あらすじ
快勝に次ぐ快勝!
銃後の帝国臣民は我が世の春を謳歌する中、帝都ベルンの政治家たちはとある疑念を抱いていた。
二〇三大隊によるモスコー強襲は流石にやりすぎだったのではないか…と。
その苛烈な作戦行動に対する疑義を晴らすべく、査問会に赴いたターニャ。
軍部の後押しを受けた彼女は、この窮状を逆手に取り「後方勤務」への一筋の光を見出すが……?
政治と軍事、後方と前線、それぞれの認識のズレが
少しずつ、しかし確実に、帝国を蝕む―
ある日、エリートサラリーマンは「神」に出会う。正確には、「神」を名乗る何者かに。
主人公は、とある大企業でリストラ通告を担当するエリートサラリーマン。合理主義で感情より理性を優先する彼は、ある日逆恨みで命を落としてしまう。命を落とす瞬間に「神」と名乗る「存在X」と出会い、異世界へと転生することになったのだが、何と「幼女」になってしまっていて…!?
「謀ったな!!悪魔め!!」
見た目は天使、中身は悪魔と呼ぶのにふさわしい幼女・ターニャに転生した主人公。たぐいまれなる戦闘力を持って生まれてしまった彼女は、後方支援を望みながらも前線に突入する日々。
幼女の(後方に戻るための)奮闘、とくとお楽しみあれ!
感情タグBEST3
泥沼幼女
存在Xの用意した運命力の成した道筋なのか、ターニャちゃんは今日も今日とて楽しく戦争に明け暮れて、さらには新しい戦争が綺麗にラッピングされてリボンまでつけて送り込まれてきます。
戦いは終わりそうにないですね。
ふぐ
ターニャちゃん、おめでとう(残念だったね)。
念願の後方勤務(作戦行動の立案時間)が貰えたね。
之で安全だね(2ヶ月後の最前線が確定したね)。
…南無〜(_ _)
特大のどうしてそうなるのだ
特大のどうしてそうなるのだに笑った
夢の後方勤務を経て、戦いは次のステージへ
世界を相手に破滅に向かう帝国
旧日本軍もこんな感じだったのかな
大戦の陰影が深くなっていく
戦争の直接的に悲惨な面をこれでもかと描いていく今巻
ターニャの心境の変化もありこの先の展開が大規模になっていくことを予想させる
安心の幼女戦記ですよ
登場人物は安心の対極に翻弄されてますが。長編歴史ものやら架空世界の戦記やら、前世紀の戦争の真の意味に興味ある方はぜひご一読ください。
Posted by ブクログ
デグレチャフに対する裁判という名の茶番は予定通りの結末を迎えるが後方勤務を訴えるデグレチャフがゼートゥーワと問答し腹の探り合いになるが…
と、念願の後方勤務になれるのか?となるけど…
今後の戦争を見通す話でかなり面白い話でした
匿名
現世で人事を取り仕切っていたサラリーマン。
解雇宣告をした会社の人間による逆恨みで線路に突き落とされてしまう…。
その時、神と名乗る存在に信仰心が足りぬと指摘され、異世界転生させられてしまう。
美少女ターニャ・デグレチャフとして生まれるが魔力を持っていたが故に兵士として生きることに!
様々な困難を乗り越え、後方支援に就きたいと願うも、存在Xにより、必ず戦いに巻き込まれてしまう…。
裁判巻
今までの巻の中で最もつまらない巻。
マッチポンプやらせ軍法会議巻、いや、査問会か?
迷走する軍事国家の混乱ぶりを描きたかったのかもしれないが、あんまりな本巻。
裁判モノって意外と面白いモノが多いですが、コレは酷過ぎるデキですね、普通に戦争書いてくれた方が遥かに良かったかと。
話の前後の脈絡も無いので、この巻はスルーして良いかと思う。