ビジネス・実用 - 美学作品一覧

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  • しあわせを引き寄せる 洋菓子の事典
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 洋菓子のかたち・材料・名前・伝統に秘められた物語を、ヨーロッパ各国の国立の製菓学校やホテル学校で学び、日本で初めてヨーロッパ伝統のお菓子を紹介した著者が伝えます。・ショートケーキ…戦後の日本で流行した、幸福のきざし・ズコット…メディチ家とともに発展した、聖職者の帽子・チョコレート…スペインから嫁いだ王妃がもたらした美食の財産・クグロフ…マリー・アントワネット妃の完成されたお菓子の美学など、世界をしあわせにする「洋菓子」の物語を紹介します。 紹介洋菓子は80点以上。本書のために心を込めてつくった作品ばかりです。今田美奈子先生ならではのテーブルセッティングの提案も多数掲載。 読めば、毎日のティータイムがさらに楽しく、しあわせになる一冊です。
  • イラスト、漫画のためのポーズの描画教室
    -
    〈電子書籍版について〉 本書は固定レイアウト型の電子書籍です。リフロー型と異なりビューア機能が制限されるほか、端末によって見え方が異なります。 【現役講師がやさしく教える、ポーズ選びと描くコツ!】 魅力的なイラストや漫画を描くうえで外せない「ポーズ」をテーマに、基本知識・見本帖・練習帖の3部構成で、わかりやすく解説します。 「ポーズとはなにか」から「ポーズを描くコツ」「共感を呼ぶポーズ選び方」など、知っておきたい基礎知識と、300以上のポーズ素体を掲載。 素体をトレースして描く練習をしたり、イラストを描く時のポーズのアイディア帖としても活用いただけます。 10年以上専門学校で教鞭をとり、多くの絵師を指導してきた筆者が教える、理論に裏付けされたポーズの知識を学べば、イラスト上達の近道になるでしょう。 キャラクターをもっと魅力的に描きたい、自分のイラストにいまひとつ自信が持てない方必携の実用的なポーズ見本&練習帖です。 〈本書の内容〉 ■Part1 ポーズの基礎 ポーズとはなにか ・描きたいポーズの決め方 身体を描く流れ ・アタリを使って身体を描く ・関節描きでポーズを試す ・身体の構造を理解する ・可動域を理解する ・立体ブロックを使って身体を描く ・重心とバランス ・コントラポストのポーズ アングルとポーズ ・正面、斜め、アオリ、フカンの表現 ・ポーズと構図 ・アイレベルとアングル ・手や指のしぐさ ■Part2 ポーズの見本帖 基本ポーズ 立つ/座る/寝る 動きとポーズ 歩く/階段をのぼる、おりる/走る/動作/手指の動き/感情 アイテムとポーズ 花/本、カメラ/靴/かばん/帽子/ヘアゴム・リボン、メガネ/武器/楽器 日常のポーズ 天気/気温/モーニングルーティン/食事/着替え/学校/仕事 複数人のポーズと構図 友達/恋人/集合/アイレベル法 ■Part3 ポーズの練習帖 立つ(正面)/立つ(振り向き)/座る(椅子)/座る(床)/座る(ひざ立ち)/ジャンプ/挨拶(手を振る)/靴を履く/弓を構える/花束を持つ 〈イラストレーター〉 川口イッサ てこ タバタサトコ 木己くぅ とほ ハーパー 〈著者プロフィール〉 松岡 伸治(まつおか・しんじ) 福岡県嘉麻市生まれ。イラストレーター、美術講師。美学校・考現学研究室で赤瀬川原平に学ぶ。月刊漫画ガロ入選デビュー。ヤングコミック・谷岡ヤスジ賞受賞。「イラストレーション」誌・「ザ・チョイス」年度賞入賞。谷岡ヤスジプロダクションを経て独立し、フリーランスで出版や広告業界を中心にイラストレーションを発表している。2004年より、デザイン専門学校やカルチャースクールの講師を務める。エムディエヌコーポレーションにて、『イラスト、漫画のためのキャラクター描画教室』『イラスト、漫画のための配色教室』『イラスト、漫画のための構図の描画教室』『エフェクトグラフィックス 動き・流れ・質感の表現カタログ』『詳解 キャラクターの描き分け教室』計5冊の書籍を執筆。

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  • 年齢を重ねるのが楽しみになる フランス流のもの選び
    3.0
    20代で欧州企業に就職。その後、仕事で日本とフランスを行き来する生活から、YouTubeでフランス流シンプルシックな暮らしについて発信をしているKatie(ケイティ)さん。 中でも、フランスで学んだ「本当に自分のスタイルに合ったものを、長く大切に使う」「使い込んだものにこそ魅力がある」といった考え方や美学が、今のスタイルのよりどころになっているそうです。 何を選んでいいか分からない、買っては手放すの繰り返し、いくら買っても満足感が無いといった悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。 そこから脱し、流行や情報に振り回されることなく、自分らしく一緒に歳を重ねていくことが楽しみになるような、自分だけの名品と出合える方法を紹介していきます。 【プロローグより】 もの選びの根底にあるのは、どうしてこれを選んだのかという強い気持ちと自分だけのこだわり。ものも人も、本当に大切なものだけあればいい。自分で選んだものだからこそ、いつも身につけたいし、一緒に歳を重ねていきたいと思うのです。 周りからの評価ではなく、自分の気持ちをもの選びにとことん反映させれば、ものとの向き合い方も、それと共に過ごすこれからの人生もきっと変わってくるはずです。
  • イラスト、漫画のための構図の描画教室 ミニ帖
    -
    〈電子書籍版について〉 本書は固定レイアウト型の電子書籍です。リフロー型と異なりビューア機能が制限されるほか、端末によって見え方が異なります。 【魅力的なイラストと解説で学ぶ、「構図」の基礎&アイデア帖!】 「イラスト、漫画のための教室」シリーズから、「構図の描画教室」がミニ帖で登場! 実例イラストには新たな作品を掲載し、サイズは手軽に持ち運べる四六判に再編集しました。 本書は、魅力的なイラストや漫画を描くうえで外せない「構図」をテーマに、専門学校で必ず教える学んでおきたい36種類の構図を、わかりやすく紹介します。 「キャラクターを並べただけの平凡な絵になってしまう」 「どうしたら、ワンパターン、マンネリから脱却できるのか」 「構図、アングル、ポーズのアイデアが浮かばない……」 そんなときに役立つイラスト指南書です。 10年以上マンガの専門学校で教鞭をとり、多くのイラストレーター志望の学生たちを指導してきた筆者が、 理論に裏付けされた構図の知識を教え、イラスト上達へと導きます。 〈掲載イラストレーター〉 おのやま/ならの/岡虎次郎/tama5/ゆべ/RYURYURYU2/桜犬/森野睡/ミツ蜂/はなさきたる/防人/まかろんK/ かたお。/フジモトゴールド/うた坊/てとら うう/Takaki/可/よしおか/まご山つく蔵/すり餌/ao/めめんち/はやしなおゆき/大宮いお/n°n°/526/きむらあんさい/しゅんと/ゆうき/三井森太郎/ilLUMI/雨森ほわ/そばまる/hagi/しらこ/朔月八雲/くにたろ/Y_Y/徳田有希/TAO/456/ちゃこたた 〈構図一覧〉 「安定感をもたせたい」 01 二分割構図/02 三分割構図/03 水平線構図/04 三角形構図/05 黄金比・黄金らせん構図/06 白銀比構図/07 黄金分割・黄金比分割構図/08 シンメトリー構図 「主人公を目立たせたい」 09 日の丸構図/10 フレーム・トンネル構図/11 サンドイッチ構図/12 円形・円陣構図/13 ぼかし構図/14 スポットライト構図/15 すみっこ構図/16 見切れ構図/17 5役4景構図/18 ピラミッド構図 「躍動感をいかしたい」 19 曲線カーブ・S 字構図/20 斜線・対角線構図/21 遠近法、放射線構図/22 曲直対比構図/23 ジグザグ構図/24 逆三角形構図25 複合三角形構図/26 斜め構図/27 パターン構図/28 スペース構図 「独創的な印象にしたい」 29 アルファベット構図/30 あおり・ふかん構図/31 広角構図/32 望遠構図/33 パノラマ構図/34 詰め詰め構図/35 真ふかん構図/36 群化構図 〈プロフィール〉 松岡 伸治(まつおか・しんじ) 福岡県嘉麻市生まれ。イラストレーター、美術講師。美学校・考現学研究室で赤瀬川原平に学ぶ。月刊漫画ガロ入選デビュー。ヤングコミック・谷岡ヤスジ賞受賞。「イラストレーション」誌・「ザ・チョイス」年度賞入賞。谷岡ヤスジプロダクションを経て独立し、フリーランスで出版や広告業界を中心にイラストレーションを発表している。2004年より、デザイン専門学校やカルチャースクールの講師を務める。エムディエヌコーポレーションにて、『イラスト、漫画のためのキャラクター描画教室』『イラスト、漫画のための配色教室』『イラスト、漫画のための構図の描画教室』『エフェクトグラフィックス 動き・流れ・質感の表現カタログ』『詳解 キャラクターの描き分け教室』『イラスト、漫画のためのポーズの描画教室』を執筆。

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  • イラスト、漫画のための配色教室 ミニ帖
    -
    〈電子書籍版について〉 本書は固定レイアウト型の電子書籍です。リフロー型と異なりビューア機能が制限されるほか、端末によって見え方が異なります。 【魅力的なイラストの配色をカラーチップで学べるアイデアブック!】 画面をより印象的に見せたい。 キャラがより映える配色を知りたい。 本書はイラスト制作に欠かせない「配色」の実例集です。 47種の配色法と、色の持つ効果を、魅力的な実例イラストとともに解説。 グラデーションや補色、色相別の配色法が、イラストにどのようなイメージをもたらすか、天候や時間、季節をどのように表現できるか、分かりやすく具体的に学べます。 配色ごとに、実例イラストのキーカラーとバリエーションを掲載。 カラーチップをそのまま真似してイラストに活用できます。 巻末には基本的な用語や配色効果が学べる「色の基礎知識」を収録。 専門学校で10年以上を教鞭をとる筆者が丁寧に解説します。 〈掲載イラストレーター〉 まいじ/ヌコン/ほたてんし/新水/こまやま明/まくらたみ/堀泉インコ/おのばね/タミウラ/sora/くりたゆき/お村ヴィレッジ/神田ヨノ子/松峰/tono/KICO/ふろく/うみねこ研究所/コタチユウ/champi/飴村/azma/ひずみ/斎賀時人/神山ゆり/けんきょう/hale(はれ)・/珠樹/高市/うみ/AS4KLA/桜田佳代子/キュピ山/みつきさなぎ/はーみん/双森文/てんてこ/noco./桜庭すず/matumot/とあす/みずの紘/まごつき/泳/月夜/ソノ フワン/八館ななこ 〈配色一覧〉 「ベーシックな配色」 同一色相での配色/同一明度での配色/トーン・オン・トーンの配色/グラデーション配色/セパレーション配色/補色配色/アクセントカラー配色/僅差での配色/レピテーション配色 「ユニークな配色」 全色相系での配色/1色での配色/2色での配色/三原色での配色/自然界の法則を使った配色/群化配色/リピート配色/バルール配色 「色相別の配色」 赤系の配色/オレンジ系の配色/黄色系の配色/緑系の配色/青系の配色/紫系の配色/茶色系の配色/グレー系の配色/白系の配色/黒系の配色 「季節・時間別の配色」 春の配色/夏の配色/秋の配色/冬の配色/朝の配色/昼の配色/夕方の配色/夜の配色 「キーワード別の配色」 ナチュラルな配色/フレッシュな配色/キュートな配色/エレガントな配色/セクシーな配色/クール、スタイリッシュな配色/ポップな配色/アクティブ、スポーティーな配色/クラシカルな配色/メルヘンチックな配色/ファンタジックな配色/エスニックな配色 〈プロフィール〉 松岡 伸治(まつおか・しんじ) 福岡県嘉麻市生まれ。イラストレーター、美術講師。美学校・考現学研究室で赤瀬川原平に学ぶ。月刊漫画ガロ入選デビュー。ヤングコミック・谷岡ヤスジ賞受賞。「イラストレーション」誌・「ザ・チョイス」年度賞入賞。谷岡ヤスジプロダクションを経て独立し、フリーランスで出版や広告業界を中心にイラストレーションを発表している。2004年より、デザイン専門学校やカルチャースクールの講師を務める。エムディエヌコーポレーションにて、『イラスト、漫画のためのキャラクター描画教室』『イラスト、漫画のための配色教室』『イラスト、漫画のための構図の描画教室』『エフェクトグラフィックス 動き・流れ・質感の表現カタログ』『詳解 キャラクターの描き分け教室』『イラスト、漫画のためのポーズの描画教室』を執筆。

