ウェッジ作品一覧
-
-■自己啓発書としても読める名著の数々を、わかりやすい現代語訳で読むシリーズ。『スマイルズの「自助論」』 できるだけ訳者の主観を排し、著者が本来伝えたかったことを代弁する、徹底したわかりやすさにこだわりました。 原著の事例集という体裁を保ったまま、日本人にはあまりなじみのない話題をカットすることで、読みやすくまとめています。 本書は世界で最も多くの成功者を生み出し、最も多くの人生を幸福に導いてきた自己啓発書のひとつです。そのエッセンスをぜひ味わってください。 [目次] 第1章 「自助」とは何か? 第2章 産業界のリーダーたちの栄光 第3章 「最高の陶器」に生涯をかけた人たち 第4章 努力と忍耐によって偉業を達成した人たち 第5章 真実を見抜いてチャンスをつかんだ人たち 第6章 才能を努力によって磨く芸術家たち 第7章 彼らはいかにして、その地位を手に入れたのか? 第8章 「やる気」と「勇気」を奮い立たせる法 第9章 仕事を成功に導くためにやるべきこと 第10章 金に振り回されるな、金を支配せよ 第11章 自分を鍛え続ける人たち 第12章 最高の「模範」を見つけるには 第13章 品格ある人間になるために私たちがやるべきこと <著者略歴> サミュエル・スマイルズ イギリスの著述家、医者。1812年スコットランド生まれ。本書『自助論』(原題:Self-Help,with Illustrations of Character and Conduct)が広く読まれたのをきっかけに、著述業に専念。『向上心』『人格論』等、著書多数。 <訳者略歴> 夏川賀央(なつかわ・がお) 1968年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。数社の出版社で編集者として活躍したのち独立。会社経営の傍ら、ビジネス書を中心に執筆活動を行う。古典の現代語訳に『武士道』『茶の本』『風姿花伝』『啓発録』(致知出版社)、著書に『すごい会社のすごい考え方』(講談社プラスα文庫)、『仕事ができる人の「日本史」入門』『仕事ができる人の「アジア史」入門』(きずな出版)等がある。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『今度こそ読み通せる名著 スマイルズの「自助論」』(2016年12月31日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
4.0■エクセルでガチガチの予定表を作る「エクセル父さん」や、算数を数学で解かせる「方程式父さん」はNG! 受験のプロ家庭教師集団が、中学受験がうまくいく父親の役割を教えます。 [目次] 第1章 とくに、お父さんへ あの頃とは全く違う中学受験の最新動向 第2章 4年生 中学受験における、お父さんのほんとうの役割とは? 第3章 5年生 やりがちなお父さんのNG行動、どこがいけない? 第4章 6年生 さあラストスパート。家族一丸となって受験を迎えよう! <著者略歴> 西村則康(にしむら・のりやす) プロ家庭教師集団「名門指導会」代表。40年以上、難関中学・高校受験指導一筋のカリスマ家庭教師として、最難関校に2500人以上を合格させてきた抜群の実績をもつ。暗記や作業だけの無味乾燥な受験学習では効果が上がらないという信念から、「なぜ」「だからどうなる」という思考の本質に最短で入り込む授業を実践。また受験を通じて親子の絆を強くするためのコミュニケーション術もアドバイスする。日本初の「塾ソムリエ」としても活躍中で、運営する中学受験情報サイト「かしこい塾の使い方」は16万人のお母さんが参考に。ベストセラーの『中学受験は親が9割』(青春出版社)をはじめ著書多数。 高野健一(たかの・けんいち) 名門指導会教務主任。「かしこい塾の使い方」主任相談員。東京大学理学部数学科在学中から受験数学の指導に携わり、効果的な学習法を研究。問題の解法を一方的に教えるのではなく、答案やノートから生徒の思考を読み取ったうえで、そこに立脚した指導を行う。中学受験だけでなく大学受験にも精通し、一人ひとりの子どもの一歩先を見据えながらの指導に、ますます家庭の信頼が高まっている。 <編集協力> 石渡真由美 <まんが編集> 株式会社サイドランチ <まんが> おしるこデザインファクトリー ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『中学受験! 合格する子のお父さん・受からない子のお父さん』(2021年2月17日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
4.0■大河ドラマ「青天を衝け」渋沢栄一の不朽の古典 幕末から明治という日本の大転換期に文字通り「一生で二世」を生きた渋沢は、時代の大渦に翻弄され挫折を繰り返しながらも、青天を衝くかのように高い志を持って未来を切り開き、「日本近代資本主義の父」と呼ばれるまでにいたった。子孫であり作家・経営者でもある渋澤健氏が、「超約」スタイル(現代語抄訳)で、指針なきポストコロナ時代を生きるビジネスリーダーや将来を担うビジネスパーソンにわかりやすく解説していくもの。 [目次] 第一章 処世と信条―利益は正しく稼ぐもの 第二章 立志と学問―大きな志を立てる 第三章 常識と習慣―健全な常識を身につける 第四章 仁義と富貴―利益だけを目指すな 第五章 理想と迷信―主義を通しても心は新たに 第六章 人格と修養―精神の修養に日々努める 第七章 算盤と権利―豊かさを求め人は努力する 第八章 実業と士道―武士道をもって実業道とする 第九章 教育と情誼―学問のための学問をするな 第十章 成敗と運命―道理に従い価値ある生涯とする <原作者略歴> 渋沢栄一(しぶさわ・えいいち) 明冶・大正期の実業家。天保11(1840)年豪農の長男として生まれ、一橋家に仕える。慶応3(1867)年パリ万国博覧会に出席する徳川昭武に随行し、欧州の産業、制度を見聞。明治2(1869)年新政府に出仕し、5 年大蔵少輔事務取扱となるが、翌年退官して実業界に入る。第一国立銀行の総監役、頭取となった他、王子製紙、大阪紡績、東京瓦斯など多くの近代的企業の創立と発展に尽力した。『論語』を徳育の規範とし、「道徳経済合一説」を唱える。大正5(1916)年実業界から引退するが、その後も社会公共事業や国際親善に力を注ぐ。昭和6(1931)年永眠。 <監訳者略歴> 渋澤 健(しぶさわ・けん) 「日本近代化の父」といわれる渋沢栄一の玄孫。コモンズ投信株式会社取締役会長。JP モルガン、ゴールドマン・サックスなど米系投資銀行でマーケット業務に携わり、1996 年に米大手ヘッジファンドに入社、97 年から東京駐在員事務所の代表を務める。2001 年に独立し、シブサワ・アンド・カンパニー株式会社を創業。07 年、コモンズ株式会社を創業(08年にコモンズ投信株式会社に社名変更し、会長に就任)。経済同友会幹事。著書に『渋沢栄一100 の訓言』『渋沢栄一100 の金言』(いずれも日経ビジネス人文庫)など多数。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『超約版論語と算盤』(2021年1月16日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
3.0■「イギリス VS.フランス VS.ドイツ」で知る世界史 EU牽引役・イギリスはなぜ離脱したのか? 民族移動、宗教対立、国民国家、帝国主義、資本主義、世界大戦、民主主義、欧州統合……。 世界の諸問題の「根源」がこの1冊でわかるポストコロナ時代に日本人必読の新教養。 [目次] 1.中世から近世へ 2.近世から近代へ 3.近代 4.20世紀の二つの戦争 5.凋落と統合の冷戦時代 6.苦悶するEUの時代 <著者略歴> 関 眞興(せき・しんこう) 1944年、三重県生まれ。歴史作家・研究家。東京大学文学部卒業後、駿台予備校世界史講師を経て、著述家となる。『学習漫画 世界の歴史』『学習漫画 中国の歴史』シリーズ(以上、集英社)の構成を手がけたほか、著書に『読むだけ世界史 古代~近世』『読むだけ世界史近現代』(以上、学習研究社)、『総図解 よくわかる世界の紛争・内乱』『さかのぼり世界史』(以上、新人物往来社)、『30の戦いから読む世界史』『キリスト教からよむ世界史』(以上、日経ビジネス人文庫)、『19世紀問題 近代のはじまりを再考する』(PHP研究所)、『世界史の流れをつかむ技術』(洋泉社)など多数。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『世界史を突き動かした英仏独三国志―対立と協調の欧州500年史』(2020年12月15日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
4.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ■まんがあり イラストあり。仏像拝観の上級者・田中ひろみさんによる、仏像を見るためのコツを楽しく詰め込んだ便利帖 仏像拝観が好きでたまらない人、拝観してみたいビギナーに向けて、仏像イラストの先駆者である田中ひろみさんが、“仏像旅”のコツや、仏像を前にしたときの必要な知識(仏像の種類や手にする道具、装飾など)のキホンを、漫画とイラストで紹介。仏教の世界観や仏像そのもの、お寺の配置など、ちょっとした知識が増えるだけで、仏像拝観は10倍、20倍の深さと面白さに変化します。 [目次] 仏像に会いに行こう 仏像について 代表的な宗派と仏師 札所をめぐろう 仏教の信仰と行事 <著者略歴> 田中ひろみ(たなか・ひろみ) イラストレーター & 文筆家。大阪府堺市出身。幼い頃から絵の仕事がしたいと願うが、両親の希望に添いナースになる。お金をためてから退職し、「セツモードセミナー」で絵を学ぶ。仏像本をたくさん出し、講演や仏像ツアーも行なう。『仏像なぞりがき』シリーズは累計約20万部のベストセラーに。これまでの著書は約60 冊。女子の仏教レジャーサークル「丸の内はんにゃ会」代表や、奈良市観光大使も務める。おもな著書に『心やすらぐ仏像なぞり描き』(池田書店)、『真言密教の聖地高野山へ行こう!』(JTB パブリッシング)、『東京・鎌倉仏像めぐり』『東海仏像めぐり』(ともにウェッジ)など。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『仏像イラストレーターがつくった仏像ハンドブック』(2020年11月17日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
3.8◎ノーベル化学賞で注目!ゲノム編集技術「クリスパー・キャス9」人口増、温暖化、食品ロス……パンデミックが拍車をかけた「食×SDGs」の実践! 高GABAトマト、肉厚マダイ、収穫量の多い米、茶色くならないレタス……新品種の開発が次々と進む日本が食の問題解決に貢献。2050年、世界100億人の「食」を救う最先端技術の全貌と食の未来。 現在の世界的な食料事情、品種改良への期待、遺伝子組換えやゲノム編集の技術、日本や海外の開発競争、知財権争い等、食品分野における遺伝子技術を巡る最新動向を解説。消費者が両者を忌避する心理等も浮き彫りにし、未来の食の行方、日本が果たすべき役割を考える。 [目次] 序 章 ポストコロナ時代のフードセキュリティ 第1章 誤解だらけのゲノム編集技術 第2章 ゲノム編集食品が食卓を変える 第3章 ゲノム編集の安全を守る制度 第4章 ポストコロナで進む食の技術革新 第5章 ゲノム編集をめぐるメディア・バイアス 第6章 「置いてきぼりの日本」にならないために <著者略歴> 松永和紀(まつなが・わき) 1963年生まれ。89年、京都大学大学院農学研究科修士課程修了(農芸化学専攻)。毎日新聞社に記者として10 年間勤めたのち、フリーの科学ジャーナリストに。主な著書は『食の安全と環境 「気分のエコ」にはだまされない』(日本評論社)、『効かない健康食品 危ない自然・天然』(光文社新書)など。『メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学』(同)で科学ジャーナリスト賞受賞。「第三者委員会報告書格付け委員会」にも加わり、企業の第三者報告書にも目を光らせている。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『ゲノム編集食品が変える食の未来』(2020年11月17日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
4.0■追悼刊行 日本を思い、台湾を愛した偉大なる政治家、李登輝の人間像に迫る きっかけは、大学の卒業旅行だった。何気なく見たはずの台北市長選の、熱気に引き込まれた。言葉はわからず、知識もないのに「台湾熱」に浮かされてしまった。そして10年経った2012年、私は李登輝元総統の秘書に指名される――本書は2020年7月30日に97歳で逝去した李登輝・元台湾総統の最も近くにいた日本人秘書が見た、人間味あふれる偉大なアジアの哲人の、最後の8年間の記録である。「暴れん坊将軍とハンバーガーとコーラが好き」「機械に強い」「超現実主義者」「自宅地下に巨大な書庫とシアタールームとゴルフ部屋がある」など最側近の著者ならではの知られざるエピソードが満載。「稀代の人たらし」李登輝のオンとオフを余すところなくみせる1冊! [目次] 序 章 私が台湾総統の秘書になるまで 第1章 側近の私だけが知っている素顔の総統 第2章 光る政治手腕と人間力 第3章 李登輝の背骨は日本にある 第4章 日本と台湾、東アジアの未来 終 章 アジアの哲人を見続けた八年間と、これから <著者略歴> 早川友久(はやかわ・ともひさ) 1977年、栃木県足利市生まれ。早稲田大学卒。2003年より金美齢事務所の秘書として活動。2007年から台湾大学法律系(法学部)へ留学。台湾大学在学中に李登輝訪日団スタッフを3回務め、メディア対応や撮影を担当するスタッフとして、李登輝チームの一員となる。2012年、李登輝から指名を受け「李登輝総統事務所」の秘書に。総統や家族の信頼も厚く、最期まで総統の政治活動を支えた。 【企画協力】 ランカクリエイティブパートナーズ ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『総統とわたし 「アジアの哲人」李登輝の一番近くにいた日本人秘書の8年間』(2020年10月17日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
3.7■民俗学第一人者による「もうひとつの京都」案内 1200年もの歴史を有する京都には「裏の貌」と呼べるべき痕跡が至る所にあり、神社や古寺は時代を超え、「現世」と「異界」のつながりを感じやすい場でもある。「怨霊と御霊」「殺戮と鎮魂」「葬地と聖地」…テレビ番組でも話題を呼び、広がりつつある京都異界ブーム。オモテとウラの両面から知る「もうひとつの京都」。 <本書で紹介する古寺社の例> 【怨霊鎮魂】史上最強の怨霊を鎮める「白峯神宮」 【天変地異】敗者の霊を鎮め疫病を祓う「御霊神社」 【冥 府】冥界への通路が潜む「六道珍皇寺」 【首 塚】二つの怨霊を封じ込めた「明智光秀の首塚」 【怪異譚】安倍晴明と魔界をつなぐ「一条戻り橋と真如堂」 【丑の刻】京都の深層に宿る鬼女の怨念「貴船神社と鉄輪井」 【酒呑童子】鬼の首を埋めて化外の民を退ける「首塚大明神」etc. [目次] 序 章 京都のほんとうの魅力 第1章 敗者の怨念を鎮める神社 第2章 異界との境界だった神社・古寺 第3章 京都に生きた人びとの墳墓としての神社・古寺 第4章 古都の魔界への入口としての神社・古寺 <編者略歴> 新谷尚紀(しんたに・たかのり) 1948 年広島県生まれ。早稲田大学第一文学部史学科卒業。同大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程単位取得。社会学博士(慶應義塾大学)。現在、国立歴史民俗博物館名誉教授、國學院大學大学院客員教授。著書に『伊勢神宮と出雲大社』(講談社学術新書)、『神道入門』(ちくま新書)など多数。 <執筆協力> 古川順弘 (ふるかわ・のぶひろ) 1970年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。宗教・歴史分野を扱う文筆家・編集者。『人物でわかる日本書紀』(山川出版社)。『古代神宝の謎』(二見書房)、『神と仏の明治維新』(洋泉社)ほか著書多数。本書では第1〜4章、コラムを担当。 【写真提供】 仏野念仏寺、積善院、青蓮院門跡、瑞泉寺、Adobe Stock、写真AC、国立国会図書館、古川順弘 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『京都異界に秘められた古社寺の謎―歴史を動かした京千二百年の舞台裏』(2020年9月17日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ■人生に大切なのは、神さまと奈良から学んだことばかりでした。 1300年の歴史をもつ春日大社で長年権宮司を務めた岡本彰夫さん。日本の文化・しきたりについての深い知識と、神職としての長い経験に裏打ちされたわかりやすいことばで、人々に語り掛けてきた。 たとえば、「上へ上へと行くよりも、奥へ奥へと進みなさい」。一生懸命がんばって上に昇っても、上には上がある。やがては限界もやってくる。長く続く満足は得られない。一方、人と競うのではなく、己を深めていく行為には際限がない。限りない人間の欲望をやさしく諫め、神仏に最高の礼をつくす人への助力は惜しまない。そんな岡本さんの名言の1つだ。 東海道新幹線の車内誌「ひととき」連載エッセイ「奈良その奥から」を中心に48の掌編を収録。どれも「あらまほしき」(望ましい)日本の未来のための話。あわせて、奈良を舞台に活躍する映像作家、保山耕一氏の情感あふれる風景写真を多数収録。 [目次] はじめに 第一章 「誇り」と「決まり」を大切にする 第二章 神・仏・祖先をうやまう 第三章 自分のふるさとを知り、愛する 第四章 人の話を我が事として考える おわりに 祈りの風景 保山耕一 <著者略歴> 岡本彰夫(おかもと・あきお) 奈良県立大学客員教授。「こころ塾」「誇り塾」塾頭ほか。昭和29年奈良県生まれ。昭和52年國學院大學文学部神道科卒業後、春日大社に奉職。明治以降断絶していた数々の古儀や神饌、神楽を復活させた。平成27年6月に春日大社(権宮司職)を退任。著書に『大和古物散策』『大和古物漫遊』『大和古物拾遺』(以上、ぺりかん社)、『神様にほめられる生き方』『道歌入門』(以上、幻冬舎)ほか。 <写真> 保山耕一(ほざん・こういち) 映像作家。昭和38年、大阪府生まれ。フリーランスのテレビカメラマンとして『世界遺産』などを担当し、世界中をめぐる。現在は末期ガンと闘いながら、「奈良には365の季節がある」をテーマに奈良の自然や歴史にレンズを向け続ける。第7回水木十五堂賞受賞。第24回奈良新聞文化賞受賞。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『日本人よ、かくあれ―大和の森から贈る、48の幸せの見つけ方』(2020年8月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
