-3に比べ、4が若干インパクトが弱かった、ってことなのかも。あくまで個人の感想ですが。

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2024年10月02日

Posted by ブクログ

本作表紙では小さくてよく見えなかった、よー清水さんの幻想的な絵がしっかりと見えて大満足。特に3作めの狼の後ろに描かれている景色と、4作めの背景には鳥肌でした。イメージボードも本作に載せてほしいくらい、想像が補完されて良い。キャラビジュアルも美しくて大好きなので、全キャラほしい。本作のおまけについてたキャラのカード絵も、B5版サイズで拝見でき僥倖。いつか映像作品の中で『レーエンデに自由を』も聴いてみたい。孳々さんのキャラデザで美しいアニメになってほしい。願望。はやく続きが読みたい…。

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2024年09月15日

Posted by ブクログ

5巻が楽しみすぎる。多崎礼さんがお話を書く前に書いた手書きのマップ、細かい設定などほんとにレーエンデのガイドブック。インタビューパートが1番良かったし、最後の1問に鳥肌がたち、5巻への期待がより高まった‼️

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2024年07月27日

Posted by ブクログ

本編を読んでいても圧巻の世界観が、この1冊に全て詰まっています。
ファンタジーに触れた子供の頃の記憶を持つ全大人に本編と合わせて必ず読んで欲しい1冊。
五部作目がより楽しみになりました。

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2024年06月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

俯瞰して見てみると、物語のあらましがみえてくる。

客観的に世界観に触れられており、
人物像や物語のコアを、別の視点から理解できると思います。

個人的には第1部(とくにユリアの心情)の婉曲的な表現の意味を
私自身で考察するだけに留まっていたのですが、
本書によって、「ああなるほど!」と確信できた点は良かったです^^

そして、1番楽しかったのは、インタビュー記事です。
テッサの革命の末路、ルクレツィアに託した天命等、本編の裏話はもちろん、
個々の物語にはテーマがあり、そのテーマがしっかりと後述の物語へ繋がる起点となっていることが、話からうかがえます。
革命が起こるまでには困難があり、しかしそこにはちゃんと意味があって時間をかけてようやく成就する。
これらがあったからこそ、第5部へと紡がれていく、という歴史の流れに改めて鳥肌が立ちます。

関係スタッフの方々の、長い構成イメージ、様々なインスピレーションなどが事細かに絡まり、
一つの壮大な物語が作られてきたことを考えると、もう次で最後なのか・・・
という寂しさとともに、やっぱり革命の終着点を見届けずにはいられない!
という思いが一層強くなります。

第五部、ますます楽しみですね!

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2024年06月06日

Posted by ブクログ

作中、ややこしかった地理、移動経路が明確になった。まさに、レーエンでの歩き方!
人物紹介などは、焼き直し感が否めず、ちょっと残念。
年表で整理されたことは、見やすくなって良かった。
レーエンデ好きにはたまらない一冊かも?

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2024年06月02日

Posted by ブクログ

レーエンデに旅行した人向け。これを見て行った気にはなるけどおすすめはしない。やっぱり目で見ないとさっ。
おさらいと思い出を噛み締めるのに役立ちます。

名前と関係性複雑ですよね?困ってませんか?
そんな時はこの一冊。読めば全体把握が容易で、5巻が出る前の繋ぎに持ってこい。

個人的にはわかりやすく各巻の主人公達の足跡がmapに記されてるのが良き。ボネッティの場所を完全に間違えていたのに気づいて衝撃。
あと、多崎礼さんの構想ノート、対談的なのも読んでて楽しい。ファンタジーを書く人の頭の中って素敵だわ。

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2025年07月15日

Posted by ブクログ

恐らく当シリーズの読者以外には何の価値もない。

読者にとってはシリーズ4巻までのストーリーや地誌、風俗、民俗など、いろいろなことが整理できる、読み甲斐のある冊子。

最終巻を読む前に再読したい。

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2025年01月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

レーエンデの解説本だったので。

もともと写真やイラストが多いと文字を読む気がなくなるし、
物語の細かい部分を追及するタイプでもないので、
ちょっと目が滑った。
まだ最終巻がでていないというのに
微に入り細にわたり解説されているのは、
ゲームに攻略本がセットで売られる時代だからなのか。

第四章創造で紹介されていた著者手書きの地図や建物の絵や、
インタビューが面白かった。
物語がありきでキャラクターを設定していくとか、
そのキャラクター設定に苦労してぎりぎりで書き替えたとか、
行き詰ったら散歩に出て喫茶店で書いてまた散歩するとか。

