篠月しのぶの作品一覧
「篠月しのぶ」の「幼女戦記」「幼女戦記」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「篠月しのぶ」の「幼女戦記」「幼女戦記」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「第二次世界大戦」の歴史を知っているからこそ、「勝利の使い方」を知らずに泥沼化してゆく長期戦に突入する帝国のありようにターニャは絶望を隠しきれません。
しかしながら、野戦将校として目の前の作戦はもとより、戦術的な視野を備えた彼女と第二〇三大隊の活躍は定刻にとっての希望であるように思われます。
ここまでは大きな戦果を挙げ大戦を優位に進めているように見える帝国ですが、本巻の末尾でターニャが危惧している通り、「戦争の終わらせ方」を帝国の中枢が見通せていないところは不安ですし、合衆国に亡命したメアリー・スーが神々の加護をえてターニャの前に立ちふさがる未来が見えることも心配になります。
冗長に伸びてゆ
Posted by ブクログ
ときおり挿入される現代の記者が「かつての大戦の謎を探る」という視点で行う取材の場面から、現代の歴史のなかでターニャ・フォン・デグレチャフという軍人の存在が隠蔽されていることがわかります。
各方面での戦線で獅子奮迅の働きを為し、率いる部下からも参謀本部からの信頼も厚く、また敵軍からは「ラインの悪魔」と呼ばれて恐れられている魔導士官の存在が、なぜ記録に残っていないのか。
そして、帝国が敗れたのはなぜなのか。
様々なイレギュラーな状況が出来する中でも、理性的に思考して部隊の損耗を抑えながら奮戦するターニャの姿は魅力的です。
戦線の膠着を打破すべく大きな作戦の準備が整ったところで第2巻が終わりました