4.0■『日本書紀』編纂1300年!悠久の舞台探訪 疫病を克服した古(いにしえ)の日本――神仏を畏れた真の理由とは? 神道の第一人者が解説する、『日本書紀』から垣間見る、この国の成り立ちと文化・歴史の真実。古代、神社とは、たんなる宗教と信仰のための施設ではなく、まつりごと=政治の中枢であり、天皇や豪族は神を祀る祭司としての役割も担っていた。 また、日本に仏教が伝来した6世紀半ば以降には、神社とともに寺院も政治と権力の装置として機能するようになった。 こうしたことを証言するのが、神話と初代神武天皇から7世紀の持統天皇までの歴史をまとめた『日本書紀』である。 そこに登場する寺社は日本の歴史と信仰、そして文化の骨格となったものばかりである。それらがいつ何のために建てられたのか、歴史や信仰の世界でどんな影響を与えたのかを、『日本書紀』編纂1300年のいま、謎解き風に解説。 [目次] 第1章 ヤマト王権を確立させた知られざる大神社の秘史 第2章 古代の伝説・事件の舞台となった社寺の謎 第3章 飛鳥の古寺・廃寺の正体 第4章 なぜか日本書紀が語らない有名古社寺の謎 <著者略歴> 三橋 健(みつはし・たけし) 1939年、石川県生まれ。神道学者。神道学博士。國學院大學文学部日本文学科を卒業。同大学院文学研究科神道学専攻博士課程を修了。1971年から74年までポルトガル共和国のコインブラ大学へ留学。帰国後、國學院大學講師、助教授を経て教授となる。1992年、「国内神名帳の研究」により國學院大學から神道学博士の称号を授与。定年退職後は「日本の神道文化研究会」を主宰。『神社の由来がわかる小事典』(PHP新書)、『図説 神道』(河出書房新社)ほか著書多数。 <執筆協力> 古川順弘 (ふるかわ・のぶひろ) 1970年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。宗教・歴史分野を扱う文筆家・編集者。『人物でわかる日本書紀』(山川出版社)。『古代神宝の謎』(二見書房)、『神と仏の明治維新』(洋泉社)ほか著書多数。 【写真提供】 Adobe Stock、写真AC、国立国会図書館、古川順弘 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『日本書紀に秘められた古社寺の謎―神話と歴史が紡ぐ古代日本の舞台裏』(2020年7月17日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
4.0■弘兼憲史氏推薦! 41人の実例が語る環境変化の「罠」。脳科学・心の問題の専門家が教える、「定年後の自分」を育てるヒント。 定年を境に多くの人は突然の環境変化に戸惑い、人によってはうつや認知症のような病気を引き起こしたり、病気とは言わないまでもやたらと感情的になったり、暴言や奇行が目立ったりすることが多く、介護や認知症並みに家庭や社会での深刻な問題になっているのが現実。 実例をもとにリアルな現実を知ってもらい、定年前にできること、心がけたいことを、脳科学者である著者がアドバイスする。 [目次] はじめに──50代は「定年後の自分」を育てる時期でもある 序章 健康やお金ではない! 定年前から始まっている本当の危機 第1章 居場所がない! 定年後に待ち受ける「罠」──孤独との上手な向き合い方 第2章 現役とは違う! 肩書が通用しない現実──承認欲求の上手な手放し方 第3章 焦りは禁物! 周りと比べるのは無意味──焦燥感の上手な抑え方 第4章 家族は迷惑! その言動が定年後に直結する──ストレスとの上手な向き合い方 第5章 人生に定年はなし! 長い後半戦を視野に入れる──意欲・自己肯定感の高め方 おわりに──人生は「定年後の自分」を早く育てた者勝ち! <著者略歴> 高田明和(たかだ・あきかず) 1935 年静岡県生まれ。慶應義塾大学医学部卒業、同大学院修了。医学博士。米国ロズエル・パーク記念研究所、ニューヨーク州立大学助教授、浜松医科大学教授を歴任後、現在同大学名誉教授。専門は血液学、生理学、大脳生理学。日本生理学会、日本血液学会、日本臨床血液学会評議員。脳科学、心の病、栄養学、禅などに関するベストセラーを含む著書多数。自身もうつやHSP(超敏感気質)に長年苦しみ、HSPを扱い紹介した『敏感すぎて困っている自分の対処法』(監修、きこ書房)は日本での火付け役となり、話題を呼んだ。近著に『「敏感すぎて苦しい」がたちまち解決する本』『HSPとうつ 自己肯定感を取り戻す方法』『HSPと発達障害 空気が読めない人 空気を読みすぎる人』(いずれも廣済堂出版)がある。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『定年を病にしない』(2020年4月17日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
4.3※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ■競争戦略のバイブル「ランチェスター理論」のコツをまんがでわかりやすく! ランチェスター戦略とは、「戦闘の法則」を元に考案された、企業間の営業・販売競争に勝ち残るための理論と実務の体系。 ソフトバンク・孫正義をはじめ、名だたる経営者がランチェスター理論を経営に取り入れて成功してきた。 本書では、まんがでわかりやすく時代に即したランチェスター戦略の応用方法を解説し、読者自身の会社が、どのような差別化を行えば、市場で勝ち残れるのか、その考え方のヒントを提供する。 [目次] プロローグ 第1章 差別化/一点集中を実行! 解説 ほかと差別化して、一点集中! そして、No.1になる!! ……ほか 第2章 No.1を目指せ! 解説 「No.1主義」を実現するためのヒントと、その方法 ……ほか 第3章 社長の心得 解説 小さな会社をよくする経営術 ……ほか 第4章 社長の成長が社員の成長 解説 小が大に勝つには、経営者の人格を上げることが、次のステップ ……ほか エピローグ <著者プロフィール> 坂上仁志(さかうえ・ひとし) 株式会社フォスターワン代表取締役社長。講演家。経営コンサルタント。早稲田大学講師(2011 年)。一流でNo.1 になるための理念とランチェスター戦略の専門家。一橋大学卒、新日鉄、リクルートなどに勤務後、起業。講演・研修は10 年で1000 回以上、評価95.4 点、100%全額返金保証を15 年以上続けている。日本を代表する1兆円企業の幹部研修を5年継続。業績改善は500 億円以上。1万人の社長と面談(上場企業の社長だけで累計1000 人以上)し、1000 社のNo.1 企業を取材・研究。著書に『ランチェスターNo.1 理論』『経営理念の考え方・つくり方』など。 【作画】 ひげ羽扇(ひげ・うせん) 2008 年デビュー。雑誌連載、Web 連載等を経て、2016 年、実用ジャンルでの活動を開始。作画を担当した書籍は、『社長の節税と資産づくりがこれ1冊でわかる本』『マンガでやさしくわかる敏感すぎるあなたがラクになる方法』など多数。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『まんがでわかる ランチェスター理論を経営・営業に活かす方法 差別化戦略で小が大に勝てる』(2020年3月14日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
3.0■尖閣諸島や竹島などを巡る領土問題、慰安婦や徴用工などに関する歴史認識にまつわる問題を巡り、中国や韓国は米国を中心とした国際社会で「反日宣伝」を繰り広げている。 日本は「正しい姿」を発信することで対抗すべく、自国のイメージアップを懸けた戦いが世界で繰り広げられている。 従来の外交である「政府対政府」の形ではなく、政府が相手国の世論に直接働きかける「パブリック・ディプロマシー」の重要性が世界中で高まっている昨今、この中韓の「イメージ戦略」、すなわち「パブリック・ディプロマシー」は日本の立場を揺るがすような影響力を持ち始めている。 日本が採るべき戦略について、新進気鋭の若手研究者が考察する。 [目次] 第1章 世界のパブリック・ディプロマシー戦で負け続けてきた日本 第2章 世界中でパブリック・ディプロマシーを展開する中国―ソフトパワーか、シャープパワーか 第3章 韓国の「反日」活動、主戦場は米国 第4章 韓国のイメージ戦略と日韓のすれ違い 第5章 各国が火花散らす「イメージ」を巡る戦い 終章 日本が目指すべき「戦略的パブリック・ディプロマシー」 あとがき 参考図書・資料 <著者略歴> 桒原響子(くわはら・きょうこ) 1993 年生まれ。2012 年米国ウエストバージニア大学において国際政治学や通訳翻訳等を学び、2017 年大阪大学大学院国際公共政策研究科修士課程修了。笹川平和財団安全保障事業グループ研究員、外務省大臣官房戦略的対外発信拠点室外務事務官を経て、2019 年より日本国際問題研究所研究員、未来工学研究所研究員、京都大学レジリエンス実践ユニット特任助教。専門は、国際公共政策、パブリック・ディプロマシー、ストラテジック・コミュニケーション、メディア研究等。著書に、『アフター・シャープパワー:米中新冷戦の幕開け』(共著、東洋経済新報社、2019 年)。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『なぜ日本の「正しさ」は世界に伝わらないのか―日中韓 熾烈なイメージ戦』(2020年3月14日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
3.0■評論家・石平氏推薦! すべては2000年の「覇権」の歴史が知っている! 「なぜ、イギリスはEUを離脱するのか」「なぜ、米中は貿易、宇宙、AI等で覇権を争うのか」「なぜ、アメリカは世界の警察官をやめたのか」「なぜ、大国はことごとく衰退する運命にあるのか」「世界を正しく読み解くうえで欠かせない視座こそ「覇権」である。 有史以来「覇権」をめぐって争ってきた人類。世界史は興亡、争奪、確執、戦争を繰り返した歴史でもあり、世界史だけが覇権を握る条件を知っていると言えよう。 ローマ帝国、漢王朝、モンゴル帝国、大英帝国、アメリカ合衆国……。歴史上、覇権国家と呼ばれた国は「生存」「宗教」「植民地」「経済」といった目的にそって熾烈な争いを歴史に刻んできた。 本書は「覇権」という視座から2000年の歴史に立ち返り今の世界で起きていることの根源を探る新視点の歴史教養本。 [目次] 序 章 なぜ、世界では覇権争いが絶えないのか 第1章 「経済」の不均衡で過熱する覇権争い 第2章 異端を排除する「イデオロギー」と覇権 第3章 熾烈な競争を繰り広げた「植民地獲得」 第4章 「宗教観」を世界に広める使命感 第5章 「文化・文明」を誇示するための覇権 第6章 「生存圏」を確保するための覇権 <著者略歴> 島崎 晋(しまざき・すすむ) 1963年、東京都生まれ。歴史作家。立教大学文学部史学科卒業(東洋史学専攻)。大学在学中に、立教大学と交流のある中華人民共和国山西大学(山西省太原市)への留学経験をもつ。卒業後は旅行代理店勤務ののち、歴史雑誌の編集に携わり、歴史作家として独立。著書に『目からウロコの世界史』(PHP研究所)、『さかのぼるとよくわかる世界の宗教紛争』(廣済堂出版)、『一気に同時読み! 世界史までわかる日本史』(SB新書)などベストセラー多数。古今東西の歴史・文化・地理・宗教に精通し、多方面にわたる著作の多い稀有な歴史作家として知られる。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『覇権の歴史を見れば、世界がわかる――争奪と興亡の2000年史』(2020年2月18日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
3.0■忙しくても無理なく実践できる「せめこれ」食事術で、“今よりちょっとだけ”健康的な生活を! 「残業が続いて外食ばかりで心配」「お酒はやめたくないけど肝臓が気になる」「ダイエットしないといけないとわかっているけれど……」「なかなか野菜を食べられない」「コンビニでいつも同じ弁当ばかり買ってしまう」――。毎日忙しいけれど「このままでは健康が心配」というビジネスパーソンの悩みに、月刊『栄養と料理』元編集長で20年以上食生活ジャーナリストとして活躍する著者が、“ハードルの低い”実践可能な方法をお伝えします。 [目次] 第1章 忙しいからこその「せめてこれだけ」食事術 第2章 外食でもこんなに健康に! 栄養バランスを整える食事のコツ 第3章 お酒をやめたくない人のための「正しい」飲み方 第4章 気になる体重・体脂肪! 忙しいビジネスパーソンのための簡単ダイエット 第5章 食のフェイク情報に踊らされない「ワンランク上」の健康管理術 <著者略歴> 佐藤達夫(さとう・たつお) 1947年千葉県千葉市生まれ。1971年北海道大学水産学部卒業。1980年から女子栄養大学出版部へ勤務。月刊『栄養と料理』の編集に携わり、1995年より同誌編集長を務める。1999年に独立し、食生活ジャーナリストとして、さまざまなメディアや各地の講演で「健康のためにはどのような食生活を送ればいいか」という情報を発信している。日本ペンクラブ会員、前食生活ジャーナリストの会代表幹事、元女子栄養大学非常勤講師(食文化情報論)。著書に『食べモノの道理』(じゃこめてい出版)ほか多数。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『外食もお酒もやめたくない人の「せめてこれだけ」食事術』(2020年1月17日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
-■「本能寺の変」勃発――明智光秀は将軍宣下を受けていた!? 2020年度NHK大河ドラマ「麒麟がくる」関連本。 時代を問わず、組織が存在する以上、そこには人望、血統、派閥、出世、讒言、不運、誤算などさまざま思惑が渦巻いています。本書では、武家の最高位である「征夷大将軍」の座を逃した歴史上の人物が多数登場。 そのツワモノたちの生き方を通し、先行き不透明な組織に生きる現代人に役立つ歴史上の教訓が多数盛り込まれています。大河ドラマ時代考証で有名な著者による異色の人物日本史。 [目次] 〈はじめに〉明智光秀は将軍宣下を受けていたのか [第1章] 武家の棟梁“将軍”になり損ねた平安末期・鎌倉時代の人物 [第2章] 乱世に“将軍”になり損ねた室町・戦国時代の人物 [第3章] 太平の世に“将軍”になり損ねた江戸時代の人物 [第4章] 将軍に替わる“トップ”になり損ねた幕末維新の人物 【主な登場人物】 ◎源頼朝に警戒され源氏第三勢力に甘んじた「武田信義」 ◎四代将軍への野心を疑われるも拒んだ「鎌倉法印貞暁」 ◎畿内を実効支配するも将軍宣下が降りなかった「足利義維」 ◎将軍よりも関白の権威を利用し天下を治めた「豊臣秀吉」 ◎両親の溺愛を受け次期将軍とされるも自滅した「徳川忠長」 ◎田沼の妨害で将軍になれなかったと恨んだ「松平定信」 ◎幼くして徳川宗家を継承した幻の十六代将軍「徳川家達」etc <著者略歴> 二木謙一(ふたき・けんいち) 1940年東京都生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。専門は有職故実・日本中世史。國學院大學教授・文学部長、豊島岡女子学園中学高等学校校長・理事長を歴任。現在は、國學院大學名誉教授、豊島岡女子学園学園長。1985年『中世武家儀礼の研究』(吉川弘文館)でサントリー学芸賞(思想・歴史部門)を受賞。NHK大河ドラマの風俗・時代考証は「花の乱」から「軍師 官兵衛」まで14作品を担当。主な著書に『関ヶ原合戦』(中公新書)、『徳川家康』(ちくま新書)など多数。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『征夷大将軍になり損ねた男たち―トップの座を逃した人物に学ぶ教訓の日本史』(2019年12月17日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
4.5「南北統一で巨大反日国家が誕生するか?」「中華の覇権にのまれ中国自治区となるか?」「人口減少・国力衰退で米州になるか?」…アメリカ主導の戦後秩序と同盟で、地政学的な脅威から守られてきた日本。新たな覇権時代で内憂外患の状況を前に、地図の向きと発想を変えることで国際情勢の大潮流を的確に読み解く令和日本人必読の1冊。 →巻頭カラーで、発想の転換を促す「逆さ地図」を収録、各章ごとに「現状から考えられる2020年以降のシナリオ」を掲載。 [目次] 第1章 「逆さ地図」で読み解く令和日本を取り巻く情勢 第2章 パンドラの箱が開きつつある韓国の行方 第3章 生き残りを賭ける北朝鮮の現実と未来 第4章 世界の覇者を狙い膨張する中国の思惑 第5章 西側から孤立するロシアの東方重視政策と日本 第6章 インド太平洋の要石・沖縄と令和日本の安全保障 <著者略歴> 松本利秋(まつもと・としあき) 1947年高知県安芸郡生まれ。1971年明治大学政治経済学部政治学科卒業。国士舘大学大学院政治学研究科修士課程修了、政治学修士。国際関係アナリスト・ジャーナリストとしてアメリカ、アフガニスタン、パキスタン、エジプト、カンボジア、ラオス、北方領土などの紛争地帯を取材。TV、新聞、雑誌のコメンテイター、企業、省庁などで講演。日本危機管理学会員。著書に『戦争民営化』(祥伝社)、『国際テロファイル』(かや書房)、『「極東危機」の最前線』(廣済堂出版)、『軍事同盟・日米安保条約』(クレスト社)、『熱風アジア戦機の最前線』(司書房)、『日本人だけが知らない「終戦」の真実』(SBクリエイティブ)など著書多数。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『逆さ地図で解き明かす新世界情勢―東アジア安保危機と令和日本の選択』(2019年11月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 最近、台湾では台北以外の大都市や地方都市の魅力にも注目が集まっています。本書では、台湾在住20年の作家夫婦、片倉佳史さんと片倉真理さんが、約80のエリアやスポットを丹念に取材し、詳細な地図とお勧めコメント、写真とともにオールカラーで紹介。 また、台北、台南、高雄などのメジャー都市や小さな地方都市のみならず、金門島や馬祖島といった、離島の旅まで紹介するなど、台湾をディープに旅したい人、必携の散策ガイド本です。 [目次] 【 第1章】「台北」 台北/總統府周辺/中山/萬華・西門町/大稲埕・迪化街【第2章】「台湾北部」 淡水/北海岸/基隆/瑞芳/九份・金瓜石/東北角/頭城/宜蘭/羅東/礁渓/大渓/新竹/北埔/南庄【第3章】「台湾中部」 台中/彰化/鹿港/海線/社頭/田中/集集/埔里・霧社/日月潭/斗六/虎尾/西螺/土庫【第4章】「台湾南部」 台南/安平/嘉義/奮起湖/阿里山/北港/朴子/鹽水/新化/烏山頭水庫/玉井/橋頭/岡山/高雄/鳳山/九曲堂/旗山/美濃/東港/小琉球/屏東/潮州/佳冬/枋寮/恒春/墾丁【第5章】「台湾東部」 花蓮/太魯閣峡谷/新城/豊田/鳳林・林田/光復・富田/玉里/花東公路/池上/台東/南廻線/緑島/蘭嶼【第6章】「離島」 金門/馬祖/澎湖 <著者プロフィール> 片倉佳史(かたくら・よしふみ) 台湾在住作家。武蔵野大学客員教授。1969年生まれ。早稲田大学教育学部教育学科卒業後、出版社勤務を経て台湾と関わる。台湾に残る日本統治時代の遺構を記録している。地理・歴史、原住民族の風俗・文化、グルメ、鉄道などのジャンルで執筆・撮影を続けており、手がけたガイドブックはのべ40冊を数える。著書に『台北・歴史建築探訪~日本が遺した建築遺産を歩く』、『古写真が語る台湾 日本統治時代の50年』など。 片倉真理(かたくら・まり) 神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、メーカー勤務を経て、台湾と関わる。機内誌や台湾に関する書籍やガイドブックの執筆、企画、女性誌の台湾特集のコーディネートなどに携わる。著書に『台湾探見~ちょっぴりディープに台湾体験』、『在台灣、遇見一百分的感動~片倉真理 旅の手記』(中国語)、台湾生活情報誌『悠遊台湾』( 年刊)など。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『台湾旅人地図帳―台湾在住作家が手がけた究極の散策ガイド』(2019年10月18日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