どんぐりは、
自分で拾ってこそ楽しいのだと思うのだけれど。

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2024年10月19日

Posted by ブクログ

レーエンデ国物語の4巻までの内容がかかれた公式ガイドブック。ネタバレ嫌いで4巻まで読んでいない人は読んではいけない本。
1巻読んだときに語り方が銀英伝っぽいとか書いたが、作者インタビューで「銀河英雄伝説が好きで~」と書かれていた。ホントに影響受けてたのか。

漫画版の話が進行しているとのことなので、愉しみが増えた。

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2024年09月09日

Posted by ブクログ

発売を待って読むので、地名や人名がわからなくなりがち。さらに巻頭の人物説明も少ないので誰が誰かわからなくて困っちゃう。
そんな私にぴったりな本でした。
「夜明け前」と共に読ませていただきましたが、相関図はありがたかったです

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2024年06月27日

Posted by ブクログ

本当は最終巻発売後に全てを網羅して出して欲しかったなと思いますが、売れるのは今なんだろうなとも。
実際私も買ってしまったし。

年表、相関図、地図に始まり、各キャラのお姿等ファンなら必見。
ネタバレ前提の本なので既読勢向け。未読勢は触れてはならぬ。

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2024年06月08日

Posted by ブクログ

おさらいには良き。
これを読んでいきなり5巻はない。
物語を楽しんだ人が世界をより深く知るためのガイドブック

2025.4.20
76

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2025年04月20日

Posted by ブクログ

レーエンデのガイドブック。
1~4巻の良いおさらいになった!

5巻への期待がさらに高まりました。
5巻読むときのお供にしたいと思います。

本当にすごい作品。世界観が細部までしっかりと作り込まれていて圧巻!
あらためてレーエンデの面白さを実感できました。

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2025年04月03日

Posted by ブクログ

1〜4巻のおさらいプラス の情報がまとめられていて、読むとこれまでの情景が頭に浮かぶ。
絵なんて無かったはずなのに、こんなに浮かんでくるというのは、それだけ細かく描写されていたからだと思った。

レーエンデのモデルはスイスで、法皇庁はイタリア。シュライヴァはドイツだそう。なるほど。

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2024年11月09日

Posted by ブクログ

まさにガイドブック。そして、最終巻への期待がますます高まる。これからこのシリーズに入る方は、このガイドを先読みしないように見ながら読むと話がよく分かるかな。私はよく位置関係が分からなくなるので、こう云うのいいわ

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2024年10月03日

Posted by ブクログ

第1部〜第4部までの主要キャラ、用語、地理の解説本。ネタバレが多分に含まれるので、ネタバレ厳禁の人は注意。
各章の人物移動を地図で解説してくれているので、その点は分かり易い。
キャラ相関図も載っているが、各巻内での繋がりを表したものだけなので、巻数を跨いだ相関図が有るともっと面白かったと思う。
最終の第5部が出版されるまでの おさらい的な本なので、最終巻が発売されたら完全版として別のファンブックが出るのだろうか?

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2024年08月16日

Posted by ブクログ

 方向音痴の私の為にあるようなガイドブック。惜しむらくは、夜明け前(4巻)の最後の城壁門も図になっているとよかった。アルトベリ城やルミニエル座の見取り図はあるのに。
 例によって、「第三章人物」の中の、アーロウに対する「女衒」という表現には引っかかったが、(女衒は、遊郭に売るまでの仲介業者)、地名も場所も微妙に変化していく物語を理解する上で、非常に助けとなった。
 これから、2.3.4巻と読み進める方には、是非お勧めしたい。

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2024年08月14日

Posted by ブクログ

もう少し人物の前後の繋がりを知りたかった。

例えば1章に出てきた人物の血縁が2章にも出てきているはずなのに、誰のひ孫なのか、どうしてそこに住んでいるのか、現在に至るまでの経緯など、脇役キャラのディテールをもう少し掘り下げて欲しかった。3章に出てくる妙にトリスタンと風貌が似ているウル族のシレンや、3章に引き続き4章にも出てくるボネッティ座のペネロペやミラなどもっと脇役キャラの事も掘り下げて欲しかったな~と。

読者の考察に対する解説のような存在の本だと思っていたのですが、小説で描かれている事を分かりやすく整理した本でした。

もしまたガイドブックを製作するのであれば
小説では描かれなかった空白部分にも触れてみてほしい…。

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2024年08月02日

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