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  • スーザン・ソンタグ 「脆さ」にあらがう思想
    4.2
    進歩という名の暴力に対する、「知性」の闘い―― クィア批評やメディア論における最重要人物、ついに入門書が誕生! 【おもな内容】 “反解釈・反写真・反隠喩”で戦争やジェンダーといった多岐にわたる事象を喝破した、批評家スーザン・ソンタグ。 あらゆる脆さにあらがう、その「カッコよさ」は、しかし生誕から90年を迎え、忘れかけられている。 本書は「《キャンプ》についてのノート」で60年代アメリカの若きカリスマとなったデビューから、「9・11事件」への発言で強烈なバッシングの対象になった晩年までの生涯とともに、ソンタグという知性がなぜ読者を挑発し続けるのかを鮮やかに描き出す。 自身のマイノリティ性や病にあらがい到達した思想の本質とは。 【目次】 はじめに 第1章 誰がソンタグを叩くのか 第2章 「キャンプ」と利己的な批評家 第3章 ソンタグの生涯はどのように語られるべきか 第4章 暴かれるソンタグの過去 第5章 『写真論』とヴァルネラビリティ 第6章 意志の強さとファシストの美学 第7章 反隠喩は言葉狩りだったのか 第8章 ソンタグの肖像と履歴 第9章 「ソンタグの苦痛」へのまなざし 第10章 故人のセクシュアリティとは何か 第11章 ソンタグの誕生 終章 脆さへの思想 おわりに
  • 神経美学 美と芸術の脳科学
    4.5
    1巻2,200円 (税込)
    神経美学(neuroaesthetics)とは認知神経科学の一分野であり、脳の働きと美学的経験(美醜、感動、崇高など)との関係や、脳の機能と芸術的活動(作品の知覚・認知、芸術的創造性、美術批評など)との関係を研究する新しい学問である。神経科学者だけでなく、心理学者、哲学者、アーティスト、美術批評家などが参画する学際領域であり、近年ヨーロッパや北米を中心に盛んに研究成果が発表されている。 本書は、その誕生から今日までの約15年余りの成果をわかりやすく紹介する入門書である。神経美学の定義からはじまり、絵画と音楽などの芸術の美や、道徳や数理などの「視えない美」における脳の働きを説明し、芸術や外面的特徴だけではなく、美が様々な対象に現れることを示す。つづいて、文脈や状況によって変化する美的判断の柔軟性、美しさと醜さの違い、悲哀の中にある美、美と快感の関係、芸術的創造性などについて、最新の脳機能研究成果を紹介していく。最後に、これまでの脳機能研究の視点から美的体験の認知的枠組みを示し、美の感覚はどのような機能をもち、われわれにどのような恩恵をもたらすのかを論じる。
  • 近代美学入門
    4.4
    近代美学は、17~19世紀のヨーロッパで成立しました。美学と言っても、難しく考えることはありません。「風に舞う桜の花びらに思わず足を止め、この感情はなんだろうと考えたなら、そのときはもう美学を始めている」ことになるからです。本書は、芸術、芸術家、美、崇高、ピクチャレスクといった概念の変遷をたどり、その成立過程を明らかにしていきます。
  • 純喫茶とあまいもの 名古屋編:唯一無二の魅力を持つ30のお店
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 純喫茶の良さを広める第一人者、難波里奈氏による名古屋とのその周辺の名喫茶探訪記 パフェ、ゼリー、プリン、トースト、ホットケーキ、飲み物など、あまいものを切り口に、 名古屋とのその周辺にある名喫茶30店をご紹介。 丹念な取材により、メニューの誕生秘話から材料、作り方、店主の人柄や美学を探究。 お店の外観、内装、調度、食器なども考察しています。 全国1700軒以上の純喫茶に通い詰めた著者の審美眼、愛のあふれる文章、 美しい写真により、名古屋の純喫茶の文化を綴ります。 「馴染みのある街でも、まだ訪れたことのない街でも、 素敵な純喫茶があることを知っていれば、 いつか苦しいことやさみしいことがあったときの居場所として、 自分の拠り所になってくれるかもしれません。 好きな純喫茶が増えることは、好きな街も増えることだと思っています。 「あまいものを食べにいきませんか?」 そんなお誘いをもらえたら、いつだってうれしい。 すでにいろいろなお店を巡られている方にも、 「なんとなく気になる」とこの本を手に取って下さった方にも、 素敵なあまい時間がありますように」(「はじめに」より) never young beach 巽 啓伍氏も推薦! 「街を歩けば見つかる素敵な文化がいつまでもありますように」
  • 危険な「美学」(インターナショナル新書)
    4.0
    「美しさ」そのものに潜む危険! 芸術作品が政治利用されることの危険についてはあらゆる本で論じられてきましたが、本書は、「美」あるいはそれを感じる感性そのものに潜む危険を解き明かした一冊です。第1部では高村光太郎の詩「必死の時」やジブリ映画「風立ちぬ」を例に、「美」は人を幻惑し、判断をくるわせてしまうことを説き、第2部ではトマス・マンの『魔の山』で描写された結核患者の美や戦時中の「散華」を例に、「美」が負を正に反転させてしまう恐ろしさについて論じます。いわば、「美学」という学問の画期的な実践編です。
  • 愛と死について
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人がその一生で歌い続けるのは「愛の歌」であり、それは美しい思い出として蒼い宝石のように輝く。著者は詩人の心でその輝きをみつめ、その中に潜む愛と死について考察する。著者とともに流麗な調べにのって愛の彷徨におもくむであろう。 【目次より】 第一部 愛と死について 一 愛について(一) 二 愛について(二) 三 友情について 四 孤独について 五 死について 六 歳月について 七 別れについて 八 手紙について 九 告白について 十 愛の詩について 第二部 文学に現われた愛と死 一 ゲーテの世界 二 サン・テクジュペリの世界 三 人間的信の悲劇 シェイクスビア『オセロー』 四 情熱と神話 ルージュモン『愛について』 五 トルストイにおける芸術と自然 六 人間的愛の悲劇 ドストエフスキィ『カラマーゾフの兄弟』 七 キェルケゴールにおける詩と沈黙 八 キェルケゴールにおける愛と死 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 佐々木 徹 1941年生まれ。哲学者、評論家。追手門学院大学名誉教授。専門は哲学・比較思想比較文化論。 著書に『愛と死について』『美は救済たりうるか』『西谷啓治 その思索への道標』『魔的なるもの 美と信の問題』『こころの橋 - 詩と小品』『愛と別れについて』『近代文学と仏教』(共著)『悲の思想 文学にみる生老病死』『木下恵介の世界 愛の痛みの美学』『東山魁夷を語る』(共著)など。
  • アウグスティヌスの懐疑論批判
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 本書はアウグスティヌスが回心後、最初に着手した初期の代表作で難解をもって知られる『アカデメイア派論駁』の世界でも初の総合的な研究成果であり、研究/翻訳/註解の三分より構成される。アウグスティヌスはアカデメイア派懐疑論の論駁を通して真理論や知識論に関する新たな理解を示したが、著者はそれがヘレニズム期のものともデカルト以降の近代の懐疑論とも異なり、命題の真偽、真理と善という価値をわれわれの生のあり方にどのように位置づけるかに核心があることをはじめて解明した。原著は19世紀以来、デカルト懐疑論との比較や新プラトニズム研究の視点などから考察されてきたが、未だその全体像は明らかになっていない。本書はアウグスティヌスの戦略的論法を読み解いて原著の意図を分析し、真理と行為の問題性を摘出した画期的作品。 【目次より】 まえがき 第1部 『アカデメイア派論駁』研究序説 第2部 『アカデメイア派論駁』 第3部 『アカデメイア派論駁』註解 第I巻 第1章1~4節 ロマニアヌス宛て書簡 第2章5~6節 討論の開始 第2章5節:全体的問題の提示 第2章5~6節:第I巻の問題の提示 第3章7節~第4章12節 知者 第3章7~8節:キケロと懐疑論の紹介  第3章9節:人間のfinis 第4章10~12節:誤謬の定義 第5章13節~第8章23節 知恵 第5章13~15節: 道 第6章16節:知恵の定義 など 第II巻 第1章1節~第3章9節 ロマニアヌス宛て書簡 第4章10節~第6章15節 アカデメイア派の紹介 第4章10節:設定 第5章11~12節:アウグスティヌスによるアカデメイア派の紹介 第6章14~15節:アリピウスによるアカデメイア派の紹介 第7章16節~第8章21節 ジュニアメンバーとの討論 第7章16節~第8章21節:父親似のたとえ など 第1章1節~第2章4節 序 第1章1節:導入 第1章1節~第2章4節: fortuna 第3章5節~第6章13節 シニアメンバーの討論(その2) 第3章5~6節:問題の提示 第4章7~10節:自分は知っていると思う 第5章11節~第6章13節:assensio 第6章13節:締めくくり 第7章14節~第9章21節 連続講話 第7章14節:モノローグの導入 第7章15節~第8章17節:アカデメイア派の評判 第9章18~21節:ゼノンの定義 第10章22節~第13章29節 認識 第10章22節:カルネアデス登場 第10章23節~第11章26節:自然学 哲学者の不一致 感覚・夢・狂気 第12章27~28節:倫理学 第13章29節:論理学 第14章30節~第16章36節 同意と行為 など ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 岡部 由紀子 美学者、哲学者。熊本保健大学教授。東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科修士課程修了(美学・藝術学)。文学博士(慶応大学)。 著書に、『アウグスティヌスの懐疑論批判』など、 訳書に、ハンス・ベルティング『マックス・ベックマン 近代芸術における伝統の問題』 マルテキン・バルンケ『クラーナハ“ルター” イメージの模索』などがある。
  • 赤江瀑の「平成」歌舞伎入門
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    四〇〇年の時を超えて、いまなお伝統芸能の頂点に燦然と輝く歌舞伎。平成の世を迎えて、続々と大名跡の襲名披露興行が行なわれ、絢爛たる賑わいを放射する。その平成歌舞伎の魅力の正体を、確かな審美眼で独自の美学を紡ぎ続ける作家・赤江瀑が説き明かす!

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  • 赤ヘル偉人伝 広島カープ黄金戦士かく語りき
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    ミスター赤ヘル、鉄人、古葉監督、そして江夏豊までもが一堂に会した、最初で最後の記念碑的一冊! 広島東洋カープの黄金時代を築き上げた「赤ヘル戦士」12人を取材! それぞれが1万字に及ぶインタビューで、自らの野球人生と野球哲学を振り返ってもらった、血と汗と涙の白球回顧録。 同一時代、同一球団に活躍した選手たちのみで構成されたインタビュー集は、プロ野球書籍史上初! 個性派揃いかつ鉄の結束で結ばれた「赤ヘル軍団」だからこそ実現したこの一冊を、リアルタイムで彼らのプレーに熱狂した歴戦のカープ男子たちはもちろん、マツダスタジアムに通うカープ女子、そして全ての野球ファンに捧ぐ── ・高橋慶彦「俺たちが強かった理由を教えるよ」  誰よりも努力し、自らの哲学を築いた「赤ヘル野球の申し子」である彼が語る、黄金時代の強さの理由。 ・大野豊「我が選んだ道に悔いはなし」  軟式野球出身という異色の経歴ながら、カープ一筋22年間で最後まで全力投球を貫いた彼の戦いの日々。 ・古葉竹識「僕がやりたかった野球」  Aクラス9回、日本一3回という黄金時代を築き上げた名将の言葉から「赤ヘル野球」の真髄を解き明かす。 ・衣笠祥雄「懐かしき人生最高の日々」  不滅の連続試合出場記録を持つ鉄人にとって、世界記録や国民栄誉賞よりも思い出深いあの瞬間を振り返る。 ・大下剛史「厳しいとは思わん。当たり前じゃ」  全身に闘志を漲らせ初優勝へと導き、引退後は鬼軍曹として次代のスターを次々に育てあげた彼の魂の源流をたどる。 ・山崎隆造「自己犠牲という名の理想」  「赤ヘル野球」を、誰よりも美しく体現し、チームメイトから「天才」と称された男の知られざる素顔に迫る。 ・水沼四郎「一球の重みと誇りを感じて」  江夏豊をリードし、ウイニングボールを掴んだ彼の証言とともに、広島中が熱狂した「江夏の21球」の激闘の記憶が蘇る。 ・外木場義郎「あの日の熱投。全ては優勝のために」  「君が20勝できたら、カープに何かが起きるかもしれない」。栄光に向かって投げ続けたエースのマウンドに懸けた想い。 ・小早川毅彦「憧れと重圧と理想。その戦いの記憶」  カープの選手たちに憧れる少年時代を過ごした彼が、背負った期待と重圧、追い求めた理想とは何だったのか。 ・川口和久「勝つか負けるか。僕の勝負の美学」  「最高の勝利」と「潔い負け」をもって自分の生きざまを見せることにこだわり続けた彼の、勝負の美学に迫る。 ・江夏豊「あの時、神様が味方してくれた」  不世出の左腕である彼が広島で過ごした3年間と、今なお語りつがれる「江夏の21球」を再度、回顧する。 ・山本浩二「広島カープは人生そのもの」  選手・監督として球団6度の優勝全てに貢献し、広島カープの本質を誰よりも理解している英雄が語る、黄金時代の記憶。
  • 頭の悪い日本語
    3.5
    「現内閣の至上命題は、すべからく役不足であること」。こんな文章を書いてしまったら赤っ恥かきます――。「私淑」「歴任」の誤用から、「上から目線」「美学」など、何だかムズムズする気持ちの悪い言葉まで、正しい意味を知らずに使うと恥ずかしい日本語を網羅。「犯罪を犯す(重言)」「看護師(過剰な差別語狩り)」「ルサンチマン(“エセインテリ”が使いがちな言葉)」など三百五十語を一刀両断。すべからく日本語は正しく使うべし!
  • アディクション臨床入門 家族支援は終わらない
    4.5
    アディクション臨床における「当事者」とは誰か? 「抵抗とともに転がる」とは何を意味するのか? 「家族の変化の起動点」はどこにあるのか? カウンセラーとクライエントの「共謀」とは何か?――医療モデルと司法モデルの境界線上で、アディクション臨床とともに走りつづける臨床家の思想遍歴と臨床美学を一挙公開! 藤岡淳子との対談を収録したアディクション・アプローチの聖典! ●長いコピー(HPに引用): アディクション臨床における「当事者」とは誰か? 「抵抗とともに転がる」とは何を意味するのか? 「家族の変化の起動点」はどこにあるのか? カウンセラーとクライエントの「共謀」とは何か? アディクション臨床は、その黎明期からつねに医療モデルと司法モデルの境界線上で揺れつづけ、当事者不在のなかで医療の無力化を、依存する当事者に苦しむ家族への支援の無効化を突きつけられてきた。しかし、ドメスティックバイオレンスや児童虐待をも視野に収める逆転の発想は、アディクション臨床における心理職の役割を確立することにもなる。アダルトチルドレン、自助グループ、治療的共同体、被害者臨床を補完する加害者臨床などのコンセプトと実践を取り込む機動力で、アディクション臨床とともに走りつづける臨床家の思想遍歴と臨床美学を一挙公開。 藤岡淳子との初対談を収録したアディクション・アプローチの聖典!

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  • あなたはもっときれいになれる
    -
    本当に素敵な女性は 外見だけにとどまらない。 この本にはヒントがある。 ―――株式会社タイタン 代表取締役 太田光代 今は、「自己ブランド」、つまり個人としてのブランドを、 いかに高め、見せていくかが重要な時代。 本書は2017 ミス・ユニバース・ジャパン 評議員もつとめ、 「少し指導を受けただけで、外見・内面共に見違えるほどきれいになる」と、 評判を呼んでいるブランディングコンサルタントの著者が “いちばん素敵な自分をみせるための、 さまざまな方法”についてまとめた一冊です。 「“外見的な美しさ”だけにとらわれることなく、 外見と内面、トータルでの“美しさ”―― つまり“きれい”を磨く」 にはどうすればいいのか。 特に女性の場合、 その「きれい」こそ、目に見える形、見えない形でにじみでて、 年齢を重ねるごとに、より輝きを増していきます。 信じてください。 あなたはもっときれいになれます。 ■目次 1章 お役に立てることは幸せ ――ミス・ユニバースは“外見”のほかに何を見ているのか 2章 自分をブランディングする ――これからの時代に欠かせない“自己ブランド”の確立 3章 美学を持って生きる ――自分を“最大限活かす”ために知っておくべきこと 4章 いい人間関係をつくる ――“信用”“信頼”をつちかうシンプルなルール 5章 自分のことは自分で決める ―― いつまでも“より良く”“より美しく”生きる ■著者 余語まりあ 1960年千葉県生まれ名古屋在住 株式会社ワイズエフェクト代表取締役 2017ミス・ユニバース・ジャパン 評議員 2016ミス・ユニバース・ジャパン ビューティーキャンプ講師 2014~2018ミス・ユニバース・ジャパン愛知 ビューティキャンプ講師 2016~2018ミス・ユニバース・ジャパン東京 ビューティキャンプ講師 大学卒業後、株式会社サンリオに入社、人事部、仕入部など経て出産を機に退職。 20年間の主婦、子育て期間に様々な資格などを取り、「講師養成講座」を受講後に講師として仕事を再開する。 そのブランディング指導が話題となり、会社設立からわずか5年後にミス・ユニバースにかかわるように。 優雅で柔らかな物腰でありながら、そのコンサルティング、研修は情熱にあふれ、指摘は的確。 「少し指導を受けるだけで、見違えるようになる」と評判を呼ぶ。 大手企業から個人にいたるまで絶大な支持を得ており、コンサルティング、研修は常に予約でいっぱいとなっている。
  • あの有名人101人にみる 理想の逝き方
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    なんの前ぶれもなく、ぽっくり死にたい──。そう考える人は多いだろう。しかし、死を考えることなく逝くことが、本当に幸福だろうか。本書では、作家、芸術家、俳優、政財界人として活躍した「あの人」のご臨終場面を再現。たとえば、「延命治療を拒否した人」として、緒方拳(俳優)、長谷川町子(漫画家)などを紹介。他には、「仕事にすべてを燃焼させた死に方」として、溝口健二(映画監督)、田中絹代(女優)、「自死という美学を貫いた人」には、江藤淳(文芸評論家)、三島由紀夫(作家)、「不慮の死をとげた人」には、向田邦子(作家)、力道山(プロレスラー)などなど。さらに、「じたばたしても潔い死に方」「人知れず姿を消す」「急死」「自然死」など、死に方の類型を人物のエピソードとともに綴る。現代日本人100余人の「逝き方」を哲学者が徹底研究。あなただったら、どんな死に方を理想とするか? 悔いなく人生を閉じるための心得帳である。

