重み作品一覧

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  • 【単話版】奴隷戦士の異世界種馬生活 ~魔法も武術も最強だしハーレムまで!?~(フルカラー) 第1話 新天地へ
    無料あり
    3.3
    異世界に転生した、元現代人の“リュー”。彼はこの世界では奴隷の身分だった。しかし前世の知識が蘇ったと同時に彼の魔力は覚醒する。他の奴隷とは比べものにならない速さで実力をつけ、いとも簡単に強敵を倒していく彼は、奴隷の中で剣闘士の道を駆け上がっていく。 そんなある時、リューを購入する者が現れた。それは、大貴族で名門のジュラー家。奴隷を力と見なすジュラー家には、優秀な奴隷を揃えたい考えがあった。 そして、リューに奴隷として下された最初の指示は、なんと美しい女奴隷への“種付け”だった……! 奴隷なのに超自由!? 最下層から始まるけど未来は無限大な異世界ファンタジー、堂々開幕!
  • 降るがいい
    -
    本番当日に失踪した舞台女優と数年ぶりに再会した脚本家の心に去来したものーー都会の片隅で生きる人々の埋もれた「真実」が明かされるとき、過去の重みが忍び寄る。佐々木譲が贈る珠玉のサスペンス。
  • 選ばれる女におなりなさい デヴィ夫人の婚活論
    4.3
    「今の時代にシンデレラなんていない!」  貧しくとも逞しい少女時代を過ごし、運命の恋をして、 日本人でただ一人、海外の国家元首の妻となったデヴィ夫人。 「彼氏がいない」「とにかく結婚したい」  そう願う全女性のための恋愛の新バイブル。  恋愛の主導権はいつも自分の側にあるという夫人にしか語れない婚活術。  さあ、みなさん、幸せな恋愛をする準備はできているかしら?  いつから日本女性はこんなに恋をすることから遠ざかってしまったのかしら?  すべての女性は幸せになるという資格と権利を持ち、この世に生まれております。  世の女性たちが少しでも幸せな恋愛ができるように、 わたくしだから語れる恋愛術をみなさんにお伝えしていきたいと思います。 華麗であり壮絶でもある半生を送ったデヴィ夫人だからこその重みのある言葉の数々。
  • イノセンス
    3.9
    【Innocence:[名]無罪、潔白】 音海星吾は美術サークルに所属する大学生。中学生時代、不良に絡まれた星吾は、彼を助けようとして身代わりに刺された青年を見捨てて逃げてしまう。青年はその後死亡したため、星吾はネット社会を中心とした世間の誹謗中傷を浴び続ける。 大学入学後も星吾は心を閉ざして生きていたが、ある日、ホームから飛び降りようとした中年男性に「そんなに死にたいなら、夜にやってよ。朝やられると迷惑なんだ」と心無い言葉をぶつけてしまう。現場を目撃していた同じ大学の学生・紗椰にその言葉を批判されるが、それがきっかけで星吾は彼女と交流を持つようになる。星吾は心惹かれるようになった紗椰に思いを告げようとするが、自らの過去の重みのため、踏み出すことができない。コンビニのバイト仲間の吉田光輝、美術サークルの顧問・宇佐美ら周囲の人間との交流を通して、徐々に人間らしい心を取り戻しかける星吾。 そんななか、星吾を狙うように美術室の花瓶が投げ落とされ、さらに信号待ちの際、車道に突き飛ばされるという事件が起こる。星吾を襲う犯人の正体は? そして星吾の選択とは――。 一度過ちをおかした人間は、 人を好きになってはいけないのだろうか。 魂を揺さぶるラストが待ち受ける、慟哭のサスペンス!
  • 道をひらく
    4.2
    昭和43年の発刊以来、いまなお読み継がれる驚異のロングセラー『道をひらく』。本書は、松下幸之助が自分の体験と人生に対する深い洞察をもとに綴った短編随想集である。これまで、どれほど多くの人が本書に勇気づけられ、また成功への指針としてきたことか。この本には、時代を超えて生き続ける不変の真理があるからである。業の成功者であり、それ以上に人生の成功者である松下幸之助であればこそ、その言葉には千鈞の重みがある。あらゆる年代、職種の人に役立つ、永遠の座右の書である。
  • TRILLIONS(トリリオンズ) [物語]インデックス・ファンド革命
    -
    従来の常識を覆し、ウォール街の蔑視に耐えてインデックス・ファンド革命を起こし、投資の世界に創造的破壊を巻き起こした異端者たちの驚くべき実話をフィナンシャル・タイムズ紙の記者が描いたノンフィクション大作。 50年前、世界最高の投資家でさえほとんどは長期的には市場に勝てないという異端の考えで一致した一団が、金融業界の片隅で資産運用版のマンハッタン計画をひっそりとスタートさせた。 奇才の経済学者ユージーン・ファーマ、業界の重鎮ジャック・ボーグル、コンピューターおたくのジョン・マクォーン、第二次世界大戦時の元潜水艦乗組員ネイサン・モストら、多様なバックグランドを持つ一団は、市場と連動する投資商品インデックス・ファンドを開発、想像を超える成功を収めた。パッシブ投資の規模は現在、アメリカの国内総生産を上回る26兆ドル以上となり、市場や金融、資本主義そのものの姿を変える力をもつ。 一方で、投資業界の巨人ブラックロック、バンガード、ステート・ストリートの3社が牛耳るインデックス・ファンドやETFは、その膨れ上がる重みで市場を不安定にし、投資の世界を破壊しているとさえ批判されている。これからインデックス・ファンドは、そして金融の世界はどう変わるのか? 本書は、世界の金融の姿を大きく変えたインデックス・ファンドの秘められた鮮烈な歴史を明らかにする。また、インデックス・ファンド革命を担った人間群像の物語を臨場感あふれる筆致で描き出す。現代の金融を理解したい人々にとって必読といえる魅力的な物語。
  • おなか太り 何歳からでも自然とくびれた! 名医が教える 1分美腹スクワット
    NEW
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 文響社刊『顔のたるみ・しわ・老け・顔太り・自力で一掃!名医が教える最新1分美顔術』の著者で、日本テレビ系『カズレーザーと学ぶ。』でもお馴染みの奥田逸子医師が、自らの体型維持のために考案したダイエット法を紹介。最新鋭のCT画像診断でおなかの脂肪と筋肉をつぶさに観察し、太っている人・やせられない人の原因を新たに発見。加齢太りで目立つおなかの「浮き輪肉」「たいこ腹」「たるみ脇腹」を短期間で解消し、何歳からでも自然とくびれたおなかになる究極のダイエット法「美腹スクワット」を詳細解説します。 【目次】 第1章 最新鋭のCT・MRI画像診断で全身の脂肪と筋肉をつぶさに観察して発見! “美ボディ女医”開発の至極のおなかやせメソッド 第2章 3つの美腹筋は「永年無料で天然の体型補正下着」 体脂肪や内臓の重みを美腹筋で押さえ込めばキレイにやせられます 第3章 3つの美腹筋を一挙に強化できるすごいおなかやせメソッド それが〝美ボディ女医〟奥田式「美腹スクワット」です 第4章 美腹スクワットの効果をCT画像で大解剖! 美腹筋が厚くなり皮下脂肪・内臓脂肪はみるみる減少!「おなかやせ」体験&実例集 第5章 たるんだ二の腕が引き締まる!垂れ尻が美尻に!むくみ脚が美脚に! 太い足首が細くなる!美腹スクワットのダイエット効果を高める奥田式・美ボディメイク 第6章 おなかやせ効果が抜群! 美腹スクワットの効果をさらに高めて医師の私も日々実践する美腹・美容習慣
  • 大人の語彙力が使える順できちんと身につく本
    3.6
    「今日は私におごらせてください」「お見それしました」 →目上の人に使うと失礼なのはなぜ? 「すみません」「申し開きもできません」 →反省の気持ちがより伝わるのは? 「私淑する」「薫陶を受ける」 →直接指導を受けた相手を言うのは? 大人として身につけておきたい教養のひとつ、「語彙力」。 “語彙力のある人”や、“話していて知性を感じる人”は、適切な文脈で豊富な言葉を使いこなします。語源やニュアンスといった言葉の背景を理解したうえで、年齢や立場にあわせて、言葉を磨いているのです。 そこで本書では、言葉の意味だけでなく、「使用シーン」「成り立ち」「強さ、重み」「ニュアンス」といった基本知識に加え、知性あふれる言葉を日常で使いこなすための解説をつけました。 言葉の引き出しが少なくて、思っていることが伝わらない… 幼い言葉を使っているせいで、バカっぽく見られている? そんな思いが少しでもよぎったら、是非、本書を読んでみてください。 普段の会話はもちろん、仕事でのやりとり、メールや手紙、お詫びするときなど、あらゆる場面で使える厳選200語が身につきます。
  • ドライチ
    -
    甲子園フィーバー、メディア過熱報道、即戦力としての重圧…… ドラフトが、野球人生を劇的に変えてきた。ドラフト1位――ドライチの重みは格別であるのだと。 僕はなぜプロで“通用しなかった”のか 僕はなぜプロで“通用した”のか ドラ1戦士が明かす、プロ野球人生『選択の明暗』 【収録選手】 CASE1 辻内崇伸(05年高校生ドラフト1巡目 読売ジャイアンツ) CASE2 多田野数人(07年大学生・社会人ドラフト1巡目 北海道日本ハムファイターズ) CASE3 的場寛一(99年ドラフト1位 阪神タイガース) CASE4 古木克明(98年ドラフト1位 横浜ベイスターズ) CASE5 大越基(92年ドラフト1位 福岡ダイエーホークス) CASE6 元木大介(90年ドラフト1位 読売ジャイアンツ) CASE7 前田幸長(88年ドラフト1位 ロッテオリオンズ) CASE8 荒木大輔(82年ドラフト1位 ヤクルトスワローズ) ドラ1の宿命、自分の扱いは『異常だった』(辻内崇伸) 骨折で球速10キロ減。アメリカでのピッチングとは天と地の差(多田野数人) マスコミに追い回され、人と会いたくない。人間不信になっていました(的場寛一) 頑張れという応援が皮肉に聞こえる。鬱病だったのかもしれません(古木克明) 好き勝手書いた人たちを見返してやろうと思った。それで取材拒否してやろうって(元木大介) 困惑のドラ1指名。「プロ野球選手だったという感覚は全くない」(大越基) 笑顔なき記者会見「なんでロッテなんだ、西武は何をやっているんだ」(前田幸長) 指名された時、プロへ行く気は全くなかった。0パーセントです。(荒木大輔) プロ野球球団から「ドラフト1位」の指名を受けて入団した選手の野球人生をクローズアップ。 ドラ1選手の大半は、高校時代に甲子園で注目を集め、高い評価と大きな期待を持たれている。 1年目の春季キャンプから脚光を浴び、活躍して当たり前という眼で見られることは、その選手にとって大変な重圧だ。 本人への丁寧な取材を通じて、華やかさのみならず躓き、苦労、厳しさ、悔しさ……本書では「ドラフト1位」選手の光と陰の両面が浮かび上がってくる。 田崎健太 たざき・けんた 1968年3月13日、京都市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。『週刊ポスト』編集部などを経て、1999年末に退社。スポーツを中心に人物ノンフィクションを手掛け、各メディアで幅広く活躍する。著書に『W杯に群がる男たち―巨大サッカービジネスの闇―』(新潮文庫)、『偶然完全 勝新太郎伝』(講談社)、『維新漂流 中田宏は何を見たのか』(集英社インターナショナル)、『ザ・キングファーザー』(カンゼン)、『球童 伊良部秀輝伝』(講談社 ミズノスポーツライター賞優秀賞)、『真説・長州力 1951-2015』(集英社インターナショナル)『電通とFIFA サッカーに群がる男たち』(光文社新書)など。
  • 藤井聡太のいる時代 最年少名人への道
    4.0
    「おおきくなったらしょうぎのめいじんになりたいです」 と夢を綴った6歳の少年。 それから14年後―― 朝日新聞大好評連載、待望の第二弾! 高校生棋士として熱戦を繰り広げた藤井聡太。 数々の最年少記録を打ち立て、華々しい偉業を重ねるまでには、 知られざる試練が待ち受けていた――。 初タイトル獲得から、五冠となるまで戦いぶりを収めた他、 名人を獲得して七冠を達成するまでの軌跡をまとめた「特別編」を収載。 密着取材で垣間見えた、藤井の知られざる素顔とは。 貴重なカラー口絵も満載! 【目次】 第一章 奮闘編――高校生棋士の熱戦 和服デビューの早指し戦 「序盤の村山」が温めてきた妙手 詰将棋の第一人者が感じる新たな可能性 夢の新旧「中学生棋士」対決、まさかの結末 羽生善治との2度目の対戦 初のタイトル挑戦へあと1勝で痛恨のミス 超早指し戦で「一流」の手を披露 「西の王子」破り、初の王位リーグ入り など 第二章 黎明編――タイトル挑戦に立ちはだかる壁 〝ジェット機〞藤井の桁違いのスピード感 千田に押し切られ、逃した3連覇 初黒星の朝日杯、解説会での鋭い読み 年上の後輩、初参加で先にタイトル挑戦権 5度目の正直で藤井に勝つ 消費時間3時間半VS.30分からの逆転劇 「大横綱でも難しい」勝率8割のすごさ 順位戦唯一の黒星 「将棋を食べてるようだ」 など 第三章 戴冠編――歴史を塗り替える少年 永瀬との「芸術作品」の激戦 終盤の鋭い踏み込み、棋士たちはどよめいた 和服姿に込めた師匠の思い 残り10分、永瀬の猛襲に異彩放つ受け 佐々木勇気との対局「最も印象的」 「バケモノ」が放ったありえない手 受け師・木村のわなをかいくぐる 最年少17歳11カ月、ついにタイトル獲得 「AIが6億手読んで示した手」の裏側 再び塗り替えられた将棋界の歴史 など 第四章 試練編――棋界の主人公たちとの激闘 谷川と「新旧天才の激闘」 1500万円で落札された封じ手 三冠への第一歩、羽生善治との戦い 初のタイトル獲得、ようやく「本編」へ 二冠同士、豊島との激突 最年少で通算200勝、だが―― 対局後の食事で垣間見えた師弟の魅力 「結果が出なかった」30秒将棋を物にする など 第五章 画期編――逆転負けの「あの日」を超える 公式戦6連敗、難敵・豊島将之との戦い 「犠打」で形勢逆転、B級1組へ 雪辱に燃える渡辺明に、負け覚悟の一手 終電まで続いた三浦の反省会 「高校生棋士」に前向きな別れ 藤井を追いかけ続ける男 「こんな手、人間業じゃない!」 など 第六章 躍動編――全冠制覇という理想 タイトル数より「中身の濃さ」、最優秀棋士賞に 「鬼のすみか」初戦、深夜の反撃 挑戦するのは羽生か豊島か 初のタイトル防衛戦、海を眺めていた 藤井が着た和服「いつもきれいに畳まれている」 「ラスボス」が口にした謙虚すぎる言葉 最年少18歳11カ月で最高段位の九段 竜王に挑戦、豊島との番勝負がうれしい 不敗の三冠誕生の夜に初めて語った言葉 泣き腫らす藤井が写る、一枚の写真 など 第七章 蒼天編――揺るぎない心技体 もっと強くなった先に、思い描く蒼天は 対局ラッシュ下、藤井の体調管理 「どんどん強くなる」、豊島との激闘が証明 「藤井さんはかわいいものが好き」? 羽生との大一番、攻防兼ねた終盤の妙手 豊島の読みのほころびを見抜いた! 揺るぎない心技体のみなもと 冬将軍・渡辺明との戦いへ 振り飛車は「考えたことがないです」 ニコニコ、藤井のユーモラスな横顔 など 第八章 五冠編――頂上はどこにあるか? 難敵キノコ克服宣言! 「読書感想文、苦手なんです」 19歳の双肩にかかる重み 渡辺明の「不敗神話」に終止符 A級昇級、千田に敗れ持ち越し 将棋のことを考えながら歩く姿 仲の良い師弟の「勝ち星競争」 地理好きの素顔、見えない頂めざし続けて 佐々木勇気との熱戦、A級昇級なるか など 第九章 疾走編――止まらない防衛ロード 「誰が藤井に勝つのか」の時代 天童で人間将棋「うれしゅうござる」 藤井との初タイトル戦、永瀬「しがみついていく」 六冠めざす第一歩で敗れる 十七世名人・谷川から藤井へ受け継がれるもの 20年ぶりの2回千日手、連勝を止めた永瀬 子ども「一番強かったプロ棋士は?」 など 最終章 特別編――名人を摑んだ6歳の少年 「絶対に取りたい」名人への特別な思い 14年前の「自分に教えてあげたい」 順位戦の勝率・9割1分9厘の衝撃 一般棋戦・タイトル戦を全て制覇 平成の大名人VS.令和のスーパースター 歴史に対峙した藤井と渡辺 「自分は棋士の価値を信じています」 「藤井聡太の時代」の到来
  • きみが来た場所
    4.3
    1巻1,650円 (税込)
    命のバトンをつないで、あなたは今、ここにいる。 家族に会いたくなる、奇跡の物語。 ベストセラー作家、喜多川泰の隠れた名作! 書き下ろし新作短編を収録 <あらすじ> もうすぐ二児の父になる秀平は、経営する塾がうまくいかず、不安な毎日を過ごしていた。 そんなある日、口にすると「自分の先祖の体験」が夢にあらわれる不思議なキャンディを手に入れて……? 秀平は祖父たちの生きざま、決意、つないできた命の奇跡を知るなかで、これから自分の子として生まれる新しい命と、塾の子どもたちに伝えなければならない大切なことに気づいていく。 <読者から感動の声、続々!> ・本屋さんで数ページ立ち読みし、引き寄せられるように購入しました。命の重みやつながりを考えさせられました。(20代、女性) *** ・読み終えたとき、とても心地良い気持ちになると同時に、心の底からグツグツと力が湧いてきました。(30代、男性) *** ・当たり前に思っていた家族の存在を、改めて深く考えさせられました。(30代、男性) *** ・家族のルーツ、祖先の生き方に触れる作品で心が熱くなります。(30代、男性) *** ・何度読んでもおもしろい。新しい発見もありつつ、やはり同じところで「グッ」ときます。(40代、男性) *本作は、『母さんのコロッケ 懸命に命をつなぐ、ひとつの家族の物語』(2011,大和書房)に書き下ろしの短編を加えた新装版です。
  • 死ぬまで寝たきりにならない1日1分ごろ寝整体
    -
    寿命が延びるなかいま求められているのが、「健康長寿の維持=周りに迷惑をかけない」という点。 ピンピンコロリで誰にも迷惑をかけないことが大きなテーマです。 そんななか、じつは今、要支援1、2の軽度の人が増えており、 原因の約半数が、関節疾患、骨折、転倒。 だからそうならない体づくりが大切です。 ただし、そのためにはできるだけ毎日続けられて効果があることが重要。 そこで、本書では、「寝たままできる整体」を紹介。 整体で身体を整えれば、免疫力を高め、前かがみの姿勢(転びやすい)をなおし、 骨を丈夫にし、尿漏れまで防ぐ…死ぬまで寝たきりにならないカラダになります。 寝たままの体操は効果が薄いと思ったら大間違い。 じつはちょうどいい自重効果があり自分の重みがかかることで、整体効果が高まるのです。 「ごろ寝整体」なら一生寝たきりにならない! 健康長寿のためにぜひ取り組んでみてください。 【「ごろ寝整体」の健康効果はここがすごい!】 ・免疫力アップ:肺が広がり、呼吸が深くなる! ・転びにくい体になる:脚曲がりを改善! つまずかない! ・骨粗しょう症防止:かかとから全身の骨を強化! ・筋力が劇的にアップ:抗重力筋を効率的に鍛えられる! ・若返る:姿勢がよくなる!見た目が変わる! ・肌ツヤがよくなる:血液・リンパの流れがよくなる! ・失禁・夜間頻尿防止:骨盤底筋を効率的に鍛えられる! ※カバー画像が異なる場合があります。
  • P+D BOOKS 遠い旅・川のある下町の話
    3.0
    1巻990円 (税込)
    川端康成の珠玉の「青春小説」二編が甦る! 昭和33年に月刊誌「平凡」に連載されたものの、その後長い間単行本化されずに埋もれていた『遠い旅』は、青春を彷徨する若者の人生を描いた作品。 『川のある下町の話』は、恵まれない大衆の生活の重みと苦しみが渦巻く町で、必死に生きる若者たちの姿を描いた群像小説で昭和28年の作品。 川端青春小説が奇跡のカップリングで、いまここに甦る!
  • 沙高樓綺譚
    3.8
    各地の名士たちが集う「沙高樓」。世の高みに登りつめた人々が、女装の主人の元、今夜も秘密を語り始める――。やがて聴衆は畏るべき物語に翻弄され、その重みに立ち上がることもできなくなるのだ。卓抜なる語り部・浅田次郎の傑作ミステリー。
  • 目覚めの森の美女 森と水の14の物語
    3.0
    「シンデレラ」「赤ずきん」「ラプンツェル」「ヘンゼルとグレーテル」「ルンペルシュティルツヒェン」「フェアとブラウンとトレンブリング」「白雪姫」「人魚姫」「カエルの王子さま」「青髭」「ロバの皮」「ガチョウ番の女」「美女と野獣」「眠れる森の美女」。14のよく知られたおとぎ話にひねりを加え再話した、血と陰謀、裏切りと魅惑の匂いが漂う短編集。CBI最優秀児童図書賞などアイルランドのYA三章受賞。ダークで美しく、力強い幻想譚。/【目次】あなたがこれからふみこむのは、新しくなった昔話のなか/森の物語/「靴をはいた娘(シンデレラ)」/「きこりの花嫁(赤ずきん)」/「生まれておいで、愛されるために(ラプンツェル)」/「あなたが苦しむことはない(ヘンゼルとグレーテル)」/「名なしの魔物は友だちと名乗った(ルンペルシュティルツヒェン)」/「フェアという名の娘(フェアとブラウンとトレンブリング)」/「白灰姫(白雪姫)」/水の物語/「食いつくすか食いつくされるか(人魚姫)」/「うまくふるまうこと(カエルの王子さま)」/「やさしい重み(青髭)」/「川床(ロバの皮)」/「小さな贈り物(ガチョウ番の女)」/「美女と盤(ボード)(美女と野獣)」/そして物語は終わる。こんなふうに……/「目覚めの森の美女(眠れる森の美女)」/訳者あとがき
  • 40代 あなたが今やるべきこと
    3.6
    人生の後半を満足してすごすためには、40代に何をしたかが、とても重要です。自分の今後はある程度見通せるが、まだまだ気力も体力も充実しているこの年代。あなたが今やるべきことは、そんなに難しいことではありません。これまでのスキルを組み合わせ、ちょっと視点を変えてみるだけで、人生の展望が大きく開けます。「時間の手綱は誰にも渡すな!」「40代は信頼感と重みで勝負」など知っておきたい55項目を収録。
  • 大人の語彙力が使える順できちんと身につく本 無料試し読み版
    無料あり
    3.7
    ベストセラー『大人の語彙力が使える順できちんと身につく本』を試し読み! 「望外」「僥倖」「忖度」をサラリと使いこなせますか!? 知性を感じさせる大人の語彙力を身につけたい人のための1冊。 この無料試し読み版では、ちょっとした言い方で「おっ、ボキャブラリーが豊富な人だな」と思われる、 大人が使いこなしたい厳選200語から40語をピックアップしました。(※全内容が気になった方は、本編有料版をご購入の上お楽しみ下さい) 【本書の内容】 「今日は私におごらせてください」「お見それしました」 →目上の人に使うと失礼なのはなぜ? 「すみません」「申し開きもできません」 →反省の気持ちがより伝わるのは? 「私淑する」「薫陶を受ける」 →直接指導を受けた相手を言うのは? 大人として身につけておきたい教養のひとつ、「語彙力」。 “語彙力のある人”や、“話していて知性を感じる人”は、適切な文脈で豊富な言葉を使いこなします。語源やニュアンスといった言葉の背景を理解したうえで、年齢や立場にあわせて、言葉を磨いているのです。 そこで本書では、言葉の意味だけでなく、「使用シーン」「成り立ち」「強さ、重み」「ニュアンス」といった基本知識に加え、知性あふれる言葉を日常で使いこなすための解説をつけました。 言葉の引き出しが少なくて、思っていることが伝わらない… 幼い言葉を使っているせいで、バカっぽく見られている? そんな思いが少しでもよぎったら、是非、本書を読んでみてください。 普段の会話はもちろん、仕事でのやりとり、メールや手紙、お詫びするときなど、あらゆる場面で使える厳選200語が身につきます。