3.0■好評のエッセイ集、待望の第2弾! 仏教美術の魅力を知り尽くした著者が、優しくわかりやすい語り口で、仏像や社寺など、仏教文化に裏打ちされた奈良の魅力を紹介する人気エッセイ集の第2弾! 約30年間、奈良国立博物館で奈良に残る寺社や伝統行事、正倉院宝物等に触れてきた西山厚さん。帝塚山大学教授を経て、今年4月からは、東京にある仏教美術の殿堂・半蔵門ミュージアム館長として活躍しています。 本書では、誰もが知る東大寺大仏にまつわる悲話、雪の室生寺と写真家・土門拳の知られざるエピソードなど、著者が「日本の一番いいものは、奈良にある」という奈良の深い魅力を読みやすいエッセイとして解説。「古くて新しい」場所、奈良の魅力に気づかされます。 [目次] 大安寺の仏さま/語りだす奈良/春日シンポジウム/称徳天皇と西大寺/仏教東漸/五劫思惟/涅槃会/不退寺/信貴山/鈴の音/道昭/糸野の御前/我は汝を捨てず/山田寺とバッタ/當麻寺/高林寺/喜光寺/白熱教室/浄教寺/ラジオウォーク/花まつり/室生寺/快慶/元暁/真如親王/源信展/西大寺展/畝傍山/樹樹/華厳/御杖村/箜篌/光明皇后と薬/ふるさと教育/学文路の苅萱堂/良弁杉由来/雪の室生寺/かめの会/寛秀/薬師如来/百済大寺/元興寺/松尾寺/公慶と公盛/観音菩薩/東院堂の聖観音/法興寺と元興寺/回正倉院展/永久寺/達磨寺/聖武天皇の夢/令和、そして言葉/阿修羅/貝の匙…… [著者プロフィール] 西山 厚(にしやま・あつし) 半蔵門ミュージアム館長、帝塚山大学客員教授、奈良国立博物館名誉館員。 徳島県鳴門市生まれの伊勢育ち。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。奈良国立博物館で学芸部長として「女性と仏教」など数々の特別展を企画。主な編著書に『仏教発見!』(講談社新書)、『僧侶の書』(至文堂)、『別冊太陽 東大寺』(平凡社)、本書の前篇である『語りだす奈良 118の物語』(ウェッジ)など。奈良と仏教をメインテーマとして、人物に焦点をあてながら、さまざまなメディアで、生きた言葉で語り、書く活動を続けている。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『語りだす奈良 ふたたび』(2019年6月15日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
3.5■読めば奈良がもっと好きになる! 仏教美術の殿堂として知られる奈良国立博物館の学芸部長として、正倉院展をはじめ、多くの展覧会を運営してきた著者。奈良の寺社や伝統行事、宝物、それらを守り伝える人々と接するなかでみつけた奈良の魅力や、研究者として発見した心温まる歴史秘話などを、専門である仏教史を交えながら綴ったエッセイ集です。 仏教研究に裏打ちされた豊かな知見を引き合いに出しながら、それでいて文体は易しく、語りかけるように奈良のすばらしさを物語ります。 [目次] 1 大仏さま、こんにちは 大仏さまにラブレター/大仏さまは音楽が好き/光明皇后を慕う/平城遷都1350年に向けて…… 2 悲しみから立ち上がる 大地との絆/心を開く/桜をみる/救いとは何か/玄奘三蔵を慕う/六月に生まれて/海のある奈良…… 3 時を超える祈り 叡尊の祈り/大三角トレード/正倉院宝物の力/蘭奢待/久我高照門跡…… 4 先人たちの物語 こんな人がいた!/五月二日/貞慶展へ行こう!/抱き合う仏さま/古事記を読む…… 5 あまねく、仏教愛 大仏と大仏/無初徳始/フェノロサと奈良/だいじょうぶ/聖武天皇の字を書く…… 6 博物館の日々 国宝薬師寺展/言葉の力/観音さま/興福寺の仏頭/風が吹いた/やなせたかしさん…… 7 大和ごころのありか 文化創造学科/式年造替/璉珹寺/遣唐使に学ぶ/鑑真和上に会う/好胤さんの17回忌…… 8 共振 三碓小学校/高野山の開創/談山能/鑑真和上への旅/奈良時代の福祉と医療/忍性菩薩…… [著者プロフィール] 西山 厚(にしやま・あつし) 半蔵門ミュージアム館長、帝塚山大学客員教授、奈良国立博物館名誉館員。徳島県鳴門市生まれの伊勢育ち。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。奈良国立博物館で学芸部長として「女性と仏教」など数々の特別展を企画。主な編著書に『仏教発見!』(講談社新書)、『僧侶の書』(至文堂)、『別冊太陽 東大寺』(平凡社)など。奈良と仏教をメインテーマとして、人物に焦点をあてながら、さまざまなメディアで、生きた言葉で語り、書く活動を続けている。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『語りだす奈良 118の物語』(2019年6月15日 第6刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
3.9■大好評、齋藤先生の図解シリーズ第1弾! 2500年もの間、読み継がれ、多くの人の心の支えとなってきた『論語』。いまでは、この『論語』を必須にする小学校が増え、ビジネスでも論語に学ぶ動きが出てきています。 論語を愛してやまない齋藤孝先生は言います。「これまでの価値観が揺らぎ、不安が増大するいま、多くの日本人が論語に『筋の通った生き方』を見出そうとしているのではないでしょうか」と。 本書では論語を図にすることによって、論語をすっきり理解し、実践し、自分のワザにしていくという作りにしています。「論語に親しむ=心の骨格づくり」のきっかけになる一冊です。 [目次] はじめに――論語の正しいリスペクト方法 第一章 仕事編 第二章 人間関係編 第三章 学び編 第四章 生き方編 おわりに――論語は人生の処方箋 [著者プロフィール] 齋藤孝(さいとう・たかし) 明治大学文学部教授。1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。専門は、教育学、身体論、コミュニケーション論。『まねる力』(朝日新書)、『語彙力こそが教養である』(角川新書)、『新しい学力』(岩波新書)等、著書多数。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『図解論語──正直者がバカをみない生き方』(2019年4月23日 第7刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
4.0■大好評、齋藤先生の図解シリーズ第2弾! 江戸時代に大ベストセラーとなった、貝原益軒の『養生訓』。いまでも、健康ガイドの先駆けとしての『養生訓』に学ぶことは多々あります。とはいえ、実際に読み通したことのある人は意外にも少ないのではないでしょうか。 本書は、昨年出版した『図解論語』に続く、シリーズ第2弾です。50の金言として取り上げた益軒の言葉は、言葉そのものが心の支えになります。今回も、わかりやすく図解にし、先生自身のエピソードをふんだんに盛り込みました。また、各項目には、誰もがすぐに実践できる健康法として「齋藤孝の今日からできる養生法」も加えました。『養生訓』を既に読んだことがある人にも、まだ読んだことがない人にも、養生を実践していくためのきっかけとなる、読んで良し、実践して良し、の1冊です。 第一章 生きる力──養生の基本 第二章 飲食の心得──何をどう食べるか 第三章 日々是好日──心をととのえる 第四章 健康配慮社会の到来──身体をととのえる 第五章 年を重ねるほど「ほぐれる」生き方──人生の楽しみ [著者プロフィール] 齋藤孝(さいとう・たかし) 明治大学文学部教授。1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。専門は、教育学、身体論、コミュニケーション論。『まねる力』(朝日新書)、『語彙力こそが教養である』(角川新書)、『新しい学力』(岩波新書)等、著書多数。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『図解 養生訓─「ほどほど」で長生きする』(2017年3月20日 第3刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
3.3■大好評、齋藤先生の図解シリーズ第3弾! 『菜根譚』は、中国の明の末に生きた洪自誠(こう・じせい)[生没年不詳]が「人がいかに生きていくべきか」を記した指南書で、江戸末期に日本に伝わりました。“人生の格言がこんなところに詰まっていたのか!”と驚くべき内容で、「座右の銘」を探すのにこれほど適した本はありません。そのため、東急グループの創業者・五島慶太氏、元首相・田中角栄氏、小説家・吉川英治氏、野球評論家・野村克也氏など、経営者や政治家にファンがとても多いのです。 本書は、図解シリーズ第3弾ですが、今回も齋藤先生の思いや体験をつなげていただきました。ぜひ自分の状況につなげて読んでみてください。そうすることで、『菜根譚』の言葉が心の格言になっていき、生きていく上での支えになると思います。 <目次> はじめに──人生の格言が詰まった本 第二章 気持ちが楽になる心の持ち方 第三章 幸せになる生き方 第四章 生きやすくなるものの見方 第五章 自分も相手も心地いい関係の作り方 おわりに──一人でも満ち足りる [著者プロフィール] 齋藤孝(さいとう・たかし) 明治大学文学部教授。1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。専門は、教育学、身体論、コミュニケーション論。『まねる力』(朝日新書)、『語彙力こそが教養である』(角川新書)、『新しい学力』(岩波新書)等、著書多数。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『図解 菜根譚─バランスよければ憂いなし』(2017年10月10日 第3刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
3.3■大好評、齋藤先生の図解シリーズ第4弾! これまで『葉隠』について語られるときは、「武士道といふは、死ぬ事と見付けたり」という言葉が代表として取り上げられていました。しかし実際に読み込んでいくと、「自分に与えられた仕事をいかにまっとうするか」や「人づきあいの大切さ」などが非常に細やかに描かれています。現代社会とも通じる部分が多く、私たちの生活に引きつけやすい。同時に、『葉隠』に貫かれた精神文化には、学ぶべきところがたくさんあります。 今回も図を使い、一目でその本質がわかるようにしています。『葉隠』の意外な面白さがわかる1冊です。 <目次> はじめに──武士道に、勤め人としての心意気を学ぶ 第一章 心地よく生きる術 第二章 大人としてのたしなみ 第三章 勝つための仕事術 第四章 リーダーの条件 第五章 人づきあいの極意 おわりに──五パーセントの武士道精神が、人を強くする [著者プロフィール] 齋藤孝(さいとう・たかし) 明治大学文学部教授。1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。専門は、教育学、身体論、コミュニケーション論。『まねる力』(朝日新書)、『語彙力こそが教養である』(角川新書)、『新しい学力』(岩波新書)等、著書多数。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『図解 葉隠―勤め人としての心意気』(2017年1月31日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
3.7■大好評、齋藤先生の図解シリーズ第6弾! 『孫子』は、世界最古、最強の兵法書として広く知られ、ビル・ゲイツや孫正義、野村克也など、名だたるリーダーが座右の書としています。「とにもかくにも勝てばいい」という単純なことではなく、「戦い方を知っている人だけが、思い通りに事を進められる」とあって、私たちにも参考にできることが非常に多いのです。 現代人にとって、戦いとは仕事の現場。商談もクレームも交渉も、そして会議まで、すべてが戦いのようなもの。そのため、目の前の出来事に対し、精神論ではなく戦略的思考を持って動いていくことが必要になります。判断を誤らないために、そしてよりよく仕事をするために必要な『孫子の兵法』の法則を、超訳と図解、そして具体的なエピソードでわかりやすく解説した1冊です。 【目次】 第一章 勝つための条件 第二章 リーダーの心得 第三章 負けない交渉術 第四章 困難にぶつかったときの対処法 第五章 チームで強くなる <コラム>「孫子の兵法」とはどんなものか/「孫子の兵法」はなぜ仕事に役立つのか/『孫子』が書かれた時代/『孫子』に学んだ人たち [著者プロフィール] 齋藤孝(さいとう・たかし) 明治大学文学部教授。1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。専門は、教育学、身体論、コミュニケーション論。『まねる力』(朝日新書)、『語彙力こそが教養である』(角川新書)、『新しい学力』(岩波新書)等、著書多数。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『図解 孫子の兵法―丸くおさめる戦略思考』(2018年6月25日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
4.1■既成概念にとらわれず、「社会で生きる力」をのばし育てる教育。その実践と未来を追う 首相官邸や国会議事堂にほど近い、千代田区平河町にある区立麹町中学校。古くから名門として知られるこの中学の校長になって5年目の工藤勇一がいま、日本の教育界を大きく揺さぶり続けている。口ぐせは「目的と手段をはき違えるな」。 定期テストや宿題を廃止し、固定担任制をやめて全員が担任になる「全員担任制」を導入、社会で生きるためのスキルとモチベーションを高めるための「麹中メソッド」や外部企業や専門家などをまきこんでの「オープンイノベーション」……既成概念を打ち破り、ビジネス的な手法をも大胆に導入して、公立中学としては画期的な改革を次々と行っている。この改革で子どもたちはどう変わったか、また目指すものは何か、工藤校長へのインタビューと周辺取材で解き明かす。 [目次] 第1章 世の中まんざらでもない。結構大人って素敵だ! <特別対談(1)> 青野慶久氏(サイボウズ株式会社代表取締役社長) 第2章 行政まで動かした改革者の横顔 <特別対談(2)> 木村泰子氏(大阪市立大空小学校初代校長) 第3章「自律」の力を身につけた生徒たち 第4章 保護者も、学校を変えられる <プロフィール> 工藤勇一(くどう・ゆういち) 1960年山形県生まれ。東京理科大学卒。山形県・東京都の中学校教諭、新宿区教育委員会指導課長などを経て、2014年4月より現職。現在は安倍首相の私的諮問機関である「教育再生実行会議」の委員をはじめ、経産省「EdTech委員」、産官学の有志が集う「教育長・校長プラットフォーム」発起人など多数の公職についている。 【著者】 多田慎介(ただ・しんすけ) 1983年、石川県金沢市生まれ。個人の働き方やキャリア形成、企業の採用コンテンツ、マーケティング手法などをテーマに取材・執筆を重ねている。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『「目的思考」で学びが変わる──千代田区立麹町中学校長・工藤勇一の挑戦』(2019年2月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
5.0那須高原麓にある老舗「パン・アキモト」が1996年に発売した「パンの缶詰」は阪神・淡路大震災の被災者の声から生まれた。防腐剤無添加で3年間保存が可能な「奇跡の缶詰」として、全国から注目を集めている。秋元社長は、災害が起きると国内外問わず、企業、学校、自治体、NGOなどと連携をとり、「パンの缶詰」を無償提供し続けており、被災地では、この「パンの缶詰」は必須の保存食として活用されている。さらに「パンの缶詰」の特性を生かして、海外の飢餓地域を救う仕組みまで作りあげたという。 本書は、社長や働く社員、さらに協力を惜しまない企業、学校、NGOへのインタビューを通じ、様々な組織や人々とともに社会に貢献するという「これからの働き方」を示す感動のノンフィクション。 [目次] [プロローグ] パンの缶詰、西日本豪雨災害の被災地へ 第1章 助けになりたい――パンの缶詰誕生秘話 第2章 缶詰が売れない!――大きな視点で考える 第3章 缶詰が捨てられる?――救缶鳥プロジェクト発進 第4章 被災地や海外へ――ピンチを乗り越える 第5章 人と人をつなぐ――救缶鳥をめぐる取り組み 第6章 世界とつながる――夢をかなえていく仕事 [エピローグ] 心を満たすパン屋になる 【著者】菅 聖子(すが・せいこ) 1965年生まれ。自由学園卒業。出版社勤務を経てフリー編集者、ライターとして活躍中。『世界を救うパンの缶詰』(ほるぷ出版)、『シゲコ!―─ヒロシマから海をわたって』(偕成社)、『子どもが幸せになる学校──横浜サイエンスフロンティア高校の挑戦』(ウェッジ)など、著書多数。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『小さなパン屋が社会を変える──世界にはばたくパンの缶詰』(2018年11月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
3.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自衛隊の年間予算は約5兆円、人員約30万人。その最新兵器の実力、災害・海外派遣の現状、近隣諸国の戦力などについては意外と知られていない。最新の写真とともに第一線の軍事フォトジャーナリストが初心者でもわかるように、現在の自衛隊の姿、そして過去と未来について平易に解説。自衛隊を考える上で知っておきたいことが過不足なく網羅されています。 [目次] 第1章世界の中の自衛隊 ・周辺諸国との比較〈実力編〉〈人員編〉〈装備編〉 ・各国軍との共同訓練 第2章比べてみました!装備&兵器 ・戦艦「大和」vs.イージス艦、どっちが強い? ・イージス・アショアvs.弾道ミサイル、迎撃できるorできない? ・オスプレイvs.CH-47チヌーク、どっちが使い易い? ・日本、アメリカ、中国の輸送機、性能はどこがベスト? ・自衛隊が採用する国産の「けん銃」、陸海空の仕様の違いは? ・SMG、自衛隊と警察で種類が違うのはなぜ? ・自衛隊の主力小銃「89式」、各国軍採用の小銃との性能差は? ・日本の特殊部隊、それぞれどんな特徴が? 第3章なんでも勝手にランキング ・防衛大臣、在任期間の長さ ・これは文学か!? 日報読み応え度 ・スクランブル! その原因 ・実は愛用されている意外な日用品 ・世界の強い戦車 ・災害派遣時に頼りになる車両 ・人気イベント 第4章自衛隊経験者に聞く「体験したことと、自衛官としての思い」 第5章自衛隊の歴史「これまで」と「これから」 【著者】菊池雅之(きくち・まさゆき) 軍事フォトジャーナリスト。1975年、東京生まれ。講談社フライデー編集部を経てフリーに。世界各国を飛び回りながら、軍事情勢の取材活動を行う。また危機管理をテーマに警察や海保、消防を取材。TVアニメ「東京マグニチュード8・0」や映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」、漫画版「亡国のイージス」などの軍事監修や資料提供も。著書『陸自男子』(COSMIC MOOK)、『ビジュアルで分かる自衛隊用語辞典』(双葉社)など多数。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『知っているようで、知らなかった 自衛隊の今がわかる本』(2018年11月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