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  • 安藤忠雄 建築を生きる
    4.0
    1巻3,300円 (税込)
    「いまや何百という単位で世界中に建築作品がつくられ、直島やヴェネチアなどで作品めぐりができるスケールにまで広がって、〈安藤忠雄〉なるものは世界的な出来事として理解されている。アンドー・ウォール、アンドー・キューブといった語も昨今の建築語彙として定着しつつあるようだ。日本以上に海外ではひとりの建築家の枠をこえ、ひとつの文化現象として理解されはじめている。しかし安藤忠雄をほんとうに理解するためには、その人に刷りこまれた信条や生き方、美学や土地に対する見方を十分に知らなければならない。メディアの上で生産され消費されている建築家像とは異なったレベルで安藤忠雄の実像に迫りたい。これが本書を執筆する動機であり、そのために各地をまわり、建築家本人からも詳しい話をうかがった」生い立ちから現在までを同時代的背景とともにたどりつつ、住宅、商業施設、教会・寺院、学校・図書館、ミュージアム・劇場ほか種々の建築作品と環境・文化プロジェクトを精緻に読みとく。世界の「アンドー」の全体像に迫る建築史家渾身の書き下ろし。本格評伝にして作品論の決定版。
  • アーティスティックスポーツ研究序説:フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論
    -
    スポーツか、アートか――。 フィギュアスケート、新体操、アーティスティックスイミング、ダンススポーツなど、スポーツとアートの重複領域についての初の論考。〈アーティスティックスポーツ〉という身体運動文化を、経営・経済学、法学、社会学、芸術学などを横断して探究する。新進気鋭の若手研究者がスポーツ科学に新たな沃野を拓く画期的な著作。 本書は全六部構成となっており、その中でアーティスティックスポーツをめぐる「美学論(第Ⅰ部)」、「著作権論(第Ⅱ部)」、「作品批評論(第Ⅲ部)」、「市場経済論(第Ⅳ部)」、「産業論(第Ⅴ部)」、「アーカイブ論(第Ⅵ部)」が次々に展開される。これから先の時代、アーティスティックスポーツの文化はいかにあるべきか――スポーツとアートが汽水域のように交じり合う身体運動文化を永続的に存続させるための創造と享受のあり方について、学際的観点から徹底的に考察していく。スポーツ科学の学術界はもとより、アーティスティックスポーツに関わるすべての人々にとって必読の書となるだろう。
  • アート&シティ 芸術と都市-違いの想像力を求めて
    3.0
    1巻550円 (税込)
    ダイバーシティの時代、これからの都市のあり方が問われている。その多様性を補うのがアート。芸術と都市が美学を通して重なり合ったとき、生活者が心から欲するライフスタイルを実践する場となる都市の姿が見えてくる。21世紀における都市経営のあり方、そして「都市」のデザイン戦略についてつまびらかにしていく。
  • アートとフェミニズムは誰のもの?
    4.3
    アートとフェミニズムは少なくない人びとからよく見えなくなっていて、その実態がよくわからなくなっている。いわば、アートとフェミニズムは入門したくてもできない「みんなのものではないもの」になっている。もともと、「みんなのもの」になろうとするエネルギーを持っているアートとフェミニズム。理解の断絶が進む現在の状況に風穴を開けるには――。美学研究者による、フェミニズムを使ってアートを読み解く新しい試み。
  • アートの力 美的実在論
    -
    私たちはいかに作品に向き合うべきなのか? 特定のジャンルを越え、すべての作品に通じる鑑賞態度を拓く。 美術の見方が変わる!天才哲学者、マルクス・ガブリエルによる初の芸術論。 「私たちがアート作品を生み出すのではない。アート作品こそが、自分を存在させるために、私たちを参加者として創造するのだ。」 知識、背景を教える本ではありません! 特定のジャンルや作品ではなく、アート全般に通用する鑑賞態度や思考を掘り下げる本です。知識や経験が豊富でなくても、アートの世界に分け入ることができます。 『なぜ世界は存在しないのか』(講談社選書メチエ)等のベストセラーで知られる哲学者が、アートの持つ力の根源に迫る。 【目次】 序文 ベルナール・ジェニエス アートの力 アートの価値 美学と知覚 パフォーマンスとしての解釈 自律性、ラディカルな自律性、オリジナリティ アートと(権)力 補論 懐疑のアート、アートの懐疑 訳者解説 大池 惣太郎 【著者】 マルクス・ガブリエル 1980年生まれ。哲学者。29歳で、史上最年少のボン大学哲学科教授に就任。 「意味の場」をキーワードに自身の新しい実在論を展開するほか、シェリングやヴィトゲンシュタイン、ハイデガー等、ドイツ哲学を中心に著作を執筆し、世界的な注目を浴びている。本書のほか、『神話・狂気・哄笑』(堀之内出版、2015年)や、『なぜ世界は存在しないのか』(講談社、2018年)等の訳書多数。
  • いいことばかり起きる女になる!
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 テレビ、ラジオ、雑誌でも話題沸騰!! 大人気・占術研究家・水晶玉子が自らの体験も織り交ぜながら、語りかけるように伝える愛にあふれたメッセージには、ココロの扉を開ける人生のヒントが。 不安や悩みの奥にある本当の気持ちに気づき、生きる勇気と元気が湧いてくる一冊。 占いの基本の考えかたや、占いとのつきあいかた、活かしかたなどもわかりやすく伝授。 占いを味方にして開運するコツが詰まったエッセイ、待望の新装重版!! [Contents] 第1章 占いは心のカンフル剤  第2章 時間を味方につける  第3章 愛は自家発電  第4章 お金とうまくつき合う  第5章 許せないことも許してみる  第6章 輝いている人の理由  第7章 占いは敗者復活の美学~終わりにかえて
  • 脱・“いい人”宣言!「ぶれない生き方」を実現する43の助言
    -
    「いい人」をやめれば悩みが消える! 気楽に自分らしく生きるための、処世術をお伝えします。 【目次】 第1章 「いい人」から抜け出す勇気が、人生を変える 第2章 「いい人」から卒業すると、自分が好きになる 第3章 「いい人」にダメ出しすると、仕事がうまくいく 第4章 「いい人」にとらわれないと、人間関係がラクになる 第5章 「いい人」ぶらない方が、恋愛に強くなる 第6章 「いい親・いい伴侶・いい子供」にこだわらない生き方 第7章 幸せになるには、ときには「逃げる」のも悪くない 本来、いい人は決して悪い意味の言葉ではありません。 しかし「自分を犠牲にすること」が美学になっている人はいませんか? そんな人は要注意! 過剰ないい人を続けても、自己評価も他者評価も上がることはなく、引き起こるのは悪いことばかり…! あなたも肩の力の抜き方を知って、愛し愛される「脱・いい人」、してみませんか?
  • 粋を食す 江戸の蕎麦文化
    -
    蕎麦がなぜ江戸っ子たちにもてはやされ、江戸の粋を語る上で欠かせない食となり、確固たる地位を築くようになったのか? その誕生から秘密までを探る「江戸の蕎麦」雑学誌。 「砂場」「藪」「更科」の老舗蕎麦屋の誕生、落語と蕎麦、歌舞伎と蕎麦などさまざまな切り口で展開するユニークな蕎麦考。 <目次> ・江戸之蕎麦 口上 ・第一章 江戸の蕎麦事典 考察 江戸の蕎麦 蕎麦と茶/蕎麦と酒/江戸蕎麦之品書/蕎麦の美学/蕎麦とつゆ/蕎麦と薬味/蕎麦は呑むべし、噛むべからず/蕎麦とつなぎ 蕎麦切りの始まり/蕎麦屋登場/江戸の景物、夜蕎麦売り/二八蕎麦の正体/吉原と蕎麦/歌舞伎と蕎麦/蕎麦屋の看板/砂場・藪・更科/蕎麦屋と宣伝/蕎麦と習慣 ・第二章 蜀山人蕎麦ばなし 『蕎麦の記』 『壬戌紀行』 『蕎麦の毒』 ・第三章 蕎麦と笑い 蕎麦と川柳/蕎麦と小咄/蕎麦と落語 ・第四章 江戸から東京へ その一 幕末・明治 蕎麦模様/その二 『味覚極楽』蕎麦ばなし/その三 蕎麦ばなし万華鏡 ・『秘伝蕎麦屋之作法』後書きに代へて
  • イタリア現代思想への招待
    3.3
    アガンベン、ネグリ、カッチャーリ……生政治、帝国、ゾーエー/ビオス……いまなぜイタリアなのか? ジョルジョ・アガンベン、ウンベルト・エーコ、アントニオ・ネグリ、マッシモ・カッチャーリ……。いまや世界の現代思想のシーンは、イタリアの思想家たちを抜きにしては語れない。ジル・ドゥルーズやジャック・デリダらフランスの巨星たちがあいついでこの世を去ったあと、なぜ、イタリア思想の重要性に注目が集まるのか。現代思想の最尖端で、いま何が問題なのか、そしてどのような可能性があるのか。哲学、美学、政治学、社会学、宗教学、女性学など幅広い分野での彼らの刺激的な仕事を、明快な筆致で紹介する。(講談社選書メチエ)
  • 1日1捨 ミニマルな暮らしが続く理由
    値引きあり
    3.8
    ミニマリスト歴3年、ブログを始めてたった2年で、大人気カリスマミニマリストになったすずひさん初の著書。 泣きながらものを捨て続けた日々、「ものをもたない」暮らしを始めて得た気づきをつづったブログが大人気の著者の暮らしを 新規撮りおろし写真とともにまとめました。 多い時は一つの記事に対し、18万人もの訪問者のある「ファッション」の話では、 服やバッグ、靴が大好きだった著者がたどり着いた「たった12着」でつくるコーディネートを全部見せ。 驚くことにその12着の中には、コートなどのアウターまで含まれます。春~冬、1年を通じて、本当に12着のみで過ごす「心地よさ」を語ります。 圧巻の美しさの「押し入れ」と「納戸」の美学、背の高い食器棚の上半分を切ってなくした話、毎年、布団は捨てる、がらーんとして声の響くリビングなど レベルの高いミニマリストであるすずひさんも、最初はキッチンの小さな引き出し一つからミニマル暮らしを始めました。 「もういらない」が1秒でわかるというすずひさんの考え方から、 あなただけの「ミニマル」を見つけてください。 「人生の最後にはつづら一つに収まるだけの少ないもの持ちになっていたい」 そんなすずひさんからのメッセージが詰まっています。
  • 一流の人はなぜそこまで、靴にこだわるのか?
    3.7
    一流が選ぶのは、新品よりも使い込まれた本格靴。自分に合った一足を見つけ「人生を共にする相棒」に育てるためのすべて。 靴はビジネスマンの必須アイテムです。 「どんな靴を履いているのか」に、その人の性格や仕事の仕方があらわれると言っても過言ではありません。 つま先が汚れていたり、かかとがすり減っていたり、あるいは見るからにヨレヨレだったり……。 ろくにメンテナンスもせず、こんなだらしない靴を履いていたら、得られるはずの信用も失ってしまいます。 なかには「靴は消耗品」「どうせ履きつぶすものに手入れは要らない」という人もいるでしょう。 でもそれは、いわば二流の考え方です。 一流は自分に本当にぴったりの一足を見つけ、適度にメンテナンスをしながら大事に履き続けます。 そうして多くの時を共にした靴は、まさにかけがえのない「相棒」。 仕事、そして人生をより実りあるものにしてくれるアイテムとなるのです。 本書では「そもそもビジネスマンにとって靴とは何であるのか?」を深堀し再定義するとともに、 基本のスタイルやデザイン、製法から、ビジネスにおける足もとのTPO、スーツと合わせるときのワンテク、 さらには自分にぴったりの靴の選び方、長く履くためのメンテナンス術などを紹介。 靴にまつわる哲学と美学と知識が詰まった、ビジネスシューズのすべてがわかる一冊です。
  • 今ある環境から逃げる勇気。遁走の美学。10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の16ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 【書籍説明】 辛いことから逃げない・・・石の上にも3年・・・根性・・・忍耐・・・正々堂々と、 どれをとっても日本人の好きな言わばポジティブな素晴らしい言葉ばかりです。 当然その先の未来には「辛抱すれば何とかなる」「苦労は必ず報われる」と言う、何らかの見返りがあるが故の先人の教えでもあります。 そして、私達の多くが子供の頃から「我慢」「忍耐」と言うキーワードをすり込まれ教育されて来たはずでもあり勿論、 日本人の「真面目さの美学」は賞賛に値するものでもありますが、 時としてこの真面目さは報われない真面目さとして不幸な状況を生み出すのも現実です。 ここ最近では、ブラック企業と呼ばれる会社の過酷な労働環境においても「忍耐」を貫き通した挙句、 企業に殺される人や自ら命を絶つ人も少なくありません。 この企画の背景には、私自身の身近な同僚の過労死という現実がきっかけとなっており、 生活の多くを犠牲にして企業へ尽くす忠誠心と過酷な労働は、 結果「急性心筋梗塞」による過労死で45歳という若さでこの世を去ってしまったことがきっかけとなります。 企業の一駒でしかない個人の死は、決して英雄視されることなどなく、時間と共に忘れ去られて行きます。 そして、そこには残された家族の深い悲しみと働き手を亡くしたことによる貧困という現実だけが残されることとなります。 【目次】 【1】「逃げる」という罪悪感 【2】会社から逃げる! 【3】借金から逃げる! 【4】偉人達の名言 【5】偉人達の逃走伝説 【6】戦略としての「逃げ」 【著者紹介】 牧村実(マキムラミノル) 福島県在住。不動産業の会社に勤務。 著書にサラ金マネー暴走史・マイホームブルース。 又被災地のルポライターとしても活動中。
  • 現代(いま)を生きるバブル世代のためのさからわないエイジング&インナービューティ・レシピ ~昔より頑張れなくなった自分にもがいている貴女へ~(GalaxyBooks)
    完結
    -
    バブル世代の青春には「すれ違いの美学」があった。アナログ時代から情報社会へ、時代の流れに適応しつつ人生の「秋」をしなやかに生きる女性たちへ、東洋医学の視点で心とからだ両面の美と健康を提案する一冊。テーマ別薬膳レシピ付き。 著者プロフィール 1962 年生まれ、熊本県出身。漢方ビューティ・セラピスト。40 代で香港・上海生活を経験し、同時期に出産。子育てをしながら中国政府認定高級茶芸師の資格を取得し、帰国後は中医学・漢方・薬膳、四柱推命学と、中国の古代哲学「陰陽五行思想」に由来する数々の学問を習得。個人のオリジナリティを重視するこれらの学問によって、若い頃から感じていた体力と持久力のなさに対するコンプレックスが解消されたこと、また高齢出産と子育て、更年期が重なる経験から、陰と陽の流れに沿った生き方の大切さを実感する。現在、横浜を拠点に「ル・サロン・シャンホア」でのグループ・レッスン、「Original Me」での個人セッションを通し、幅広い年齢層の女性たちに向けて、個々の体質・資質に合わせた心とからだのバランスの取り方、食養生とライフスタイル、漢方的インナービューティと健康について、またエイジング・ケアのアドバイスを展開している。メイクセラピストとしても活躍中。早稲田大学卒。
  • インサイド・ザ・ストーン INSIDE THE STONE 石に秘められた造形の世界
    4.7
    1巻3,960円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「石の科学」から「石の美学」へ。小社刊『不思議で美しい石の図鑑』の著者にして世界的瑪瑙コレクターが新たに撮り下ろした瑪瑙など、美しい石の断面写真で編んだ、ミクロな世界に展開する、ネイチャー・ミュージアム。石の中に隠されていた草花、抽象画、寺院や塔など、<悠久の時>という筆が描いた無限の色彩と模様が繰り広げるアートの世界。硬い殻の中に秘められていためくるめく造形美が、いま、白日の下にあらわれ出でる!!
  • 美しい数学入門
    3.5
    「同値」概念を用いた「分類」法から説き起こし,美しい証明のための集合と論理,自然数から複素数へと広がる数の美しい世界,対称性の美学である群論,身近な線形代数学による連立方程式の美しい解法,さらには数学者の「心の目に見える数学の美しさ」まで.文系・理系を問わない,美しい現代数学入門講義.