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  • 愛されすぎたぬいぐるみたち
    完結
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 子どものころから何十年もいっしょに過ごすうちに、ちょっと…いや、かなりぼろぼろになってしまったぬいぐるみたち。 U2のボノやミスター・ビーンのクマをはじめとした、愛の重みを一身に受けたぬいぐるみたちの姿を、笑いや涙の思い出が詰まった文章とともに紹介します。 目や鼻が取れていたり、ほころびを縫い合わされた腕をしていたりするクマやウサギを見れば、きっと自分の幼いころを思い出さずにはいられないでしょう。 何も要求せず、見返りも求めずにそばにいてくれたぬいぐるみのことも。 原作はアイルランド首都ダブリン在住の写真家マーク・ニクソン(Mark Nixon)。 4年前彼は、自分のスタジオで大切なぬいぐるみと持ち主の写真を撮り、ホームページに載せました。 この作品「MUCH LOVED」は1ヶ月で150万件以上のアクセス、3ヶ月で450万件を超えることに。 それらをまとめた写真集「MUCH LOVED」は中国からペルー、アイスランド、アルゼンチン、アメリカからロシアまで、そしてヨーロッパ中でもニュースやブログで話題になり、日本では2015年6月9日放映「マツコの知らない世界」でも紹介されました。
  • 愛と勇気!ハッピーエンドな女たちVol.1-1~特集/私たちの絆の物語
    -
    好き嫌いだけでは語れない夫婦という絆の重みから、二人の子持ちシングルマザーの年の差恋物語、天真爛漫幼女とその家族が織りなす心温まるハートフル大騒動まで…暗い世情を吹き飛ばす、読めば必ず元気になるハッピーエンド傑作5編を収録! 【収録作品】「されど夫婦の絆~愛よりも深いもの~」「王子様は9才年下~バツ1コブ2シングルマザーの春~」「命がけの恋をした~自殺未遂の絶望からの生還~」「花束みたいな愛をきみに ありさちゃんの冒険(1)」「桜の記憶~ずっと忘れない~ありさちゃんの冒険(2)」
  • 赤ひげ診療譚
    4.3
    長崎で最新の医学を学び、江戸に戻った保本登は、突然小石川養生所に呼び出され、見習い勤務を命ぜられた。エリートとしての矜持を抱く登は、「赤鬚」と呼ばれる医長・新出去定の強引さに不満を抱き、激しい反発を覚える。だが、養生所を訪れる貧しい患者たちや、徒労とみえることに日々を費やす「赤鬚」とふれ合ううち――。病や死を通して“生”の重みを描き出した、山本周五郎渾身の傑作。(エッセイ/細谷正充、編・解説/竹添敦子)
  • 赤ヘル偉人伝 広島カープ黄金戦士かく語りき
    -
    ミスター赤ヘル、鉄人、古葉監督、そして江夏豊までもが一堂に会した、最初で最後の記念碑的一冊! 広島東洋カープの黄金時代を築き上げた「赤ヘル戦士」12人を取材! それぞれが1万字に及ぶインタビューで、自らの野球人生と野球哲学を振り返ってもらった、血と汗と涙の白球回顧録。 同一時代、同一球団に活躍した選手たちのみで構成されたインタビュー集は、プロ野球書籍史上初! 個性派揃いかつ鉄の結束で結ばれた「赤ヘル軍団」だからこそ実現したこの一冊を、リアルタイムで彼らのプレーに熱狂した歴戦のカープ男子たちはもちろん、マツダスタジアムに通うカープ女子、そして全ての野球ファンに捧ぐ── ・高橋慶彦「俺たちが強かった理由を教えるよ」  誰よりも努力し、自らの哲学を築いた「赤ヘル野球の申し子」である彼が語る、黄金時代の強さの理由。 ・大野豊「我が選んだ道に悔いはなし」  軟式野球出身という異色の経歴ながら、カープ一筋22年間で最後まで全力投球を貫いた彼の戦いの日々。 ・古葉竹識「僕がやりたかった野球」  Aクラス9回、日本一3回という黄金時代を築き上げた名将の言葉から「赤ヘル野球」の真髄を解き明かす。 ・衣笠祥雄「懐かしき人生最高の日々」  不滅の連続試合出場記録を持つ鉄人にとって、世界記録や国民栄誉賞よりも思い出深いあの瞬間を振り返る。 ・大下剛史「厳しいとは思わん。当たり前じゃ」  全身に闘志を漲らせ初優勝へと導き、引退後は鬼軍曹として次代のスターを次々に育てあげた彼の魂の源流をたどる。 ・山崎隆造「自己犠牲という名の理想」  「赤ヘル野球」を、誰よりも美しく体現し、チームメイトから「天才」と称された男の知られざる素顔に迫る。 ・水沼四郎「一球の重みと誇りを感じて」  江夏豊をリードし、ウイニングボールを掴んだ彼の証言とともに、広島中が熱狂した「江夏の21球」の激闘の記憶が蘇る。 ・外木場義郎「あの日の熱投。全ては優勝のために」  「君が20勝できたら、カープに何かが起きるかもしれない」。栄光に向かって投げ続けたエースのマウンドに懸けた想い。 ・小早川毅彦「憧れと重圧と理想。その戦いの記憶」  カープの選手たちに憧れる少年時代を過ごした彼が、背負った期待と重圧、追い求めた理想とは何だったのか。 ・川口和久「勝つか負けるか。僕の勝負の美学」  「最高の勝利」と「潔い負け」をもって自分の生きざまを見せることにこだわり続けた彼の、勝負の美学に迫る。 ・江夏豊「あの時、神様が味方してくれた」  不世出の左腕である彼が広島で過ごした3年間と、今なお語りつがれる「江夏の21球」を再度、回顧する。 ・山本浩二「広島カープは人生そのもの」  選手・監督として球団6度の優勝全てに貢献し、広島カープの本質を誰よりも理解している英雄が語る、黄金時代の記憶。
  • 悪声
    5.0
    「ええ声」を持つ「なにか」はいかにして「悪声」となったのか――。 ほとばしるイメージ、疾走する物語。著者入魂の長編小説。 「なにか」は、ある重みをもって、廃寺のコケの上にそっと置かれた――。 京都のはずれの廃寺に捨てられたみどりごは、コケに守られながら生をつなぎ、やがて犬のブリーディングと桜の剪定を生業とする花崎さんに引き取られる。 「なにか」の声は、居合わせた誰もがはっと振り返るような特別なものだった。 長じて歌うことを覚えた「なにか」は、アムステルダムからやってきたサックス・プレイヤーの「タマ」と「あお」の父娘といっしょに、生駒の方舟教会でライブを行う。 奔放な想像力が魅力の、現代を代表する物語作家いしいしんじが、筋立ても分量も、あらかじめ何も決めずに想像の赴くままに書き進めた、少年の一代記。 第4回河合隼雄物語賞受賞作。 解説・養老孟司 ※この電子書籍は2015年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 朝のあかり 石垣りんエッセイ集
    4.4
    自分の住むところには自分で表札を出すにかぎる――。銀行の事務員として働き、生家の家計を支えながら続けた詩作。五十歳のとき手に入れた川辺の1DKとひとりの時間。「表札」「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」などの作品で知られる詩人の凜とした生き方が浮かび上がる、文庫オリジナルエッセイ集。〈解説〉梯久美子 【目次】 Ⅰ はたらく 宿借り/けちん坊/朝のあかり/雨と言葉/目下工事中/よい顔と幸福/日記/晴着/事務服/事務員として働きつづけて/おそば/領分のない人たち/食扶持のこと/着る人・つくる人/巣立った日の装い/試験管に入れて/夜の海/こしかた・ゆくすえ Ⅱ ひとりで暮らす 呑川のほとり/シジミ/春の日に/電車の音/器量/花嫁/通じない/女の手仕事/つき合いの芽/彼岸/コイン・ランドリー/ぜいたくの重み/水はもどらないから/愛車/庭/籠の鳥/貼紙/山姥/梅が咲きました/雪谷/私のテレビ利用法/かたち Ⅲ 詩を書く/立場のある詩/花よ、空を突け/持続と詩/生活の中の詩/仕事/お酒かかえて/福田正夫/銀行員の詩集/詩を書くことと、生きること Ⅳ 齢を重ねる 終着駅/四月の合計/二月のおみくじ/椅子/私はなぜ結婚しないか/せつなさ/インスタントラーメン/火を止めるまで/しつけ糸/鳥/おばあさん/ 空港で/八月/港区で/花の店/隣人/風景/思い出が着ている/悲しみと同量の喜び/ウリコの目 ムツの目/乙女たち/夜の太鼓
  • アステイオン76
    -
    特集 今、何が問題か われわれは絶え間なく「問題」について語っている。 少し考えてみても東日本大震災からの復興、原子力とエネルギー、 雇用や財政、TPP参加の是非といった具合に、 およそ「問題」には事欠くことがない。 だが、一〇年、二〇年はもちろん 一年もするとすっかり忘れ去られてしまった「問題」も数多い。 「今」という時の重みは小さくなり、 「問題」も大量に生産され大量に消費されている。 『アステイオン』は創刊以来の四半世紀、本質的な「問題」を正面から語り、 時代の大きな流れの中で「今」を問う試みを続けてきた。 この基本的な姿勢にはいささかの変更もないが、 新しい編集体制で臨んだ本号の特集では、 各編集委員が「今、何が問題か」について自問することで、 われわれの知的姿勢を改めて明らかにしておきたい。 あえて時間的にも地域的にも限定を設けず、 それぞれ専門を異にする編集委員が「今」と「問題」を自由に語った論考から、 何が見えてくるだろうか。 現代の諸問題を「鋭く感じ、柔らかく考える」本誌の挑戦に対する 読者諸氏のかわらぬご支援を期待しつつ、 リニューアル後の最初の特集をお届けしたい。
  • 焦らない、比べない [愛蔵版]あなたは、あなたのままでいい
    4.0
    人と自分とを比べて、落ち込んだり、焦ったりしていませんか? いつも自分の力でなんとかしなければと思い込んでいませんか? 人は誰でも個性を持って生きています。「あの人みたいになりたい……」と他人を意識しなくていいのです。自分のできることをそのまま伸ばしていけばいいのです。まずは、「今の自分」「ありのままの自分」を受け取ることからはじめましょう。できること、できないことがあっても、決して自分を責めてはいけません。人に認めてもらおうとして、立派な自分を演じようとしないで下さい。自分の弱さやダメなところを人に見せるくらいでちょうどいいのです。だって、人生にムダなことなんてひとつもないのですから。失敗も成功も、同じくらいの重みがあるのです。2007年ヤフー人名検索No.1、僧侶にしてアナウンサーである著者が、多くの方の悩み相談にこたえてきたブログ「日替わり法話」をもとに説いた、生きるのがラクになるヒント。

