多崎礼のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これまた4部作の2巻目。ようやくこの「本がスタンプ」な異世界に、“天使還り”アンガスと姫の文字(スペル)回収の珍道中と、「俺」の物語とが交互に綴られるこの物語に、慣れてきた気がする。 アンガスが封印してきた過去との対峙、そして決別。過去が明らかになったことで、今まで交わることがなかった二つの物語に接点が生まれ、俄然物語が面白くなってきた。姫の出番が少なくてがっかりだけど、セラちゃん…素晴らしすぎる(笑)。 二つの物語が一つに繋がり、すべての謎が解き明かされるまであとちょっと。そう待たされることなく、続きが読めますように。こんないいところで「以下、次号」だなんて、辛すぎる(涙)。
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Posted by ブクログ
冬至に語り部が集い、夜明けまで物語を語る煌夜祭。
童話のような世界から徐々に戦争、人と魔物の物語と大きく進展していき、気づいたら引き込まれている。
ひとつひとつの話が繋がっていて、前半に出てきた人物の正体が実はこの人で…というのが面白いんだけど、名前や時系列が理解しづらくてメモしながらじゃないとちょっと難しい。
ページを行ったりきたり、名前を確認しながら読み進めました。
すんなり読めた人はきっと私の何倍も楽しめたんだろうと思います。
「レーエンデ国物語」で初めて多崎さんの作品を読んで、幻想的な世界観や緻密な設定に圧倒されたのですが、デビュー作で既にその手腕が発揮されているとは。
天賦の才なの -
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ネタバレウル族の伝承。
ユリア、父と共にレーエンデに向かう。
彼の地には恐ろしい病がある。銀呪病。全身が銀の鱗に覆われていく。
泡虫、ユリアにおかえり、待っていたよ。
ユリア、レーエンデに行ったのではなく、還ってきたのだと認識。
トリスタン・ドゥ・エルウィン、案内人。
幻の海。
幻魚。空飛ぶ銀いろのクジラのような魔物。
古代樹の中にいれば安全。
ユリア、赤ん坊の泣き声の幻聴を聴く。
天満月の乙女にしか聞こえない。
年頃の娘が銀の悪魔に誘い出されないようにするため。
聖母の名は、ユリア・シュライヴァ。
クラリエ教聖典 第十三章第一節。
ウル族の伝承と全く違う。
ウル族は迷信深いので、 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かったけど、ハイファンタジーとしての没入感と、恋愛小説としての甘酸っぱさのバランスがもう少し取れていて欲しかった…
前半と後半のファンタジーの世界観の作り込みと文章はすごくよくて、次がどうなるのか、夢中になるという感じが楽しめた。ただ中盤の、主人公の恋模様が少し軽いというか…会話中心、心情描写中心の運びが長く続き、作中時間的にもかなりの期間続くので、割とうんざりする瞬間があった。途中で恋愛小説として読もうとシフトチェンジすると、後半の怒涛の展開が始まり、中々に重く苦しい。大人向けファンタジーの重さと、少女漫画感の強い人物像、展開のアンバランスさに少々困惑と読みにくさを感じた。
ただ、複雑な