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「想い」すなわち「志」「夢」「アイディア」等を、「ビジョン」「ミッション」「コアバリュー」「コンセプト」「キャッチフレーズ」等に変えるには?
言葉が、ビジネスの鍵を握っています。人がいて、目標があり、創造があり、行動があり、それを何で表すかといえば言葉です。そして言葉をとおして人が動きます。経営活動の真ん中に、マーケティングの真ん中に、戦略の真ん中に、核となる言葉が存在します。そうした一行の言葉をどうつくるか。豊富な事例を読むことで見えてきます。
(「まえがき」より)
情報が飛び交うのに、言葉が残らないのが今の時代ではないでしょうか。とにかく自らの「想い」が、「夢」が見えない。誰が悪い何が悪いではなく、この状況の中で、たとえあいまいでも一行のキーワードを掲げて欲しいものです。たった一行のキーワードがあるだけで、考え方や行動にブレもなく、人を巻き込み、動かすことができると思うのです。
そこで、各企業の「思想と行動」の核となるキーワード(ステートメント、コンセプトワード、スローガン、キャッチフレーズ……などなど)を集めてみました。過去のものから現在使われているものまで、私自身のモノサシに触れたものばかり(古くても人間を洞察した言葉は、まったく古さは感じません)。多少乱暴なまとめ方になりましたが、言葉の奥に潜む意味や、意識をくみとってください。どんな言葉が「誰に、何のために、どのように表現されているのか」。その言葉が、どこまで「人と分り合い、人を巻き込んでいるのか」。どれもがビジネスの起点となったり、行動の核となったりする言葉です。じっくり言葉の果す役割とその重みを、感じとっていただけたら幸いです。
複雑にからみ合う課題から、本質をパッとすくい、情報量を減らさずにギュッと圧縮するキーワードづくり。それには俯瞰すること、引いてみることから、何が大切なのかが見えてきます。全体から見る習慣が必要で、本文にある数々のヒントも、ちょっと引いた見方で読んでみてください。数にして150本くらいのキーワードを書いてみましたが、量を読むことで、視点の置き方が見えてきます。
Posted by ブクログ 2022年12月31日
良書 ことばのプロ、博報堂の高橋宜行氏の、「想い」を言葉化する。
いかに人の心に残ることば、キーメッセージを作れるかがテーマと理解しました。
彼の言は、力強く、かつ分かりやすい。他の書にも目を通したくなりました。
気になったものは、以下です。
・情報はあり余っているのに肝心の言葉がない
・情報が...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月18日
「水と生きるサントリー」、「一瞬も一生も美しく」のような、あの時頭にこびりついて離れなかった言葉は、あの人を想うあたたかな心からだった。
誰かに届けたいという想いがあって、それを届くように言葉にする。シンプルなのだけど、難しい。中途半端な想いでは届けたい人には届かない、その理由がわかった。
メッセー...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年07月26日
「想い」を言葉化すること。それは実は、今最も求められることではないだろうか。メッセージといえばどうしても「いかに伝えるか」ということが頭に浮かびがちだが、「何を伝えるか」の重要性、つまり想いについてしっかりと考え抜くことを疎かにしてはいけないと改めて認識させられた。書くことは考えることであり、その想...続きを読む
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