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  • NHK連続テレビ小説 あまちゃん 1 おら、この海が好きだ!
    -
    1~26巻165円 (税込)
    大人気ドラマ「NHK連続テレビ小説 あまちゃん」シナリオの電子書籍版。朝ドラの連続感を1週毎にまとめて全26巻配信。各巻に出演者約30名の電子版オリジナルコメントを収録。宮藤官九郎さんのシナリオの特徴は「読んでも面白い!」こと。重みのある夏ばっぱの発言、春子のイライラ感やアキの心模様が鮮やかによみがえります。第1回コメントは夏ばっぱこと、宮本信子さん。物語は24年ぶりに帰ってきた天野春子が地味で協調性も存在感もない一人娘、アキを連れて帰ってきたことから始まります。廃線の危機にある北三陸鉄道、まめぶ、訛っていない足立ユイ、海女クラブ、琥珀……すべての伏線がここに。第1弾は16歳の新人海女誕生まで。
  • アートは資本主義の行方を予言する 画商が語る戦後七〇年の美術潮流
    4.1
    「『資本主義の終焉』を読み解くヒントが、現代アートにここまで隠されていたとは驚きだ!」……水野和夫氏(日本大学教授)推薦! 現代アートは理解できない……。美術館に行ってもそんな感想をもつ人は少なくないかもしれません。ましてや一見ガラクタに思える作品の価格がじつは数億円、と聞けば、なんとなくうさんくさい……と感じる人すらいるでしょう。しかし、じつはアートこそが私たちの生きる現代資本主義を体現する存在、といわれたら、どうでしょうか。まさにアートの「価値」と「価格」の関係にこそ、モノの値段が決まり、ときにそれが暴騰・暴落する資本主義の本質が隠されている、と山本さんは語ります。山本さんがオーナーを務める東京画廊は、日本初の現代美術画廊であり、当時まだ無名だったルーチョ・フォンタナやイブ・クラインという、いまや数億円の価値がつく現代美術家たちを発掘した目利きの画廊。だからこそ、その言葉にはただの画商とはひと味も、ふた味も違う切れ味と重みがあります。そして、その「価値」と「価格」の関係は時代背景によっても大きく変わる、と山本さん。本書において敗戦後から現在のグローバル化にまでいたる社会変化とアートの潮流が論じられるのは、まさにそれゆえです。西欧から日本の「もの派」へ、さらには中国や韓国へ……。そうしてアートの「周縁」が時代とともに移動していく様は、グローバル化のなかで次の投資先を求めて資本が移動していく様と重なることでしょう。ならば、その先に資本主義はどこへ向かうのか。そのなかで、日本美術はどのような存在感を発揮できるのか。戦後アート論としても、資本主義論としても多義的な読み方ができる、どこにもない美術論です。 【目次】第1章:資本主義の行方と現代アート――絵画に見る価値のカラクリ 第2章:戦後の日本とアート――東京画廊の誕生とフォンタナの衝撃 第3章:日本発のアートと東京画廊の歩み――脱欧米と「もの派」 第4章:時代は西欧からアジアへ――周縁がもたらす価値 第5章:グローバル化と「もの派」の再考――世界と日本の関係 第6章:「武器」としての文化――美の本当の力とは?

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  • 家を建てる前に知っておきたい地盤のすべて
    -
    1巻1,567円 (税込)
    10万件以上の地盤改良工事の実績を持つ 「地盤改良のスペシャリスト」が、 “安心して家を建てられる地盤”を徹底解説 --------------------------- 近年、地盤の脆弱さによって引き起こされた住宅の事故が目立ちます。 2021年7月に熱海で発生し、約30名もの方が亡くなった大規模な土石流では、 盛り土のずさんな工事が被害を拡大したことが判明しました。 このような大規模災害ほどではなくとも、床の傾きや雨漏り、外壁のひび割れの発生や、 建物自体の重みで建物が不ぞろいに沈んだり地面の上を滑りだしたりする 不同沈下というトラブルも、地盤改良工事の欠陥に原因があると言われています。 そのため不安定なままの地盤に建つ住宅は、 最悪の場合大きな地震が起これば倒壊してしまい、命を脅かしかねません。 本書の著者は地盤調査・地盤改良工事を専門とする企業を経営し、 過去約20年間で10万件以上の地盤改良工事を行ってきた「地盤改良のスペシャリスト」です。 著者によると、地盤改良工事の欠陥は施工後すぐに判明するものではないため、 なかには前述の住宅事故を引き起こすような手抜き工事をしている業者も実際にいるといいます。 マイホーム完成後に地盤の問題が露呈したとしても、大きな出費を伴うため簡単に建て替えはできません。 そのため施主も業者に任せきりにするのではなく 家を建てる前に土地の安全性について考えることが重要となります。 本書では代表的な地盤トラブルである不同沈下・液状化現象などを防ぐ方法、 地盤調査と地盤改良の費用と工法、施工業者の見極め方などを分かりやすくまとめています。 長く、安心して暮らせる住まいを手に入れるために必要な、地盤の知識を得られる一冊です。

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  • 意思決定の精度と速度を上げる思考の「ステップ」と「武器」
    3.0
    【内容紹介】 ・任せられた仕事がいつも遅れがちになる。もっと段取り良く進められるようになりたい。 ・限られた時間のなかで、最善策を選び実行できるようになりたい。 ・複数の選択肢のなかから、より多くの関係者が納得する案を選べるようになりたい。 ・考えられるリスクを事前に予測したうえで決断できるようになりたい。 ・メンバーを巻き込んで、チームとしての結論を早く正しく出せるようになりたい。 変化が激しく情報があふれる現在のビジネス環境下で、「正しくかつ速く意思決定する力」は、企業も個人も、生産性を高めて生き残るために最も重要な能力の一つです。 しかし、情報の収集と選択の方法が間違っていたり、過去の経験や先入観にとらわれたり、自身の感情や周囲の意見に影響されたり、議論の方法や手順を知らなかったりすることで、意思決定の精度と速度が落ちてしまっていることが大きな問題になっています。 そこで本企画では、日立グループ、NECグループ、JRグループ、ゆうちょ銀行、鹿島建設、リコーなどで、15年以上にわたって延べ1万5000人以上を指導してきた“思考技術のプロ”である著者が、正しく速く意思決定するための方法について、5つのステップに沿って体系的に解説します。 合わせて、読者が実際のビジネスの場面で使うことができる、著者オリジナルのフレームワークを、各ステップで「武器」として提供します。 正しい思考のプロセスを知り、その方法を身につけることで、誰でも、どんな状況でも、意思決定の精度と速度を上げることができる一冊です。 【著者紹介】 [著]桐原 憲昭(きりはら・のりあき) コラボ・ソリューションズ合同会社 代表/一般財団法人 DRIジャパン 理事/筑波大学大学院 非常勤講師 1995年、京都工芸繊維大学工芸学部電子情報工学科卒業(旧熊本電波高専から3年次編入)、 1998年、電気通信大学大学院情報システム学研究科修了(工学修士)。2005年、豪州Bond University Business School MBA修了。 1998年に日本ヒューレット・パッカード株式会社に新卒入社後、株式会社日本総合研究所、デル株式会社を経て、ケプナー・トリゴー・グループ日本支社にて企業幹部・管理職向けに問題解決・意思決定力の強化に関する研修講師、および業務プロセス改革支援のコンサルティングに従事。2011年、事業の推進力のコアとなる人材育成・組織変革を支援するコラボ・ソリューションズ合同会社を起業。実務に直結した研修とハンズオン型のコンサルティングサービスを提供している。 前職含め16 年以上にわたり、日立グループ、NECグループ、JRグループ、ゆうちょ銀行、鹿島建設、リコーなど大手企業の新人から管理職まで、のべ1万5000人、500回以上の思考力強化に係る研修(実務支援含む)を行ってきた。 【目次抜粋】 第1章◆状況把握(STEP1)  状況を把握するとは  【ケーススタディ:状況把握】  1-1テーマ設定  1-2関心事の列挙  1-3関心事の明確化(問題)  1-4事実の確認(根拠)  1-5取り組み課題の設定(課題)  1-6優先順位の設定  1-7全体像の確認 【STEP1で提供する武器】状況把握ワークシート(事例付き) 第2章◆目的の明確化(STEP2) まずは何を決めるか  【ケーススタディ:目的の明確化】  2-1背景状況の確認  2-2決定ステートメントの作成 【STEP2で提供する武器】目的の明確化ワークシート(事例付き) 第3章◆目標の設定(STEP3) 決定にはモノサシが不可欠  【ケーススタディ:目標の設定】  3-1目標の列挙  3-2目標の分類  3-3目標の重みづけ 【STEP3で提供する武器】目標の設定ワークシート(事例付き) 第4章◆案の作成と評価(STEP4) 案は目的・目標の手段  【ケーススタディ:案の作成と評価】  4-1案の作成  4-2案の評価(暫定案) 【STEP4で提供する武器】案の作成と評価ワークシート(事例付き) 第5章◆案のリスク予想と評価(STEP5) リスクとは何か  【ケーススタディ:案のリスク予想と評価】  5-1リスクの予想  5-2リスクの評価(最終案) 【STEP5で提供する武器】案のリスク予想と評価ワークシート(事例付き) 第6章◆ビジネスへの応用 実務に適用する  【ケーススタディ1】品質トラブルの事態に、どのように対処するか?  【ケーススタディ2】フィールドサービスセンターの代替先の選定を行う 特別付録◆ 意思決定の精度と速度を上げる思考のステップの全体像 ステップ項目と内容の一覧表 ステップ項目とポイント(プロセス質問)の一覧表  STEP1:状況把握ワークシート  STEP2:目的の明確化ワークシート  STEP3:目標の設定ワークシート  STEP4:案の作成と評価ワークシート  STEP5:案のリスク予想と評価ワークシート
  • 石橋湛山の65日
    3.8
    石橋湛山は首相としての在任期間がわずか65日である。近代日本史の上では最短に近い。しかし私は、「最短の在任、最大の業績」と思っている。これに対峙するのは「最長の在任、最小の事績」という言い方をしている。 石橋はわずかの期間だったが、言論人の時の自らの信念が政治の年賦に刻まれていると思えば、宰相の意味も変わってくるし、その重みも他の総理とは異なっている。最長の首相がさしたる事績が残さなかったとするならば、そこに比較しても首相の格の違いが浮き彫りになるだけではないだろうか。 石橋はその短い在任期間に、首相というのは日頃から思想や哲学を明確にしておくことの重要性を教えた。首相が何を目指し、どのような方向に、この国を率いていくのか、そのことを国民は知りたい。それは首相を目指す政治家が日頃から信念を発信する姿勢を持たなければならないように思う。石橋を真似せよ、と強調しておきたいのである。 ──〈おわりに〉より 太平洋戦争の終戦から10年余の時を経た昭和31年、国内政治の民主化と自主外交を旗印にした石橋湛山政権が誕生した。だが、わずか65日の短命で終わる――。そして、日本は自主性なき外交の道を歩み出した。戦前・戦中から一貫して小日本主義、反ファシズムを唱え続けた反骨の言論人が、戦後、政治家の道を歩み、首相の座を降りるまでの激動の保守政治の史実を克明に描き、短命に終わった“まぼろしの政権”が日本人に投げかけた謎に迫るノンフィクション。新型コロナウイルスの未曾有の危機が立ち去った後、日本の前途は洋々たりと歩むために立ち返るべき、もう一つの戦後史!
  • いたみ
    完結
    3.7
    「いじめ」「校則」「体罰」「援助交際」。その言葉の意味を、重みを、改めて感じて下さい――。援助のセックスも、恋愛のセックスも、たいして変わりはない……。同じ「ヤル」ならお金をもらえるセックスがいい!! (「いたみ」)/体罰に立ち向かっていった親友が自殺!! 助けられなかった私は、命をかけて体罰教師が起こした悲劇を糾弾する!! (「ゆがみ」)/入ってしまったいじめのスイッチを止めるには!? (「あした」)/ももち麗子が贈る渾身の短編集!!
  • 1日1分 図解 ひざ痛は99%完治する
    3.0
    PART1『関節内包矯正』とは? ・人は関節が動くからこそ活動できる ・関節のひっかかりを解消すれば痛みは消える ・仙腸関節はどうしてひっかかってしまうのか? PART2ひざ痛は99%完治する ・ひざには体重の3~8倍の重みがかかっている ・狭くなったひざ関節の隙間を広げてあげよう ・筋力トレーニングには気をつけよう PART3ひざ痛はセルフケアで十分治せる?・1日1分一番の基本仙腸関節テニスボール矯正 ・ひざ痛は歩いて治す!正しい歩き方を身につける ・体への負担が小さい座り方を身に着ける PART4Q&A
  • 一流のふるまい日本語編 美しい言葉えらび入門 人間力を上げる敬語力
    -
    一流のふるまいを基本から丁寧に、伝統のこころから説く大好評シリーズ第三弾! <本文より>  私達が普段、無意識に使っている言葉にも、古典の伝統は息づいています。それを意識して使う時こそ言葉の重みを感じ、深みも増すものです。接客用語のようにただマニュアル通りに形ばかりの丁寧な言葉を使うのではなく、相手を思うこころが根底にあって、そのこころを言葉という形に変える事が大切なのだと思います。人は何気ない時、何気ない言葉からこころの優しさを感じるものです。こころあっての言葉、美しい言葉は飾りたてた言葉を言うのではありません。 (中略) 日本語は難しい…という概念を外していただき、普段使いのシンプルな言葉の中にふっくらとしたこころが宿り、明かりが灯るように感じていただければ幸いです。 <目次> 「花笑みの言葉」と「ことだま」 ●第一章 敬語と挨拶はじめの一歩 もう一度敬語のおさらい 丁寧語 尊敬語 謙譲語1 謙譲語2 美化語 コンビニ敬語・接客敬語 押さえておきたいあいさつ言葉 ●第二章 その言葉にご用心 言葉は正しく使いましょう ぼかす言葉~あいまいにぼかす 「~させていただく」は取扱注意 大丈夫です 「~していただく」の過剰使用と使用上の注意 言葉の算数 足し算・引き算 「ら抜き」言葉 「れ足す」言葉 「さ入れ」言葉 「だ抜き」言葉 ●第三章 市民権を得た造語と若者言葉 市民権を得た造語 今どきの若者言葉 ●第四章 もう迷わない 言葉の違いと意味 正しく覚える言葉の意味と使い方 本当はこんな意味 漢字の変換要注意 間違っている慣用句 どちらを使えばいいのでしょうか? 似ている言葉 ●第五章 素敵な日本人であるために 言葉と文化で日本を知る 暦にまつわる言葉 四季を彩る美しい言葉 二十四節気 日本の色 言葉の意味を知るこころ <著者> 小柴 皐月(こしば さつき) 東京都中央区入船町に生まれる。筝曲演奏家 伝統文化コーディネーター。幼少より生田流筝曲を習い国際的に演奏活動を行う筝曲家。小中高校の芸術鑑賞教室では邦楽アンサンブル猫勧進として20年にわたり200校以上の学校を訪問して約10万人の児童生徒に邦楽の魅力を届けている。 世界首脳会議、サッチャー元首相、ブータン国王など国賓来日のレセプションなどで演奏を担当。伝統文化コーディネーターとして国内数々のイベントにて「和の文化」の紹介普及活動にも取り組んでいる。 ★impress QuickBooks(R)は、気軽に電子書籍を楽しんでいただきたいという想いから生まれた電子専門レーベルです。
  • 一冊に名著一〇〇冊が詰まった凄い本
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    ★名著を名解説で楽しむ! 「芥川&三島」W受賞作家にして、“読書の達人”大岡玲による知的興奮に富む書評エッセイ! カフカにマルクス、司馬遼太郎。水滸伝からゴルゴ13……。誰もが名を知る古典や文豪の名作は言うに及ばず、埋もれたノンフィクションの佳作から、各分野の専門家たちの労作、そして古今の人気漫画まで。混迷の時代に読むべき名著・傑作を網羅。そこに展開される話題のレパートリーの多彩さは、博覧強記の作家の面目躍如だ。 ★優れた書評は文学であり、鋭い時評でもある――。 稀代の読書家が紡いだ100話に及ぶ手練の時評は、必ずや読んだ者の心と知性を揺さぶるはず。令和元年5月から始まった「日刊ゲンダイ」誌の連載コラムを元にまとめ上げた本書は、いわば、読書日記の形で語った令和のクロニクルとしての一面を併せ持つ。コロナ禍に始まり、ウクライナ紛争や安倍元首相銃撃など激震が続いたこの3年半に思いを馳せて読み進めれば、時代を照射する著者の深い洞察を改めて感得できることだろう。 ★100書評、読んでから読む、100名著。 “書評の匠”による名著を読み解くプロセスは、本を読む楽しさ、学ぶことの悦楽を改めて教えてくれます! 一読すれば、「時代」と「世界」への理解が深まること請け合い。 Part1 知恵と知識の博覧会! 専門家の著した傑作 29編 時には専門家の書いた傑作で「知ったかぶり」も悪くない/歴史とは探検・探索するもの。最後に闇が残るのも、悪くない/言葉の重みに真正面から取り組む/科学は実に愉快である  Part2 やっぱり凄い古典的名作 26編  名作を再読する悦楽。そこには必ず発見がある/混迷の時代の今だからこそ、あらためて読みたい古典/ 古代中国のロマンに思いを馳せる Part3 この世界のリアルを描く 21編  この時代に生きる人々を観察し、記録し、考える/複雑にして怪奇な世界を読み解く/政治を政治家だけにまかせてはいけない/ユニークな戦争モノを掘り起こす Part4 人生の愉しみを語る 11編  人はなぜ旅に魅かれるのか/呑んで、食べて、愛して/芸能界の面白さは、洋の東西を問わず Part5 作家の魂に触れる 13編  本の中の登場人物に惚れる/この著者の意気地が好きだ/懐古から予見まで。数奇な作品に光を当てる
  • 一般化学(四訂版)
    -
    1巻2,530円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 高校化学の内容とのつながりを重視した平易な一般化学の入門書として定評ある教科書の四訂版。2012年に改正された高校学習指導要領に合わせて全体を見直すとともに、判型をA5判からB5判に大判化して見やすくし、従来小活字で書かれていた部分や簡単な図表を側注に移して本筋の見通しをよくした。さらに、新たな側注解説や図表も追加し、術語の英訳にも意を注いだ。やや内容が古くなったと思われる記述も、歴史の重みを考えて簡素化しながらも一部残した一方で、とくに有機化学の内容等はアップデートに努めた。演習問題も増量し、講義テキストのみならず自習書としても適している。
  • いとの森の家
    3.8
    福岡市内の団地から緑に囲まれた小さな村に引っ越してきた加奈子は、都会とのギャップにとまどいながらも、次第に自然の豊かな恵みに満ちた暮らしに魅了されていく。 そして、森で出会った素敵な笑顔のおばあさん・おハルさんと過ごす時間の中で、命の重みや死について、生きることについて、考えはじめる――。 深い森がはぐくんだ命の記憶を、少女のまなざしで瑞々しく描いたあたたかな物語。 第31回坪田譲治文学賞受賞作。
  • 命あるかぎり : 松本サリン事件を超えて
    5.0
    オウム真理教による松本サリン事件から14年。妻への思い、家族の絆、友への感謝、命の重み……試練を通して見えてきた人生の風景。いま、著者が綴る自伝的エッセイ。「暗澹たる事件の底に、こんなにも豊かな人間愛が息づいていようとは、誰が想像できただろうか! 河野さんの生き方をすべての人に知ってほしい」(作家・田口ランディ)