4.0共働き子育て家庭の悩みは「とにかく時間がない!」こと。しかし、仕事をしている人は子育て上手のはずです。なぜなら、仕事における段取りやコミュニケーション、問題解決能力等は、すべて子育てに必要なものばかり。本書では、子育てをするすべての人がいまよりもっとラクになるコツをお伝えします。具体的には「子どもに自立」してもらうこと。これは練習次第でどんなお子さんでもできるようになります。自立する→時間の使い方がうまくなる→自信が持てる→自分のことが好きになる……親も子どももハッピーになるためのコツが詰まった1冊です。 [目次] CHAPTER 1 共働き子育てはもっとハッピーになる [一人で抱え込まなくても大丈夫] CHAPTER 2 小さいうちから自立してもらって、親はラクしよう [夫婦間のビジョン共有がベース] CHAPTER 3 時間の使い方を工夫すれば、笑顔が増える [自分からやる子に育てる方法] CHAPTER 4 勉強は「見守り上手」が、やる気を引き出す [自分で学べる子に育てる方法] CHAPTER 5 ほめる仕組み作りで、自信を育む [自分のことが好きな子に育てる方法] CHAPTER 6 「小4の壁」対策は今日からはじめられる [将来の不安を限りなくゼロに近づける] 【著者】小川大介(おがわ・だいすけ) 株式会社素材図書 代表取締役、中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員。1973年生まれ。京都大学法学部卒業。学生時代から大学受験予備校の看板講師として活躍。 2000年、中学受験専門のプロ個別指導教室SS-1を設立。教科指導スキルに、声かけメソッド、逆算思考、習慣化指導を組み合わせ、短期間の成績向上を実現する独自ノウハウを確立する。 著書に『頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』(すばる舎)などがある。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『親も子もハッピーになる最強の子育て』(2018年10月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
4.0推古天皇(飛鳥時代)、清少納言(平安時代)、葛飾応為(江戸時代後期)……時代の制約にしばられ反発しながらも懸命に生き抜いてきた10人の女たちが、波乱の人生を自らの言葉で語ります。当時の資料、研究成果に基づき主人公たちのキャラクター、台詞に思いをはせた筆者が現代の言葉に置き換えて描く異色の女性史。時代を超えて語りかける10人の言葉は、今まで見えてこなかった「日本女性の歴史」、さらには「もうひとつの日本の姿」を浮き彫りにします。 [目次] 野の声、森の声 縄文のシャーマン 女王と呼ばないで 台与 日出処のわたし 推古天皇 この平城京の片隅で 笠女郎 おもろい女たち 清少納言 水の音 建礼門院右京大夫 森に溺れる 森女 私たちの戦国 高台院おね 月が私について来る 遊女勝山 世界はこの手の中に 葛飾応為 おわりに [人物紹介と解説] 【著者】佐々木 和歌子(ささき・わかこ) 青森県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。専門分野は日本語日本文学。(株)ジェイアール東海エージェンシーにて歴史文化講座の企画運営に携わりながら、古典文学の世界を、やさしくわかりやすく解き明かす著作を重ねる。著書に『やさしい古典案内』(角川学芸出版)『やさしい信仰史―神と仏の古典文学』(山川出版社)など。『古典名作本の雑誌』(本の雑誌社)では中古文学・中世文学を担当。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『日本史10人の女たち』(2018年9月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
3.5全国で空き地・空き家が急増し、所有者不明の物件が増えています。その面積は、合計すると830km2と、九州の面積を超える広さに達します。しかもマイナス価値の「負動産」と化しているのが現状です。本書は、事例を交えながらその実態と発生理由、根本的な対策としてのまちづくり問題、新たなルール並びに土地の所有権放棄ルールの提案、そして所有してしまった場合の選択肢まで対処法をわかりやすく描いた1冊です。 [目次] 第1章 空き家・所有者不明土地の実態 1 空き家の実態と将来予測 2 空き地、所有者不明土地の実態と将来予測 3 所有者不明マンションの実態 第2章 現状の対策 1 空き家解体促進策と空家法 2 空き家の利活用促進策 3 空き家対策の新たな潮流─「近隣力」の活用 4 空き家ビジネスの最前線─「負動産」活用ビジネス 5 空き地、所有者不明土地対策 第3章 より根本的な対策1─まちづくりとの連動 1 点としての対応から面としての対応へ 2 コンパクトシティ政策 3 エリアマネジメント 第4章 より根本的な対策2─所有権の放棄ルール 1 解体費用事前徴収の仕組み 2 利用権設定の仕組み 3 所有権放棄ルールの必要性 4 所有者不明マンション対策 第5章 価値の残る不動産を持つために 1 所有者の責任とリスク 2 空き家の利活用、処分の可能性 3 今後の住まい選び─取得後の出口があるか 【著者】米山秀隆(よねやま・ひでたか) 富士通総研経済研究所 主席研究員。1986年、筑波大学第三学群社会工学類卒業。89年、筑波大学大学院経営・政策科学研究科修了。野村総合研究所、富士総合研究所を経て現職。専門は、住宅・土地政策、日本経済で、特に空き家問題に詳しい。主な著書に『限界マンション』『空き家急増の真実』(日本経済新聞出版社)などがある。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『捨てられる土地と家』(2018年7月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
3.0ビジネスパーソンが一日の大半の時間を過ごす職場では、怒り・理不尽な感情があふれがち。そんなイライラは、まじめで誠実に仕事に取り組んでいる人にこそ起こる感情ですが、イライラがたまり、ストレスになっていけば、心身の健康に害を及ぼすことも…。本書では仕事の効率アップ、業績アップを図るうえで役立つ「イライラを解消するコツ」をやさしく解説します。 [目次] 第1章 イライラは幸せをじゃましている ・イライラ」は、できるだけ早く消し去る ・能力がある人ほど、イライラしやすい : : 第2章 寛容な気持ちを持って人とつき合う ・相性が悪い相手とプラス思考でつき合う ・相性の悪い相手が、自分の仕事を助けてくれる : : 第3章 人を変えるより、自分が変わる ・相手が変わることを期待するより、自分が変わる ・イライラする相手と円満につき合う工夫をする : : 第4章 悲観主義を捨てて、楽観的になる ・悲観的な人はイライラ、楽観的な人は的確に対処する ・トラブルには「楽天的に対処する」のがいい : : 第5章 「完璧主義」と「うぬぼれ」を捨てる ・「完璧な仕事」よりも「よりよい仕事」を目指す ・まず大切なのは「今の実力」を知ることである : : 第6章 現状を客観視する習慣を持つ ・「出世」のために必要な2つのことがある ・「自分を客観視する能力」を身につける : : 第7章 平常心を保つトレーニングをする ・どんなに賢い人でも、イライラすることがある ・もっとも大切なのは、「平常心」を保つこと : : 第8章 時間の使い方にゆとりを持つ ・どんなに忙しくても、心に余裕を持つ ・「忙しい」には、「心をなくす」という意味がある : : 第9章 今に満足する気持ちを持つ ・「欲張りすぎ」が、イライラを生み出してしまう ・イライラが心臓病の原因になる? : : <プロフィール> 【著者】植西 聰(うえにし・あきら) 著述家。東京都出身。学習院大学卒業後、資生堂に勤務。独立後、人生論の研究に従事。独自の「成心学」理論を確立し、人々を明るく元気づける著述を開始。95年、産業カウンセラー(労働大臣認定資格)を取得。著書は『折れない心をつくるたった1つの習慣』(青春出版社)、『平常心のコツ』(自由国民社)、『眠る前に1分間ください。明日、かならず「良いこと」が起こります』(キノブックス)など多数。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『職場のイライラをすっきりなくす本』(2018年5月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
3.0台湾在住歴20年の作家夫婦が取材体験をもとに、台湾各地の風土や祭典、歴史、日本とのかかわりなどを紹介した紀行エッセイ。秘境探索、田舎散策、歴史建築探訪、ご当地グルメ、島旅などのほか、愛文マンゴーの開発秘話や凍頂烏龍茶の茶畑訪問記など、いくつかのネタを厳選し、ちょっぴりディープな台湾を取り上げています。 [目次] まえがき(★台湾全図) 第1章 素顔の台湾を見つめる 01 人々から愛される航海の女神 媽祖 02 マンゴーの香りに誘われて 玉井 03 凍頂烏龍茶の郷を訪ねて 鹿谷 第2章 人々が愛する故郷 04 知られざる大都会の魅力を探る 台中 05 地方都市には地方都市の魅力がある 嘉義 06 「古都」ではない古都 台南(★台南・米街周辺お散歩マップ) 07 大都会の中の港町風情に触れる 高雄(★哈瑪星エリア散策マップ) 第3章 台湾の「田舎」で魅力再発見 08 蘭陽平原に秘められた日台の歴史 宜蘭 09 客家の郷を訪ねる 美濃 10 南部台湾 絶景路線の旅 高雄から台東まで(★南廻鉄路 車窓見どころガイド ★屏東線・南廻線) 第4章 原住民族と秘境の文化に触れる 11 花東海岸公路バスの旅 魅惑の東海岸(★花東海岸公路の旅) 12 サイシャット族の村を訪ねる 南庄・向天湖(★台湾原住民族は16部族 ★台湾原住民族分布図) 13 台湾の最果ての地を訪ねる 馬祖(★馬祖列島の島々) 第5章 最後に 14 新たな潮流を生み出す人々 台北 [巻末]本書に掲載した店のデータ <プロフィール> 【著者】片倉真理(かたくらまり) 台湾在住ライター。早稲田大学政治経済学部卒業後、メーカー勤務を経て台湾と関わる。ガイドブックや書籍の執筆、製作のほか、機内誌への寄稿や女性誌の台湾コーディネートなども手がける。台湾生活情報誌『悠遊台湾』を毎年編纂。共著に『食べる指さし会話帳・台湾』(情報センター出版局)、『台湾で日帰り旅 鉄道に乗って人気の街へ』(JTBパブリッシング)などがある。 【写真】片倉佳史(かたくらよしふみ) 台湾在住作家。台湾に残る各地の日本統治時代の遺構を探し歩き、台湾と日本の歴史的関わりを記録している。著書に『台湾に生きている日本』(祥伝社新書)、『古写真が語る 台湾 日本統治時代の50年』(祥伝社)など多数。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『台湾探見―ちょっぴりディープに台湾(フォルモサ)体験』(2018年4月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
3.0大数の法則とは、「1つ1つは予想が難しい物事も、それらが沢山寄せ集まると、全体としての振る舞いは安定する」というものだ。たとえば、コイン投げを数多く繰り返すことによって表の出る回数は1/2に近づく。数多くの試行を重ねることにより事象の出現回数が理論上の値に近づく定理のことをいう。この法則は現代社会の至る所で活用されており、私たちが銀行から自由にお金を引き出せるのも、大数の法則のおかげである。大数の法則を知ることで違った視点で見れば、ビジネスや人生のヒントになるはずだ。 目次 序章 不確かな世の中を安定させる大数の法則 第1章 大数の法則の活躍ぶりを見てみよう! 1チンチロリンで学ぶ大数の法則/2数が多けりゃいいというわけではない。「独立性」がカギ/3「特権階級がいない」という条件がもう1つのカギ…… 第2章 世の中では大数の法則がこんなに働いている 1生命保険は大数の法則無しには成立しない/2損害保険は、再保険という制度によって大数の法則を働かせている…… 第3章 大数の法則を社会に活かす条件とは? 1大数の法則を社会に活かすための4つの条件/2現代社会は、なぜ大数の法則を活用できるようになったのか/3みんなちがって、みんないい 第4章 「大数力」アップでワンランク上の自分を目指そう 1小さなことを積み上げて人生をよくしていく/2お金に大数の法則を働かせる/3自分の意見を発信してみる…… 第5章 大数の法則を味方に付けよう <著者プロフィール> 冨島佑允(とみしま・ゆうすけ) 1982年福岡生まれ。外資系生命保険会社の運用部門に勤務。京都大学理学部・東京大学大学院理学系研究科卒(素粒子物理学専攻)。大学院時代は世界最大の素粒子実験プロジェクトの研究員として活躍。その後メガバンクにクオンツ(金融工学を駆使する専門職)として採用され、信用デリバティブや日本国債・日本株の運用を担当し、ニューヨークでヘッジファンドのマネージャーを経験。国際的な金融マンであると同時に、科学や哲学における最先端の動向にも精通している。著書に『投資と金融がわかりたい人のためのファイナンス理論入門』(CCCメディアハウス)がある。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『「大数の法則」がわかれば、世の中のすべてがわかる!』(2017年3月20日第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
-仏像イラストレーターの田中ひろみさんが案内する、愛知・三重・岐阜の仏像。京都や奈良、鎌倉といったイメージがありますが、じつは東海エリアも仏像大国。 寺院数全国一位の愛知、十一面観音菩薩を本地仏とする白山信仰が盛んな岐阜、神仏習合の仏像が大充実の三重──と、東海地方の仏像は、質も数も圧倒的にすばらしいのです!イラストとエッセイでわかりやすく解説。仏像の基礎知識も付いていますので、お出かけ前に読んでいただけると、仏像の魅力をもっと実感できるはず。 目次 はじめに 仏像の基礎知識 【愛知県】 成願寺(名古屋市)│十一面観音立像 栄国寺(名古屋市)│阿弥陀五臓仏 雲心寺(名古屋市)│阿弥陀如来坐像 荒子観音寺(名古屋市)│仁王像 浄蓮寺(津島市)│四天王像 西光寺(津島市)│地蔵菩薩立像 尾張国分寺(稲沢市)│釈迦如来坐像 善應寺(稲沢市)│大日如来坐像 禅林寺(一宮市)│薬師如来坐像 : : 【岐阜県】 正法寺(岐阜市)│釈迦如来坐像 法華寺(岐阜市)│両頭愛染明王坐像 慈明院(山県市)│聖観音菩薩立像 金山寺(各務原市)│十一面観音菩薩立像 宗休寺(関市)│宝冠大日如来坐像 瑞林寺(美濃加茂市)│弥勒仏坐像 願興寺(可児郡)│薬師如来坐像 長間薬師寺(羽島市)│薬師三尊立像 : : 【三重県】 垂坂山観音寺(四日市市)│元三大師像 明福寺(三重郡)│円空仏 竹成大日堂(三重郡)│大日如来坐像 林光寺(鈴鹿市)│千手観世音菩薩立像 妙福寺(鈴鹿市)│大日如来坐像 神宮寺(鈴鹿市)│深沙大将立像 四天王寺(津市)│薬師如来坐像 : : おわりに <著者プロフィール> 田中ひろみ(たなか・ひろみ) 女流仏像イラストレーター&文筆家。奈良市観光大使。女子の仏教レジャーサークル「丸の内はんにゃ会」代表。 よみうりカルチャー「江戸それホント?めぐり」の講師、中日文化センター「仏像大好き!」講師、毎日新聞旅行「田中ひろみの百仏巡礼」同行講師を務める。『会いに行きたい! 日本の仏像』(講談社+α文庫)、『拝んでしあわせ 奈良の仏像100』(西日本出版社)、『東京・鎌倉仏像めぐり』(ウェッジ)等、著書多数。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『東海仏像めぐり』(2018年3月31日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いまある会社を強い会社へと変えるためには、まず向かうべき方向を示す“羅針盤”となる「経営計画」を作ることが肝要です。本書では、1万件以上の経営指導を行ってきた著者が、実際にコンサルティングに関わった企業の事例をまんがにアレンジしながら、成果を出す経営計画の作り方のポイントと活用方法を、まんがと丁寧な解説でまとめたものです。この1冊で、経営計画書を作るメリット、実際の作り方、PDCAによる現場での進め方がよくわかります。 目次 はじめに プロローグ 経営計画書を作ろう [解説]経営計画を作ると会社はこんなに変わる! 第1章 経営計画書はこうやって作る [解説]A4用紙1枚に経営計画をまとめる 第2章 経営計画で儲かる会社に [解説]A4用紙1枚の経営計画を完成させる 第3章 経営計画に5Sを組み入れる [解説]5Sがあなたの会社の価値を高める 第4章 経営計画を確実に達成するには [解説]計画を実行する仕組みはこうやって作る エピローグ 経営計画は未来をひらく [解説]経営計画を定着させて未来のある会社に おわりに <著者プロフィール> 宮内健次(みやうち・けんじ) 中小企業診断士、社会保険労務士。株式会社千葉銀行に入行し、支店、本部勤務後、株式会社ちばぎん総合研究所にてコンサルティング部門を25 年間経験し部長職など歴任。コンサルティングでは、経営計画の作成・推進支援、経営改善支援、5S 指導、人事制度構築支援、ISO 認証取得支援などを指導してきた。 東京商工会議所をはじめ各地商工会議所などでの講演、TV 出演、新聞・経営専門誌への寄稿など多数。現在は、公益財団法人千葉県産業振興センターにて企業の経営相談等に携わる。著書に『A4一枚から作成できる・PDCA で達成できる経営計画の作り方・進め方』(日本実業出版社)、『経営計画で儲かる 会社に変える!』『1から学ぶ企業の見方』(近代セールス社)、『5S で決算書がグングン良くなるんです』(編著、日刊工業新聞社)。 【作画】 かめやともまさ 富山県在住の漫画家兼イラストレーター。広告漫画を中心に少女漫画、4コマ漫画、ゲームのイラストなど幅広いジャンルで活動中。 代表作に『享年16 歳、死んでから恋は始まった!』(ウェイブ)、『みにスタンドマイヒーローズ!~ヒーローたちの日常~』(coly)などがある。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『A4一枚で成果を出す! まんがでわかる経営計画の作り方、進め方』(2018年3月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
3.01997年に優先交渉権をえた欧州連合(ユーロトレイン)と、2年後、「敗者復活戦」で機電システムの優先交渉権を獲得した日本連合。どちらの鉄道がより台湾にふさわしいシステムなのかをめぐり、技術力はもちろん知力、政治力、交渉力など、もてる力をすべて振りしぼっての「知的格闘技」がはじまった。開業予定は2005年10月。そしてなにより一番大切なのは、安全で安定輸送が可能な高速鉄道を開業させること。さあ、この勝負、どうなる? 目次 第1章 年の瀬の台湾高速鉄道紀行 第2章 台湾高速鉄道受注競争 第3章 知的格闘技 第4章 車両とインフラのシステムインテグレーション 第5章 機電システムのシステムインテグレーション 第6章 機電システム 新幹線との技術的相違点 第7章 機電システム 実績ある技術への変更努力 第8章 台湾高鉄の要員養成 第9章 運転士の海外調達と開業延期 第10章 走行試験 第11章 高雄にて <著者プロフィール> 田中宏昌(たなか・ひろまさ)鉄道エンジニア、工学博士。1939年広島県呉市生まれ。1963年東京大学工学部卒業、同年日本国有鉄道に入社。構造物設計事務所次長、国連ESCAP運輸通信観光部鉄道課長などを経て、1990年東海旅客鉄道に入社。専務取締役新幹線鉄道事業本部長、代表取締役副社長などを歴任。現在は同社顧問。著書に『「国連運輸部鉄道課」の不思議な 人々』(ウェッジ)がある。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『南の島の新幹線―鉄道エンジニアの台湾技術協力奮戦記』(2018年2月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