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  • 映画の理論 物理的現実の救済
    -
    映画研究/写真論における必読文献、本邦初訳 『映画の理論』はクラカウアーの主著であり、映画研究において揺るぎない地位を占めている「古典」かつ金字塔である。「物理的現実を記録し、開示する」映画媒体を一貫性と包括性をもって探究し、その核心へと漸近していく。 Siegfried Kracauer, Theory of Film: The Redemption of Physical Reality, Oxford University Press, 1960 の全訳。 【「序言」より】 映画を突き動かしているのは、束の間の物質的な生を、もっともはかない生を映し出したいという欲望だと考えられる。 映画にとって、街路の群衆、無意識におこなった仕草、その他さまざまな束の間の印象こそが欠かせない内容なのだ。リュミエールの映画作品の数々――歴史上最初の映画――が同時代人たちによって称賛されたのは、それらが 「風に吹かれてさざ波のように揺れる葉」を見せてくれるからだったのは意味深長である。それゆえ、映画作品は、われわれの眼のまえに広がっている世界に浸透すればするほど、この媒体に忠実となるように思われる。 《主要目次》 イントロダクション 第1章 写真 I 一般的特徴 第2章 基本概念 第3章 物理的存在の確立 第4章 内在的な親和性 II 諸領域と構成要素 第5章 歴史とファンタジー 第6章 俳優についての見解 第7章 台詞とサウンド 第8章 音楽 第9章 観客 III 構成 第10章 実験映画 第11章 記録映画 第12章 演劇的なストーリー 第13章 幕間:映画と小説 第14章 〈見出されたストーリー〉とエピソード 第15章 内容の問題 エピローグ 第16章 現代における映画 【訳者解説】偶然と事物の美学:ジークフリート・クラカウアー『映画の理論』について(竹峰義和)
  • 映画論の冒険者たち
    -
    映画についての百花斉放百家争鳴。クラカウアー、バザン、蓮實、メッツ、マルヴィ、ボードウェル、ガニング、カヴェル、ドゥルーズ、 ランシエール……。彼ら/彼女らが映画に関して紡いだ思考のエッセンスを浮かび上がらせる。第一線で活躍する映画研究者が執筆する映画論を知り学ぶための最強テキスト。 【本書「はじめに」より】 本書は、サイレント期から現代に至るまで、映画を独創的な仕方で論じてきた21人の人物を取り上げ、各映画論のエッセンスの紹介を目的に編まれた入門書である。本書に登場する論者の多くは、これまで「映画理論」の文脈において言及されることが多かったが、彼らは必ずしも「理論家」を自任していたわけではない。本書で論じられているのは、批評家、監督、研究者、哲学者など、映画に関わる様々な領域の中で独自の映画論を開拓してきた人々である。彼らは自らの分厚い映画体験を基にしながら、映画が持つ根源的な意味を問い続けてきた。本書ではこの先人たちを「映画論の冒険者たち」と名付け、その鋭敏な着想の数々を掬い上げることで、映画をめぐる豊かな言説の拡がりを示していきたいと思う。 【主要目次】 はじめに(木原圭翔) I 古典的映画論のアクチュアリティ ヒューゴー・ミュンスターバーグ――その遺産と認知主義的映画研究(板倉史明) ベーラ・バラージュ――映画芸術が可視化する人間の精神(渋谷哲也) ジャン・エプシュタイン――幻視者の映画哲学(武田潔) セルゲイ・エイゼンシュテイン――自動運動とその観察(畠山宗明) ジークフリート・クラカウアー――偶然、事物、リアリズム(竹峰義和) II 映画批評の実践 アンドレ・バザン――「不純な映画」の時代の批評家(角井誠) エリック・ロメール――「美」を通じた存在の肯定(小河原あや) セルジュ・ダネー――現代映画とともに生まれた男(須藤健太郎) V・F・パーキンズ――「世界」のスタイルと意味(川﨑佳哉) 蓮實重彥――映画の反=メディア的可能性(長谷正人) III 現代映画理論の展開 クリスチャン・メッツ――反省的=再帰的言説の道程(武田潔) レーモン・ベルール――映画と映像アートの往還(堀潤之) ローラ・マルヴィ――フェミニズムとテクノロジーから映画を見る実践理論家(斉藤綾子) IV フィルム・スタディーズの冒険 デイヴィッド・ボードウェル――詩学/科学を追求する(木下耕介) ミリアム・ハンセン――映画経験とモダニティ(竹峰義和) リンダ・ウィリアムズ――ボディジャンルと幻想の論理(木下千花) トム・ガニング――映画のアトラクションに魅せられた歴史家(三輪健太朗) V 哲学者たちの映画論 スタンリー・カヴェル――メディウムを批評する哲学者(木原圭翔) フレドリック・ジェイムソン――歴史的可能性を問い続けるマルクス主義者(吉本光宏) ジル・ドゥルーズ――哲学者は映画作家をどう論じたか(中村秀之) ジャック・ランシエール――芸術の美学的体制と映画(堀潤之) おわりに(堀潤之)
  • 英雄の心理学 時代が求める新しいヒーロー・ヒロインたち
    -
    楠正成は、負けを知りながら戦う日本型マゾヒズムの美学の代表的英雄。女性の「性」をフルに使い時の権力に接近した淀君は、素晴らしい王子様に依存することで自分の幸福を願う「シンデレラ・コンプレックス」を持っていた、等々。時代によって移り変わるヒーローやヒロインたちの行動を心理学的に分析。英雄不在の時代に、人々が求める新しい英雄のスタイルを探る。

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  • ExtrART file.37 FEATURE:幻視者たちが見たリアル
    -
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 file.37のフィーチャーは「幻視者たちが見たリアル」。 現実の向こうに独自のヴィジョンを幻視する者たち―― 各作家、たっぷりページを使い、大きな図版で掲載しています。 ▼掲載作家 ◎サワダモコ《絵画》★少女はデジタルの海の中、ノイズに侵され壊れながらも生き続ける ◎美濃瓢吾《絵画》★実在の光景・事物と妖怪などが入り乱れる、色鮮やかな幻想画 ◎真珠子《絵画》★おばあちゃん家で体験する奇妙な夜の出来事を、軽やかに描き出す ◎ひらのにこ《絵画》★諦念に憑かれた少女が併せ持つ、清新さと不穏さ ◎椎木かなえ《絵画》★不安や不条理と可笑しみが同居した、奇態な幻想世界 ◎冨岡想《絵画》★子供部屋という聖域でふと起きた、神懸るような瞬間 ◎夏目羽七海《人形》★光と闇の分かれ道――それぞれの宿命を背負った人形たち ◎丹羽起史《絵画》★やさしげな異形が行き交う、魔術的かつ科学的な寓話の世界 ◎スミシャ《絵画》★世間の常識に縛られず好きなおしゃれをする、意思の強さが目に表象される ◎神野歌音《絵画》★漆黒に浮かぶ光の陰影によって、ドラマチックに描き出された光景 ◎横尾龍彦《絵画》★聖性、霊性を渇望し、幻想画や瞑想画によって求め続けた超自己 ◎山上真智子《人形》★死や闇を背負いながらやさしく響かせる、天使の歌声 ◎Bunkamura Gallery 8/ オープニング記念展★独自の美学を追究する先鋭的な作家たち ExtrARTは、ヴィジュアルをメインにした誌面構成で、既存のアートの価値観にとらわれず、個性的なアーティストや作品を紹介していく季刊誌です。 絵画、彫刻、写真から球体関節人形まで、毎号多彩な作家・作品を、それぞれたっぷりのページ数をとって紹介しています。
  • 江戸の智恵 「三方良し」で日本は復活する
    4.2
    1巻1,200円 (税込)
    いま、なぜ江戸時代が大事なのか。養老氏・徳川氏いわく、われわれがこの時代の社会に学ぶべきは「人の力」であるという。「世間」に配慮して欲を抑える個人の忍耐や、目上や同僚が仲間を叱咤する習慣の積み重ねが、二百六十年ものあいだ平和と国力を築いた原動力だった。武士も町人も美学をもち、己を律することを知っていた。だからお上の威光は「そこそこ」でよく、行政の実務は町人や農村の顔役に任せた。お触れ(法律)の実施についても、杓子定規ではなく、「目に余る」ときに罰した。法より世間の目が社会秩序を守ることを知っていたからである。翻ってこの十数年、日本では条例・法律や規制の類がやたらと増えている。だが、それで世の中が良くなったかといえば、むしろ悪くなったと感じる方が圧倒的に多いのではないか。風通しの良い社会を築くために、いまこそ江戸の智恵が必要である。グローバル時代に生きるヒントと、日本人の美質を発見する一冊。

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  • エピソードで綴る 鍵山秀三郎の美学
    -
    鍵山秀三郎の周りには、なぜ人が集まるのか? 彼の「美学」とは何か。東日本大震災のとき、被災された方々は、秩序を失わず他者への配慮をし続けた。一つのおにぎりを手に入れるために、列を乱さず整然と並び、そのおにぎりを分け合ったり、自分も必要な毛布を人に譲ったなどの美談は、枚挙に暇がない。自身の命を捧げて、多くの人びとの生命を救われた方も大勢いた。その姿は、世界中の人から称賛された。これこそが日本人の「美学」である。いまが、日本人の美学を取り戻す絶好のチャンスである、と著者は言う。そして、その「美学」の生きたお手本として推奨するのが、「掃除の神様」鍵山秀三郎である。長年、彼と接してきた著者が、鍵山の生活全般にわたる「美学」を紹介する。「鍵山本人にすべてお目通しいただいた内容である。しかもそのほとんどは、私自身がその現場にいた内容ばかりである。……貴重なエピソード集だと自負している」
  • エレガント・シンプリシティ 「簡素」に美しく生きる
    4.3
    こころをこめてマインドフルに生きること、それがシンプリシティ。 世界的名著『スモール・イズ・ビューティフル』を著したE.F.シューマッハーの意思を継いで、イギリスのエコロジカル雑誌「リサージェンス&エコロジスト」の編集主幹となった先駆的エコロジスト、サティシュ・クマールが、いま世界に「簡素」に生きることの素晴らしさを説く! 新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい始めたとき、カナダの若者たちの共感を得て話題となった本がいよいよ邦訳。 「大量生産という産業のありかたは、醜い文明をこしらえてしまったのではないか。私たちは数字に支配され、経済にとりつかれ、スピードのとりこになっているが、これら三つは美しさの天敵だ。―― ――日本には「わび」「さび」という美学的な概念がある。そこには「飾りけがない」「気取らない」「謙虚」などの意味が含まれている。高級そうで、華やかで、大げさで目立つものである必要はない。ザラザラ、ゴツゴツしていたり、あっさりしたりしていてもよい。ありのままで、手がこんでいない。まさに「わび」と「さび」には〈エレガント・シンプリシティ〉、簡素で美しい生きかたが表現されている」―――(本文より)
  • 「美味しい」とは何か 食からひもとく美学入門
    3.0
    あるものを「美しい」「醜い」など評価するとき、私たちは何を考えているのか。評価を下す基準となる「センス」とは。こうしたことを考える学問が美学だ。本書は絵画や音楽ではなく、身近な食事からその扉を開く。「美味しい」「まずい」という評価は人それぞれ? レビューサイトの情報があると、純粋に食事を楽しめない?美食の感動は言葉にすべきじゃない? インスタントラーメンは芸術か? やさしくも奥深い美学入門。
  • お江戸・東京 坂タモリ 港区編
    3.7
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 タモリ氏、18年ぶりの著書!「お江戸の名坂」を撮る!歩く!語る! 「日本坂道学会・副会長」であり、「坂道写真家」を自認するタモリ氏は、名坂の写真を早朝、深夜と、自ら歩いて改めて撮影。今の東京と江戸の坂道がせめぎあう2022年の東京を、見事にカメラに収めている。今回は、江戸の坂道の二大双璧の一角、「港区」の不朽の名坂87坂を味わい尽くす。前著「タモリのTOKYO坂道美学入門」から18年。なんと、港区の名坂たちが再開発によって消失したり、超高層ビルができたり、江戸の坂道を取り巻く風景は大きく変わった。「江戸の名坂」新発見&再発見の1冊に! また、「日本坂道学会」再結成を記念して、17年間カルチャースクールで坂道講座を持つ「日本坂道学会」会長の山野勝氏も、監修者としてお江戸と東京の坂を徹底ガイド。タモリ氏のさまざまなエピソードをまじえながら、坂めぐり、歴史めぐりのお散歩コースも14コース紹介する。 さらに本書は、江戸時代の古地図と現代MAPを同じエリアで徹底比較し、江戸の面白い文化の話も満載。まさに「お江戸&東京 坂道バラエテイ」第1回、「港区の名坂編」である。 [本書で取り上げた港区の主な「江戸の名坂」87坂・14コース] [三田の坂]   「幽霊坂」~「魚籃坂」~「聖坂」 [三田の坂]   「綱坂」~「神明坂」~「日向坂」 [赤坂の坂]  「薬研坂」~「九郎九坂」~「三分坂」~「丹後坂」 [赤坂の坂] 「南部坂」~「檜坂」~「氷川坂」 [赤坂の坂] 「本氷川坂」~「寄席坂」~「丹波谷坂」~「閻魔坂」 [虎ノ門の坂] 「江戸見坂」~「霊南坂」 [六本木の坂] 「雁木坂」~「道源寺坂」~「御組坂」 [六本木の坂] 「於多福坂」~「鳥居坂」~「芋洗坂」 [麻布台の坂] 「狸穴坂」~「植木坂」~「鼠坂」 [麻布十番の坂] 「暗闇坂」~「一本松坂」~「大黒坂」 [西麻布の坂] 「牛坂」~「狐坂」~「狸坂」 [南麻布の坂] 「釣堀坂」~「奴坂」~「青木坂」 [白金台の坂] 「蜀江坂]~「三光坂」~「明治坂」 [高輪の坂]  「洞坂」~「柘榴坂」~「桂坂」~「天神坂」 写真・著/タモリ 森田一義。1945年福岡生まれ。早稲田大学中退後、 芸能活動を開始。「ブラタモリ」「タモリ倶楽部」「ミ ュージックステーション」「タモリステーション」「世 にも奇妙な物語」など人気番組で活躍中。博覧強記で 多趣味で知られ、「日本坂道学会」副会長にして「坂 道写真家」。著書に「タモリのTOKYO坂道美学入門」 (講談社刊)がある。
  • お金・愛・美 ほしいものすべて手に入れる 無敵美女
    3.0
    心も身体も満たされたい! 破産、夜逃げ、離婚、難病… 泣いてばかりだった私が、 史上最高に幸せになるために決めた100のこと 悩める女子の救世主! 月30万PVの人気ブロガー初の著書 * * * 女の人生は、大変です。 私より、あの子のほうがかわいい? 私より、あの子のほうがお金持ち? 彼は私を愛してる? いつ結婚できる? 気持ちいいセックスってなに? いつまで働ける? 私、いま幸せ? キレイゴト。ジョウシキ。セケンテイ。 それらを取っ払って初めて、 本当に心から満たされ、歩むべき人生への扉が開かれます。 そうなれたら、女は《無敵》。 自分が満たされると、 世界がキラキラと輝き出し、 あふれるほどの愛とお金と美を 自然と受け取ることができるのです。 (プロローグより抜粋) * * * <コンテンツ例> ◎CHAPTER1 マインド ・コンフォートゾーンから外に出よ! ・「したたかな女」ですが、なにか? ・「自分メーター」を振り切って ◎CHAPTER2 コミュニケーション ・マウンティングは必要ない ・「群れない美学」を貫こう ・人のブログは読まない ◎CHAPTER3 お金 ・「お金を生み出すこと」に集中しよう ・「ブランディング」の前に「ブランド」を ・誰かの傘下には入らない ◎CHAPTER4 恋愛・セックス ・パートナーをヒーローのように扱おう ・セックスをするための旅行に行こう ・オーガズムを感じて、本能を目覚めさせよう ◎CHAPTER5 美容・ファッション ・かわいくなる勇気 ・お金をかけるなら口元に ・キャラを立たせたければ、帽子をかぶって ◎CHAPTER6 暮らし ・ごはんをつくるのは、週3だけ ・都会に住まない ◎CHAPTER7 家族 ・「毒妻」であれ ・子どものことは、ほっときゃいい 他
  • お嬢様ルール入門
    -
    「知的に美しく優雅であること」、それが“お嬢様ルール”です――本書は、フランス・ロゼーヌ城のサヴォア・ヴィーヴルで上流マナーを身につけた著者が、おしゃれ、食事からデート、贈り物まで、誰でもお嬢様になりきれるノーブルな作法をお教えします。朝食メニューや御用達ブランドなど、とっておきの美学と共に、憧れの“お嬢様の世界”を大公開!

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  • 歴史人物に学ぶ 男の「行き方」 男の「磨き方」
    5.0
    男の人生には、前触れもなく突然、「勝負の時」が訪れることがある。その機会をしっかりと見極め、好機として掴む。そうしてこそ、男に磨きをかけ、器量を上げることができる。では、歴史に名を残した人物は、いかに「勝負の時」と対峙し、「男」としての行き方を全うしたのか? 本書では、戦国時代から昭和初期にかけて、日本を代表する歴史人物20人を厳選。リーダーの条件、攻守のバランス感覚、泰然自若とした構えなど、先達が貫いた不撓不屈の精神から「男の美学」の真髄を学ぶ。「日蓮――苦難をプラスに転換した男」「徳川家康――慎重と果敢を使い分けた男」「蒲生氏郷――金だけでなく愛で人を育てた男」「二宮尊徳――小を積んで大を為した男」「伊能忠敬――生涯を青春で生き抜いた男」「山本五十六――自ら指導者の条件を示した男」人生の様々な場面で遭遇する逆境を順境へと導く、叡知に満ちた歴史人物エッセイ集。

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  • 男の「嘘」の磨き方―――成功する男はみな「大きな嘘」をつく
    -
    1巻1,430円 (税込)
    成功する男はみな「大きな嘘」をつく ―――ホンモノの男の嘘は狐高である デキる男、モテる男に変わる49のこと 成功者はペルソナ(仮面)をかぶっている。 「嘘もつき通せば本当になる」 ―――これが彼らの「真実」なのだろうか。 私の経験上、ナンバー2、番頭タイプの人間に、嘘つきは多かった。 彼らは外面がよく人気者タイプで、一見「とてもいい人」のように見える。 しかし相手に悪感情を抱かれることを恐れて、小さな嘘を重ねてしまう。 いい人か、悪い人かは別として、小物には違いない。成功者ではないのだ。 では、大物のつく嘘とは、どのようなものなのか? 彼らは、巧妙に嘘をつく。大きな嘘をつく。戦略的に嘘をつく。 自分を大きく見せるため、虚勢を張るために嘘をつく人もいる。 人をだます快感を追い求めているように見えることさえある。 もしかすると、彼らはいつも不安で、安堵を得られない状態にあるのではないだろうか。 デキる男性にとって、嘘と真実は、紙一重のものである。 実像と虚像の間を常にさまよっている。 本書では、デキる男性、成功する男性の「嘘」と「男女観」について掘り下げている。 これらは、成功者の隠された本質を浮き彫りにできる重要ポイントであるからだ。 世界中、各界の成功者に接した体験をもとに、 彼らの行動原則や具体的例、私なりのオリジナルな考察を提示したつもりである。 これから成功を手に入れようとしている人たち、 あるいは成功者を理解しようと思っている読者の参考にしていただければと思う。 ■目次 ●第1章 成功する人間は「非情」と「裏切り」を心得ている ●第2章 オトコには「ニセモノ」と「ホンモノ」の二種がある ●第3章 モテる男は、「本気」と「ソノ気」を使い分ける  ●第4章 強い男と女には、「不純な動機」と「強がりの美学」がある ・強い男は、「フェードアウト」で逃げたりはしない ・成功者は、「燃える下心」を人知れず持っている ・チャンスをつかむ男は、三回までに“決める” ・そこはもう、割り切って! 達人は心得ている ・野心のある男は、“女性に”安住しない ・金で愛は買えないが、金は女の「呼び水」にはなる ・逆玉に乗っても、「マスオさん」では終わるな ・ケチ道だけでは、決して大物にはなれない ・「いい人」とは、「存在しない人」という意味である ・成功は、最大の復讐である ・「成功者」と「強い男」は、必ずしも一致しない ■著者 いつか
  • 男の品格
    3.7
    財力でもない、容姿でもない。今、男の「品格」が問われる時代がきた! 品格とは何か? 美学である。美学とは何か? やせ我慢である。やせ我慢とは何か? 遊び心、ゆとり心である。だが今、日本の男には、遊び心の欠けている人が多いようだ。本書では「遊び心」をテーマに、仕事、家庭、恋愛、趣味、美学、人生観など、さまざまな角度から、男の生き方、あり方というものにアプローチした、現代を生きる男たちにぜひ一読してほしい「男の生き方論」の決定版。この国を元気にする一冊!