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  • 「いのち」の重み 小児科医と臨床宗教師が語る「心の処方箋」
    -
    40年間、難病の子どもたちと向き合ってきた小児科医と、日々悩み苦しむ人たちに献身的に寄り添う僧侶との対談集。人はどんなに傷ついても、辛いことがあっても「立ち直る力」が備わっていることを、深く、優しく読者に伝える一冊。

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  • 命の教育、心の教育は何をめざすか : 心のノートへ到る道徳教育
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 命の重みを感じていないのではないかと思わせるような事件も起こり、生命尊重の教育が提唱され、心の教育にも国家予算が投入されているがこれらの取り組みは成功していない。その理由をさぐる啓蒙の書。
  • いのちのギフト~犬たちと私から送る勇気のエール~
    -
    犬たちの勇気といのちから学ぶ幸せの意味。  もうすぐ102歳を迎える日野原重明先生が子どもたちをはじめ次世代に伝えたいと語りかけるように書き下ろした、初めての「犬と人といのち」のものがたり。  保護犬や老犬、被災した動物のいのちの重み。盲導犬や犬ぞり犬など実在する犬と人との深い絆。ホスピスや小児病棟でのセラピードッグと患者さんとの静かな触れ合い。そして愛犬との別れがもたらす希望の力・・・10のエピソードには、日野原流「いのちの名言」と共に、犬たちの勇気といのちから学ぶ幸せの意味が込められています。  愛おしさあふれるまなざしの犬の写真やカラーイラストがちりばめられ、親子や祖父母と孫が一緒に読んで考え、楽しめるカラーエッセイ本です(2013年9月発表作品)。 【ご注意】 ※この作品は一部カラーです。
  • イラストでわかる 肩・腰・ひざの痛みが消える日常動作大図鑑
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆痛みの9割は、"頭"が原因! ◆頭の重みを上手に支えて、今ある痛みをすぐ解消! 長引く肩こりも、ぎっくり腰を含む腰痛も、歩けないほどのひざの痛みも、根本的な原因はただひとつ。 体型や動作のくせなどで、痛くなる部分や痛みの程度は人によって違いますが、すべて「頭の重みを上手に支えきれていない」ことが根本原因です。 頭は約6kgと重いので、普段から意識的に「頭の重みを支える」意識をもって生活していないと、弱いところに負担がかかります。 逆にいえば、日常のあらゆる場面で「頭の重みを支える」動作を身につければ、いま痛い部分の痛みが出なくなり、全身の痛みが解消します。 医者に行くと「姿勢をよくして、運動不足にならないように」などと言われますが、姿勢改善と運動を心がけても一向に治らないのは、痛みの根本原因に対応できていないからです。 本書では、日常のあらゆる場面で頭の重みを上手に支える動作を紹介。手足を添えたり、少し体の角度を調整したりするなどの工夫で、痛みを起こさないテクニックを教えます。 「ぎっくり腰でもトイレに行きたい!」などの緊急事態を切り抜ける動作から、痛くないときにやっておくと痛みが防げる動作など、さまざまなシチュエーションの日常動作を紹介します。 マッサージや湿布薬にも痛みを和らげる効果がありますが、長期的にラクになるには、日常動作を変える必要があります。 長い人生、どこも痛くない体は、何よりも大きな財産になります。
  • 英単語倍増術 ――必須1000単語を2倍にする
    -
    完全攻略! 一挙2000語!! 超速・パワーアップ記憶術 本書は、タイトルを見ればわかるように『英単語速習術』の続編であるが、独立した書物としても読めるよう配慮した。『英単語速習術』の中で、私は、学生や社会人に最低限身につけていただきたい「必須1000単語」というのを選定した。本書では、その1000単語を、最小限の努力で2倍に増やすノウハウをご提供したいと思う。英語の歴史は波乱万丈の歴史である。その生ける証人が英単語なのだ。本書を手にされた読者に、単語の学習を通して、その背後にある壮大な歴史の重みを肌で感じていただければ、というのが私の願いである。この本の主人公は、英単語ではなく、むしろ英語そのものである。
  • HSP妻の私とおおらかフランス人夫の日常【電子特典付き】
    3.3
    【電子書籍特典として巻末に描きおろしフルカラーコミック6ページを収録!】 “気にしぃ”なHSP気質のカーリーさんと、何事もストレートに表現するポジティブなフランス紳士のジャンさん。 真逆の二人が織りなす、ゆるくも楽しい国際結婚あるあるを描くコミックエッセイです。 ・婚約するやいなや離婚後どうするかを話し合う!? ・予報で傘を持参する私と小雨でも傘をささないジャンさん ・実は重みある言葉の「ジュテーム」 ・事実婚を認める制度「パックス」 ・なぜ日本はあらゆるものに「さん」をつける? etc. 考え方も文化も対照的なことが多い日本とフランス。 互いを補い合い楽しく暮らす二人の姿から、 日本やフランスの文化のすばらしさに改めて気付かされます。 新作はもちろん、インスタやブログで人気の高い作品も含めて、 オール描きおろしで収録! 「HSP気質の人はちょっぴり心が軽くなれる」 「国際結婚のリアルな実情がわかる」 「日本とフランスの文化を知ることができる」 そんなコミックエッセイです。
  • 英雄ありて
    -
    中国史の英雄に出会う旅。史記、三国志、唐詩、西遊記、水滸伝に登場する魅力的な人物とその舞台を語る好著。中国史上の雄大な人間ドラマを活写――史家や軍略家が主命を奉じた苦難の旅、皇帝の大旅行、飢えと非礼の中の亡命者の旅、刺客の悲壮な旅、詩人たちの異郷の旅……。中国史上の英雄たちの旅の現場を辿り、雄大な歴史と風土を目のあたりにする好著。天下を争う人々の興亡を俯瞰し、人間の悲劇に対する深い洞察を読む、興趣尽きない歴史エッセイ集。史実の重みと自由な空想の醍醐味を味わう!
  • 炎上するまくら〈2017〉
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 落語家立川吉笑が雑誌『中央公論』に連載中の人気コラムをまとめた電子書籍。各回タイトル:(1)芸名変更ニモマケズ(2)明日は昨日の風が吹く(3)SMAPこわい(4)疑わしきは、我にあり?(5)散り際は、潔くなく(6)“ベタ”力(7)コンプライアンスの功名(8)アラ出汁はいつでも美味い(9)応援してしまう夏(10)不倫よりも抜きたいスクープ(11)お金の重み(12)人気稼業は大変だ。
  • 狼の砲声  PANZERJAGER WOLF
    値引きあり
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    戦争劇画の第一人者・小林源文がドイツ戦車兵の活躍を描く。 ドイツ軍の戦車猟兵・ハーゲンとソ連軍の戦車兵・ゴロドフとの因縁の対決を第二次世界大戦の開戦から終戦までの4年間にわたり描いた大作。ハーゲンは三号突撃砲C/D型、マーダーIII、ナースホルン、三号突撃砲G型、三号戦車M型、四号駆逐戦車(A)、ヤークトティーガー、ヘッツァー等様々な戦車、装甲車両を操る。一方、敵のゴロドクはT-35多砲塔重戦車、T-34/76 1941年型、1942年型、KV-1、T-34/85、JS-2で対抗する。果たして、どちらが勝つのか…? ●目次 プロローグ 第1話「平原の怪物」 第2話「旋回90度!」 第3話「雪上の悪魔」 第4話「平原の狩人」 第5話「悪夢の再来」 第6話「ゴロドクの恐怖兵器」 第7話「ゴロドクの災難」 第8話「1941年のタイガー戦車」 第9話「ビュッテゲンバッハの袋小路」 第10話「後方からの援軍」 第11話「三つの奇跡」 第12話「騎士十字の重み」
  • 贈って喜ばれる 素敵なカリグラフィー 書体とペーパーアイテムのアレンジで文字の魅力を引き出す
    完結
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ カリグラフィーをもっと楽しむ、簡単アレンジLESSON。 ★ 美しいアルファベットをいかす、カードや紙雑貨の作り方をご紹介します。 ★ 大切な人に、季節の挨拶に、感謝やお祝いの気持ちを、印象的に届けるアイディアの数々。 ◆◇◆ 著者からのコメント ◆◇◆ 「カリグラフィー」とは、「西洋書道」といわれることがあるように、西洋や中東における文字を美しく見せるための手法で、「美しく書かれた文字」という意味を持っています。 私がカリグラフィーを始めたのは、「THANK YOU」、「HAPPY BIRTHAY」といった文字を、きれいに書けるようになりたいというのがきっかけでした。 そして、そんなカリグラフィーを使える身近なツールとして、一番活用できるのがカードやペーパークラフトでした。 カリグラフィーで作品を作ることももちろん素敵ですが、気軽に楽しむなら、カードやペーパークラフトはとてもいい素材になります。 カリグラフィーが書き込まれたカードやしおりを人にさしあげれば、喜んでいただけますし、作る楽しさもあります。 また手作りでありながら、いい意味で重みがない、手軽なところも魅力といえます。 ひとつの書体しか知らなくても、文字の大きさ、ペンサイズ、書く位置、文字の色を変えることで、世界で一つのカード(作品)が生まれますし、また同じデザインのカードも紙の種類、貼る位置や大きさ、色によってさらに個性が生まれます。 本書が、カリグラフィー経験者にカードやペーパークラフトの楽しみをお伝えでき、未経験者の方には、カリグラフィーを始めるきっかけになれば幸いです。 北見都 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆第1章 カリグラフィーの基本 * カリグラフィーに必要な道具とペンの使い方 * 文字を華やかにする飾りデザイン ・・・など全6項目 ☆第2章 カリグラフィーを楽しむカードのあれこれ * 消しゴムハンコ * 鳥かごと青い鳥 ・・・など全8項目 ☆第3章 カリグラフィーをもっと楽しむ季節にぴったりのカード * ハッピーイースター * 赤ちゃんスタイ * さくら * あじさい * クリスマス ・・・など全14項目 ☆第4章 もっと個性的なカードや雑貨にチャレンジ * 刺しゅう * 糸巻ジンジャー人形 ・・・など全5項目 ☆第5章 アイデア作品 * 封筒 * アルファベットスタンプ ・・・など全4項目 ☆第6章 型紙・縮小図案
  • 幼馴染みが女獣です!! 1話 バージン捨てたいから抱いてやるよ
    5.0
    1~5巻220円 (税込)
    ーーーーバージン捨てたいから抱いてやるよ☆ 内気な少年十七夜(かなぎ)。七年前渡英した彼は海外での生活になじめず部屋に引きこもるようになる。帰国し日本で平穏な生活が始まると安堵していた矢先、幼馴染みのいずほと再会する。 彼女は圧倒的な巨乳に成長! 憧れの存在だったいずほは幼い頃の距離感のまま「お前、毛生えた?」「見せてみろよ」とじゃれてくる。 豊かな胸の重みは刺激が強すぎて……戸惑いつつもドキドキが止まらず抗えない十七夜。ついには彼女の言葉に流されて体を重ねてしまう……!! ギャグエロ純愛ストーリー開幕☆
  • 重い歳月
    -
    夫婦で同人雑誌に参加して文学に打ちこむ速水桂策と章子。書くために勤めを辞め、食べるためにまた働く夫。少女小説を書いて家計を支えながら住居問題、出産、育児に時間をとられ苛立つ妻。互いに相手への後ろめたさを感じながらも、自分は書きたいと思う業の深さ。生活の重みにあえぎつつ、文学に執念を燃やし、遂には一人の女流作家が誕生するまでを哀歓をこめて綴る自伝的長編。
  • 女ひとり永田町を走り続けて50年 角栄、慎太郎、ゴルバチョフから学んだ智恵
    -
    【目次より】 はじめに 序章  永田町から始まったビジネス 第1章「佐藤事務所」で学んだ人間力 第2章 田中角栄の優しさに感謝 第3章 「吉香」を設立 第4章 絶体絶命のピンチに学ぶ 第5章 世界平和実現のためゴルビーを招聘 第6章 全国商工会議所女性会連合会会長に 第7章 すべての出会いに感謝を おわりに 【本文より】  思い出は数多くありますが、ひとつだけと問われたら、40年前、故田中角栄先生から言われたひとことを挙げます。  会社を設立した年の暮れでした。たまたま仕事でホテルニューオータニへ行った際のことです。暮れのホテルは人でにぎわっていました。ふと振り返ってみますと、だいぶ離れてはおりましたが、ホテルで用事を終え、お帰りになる田中先生がお車に乗られるところでした。礼儀としてお見送りしようとした時のことです。  私に気づいた田中先生から手招きされましたので、近づきますと「正月は迎えられるのか。いつでも何でも言って来いよ」と、微笑みながら声をかけてくださったのです。  経営者として年を越すことの重みをまさに痛感していた時期でしたから、お見送りの後、涙が溢れ出て止まりませんでした。
  • オートスポーツ 特別編集 SUPER GT file 2021 Special Edition
    5.0
    「打倒ワークス」掲げ続けて50年。知恵と工夫と観察と。つちやエンジニアリング冒険記 「打倒ワークス」掲げ続けて50年。知恵と工夫と観察と。つちやエンジニアリング冒険記 グループA仕様AE92で学んだ つちやイズムとは何か? 目次/刊行によせて レーシング親父の履歴書 第1回 名プライベートチームの誕生 1971-1984 >> MT 「つちや」の名前を知らしめた激闘 マイナーツーリング伝説レース 和田0”01秒の逆転チャンピオン/越えられなかった0”71秒 We love“Tsuchiya” 関係者の声|1| 齋藤雅之/杉崎直司 1985-1993 >> Gr.A 野武士集団の合言葉は打倒無限 マシンギャラリー ADVANカローラ・レビンAE101 ディビジョン3“3巨頭”徹底鼎談 土屋春雄×坂東正明×熊倉淳一 レーシング親父の履歴書 第2回 名チューナーとしての手腕と誇り We love“Tsuchiya” 関係者の声|2| 鈴木恵一/岩間 誠 1994-1998 >> JTCC 環境に翻弄された「打倒ワークス」 マシンギャラリー ADVAN エクシヴ We love“Tsuchiya” 関係者の声|3| 坂東正明/水野雅男 マシンギャラリー JZX100チェイサー 1996-2008 >> JGTC/SUPER GT 自由を謳歌したGT300とGT500での金星 JGTC 職人・土屋春雄の「真骨頂」 マシンギャラリー MOMO CORSE APEX MR2 レーシング親父の履歴書 第3回 今も昔もこれからも“レーシング親父” マシンギャラリー JZA80スープラ 2015-2021 >> SUPER GT 復帰第2章:事実は小説より奇なり。 下町ロケットは飛ぶか? 町工場の挑戦」2年目で見つけたもの 2015→2019進化の変遷 HOPPY 86 MC ガラパゴスの矜持 三代目×二代目対談 継承の重み。 石渡美奈×土屋武士 前編 土屋春雄語録 「元をたどれば答えはわかる」 三代目×二代目対談 継承の重み。 石渡美奈×土屋武士 後編 1971→2020 つちやエンジニアリング リザルト 裏表紙