4.5不動産評価ビジネス分野で実績を上げていた著者・伊藤紀幸さんの人生は、30歳のとき、知的障がいを持つ息子を授かったことで大きく変わり始めました。日本での知的障がい者の賃金があまりに安いことを知った伊藤さんは、その将来を案じ、ならば知的障害者が働き、もっと稼ぐことのできる場を作ろうと、紆余曲折の末に、2012年、チョコレート工房「ショコラボ」を開業しました。いまやショコラボは、デパートのバレンタイン催事等でも人気のチョコレート工房に成長しています。 本書は、横浜市にある小さなチョコレート工房「ショコラボ」の愛があふれる起業ストーリーをまとめた1冊です。親子の愛、障がい者福祉、起業の面白さ、経営することの難しさやワクワク感、モノづくりの喜びなど、さまざまなテーマがぎゅっと詰まっています。 目次 プロローグ 幸せのチョコレート 第1章 息子との出会い 第2章 ショコラボの誕生 第3章 いよいよ、船出 第4章 ショコラボの楽しい日常 第5章 ショコラボが目指すもの 第6章 経営者としての学び 第7章 ダイバーシティ(多様性)を受け入れる社会づくり エピローグ――19年と364日間経って思うこと あとがき <著者プロフィール> 伊藤紀幸(いとう のりゆき) 金融畑を歩むが、障がいのある息子を授かり、自分が本当にやりたいことは何かを見つめ直して脱サラ。障がい者の働く場創出と工賃アップを目指して、構想10年にして全国初の福祉のチョコレート工房を2012年11月にオープン。当初、障がい者には難しいとされたチョコレート作りを信念とミッションで切り拓き、JR東海の駅や有名百貨店・有名ホテル等で展開。各方面からその起業ストーリーの共感を得て躍進を続けるソーシャルビジネスの経営者。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『夢見るチョコレート工房―働く喜びをつくるということ』(2018年2月9日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
4.3「戦力外通告」――。プロ野球という華やかな世界に入った天才たちに訪れる、残酷な瞬間です。 著者は、横浜ベイスターズで活躍しながらも、宣告を受けてプロ野球界を去った経験を持つ高森勇旗さん。本書は、高森さんと同じように戦力外通告を受けて第二の人生を歩み始めた、25人のプロ野球選手へのインタビューです。インタビューした元選手には、コーチという立場で現役以上の結果を出している人もいれば、野球をスッパリとあきらめて公認会計士や高校教師になった人もいます。彼らはプロ野球で戦った経験があるから、違うステージでも力を発揮できるのです。 「戦力外通告」はどんな世界にも存在するシビアな現実です。しかしそれゆえ、本書で語られる元選手たちの吐露は、多くの読者の心を打つことでしょう。 目次 第1章 「戦力外通告」 第2章 インタビュー25人の「戦力外通告」 松家卓弘/井川 慶/奥村武博/山崎武司/石井琢朗/川上憲伸/中村紀洋/渡辺俊介/岩村明憲/屋鋪 要/G・G・佐藤/マック鈴木/鉄平/小早川毅彦/門倉 健/佐野慈紀/関屋智義/田中一徳/瀬間仲ノルベルト/小林敦司/南牟礼豊藏/真木将樹/生山裕人/竹下浩二/佐伯貴弘 あとがき <著者プロフィール> 高森勇旗(たかもり・ゆうき)1988年生まれ。富山県高岡市出身。中京高校から2006年横浜ベイスターズに高校生ドラフト4位で入団。田中将大、坂本勇人、梶谷隆幸らと同学年。12年戦力外通告を受けて引退。ライター、アナリスト、マネジメントコーチなど引退後の仕事は多岐にわたる。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『俺たちの「戦力外通告」』(2017年12月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
4.0東京から博多まで、35の駅に各駅停車する新幹線「こだま号」。その各駅で下車をして、酒場を探してみたらどうだろう。きっとその土地ごとの名物を出す居酒屋や、常連客に愛されてきたバーがあるはず。そんな軽い気持ち(?)で東京駅から始まった東海道・山陽新幹線グリーン車搭載の月刊誌「ひととき」(一部市販)の人気連載が、3年あまりをかけてようやく博多駅まで行き着き、新原稿も追加して、待望の書籍化。 巡った酒場は十店十色なれど、旬の肴を心を込めて提供し、常連客に愛される店ばかり。おいしい料理や銘酒の数々を目当てに旅した酔狂な記録を、ほろ酔いエッセイとおいしそうなイラストの数々でお楽しみください。 不届きものの前口上 こだま号で酒場紀行 ●東京~静岡 ふくべ〔東京駅〕/三平 中華酒場〔品川駅〕/割烹 万田作造〔新横浜駅〕ほか ●愛知~滋賀 福島屋〔豊橋駅〕/北京本店〔三河安城駅〕/大甚本店〔名古屋駅〕ほか ●京都~兵庫 祇園サンボア〔京都駅〕/初かすみ酒房 梅田店〔新大阪駅〕/堂島サンボア〔新大阪駅〕ほか ●岡山~広島 割烹 一文〔岡山駅〕/しんくらしき 二海〔新倉敷駅〕/リストランテ真田〔福山駅〕ほか ●山口~福岡 割烹 福源〔新岩国駅〕/焼肉 まんぷく苑〔徳山駅〕/入道〔新山口駅〕ほか コラム 知らない駅で下車を 酒場選びは第六感頼みで 新幹線乾杯族は友人と思うべし 初めての店では照れはご無用 ぶらりと寄った店で新情報を仕入れる もっと! こだま酒場紀行 京都、肉三昧の夜 名古屋発、島飲み紀行 旅の終わりの少し寂しき <著者プロフィール> 大竹 聡(おおたけ・さとし) 1963年、東京都生まれ。作家、編集者。2002年にミニコミ誌「酒とつまみ」を創刊し、呑兵衛たちの心を鷲掴みに。著書に『ぶらり昼酒・散歩酒』(光文社文庫)、『五〇年酒場へ行こう』(新潮社)、新刊『多摩川飲み下り』(ちくま文庫)。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『新幹線各駅停車 こだま酒場紀行』(2017年11月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
3.62017年3月末から7月末までの期間限定サイト「おしえて出口さん!」に寄せられた質問・相談と出口さんによる回答を再編集した1冊です。たくさんの回答から、80通を厳選しました。 ライフネット生命保険創業者の出口さん自らが回答するとあって、寄せられた質問・相談は多種多様。すべてのメールを出口さんが読み、丁寧に回答(しかも、結構長文)。そのため、毎日遊びに来て下さる方がとても多かったサイトでした。最年少は17歳、最年長はなんと82歳! 働き方から、恋愛、結婚、生き方、はては蝉のとり方まで。書籍化にあたり大幅加筆修正を加えたこの1冊を、ぜひ人生のおともに。各章のはじめには、出口さんの「○○観」も収録していますので、ぜひご参考に! 第1章 仕事 第2章 歴史と教養 第3章 恋愛と結婚 第4章 人間関係 第5章 人生 <著者プロフィール> 出口治明(でぐち・はるあき) ライフネット生命保険株式会社創業者。1948年三重県生まれ。京都大学法学部卒業後、1972年日本生命保険相互会社入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを歴任。2008年にライフネット生命保険を開業し、代表取締役社長に就任。2017年に代表取締役会長を退任後も、後進の育成など同社を支える。『生命保険入門 新版』(岩波書店)、『「全世界史」講義I、II』(新潮社)、『教養は児童書で学べ』(光文社新書)、『世界一子どもを育てやすい国にしよう』(駒崎弘樹氏との共著、ウェッジ)など、著書多数。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『おしえて出口さん!──出口が見えるお悩み相談』(2017年10月31日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
4.0『言志四録(げんししろく)』は、儒学者・佐藤一斎が40年あまりにわたって書き綴った語録で、指導者のバイブル。また、西郷隆盛や吉田松陰、坂本龍馬、佐久間象山らが心酔した書としても知られています。 今回『言志四録』に着目したのは、非常に優れた「人生の指南書」であり、いまも長く読み継がれているにもかかわらず、その魅力があまり広く知られていないという点に尽きます。 『論語』同様、座右の銘にしたくなる切れ味鋭い言葉に加え、仕事や人づきあい、リーダーの心得など、ビジネスパーソンの役に立つこの本の面白さを、わかりやすい図と共に解説します。 第一章 結果を出すには働き方を変える──仕事力 第二章 考えて動けるチームを作る──リーダー力 第三章 学びを無駄にしない──学習力 第四章 人とのちょうどいい距離感──人間関係力 第五章 悔いのない生き方──人生力 <著者プロフィール> 齋藤孝(さいとう・たかし) 明治大学文学部教授。1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。専門は、教育学、身体論、コミュニケーション論。『まねる力』(朝日新書)、『語彙力こそが教養である』(角川新書)、『新しい学力』(岩波新書)等、著書多数。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『図解 言志四録──学べば吉』(2017年10月31日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
3.5最近毎日のように報道され、日々進歩している人工知能を、多面的に解説した一冊。ニューラルネットワークを含む脳研究と人工知能研究の関係、AI研究を牽引するIT企業の人工知能がどのように創られているか、脳型コンピュータの可能性、自然界から着想を得て人工知能を生み出す「ナチュラル・コンピューティング」の最前線等をまとめている。また、ニューラルネットワークの精度を高めるきっかけとなった「ディープラーニング」を紹介する「技術解説」も附録。 巻頭言 甘利俊一(東京大学名誉教授) 第1章 人工知能研究と脳研究―歴史と展望 第2章 身近なところで使われる機械学習 第3章 Watson の質問応答からコグニティブ・コンピューティングへ 第4章 脳型コンピュータの可能性 第5章 ナチュラル・コンピューティングと人工知能─アメーバ型コンピュータで探る自然の知能 技術解説 ディープラーニングとは何か? <著者プロフィール> 第1章 合原 一幸(あいはら・かずゆき) 東京大学生産技術研究所教授、同大学院情報理工学系研究科教授、同大学院工学系研究科教授、理化学研究所AIP 特任顧問。専門はカオス工学、数理工学。 第2章 牧野 貴樹(まきの・たかき) Google Inc. シニアソフトウェアエンジニア。専門はコミュニケーションのシステム論と強化学習。 第3章 金山 博(かなやま・ひろし) 日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所のリサーチ・スタッフ・メンバー。2011年に米国のクイズ番組で人間に勝利したWatson のプロジェクトに参画。 第4章 河野 崇(こうの・たかし) 東京大学生産技術研究所准教授、医師。専門はニューロモルフィックハードウェア、神経システムモデリング。 第5章 青野 真士(あおの・まさし) 慶應義塾大学環境情報学部(SFC)准教授、東京工業大学地球生命研究所(ELSI)フェロー。平成28年度文部科学大臣表彰「若手科学者賞」受賞。 技術解説 木脇 太一(きわき・たいち) 東京大学情報理工学系研究科特任助教。専門は機械学習、ニューラルネットワーク学習アルゴリズムの分析。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『人工知能はこうして創られる』(2017年9月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
4.0宇宙進出においてアメリカも恐れる存在になりつつある中国。 その開発史や技術レベル、政治的目論見を、科学TV番組の解説でもおなじみの科学ジャーナリスト・寺門和夫氏がわかりやすくまとめた初めての本。 これまで宇宙は夢あふれる世界、戦争のない世界であった。しかし、宇宙覇権を狙う中国の宇宙開発は速いペースで進んでおり、中国版のGPSといわれる衛星測位システム「北斗」構築や月探査衛星の打ち上げ、さらには独自の宇宙ステーション計画を立てるなど、その勢いは加速する一方だ。 中国は、すでに人工衛星を攻撃するASAT(エーサット、対衛星兵器)などの実験も行っている。つまり、宇宙開発が軍事利用と直結しており、いま世界各国が懸念を強めているのだ。日本も、安全保障の観点から、中国の宇宙開発をウォッチする必要があるといえよう。 はじめに 第1章★中国 宇宙開発の源流 第2章★政府・軍による宇宙開発体制 第3章★ロケットと打ち上げ施設 第4章★さまざまな人工衛星とそのミッション 第5章★月・火星探査計画の遠大な思惑 第6章★中国の有人宇宙計画 第7章★進められている軍事利用 第8章★中国はなぜ「宇宙強国」をめざすのか 謝辞 <著者プロフィール> 寺門 和夫(てらかど・かずお) 科学ジャーナリスト、一般財団法人日本宇宙フォーラム主任研究員。1947年生まれ。早稲田大学理工学部電気通信学科卒業。株式会社教育社で科学雑誌『ニュートン』を創刊。長年にわたって科学分野の取材を続けてきた。主な取材分野は、宇宙開発、天文学、惑星科学、分子生物学、ゲノム科学、先端医療、地球環境問題、エネルギー問題。日本および海外の科学者や研究機関に幅広いネットワークをもつ。テレビ、ラジオ等メディアへの出演も多数。 主な著書に『まるわかり太陽系ガイドブック』、『ファイナル・フロンティア――有人宇宙開拓全史』、『[銀河鉄道の夜]フィールド・ノート』、『超絶景宇宙写真』、『宇宙から見た雨』などがある。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『中国、「宇宙強国」への野望』(2017年2月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
-欧州はいま、混迷の中にあります。英EU離脱と世界経済への影響、テロの多発、バルカン半島から大量に密輸される銃器、難民流入の深刻化など、さまざまな問題が輻輳的に絡み合い、大きな歪みを生じさせているのです。 本書は、イギリス在住のジャーナリストが、欧州で起きている問題の一つひとつの現場を歩き、話を聞き、ルポとしてまとめた1冊です。なぜ英国はEU離脱を選ぶに至ったのか、離脱が世界経済に及ぼす影響、次の離脱が危ぶまれている国はどこなのか、次々と繰り出されるテロの新常態にどのように対処しているのか、政治経済と難民問題を秤にかけざるを得なくなっている政治家たちの苦悩とは――。政府筋、金融シティ、一般市民、難民など、現地徹底取材によって、欧州が抱える問題の本質を探ります。 はじめに 1 EU崩壊の胎動 2 二大政党制の崩壊 3 英国分裂の危機 4 英国人がEUとの離婚を選んだ理由 5 ブレグジットが経済に与える衝撃 6 押し寄せる絶望の難民たち 7 テロ対策の新常態 8 離脱ドミノへの起爆剤、「五つ星運動」 9 拡散するブレグジットの衝撃 10 英国は没落を回避できるか おわりに <著者プロフィール> 木村 正人(きむら・まさと) 1961(昭和36)年生まれ。京都大学法学部卒。産経新聞大阪社会部、東京本社政治部・外信部を経てロンドン支局長を務めた。国際政治、安全保障、欧州経済に詳しく、現在、ロンドンを拠点に国際ジャーナリストとして活動している。著書に『EU崩壊』『見えない世界戦争―「サイバー戦」最新報告』(いずれも新潮新書)。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『欧州 絶望の現場を歩く―広がるBrexitの衝撃』(2017年1月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
3.7魚が獲れない! 消費も減っている! そんな国は実は、世界中で日本だけだった……水産物取引の最前線で活躍する著者が、漁業のサステナビリティー(持続可能性)が保たれた、明るい未来への具体策を提言します。 WEDGE Infinityの記事「日本の漁業は崖っぷち」でおなじみ、片野歩氏の新刊は、日本漁業の現状把握と海外との比較、そして解決のための戦略まで、現状を変えるための熱い提言が詰まった1冊です。 はじめに 第1章 知られざる日本と世界の漁業の実態 第2章 徹底討論。魚を守るなら、いましかない 第3章 世界の成功例から具体的な政策を考える さいごに 国家戦略と意思決定 <著者プロフィール> 片野 歩(かたの・あゆむ) 東京生まれ。早稲田大学卒。1990年から北欧を中心に、最前線で水産物の買付業務に携わる。特に世界第2位の輸出国として成長を続けているノルウェーには20年以上、毎年訪問を続け、日本の水産業との違いを目の当たりにしてきた。2015年、水産物の持続可能性(サステナビリティー)を議論する国際会議「シーフードサミット」で、日本人初の最優秀賞「シーフードチャンピオン」を政策提言(アドボカシー)部門で受賞。著書に『魚はどこに消えた?』(ウェッジ)、『日本の水産業は復活できる!』(日本経済新聞出版社)がある。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『日本の漁業が崩壊する本当の理由』(2016年12月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
3.0本書は、人為災害に遭遇した際に命を守る行動について、わかりやすいイラストとともに解説するマニュアルです。 テロ対策と聞けば、警察や自衛隊などが関わる特殊な分野としてのイメージがありますが、世界各地で発生しているテロをみると、巻き込まれるのは多くの一般市民です。すなわち、私たちひとり一人に密接に関係するリスクなのです。 一方、いまの日本では「一般市民ができるテロ対策」についてはほとんど普及しておらず、テロに対して無防備ともいえる状況です。また、防犯のみならず、防災、防衛、化学、救命…などじつに多くの分野が関わるものでもあります。 本書では、一般市民としての心構えや対処法など、テロから命を守るために「何ができるか」のヒントをまとめています。 まえがき 第1章 日本はテロに強い国か? 第2章 問われるのは、一人ひとりの心構え 第3章 テロはあらゆる手段で行われる 第4章 命を守る行動 コラム 世界の民間防衛 おわりに <著者プロフィール> 志方俊之(しかた としゆき) 軍事アナリスト、帝京大学名誉教授。防衛大学校本科卒、京都大学大学院博士課程修了。防衛大学校幹事、陸上自衛隊北部方面総監、内閣府中央防災会議専門委員や東京都防災担当参与、防衛大臣補佐官も務めた。 武田信彦(たけだ のぶひこ) 安全インストラクター。慶應大学在学中に国際的な犯罪防止NPOの活動に参加し、東京都内の繁華街を中心に街頭パトロールを実施。現在は地域住民やPTAへのパトロールアドバイス、防犯リーダー育成、児童・生徒向けの安全教室など、全国で安全に関する講演やセミナーの講師を多数務めるほか、TV、メディア等で防犯・安全対策の専門家として活躍。 小泉 悠(こいずみ ゆう) (財)未来工学研究所研究員。早稲田大学大学院政治学研究科修了。民間企業勤務を経た後、外務省国際情報統括官組織で専門分析員を務め、現職。主な研究テーマはロシアの軍改革や軍需産業政策、核軍縮・核戦略など。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『もしもテロにあったら、自分で自分の命を守る民間防衛マニュアル』(2016年8月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