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  • 男の品格を磨く事典
    3.0
    一流の男になるために、仕事と人生の羅針盤を手に入れよ――。ベストセラー『男の品格』の著者による、誇り高い生き方の決定版。成熟した大人が心得ておくべき100の秘訣がこの1冊に。美学、粋、感性、男と女、哲学、覚悟、品格など、身につけるべきことのすべてを網羅。品格を備えた男はどこに出ても恥ずかしくない。恥ずかしいことをしないからだ。やましいこと、あさましいことをしないからだ。情報に流されず、己の思考を信じ、自分の生き方に潔く、孤独を恐れない。常に心の軸がブレず、己の道を行く覚悟ができている。そう、品格を備えた男はカッコいいのである。カッコいい男はもてる。自分を磨き、品格を身につけ、一流の男になりたいと願う人のための必携書である。

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  • 音と耳から考える 歴史・身体・テクノロジー
    -
    1巻5,500円 (税込)
    音楽学者・細川周平が国際日本文化研究センターで主宰したプロジェクトの成果を刊行。 「音楽」にとどまらず、自然や人、機械などが発するありとあらゆる音を対象に、 音を受ける聴覚器官(耳)から発想しながら、音と耳の文化・歴史を問い直す意欲的な論集です。 執筆陣には、音楽や音響はもとより、文学、映画、映像、メディア、ゲーム、アート、 美学、歴史、人類学など幅広い分野から内外の気鋭の研究者たちが集い、 ゲストに大友良英らのアーティストや評論家などを加えた総勢44人が参加しています。 「響きを聴く──認識と思索」「聞こえてくる音」「戦前期昭和の音響メディア」 「音が作る共同体」「芸能化の文脈──ラッパと太鼓」 「鼓膜の拡張──音響テクノロジーの考古学」「ステレオの時代──聴く、録る、売る」 「物語世界論への挑戦」「サウンドの表現者」「デジタル・ミュージッキング」の全10部で構成。
  • 大人の美学~245の視点
    -
    今日からできる美しく年を重ねる245の知恵 これからどうやって歳をとっていこうかーー。 245の本や映画、世界の知性から学び取った視点とは。 『ココ・シャネルの言葉』など言葉シリーズ累計50万部の著者による渾身の書き下ろし。
  • お姫様と名建築
    NEW
    4.0
    正しいお姫さまになるために―― 食う寝るところに住むところ。 お姫さまが「お姫さま」たるために最も大切なものは何でしょうか? それは案外「住むところ」かもしれません。 お姫さま達はどのような建物に住んでいたのでしょうか。 そこでどのように生きたのでしょうか。 住んでいたところを知るというのは、彼女の生涯を知るということです。 ヴェルサイユ宮殿で贅沢を謳歌したマリー・アントワネットは、37歳でギロチン台の上に散りました。 ジョゼフィーヌはナポレオンとの離婚後、マルメゾン城で薔薇を育てました。 カトリーヌ・ド・メディシスは、夫の愛人ディアーヌ・ド・ポアチエからシュノンソー城を取り上げました。 広い中国を支配した西太后は引退後、紫禁城の北西を自分好みに美しくカスタムしました。 グラームス城には、魔女裁判にかけられて処刑されたジャネット・ダグラスの亡霊がさまよっています。 名建築の中で恋をし、裏切られ、支配し、支配され、閉じ込められ、処刑され…懸命に生きたお姫さま達の生き様とは。 乙女のカリスマ・嶽本野ばら氏が物語る、全く新しいお姫さま論。 お姫さまとお城、宮殿、寺院、教会建築との繋がりを巡る30+αの物語が、ファッションデザイナーのayumi.氏のイラストによって鮮やかに描写されます。 ふたりの美学が貴方の中の少女を呼び覚まします。 お城に住むからお姫さまなのではなく、お姫さまが住んでいるからお城なのです。

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  • 音楽の理論
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なぜベートヴェン「田園」は穏やかな感興をもたらすのか。バッハの紡いだ旋律の根幹とはいかなるものか。日本のクラシック音楽評論の泰斗が、楽曲をより深く愉しむための「楽理」を詳らかにし、バロック以前から無調・多調音楽まで三七五もの名曲の譜例を採り、和声・リズム・旋律・対位法・形式・転調の真髄を説く。空前絶後の音楽理論書!-----------------------------------------本書は和声とか対位法とか音楽形式とかの寄せ集めではなく、一つの体系的な音楽理論であって、その中に和声や対位法や音楽形式、そしてさらに旋律とリズム編までも含んでいるのである。は、私が音楽史と音楽美学の研究から得た私自身のものである。──本書より-----------------------------------------【本書の内容】第1部 基礎の理論 第2部 和声の理論第3部 転調の理論第4部 リズムと旋律の理論第5部 対位法の理論第6部 形式の理論
  • 女ことばってなんなのかしら? 「性別の美学」の日本語
    4.5
    日本語の「女ことば」。それは日本人に根付く「性別の美学」の申し子である。翻訳家としてドイツ語・英語に長年接してきた著者が、女ことばの歴史や役割を考察し、性差の呪縛を解き放つ。
  • 絵画における南欧と北欧
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 イタリアを代表するレオナルド・ダ・ヴィンチを中心に、ネーデルランドの大画家ファン・アイク、レンブラントの作品批評を通じ、芸術における美とは何かを徹底的に追究した画期的な書。 目次 序に代えて 芸術を批評することの意味を問う 第一章 ファン・アイク  一 ゲントの祭壇のファン・アイクの絵  二 ヤン・ファン・アイク  三 ファン・アイク兄弟の作風の成立  四 画面の構成 細密な描写  五 光と暗  六 画家の問題  七 ドゥヴォルシァックの見解  八 絵の成立後の経過 第二章 レオナルドオ  一 レオナルドオの生涯  二 ヴェルロッキョオの「キリストの洗礼」  三 ルウヴルの「受胎告知」  四 東方の博士たちの礼拝  五 サント・ジロラアモの懺悔  六 岩の聖母  七 聖アンナ、聖母、幼児  八 ジネヴラ・ベンチ像  九 旗の戦い  一〇 嵐  世の終り  一一 「洗礼者ヨハネ」  一二 モナ・リザ  一三 ミラアノの「最後の晩餐」 第三章 レムブラント  一 レムブラントの初めを指導した二人の画家  二 病人を治療するキリスト  三 ラザロの蘇生  四 夜警  五 サムソンの婚礼  六 サムソンの処刑  七 バテシバ  八 エマオの巡礼  九 キリストの昇天  一〇 聖骸を十字架より下ろす光景  一一 木を伐る人の家  一二 考える哲学者  一三 アムステルダムの風景  一四 「三本の木のある風最」、「洞窟と小川」  一五 ハガルとイシュマエル  一六 不孝な息子の帰宅  一七 アブラハムの犠牲  一八 黄金の冑を冠る人  一九 建築家  二〇 天使の霊感を受ける聖マタイ  二一 ヘンドリッケの死  二二 レムブラントの死 第四章 内藤湖南 第五章 絵画の優劣に関する問い ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 植田 寿蔵 1886~ 1973。美学者、美術史家、京都帝国大学名誉教授。著書に、『芸術の論理』『絵画の論理』『日本の美の論理』『絵画における南欧と北欧』などがある。
  • 絵画の論理
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 美術の根源にある「視覚」にはどのような意味があるのかを徹底的に追究する。 序に代えて「哲学研究」の恩を思う 目次 第一章 絵画の空間構造 一 東西の絵画における空間構造の比較 二 東亜山水画の空間構造 第二章 形はなぜあるか 第三章 結合点目の寄り合う場所 第四章 聴覚の論理 第五章 暗はなぜ画かれたか 第六章 影響の論理 第七章 禅は美術に影響したか 第八章 フラ・アンジエリイコの事蹟が語るもの 第九章 自然の背後 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 植田 寿蔵 1886~ 1973。美学者、美術史家、京都帝国大学名誉教授。著書に、『芸術の論理』『絵画の論理』『日本の美の論理』『絵画における南欧と北欧』などがある。
  • 歌劇とレビューで読み解く 美しき宝塚の世界
    -
    レビューがわかれば、観劇がもっと楽しくなる! 宝塚研究で博士号を取得した著者による、宝塚をよりディープに知るための案内書。 《ベルサイユのばら》《エリザベート》から《ルパン三世》まで、歴代の名作も数多く登場! 100年以上の歴史を持ち、兵庫県の宝塚市と東京の日比谷に専用劇場を所有する宝塚歌劇。 本書では、その目玉のひとつである「レビュー」をキーワードに、宝塚歌劇を様々な角度から深く掘り下げ、その魅力の真髄に迫っていきます。 劇団の歴史や美学、演出の特徴などを知ることで、観劇のきっかけとなり、また観る前の予習としても使える1冊。巻末には「宝塚名作紹介」として、歴代の傑作をじっくり取り上げています。 【レビューとは?】 宝塚を観劇したことがない人でも、レビューの概念を知らない人でも、「タカラヅカ」と聞けば、男役の存在の他に、大きな羽根を背負っているスターの姿やラインダンス、電飾が光る大階段などを思い浮かべるのではないだろうか。それらは全てレビューと呼ばれる歌と踊りをメインにした演目のワンシーンである(本文より)。 カバーイラスト:Sakizo 【目次】 1 「夢の世界 タカラヅカ」の誕生 2 「演劇」としての宝塚歌劇 3 《ベルサイユのばら》の衝撃 4 レビューとタカラジェンヌ 付録 宝塚名作紹介
  • 仮想空間シフト
    3.7
    【誰もが自由に、進化するための最強の武器=仮想空間シフトとは!】 誰もが「知の高速道路」に乗れる時代。 フューチャリストの尾原和啓氏、著述家の山口周氏が放つ、これからの生き方・働き方。 「仮想空間シフト」の本質を言語化して伝えることで、アフターコロナの世界で進化できる人を、一人でも増やしたいと考え作ったのが本書です。 「仮想空間シフト」というのは、誰もが手に入れられる武器であり、むしろ旧態依然とした縛りから解き放たれ、進化した未来を手に入れるためのものとなると確信しています。 ――今回のコロナの影響がどのように影響するかと考えると、まずはやはり仕事が変わりましたよね。これはもうすでに目に見える変化が起きている。仕事が変われば当然働いている人たちの暮らしが変わりますよね。何故ならこれまでは働く場所というのが生活する場所を決めていたし、働く時間が趣味の時間やその人が自分自身になれる時間を縛っていたわけですから。仕事と暮らしが変わると今度は人間と社会が変わるということです。これまで品川や丸の内で働いていた人たちが、仕事はそのままシンガポールに住みだしたりするわけですから、例えば不動産の考え方は変わるでしょう。不動産が変われば投資家の考え方も変わり、金融の在り方なんかにも影響するのは間違いありません。もっと重要なのは、人間と社会が変わることで、一人一人の人生設計が変わり、それはすなわち国家とか行政といったものまで変わらざるを得ないという点です。(本文「序章 仮想空間シフトがもたらす未来図」より) 〈本書の特長〉 ・フューチャリストの尾原和啓氏、著述家の山口周氏の白熱対談 ・アフターコロナの環境を利用して成長するために必要なアクションプランも解説! 〈本書の内容〉 ■序章 仮想空間シフトがもたらす未来図 ■第一章 仕事が変わると暮らしが変わる ■第二章 人間と社会が変わる ■第三章 人生が変わる ■第四章 国家や行政が変わる ■第五章 これからの世界を生き抜く一〇のアクション ■終章 「何者かへ」のなり方が変わる 〈著者プロフィール〉 尾原和啓(おばら・かずひろ) 1970年生まれ。フューチャリスト。京都大学大学院工学研究科応用人工知能論講座修了。マッキンゼー・アンド・カンパニーにてキャリアをスタートし、NTTドコモのiモード事業立ち上げ支援、リクルート、ケイ・ラボラトリー(現:KLab取締役)、コーポレートディレクション、サイバード、電子金券開発、リクルート(2回目)、オプト、グーグル、楽天(執行役員)の事業企画、投資、新規事業に従事。経済産業省対外通商政策委員、産業総合研究所人工知能センターアドバイザーなどを歴任。著書に『アフターデジタル』(日経BP)、『ネットビジネス進化論』(NHK出版)、『モチベーション革命』(幻冬舎)、『どこでも誰とでも働ける』(ダイヤモンド社)など。 山口周(やまぐち・しゅう) 1970年東京生まれ。独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。慶應義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通、ボストン・コンサルティング・グループ、コーン・フェリー等で企業戦略策定、文化政策立案、組織開発等に従事した後に独立。現在は「人文科学と経営科学の交差点で知的成果を生み出す」というテーマで活動を行う。株式会社ライプニッツ代表、一橋大学大学院経営管理研究科非常勤講師、世界経済フォーラムGlobal Future Councilメンバーなどの他、複数企業の社外取締役、戦略・組織アドバイザーを務める。著書に『ニュータイプの時代』(ダイヤモンド社)、『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 』(光文社)、『武器になる哲学』(KADOKAWA)など。