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  • オートスポーツ 特別編集 SUPER GT FILE Ver.5
    -
    SGT Team Building 勝利を目指す「チーム」の仕事、その舞台裏。 SUPER GT view 目次 18シーズン開発状況中間報告 NEOパワーウォーズ3rdフェーズ “新兵器”プレチャンバーの仕組みと効能 NSX-GT 唯我独尊エンジン屋の意地。 LC500 追いかけるチャンピオン。 GT-R 執念を吹き、燃える赤い炎。 [特集] スーパーGTチーム・ビルディング Return To Base. 密着:GT500マシン、ファクトリー帰還。 数字の重み。 大プラントでもチームは戦っている。 On Track KONDO RACING @ Midweek GT監督論 組織は勝負である─脇阪寿一 つなぐプロ。 トランスポータードライバーの仕事 眼と耳と鼻で、クルマを走らせる。 GT500の運転は簡単なのか? 難しいのか? SUPER GT基礎講座[GT500の空力] DTM NOW 『豆粒』ほどの違いが生む隔たり。 「CLASS1」導入正式決定でスーパーGTとDTMはどう変わるか SUPER GT INFORMATION 裏表紙

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  • 海事総合誌COMPASS2015年5月号 求む! 人材 重み増す海上技術者・造船技術者
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 海運・造船・舶用工業を対象分野とした隔月刊の海事総合誌。各業界の現況・将来を鋭く分析・解説し、業界人の羅針盤(コンパス)として、強い影響力を持っています。巻頭特集にタンカー・不定期船などの海運市況や、エネルギー・自動車・鉄鋼などのカーゴ動向、現地取材による海外レポートなどの掲載をはじめ、業界トップのインタビューや対談、技術革新や新製品開発の動向、新製品の紹介、国際競争力問題と、タイムリーな企画が好評です。
  • カカシの夏休み
    3.7
    1巻682円 (税込)
    もう若くないのはわかっているが、疲れる──。三十代後半、家庭では大黒柱を演じ、仕事は上から下からの難題を突きつけられつつ、かすかなモラトリアムをしのばせる世代。ダムに沈んだ故郷をでて二十年がたち、旧友の死をきっかけに集まった同級生それぞれの胸にある思いは「帰りたい、故郷に」。人生の重みにあえぐものたちを、励ましに満ちた視線で描く表題作はじめ三篇を収録。現代の家族、教育をテーマにつぎつぎと話題作を発信しつづける著者の記念碑的作品集。
  • 硬い体が驚くほど気持ち良く伸びる 自重ストレッチ
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 上半身の重み、下半身の重み、腕の重み、脚の重み、自分の体の重みを使って筋肉を伸ばすストレッチ。硬い体が驚くほど気持ち良く伸びる画期的な新メソッド登場!
  • 悲しみの子どもたち ――罪と病を背負って
    4.0
    罪と病という二重の試練を背負った子どもたち。医療少年院で、精神科医として彼らと向かい合う著者が、多くのケースとの関わりを通して、異常な行動の根底にある問題に迫っていく。なぜ、彼らは自らを傷つけ、他人を害さねばならなかったのか。想像もつかない冷酷な犯罪を犯してしまったのか。損なわれた心は回復できるのか。人との絆は取り戻すことができるのか…。だが、そこに浮かび上がるのは、決して特別な子どもたちだけの問題ではない――。圧倒的な事実の重みと、子どもたちの悲しみが胸をつく、臨床現場からの痛切なメッセージである。【目次】はじめに 社会を映す鏡としての医療少年院/第一章 回避空間の病理/第二章 親という名の十字架――愛情飢餓と命がけの自己アピール/第三章 劣等感に塗れて/第四章 運命を分けるもの――非行発現のメカニズム/第五章 社会が生み出す非行/第六章 壊れた心は取り戻せるのか?/第七章 本当の希望を取り戻すために/おわりに 明るい未来は明るい子ども時代がつくる/参考文献
  • かゆいところに手が届く! 野菜作り 達人のスゴ技100
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「去年より実つきが悪い」「育ち具合が不ぞろい」「実の重みで支柱が倒れる」……。 きちんと手入れしたつもりでも「なんとなく、うまく育たない」悩みは多いもの。 畑の耕し方のコツや台風でも倒れない支柱の結束法など、最初きっちり、あとラクラクな基本の技術から、収量アップにつながる野菜や土への四季の細やかな手入れ、野菜別のプラスアルファテ・クニックまで体験農園での豊富な指導経験に基づく、野菜作りの「達人」がスゴ技を100個まとめて紹介。 栽培手引書にはない、かゆいところに手が届く1冊です。
  • 川のある下町の話
    -
    恵まれぬ大衆の生活の重みと苦しみが渦巻いて虚無の雑音によどむ庶民の街――これは、そこに住む貧しい医学生、清純な女学生、薄幸の美少女、知性の優れた女医、キャバレーの孤独な青年など、善意に満たされた人々の人間讃歌であり、また人間の脆さ、哀れさを奏でて死を思わせる虚無の歌でもある。頽廃と死をつきぬける青春の愛の姿に、いのちの美しさの極致を描く。

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  • 考える葦
    3.0
    文学とは、芸術とは、社会とは、「生きる」とは、何か―― 作家生活二十年の平野啓一郎。『透明な迷宮』『マチネの終わりに』『ある男』執筆時に、作家は何を考えてきたのか。 文学、思想、美術、音楽、エンタテインメントから社会問題まで、広範なテーマに亘る六十七篇の論考を集成した、 待望の最新批評・エッセイ集。 「私たちは、今日、巨大な世界との対峙を余儀なくされている。なるほど、個々には葦の一本に過ぎまいが、 しかし、決して孤立した葦ではない。古今東西に亘って、たくましく繁茂し続けている一群の葦であり、 宇宙を包み込むのは、その有機的に結び合った思考である。」(「後書き」より) (収録作品) I 私達自身のような「夭折の天才」――ドナルド・キーン『石川啄木』 愛に翻弄された父と子、そして女――フランソワ・モーリアック『愛の砂漠』 「気持ち悪い」文学の最高峰――小島信夫『城壁』 森鴎外「鶏」――アンケート:「美しい日本語」とは何なのか? 「「愚」と云ふ貴い徳」の弁護人――谷崎潤一郎 『細雪』の妙子――アンケート:谷崎潤一郎名キャラ図鑑 傑作群の底に流れていたもの――谷崎潤一郎「創作ノート」 混沌を秩序化する技術――三島由紀夫『小説読本』 木乃伊にならなかった知の木乃伊取り――澁澤龍彦 個人の一生と人類の罪――追悼・林京子 思い出すことなど――瀬戸内寂聴 「否定性」と「私ら」――大江健三郎 「稔りの飽和」の静かな重み――古井由吉『ゆらぐ玉の緒』 疾駆し、「ゆきき」する若き詩人――吉増剛造『GOZOノート 1 コジキの思想』 人間を知っている作家――キム・ヨンス アーレントの「反ユダヤ主義」を読みながら 情報に“勝ち負け”はあるのか?――レジス・ドブレ『メディオロジー宣言』 昭和プロレスの“リアリティ” 俯瞰と没入――菊地信義『菊地信義の装幀1997~2013』 “我が事”としての西洋政治思想史――小野紀明『西洋政治思想史講義――精神史的考察』 〈顔〉で向かい合う自己と他者――鷲田清一『〈ひと〉の現象学』 テロと昭和――中島岳志『血盟団事件』 II 初めて小説を書いた年齢 未来には絶望しない――『ドーン』を振り返って あなたといる時の自分――アンケート:I Love You. の翻訳は? 一区切りついた、という実感 桜の中で、時が重なり合う 自分を解釈してもらう喜び――オーダーメイドについて 出版激動期の「文学と金」 飯田橋文学会縁起 文士劇出演顛末 フランスと私 III 肉体と油彩 「禍」としての才能――テオドール・シャセリオー 窃視された裸体――ドガ《たらいを洗う女》 北九州と、屋根の上の記憶――木村伊兵衛『川開き』 “遺影画”の世界――横尾忠則『日本の作家 222』 人間の居場所――広川泰士『BABEL ORDINARY LANDSCAPES』 深澤直人さんの仕事――『AMBIENT 深澤直人がデザインする生活の周囲』展 「現実の現実性」に向けて――『トーマス・デマンド』展 アルゲリッチの《夜のガスパール》のために アロイジウス・ベルトラン『夜のガスパール』より(平野啓一郎訳) 偉大さと親近感と――小川隆夫『マイルス・デイヴィスの真実』 八十年代の亡霊 芸人と「分人」 共感の境界はどこに?――『第9地区』 「インセプション」としてのフィクション――クリストファー・ノーラン『インセプション』 悪役次第――クリストファー・ノーラン『ダークナイト ライジング』 IV 「カミナリおやじ」とは誰だったのか? 排外主義デモ ローンと事なかれ主義 「日本批判」のジレンマ 食品ロスと貧困 「自己責任」論 戦争への想像力 「信頼」と社会の合理性 「面倒臭い」がない世界 顔に結びつけられる自己 ネットと選挙干渉 手術から修理へ 見かけと実体 模倣と影響力 外国人としての被災 伝記と身内話の間 更新される郷愁 釣り好きの祖父の酒 自宅にウイスキー・ボトル Circle of Life
  • 帰艦セズ
    -
    徹底した取材から浮かび上がる「事実」の重み――必読の七短篇 昭和19年、巡洋艦「阿武隈」の帰還兵・成瀬時夫が、小樽郊外の山のなかで「飢餓ニ因ル心臓衰弱」で死んだ。 市役所を退職し、いまは北海道の民衆史研究会で活動をする橋爪は、自らの過去の経験から、成瀬は“逃亡”したのではないか、と直感。 遺族を探し、調査をするようになる――。 長篇小説『逃亡』と合わせ鏡のようになっている表題作をはじめ、大阪の篤志面接委員から聞いた話をもとにした「鋏」、ある寺の墓石をつくる石材店主がもらしたことがきっかけとなった「白足袋」、能登の岩海苔採りの遭難を報じた新聞記事がヒントになった「霰ふる」など、全7篇。 不可解な謎を秘めた人の生の、奇妙な一面を見事にすくい上げ、徹底した取材と想像力により文学作品に結実した短篇集。待望の新装版。 文庫解説:梯久美子(ノンフィクション作家) ※この電子書籍は1988年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 企業変革の実務―――いつ、何を、どの順番で行えば現場は動くか
    5.0
    元マッキンゼー・パートナーの事業再建請負人が明かす、どんな企業・組織も立て直す6ヵ月プログラム!「変革時の会議は頻繁に、大人数を厭うな」「戦略やビジョンの大枠を議論してやったつもりになるな」・「真っ先に手を付けるべきは課題解決のシステムづくり」など実践者だから語れる重みのあるアドバイスが満載!
  • きげんのいいリス
    3.8
    ブナの樹の上に暮らす忘れっぽくて気のいいリス。知っていることが多すぎて、頭の重みに耐えかねているアリ。始終リスを訪ねてきてはあちこち壊す夢みがちなゾウ。思いとどまってばかりのイカ。チューチュー鳴くことにしたライオン。……不器用で大まじめ、悩めるどうぶつたちが語りだす、テレヘン・ワールドへようこそ!
  • 君が生まれた日 親から子へ伝える命のメッセージ
    3.0
    2012年に自殺率が全国ワースト1だった山梨県。命の重みを問い直すために読売新聞甲府支局は7組の家族が体験した誕生のドラマを紹介した。不思議な命のリレーに込められたメッセージは一つ。「君が生まれた日、きっと誰かが胸いっぱいの喜びや癒しを感じていた」。遭難した登山家のおじから命を受け継いだ男の子。自分を取り上げてくれた教授のもとで学ぶ医大生。800グラムの命を育てあげたシングルマザー、など。