4.3ここ数年少子化や待機児童、産休、育休等、子どもにまつわることが問題になっていますが、これらは放っておけば国力低下につながるものばかりです。そこで、出口さんと駒崎さんに「子どもにまつわる問題をどう解決するか?」をテーマに、社会の仕組みや仕掛け、働き方、幼児教育の重要性、この国をどんな国にしていきたいか等、語っていただきました。ふたりに共通する思いは、「子育てする人も、そうでない人も、ひとりでも多くの人が幸せに暮らせる社会づくり」に尽きます。今、自分にできることは何か、個人や社会が一歩前へ進むきっかけになる本です。 はじめに 第1章 ヒトが生きてきた歴史に学ぼう 第2章 社会の仕掛け、仕組みを変えよう 第3章 働き方を変えていこう 第4章 教育こそが人間形成につながる 第5章 年齢フリーのチャイルドファースト社会へ おわりに <著者プロフィール> 出口治明(でぐち・はるあき) ライフネット生命保険株式会社代表取締役会長。1948年生まれ。京都大学法学部卒業。日本生命保険相互会社に入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て退職。2006年に生命保険準備会社を設立し、代表取締役社長に就任。2008年生命保険業免許取得に伴い、ライフネット生命保険株式会社を開業。2016年6月より現職。『生命保険入門 新版』(岩波書店)、『直球勝負の会社』(ダイヤモンド社)、『「全世界史」講義』(新潮社)等、著書多数。 駒崎弘樹(こまざき・ひろき) 認定NPO法人フローレンス代表理事。1979年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。2005年日本初の「共済型・訪問型」病児保育を開始。2008年「Newsweek」の〔世界を変える100人の社会起業家〕に選出。2010年から待機児童問題解決のため「おうち保育園」開始。のちに小規模認可保育所として政策化。2014年、障害児保育園ヘレンを開園。複数の公務を兼任。『「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方』(ちくま文庫)、『社会をちょっと変えてみた』(岩波書店)等、著書多数。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『世界一子どもを育てやすい国にしよう』(2016年8月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
-「世界最先端の地」シリコンバレーでは、日々Googleの自動運転車が涼しい顔をして公道を走っている。いま、日本が誇る自動車産業は、その誕生以来最大の危機を迎えている─。 【WedgeセレクションNo.56】 目次 ■PART1 米IT企業が先行する「自動運転」開発 壊れだした自動車業界のパワーバランス 文・川端由美・Wedge編集部 ■PART2 自動車メーカーは置き去り Googleが目指す完全自動運転 文・自動車業界関係者 ■PART3 欧米自動車メーカーが続々参入 なぜいまカーシェアなのか? 文・宮田拓弥 ※この電子書籍は、月刊『Wedge』2016年6月号に掲載された記事を一部編集したものです。記事中の事実関係、データ、肩書き等は掲載当時のものです。
-
-「社会人にはリベラルアーツが必要」と言われるものの、リベラルアーツとは一体何でしょうか?麻生川氏は「それは、文化のコアをつかむことだ」と言います。文化のコアをつかむとは、文化圏の中核となっている考えを自分の言葉で表現できること。つまり「ひと言で言うと、日本とは○○だ」と説明できることです。そして文化のコアをつかんだあとは、世界や人生の諸問題に対して自分なりの答えを出せるような世界観と人生観を持つことが、リベラルアーツの最終着地点です。本書は、500冊以上の旅行記・滞在記を読み尽くした麻生川氏が到達した各国の「文化のコア」を、アジア中心に紹介します。観察眼の鋭い人による旅行記や滞在記は、文化のコアをくっきり浮かび上がらせます。これらは事象の羅列にとどまらず、価値観や倫理観を知ることができます。同時に、私たち日本人が苦手とする多様な文化背景の理解や思想的な脆弱さも払拭することができる1冊です。 序論 第1章 良くも悪くもアナログ的な日本 第2章 人間不信の中国 第3章 差別を是とする朝鮮(韓国) 第4章 強者の論理 中東・イスラム・中央アジア遊牧民 第5章 今も階級社会のインド・東南アジア 終章 文化差を知る重要性 <著者プロフィール> 麻生川静男(あそがわ・しずお) リベラルアーツ研究家、博士(工学)。1955年大阪府生まれ。京都大学工学部卒業、同大学大学院工学研究科修了、徳島大学工学研究科後期博士課程修了。独・米に留学。1980年に住友重機械工業に入社し、主にソフトウェア開発に従事。カーネギーメロン大学日本校プログラムディレクター、京都大学准教授を経て、現在は「リベラルアーツ教育によるグローバルリーダー育成フォーラム」を設立し運営している。著書に『本当に残酷な中国史 大著「資治通鑑」を読み解く』(角川新書)、『本物の知性を磨く 社会人のリベラルアーツ』(祥伝社)がある。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『旅行記・滞在記500冊から学ぶ 日本人が知らないアジア人の本質』(2016年6月30日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
-Airbnbに加えて中国系の民泊仲介事業者が、日本の民泊市場を席巻している。 官邸主導で民泊解禁へ進み始めたが、課題は山積している─。 【WedgeセレクションNo.55】 目次 ■PART1 日本でAirbnbを猛追する中国民泊 文・富坂 聰 ■INTERVIEW 独占 中国民泊「自在客」トップインタビュー 張志杰(健云網絡情報技術有限公司CEO) ■PART2 続出する「民泊リッチ」 憤るマンション管理組合 文・写真・Wedge編集部 ■PART3 既に2.6万件のAirbnb物件 実態と乖離する法規制 文・Wedge編集部 ■COLUMN IoT、代行業者 盛り上がる周辺ビジネス 文・Wedge編集部 ■INTERVIEW 「現行法は古い 安全に広まるための法整備を」 ジュリアン・パーサード(Airbnbアジア太平洋ディレクター)/田邉泰之(Airbnb Japan代表取締役) ■PART4 「市の政策をまず示せ」Airbnbと戦ったアムステルダム・ロンドン 文・写真・木村正人 ※この電子書籍は、月刊『Wedge』2016年4月号に掲載された記事を一部編集したものです。記事中の事実関係、データ、肩書き等は掲載当時のものです。
-
-下流老人に老後破錠。老後リスク本はシニアの心に刺さり、不安が経済を冷やしている。ブームは政策を動かし、3万円の給付も決まったが、実はこの老後の貧困、統計分析としては不正確だ。 【WedgeセレクションNo.54】 目次 ■INTRODUCTION 高齢者の貧困は改善 下流老人ブームで歪む政策 文・Wedge編集部 大江紀洋 ■PART1 アベノミクスを阻む「年金制度の壁」は一刻も早く撤廃すべき 文・熊野英生(第一生命経済研究所 首席エコノミスト) ■INTERVIEW シニアの消費喚起の抜本策は最低保障年金と相続増税 飯田泰之(明治大学政治経済学部准教授) ■PART2 シニアの強みを引き出せ! 70歳代活かす企業は「仕組みを変える」 文・Wedge編集部 ■COLUMN 改善するシニアの労働市場 人気の事務職は狭き門 文・Wedge編集部 ■PART3 働くことこそ老いを遠ざける 若さ保つシニアの三者三様 文・林えり子 ※この電子書籍は、月刊『Wedge』2016年2月号に掲載された記事を一部編集したものです。記事中の事実関係、データ、肩書き等は掲載当時のものです。
-
-2015年9月10日、茨城県常総市で鬼怒川堤防が決壊し、常総市の3分の1が水に浸かった。報道では、常総市の避難指示の遅れが何度も指摘されたが、同じような豪雨が都心部に流れ込む荒川、江戸川、庄内川(名古屋)、淀川(大阪)の上流域に降り注ぐと、ハードの整備や市町村による避難誘導だけではとても防ぎきれないことが、現地や専門家への取材で判明した。異常気象がもたらすこの大都市水害の時代に、私たち日本人がいかに備えるべきかをまとめた一冊! 【WedgeセレクションNo.53】 <目次> 【PART1】 常総・徹底取材で分かった「あの水害はどこでも起きる」 文・Wedge編集部 【PART2】 広島土砂災害も同じ原理 危険な山肌は全国18万ヵ所 文・中西 享 【COLUMN】 地名が示唆する水害 文・楠原佑介 【PART3】 あの日レスキューは4000人を救った! でも東京だったら50万人も孤立する 文・Wedge編集部 【INTERVIEW】 住民は避難しない 「流域思考」へのパラダイム転換が必要 岸 由二 【INTERVIEW】 過保護に慣れた日本人 国土より国民の意識を“強靭化”させよ 片田敏孝 ※この電子書籍は、月刊『Wedge』2016年1月号に掲載された記事を一部編集したものです。記事中の事実関係、データ、肩書き等は掲載当時のものです。
-
-パリ同時多発テロに続き、ジャカルタでも爆弾テロを起こしたIS(=「イスラム国」)。その勢力はシリア・イラクにとどまらず、リビアにも拡大しつつある。ISと戦う国々は複雑な利害対立を乗り越え、この過酷な戦いに終止符を打つことができるのか。また、この混沌とした世界情勢は、なぜ生まれてしまったのか。各分野の大家たちが、長期的・大局的な見地から「ISに翻弄される世界」を簡潔に分析する!【WedgeセレクションNo.52】 <目次> ■THE CHANGE IN WORLDS POWER STRUCTURE 足並み揃わない大国 Gゼロ時代の混沌は続く 文・中西輝政 ■ISLAMIC WORLD-HOW TO PREVENT TERRORISM イスラム世界はISを収束できるのか 文・保坂修司 ■THE BEST SCENARIO FOR USA 「中東からは逃げられない」オバマが“次”に残した教訓 文・マイケル・シン ■THE LIMITS OF WESTERN CIVILIZATION イスラムが問題なのか 西洋こそ問題ではないのか 文・佐伯啓思 ※この電子書籍は、月刊『Wedge』2016年1月号に掲載された記事を一部編集したものです。記事中の事実関係、データ、肩書き等は掲載当時のものです。
-
-日本のシーレーンでもある南シナ海は、中国のみならず米国の安全保障にも直結する。決して相容れることのない両国の利害。その衝突が静かに始まりつつある――。【WedgeセレクションNo.51】 <目次> 【AMERICAN VIEW】 遠く離れた南シナ海に米国が固執する理由 文・小谷哲男 【CHINESE VIEW】 人工島建設と艦隊増強 南シナ海を赤く染める中国 文・小原凡司 【INTERVIEW】 中国原潜の出入口 バシー海峡に対する日本の責任 文・香田洋二 【SEA LINES OF COMMUNICATION】 経済と安保の生命線 南シナ海シーレーン 【THE CONFLICT】 サンゴ礁は誰のもの 法廷闘争フィリピン優勢 文・ジェームズ・クラスカ 【CHINA WATCHER’S VIEW】 南シナ海 米艦航行 曲解する日本と冷静な米中 文・富坂 聰 ※この電子書籍は、月刊『Wedge』2015年12月号に掲載された記事、及びウェブマガジン『WEDGE Infinity』に掲載された記事を一部編集したものです。記事中の事実関係、データ、肩書き等は掲載当時のものです。
-
-地方移住に関心が高まるなか、東京から地方への人の流れを生み出そうと、国や地方自治体は数々の支援策を用意し、「日本版CCRC構想」も立ち上げる。移住の目的はみんな様々。人は地方に何を求め、都会を飛び出すのだろう。【WedgeセレクションNo.50】 <目次> 【INTRODUCTION】田舎暮らしに憧れる東京人 過熱する地方移住ブーム 人の流れは生まれるか 文・Wedge編集部 【CASE STUDY】人生色々、移住も色々 5つの移住ケースから学ぶ 田舎暮らし成功の秘訣 文・Wedge編集部 【REPORTAGE】シニアタウンの持続可能性 先行事例に見る日本版CCRC成功のカギ 文・Wedge編集部 【INTERVIEW】 年賀状に書きたくなるストーリー 高いハードルが人を惹きつける 松田智生(三菱総合研究所 プラチナ社会研究センター主席研究員) 【KEYWORD OF REVIVAL】 人集めに成功した神山町 「成長」に向けた第2ステージへ 文・磯山友幸(ジャーナリスト) ※この電子書籍は、月刊『Wedge』2015年11月号に掲載された記事を一部編集したものです。記事中の事実関係、データ、肩書き等は掲載当時のものです。
-
-在宅勤務、朝型勤務、ゆう活……。企業や官公庁が続々と「働き方改革」を実施している。旧態依然の「ニッポン株式会社」に、こうした新しい働き方は根づくのだろうか――。【WedgeセレクションNo.49】 <目次> ■PART 1 働き方革命最前線 拡大する在宅勤務 課題となる“社畜文化”の是正 Wedge編集部 【COLUMN1】ゆう活は成功したのか? まぼろしで終わるな「キラめく夕方」 Wedge編集部 【COLUMN2】長時間残業をなくす 働き方を変え意識を変える伊藤忠の「朝型勤務」 Wedge編集部 【SPECIAL INTERVIEW】成果主義は日本企業に根付くか 「長きをもって尊しとなさず」 会社が求めるのは成果のみ 松本 晃(カルビー代表取締役会長兼CEO) 【SPECIAL INTERVIEW】「結果よりもプロセス重視」のウソ 「頑張らなくていい。結果を出せ」 意識改革は「残業ゼロ」から 吉越浩一郎(トリンプ・インターナショナル・ジャパン元代表取締役社長) ■PART 2 ホワイトカラー・エグゼンプション導入ならず 時代遅れの労働時間規制 「残業代ゼロ」でも改革は必要 大内伸哉(神戸大学大学院法学研究科教授) 【SPECIAL INTERVIEW】「定額働かせ放題法案」の誤解 大卒・年収700万円以上の労働者の労働時間は長くならない 山本 勲(慶應義塾大学商学部教授) 働かないオジサンが滞留 大企業を変える劇薬は副業 担当○○、××代理、△△リーダーであふれかえる職場 大江紀洋(Wedge編集部) 成果につながる「がんばり」を 努力は「量」から「質」へ 『がんばると迷惑な人』 中村宏之(読売新聞東京本社調査研究本部 主任研究員) ■PART 3 裁量があっても長時間労働 日本人はなぜ休めないのか Wedge編集部 お上主導で祝日だらけ 効率の悪い日本の“休み方” 磯山友幸(経済ジャーナリスト) ※この電子書籍は、月刊『Wedge』2015年10月号に掲載された記事、及びウェブマガジン『WEDGE Infinity』に掲載された記事を一部編集したものです。記事中の事実関係、データ、肩書き等は掲載当時のものです。
-
-今年7月に急逝した、元ラグビー日本代表であり、元慶應義塾大学ラグビー部監督・上田昭夫さんの半生を描いた1冊。 上田さんといえば、母校の慶應大学ラグビー部を二度日本一に導いた名監督(86年、2000年)として多くの人に知られている。 86年に日本一に輝くも、その後は東大にも負け、どん底にあえぐ時間が長く続いた。94年に再就任した際には母校の惨状に驚いたものの、学生を意識変革し、人材確保、育成にも情熱をもってあたり、ついに2000年、創部100周年という節目に日本一に! 慶應ラグビー部を再生させた熱血監督者としてラグビー関係者・ファンだけではなく、組織論としても人気を集め、経営者、管理職からも人気を得た。 その後、上田さんが最も力を入れていたのは「女子ラグビーの活性化」「少年院でのラグビーを通して人を育てる」「秩父宮FMのDJで、スポーツの楽しさを伝える」の3つ。スポーツを通して、人を育てる、楽しませる、ということに情熱を注ぎ続けた上田さんからの、最後のメッセージ。 はじめに──思いを託され 第1章 上田昭夫の原型 第2章 第1次慶應義塾體育會蹴球部監督時代 第3章 第2次慶應義塾體育會蹴球部監督時代 第4章 「勝負」から「楽しむ」ことへ 第5章 女子ラグビーへの挑戦 第6章 友の遺志を継いだ少年院でのラグビー指導 第7章 勝てる組織を作る 第8章 組織を育てるリーダー像 おわりに <著者プロフィール> 大元よしき(たいげん・よしき) スポーツライター。1962年生まれ。東洋大学卒業。保善高校時代からラグビーをはじめ、2~3年時に全国大会に出場。卒業後も東急ストア、ミノルタを通じ17年間プレーを続けた。現在パッションキッズ代表取締役。弓道三段。著書に『1万回の体当たり──タックルマン石塚武生 炎のメッセージ』『あの負けがあってこそ──再起を懸けたアスリート25の軌跡』(ウェッジ)等がある。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『強い組織をつくる 上田昭夫のプライド』(2015年11月30日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
-株安を制圧できず、通貨のコントロールに手こずる中国は、不良債権問題をうまく先送りできるのか。国家粉飾が疑われ、新興国からの資金流出が止まらない。デジャブ感たっぷりの光景に世界が怯える――。【WedgeセレクションNo.48】 <目次> ■チャイナショック拡大 世界不況に備えよ ・中国は根治不可能 インフラ投資が世界救う 倉都康行(RPテック代表取締役、国際金融評論家) ・資金繰り悪化する新興国 中国の外貨準備は粉飾か 水谷幸資(経済ジャーナリスト) ■デフレ不況に近づく中国 必要なのは中国版リフレ 梶谷 懐(神戸大学大学院経済学研究科教授) ■中国経済「減速」を日本経済の経験から読み解く 中島厚志(経済産業研究所理事長) ■経済に冷や水浴びせてもやめられない「反腐敗運動」 富坂 聰(ジャーナリスト) ※この電子書籍は、月刊『Wedge』2015年9月号と2015年10月号に掲載された記事、及びウェブマガジン『WEDGE Infinity』に掲載された記事を一部編集したものです。記事中の事実関係、データ、肩書き等はすべて掲載当時のものです。
-
-広く国民に親しまれているウナギには、「闇の世界」が存在する。稚魚の採取から流通に至るまで、深く根を張る裏社会の実態に迫った――。【WedgeセレクションNo.47】 <目次> ■PART 1 現地取材で明らかになったタブーの実態 はびこる密漁と密輸ロンダリング 暴力団が暗躍するウナギビジネス (文・鈴木智彦/ジャーナリスト) ■PART 2 DNA検査で見えた兆候 綱渡りで支えられている中国産・格安蒲焼き (文・Wedge編集部) ■COLUMN 世界に広がるKABAYAKI市場 (文・Wedge編集部) ■COLUMN ウナギ完全養殖最前線 商業化成功までの果てしない旅路 (文・Wedge編集部) ■COLUMN 精ではなく脂肪がつく? ウナギ蒲焼を食べるときの注意点 (文・Wedge編集部) ■PART 3 「爆食」日本人の新たな標的となったビカーラの今 奈良産・異種ウナギいよいよ登場か プロが諦めた養殖に挑む素人 (文・Wedge編集部) ※この電子書籍は、月刊『Wedge』2015年8月号で掲載された特集記事を電子書籍化したものです。記事中の事実関係、データ、肩書き等はすべて掲載当時のものです。
-