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  • 家族遺棄社会 孤立、無縁、放置の果てに。
    4.0
    孤立・孤独者1000万人の時代。しかも実は現役世代の男性に多くみられる孤立者。けっして人ごとではない。ふつうの人が突然陥る現実をリアルに取材。 一人ひとりの身の上に襲い掛かろうとしている「家族遺棄社会」の真実(リアル)と、そんな日本社会に懸命に向き合う人々の実態に迫る衝撃のノンフィクション! 一人で死ぬのは、決して美学ではない。大切なのはちょっとしたつながり。
  • 「かわいい」論
    3.7
    世界に冠たる「かわいい」大国ニッポン。キティちゃん、ポケモン、セーラームーンなどなど、日本製のキャラクター商品が世界中を席巻している。では、なぜ、日本の「かわいい」は、これほどまでに眩しげな光を放つのか? 「かわいい」を21世紀の美学として位置づけ、その構造を通時的かつ共時的に分析する。
  • 韓国語似ている名詞使い分けブック
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 入門レベルでは韓国語と日本語の「似ているところ」に目が行きますが、中級レベルになると「違い」が気になってきます。「動詞編」は誤った語の選択でシュールな意味になってしまったりし、「形容詞・副詞編」は韓国固有の美学・思想・文化が色濃く出ます。そして「名詞」は動詞や形容詞・副詞に比べて数が多く、その中でも特に日常会話で使い、よく間違う名詞を118取り上げ解説しています。イラストと詳しい解説そして練習問題で理解の定着を図ります。生活の中でよく使う名詞「おかず」「つまみ」「車」「韓国の暖房」「韓国の住宅」などイラスト・写真をつけて説明します。
  • 感性の精神現象学 ヘーゲルと悲の現象論
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 本書はヘーゲル『精神現象学』全体の隠れたエレメントである「感性」を、現象学的解釈を通して、作品に内在的に照明する試みである。しかし、解釈が最終目的ではない。この解釈を通して感性の深層を取り出し、「共通感覚」の新たな意味地平を「非共通の共通感覚」として開示することが、眼目である。この共通感覚は「共感のパトス」へと深まり、やがて Compassion として立ち現れる。この語は、大乗仏教で言う「悲」の訳語でもある。「感性の精神現象学」を取り出す作業は、著者がこれまで試みてきた「悲の現象論」を、さらに先へとすすめる作業でもある。この視野の中で、ヘーゲル哲学も、「ヘーゲルと共に、ヘーゲルとは別の仕方で」理解されるのである。 【目次より】 凡例 序 感性の深層へ 1 「見る」と「見える」 2 「聞く」と「聞こえる」 3 アリストテレス『デ・アニマ』の場合 4 デカルトの「共通感覚」の場合 5 共通感覚の深層 ヘーゲルと共に、ヘーゲルと別の仕方で 第一部 ヘーゲル『精神現象学』における「感性」の射程 1 感性の外延的射程 2 『精神現象学』の全体構造の看取 3 「共通感覚」の新たな意味地平 非共通の共通感覚 第二部 感性論としての精神現象学 一 意識 知における感性の告示 1 感覚的確信 2 知覚 3 悟性 二 自己意識 共通感覚の地平開示 1 主人と奴隷 2 不幸な意識 三 理性 内面化した共通感覚としての共通 パトス 1 観察的理性 感性の身体面 2 行為的理性 共通感覚から共通 パトスへ 3 立法的理性と査法的理性 感性の深層としての「心性」 四 精神 人倫の次元における感性 1 人倫的精神 世界の開示性としてのパトス 2 自己疎外的精神 非共通の共通 パトス 3 自己確信的精神 絶対の他者と共有する共通 パトス 五 宗教 神と人との無限の隔りの中での共通 パトス 1 「宗教」の位置と意味 2 啓示宗教 3 「神は死んだ」という感情 六 絶対知ーパトスの放擲と放下 1 「自己」という形式 2 時の止揚 3 感性の止揚 最終考察 「悲の現象論」の現在 1 後景回顧 2 前景展望 あとがき 注 引用目録 人名索引 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 大橋 良介 1944年生まれ。哲学者、美学者。元大阪大学教授、京都工芸繊維大学名誉教授。京都大学文学部哲学科卒、ミュンヘン大学文学部哲学科博士課程修了。哲学博士。著書に、『「切れ」の構造――日本美と現代世界』 『西田哲学の世界――あるいは哲学の転回』『悲の現象論・序説――日本哲学の六テーゼより』『聞くこととしての歴史――歴史の感性とその構造』『日本的なもの、ヨーロッパ的なもの』(増補版)『感性の精神現象学――ヘーゲルと悲の現象論』『西田幾多郎――本当の日本はこれからと存じます』などがある。
  • 感性美人を育てる 大人の「たしなみ」
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されております。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 物ではなく、ゆたかな心をもつ「感性美人」が伸びていく時代。オフィスで「できる人」になる第一印象の磨き方、おもてなしの極意など、即実践の気づきヒント集。就活女子必読。 第一印象の好感度が高く、心くばりのおもてなしができ、 強い意志をもって仕事にとりくむ――  そんなコミュニケーション力にすぐれた女性こそ、 これからの社会で期待される人間になるのです。 コミュニケーション力を上げるためには、相手を思いやり、 心配りができる大人の「たしなみ」が欠かせません。 そんな大人の「たしなみ」を身につけるために、 いますぐ毎日実践できる小さなヒントを集めた一冊です。 第1章・出会いのマナー、 第2章・ふるまいのマナー、 第3章ことばの力、 第4章・声を磨く、 第5章・美意識のある応対、 第6章・電話マナー、 第7章・聞き上手になる、 第8章・手紙マナー、 第9章・キャリアアップ、 第10章・感性美人になるために。 著者は、元・山梨放送アナウンサーで、 コミュニケーション・アーツアカデミー主宰の奥脇洋子さん。 いまという時間を充実して生きるためのコミュニケーション、マナーズ、 人を美しく磨き上げる感性というデリカシー、和の美学などに精通した、 いますぐあなたの生活の中で実践できることばかり。 日常を美化し、善化することで、 自分が磨き上げられていく醍醐味を味わってください。 奥脇 洋子:奥脇洋子のコミュニケーション・アーツ代表。 元・山梨放送アナウンサー。 人として普遍的な生き方をベースにしたコミュニケーション・感性学を展開。 講演、企業研修などにもあたる。 山梨学院大学講師などを歴任。 銀座百店会のおもてなし講師も。
  • Casa BRUTUS特別編集 美しいキッチンと道具。
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 KITCHEN & TOOLS 美しいキッチンと道具。 STAY HOMEが続いた結果、家でごはんを作って食べることがより身近になりました。 そこで、これからのライフスタイルはキッチンと道具から考えていきませんか。 佇まいのいい調理器具、最先端の調理家電、クリエイターたちがこだわって作ったキッチン。 いつも心地よく料理をするための美しいデザインを、たくさんの事例とともにご紹介します。 CHAPTER 1 KITCHEN TOOLS デザインと機能で選ぶキッチンツール。 達人たちのキッチンツール。 田中美和子(スタイリスト) 柳原照弘(デザイナー) デザイナーの美学を知るキッチンツール。 キッチンツールを買う。 至高のキッチン&ダイニングショップ。 機能的で美しいキッチンの名品。 CHAPTER 2 KITCHEN APPLIENCES おいしいを作るキッチン家電。 料理家が注目する調理家電、7日間レシピ。 野村友里×《大同電鍋》 冷水希三子×《ボニーク》 アベクミコ×《プチマレンギ》 “おいしいごはん”を叶えるグッドデザインの炊飯器。 料理人が本当に愛する調理家電。 CHAPTER 3 KITCHEN SAMPLES 美しいキッチンの参考書。 HAPPY KITCHEN 01 古澤一記・千恵(料理人・アンティークコーディネーター) 02 冷水希三子(料理家) 03 皆川明(〈ミナ ペルホネン〉デザイナー) 04 ツレヅレハナコ(編集者) 05 滝沢伸介(〈NEIGHBORHOOD〉代表) 06 ステファニア・ディ・ペトリロ(プロダクトデザイナー) 07 伊藤博昭(一級建築士) 08 ノエル・ヴィエトー&フレッチャー・タッカー(〈Gnome Life Records〉レーベル主宰) OUTDOOR KITCHEN 09 小雀陣二(アウトドアコーディネーアー) 10 仁田ときこ(エディター・ライター) 11 檀琢磨(〈CLUB3719〉主宰) 12 川畑健一郎(〈DWELL〉主宰)
  • Casa BRUTUS特別編集 名作椅子と暮らす。
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 CHAIR LIFE 名作椅子と暮らす。 空間の中で、インテリアのスタイルを決定づけるのは椅子です。 だから暮らしのパートナーにどんな椅子を選ぶかは、とても大切です。 そこで、独自の審美眼を持って様々な世界で活躍する目利きたちに、 コレクションの数々と、そのセレクトの基準を教えてもらいました。 彼らの椅子選びをヒントに、自分だけの「名作椅子」を探しましょう。 清永浩文(SOPH.) 椅子マスターを魅了した実用性のあるヴィンテージ。 片山正通(Wonderwall) 実験性にあふれるモダニズムの椅子。 〈visvim〉 独特の存在感を放つジャンヌレの椅子。 〈HYKE〉 さりげない女性らしさが潜むペリアンの美学。 〈ドーバー ストリート マーケット NY〉に選ばれた2脚。 南 貴之(alpha.co.ltd) 一期一会の出会いが作るコレクション。 〈ISABEL MARANT〉 ショップで出会うオランダとブラジルの感性。 オランダのコンパスチェア一覧! 宮田一彦(建築家) 日本家屋に調和するフレンチヴィンテージ。 ムラカミカイエ インダストリアルからクラフトに至る収集の変遷。 〈うどん 丸香〉 讃岐うどんの名店に〈トリックス〉の《Hスツール》。 世界にひとつだけの名作椅子。 〈sacai〉 ストーリーのあるミッドセンチュリーの椅子。 ミッドセンチュリーのスーパースターが集結。DESIGNS FOR LIVING(『PLAYBOY』JULY 1961) 〈とんかつ まい泉〉老舗とんかつ店で愛され続けるイームズ。 川田 修(BOOK AND SONS) ぬくもりだけじゃない、ストーリーのある北欧ミックス。 〈TIFFANY & CO.〉 〈ティファニー〉の特別な空間に北欧の名作椅子。 井出恭子(YAECA) 長く一緒に暮らす相手として選ぶ木の椅子。 〈REPOSSI〉 ハイジュエラーが選んだドナルド・ジャッドの椅子。 成田博昭(FRUCTUS) ヴィンテージのコンテンポラリーな楽しみ方。
  • 昨日の自分に負けない美学
    4.0
    ■優勝宣言、矢野ガッツ、男泣き……失敗しても人を育て続けるその原点とは? 2軍監督時代に優勝し、その後1軍監督で3年連続Aクラス。 2021年シーズンは5厘差での悔しい思いをした阪神タイガース。 超積極野球で盗塁数3年間リーグ1位を記録し、 失敗しても楽しむという野球界ではタブーとされるプレーを続けた矢野野球の秘密に迫ります。 ■その原点とは“予祝(よしゅく)”と呼ばれる「先に喜び、先に祝うことで、 その現実を引き寄せる、日本人がやっていた夢実現法」です。 古来日本人は、貧しくても笑い転げ、先に未来を祝う民族でした。 そのことをよく表しているのがお花見です。 お花見は、秋にたわわに実る稲穂を桜の花びらに見立て、秋の豊穣を祝い、 その下で喜びに満ちた感情でお酒を飲み楽しむことです。 そんな思いから発した矢野監督の優勝宣言、そして感情をいっぱいに表現する心のあり方矢野ガッツ。 苦しくても楽しもうとした姿勢はここにあります。 いまを楽しむことが夢の実現(優勝)につながることを信じて野球を続けています。 ■かっこいい大人になる。これがこの本の最大のテーマです。 「俺たちの野球」を通してかっこいい大人の姿を見せるにはどうしたらいいか、 勝つことだけではなくその姿に魅了されるにはそうしたらいいか、矢野監督の人生観とともに、 予祝マスターのひすいこたろう氏、大嶋啓介氏が掘り下げていきます。
  • 饗宴
    -
    ギリシアの哲学者プラトンの、ソクラテスを主人公にした対話編の代表作。酒を酌み交わす饗宴のなかでエロスの神を順番に讃えようではないかという提案がなされ、面白おかしいさまざまな神話的・歴史的逸話を盛り込んだ演説が披露される。最後が酒豪ソクラテスの番であった。ソクラテスはエロスを美そのものへの渇望ではないかと説いて、イデア的な美学を展開する。

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  • 狂言の美学 POD版 演劇学的アプローチ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本には喜劇がないといわれる。一方、狂言は笑劇・喜劇的性質ゆえに低く評価される傾向にある。本書は、日本最初のせりふ劇とされる狂言を演劇史のなかで正確に位置づけ、さらにイギリスの初期喜劇や西洋演劇との比較研究を試みながら、狂言の本質を具体的に考察。西洋の中世劇が消滅したにもかかわらず、能との提携によって、今日まで連綿と生きながらえてきた、その秘密と魅力にせまる。
  • 京都かがみ
    4.0
    ※本書はリフロー型の電子書籍です。 【失われつつある「京都」の伝統文化】 京都は日本をうつす「かがみ」であり、自身をうつす「かがみ」であり、もしかしたら世界の「かがみ」であるかもしれません。今、日本の伝統文化は危機的状況にあります。私たちは、先人がつないできてくれたもの、残してくれた有形無形の資産を、未来へと再びつないでいく責務があります。本書は、数々の伝統文化の現場に携わってきた筆者が、京都への愛と感謝をこめて、京都と伝統文化の現状と未来への提言を記すものです。 〈本書の構成〉 序章 京都に生きる 第1章 なぜ、いま伝統文化なのか 第2章 茶室にはあらゆる伝統がつまっている 第3章 伝統文化をプロデュースする 第4章 伝統文化から得られること 第5章 伝統の灯を絶やさないために 〈本書の内容〉 ・失われつつある京都の伝統文化 ・伝統とともに暮らす京都人 ・「よそさん」の視点 ・一日に二軒消えている京都の町家 ・謎解きをあそぶ茶事の愉しみ ・建物の声を聞く、「弘道館」 ・文化財の価値をひらく、二条城「寛永行幸」 ・「文道」をつなぐ、北野天満宮「曲水の宴」 ・史料から興す、下鴨神社「糺勧進能」 ・作り手になってみる、京菓子展「手のひらの自然」 ……ほか 〈著者プロフィール〉 濱崎加奈子(はまさき・かなこ) 神戸市出身。大学時代より京都に住み、伝統行事の再興や建造物の保存等、文化の継承に関わる数々の現場に携わる。京都大学文学部(美学美術史学)卒業。東京大学大学院(表象文化論)博士課程修了。学術博士。公益財団法人有斐斎弘道館の代表理事兼館長であり、伝統文化プロデュース連を主宰。また、京都府立文学部准教授、京阪ホールディングス社外取締役、北野天満宮和歌撰者、京都観光おもてなし大使でもある。著書に『香道の美学』(思文閣出版)『ふろしき』(PIEINTERNATIONAL)、『平成のちゃかぽん』『京菓子と琳派』(淡交社)などがある。