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  • きもの(新潮文庫)
    4.1
    1巻737円 (税込)
    明治時代の終りに東京の下町に生れたるつ子は、あくまできものの着心地にこだわる利かん気の少女。よき相談役の祖母に助けられ、たしなみや人付き合いの心得といった暮らしの中のきまりを、“着る”ということから学んでゆく。現実的で生活に即した祖母の知恵は、関東大震災に遭っていよいよ重みを増す。大正期の女の半生をきものに寄せて描いた自伝的作品。著者最後の長編小説。(解説・辻井喬)
  • 95歳まで生きるのは幸せですか?
    3.8
    「老後」と呼ばれるほど長生きできたとしたら、生きているだけで儲けもの。老人らしく生きる必要はない。自分らしく生きよう――。波瀾万丈の人生を送ってきた95歳の作家、瀬戸内寂聴に、ジャーナリストの池上彰が「老後の心構え」について聞く。 内容例を挙げると、 ◎出家をして余生を生きるのがラクになった ◎歳を重ねて、ますます体が肉を欲する ◎楽しみを見つけたら、病床の鬱が吹き飛んだ ◎いただいた命だから大切に生きる ◎長生きをして何をする? 何歳まで働く? ◎「老い方のレッスン」があったら何を学びたい? 等々 また、池上彰氏はあとがきで次のように述べる。 「“豊饒な人生経験”を経たからこその言葉の重み、寂聴さんの一言一言に私たちが頷くのは、そんなところがあるのではないでしょうか」(「おわりに」より)。超高齢社会を迎える日本で、長生きすることは本当に幸せなのか? 誰もが避けることのできない「老い」や「死」について考える。
  • 郷愁 サウダーデ
    -
    哀切なファドの調べが流れるポルトガル・リスボン。カメラマンの桑田は、南蛮屏風や螺鈿(らでん)細工などの撮影にやって来ていた。老いの入口に立つ彼の胸に去来するのは、あり得たかも知れないもう一つの人生。異国の地で思い惑う男の情感(表題作)。過ぎ去った時の重みを捨て去りかねて、最終幕への一歩手前でたたずむ男たち。そのうしろ姿を細やかに描く傑作短編集!
  • 京大哲学講義 AI親友論
    3.7
    京都大学での人気授業を書籍化 人間失業、主人/奴隷モデル 、モラルベンディングマシン…… AIが脅威となるのか、人間が支配するのか、もしくは―― 敵だとみなす前に読みたい、めくるめくAI×哲学問答! 2045年に訪れるであろうシンギュラリティー。 私たちはAIに支配されてしまうのか、もしくはAIが人間の奴隷と化すのか、それともーーー。 真っ二つに割れがちなAI議論に、京都大学教授で哲学者の出口康夫が放つ新たな論点とは何か。 私たちがAIと親友になるにはどうすればいいのか。 AIと人間の関係性の転換点となる今こそ読みたい一冊。 【目次】 ▼はじまり ▼第一講 「われわれ」としてのAI 「人間失業時代」は本当にやってくるのか 「できなさ」にこそ人間の尊厳がある 「わたし」だけでは何もできない など ▼第二講 さまざまなAI AIバージョンアップ 人工的な「ひと」 人間とは何か、人格とは何か など ▼第三講 AIは奴隷か 主人/奴隷モデル 人の自由を侵すAIを開発してはいけない? 「仲間」ロボットは禁止? など ▼第四講 AIと自由 「自由」の多元性 自律としての自由 AIにとっての「やわらぎ基準」 など ▼第五講 仲間としてのAI 人間とAIロボットの「共冒険者モデル」 「のっぺらぼー」の同調圧力 理由があれば廃棄処分は許される? など ▼第六講 AIに倫理を装備する 悪に開かれたAI AIディストピア 権利の重みづけ など ▼第七講 親友としてのAI 「中身の壁」を乗り越えられるのか 死への脆弱性 AIビックバン など ▼座談会 AIと人間は親友になれるのか パネリスト…堂目卓生+石黒浩+青木宏文+出口康夫 命を終えるとき、AIも「いい人生だった」と感じるのか  ロボットはすでに人間レベルの意思決定ができる?  AI=人工知能と解釈すること自体、大きな誤解 など ▼講義を終えて
  • キーメッセージのつくり方
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「想い」すなわち「志」「夢」「アイディア」等を、「ビジョン」「ミッション」「コアバリュー」「コンセプト」「キャッチフレーズ」等に変えるには? 言葉が、ビジネスの鍵を握っています。人がいて、目標があり、創造があり、行動があり、それを何で表すかといえば言葉です。そして言葉をとおして人が動きます。経営活動の真ん中に、マーケティングの真ん中に、戦略の真ん中に、核となる言葉が存在します。そうした一行の言葉をどうつくるか。豊富な事例を読むことで見えてきます。 (「まえがき」より) 情報が飛び交うのに、言葉が残らないのが今の時代ではないでしょうか。とにかく自らの「想い」が、「夢」が見えない。誰が悪い何が悪いではなく、この状況の中で、たとえあいまいでも一行のキーワードを掲げて欲しいものです。たった一行のキーワードがあるだけで、考え方や行動にブレもなく、人を巻き込み、動かすことができると思うのです。 そこで、各企業の「思想と行動」の核となるキーワード(ステートメント、コンセプトワード、スローガン、キャッチフレーズ……などなど)を集めてみました。過去のものから現在使われているものまで、私自身のモノサシに触れたものばかり(古くても人間を洞察した言葉は、まったく古さは感じません)。多少乱暴なまとめ方になりましたが、言葉の奥に潜む意味や、意識をくみとってください。どんな言葉が「誰に、何のために、どのように表現されているのか」。その言葉が、どこまで「人と分り合い、人を巻き込んでいるのか」。どれもがビジネスの起点となったり、行動の核となったりする言葉です。じっくり言葉の果す役割とその重みを、感じとっていただけたら幸いです。 複雑にからみ合う課題から、本質をパッとすくい、情報量を減らさずにギュッと圧縮するキーワードづくり。それには俯瞰すること、引いてみることから、何が大切なのかが見えてきます。全体から見る習慣が必要で、本文にある数々のヒントも、ちょっと引いた見方で読んでみてください。数にして150本くらいのキーワードを書いてみましたが、量を読むことで、視点の置き方が見えてきます。
  • ―技術の営みの教養基礎―技術の知と倫理
    5.0
    1巻2,530円 (税込)
    【内容紹介】  本書は、技術者倫理だけでなく社会人・技術者になる準備のための教科書です。そして皆さんが社会人・技術者として羽ばたいていく世界、とりわけ日本社会は、今まさに大きな曲がり角に差し掛かっています。その行く末は、私たち一人ひとりの創造的な活動と判断にかかっているでしょう。ここではまず、私たちが生きていく現在を戦後の歴史の中で確認することから始めましょう。(「はじめに」より抜粋) 【著者紹介】 比屋根 均(ひやごん ひとし) 1962年大阪生まれ。1990年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了(金属材料)。大同特殊鋼株式会社入社、主に鋼材製造部門、プラント部門、開発、品質等マネジメントシステム部門担当。2000年技術士一次試験合格、技術士補(環境部門)、(社)日本技術士会準会員B。2003年技術士二次試験合格、技術士(総合技術監理部門/衛生工学部門)(社)日本技術士会正会員。2005年(社)日本技術士会中部支部ETの会(技術者倫理研究会)創設に参加。 【目次】 はじめに 1章 ガイダンス~社会人生活への準備を始めよう~ 1.1 有意義な学生時代のために 1.2 “ミス”の重み 1.3 問題が不明確なのは誰のせい? 1.4 自分だけでできないのが技術 1.5 本書の狙いと講義の進め方 2章 技術者倫理の目的~技術者に求められる倫理とは?~ 2.1 何を“非倫理的”と感じるか? 2.2 技術の最先端は試行錯誤 2.3 技術者がしていること 3章 よりよい試行錯誤~実用的な専門知識とは?~ 3.1 試行錯誤~枚挙的帰納法 3.2 枚挙的帰納法と集団思考 3.3 技術者の専門能力 3.4 技術的逸脱とその標準化 3.5 優れた技術者の条件 4章 科学・技術の中の知識~その知識は本当に正しいか?~ 4.1 技術の誤り~事例 4.2 推論の不確かさ 4.3 知識の正しさと成立条件 4.4 科学的知識の正しさと限界 5章 技術知の戦略~不確実さとの付き合い方~ 5.1 科学の知と技術の知 5.2 間違い最少の戦略 5.3 漸進戦略~実害最少の戦略(1) 5.4 失敗・実害への対処~実害最少の戦略(2) 6章 組織における技術知と情報~情報伝達の難しさ~ 6.1 事故に繋がったミスの事例 6.2 技術と情報 6.3 組織的な技術活動 7章 安全の理論~危険なモノを扱う技術の方法論~ 7.1 深層防護の失敗とスイスチーズ・モデル 7.2 安全の理論 7.3 リスクアセスメント 7.4 安全への早期是正戦略 7.5 安全の妥当性確認~ハインリッヒの法則 8章 事実と価値~正しい判断の条件~ 8.1 説得 8.2 客観的評価を誤らせるもの 8.3 独善の落とし穴 9章 技術の専門職という立場~技術者の生きる世界~ 9.1 人間関係の中の技術者 9.2 同業者への悪影響 10 章 誠実な仕事~どこに価値の基準をおくべきか~ 10.1 誠実性~技術的良心に従う 10.2 他者との関わり 10.3 公衆優先原則 11 章 義務と同意・説明責任~人工物環境を変える行為者の責任~ 11.1 対人での倫理 11.2 同意の効力 11.3 説明責任 12 章 気持ちに寄り添う~透明性の確保、安心、技術と法~ 12.1 倫理性の諸テスト 12.2 他者の立場になって評価する難しさ 12.3 透明性 12.4 倫理と法の関係 13 章 倫理問題の解決~倫理問題の性質と構造~ 13.1 争点 13.2 倫理問題の構造 13.3 倫理問題の解決 13.4 倫理的行動の確実な実行 14 章 現代的な課題~情報倫理・環境倫理・生命倫理~ 14.1 高度科学技術社会の三つの問題領域 14.2 高度情報化社会(デジタル・ネットワーク社会)の諸問題 14.3 有限な地球にまつわる諸問題 14.4 生命倫理 15 章 技術専門知の役割~専門性の役割と限界の自覚~ 15.1 真善美と美徳・役割責任 15.2 専門家の二つの役割 15.3 リスク社会と技術者の役割 15.4 社会の中でのアクション おわりに~社会の中で生きていくこと <資料集>
  • 逆境リーダーの挑戦 最年少市長から最年少知事へ
    4.3
    「お前は、とんでもない勘違い野郎だな!」「いや、何事も勘違いから生まれる。後先考えずガムシャラにやるうちに、『勘違い』だと言われていた夢が現実になる。裸ひとつで挑戦する若者を、俺は、殺しはしない」―――石原慎太郎(第三章より) 父親は借金で失踪。高卒で都庁職員へ。夜間の大学で学びつつボクシング部に所属。そして東京都の派遣職員として夕張市に行き、財政再建団体となった夕張市の状況を目の当たりにする。そして東京都職員を退職して夕張市長選挙に立候補、そしていま北海道知事になった著者の行動力、そして反対者をも味方につける巻き込み力を明かす。353億円の赤字を抱えて財政破綻した夕張市の市長に30歳で就任。部長と次長は全員退職し、53人いた管理職は10分の1に。積雪の重みで美術館は潰れ、図書館は運営費を捻出できずに廃止。「全国最低の行政サービス、全国最高の住民負担」といわれたまちを住民の協力を得て「コンパクトシティ計画」「攻めの廃線」などで活性化する。2027年3月には借金を完済し、日本で唯一の財政再生団体から正式に脱却する道筋をつける。38歳で就任した北海道知事では、コロナ対策に奔走。「北海道の再エネを本州へ」「北海道データセンターパーク」「国民の食を支える北海道」と多方面で北海道から日本を変える取り組みを行っている。本書を読めば ●逆境に陥ったリーダーが自らを奮い立たせて、組織を活性化させるためのリーダーシップを学べる ●反対する人をも巻き込む手法、求心力のノウハウを学べる ●夕張市長、北海道知事での改革事例が地方再生の参考になる。自分を変えて熱く生きたい、リーダーとして組織を変えたい、すべての人に贈る一冊。
  • 黒猫モンロヲ モフモフなやつ
    完結
    -
    里親募集で出会った真っ黒な子猫。家に来た最初の晩から隣でスンスン眠る「モンロヲ」は、すぐに大切な家族になった。――寝るときは決まって私の脚の間に挟まる。パソコン使ってるときに限ってキーボードの上に乗ってくる。“気ままなモフモフ”のあったかい重みに、毎日メロメロ! 愛猫との“フツーで特別な日々”を綴ったコミックエッセイ。
  • 群青の湖
    4.0
    琵琶湖のほとりにひとり嫁いできた瑞子は、旧家の重みと夫の背信から、幼い櫻子をつれて生まれ育った四谷に戻る。かつて美しい染めや織りの技を競いあった仲間にむかえられ、瑞子は群青の湖の永遠の神秘を、その片鱗でもよいから1枚の布に止めたいと願うのだった。精魂をこめ格調高く織りあげた傑作長編。
  • 欅坂46 煌めく未来へ ~彼女たちの今、コレカラ~
    -
    結成以来、彼女たちの口から発せられた珠玉のフレーズの数々 100のフレーズと知られざるエピソード―― 彼女たち自身が語った“言葉”と、周辺スタッフが語る彼女たちの“真の姿”を独占収録!! 煌めく未来へ向かって32の個性が大きく花開く 彼女たちの今、コレカラ―― <主な収録発言> ◆今泉佑唯 『実は私は性格的に上がったり下がったりの幅が大きくて、特にお仕事で失敗したり思い通りにいかない日は、もう本当にズドーンと落ち込んじゃうんですよ。でも同時に負けず嫌いの自信家でもあるから、翌日にはシャキッと立ち直ってる。ゆいぽんにはいつも、「ずーみんを見てるだけでお腹いっぱいになるよ」――なんて笑われちゃうけど、そんな性格を理解してくれる相方と出会えたことだけで、私には欅坂46に入った意味があるんです』 ◆平手友梨奈 『生駒里奈さんに「今は純粋に泣いていいんだよ」「センターに対する重みも、特別に何かを感じなくてもいい」―と言われた時、プレッシャーの乗り越え方を一つ学んだ気がするんです。良い意味で無神経、無頓着でいること。私に出来るのかどうか、わからないですけど』 ◆渡辺梨加 『デビュー曲から3曲続けてソロやユニットがあるのは、てち、ねる、ゆいちゃんずの2人、私の5人しかいないんです。その4人と比べたら、私が期待される理由なんてまったく見当たらない。そもそも自信なんて最初からない。それでも前を向いて、やり続けるしかないんですよね』 ◆長濱ねる 『アイドルは笑顔で歌って踊って、それでファンの皆さんに夢を与えるだけが役割じゃなく、自分の憧れや好きなことを発信してファンの皆さんと共有出来ることも大きな喜びなんだな~って、舞台の袖からみんなを見ている期間があったからこそ、特に強く感じるようになれたんです』
  • 権力について――ハンナ・アレントと「政治の文法」
    -
    暴力の支配するところに、本当の意味の権力は存在しない――アレントがそう定義するのはなぜか。そして、アレントの言う「権力」を理解することによって、私たちは何を得ることができるのか。 世界の行く末が見通せない現在、ますます重みを増すアレントの思想を解読する。 目次より 第1章 政治の文法 第2章 評議会とはどのような組織か 第3章 「連合」の原理と国際関係 第4章 抵抗のための条件――黒人問題と暴力 第5章 抵抗のための「権力」――ユダヤ人の「最終解決」をめぐって 第6章 革命の条件 第7章 「権威」の再建 第8章 「社会」という領域と政治 第9章 歴史――起こったことに向き合う 第10章 真理の擁護――政治の境界を設定する 補論 アレントと西洋政治思想
  • 月刊「潮」2024年1月号
    -
    1巻719円 (税込)
    月刊「潮」2024年1月号 主な内容 【特別企画】デジタル時代の「教育」の本質 ≪対談≫ 今こそ「リアル」と「活字」の価値を見直そう。 老川祥一 VS 篠原文也 ≪連載≫ ニッポンの問題点 ドワンゴはなぜオンラインの大学を目指すのか。 川上量生VS 田原総一朗 ≪連載≫ 鎌田實の「希望・日本」 子どもたちの「やる気」を引き出すウェルビーイング教育。 鎌田 實 【巻頭対談】 「障害者アート」には社会を変える力がある。 平田オリザ VS 服部 正 【特集】認知症対策の最前線 認知症治療薬「レカネマブ」はなぜすごいのか。 道川 誠 アルツハイマー病 治療の未来。 下山 進 【てい談】住む人の生きる力と情熱が、町を発展させていく。 野崎友義 VS 竹花真弓 VS 石井啓一 【ルポ】悪い流れを乗り越えて守り抜いたシード権の重み ――全日本大学駅伝ダイジェスト。 酒井政人 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 池田大作とその時代 道を開く人篇(4) 【特集】雄大な文化と自然の理想郷・山形県 新幹線を降りて吸う、故郷の空気がとにかくおいしい! 橋本マナミ 小さな殿様の連合政権――“オール山形”の魅力とは。 今村翔吾 山形が秘める「多様性社会」へのポテンシャル。 池田弘乃 山形県はほのぼのと温かい「日本の顔」。 ウド鈴木 【新春てい談】令和の大相撲、がっぷり四つで語り尽くします! 内館牧子 VS 嵐山光三郎 VS 南 伸坊 【アスリート列伝】岡田彰布 堅実な采配に徹してきた指揮官が最後に打った大博打。 横尾弘一 【好評連載】 高島礼子の歴史と美を訪ねて 中西 進 VS 高島礼子/「故事成語」にはワケがある! 塚本青史/池田思想の源流――『若き日の読書』を読む 佐藤 優/その他 その他
  • 現代活学講話選集4 人生の五計 困難な時代を生き抜く「しるべ」
    3.5
    いかに生き(生計)、身を立て(身計)、家庭を築き(家計)、歳を重ね(老計)、そして死を迎えるか(死計)――。この言葉は遠く南宗の時代に、見識ある官吏として多くの人たちに深く慕われた朱新仲の悠々たる人生訓である。本書は人間学の権威として世人の敬愛を集めた著者が、この教訓にヒントを得ながら、深い究明と実践により、独特の論法をもって唱えた『人生の五計』を、いかに現代に活かすかについて語り明かした講話録である。「日用心法」=「日々作用する、働く、その心掛けの法則」「朝こそすべて」=「本当にその時刻において、われわれのすべてが解決される」「師恩友益」=「“いい師”“いい友”に巡り会わなければ、いかに天稟に恵まれていても独力では難しい」「良縁と悪縁」=「人生のことはすべて縁である」など、今日という日の重みを大切にし、真の幸福をつかむための智恵を解説している。相手の心を高め、善く生きるための深遠な教え。

