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Posted by ブクログ
前に読んだのはもう10年以上前だろうか?話の細かいところは忘れてしまっていたけど、めちゃくちゃ面白かったという記憶だけはずっと心に残ってた。
その当時多崎礼先生の作品を色々読んでどれもとても良い作品だったけど、いつの間にか追わなくなってしまっていた。
でも最近レーエンデ国が大当たりしたようで実力のある作家はいつか日の目を見るんだなと思っていた所、今回好きだった夢の上の新装版が出るということで懐かしくなって手に取った。
改めて読んだけどやはりこの物語はとてもよい。キャラクターの一人一人が自分の命を燃やし尽くすまで夢を追い続けている所にとても心が動かされる。小説ならではの最高の物語。
Posted by ブクログ
イーゴゥ大陸が夜明けを迎えた。
最終巻は光と闇、2人の王子の章だった。
少しずつ謎が明かされていって、時間が進んでいって、後半はあっという間に読んでしまった。没入感がすごい。
タイトルの回収と、王子の覚悟に涙……。みんな幸せになって、ってずっと思っていたけれど、あんな形で幸せになるのはつらいよ……。
夢についての考察は、一度読んだだけでは難しいと感じるけれど、伝えたいことはわかったつもり。
自分の夢を叶えようとがんばる。
叶わなかった夢を誰かに託す。
自分の時空(可能性)を夢の実現に充てることができればいいけれど、それが難しいとき人に夢を託すことがあるかもしれない。
託された夢のために1人で頑張ることになるかもしれない。
でも1人の時空(可能性)は限りがある。大変なとき、つらいときには、みんなの時空を持ち寄って、みんなで解決に向かえばいい。
きっといい国を作ってくれるだろうな、と思える。夜明けを迎える一冊だった。
世界線が同じだから、レーエンデ国物語にも少し顔を出してほしいな。外伝とか、ちょこっとでもいいから……というのは欲張りな読者の夢です。
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