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  • 京都で食べたい。
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 京都の名だたる企業の会長&社長が、自身の行き着け店(自身の居場所である店と置き換えてもいい)を惜しげもなく披露した「京都人の秘密の告白録」。 京都で食することの面白さと悦び、さらには選び抜かれた店だけが持つ美味と美学の物語が綴られる。本当の京都の食を識る一冊。 【著者紹介】 [編]毎日放送 京都プロジェクト室 京都で大切に育まれてきた文化や長らく継承されてきた技術、習慣に宿る創造の精神を捉え、その深い魅力を映像やイベントを通じて国内外に発信することを目的にして毎日放送独自のコンテンツ制作セクション。 【目次抜粋】 齋藤 茂 「トーセ」会長兼CEO ◆ 祇園ゆたか ◆ KITCHEN よし田 長瀬孝充 「キョーラク」社長 ◆ たん熊北店 京都本店 ◆ おがわ 河内 誠 「ロマンライフ」社長 ◆ ぎをん 竹茂 ◆ Restaurant MOTOI 山中隆輝 「山中商事」社長 ◆ すし処 満 ◆ 月村 中山永次郎 「ANAクラウンプラザホテル京都」社長 ◆ 鮨割烹 なか一 ◆ イル ギオットーネ 京都本店 内田 隆 「京都青果合同」社長 ◆ 京都ネーゼ ◆ 河久 三好正晃 「祇園辻利」社長 ◆ 鮨・割烹 有吉 ◆ 天竺 広東倶楽部 原 悟 「原了郭」社長 ◆ ぎをん 福志 ◆ 鉄板食堂ことら 鈴木康次 「日本合繊工業」会長 ◆ ちもと ◆ 富小路 やま岸 本間 満 「明清建設工業」副社長 ◆ ぎおん 阪川 ◆ 煕怡 Kii 林 誠一郎 「川崎機械工業」社長 ◆ 割烹 いがらし ◆ 阿さひ エ リヴ・ゴォシュ 宮嵜真里子 「宮崎木材工業」社長 ◆ 二条有恒 ◆ 呑喜屋 むね 南 忠政 「宮脇賣扇庵」社長 ◆ il cipresso 祇園 仲田保司 「千總」社長 ◆ 北白中川中国料理 叡 山田芳生 「山田繊維」社長 ◆ 本家尾張屋 本店 ◆ 半兵衛麩 中西英貴 「鼓月」社長 ◆ 十二段家 本店 ◆ チェンチ 塚本 昇 「ウンナナクール」社長 ◆ クレープメゾン モック ◆ ビリキナータ 平井誠一 「西利」社長 ◆ ぎおん 佐藤 ◆ 山家 福井正興 「福寿園」社長 ◆ 祇園245 ◆ 鮨嵩 石原義清 「俵屋吉富」社長 ◆ メゾン・ド・マツダ福寿園 ◆ 太陽カレー 細辻伊兵衛 「永楽屋」十四世 ◆ 祇園楽味 ◆ 洋食おがた 小堀周一郎 「麩嘉」社長 ◆ 祇園ろはん ◆ なる屋 大垣守弘 「大垣書店」会長 ◆ 天ぷら 鈴 ◆ BLUE BOOKS Cafe KYOTO ジャンル別INDEX エリア別INDEX
  • 美の起源 アートの行動生物学
    4.0
    筆者はこれまで,サカナから鳥類,哺乳類まで多様な動物を使って数々の動物実験を行ってきた。それらの実験で得られたデータをもとに,人間の作り出した芸術作品を動物がどのように認知し,どのような場合に好むのかを解説する。また,動物実験のみならず,実証的美学研究の歴史と現在の研究動向,脳画像を駆使して美を捉える神経美学についても取り上げ,さまざまな側面から美の起源を探る。 この本は悪く言えば「興味本位」,よくいえば「真理探究型」の研究を扱っている。「役に立つ」研究ばかりでなく真理探究型の研究の重要性,面白さを生き生きと伝えながら,美の起源として進化を考える立場の最前線をわかりやすく紹介する。
  • 近代日本の陽明学
    -
    ◇暴走する独善的正義 その思想的起源を暴く!◇ 善意に基づく使命感。時としてテロリズムへと人を導いてしまう心性は、陽明学と水戸学が交錯しながらこの国の精神に組み込まれたものであった。 大塩平八郎にはじまり、井上哲次郎、三宅雪嶺、新渡戸稲造、そして山川菊栄と三島由紀夫へと至る系譜をたどりながら、日本の近代特有の屈折を読み解かんとする、新鮮にして驚くべき視点による思想史探究。 スマッシュヒットとなった選書メチエ版に、近代日本における朱子学・陽明学というより俯瞰的な視野による「増補」を加え待望の再刊なる! 【本書の内容】 学術文庫版序文 プロローグ―靖国「参観」の記 エピソードI 大塩中斎―やむにやまれぬ反乱者  1 「乱」と呼ばれて  2 陽明学ゆえの蜂起?  3 知己頼山陽 エピソードII 国体論の誕生―水戸から長州へ  1 藤田三代の功罪  2 『大日本史』の編集方針  3 自己陶酔する吉田松陰 エピソードIII 御一新のあと―敗者たちの陽明学  1 陽明学を宮中に入れた男  2 陽明学を普遍化させた男  3 陽明学をキリスト教にした男 エピソードIV 帝国を支えるもの―カント・武士道・陽明学  1 明治のカント漬け  2 武士道の顕彰  3 陽明学の復権  4 白い陽明学、赤い陽明学 エピソードV 日本精神―観念の暴走  1 ある国家社会主義者のこと  2 西洋思想で説く東洋の革命  3 碩学か幇間か エピソードVI 闘う女、散る男―水戸の残照  1 水戸の血と死への美学  2 「青山菊栄」の戦後  3 「その日」まで   4 その日   5 アポロンが演じたディオニュソス   6 それから  エピローグ  増補  I 近代における朱子学・陽明学  II 亘理章三郎と西田幾多郎の陽明学発掘作業  III 中江兆民の自由論  IV 渋沢栄一の自由論 主要参考文献  あとがき  主要登場人物略伝  本書関連年表  索引 *本書の原本は、2006年に講談社選書メチエより刊行されました。
  • ギター・マガジン 自分にぴったりのピックが見つかる本
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ギター専門誌によるマニアック過ぎるピック・バイヤーズ・ガイド 最高の演奏をするために、多くのギタリストが常日頃から“あーでもない、こーでもない”と、さまざまなアイテムを試していますが、おそらく最も安価(通常は1枚100円程度)かつ効果的に変化を望めるのが、ピックです。たかがピックと捉えられがちですが、形や厚さ、素材など、その組み合わせは無限大で、弾きやすさはもちろん音色にも大きな影響を与えます。本書を読んで、自分にぴったりのピックを見つけてください! 【目次】 漫画『ジミヘンだってピック選びに悩んでる!?』 CHAPTER 1:ギター上達の近道!? 自分に合ったピックを見つけるべし ピックの三大要素「形」、「素材」、「厚さ」 ピック診断チャート ・おにぎりタイプ ・ティアドロップタイプ ・ジャズタイプ ・変型タイプ ・ニュータイプ オリジナルピック「PICK THE BEST 2.5」ができるまで もっと知りたい!ピックの歴史 CHAPTER 2:定番から変わり種まで 最新ピック・カタログ102 カタログの見方 カテゴリー1 殿堂入りのロングセラー・モデル カテゴリー2 注目の次世代ピック カテゴリー3 一度は試してみたい特殊素材 カテゴリー4 泣く子も黙る変態ピック カテゴリー5 ピック界の常識を覆す高級モデル カテゴリー6 百戦錬磨のシグネチャー・モデル コラム こちらピック実験室/問い合わせ先一覧 CHAPTER 3:注目ブランドに製造秘話を聞く! ピック・メーカーの美学 MASTER 8 JAPAN ・インタビュー1 /是永巧一 ・インタビュー2 / Hiro(Crossfaith) ChickenPicks V-PICKS BlueChip Picks CHAPTER 4:弘法は筆を選ぶ!? プロ・ギタリストのピック事情 大村孝佳の場合 鈴木茂の場合 JINMOの場合 リッチー・ブラックモアの場合 ブライアン・メイの場合 著名ギタリストお気に入りの1枚が大集合! ピック大博覧会 *本書の紙版の初版限定特典のピックは、この電子版には付属しておりません。あらかじめご了承ください。
  • クラシック・スナイパー1 特集 失恋の美学
    -
    1~8巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いじけ批評やちょうちん記事を蹴散らし、許・鈴木コンビを中心に辛口・ストレート勝負の評論と洒脱なエッセイで構成する。クラシックと失恋をテーマにした特集や、「フルトヴェングラー『第九』」「ベルイマンとクラシック」、オペラ評、など充実した1冊。

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  • クリティカル・ビジネス・パラダイム――社会運動とビジネスの交わるところ
    NEW
    4.6
    【内容紹介】 私は、本書を通じて、ある希望にみちた仮説をみなさんと共有したいと思っています。 その仮説とは、社会運動・社会批判としての側面を強く持つビジネス=クリティカル・ビジネスという新しいパラダイムの勃興によって、経済・社会・環境のトリレンマを解決するというものです。 私は2020年に著した『ビジネスの未来』において、安全・快適・便利な社会をつくるという目的に関して、すでにビジネスは歴史的役割を終えているのではないか?という問いを立てました。原始の時代以来、人類の宿願であった「明日を生きるための基本的な物質的条件の充足」という願いが十全に叶えられた現在、私たちはビジネスという営みに対して社会的意義を見出せなくなりつつあります。 この問いに対する前著での私の回答は「条件付きのイエス」というものでしたが、その後も、営利企業あるいはビジネスの社会的存在意義に関する議論が沈静化する兆しはなく、世界経済フォーラムをはじめとした会議の場においても、この論点は主要なアジェンダであり続けています。 ここ数年、世界中で盛り上がりを見せている「パーパス」に関する議論も、この「このビジネスに社会的意義はあるのか?」という、素朴だけれども本質的な質問に対して応えることのできなかった人々が引き起こした一種のパニック反応だと考えることもできるでしょう。 私は、本書を通じて、このウンザリさせられる問いに対して、ある仮説としての回答を提唱したいと思います。それが前述した命題、すなわち「社会運動・社会批判としての側面を強く持つビジネス=クリティカル・ビジネスという新たなパラダイムの勃興によってそれは可能だ」という回答です。 【著者紹介】 [著]山口 周(やまぐち・しゅう) 1970年東京都生まれ。独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。ライプニッツ代表。慶應義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通、ボストンコンサルティンググループ等で戦略策定、文化政策、組織開発などに従事。『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?(光文社新書)』でビジネス書大賞2018準大賞、HRアワード2018最優秀賞(書籍部門)を受賞。その他の著書に、『劣化するオッサン社会の処方箋』『世界で最もイノベーティブな組織の作り方』『外資系コンサルの知的生産術』『グーグルに勝つ広告モデル』(岡本一郎名義)(以上、光文社新書)、『外資系コンサルのスライド作成術』(東洋経済新報社)、『知的戦闘力を高める独学の技法』『ニュータイプの時代』(ともにダイヤモンド社)、『武器になる哲学』(KADOKAWA)、『自由になるための技術 リベラルアーツ』(講談社)、『ビジネスの未来』(プレジデント社)など多数。神奈川県葉山町に在住。 【目次抜粋】 ■第1章 クリティカル・ビジネス・パラダイムとは? ■第2章 クリティカル・ビジネスを取り巻くステークホルダー ■第3章 反抗という社会資源 ■第4章 クリティカル・ビジネス・パラダイムの背景 ■第5章 社会を変革したクリティカル・ビジネスの実践例と多様性 ■第6章 アクティヴィストのための10の弾丸 ■第7章 今後のチャレンジ
  • 警視庁刑事 私の仕事と人生
    4.0
    築地八宝亭一家四人殺しに始まり、40年間に80数件の殺人事件を手がけた名物刑事が、明らかにする捜査の実態、そして警視庁の組織とは? 趣味人として内外に人望を得、美学を貫いた生涯を、みずから語る異色の名著。高村薫、出久根達郎、宮部みゆき、小杉健治ら作家とも交流の深かった、警視庁刑事の40年の秘話が、いま明らかにされる!
  • 啓蒙主義の哲学 上
    4.0
    啓蒙主義は、すでに乗り越えられた浅薄な思想なのか。のちの思想家たちから「反省哲学」「過去の思想」という烙印を押されてきたが、はたしてそうか。18世紀啓蒙主義の「明るい鏡」を現代批判の鏡として位置づけ、自らそれとの内面的対決を果たした著者は、批判精神に満ちた鋭い洞察力で、啓蒙主義の思考形式から「美学」の誕生までの諸側面を余すところなく分析し、その統一的結びつきを解明する。哲学者カッシーラーが従来の批判を排し、啓蒙主義思想の再評価を打ち立てた古典的名著。文庫化にあたり全編改訳。上巻は啓蒙主義の思考形式、自然観と自然科学、心理学と認識論、宗教の理念を収録。
  • 結婚という呪いから逃げられる生き方 - フランス女性に学ぶ -
    5.0
    本当に結婚したいのはあなたですか?  人生でどんな選択をしようとも、それを引き受けて〈私は私〉で生きていく、フランス流〈ミーファースト〉思想をマスターすれば、しなやかな強さが身につく。 年齢、女という性、家族、世間体…。現代日本の女性を苦しめる、様々な“呪い”によって、婚活難民に陥ってしまったアラフォー女性のための〈婚活疲れにサヨナラ出来る読む処方箋〉。 〈目次内容〉 Chapter I 第1章 結婚という呪い、女という呪いの真実 1. 年齢という呪い 2. 女という呪い etc Chapter II 第2章 あなたは自分の人生を生きていますか? 1. 女は大量生産のワインになってはいけない 2. 他人の価値観で生きることは自分を殺すこと etc Chapter III 第3章 フランス女性は〈個〉で生きる 1.〈個〉で生きるから絶対的な愛が生まれる 2. フランス女性の〈ミーファースト〉的すがらない美学 etc Chapter IV 第4章 もっと本能に忠実にアナログに生きる 1. 情報化社会が恋の邪魔をする 2. 日本の婚活はビジネスである etc Chapter V 第5章 男VS女の構図から脱しないと恋は始まらない 1. 優雅ホルモンと勇敢ホルモンでいい 2. “おばさん”という呼び名はこの世にいらない etc Chapter VI 第6章 人生は一度きり。思いっきり恋に生きる 1. 日本がダメなら海を越えなさい 2. ダメンズとの恋は人生の肥やし etc 岩本麻奈(いわもと・まな) 皮膚科専門医 一般社団法人・日本コスメティック協会名誉理事長 Laboretoire ODOST顧問 ナチュラルハーモニークリニック顧問医師 巡活マッサージ(R)テクニカルスーパーバイザー エッセイスト コスメプロデューサー 美容ジャーナリスト  公式HP www.dr-mana.com  公式ブログ http://ameblo.jp/dr-mana/
  • 権力の館を歩く
    5.0
    1巻1,100円 (税込)
    歴代首相邸や政府・政党の建築物を訪ね、その空間と時間から権力者達の本性に迫る。 建築と政治の関係性という全く新たな視座を打ち立てるノンフィクション。 <目次> 「権力の館」の所在地 序論  テーマとアプローチ ――建築は政治を規定するか―― 総論一 西園寺の「坐漁荘」と近衛の「荻外荘」――「衣食住足って政治を知る」世界―― 総論二 「権力の館」をめぐる栄光と悲惨のパノラマ――『風見章日記』が捉える「建築と政治」―― 序 権力の館 事始め マッカーサー GHQ跡第一生命館 皇居を睥睨できぬひたすら実務の部屋 I 権力者の館 吉田茂 大磯御殿 政治も普請も道楽尽くす 吉田茂 目黒公邸 ワンマン好みの宮様の「光の館」 鳩山一郎 音羽御殿 人々を呼びこむ日だまりの丘 岸信介 御殿場邸 見果てぬ夢を館に託す 池田勇人 信濃町邸 箱根仙石原別邸 いつわりなき庭と石への執着 佐藤栄作 鎌倉別邸 ホンネ溶けこむ非政治の時空 田中角栄 目白御殿 東京への怨念と拡大する館 三木武夫 南平台邸 婦唱夫随の館の暖炉で燃やすの書類 福田赳夫 野沢邸 質実に徹した反時代の美学 大平正芳 世田谷区瀬田邸 命運分けた異例の郊外転居 中曾根康弘 日の出山荘 自然と同化する奥山の原風景 竹下登 世田谷区代沢邸 政界の父・佐藤栄作邸を居抜きで自邸に 宮澤喜一 軽井沢別邸 力ずく嫌いの決断の地 軽井沢町別荘地(戦中編) 宰相近衛と青年伯爵のバーチャル和平談義 軽井沢町別荘地(戦後編) 左社委員長も変装訪問した鳩山別荘 II 権力機構の館 首相官邸 上 保守本流は住まず、保守傍流と平成流が住む館 首相官邸 下 秩序と安定と孤高の館に「魔性の力」は蘇るか 貴族院・参議院 議事堂に埋め込まれた変わらぬ天皇秩序 衆議院 戦前戦後を生き抜いた垂直的な階層構造と配室 最高裁判所 交流乏しき静寂の司法府 検察庁 戦前は司法省と一体化、戦後は法務省とつかず離れずか 警視庁 帝都の警護そして首都の守りに七変化 財務省・大蔵省 戦前・戦後完成までに三十年の受難の館 日本銀行本店 輝きうせた三種の「権能」――権威・権限・権力を象徴する館 宮内庁庁舎 天皇の「権力」と「権威」を支え続ける濠の内外 枢密院 権力の喪失過程を象徴する「中空構造」 都庁舎 双頭の鷲にも似た「アーキテクトクラシー」 北海道赤れんが庁舎 近代日本を生き抜いた欧化の象徴 沖縄県庁・高等弁務官事務所 米軍と本土が映した戦後 III 政党権力の館 自由民主党本部 出入り自由、機能重視の「繁華街」 砂防会館 インフラ整備を背景に、党本部そして政権派閥の館へ 宏池会事務所 風化する保守本流の聖地 日本社会党(社会民主党)本部 フル回転した江田人脈 日本共産党本部 再現された「古き良き学校」のイメージ 公明党本部 鉄路ごしの創価学会との距離感の妙 民主党本部 連絡機能に特化した「ないない尽くし」 結 権力の館 事納め 小沢一郎深沢邸 「要塞」と化す政権交代の象徴 「権力の館」の原風景とコラボレーション ――あとがきにかえて――
  • K-POP原論
    -
    なぜ私たちの魂が震えるのか、その感動の秘密へ。至上のK-POP入門! 韓国=朝鮮と日本、双方の血を嗣〔つ〕ぎ、言語学者であり美術家でもある著者が、そして音楽をこよなく愛する著者が、ヒットチャートやお金などの市場の論理からではなく、言語学と美学の視座から、K-POP MV(ミュージック・ビデオ)のことば、こゑ〔コエ〕、音と光、そして身体性をこれでもかとばかりに愉しみ尽くす! Kアートの歓喜と喜悦の原理を読み解く、講義形式の評論エッセイ。 K-POP入門への珠玉の動画をYouTubeから厳選! 一瞬で跳べるQRコード150本、巻末にはさらに推薦リスト400本を掲載。 【目次】 K-POPの歴史地図 はじめに 前奏 これがK-POPだ--〈Kぽ〉入門のために 第一講 K-POPはどこに在るのか--なぜYouTubeか、なぜMVか 第二講 K-POP MVの世界像―― 詩と像と身体 第三講 K-POPのことば―--랩(レプ)とラップの間 第四講 K-POPの時間--変化を、変化を、もっと変化を 第五講 K-POPとはいかなる存在か--ことばと音と光が明滅する 最終楽章 K-POPに、栄光あれ--戦争と最も距離が遠いかたち 参考文献について おわりに 参考一覧 願望別 推薦MVリスト 人名索引 アーティスト名索引 事項索引 【著者】 野間秀樹 言語学者。美術家。東京外国語大学大学院教授、ソウル大学校韓国文化研究所特別研究員、国際教養大学客員教授、明治学院大学客員教授・特命教授などを歴任。著書に、『言語存在論』(東京大学出版会)、『言語 この希望に満ちたもの:TAVnet時代を生きる』(北海道大学出版会)、『新版 ハングルの誕生:人間にとって文字とは何か』(平凡社。韓国語版は、朴守珍・金珍娥・金奇延共訳、トルべゲ)など。
  • 芸術とは何か
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 美学者による、芸術の本質をめぐる哲学的思考。人間にとって美とは? 美と芸術の関係とは? 創造と伝統とは? 超越と内在とは?  【目次より】 芸術とは何か 一 美と芸術 二 人間と美 三 芸術と世界観 芸術の内容 芸術の歴史性について 芸術における創造と伝統 芸術制作における内在・超越の問題 あとがき 井島 勉 1908~1978年。美学者。京都大学名誉教授。京都帝国大学文学部哲学科卒。京都大学文学博士。専門は、西洋芸術哲学・芸術史。 著書に、『ヴィンケルマン』『芸術史の哲学』『ヨーロッパ芸術』『芸術とは何か』『美学』『美術教育の理念』『芸術とは何か』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 芸術の空間 造形芸術の言語への道
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 理論による芸術からの空間の剥奪に抗して──。彫塑性や色彩感という、概念の一般性のなかに包摂しえない個別的なものを、それ自体として把捉し、芸術の空間そのものが設定している運動のあり方を再考する。美学の因習からの脱却。