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  • 侯爵に蹂躙された一夜
    -
    「君はわれわれ二人を、“旦那様”と呼ぶんだ」 「では、ご命令を。旦那様」 「ベッドに乗って両肘をつくんだ。尻は上げておけ」 年の離れた夫の死後、ソフィはつかの間の逢瀬を楽しんできた。 だが、物足りないのだ。もっと大胆な、何もかもどうでもよくなってしまうほど深い快楽を味わいたい……。 日増しに思いは膨れあがり、ソフィはかつての愛人エドワードとの密会時、その願望を口にした―― もうすぐ今の愛人である侯爵が到着したら、今夜は3人で……。 と、ドアをノックする音にソフィははっとした。現れた侯爵はいつにもまして凛々しい。 磨きこまれた膝丈のブーツ。逞しい背中。腰にさげた乗馬鞭。 ソフィの提案を聞いた侯爵は、3人でのプレイに条件付きで同意した。「君が、我々2人に絶対服従するならば」 「ではご命令を、旦那様」態度は従順でも、欲望で乳首と下腹部が痛いほど脈打っている。 そんなソフィを見て、侯爵は鞭の柄を、顎から喉、むき出しになった胸の谷間へと滑らせていく。 そして、重みを増したふくらみをたどりながら先端を弄びだし……。
  • 鉱物きらら手帖
    5.0
    1巻2,090円 (税込)
    鉱物標本はどれひとつとして同じ物が存在しない地球の欠片。 それに触れるとは、地球46億年の重みをてのひらで受け止めること。 地球の長い営みに思いを馳せる時間は、深い安らぎを与えてくれます。 本書では、『鉱物レシピ』『鉱物のお菓子』などで“鉱物女子”から絶大な人気を集めている著者が、 とくに親しみ深い鉱物55種の愉しみ方をやさしく手ほどき。 十字架が隠されているようにしか見えない石があったり、 いつも料理に使っている岩塩にも美しいスミレ色のものがあったり、 石とは思えない触り心地のふわっふわな小動物のような鉱物があったりと、 その美しい姿と個性的なプロフィールは、日常の憂さをひととき払ってくれるはず。 オールカラーで、手にしっくりとなじむ小さめサイズ(縦172ミリ×横115ミリ)のハードカバー。 自分のお気に入りを記録できるメモ欄も付いています。 自分へのご褒美にも、センスの光るプレゼントにもぴったりの一冊です。

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  • 降霊会の夜
    3.6
    1巻1,600円 (税込)
    私は顧みる。すると驚くことに眼下には、私がかつて暮らし、捨ててきた街がひとつ残らずぎっしりと、まるで重箱さながらにありし日のままひしめいているのである。たちまち罰されぬ罪のくさぐさが押し寄せてきて、私は胸の重みを支えきれず路上にうずくまる。しかし女は、冷たい手のひらを私の顎に当てて引き上げ、きっぱりと、叱りつけるように言うのである。“――何を今さら。忘れていたくせに。”

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  • ことばで「私」を育てる
    3.5
    人の心に届くことば。良い関係を育てることば。自分を豊かにすることば。……NHKアナウンサーとして、芸術家や作家、俳優、そして市井の人々と出会った経験をもとに、ことばにまつわる大切なことを綴ったエッセイ集。人生を豊かにする「やさしく深いことば」「自分のことば」を手に入れるために、ことばを磨こう! 人生を豊にするやさしく深いことばの重み。
  • ことばの重み 鴎外の謎を解く漢語
    -
    上代以来の日本文学の中の片々たることば、その一語一語の性格を確かめる作業を、私は一生のつとめとしてきた。鴎外の漢語も例外ではない。いわば「顕微鏡的」なその学問の方法に、「何と瑣末な……」と思われるむきには、このように答えるしかない。「いったい学問に関して、どこまでが瑣末で、どの程度ならば瑣末でないのか」と。――著者 (講談社学術文庫)
  • 「孤独」はつくって愉しむもの
    2.0
    「群れない」――すると、豊かな愉しみがあふれ出す。・「客観視」という大きな財産・ストレスのない関係・人生の質を上げる「孤独」のルール・「自由気ままに生きる」ために・面倒くさいことへの対処法・「自分の頭で考える」ということ  ……etc.世の喧騒や雑音をできるだけ排しようと努力してみる。生きていくうえで、やはり「シンプル」という方向性は必要不可欠である。シンプルはスッキリであり、清々しく爽やかであり、真っ直ぐで無駄がないからだ。人生の重みを少しでも軽くする結果になり、それだけに毎日を愉しむ道へとつながっていく。――著者今、話題の「孤独」を、武器にする本。

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  • 子供の眼
    -
    利発な、長いまつげをした小学校3年の修。実母は病気で世を去り、新しく来た母・幸子は歯科医で、結婚後も実家の仕事場通い。父も勤め人だし、家を切りまわすのは若い叔母の喜世子だけ。黙って梨の実をかじる修の童心の四季に、父の不満や義母の気苦労、婚期にある叔母のあせりなど、おとなの生活と愛情の重みが投影する。「第二の母をもった私の経験が、この作品にいちばん入っている」と作者は自らいう。一度はこわれかけて、また作り直される善意の人々の<家庭>の中に、ひとり眼をみはる修少年のすがたを、流麗の文章にうたいあげた秀作。
  • 古美術手帖 はじめての骨董
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ビギナーでもわかりやすい古美術の「新しい教科書」。 古美術には、作品や道具としての魅力だけでなく、かつてそれを所有し愛用した人たちとの時間と物語が詰まっています。いわば時間を愛でるタイムカプセルです。古美術品を手に入れることは、それが存在してきた年月の重みを受け継ぎ、分かち合うことでもあるのです。 骨董、ヴィンテージなどがずらりと並ぶ骨董市や手作り市がブームで、これまでにない大勢の人で賑わっています。これらの市で古美術品と出会い、興味を持つ人が増えています。また、近年はネットオークションで古美術が安く出品されることも多くなっています。 一口に古美術といっても、種類はさまざまで値段もピンキリです。決まったルールはないので、それぞれが自由に気に入ったものを探せばいいのですが、せっかくなら価値のある掘り出し物を自分の眼で見つけたい。そのためには骨董に対するそれなりの知識と情報が必要ですが、骨董品の専門書は内容が難しくてとっつきにくい。骨董をわかりやすく解説した入門書も刊行されていますが、いずれも20〜30年前の内容で、最近の市場評価や相場は載っていません。 そこで必要なのが、わかりやすい古美術の「新しい教科書」です。本書は陶磁器や書画、彫刻、工芸など、ジャンルや種類ごとにその特徴と探す際のチェックポイントについて、著者のイラストとともに解説しています。巻末には各地の骨董市情報と、古美術の世界で人気の高い著名な画家やデザイナー、職人、重要人物などを紹介する人物図鑑を収録しました。著者は国内外の骨董市や蚤の市などを多数見て回り、数多くの古美術品に触れてきた経験から、古美術のカジュアルな楽しみ方を提案しています。

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  • 個別サポート付き障がい者向け住宅という選択 「8050問題」「親亡きあと」その解決のために
    -
    1巻1,683円 (税込)
    障がいがあっても、住まいと暮らし方を自由に選べる!障がい者が安心して暮らせるグループホームのしくみ! 日本には約970万人の障がい者がおり、そのうちの多くの人が親御さんと同居しています。そして、「8050問題」、「親亡きあと」に陥る可能性が高いといわれています。本書は、障がいの程度にかかわらず、当事者が住まいや暮らし方を自由に選び、ご本人もご家族も安心して暮らすことができるグループホームとはどのようなものなのかを詳しく解き明かすとともに、最も重要な事業者のマインドのあり方についても言及しています。住まいや暮らしに困りごとのある障がい者ご本人やご家族、障害福祉にかかわるすべての方、必読の内容です。 【目次】 1章 サービス業の当たり前を福祉事業に 1.利用者さんを、そのまま受け入れる 2.サービス業としての視点を生かす 3.できると小さな自信が積み重なっていく 2章 現場を支え合うしくみのつくり方 1.「少しの力」を結集して質の高い支援体制を 2.現場のアイデアを取り入れる 4.公式LINEで困りごとはいつでも伝えられる 3章「8050問題」「親亡きあと」の受け皿になる 1.「30年ぶりにゆっくり眠れる」ということばの重み 2.「子どもが家から出たがらない」をどう解決するか 3.事業の向き合い方を変えた家族会との出会い 4章 つながり、支え合う地域に変えていく 1.事業の協力者が増えていった 2.地域で暮らすことを当たり前に 3.地域に気づきの連鎖を <コラム> 1.管理ではない、自由のある暮らし 2.利用者さんの生の声を聞きました 3.ほっとできるしくみがあることを知ってほしい 4.選択肢が増えるアパートタイプのホーム 5.スタッフもすごいけれど、利用者さんはもっとすごい! 【著者】 紀 林 1976年生まれ 沖縄県出身 『障がいがあっても 住まいを選べる 世の中をつくる』という理念のもと、茨城県牛久市に障がい者グループホームを開業。また、「個別サポート付き障がい者向け住宅」(サポ住Ⓡ)という「障がい者の地域生活移行モデル」の普及に努めることで、高齢者の社会就労の機会創出や、空き家となっている住宅のリサイクルなど、様々な地域活性化の効果を提唱し、障がい者を支える役割を担う社会起業家・事業者の育成にも積極的に取り組んでいる。
  • これからも生きていく THIS IS ALS
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一人の写真家が難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の想いを写真と伝える一冊。しゃべれない彼らは何を考え見つめているのか。視線入力装置などを用いたインタビューから患者たちの本音が吐露される。その一語一語の重みが、生きることの意味を静かに問いかける。また患者や家族たちと写真家の信頼関係が、つながることの大切さを教えてくれる。
  • 根源的構想力の論理
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 経験と思想の基礎としての感覚は、その置き換え難い重みをもって、世界の根底にふれ鍛えあげられてソリッドな感覚となる。こうした感覚の根底にはたらく構想力、すなわち「感覚する力」としての根源的構想力の論理を解明する。非在(根源的に現前しえないもの)の根源的現前はいかにして可能か。純粋無垢の煌きは可能か。根源的構想力のはたらきは、純粋記憶の底からなされる、非在のものの反復・再現前化である。まず、直接性切断としての「祭り」と「仮面」そして「言語」が、そこを横切る超越的他者の痕跡と人格のアルケオロジーとして考察され、つづいて「根源的構想力の機動性の深い場」としての詩歌・絵画・彫刻の分析をとおして、そこに生起する命のかたちと永遠のフォルムが明らかにされる。 【目次より】 凡例 第一章 根源的構想力の論理 第一節 三木清の「構想力の論理」 第二節 構想力、その「非在のものの反復」 第三節 根源的構想力あるいは感覚する力 第四節 セザンヌのモティーフ 第二章 「仮構機能」としての構想力 第一節 構想力がめざすもの 第二節 仮構機能 第三節 構想力と身体図式 第四節 「形」の論理 第三章 表象をよぎるもの 柳田國男と折口信夫 第一節 戦慄せしめるもの 第二節 仮面の論理 第三節 祭りの構造 第四節 「まれびと」の他界性 第四章 仮面の不在 近代ヒューマニズムの陥穽 第一節 都市化現象の本質 第二節 直接性という神 第三節 仮面と人格 第五章 言語ゲームのかなた 言語の外部あるいは理性の他者 第一節 越境する知 第二節 直接性切断としての言語能力 第三節 言語ゲームが示すもの 第六章 感覚・経験・思想ー森有正論 第一節 もう―つの西洋体験あるいは「荷風的」 第二節 「日本人とその経験」 森有正の日本文化論 第三節 森有正の純粋感覚論 第七章 命のかたち 西行の思想 第一節 西行的なるもの 第二節 心なき身 第三節 無常と数寄 注 あとがき 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 細谷 昌志 1943年生まれ。哲学者、大阪大学名誉教授。大阪外国語大学外国語学部ペルシア語科卒業。京都大学大学院宗教学専攻博士課程(文学博士)。 著書に、『文化の深淵としての宗教 宗教的作用論序説』『カント表象と構想力』『田辺哲学と京都学派 認識と生』『根源的構想力の論理』など。
  • 五月巡歴
    -
    突然舞い込んだ「メーデー事件第二審の証人として法廷に出て頂きたくお願い申し上げる次第であります」との手紙。20年前の己れの遠い過去の甦りに、怯えを隠せぬ男の、同時に捲き込まれる現勤務先での一就業規則違反事件。昭和27年、高揚するメーデーのデモ隊に加わって、皇居前広場に乱入し逮捕された者、逃げ惑った学生らのその後の時間の重みと心の傷の襞を鮮烈に追う長篇力作。
  • 5分後の隣のシリーズ レイワ怪談 上弦の章
    -
    深夜、不気味に近づいてくる足音…。下校途中に感じた肩の重み…。存在しない二階から微笑む老婆…。そこにいる! この世は霊であふれている! 原作者ありがとう・ぁみの綿密な取材を基に書き起こされた、実話系ホラー短編集。5分で読めて一晩中怖い。
  • ゴルフプラネット 第1巻 コースとの対話を楽しむノウハウ
    -
    1~65巻108~275円 (税込)
    ゴルフ心に響く珠玉のエッセイ集。第1巻は2000年に書かれたゴルフコースにまつわるエピソード40編を収録しました。人と人が出会い、そして様々な物語が生まれるゴルフコース。変化する芝生の色に移りゆく季節を感じ、一打一打に人生の喜怒哀楽を重ねるエッセイをお楽しみください。 ■CONTENTS 川奈ホテルゴルフコース 富士コース/岩間CC/メンテナンスの重要度/クラブハウスの考察/マラソンの記録と平均スコア/芝生の話/ティーグランドから見える風景/オーガスタ通に感じさせるヒント/どうしても行きたくないコース/旗竿(Flagstick)/メンバーコース運営の憂鬱/ペブルビーチGL/18ホール/雨のコース/打ち下ろしと打ち上げ/ホワイトティで行こう!/ラフについて/林についてアレコレ/食堂も楽しい/グリーンを見て、設計家のメッセージを/ハンディキャップを取ろう/ホームコースの基準/バンカーで注意すること/キャディ論/秋の気配/4人乗り自走カート/スタート予約について/会員権を持っていますか?/「お疲れさまでした」/猛暑が残したもの/ゴミ問題/パーティに出よう/紹介という重み/初めて回るコースの楽しみ方/素振りの方向についての考察/スロープレーの科学/続メンバーコース/狭いホール、ドックレッグ、アップダウン/枯れた芝生の季節/キャディたちへのお歳暮
  • 最下層女子校生~無関心社会の罪~(小学館新書)
    3.7
    闇を彷徨い苦悶する女子たちの実像に迫る!  10代20代の若年女子を巡る状況は厳しいものがある。  精神的、肉体的虐待に父親による性的虐待。そして、一見すると何の問題があるようにも見えない女子が過剰な期待をかけられて「教育虐待」に悩んでいる。  さらには、貧困や学校でのイジメなどで苦しみ、自殺などの自傷行為を繰り返し、自己承認欲求のために、また食べるためにカラダを売っているという現実がある。  相談したくとも相談できない彼女らは、既存の制度からもこぼれ落ちてしまい、社会の統計からも消されて学校からも社会からも「なかったもの」として扱われ、現在も生き地獄のような日々を過ごしている。  自己肯定感が少なく、「自分なんて産まれてこなければ良かった」「自分なんてどうなってもいい」と自信を失っている。その一方で被害者でありながら、「やめてと言えない自分が悪い」と思い込み、学校や職場で必死に「普通の子」を演じ続けている。  そんな彼女らの本音に迫る迫真のドキュメント。見えざる現代日本の残酷な現実を暴く。  人気漫画家・沖田×華との特別対談も敢行。彼女の赤裸々な告白は息を飲むような重みがある。
  • サッカー選手の言葉から学ぶ成功の思考法2014 日本代表の選手たちが伝える、生き方を磨くための222のヒント
    3.0
    「うまくいかないことが続いた時に、どれだけ冷静にいられるかが大事」 ――柿谷曜一朗 「一番上しか見ていません。それ以外はどこも狙っていない」 ――山口 蛍 「ジョーカー。つかみどころがなくて、でも、いたら心強い」 ――内田篤人 「自分の技術を1にするか、100にするかはメンタルで変わってくる」 ――長友佑都 「はっきり言って、24時間中24時間以上考えなきゃダメですよ」 ――本田圭佑 「これでもかというくらい基本をやらされたんですよ」 ――遠藤保仁 2013年6月の発行直後から大きな反響を呼び、 増刷を重ねる『サッカー選手の言葉から学ぶ成功の思考法』の続編が登場。 前回同様、主役はサッカー選手の言葉たち。 より正確に言えば、 発言に秘められた揺るぎない哲学や隙のない信念に光を当てています。 海外を舞台にしたり、日本代表の一員として活躍したりと、確固たる地位を得た彼らも、 実は紆余曲折を経てきました。挫折や落胆も数多く経験しています。 だからこそ、失敗といかに向き合い、不遇の時をいかに乗り越え、 成功にいかにたどり着くべきかを話す彼らの言葉は、正真正銘の重みをたずさえています。 それぞれの言葉が伝える生き様は、私たちがこれから生きていく上で、暗闇を照らす光となり、 思い迷う背中を押す力となり、歩むべき方向を示す道しるべとなってくれるはずです。
  • 38歳・男性・独身 わがフリーター人生、セキララ赤面日記
    3.0
    やはり実話の迫力はすごい! 本書は、その驚くべき現実が、著者とその周辺フリーターの体験として、赤裸々にレポートされている。著者は、いくつかの企業に就職するも続かず、はからずも10年にわたりフリーター人生を続けている42歳の独身男性。その赤面の実話とは、たとえば「一週間、水ば飲む」。仕事で腰を痛めて立つことも外出もできず、一人暮らしの部屋を這いながら水だけ飲んで命をつないだ話。電気が止められた冬の日、もちろん灯りもエアコンも冷蔵庫も止まり、ろうそくで過ごした一夜の話。その他、「入浴はガソリンスタンドで」「一円の重み」「保険のない恐怖の生活」「風邪がもたらした喜劇と悲劇」などなど、興味深い項目が目白押し。35歳を過ぎた一人のフリーターの、食生活、日常生活、金銭生活、不健康生活を余すところなく赤裸々にレポートした本書は、あまり書かれることのなかったフリーターの現実の姿を浮き彫りにする。