4.4自由化されると電気料金が下がる、再生エネルギーで自給自足が可能、原子力発電所がなくても電気は供給されるし、支障はない……など、電力に関する話題にはとかく誤解がつきものです。本書ではこういった誤解を解くことからはじめ、電力や電力業界の問題のほか、エネルギー問題など、電力にまつわる様々な問題点を、元東京電力社員の著者が丁寧に解き明かした1冊です。 序 エネルギー政策の理想と現実 第1部 エネルギーに関する神話 (再エネ神話の現実 ドイツ神話の現実 電力会社の思考回路にまつわる神話) 第2部 エネルギーに関する基本 (電気はどこでどう作る エネルギーを語るなら知っておきたい常識 キレイごとでは済まない温暖化問題 東電福島原子力事故による3Eの変化) 第3部 電力システムの今後 (考えなければならない問題 原子力事業は誰がどう担うのか 今後電力システムはどうあるべきか) 補論 電力システムと電力会社の体質論 <著者プロフィール> 竹内純子(たけうち・すみこ) NPO法人国際環境経済研究所理事・主席研究員、21世紀政策研究所「原子力損害賠償・事業体制検討委員会」副主査。 慶応義塾大学法学部法律学科卒業。1994年東京電力入社。2012年より現職。国立公園尾瀬の自然保護に10年以上携わり、農林水産省生物多様性戦略検討会委員や21世紀東通村環境デザイン検討委員等歴任。その後、地球温暖化国際交渉や環境・エネルギー政策に関与し、国連気候変動枠組条約交渉にも参加。著書に、『みんなの自然をみんなで守る20のヒント』(山と渓谷社)がある。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『誤解だらけの電力問題』(2015年7月20日 第4刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
-最近、メディアで認知症が取りざたされています。新聞・雑誌などで、認知症・アルツハイマー病の文字を見かけない日はないほどです。65歳以上の10人に1人が認知症になると言われ、〈認知症800万人時代〉というキャッチフレーズが各誌面に躍っています。2013年12月にはロンドンで主要8カ国による「認知症サミット」も開かれ、認知症やアルツハイマー病はわが国だけでなく世界的な関心事となっています。 では、「認知症ってなんですか?」とあらたまって聞かれると、正確な知識をもっている人は意外と少ないものです。年をとるにつれて誰しも記憶力が衰えてくるものですが、正常な老化と認知症とはどこが違うのでしょうか。また、認知症のなかにも、予防可能なもの、治療可能なものがあります。主として脳の血管障害によって起こる認知症ですが、こうした違いをよくわきまえていないと、適切な治療ができずに症状を進行させてしまうことになりかねません。 【目次】 1章 認知症ってなんですか? 2章 アルツハイマー病ってなんですか? 3章 治療法 4章 治療薬 5章 予防法あれこれ <著者プロフィール> 丸山 敬(まるやま・けい) 埼玉医科大学医学部薬理学教室教授。1957年生まれ。東京大学医学部医学科卒業後、東大医学系大学院で研究を開始。医学博士。カナダ・トロント大学医学部へ留学後、臨床研修を開始する。その後、東京都精神医学総合研究所、国立生理学研究所などを経て現職。 研究テーマはアルツハイマー病・アミロイドタンパク質の代謝、神経特異的遺伝子など。著書に『最新カラー図解 はじめての薬理学』(ナツメ社、 2013年)、『休み時間の薬理学』(講談社、2008年)、訳書に『イラストレイテッド薬理学』(監修・翻訳、丸善出版、2012年)、『アメリカ版 大学生物学の教科書』全3巻(監修・翻訳、講談社ブルーバックス、2010年)など多数。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『これだけは知っておきたい認知症 Q&A 55』(2014年2月28日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
-8兆ドル(約960兆円)もの資金需要が生じるとされるアジアのインフラ整備。世界銀行やアジア開発銀行(ADB)ではとてもその需要を賄うことができず、不満を持った中国が主体となってアジアインフラ投資銀行(AIIB)が設立された。欧州が続々と加盟を決めていく中、日本はどうするべきなのか。AIIBの真実とは――。【WedgeセレクションNo.46】 <目次> 中国が主導する「アジアインフラ投資銀行」 ビジョンもガバナンスもなき実態 河合正弘(東京大学公共政策大学院特任教授) 中国の勢力圏拡大の手段になりうる アジアインフラ投資銀行 梅原直樹(国際通貨研究所 開発経済調査部 上席研究員) 中国「ばらまき外交」の限界 経済悪化が深刻なベネズエラを教訓に 岡崎研究所 AIIBに対する米国の賢明な選択 日米が足並みを乱さないことが肝要 岡崎研究所 台湾の拙速なAIIB参加表明 岡崎研究所 効果に乏しい欧米の対露制裁 拍車をかける中国 中国主導のAIIBに参加するロシア 廣瀬陽子(慶應義塾大学総合政策学部准教授) マクロ経済から見たAIIB支持論の落とし穴 岡崎研究所 ブレトンウッズ体制に挑戦する中国 AIIBの次は“中国版IMF”設立か 文・Wedge編集部(伊藤 悟、今野大一) 談・加藤隆俊、篠原尚之 写真・小平尚典 [イントロダクション] 「覇権国アメリカ」の原点ブレトンウッズ体制 [インタビュー1] 存在感高まる人民元 中国が繰り出すAIIBの「次の一手」 [インタビュー2] IMF改革が進まぬ理由 加速するか「アメリカ外し」 ※この電子書籍は、月刊『Wedge』2014年1月号、2015年6月号に掲載された特集記事とウェブマガジン『WEDGE Infinity』で2014年11月から2015年4月に掲載された記事を一部編集しています。記事中の事実関係、データ、肩書き等はすべて掲載当時のものです。
-
-ゴールドマンサックス、グーグル、百度(バイドゥ)をはじめ、世界中から投資されるUBERの企業価値は4兆円を超える。一方、UBERをはじめとする「破壊者(ディスラプター)」と霞が関、既存勢力の軋轢からは日本の課題も見えてくる─。【WedgeセレクションNo.45】 <目次> ■PART 1 世界中から投資を受ける真の理由 (文・宮田拓弥/Scrum Ventures ゼネラルパートナー) ■PART 2 「破壊者」が投げかける難題 手を焼く霞が関 (文・中西 享/経済ジャーナリスト) ■INTERVIEW Airbnb Japan 代表取締役 田邉泰之氏 ■INTERVIEW UBER JAPAN 執行役員社長 高橋正巳氏 ※本作品は月刊『Wedge』2015年5月号とWEBマガジン『WEDGE Infinity』で4月に掲載された記事を電子書籍化したものです。電子書籍化に際し、一部加筆・修正を加えております。
-
-農村票を武器に戦後最大の圧力団体といわれてきた農協に改革のメスが入った。 政治の介入を拒み続けてきた農協に何があったのか。巨大組織・農協の実態に迫る─―。【WedgeセレクションNo.44】 <目次> ■PART 1 今後も入れられる政治のメス 弱体化する農協 離れ出した農家 (文・Wedge編集部) ■PART 2 埋もれている改革の本質 60年ぶりの農協改革の実態 (文・土門 剛/農業ジャーナリスト) 競争社会とは程遠い現実 納税者と消費者が負担する農協の高コスト体質 (文・土門 剛/農業ジャーナリスト) ■PART 3 減少する正組合員、増加する准組合員 改革の本丸「准組合員問題」 行き詰まりをみせる「農協商法」 (文・土門 剛/農業ジャーナリスト) ■PART 4 農協栄えて農業衰退からの脱却を 「脱農化」した農協に必要な更なる本質的な改革 (文・山下一仁/キヤノングローバル戦略研究所研究主幹、元農林水産省) ※本作品は月刊『Wedge』2015年4月号の記事を電子書籍化したものです。電子書籍化に際し、一部加筆・修正を加えております。
-
4.0人口減少の進行と地方経済の衰退を受け、安倍内閣が重要課題として掲げる「地方創生」。ゆるキャラやB級グルメなど、横並びのアイデアばかりで地域活性化が果たせるわけもない――。本作品では、経済学の観点から地方創生を考えた対談や、市の財政健全化のためにTwitterを活用した千葉市長へのインタビュー、成功事例の現地レポートを収録。地方創生の貴重なヒントが詰め込まれた一冊!――WedgeセレクションNo.43 【目次】 ■対談:地域活性化の現実を見よ|木下 斉×飯田泰之(執筆:柳瀬 徹) ・交通網の発達で人もお金も地方から大都市へ ・「みんなと同じ」B級グルメもゆるキャラも限界「競争しない」社会に向かう地方 ・迷走するコンパクトシティ 維持費と借金が地方を苦しめる ・街を助けつつ、街に頼らない 地方で「面白いこと」をするために ■現地レポート(取材・執筆=磯山友幸) ・経営が成り立つ仕組みを追求した岩手県紫波町の駅前開発 ・良いモノを高く売る 「ごぼう茶」の仕掛け人【熊本県 菊池市】 ■熊谷俊人千葉市長インタビュー(執筆:柳瀬 徹) ・「隣の家の蜂の巣は誰が駆除すべきか」 千葉市長と市民が議論した受益と負担の関係性 ・「幕張」を活かしきれていなかった千葉市 法人市民税やハラールで「攻めの自治体」に ■現地レポート(取材・執筆=磯山友幸) ・地元の宝を世界に売り出す 「よそ者」副市長の挑戦【兵庫県 養父市】 ・儲かる漁業へ!大学と現場が共に考える【長崎県】 ・売り手と造り手の二人三脚 日本酒で秋田ファンを増やす【秋田県】 ■コラム(執筆=原田 泰) ・地方創生で何をするのか 人口維持発想からの転換を ※本作品はWEBマガジン『WEDGE Infinity』で2014年10月から2015年2月までに掲載された記事を電子書籍化したものです。電子書籍化に際し、一部加筆・修正を加えております。
-
-腐敗撲滅の名目で次々と大物政治家を摘発し、権力を掌握していく習近平。これまでは、徐才厚、周永康といった江沢民派に連なる引退幹部がターゲットとされてきたが、ついには胡錦濤側近の現役幹部、令計画までも失脚に追い込んだ。習近平が仕掛ける苛烈な権力闘争の裏側と、その行方を読み解く。【WedgeセレクションNo.42】 【目次】 習近平政権時代の「新三国史」 天下取りの権力闘争の行方 ベトナム衝突事件を仕掛けた中国の「黒幕」 習近平の腐敗撲滅運動は「権力闘争」 裏で糸引く胡錦濤の「復讐」と「野望」 習近平の腐敗撲滅運動の危うさ 習近平に限定的改革しか期待できない理由 ジャッキー・チェン息子逮捕は芸能界の取締り序章か、権力闘争か 中国共産党で人事を司るのは誰? 習近平VS胡錦濤 加熱する権力闘争の行方 ※本作品はWEBマガジン『WEDGE Infinity』で2013年3月から2014年12月までに掲載された記事を電子書籍化したものです。電子書籍化に際し、一部加筆・修正を加えております。
-
-シリコンバレーといえば、Google、Facebookに代表されるIT企業やソフトウェアが思い浮かぶ。しかし、いま第2のAppleの誕生を予感させる「ハードウェア・ルネッサンス」ともいえる動きがはじまっている。 ノーベル賞を受賞した中村修二氏のほか、シリコンバレーを拠点とする起業家たちへのインタビューを通じ、日本がイノベーションを生み出すヒントを探る。―WedgeセレクションNo.41 【目次】 PART 1 モノづくりの新潮流 始まったハードウェア・ルネッサンス ・アップルストアに初の他社製品を売らせた元SONYマニア ・自宅で日本人シェフの感動を 元トヨタマンがつくる調理器 ・日本人ベンチャーキャピタリストが語るIoT時代の投資 ・GoProに続く“革命”カメラ 撮影後にピントが合うLYTRO PART 2 繰り返されるイノベーションの理由 INTERVIEW 中村修二氏インタビュー 「日本を変えたければ、西海岸に来たらいい」 ※本作品は月刊『Wedge』2015年1月号の記事を電子書籍化したものです。電子書籍化に際し、一部加筆・修正を加えております。
-
-遠のく隠居、迫られる生涯現役 定年を迎えてリタイアし、晴耕雨読の生活をする。歴史を振り返れば、そんな時代こそが特殊だといえる。取材を進めると既に定年が消えている職場も数多く存在した。―WedgeセレクションNo.40 健康な限り働く時代の到来 「生きがい」求める人、「金」に追われる人 【目次】 既に人手不足の業界では定年が形骸化 年々高まる高齢者の就業率 健康面からみても合理性なき「定年」 「定年リタイア時代」の終焉と企業に求められる覚悟 もう1度上場を カンボジアで農業に挑戦 「天下りより保育ビジネス」銀行員の情熱 「75歳まで働いてほしい」高齢化で実はピンチ? スウェーデンの年金制度 「高齢者を若返らせる」年齢で分類しないスイスの発想 高齢化は新たなチャンスを生む ※本作品は月刊『Wedge』2014年12月号、『WEDGE Infinity』2012年2月~7月間の記事を電子書籍化したものです。電子書籍化に際し、一部加筆・修正を加えております。
-
-終活ブームの内側にはそれを牽引する女性たちの姿があった。多死社会を迎えるなかで社会としても葬送のあり方を考える必要も高まっている。そもそも、終活の本当の目的とは何なのだろうか。―WedgeセレクションNo.39 【目次】 終活セミナーに参加するのは女性ばかり 散骨ツアー、生前契約も女性が主役 「夫の墓には入りたくない」妻の本音 “無関心夫”でいることの悲劇 [インタビュー] 男性の知らない女性の心理「あなたの妻の頭の中」 吉永みち子(ノンフィクション作家)/ 三木哲男(『婦人公論』前編集長) [終活の社会論] 「おひとり様」時代の到来「死の社会化」を考える 星野 哲(立教大学社会デザイン研究所研究員) 終活のゴールは人間関係の再構築 小谷みどり(第一生命経済研究所主任研究員) ※本作品は月刊『Wedge』2014年11月号の記事を電子書籍化したものです。電子書籍化に際し、一部加筆・修正を加えております。
-
5.0「イスラム国」とは一体何なのか――。誕生した背景、集結する人材、その目指すところなどについて、中東の専門家が分析する。米国を中心に空爆が行われているが、その裏には彼らを育ててしまった「焦り」も垣間見える。【WedgeセレクションNo.37】 【目次】 「アル=カーイダ3.0」世代と変わるグローバル・ジハード 池内 恵 (東京大学先端研准教授) 世界80カ国から集まる戦闘員 「イスラム国」は空爆国が育てた 高岡 豊 (中東調査会上席研究員) 混迷極めるイラク危機の処方箋 マイケル・シン (ワシントン近東政策研究所 マネジング・ディレクター) ※本作品は月刊『Wedge』2014年9月号、11月号の記事を電子書籍化したものです。電子書籍化に際し、一部加筆・修正を加えております。
-
-南シナ海や東シナ海の領有権を巡り、強硬な姿勢を続ける中国。周辺国との摩擦がエスカレートするなか、習近平によって軍拡が進められている。中国軍の実力とはいかに――。【WedgeセレクションNo.38】 【目次】 中国の軍改革 習近平の本気度は? 「組織」の近代化目指す中国軍 習近平独裁体制の行方 非常識な中国機の異常接近 空軍が勢いづく理由 米国のアジア関与を強めさせる「オウン・ゴール」 宇宙空間でも軍拡を続ける中国 軍に忠誠を誓わせた習近平 江沢民派との権力闘争の行方 退役軍人の突き上げに頭抱える中国政府 「強軍の夢」 理想と現実の乖離 軍を叩き直そうとする習近平 腐敗させた江沢民、改革に失敗した胡錦濤 習近平が発した 軍事改革への明確なメッセージ ※本作品は、ウェブマガジン『WEDGE Infinity』2014年3月31日、4月21日、6月3日、6月5日、7月15日、8月12日、15日、9月12日に掲載された記事を電子書籍化したものです。電子書籍化に際し、一部加筆・修正を加えております。
-
3.0漁業は資源管理で成長産業へ――。2014年2月、世界銀行が出した漁業に関するレポートで、今後、唯一マイナス成長と予測された日本。「オリンピック方式」と呼ばれる早獲り競争を続ける日本は、世界から問題視されている。乱獲により資源を枯渇させ、補助金漬けとなっている漁業を、今こそ見直すべきである。――Wedgeセレクション No.36 ・マグロが消えた!大間、壱岐の漁師の悲鳴 ・絶滅危惧ニホンウナギはパンダと同格 ・期待過剰の近大マグロ、禁漁で魚増える福島 ・東京五輪で日本の魚が提供できない危機 ・世界銀行「日本だけ漁業がマイナス成長」 ・アイスランド 漁業者儲けすぎで増税対象に ・国産サバよりノルウェーサバを好む日本人 ・持続可能な水産物しか取り扱わない米スーパー ・資源を管理しつつ利益を上げ、成長する方策とそれによる影響とは ※本作品は月刊『Wedge』2014年8月号特集記事を電子書籍化したものです。電子書籍化に際し、一部加筆・修正を加えております。
-
3.0欧米側の情報だけでは見えぬウクライナ問題 ウクライナを巡って世界が駆け引きを続ける。「主役」の一人であるプーチン大統領の本音と今後について、小泉悠、佐々木正明、廣瀬陽子、亀山郁夫、佐藤優ら5人のロシア専門家が論ずる。 ――WEDGEセレクション No.35 ◎プーチンの狙いと盤石でない国内政治基盤 小泉 悠(財団法人未来工学研究所客員研究員) ◎ロシア国民の8割強が「航空機はウクライナ軍が撃墜」 クリミアと東部の現状と実態 佐々木正明(産経新聞社モスクワ支局長) ◎「双子」とも形容される両国の複雑な関係 廣瀬陽子(慶應義塾大学総合政策学部准教授) ◎ロシア人のメンタリティを知る 亀山郁夫(ロシア文学者、名古屋外国語大学学長) ◎親露派の実態と日本の立ち位置 佐藤 優(作家、元外務省主任分析官) ※本作品は月刊『Wedge』2014年9月号の記事を電子書籍化したものです。電子書籍化に際し、一部加筆・修正を加えております。
-
2.0強いと言われた日本代表のあっけないW杯敗退。アギーレ新監督が来日し、新生・日本代表が動き出そうとしている。現状の延長線上に、日本サッカーの「世界一」はあるだろうかーー。スポーツ専門誌では書けない、独自の視点で日本サッカー界の問題点を追及した渾身の一作。 ――Wedgeセレクション No.34 ◎Jリーグの改善ではなく構造改革を ◎ドイツサッカーの経営戦略 ◎東京のポテンシャルを活かせ ◎エンターテイメントとしてのサッカー ◎インタビュー 村井 満(Jリーグチェアマン)/ 羽生英之(東京ヴェルディ社長)/ 大倉 智(湘南ベルマーレ社長) ※本作品は月刊『Wedge』2014年9月号特集記事を電子書籍化したものです。電子書籍化に際し、一部加筆・修正を加えております。
-
-【WEDGEセレクション No.33】 ハードウェアベンチャーから学べ! ビデオカメラの出荷台数でSONYを抜いた「GoPro」。大企業を辞めた若手エンジニアたちが産み出した車椅子「WHILL」。IT主体だった“スタートアップ”は、モノづくりにまでやってきた。 ◎PART 1 SONYはなぜGoproを作れなかったか? ゴープロの衝撃 日本のモノづくりを考え直す時 ◎ビジネスシーンでの利用も広がるGopro 日本原料代表取締役社長 齋藤安弘 ◎PART 2 シリコンバレーで育つ日本のモノづくり「WHILL」 さらば日産 さよならソニー 原石たちはスタートアップで輝く ※本作品は月刊『Wedge』2014年8月号特集記事を電子書籍化したものです。電子書籍化に際し、一部加筆・修正を加えております。
-
-【WEDGEセレクション No.32】 停滞する日本 中国の原子力に依存する日 福島第一原発事故後、反原発ムードや将来が見通せない現状に嫌気が差し、多くの原子力エンジニアがその職を捨てている。そんな日本を尻目に、隣国・中国では国家の強力な後押しにより、原子力が発展している。中国で話した原子力エンジニアは自信に満ち溢れていた――。 ※本作品は月刊『WEDGE』2014年7月号特集記事を電子書籍化したものです。電子書籍化に際し、一部加筆・修正を加えております。 ◎日本を凌駕する中国の原子力計画 ◎江沢民の子息が研究主導 輸出にも本腰入れ始めた中国 窪田秀雄(テピア総合研究所主席研究員) ◎原子力から去りゆく日本のエンジニア 迫りくる中国依存の日 ◎日本が開発進めていくべき「超安全炉」 岡本孝司(東京大学大学院工学系研究科教授)
-
-【WEDGEセレクション No.31】 「TOKYO」アジアNo.1都市へ 夢の楽園(パラダイス)、花の東京――。そう呼ばれた時代は、いずこへ。バブル崩壊後、東京の経済は、下がりに下がり続けた。気づいてみれば、東京の周囲には、上海、香港、そして、シンガポール……。NO.1の座をめぐり、都市間競争が激化するアジア。東京は再び、かつての輝きを取り戻せるのか。 ※本作品は月刊『WEDGE』2014年7月号特集記事を電子書籍化したものです。電子書籍化に際し、一部加筆・修正を加えております。 ◎激化する都市間競争の時代 東京はシンガポールに勝てるのか ◎世界を知るビジネスマンが見た東京 ◎起業の地に、東京 外国人起業家の選択 ◎英語に弱い日本人TOEFLを東大英語に ◎ものづくりで外国人が憧れる八王子をつくる ◎東京オリンピック・パラリンピック同時開催で見える新都市像 ◎常に変化し続けることが街の魅力につながる ◎なぜ、東京では安くてウマイものが食べられるのか レジス・アルノー(在日フランス商工会議所機関誌「フランス・ジャポン・エコー」編集長) ◎シンガポールをフォローするだけではアジアNO.1にはなれない 舛添要一(東京都知事)
