松本晃の作品一覧
「松本晃」の「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文(2024/10/2発売分まで)」「森林列島再生論 森と建築をつなぐイノベーション「森林連結経営」」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「松本晃」の「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文(2024/10/2発売分まで)」「森林列島再生論 森と建築をつなぐイノベーション「森林連結経営」」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
知り合いの木材会社の方からお勧めして頂いた一冊。
私自身、木や森に関わる仕事をしているが、知らないことが多く、とてもためになった。
日本は世界3位の森林備蓄量を誇っている。
そのうち6割は人工林で、多くは戦後に植えられたもの。
それらが「切りどき」を迎えているが、長い時間をかけて、国産材から輸入材にシフトしてしまい、使用量は落ち、低価格化が進み、林業関係者様の賃金が伴わず、結果的に「再造林」という伐採後に新たに木を植えることができずにいる。
先人が残してくれた豊富な森林資源をフルに活用することができれば、日本は世界と戦う大きな力を得られる。
そのためには、整えるべきインフラが山積さ
Posted by ブクログ
森林について深く知りたいと思い読んだ本。
おもしろい。
メモ
・横架材における輸入材の強さ。国内自給の低さ
自給率向上の立役者は低位階層製材と可燃燃料への供給による
・世界的な人口増による需要増と海上輸送コスト増は今後のトレンドとして定着するだろう
・スギ原木1m3あたり1.8万円、ヒノキでも2.7万円
・所有者不明林地28.2%、不在村地主24%
直接交渉する相手がわからかいのが半分以上
・立木資産は資産化され伐採時に売上原価として計上される
・将来CFを予測するために必要な構成要素
立木生産の収支
立木販売以外の副収入、森林保険、森林認証の取得コストなど実際の森林経営で発生する収
Posted by ブクログ
森林産業とは、根強い地域需要を秘めている建築、エネルギーへの供給を核とする、森林資源の分配である。再造林という条件下で、資源を減らさずに産業隆盛と持続を両にらみする産業再編が望まれる。
国内には豊富な森林資源が、それも日本各地に控えている。その資源量を背景とする建築需要との一体化を一直線で貫く生産サプライチェーンの構築を、1本目の矢とする。それは第3章で紹介する「大型パネル」だ。この生産工場の展開では、資源供給地との距離が重要であり、沿岸部の港湾インフラも 鍵となる。
2本目の矢は、木質バイオマスへの木材原料の安定供給だ。木材加工には、木くずは付きもので、製材時に排出されるものは半分