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  • サンデー毎日臨時増刊 NHK G-media 大相撲中継 令和3年秋場所号
    -
    巻頭のスペシャルインタビューは奇跡の復活劇で横綱昇進を果たした照ノ富士です。改めて感じる責任と地位の重みを語ります。他にもインタビューは2力士。三役昇進に挑戦する豊昇龍は叔父にあたる元横綱・朝青龍の教えを胸に努力を誓い、初の敢闘賞受賞に輝く琴ノ若は師匠や先代に追いつくために、上位に勝つ気持ちで取り組みに臨む決意を語ってくれました。「思い出の名場面」は初賜盃拝戴。20回以上賜盃を拝戴した歴代横綱の初賜盃を振り返ります。大鵬、千代の富士、北の湖ら名力士が勢揃い! 名古屋場所レビューは優勝争いを詳説。幕内・十両・幕下全力士のカラープロフィールを観戦のお供にどうぞ。 横綱昇進、この一枚 照ノ富士、伝達式 特集1 七三代横綱誕生 照ノ富士  地位と責任の重み  伊勢ヶ濱親方に聞く 特集2 スペシャルインタビュー 豊昇龍  三役昇進に挑戦 琴の若  初の敢闘賞 元勢の春日山親方に聞く 角界のご意見番 北の富士勝昭が物申す 思い出の名場面 初賜盃拝戴 思い出の直筆手形色紙 思い出の大入袋 ※電子版では、付録は掲載されておりません。 ご利用のご案内 横綱昇進、この一枚 特集 七三代横綱誕生 照ノ富士 目次 スペシャルインタビュー 豊昇龍 スペシャルインタビュー 琴ノ若 元勢の春日山親方に聞く 北の富士勝昭が物申す 相撲NEWS 思い出の名場面 初賜盃拝戴 思い出の直筆手形色紙 六七代横綱 武蔵丸 思い出の大入袋 平成二六年夏場所、白鵬優勝 たきもとかよの今Doki☆大相撲ウォッチ 新角界ファミリー 床淀さん一家 秋場所展望 照ノ富士の新横綱優勝に期待 秋場所 幕内プロフィール 秋場所 十両プロフィール 新十両紹介 対談 舞の海vs.西岩親方 やくみつるの一刀両断 いち押し期待の力士~幕下以下~ データアラカルト 秋場所 幕内十両昇降表 秋場所 幕下以下新番付 秋場所 思い出の優勝力士 教えて編集長 角界情報 大相撲応援団 川柳講座 大相撲私のこの一番 GRAND SUMO 名古屋場所レビュー 名古屋場所 幕内十両星取表 名古屋場所 幕下以下成績表 名古屋場所 各段優勝 名古屋場所 新弟子検査と新序出世披露 名古屋場所 幕下プロフィール アマチュア相撲 大相撲百景 読者プレゼント 桝席便り 次号予告 大相撲錦絵はがき

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  • ザ・ボーダー 上
    4.4
    国境、人種、階級、法、 あらゆる境界/限界(ボーダー)を超えた麻薬との戦い―― これこそが犯罪小説の完成形。 ――解説:杉江松恋 エンタメ直球の疾走感と文学の重み… ウィンズロウの3部作はまさに『ゴッドファーザー』と『戦争と平和』のハイブリット版だ。 ――ニューヨーク・タイムズ グアテマラの殺戮から1年。メキシコの麻薬王アダン・バレーラの死は、麻薬戦争の終結をもたらすどころか、新たな混沌と破壊を解き放っただけだった。後継者を指名する遺言が火種となり、カルテルの玉座をかけた血で血を洗う抗争が勃発。一方、ヘロイン流入が止まらぬアメリカでは、DEA局長に就任したアート・ケラーがニューヨーク市警麻薬捜査課とある極秘作戦に着手していた――。
  • 死刑囚最後の日
    3.5
    「死刑囚! いつもひとりでこの想念に耐え、それが消えないせいでいつも凍え、その重みにいつも打ちひしがれている!」刻々と迫るギロチン刑の時。独房での日々から断頭台に上がる直前まで、主人公は自らの胸の内を赤裸々に告白する。死刑制度廃止を訴え、若い情熱で書きあげたユゴー27歳の作品。主題の重み、技法の革新性、社会的影響の点で刮目すべき作品であり、ユゴーの代表作のひとつと見なされる画期的小説。
  • 仕事に役立つ数学~AI時代に差がつく~(小学館新書)
    4.0
    「文系」「アナログ脳」でもよくわかる! 「数学」を仕事に使わないなんてもったいない! 「医学部受験数学講師」兼「中小企業診断士」の著者がとっておきのスキルを大公開。 本書には、こんな内容↓が書かれています。 ◎「消費税還元10%OFF」は客がお得になる? ◎年間目標をもとに毎日の売上目標を「見える化」するには? ◎予想最高気温から「かき氷」の販売数を予測する方法 ◎「社員の平均年収額」に惑わされてはいけない ◎電卓やスマホに頼らず暗算が速くなるコツ ◎定規やメジャーがなくても長さや面積がほぼわかる ◎部下の業績評価にも「数学的な視点」が役に立つ ◎店ごとの宣伝費・客数・売上高から何が読み解けるか? ◎全体的な傾向からずれた「外れ値」には大きなヒントがある ◎受験対策だけじゃない! 「偏差値」の意味と計算方法とは? ◎「移動平均線」で市場のトレンドを読み解く ◎商品の売り上げ予測は「期待値」から導き出せる ◎宝くじで「どのぐらいの賞金が当たるか」も「期待値」でわかる ◎人事評価には「重みづけ」で評価点が見えてくる ◎飛び込み営業でアポが取れる確率が計算できる etc. AI(人工知能)が人間の仕事を奪う時代も予測される中、どう生き残るべきか――。 〈本書では、実際のビジネスに使われている数学、ビジネスの質をより高めるための数学を数多く紹介してきました。この中には、今は人間が操作しているものでも、今後AIなどに取って替わられていくものもあるでしょう。  ただ、ビジネスをする主体はあくまでも私たち人間です。AIはあくまで道具です。その道具について、使い方を単に知っているだけでなく、その成り立ちを知っておくことは……非常に価値のあるビジネススキルだと思うのです。〉――「おわりに」より 面倒な計算はソフトに任せて、人は「数学を使う」だけ。 「文系」「アナログ脳」でもよくわかります! (底本 2023年3月発売作品)
  • 仕事のコツは野球からサッカーに変わっていた。7つのサッカースキルで成果を勝ち取れ!20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度) 【書籍説明】 サッカーと野球は日本における2大スポーツといって異論のあるものはいないだろう。 ただ、その2つの特徴は大きく異なり、しばしばサッカー好きと野球好きはお互いの主張を掲げ、対立することもめずらしくない。 野球なんて打って走るだけ、なんだよサッカーなんて蹴って走るだけじゃないか。 野球は得点が入りすぎて、1点の重みがない。 サッカーは得点が入らなすぎて、見てておもしろくない。 この戦いはいまもどこかで行われていることとおもうが、自書はこの決着をつけるためではなくて、この2つの大きな特徴がいまの大きな時代の変化を模倣しているようにおもえてならない。 そう、われわれの社会のルールは野球からサッカーに変わっていたのだ。 であれば、必要なものは当然サッカーのスキルであろうといま、筆をとった。 【目次】 はじめに なぜ野球からサッカーに変わったのか? ポイント1 視野の広さが勝敗をわける ポイント2 振り返る重要性 ポイント3 ルールがホワイトリストである ポイント4 ルールがわかりやすい ポイント5 個々の成果が見える化されにくい ポイント6 90分という時間制限 ポイント7 ボールを触れるのは1人2分 まとめ さぁやってみよう! 【著者紹介】 池田正輝(イケダマサキ) 1984年2月29日生まれ 10年以上の販売経験のなかでリテールマーケティングの資格も取得。 現在は販売、執筆を実施。 インプットとしては月に10冊以上の読書と、NEWSPICS など最先端テクノロジー分野の記事購読、インフルエンサーのメルマガ購読、オンラインサロンなど。 執筆した電子書籍は今回で18冊目。 「仕事ができない人の20の法則」「バカの教科書」「売上を上げる数字力」「お客様は神様じゃない。服従した販売員をこの本で救いたい」など
  • 静かなる変革者たち
    5.0
    【編集者からみなさんへ】 精神障がいをもつ親に育てられた子どもたち─みなさんはどのように思うでしょうか。「子どもはさぞ大変だろう」。それは私も同じでした。しかし、4人の若者達が座談会で語った言葉は、私の先入観をことごとく打ち砕いていくのです。 子どもたちは親の個性を誇りに思い、「このお母さんの子どもにうまれてよかった」と。 前半の「体験記」では、親の発症からの壮絶な人生が記され、後半の「座談会」では、なぜ、このような思いに至ったのか、「家族は家族。支援者にはなれない」とはどういうことなのかが語られていきます。 「精神障がいのある親に育てられ成長して支援職に就いた子どもたち」だからこそ語れる言葉の重みに、ぜひ、耳を傾けてください。
  • 自然は導く――人と世界の関係を変えるナチュラル・ナビゲーション
    3.0
    「わたしたちはコンパスやクロノメーター、六分儀、ラジオ、レーダー、音波発信器などを使ったナビゲーションに親しむあまり、昔の人類はただ通常備わった感覚と伝え聞いた知恵だけを頼りに、未知の領域を遠くまで旅し、前人未踏の荒野を抜け、海図のない海を渡ったということが信じられないのだ。」そう語る著者は、GPSのない時代にチャールズ・リンドバークをはじめとする冒険家らの尊敬を集め、「ナビゲーターたちのプリンス」とも呼ばれたハロルド・ギャティ(1903~57)。自然物を手掛かりとするナビゲーション技法(ナチュラル・ナビゲーション)を究めた航空パイオニアだ。本書は彼が遺したナチュラル・ナビゲーション入門書。必要なのは才能ではなく、誰もが「わずかな練習をするだけで、自然のしるしを道路標識と同じように間違いなく読みとれるようになる」と説く。英語圏では1958年から愛読され、「時を経るにつれて重みを増す」とも評される本である。「まっすぐに歩くには」といった基本から、波のうねりさえも読みとくミクロネシア人の海上ナビゲーションのような驚嘆の技術まで――世界中の自然のしるしが紹介され、それらを巡りながら五感の使い方を再発見させられるよう。ギャティの贅肉のない文章は、自然に対する畏敬と、いにしえの探検家たちや世界各地の先住民族の叡智への敬愛に貫かれている。読み終えないうちから、すぐにも外に出て自然物との新しい関係を始めたくなる。

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