-
-【WEDGEセレクション No.30】 韓国 反日政策の落とし穴 2013年2月に韓国の朴槿恵大統領が就任して以来、日韓関係はこじれたままである。中国へ傾倒し、日本を軽視する韓国の「反日一辺倒」政策の行方は。 ※本作品は月刊『WEDGE』2013年7月号、9月号、ウェブマガジン『WEDGE Infinity』2013年10月29日と2014年1月20日、4月1日、5月7日に掲載された記事を電子書籍化したものです。電子書籍化に際し、一部加筆・修正を加えております。 ◎仮想敵は日本 韓国軍が狂わせる日米韓の歯車 勝股秀通(読売新聞調査研究本部主任研究員) ◎盗難仏像返還差し止め 対馬も「我が領土」慕華侮日の韓国 岡本隆司(京都府立大学文学部准教授) ◎韓国・朴槿恵大統領の「反日一辺倒外交」という愚行 石平(中国問題・日中問題評論家) ◎米中板挟みに反日感情 一筋縄ではいかない韓国の戦略 岡崎研究所 ◎中韓「反日共闘」という砂上の楼閣 中国に利用される韓国 石平(中国問題・日中問題評論家) ◎中韓の共闘 蒸し返される歴史問題 岡崎研究所
-
-【WEDGEセレクションNo.29】 団塊世代とは違うこんな生き方 50代こそリセットのススメ 世間は「団塊世代」の話題で持ちきりだが、現役の50代はどうなのか。 定年まで、あと10年。 会社の早期退職に応じ、起業する人。老後の幸せな生活を送ろうと、結婚する人。これまでの生き方を見つめ直し、宗教を学ぶ人――新しい「自分」を探そうと、今、人生を「リセット」し始めている。残りの人生を自分らしく生きる、今どきの50代の姿に迫る。 ※本作品は月刊『WEDGE』2014年6月号特集記事を電子書籍化したものです。電子書籍化に際し、一部加筆・修正を加えております。 ◆カネあり、コネあり 50代の起業はローリスク/磯山友幸 ◆そこの「使える」貴方へ ◆会社の「濡れ落ち葉」を防ぐために 頼もしいシニアへの意識改革 ◆広がりみせる50代からの結婚・婚活/西口 敦 ◆“夫源病”に“事実婚” シニアならではの結婚事情 ◆企業戦士を脱して宗教を求める50代/北村敏泰 ◆新興宗教世代を親に持つ50代 慣らしながら宗教の世界へ
-
-【WEDGEセレクション No.28】 中国覇権主義を打ち砕け 海洋進出に見る中国の思惑と対処法 中国による領海侵入が常態化する中、日本はどのように対処すればよいか。また海洋進出に見る中国の思惑とは。尖閣国有化から日本の安保戦略まで――この一冊を読めば、いまの日中関係が見えてくる。 ※本作品は月刊『WEDGE』2013年10月号から2014年3月号まで、ウェブマガジン『WEDGE Infinity』2014年2月27日と2014年4月2日に掲載された記事を電子書籍化したものです。電子書籍化に際し、一部加筆・修正を加えております。 ◎「国有化」は中国が先 領海侵入で実績作って国際法揺さぶる中国 坂元茂樹(神戸大学大学院法学研究科教授) ◎中国による近海への挑戦 岡崎研究所 ◎南西諸島防衛の強化へ 下地島空港の有効活用を 小谷哲男(日本国際問題研究所主任研究員) ◎なぜ中国は隣国を挑発するのか 岡崎研究所 ◎EEZは「藍色国土」海で独自ルール貫く中国の思惑 山内敏秀(横浜商科大学講師、元防衛大学校教授) ◎一歩進んだ安保戦略 課題は平時の自衛権と対中国戦略 香田洋二(ジャパン マリンユナイテッド顧問、元自衛艦隊司令官)
-
-1巻220円 (税込)【WEDGEセレクション No.27】 英知25人が示す 「日本の針路」 25年後を見据えた提言 1989年の月刊「WEDGE」創刊後、実に様々な出来事が国内外で起きてきた。89年当時、日本がその後迎える「失われた20年」を予想し得た人は、どれだけいただろう。日本が「失われた20年」を二度と繰り返さないために、どういった方向に進んでいくべきか、国内外25人の“英知”がそのヒントを提示する。 ※本書は月刊誌「WEDGE」2014年5月号の創刊25周年記念特集を編集し、電子化したものです。電子書籍化に際し、一部加筆・修正を加えております。 ◎経済、企業 石黒不二代(ネットイヤーグループ社長兼CEO)、浜田宏一(米イェール大学名誉教授、内閣官房参与)、、村上太一(リブセンス社長)、ポール・サフォー(未来学者、デジタルフォーキャスター)、ヒュー・パトリック(米コロンビア大学名誉教授)、入矢洋信(トーヨー・タイ社長)、千本倖生(起業家、元イー・アクセス社長/会長) ◎政治、国際関係、安全保障 中西輝政(京都大学名誉教授)、井上寿一(学習院大学長/法学部教授)、ジェームズ・ホームズ(米海軍大学准教授)、鈴木英敬(三重県知事)、小谷哲男(日本国際問題研究所主任研究員)、山田耕平(レアメタルトレーダー) ◎教育、人材活用、医療、司法 松田悠介(Teach For Japan代表理事、京都大学特任准教授)、菊川 怜(女優)、駒崎弘樹(認定NPO法人「フローレンス」代表理事)、亀田隆明(医療法人鉄蕉会・亀田メディカルセンター理事長)、山本雄士(ミナケア代表取締役)、麻生川静男(リベラルアーツ研究家)、久保利英明(日比谷パーク法律事務所代表弁護士) ◎復興、観光、スポーツ、芸能、暴力団 星野佳路(星野リゾート代表)、宮本慎也(元プロ野球選手)、三遊亭圓歌(落語家/落語協会最高顧問)、溝口 敦(ノンフィクション作家、ジャーナリスト)、西本由美子(NPO法人「ハッピーロードネット」理事長)
-
-【WEDGEセレクション No.26】 外国人客を取り込め 日系VS外資 高級ホテル大激戦 訪日外国人客を中心に需要好調なホテル業界は、東京五輪に向けてさらなる需要増が見込まれる。そんななか、東京など大都市を中心に新しい外資系ホテルが進出してくる。リッツ・カールトン、ハイアットグループ、パレスホテル、オークラホテル――“変化”で攻める外資系と“不易流行”の日系ホテル、これからの展望を探る。 ※本書は月刊誌「WEDGE」2014年4月号の記事を編集し、電子化したものです。電子書籍化に際し、一部加筆・修正を加えております。
-
-【WEDGEセレクション No.25】 不満続出するリクルートのビジネスモデル 「就活」が日本をダメにする 就職ナビサイトには大量エントリーを煽る表現が並ぶ。学生たちはこの言葉に誘われ、エントリーをするが、企業の採用数は変わらない。学生たちは何十社と連続して落とされることで、社会に出る前に自信を喪失する。学生も企業も大学も疲弊する就活の実態を徹底取材! ※本書は月刊誌「WEDGE」2014年4月号の特集記事を編集し、電子化したものです。電子書籍化に際し、一部加筆・修正を加えております。 ◎企業も学生も大学も“衰弱”するガラパゴス就活 ◎ドワンゴ川上量生会長インタビュー 「だから私は受験料徴収に踏み切った」 ◎元就活ライターが語る 「カネ出す企業に従順な人材業界」 ◎リクナビに続くマイナビ、日経ナビの戦略 ◎大前研一インタビュー 「新卒一括採用に国際競争力なし」
-
-
-
-【WEDGEセレクション No.23】 10年来叫ばれ続けながらも、依然減らない待機児童。過熱する「保活」に働く親たちは疲れ果てている。2015年度の新制度施行により、64年ぶりの抜本改革となるが、小規模保育充実の裏に忍び寄る「3歳の壁」、保育士不足など課題は多い。また行政が預け先を調整し、あっせんする根本構造は変わらず、新規参入者の前には既得権益を握る、社会福祉法人という岩盤が横たわる。「子供のための保育」から「親が働ける社会」へ。発想の転換なしに日本の未来はない。 ※本書は月刊誌「WEDGE」2014年3月号の特集記事を編集し、電子化したものです。 ◆過熱する「保活」母親たちのイス取り競争 ◆申込殺到、待機続出 認可神話を検証する ◆64年ぶり変革 新制度でなるか待機児童ゼロ ◆保育関係者座談会 誰のための保育か 誰が担う保育なのか ◆数も質も枯渇深刻 担い手なき保育士 ◆待機児童問題を巡る社会福祉法人の『闇』/藤井賢一郎(上智大学准教授) ◆ライフネット生命 出口治明会長インタビュー「少子化は文化を滅ぼす」 ◆動き出す民間の力 草の根から保育を変える
-
-【WEDGEセレクション No.22】 不動産バブルの崩壊から環境汚染の深刻化まで、中国経済が抱えている破綻リスクを、徹底的に分析する。 ※本書はウェブマガジン「WEDGE Infinity」で2013年5月から2014年2月までに掲載された記事を電子書籍化したものです。電子書籍化に際し、一部加筆・修正を加えております。 ◆中国経済転落の可能性/岡崎研究所 ◆上海株急落で露呈した 中国経済の深刻な「歪み」/石平 ◆中国バブル崩壊序章 習近平政権「袋小路」 引きずられる韓国/WEDGE編集部 ◆多発する暴力事件に経済の凋落 深まる中国の混乱/石平 ◆米国の不動産買い漁る地下銀行マネー その額年1兆円超/富坂聰 ◆空気汚染より深刻な中国の“水”問題/富坂聰 <著者プロフィール> 富坂聰(とみさか・さとし) 1964年、愛知県生まれ。北京大学中文系に留学したのち、豊富な人脈を活かした中国のインサイドリポートを続ける。著書に『苛立つ中国』(文春文庫)、『中国という大難』(新潮社)、『中国官僚覆面座談会』(小学館)、『チャイニーズ・パズル―地方から読み解く中国・習近平体制』(ウェッジ)などがある。 石 平(せき・へい) 1962年、中国四川省生まれ。北京大学哲学部卒業。1988年に来日。神戸大学文化学研究科博士課程修了。2002年に『なぜ中国人は日本人を憎むのか』(PHP研究所)を著して以来、評論活動へ。近著に『私はなぜ「中国」を捨てたのか』(ワック)『日中をダメにした9人の政治家』(ベストセラーズ)などがある。
-
2.0【WEDGEセレクション No.21】東大発ベンチャーの「SCHAFT(シャフト)」が米グーグルに買収された。「SCHAFT」はNASAも参加した、米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)が2013年12月に開催した災害対応ロボットの競技会で1位に輝く実績を持つ。なぜ日本の世界一の技術が国外流出したのか?グーグルと日本企業の違いはなんだったのか? ※本書は月刊誌「WEDGE」2014年2月号の特集記事を編集し、電子化したものです。 ◆原発災害ロボコン優勝の東大ベンチャーをグーグルが買収 ◆ロボットから遠ざかる日本企業、世界から技術集める米国防総省 長倉克枝(ライター)
-
-【WEDGEセレクション No.20】 貧困問題解決のためにフェアトレードに取り組む、エシカル(倫理的な)ジュエリーの「ハスナ」、中抜きにより日本の縫製業を守る「Factelier」――従来のベンチャー企業の「一発狙い」「変わり者」「拝金主義者」などのイメージを払拭する起業家が続々と誕生している。世の中の課題解決に向けて努力する起業家たちを通して見えてきた、5つの方策とは?さらに、米国をはじめ世界と比較して日本のベンチャー市場が抱える課題にも迫った。 ※本書は月刊誌「WEDGE」2014年2月号の特集記事を編集し、電子化したものです。 ◆方策1 商流改革 衣料品のネット販売=ライフスタイルアクセント、宝飾品のフェアトレード=ハスナ ◆方策2 クラウドマッチング パッケージツアー=ボヤジン、ネットで地域活性化=サーチフィールド ◆方策3 常識を疑う メガネのネット販売=オーマイグラス、ビジネス本要約=フライヤー ◆CTスキャンから「本物の心臓を再現する」 クロスエフェクト ◆方策4 Makers 下請けからの脱却=ナイトペイジャー、現代版・家内制手工業=鳥人間 ◆方策5 大企業のベンチャー利用 新素材技術=アドバンスト・ソフトマテリアルズ、クラウドソーシング=ランサーズ ◆資金調達に見る「日米格差」
-
-20年にわたって繰り返し叫ばれ続けながら進んでこなかった規制改革。 族議員、官庁、既得権に群がる業界団体─。「岩盤」を維持しようとする構造の前に、これまでの政権は失敗を繰り返してきた。 アベノミクス第3の矢である「成長戦略」の一丁目一番地として、再度この岩盤規制に臨む安倍政権にとって必要なものとは。 ※本書は月刊誌「WEDGE」2014年1月号の特集記事を編集し、電子化したものです。 ◆動き出す国家戦略特区 問われる安倍首相の本気度 ◆「岩盤」粉砕への3つの提案 加藤秀樹(構想日本代表)
-
-「内向き」、「ゆとり」、「さとり」などと批判されることの多い日本の若者。だが、「内向き」と言われ、日本にとどまってくれるうちはまだマシなのかもしれない。 いま上の世代が作った閉塞感漂う日本に失望し、伸びゆくアジアへ飛び出す若者が増えている。熱意とやる気のある若者たちに、実は今の日本が捨てられはじめているのではないか。 ※本書は月刊誌「WEDGE」2014年1月号の特集記事を編集し、電子化したものです。 ◆10年後が想像できてしまう、がんじがらめ日本を抜け出せ ◆リスクも閉塞感も小さいアジア ◆先輩和僑が語る「サクセスストーリーは自ら創れ」
-
-米国市場における2013年の年間販売台数は約1750万台と予想され、リーマンショック前の水準に戻る。「モーターシティ」デトロイトで米自動車産業の今を取材した。 ※本書は月刊誌「WEDGE」2013年12月号の特集記事を編集し、電子化したものです。 ◆GMガースキー副会長インタビュー ◆アメリカの製造業を支える日本企業 ◆再起を図るビッグスリーの行方
-
-先日、破産法適用となったデトロイト市。2012年に破綻したコダックをはじめ、ゼロックスなどの大企業に雇用の半分を頼ってきたニューヨーク州ロチェスター市。デトロイト市からは、多くの自動車産業が去り、ロチェスター市では大企業の雇用が10%を切った。日本からも製造業の海外移転が止むことなく続いている。それまで頼っていた企業に去られた後、残された町には何ができるのか?2つの都市にヒントがあった。 ※本書は月刊誌「WEDGE」2013年12月号の特集記事を編集し、電子化したものです。 ◆「犯罪都市」デトロイトを歩く ◆企業城主に頼らない町づくり ◆消えた雇用を取り戻すコダックOB
-
3.0鳥獣による農作物被害額が200億円を超えている。被害額の差こそあるが、日本全国で起きている。近年見られる環境変化や、農村地域の衰退などが増加の原因とされるが、最も問題なのは、かつて有用な資源として扱われてきた野生動物との関わりを、なくしてしまったことである。今こそ「ワイルドライフマネジメント(野生動物管理)」という考え方を取り戻さなければならない。管理するために捕獲した野生動物を資源として有効活用するには「食べること」が最も良い。本特集では、シカにスポットを当てて、被害対策に向けた処方箋を提示するとともに、活用されはじめたシカの食肉利用の現場を紹介する。 ※本書は月刊誌「WEDGE」2013年11月号の特集記事を編集し、電子化したものです。 ◆鳥獣害対策に必要なポイント/横山真弓(兵庫県立大学准教授) ◆広がりはじめたシカ肉の食利用
-
-27年前の1986年に世界を震撼させたチェルノブイリ原発事故。福島第一原発事故の影響で避難していた福島県浜通りの住民たちが未来の故郷のあり方のヒントを得るため、チェルノブイリの「今」を視察した。驚くことは多々あった。事故後も2000年までチェルノブイリ原発が稼働していたこと、今なお送電施設として機能しており、作業員が防護服なしに働いていたこと、避難により廃墟となった町があった一方で、「夢の町」と呼ばれるニュータウンがあったこと……。チェルノブイリ原発事故の避難者や研究者との意見交換を経て、見えてきた未来への希望もあった。視察に同行したWEDGE編集部の取材班が、復興のあり方、原子力のあり方を考察する。 ※本書は月刊誌「WEDGE」2013年11月号の特集記事を編集し、電子化したものです。 ◆浜通りを夢の町「スラブチッチ」にできるか ◆復興妨げている汚染水「騒動」 環境影響は軽微 ◆東京電力を分割して再稼働で財源捻出を/石川和男(政策研究大学院大学客員教授)
-
-「集団訴訟」……。米国では「クラスアクション」という名で知られる。たった1人の訴えであっても同じ被害者が多数になれば、賠償金額も莫大なものとなる。今秋の臨時国会において日本でもこの「集団訴訟制度」に向けた法案が提出されようとしている。個人が訴訟を起こせなかったり、対象となる請求が消費者契約のみだったり、米国のクラスアクションのようにならない仕組みが盛り込まれている。 しかし、慶應義塾大学大学院経営管理研究科の岩本隆特任教授によれば、中長期で見た場合、企業にとって最大で10兆円のコストが生じる可能性があるという。 忘れてならないのは、事業者の構成員1人ひとりもまた消費者であり、みだりな訴訟によって企業体力が消耗すれば日本社会全体にとってマイナスでしかないということだ。消費者のより良い救済を目指すこの制度が、回りまわって消費者自身の懐を冷やす結果に陥っては本末転倒である。 ※本書は月刊誌「WEDGE」2013年10月号の特集記事を編集し、電子化したものです。 ◆消費者庁、消費者団体VS経済界 推進派と慎重派の埋まらない溝 ◆最大コスト10兆円!? 企業が打つべき対策 岩本 隆(慶應義塾大学大学院特任教授)
-
-小学校教育から大学教育まで、再三叫ばれ続けてきた教育改革だが、遅々として進まない。 いじめの背景、ゆとり教育の是非、小学校への英語導入といった個別の議論も大事だが、 日本の教育が抱える真の問題は、改革の「内容」ではなく、教育現場の「閉鎖性」にある。 安倍晋三政権の教育再生実行会議、橋下徹大阪市長の教育改革、大学改革はどこへ。 ※本書は月刊誌「WEDGE」2013年10月号の特集記事を編集し、電子化したものです。 ◆改革に抵抗する教育界と問題先送りする文科省 ◆ギルド化する教員ムラ 動かざること岩盤の如し ◆親離れできない大学 子離れできない文科省 黒木登志夫(前岐阜大学長)
-
-言いにくいことでもはっきり言いたい。 それもメディアの一つの使命と考えるからだ。 なぜ消費税1~2%に匹敵する燃料費4兆円が資源国に垂れ流されていることを問題視しないのか。 この国の資源のなさ、産業立国というよって立つ基盤を直視すれば、 国家として原発を推進するという立ち位置に戻る必要があるのではないか。 民主党政権がとってきたエネルギー政策を棚卸しし、 原子力技術と放射能の現実と合わせ、冷静に決断する必要がある。 ※本書は月刊誌『WEDGE』2013年9月号の特集記事を編集し、電子化したものです。 ◆民主党のエネルギー政策を棚卸しする ◆なぜ原子力発電を推進すべきなのか ◆原子力技術はコントロール可能 ◆1mSvにこだわれば別のリスクを招く
-
-今や「流行語」とも言えるビッグデータだが、 実は流行する前から「ビッグデータ的なもの」は生活の中にいくつもあった。 ビッグデータの活用とは、「データマイニング(Mining=採掘、鉱業)」と呼ばれるように、 大量の情報の中から有用な事実を発見することだ。 データマイニングでは、結果のみが重視される。 因果関係ではなく、相関関係に注目するのがビッグデータ活用のポイントである。 身近な例から「文系でも分かる」ビッグデータ的なものを紹介する。 ※本書は月刊誌『WEDGE』2013年8月号の特集記事を編集し、電子化したものです。 ◆アメリカンフットボール、漢方、民俗学 文系でも分かるビッグデータ概論 ◆ビッグデータ活用に向け 日本に立ちはだかる課題
-
-獲れるだけ魚を獲り、大漁旗を掲げて港へ戻る。 同じタイミングで同じ魚が大量に水揚げされるため、 魚の単価は下がり、利幅は薄くなる。 このやり方を続けていると、漁業資源は枯渇する。 儲からない上に、資源は減り続ける。 取材で明らかになった漁業の現状はあまりに深刻であった。 ※本書は月刊誌『WEDGE』2013年8月号の特集記事を編集し、電子化したものです。 ◆クロマグロ一網打尽 世界中でウナギ乱獲 ◆初の本格的資源管理 佐渡甘エビ漁の挑戦 ◆漁業改革 やることは決まっている