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  • 〈芸道〉の生成 世阿弥と利休
    3.0
    出会わざる二つの巨星、ここに出会う。 芸術と政治権力の矛盾に満ちた「共生」の秘密を解き明かす、ドイツ哲学の大家による鮮やかな新解釈。 将軍・足利義満の寵愛を受け、芸術界の頂点を極めた世阿弥は、しかし義教の時代に一転冷遇され、佐渡配流に。一方、織田信長に引き立てられ、豊臣秀吉に優遇された千利休も、最期は秀吉から自刃を賜ることになった。 「芸道と権力の矛盾的共生」を生きた稀代の芸術家二人は、弛緩と緊張の相半ばする時代と人生の只中で、能楽と茶の湯という芸道をいかにして成らしめたのか。時の隔たりを超え、二つの巨星を突き合わせることで見えてくる、日本的美の深奥としての「遊」の境地。 [本書の内容] 第一章 なぜ「世阿弥と利休」か  一 六百余年の忘却に埋もれていた世阿弥  二 「世阿弥と利休」という視座  三 世阿弥と足利義満・義教  四 利休と織田信長  五 利休と豊臣秀吉  六 「芸道」および「茶道」の概念史  七 東西の芸術観の比較  八 戦陣の中の遊楽 第二章 世阿弥と義教  一 足利義教――天魔と歌人が同居する将軍  二 『風姿花伝』の「花」  三 『風姿花伝』から『花鏡』へ――「秘すれば花」  四 「離見の見」――演者の目と観衆の目  五 「批判之事」――「貴人」の批評眼の意味  六 『金島書』――「こがねの島」佐渡へ/から 第三章 利休と秀吉  一 『南方録』研究史の概観――茶湯ニハ、昔ヨリ書物ナシ  二 下克上の時代の茶の湯  三 織田信長――夢幻の如く也  四 秀吉と利休――美をめぐる対峙と共生  五 『南方録』の美学  六 「利休死後」の利休 結語 「遊」、そして現代 あとがき 西田幾多郎の手紙(新史料)にちなんで
  • 芸人ラジオ Vol.2
    -
    丸ごと一冊、最初から最後までお笑い芸人ラジオの話題のみ 好評ムック本『芸人ラジオ』第2弾! 表紙・巻頭はぺこぱ! 松陰寺太勇ではなく松井勇太として、 シュウペイではなく成田秀平として 『オールナイトニッポンX(クロス)』に臨む2人を総力取材! その他、濃厚なロングインタビューで 芸人ラジオの“いま”を徹底解剖します。 〈CONTENTS〉 ■ぺこぱ(松井勇太&成田秀平)「ラジオは芸人を裸にする」 〈特集『じゃないほう芸人とラジオ』〉 ■村上(マヂカルラブリー) 「僕は言ってほしくないことがひとつもないんですよ。 “罠張り芸人”って自分で言ってるんですけど、 常に罠を張ってる意識で生きてるんで。 相手が言ってきたら『来い来い来い』って感覚ですね」 ■宮下兼史鷹(宮下草薙) 「ラジオって唯一自分のフィールドにできるところ。 “じゃないほう”真っ盛りの頃、僕はラジオに救われていました。 どんだけ嫌なことがあっても、原動力になってたんで。 ただ、今は聖域に悪魔が入ってるんで……」 ■小宮浩信with相田周二(三四郎) 「肝になるのはどっちってわけでもないし、 なかやまきんに君でもない。 『三四郎の』ってタイトルについてるから、 このまま2人のものにしていきたいですね」 ======================== ■オズワルド「NEO東京ラジオスタイル」 ■錦鯉「芸人ラジオ中年新人」 ■囲碁将棋「リスナーと真剣勝負する男たち」 ■大島育宙(XXCLUB)×野上大貴(ANNディレクター) 「大学お笑いと2021年の芸人ラジオ」 ■ヒコロヒー「彼女の美学」 ■向井慧(パンサー)「『向井と裏方』の喋り方」 〈巻末特別企画〉 ■東野幸治×吉田豪「無邪気に笑う“最強の観察者”」 〈特集『芸人ラジオへの過剰な愛情』〉 ■ORICON NEWS「ラジオマスコミの矜持」 ■くりぃむしちゅーのANN番組オフィシャルブック「消えぬ熱情が生んだ終了12年後の番組本」 ■ブレインスリープ「“脳が眠る枕”はなぜ芸人ラジオを推すのか?」 〈コラム〉 『2016年3月24日木曜日、深夜28時半、東京・有楽町、ニッポン放送裏口前——。』 相澤遼(RN時任三郎) 立川ヒロナリ(RN豆山ビーン) 菅沼和揮(RNエレファントかさ増し)
  • 月相セラピー
    -
    1巻1,760円 (税込)
    CONTENTS ●はじめに 月と地球と太陽が綾なす神秘を読み解く ●第1章 移りゆく「月の顔」で何がわかるのか?  太陽と月と地球の関係から生まれる月相  月相と自然との関係  月相と心と身体  さまざまな月相の考え方   4分割で観る   8分割で観る   28分割(28相)で観る ●第2章 「そのとき」の月相を調べる  生まれたときの月相を調べる  今日の月相  人生の「ある時期」の月相 ●第3章 28相の「月の顔」解説  月相の見方  第1相 種子 自分のペースで素早く行動に移す自由人  第2相 幼児 子どものような素直さで、楽しいことを追い求める  第3相 王女 豊かな才能を持ち、自分を満たすものに敏感  第4相 遠眼鏡 好奇心旺盛で情報収集に長ける知恵者  第5相 庭師 自分らしさを大切にすることで意志力も備わる  第6相 耕作者 自分のキャラクターを確立しながらも周囲に臨機応変に対処する  第7相 憧れ 自分の理想を思い描きながら、品性も失わない  第8相 格闘家 自分の中の主観と客観のせめぎ合いに迷いながら立ち向かう  第9相 見習い 自分の弱さを知ることで才能が磨かれる  第10相 騎士 運命に翻弄されながらも、信念を失わない  第11相 物理学者 自然界のあらゆるものに秩序を見出すことに喜びを感じる  第12相 先駆者 内面の葛藤をバネに真実を追求し、高みを目指す  第13相 美学者 美しいものを敏感に感じ取り、楽しむ知的表現者  第14相 メイド長 相手の求める「自分像」を巧みに演じ、役割を果たす  第15相 皇帝 発信力のすごさで「引き寄せ力」を発揮する  第16相 演技者 卓越した求心力で人を動かしながら、冷静さを失わない  第17相 求道者 部分から全体をイメージする能力、表現する能力に長ける  第18相 フィールドワーカー 「計画、実行、検証」から真実をとらえる  第19相 ラッパー むだを省き、効率を求め、最短ルートで解決に導く  第20相 プロデューサー 発信力と演出力で、周囲の人に影響力を持つ  第21相 法学者 情報の利便性・リスクを熟知し、自在に操る  第22相 役人 「行動」に移す実行力と、足元を見失わない着実さを併せ持つ  第23相 技術者 物事の対処法も対人関係もスキルとして確立  第24相 職人 現実世界を生き抜くルールを自ら作り、まわりも救う  第25相 革命家 自分の信念に基づき、自分だけでなく周囲の人々のために活動する  第26相 未亡人 生と死のはざまに立ち、現実世界と目に観えない世界を見渡す  第27相 聖者 他者の感情を敏感に感じ取り、助けを惜しまない  第28相 精霊 直感鋭く、運命の流れにのって歩む ●第4章 月相と各セラピーの利用法  月相とさまざまなセラピー  アロマセラピー  ハーブセラピー  フラワーエッセンスセラピー ●おわりに 「あたりまえ」という名の奇跡の中で
  • 現実とは? 脳と意識とテクノロジーの未来
    4.6
    脳に気づかれることなく「現実」を操作できる時代 あなたにとって「現実」とは? 「現実」って何? この当たり前すぎる問いに、解剖学者、言語学者、メタバース専門家、能楽師など各界の俊英が出した八者八様の答えとは。SR(代替現実)や脳と機械をつなぐBMI(ブレイン・マシン・インターフェース)などのテクノロジーの進展により、脳に気づかれることなく「現実」を操作できるようになった現代。科学と哲学の融合した「現実科学」がここから始まる。あなたの脳をあらゆる角度から刺激し、「現実」をゆたかにするヒントを提示する知の冒険の書。 〈本書目次より〉 現実とは『自己』である――稲見昌彦(東京大学教授/インタラクティブ技術) 現実とは『DIY可能な可塑的なもの』――市原えつこ(メディアアーティスト) 現実とは『あなたを動かすもの』――養老孟司(解剖学者) 現実とは『自分で定義できるもの』――暦本純一(東京大学教授/拡張現実) 現実とは『今自分が現実と思っていること』――今井むつみ(慶應義塾大学教授/言語心理学) 現実とは『現実をつくる』というプロセスを経ることによって到達する何か――加藤直人(クラスター株式会社CEO/メタバース) 現実とは『普段のルーティンな自己がちょっとずれた時に押し寄せてくる、すごい力』――安田登(能楽師) 現実とは『祈りがあるところ』――伊藤亜紗(東京工業大学教授/美学)
  • 現代アート経済学
    3.3
    「経済的な都市おこし」を目的としたヴェネツィア・ビエンナーレに代表される大規模国際展、経済動向を色濃く映し出す「アートフェア」やアジアのオークション事情、さらにはギャラリストやキュレーターといった「時代を動かすキー・プレイヤー」の動きから、美学や美術史の観点では語られることのない、「現在進行形・アートの見方」を包括的に示すとともに、日本の文化的プレゼンス向上に向けたヒントを探る。
  • 現代思想 2015年1月号 特集=現代思想の新展開2015 -思弁的実在論と新しい唯物論-
    -
    ■連載――●科学者の散歩道●第一四回   青い地球は誰のもの / 佐藤文隆 ■連載――●家族・性・市場●第一〇七回   精神医療現代史へ・追記 10 / 立岩真也 現代思想の新展開2015 思弁的実在論と新しい唯物論 【討議】 未来の自然 / Ph・デスコラ+中沢新一 【ポスト・ポスト構造主義へ】 物化せよ、存在者化せよ ブルーノ・ラトゥール試用 / 小泉義之 交差(キアスム)交換と人間 / 清水高志 【インタビュー】 思弁的実在論と新しい唯物論 / 千葉雅也 岡嶋隆佑(聞き手) 【思弁的実在論】 亡霊のジレンマ 来るべき喪、来るべき神 / Q・メイヤスー 岡嶋隆佑訳 【新しい唯物論】 新しい都市のマテリアリズム / 篠原雅武 【オブジェクト指向存在論】 環境主義 / T・モートン 小川緑訳 第一哲学としての美学 グレアム・ハーマンの存在論 / 星野太 【自然の美学】 眼差しなき自然の美学に向けて イメージ論の問題圏(二) / 岡本源太 コスミック・コスメティック 装いのコスモロジーのために / B・プレヴォー 筧菜奈子+島村幸忠訳 プロトタイプ 芸術作品の新たな身分 / E・デューリング 武田宙也訳 【「モダニティ」の彼/此岸】 存在論をおりること、あるいは転倒したプラトニズムの過程的イデア論 / 近藤和敬 暴力・テロル・情念 『革命について』に見る近代 / 重田園江 【討議】 「過ぎ去ろうとしない戦後」をどうするか / 赤坂真理+大澤真幸+成田龍一 ■研究手帖 歴史の想像力と民主主義 / 小山裕【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】

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  • 古代史悪党列伝 「正史」に封印された謎と真実
    -
    1巻440円 (税込)
    歴史の中で「悪」のレッテルを貼られているものどもは、ただ単に「政争に敗れたものども」にすぎないことがままある。その一方で、これまで「正義の味方」と思われていた英雄が、じっさいには、「本当の悪」だったということもありえるのだ。また、地域や立場の違いによって、人物評ががらっと変わることも十分考えられる。幕末の京都で暴れ回った新撰組がいい例だろう。倒幕派にすれば新撰組は極悪人だが、江戸幕府からみれば、「忠義の人々」である。敗れる側に自ら身を挺した彼らの姿に、「滅びの美学」を嗅ぎ取ることもできる。では、古代史の「ワル」どもの正体はいかなるものだったのだろう。悪徳の天皇と罵られた雄略天皇。天皇家をないがしろにした蘇我入鹿。独身女帝を手玉に取り、皇位を簒奪しようとした道鏡などなど。古代史には個性豊かでふてぶてしい輩がわんさかといる。彼らの正体はいかなるものだったのか。古代史の「ワル」どもの正体を明かしていこう。

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  • 滑稽の研究
    -
    「のらくろ」の巨匠が「滑稽とはなにか」?」を真摯に探求する! 国内外の美学、修辞学、論理学等の著作から滑稽論を渉猟し、理論的バックボーンを追求。また、芸能・文芸・絵画の史料にその発祥を求める。滑稽理論の実例として、実作者ならでは、自身の作品を豊富に使用。また、愛弟子の長谷川町子ほか同時代作家の作品も、あたたかな解説とともに掲載する。
  • 骨董掘り出し人生
    4.5
    カネのない辛さにも、ニセモノをはめられるのにも、古伊万里をひろめたのにも、すべてに意味がある……。「開運!なんでも鑑定団」の名物鑑定士が、流転の少年時代、つらい修行時代を振り返る。失敗も人との出会いも、すべて自分の糧に……骨董を掘り出すように、人生も掘り出してきた著者の実践的骨董修行記。目利きの成り立ち、ホンモノとニセモノの見分け方、真のお宝のみつけ方など、実践から生まれた豊かな知恵と生きるヒント。骨董に限らず中島美学の神髄が満載。

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  • 子どもはみんな天才脳!
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 女子水泳界のスター池江璃花子選手はEQWEL(イクウェル)で育った! いま話題の「幼児教育EQWELメソッド」が初のコミック化 EQWELチャイルドアカデミー本八幡教室オーナー 母・池江美由紀先生が語る子育てエピソードに感涙 子どもを天才に育てる驚異のEQWELメソッド 1 夢を実現する「イメージ力」の鍛え方 2 集中力と記憶力を高める「暗唱」のすすめ 3 やる気を高める「達成感」の持たせ方 子どもの才能がみるみる開花する! ママがすぐにできる! ちょっとした工夫の知育法が満載。 日本水泳界の女子スイマーとして日本記録を次々塗り替え、 いまやアジア一速い池江璃花子選手。 世界の女子水泳界でも注目の的だ。 池江選手のお母さんはEQWEL本八幡教室オーナーにして現役の名物講師。 また知育実践の教育者としての顔をもっている。 池江選手は0歳からEQWELのイメージトレーニングで育ってきた。 「目標を達成するための人間力」や「人から愛される人間性(愛嬌)」もまた、 EQWEL教育の賜物といえよう。 なぜEQWELメソッドはこれほどまでに天才や成功する子どもたちを輩出できるのか その秘密に迫ったコミックエッセイが本書です。 「子どもの才能がみるみる開花する! ママがいますぐできる! ちょっとした工夫がいっぱいの子育て法」が満載です! 池江選手親子の子育てエピソードは必見、必読、感涙ものです! 《もくじ》 第1章●はじめましてEQWEL(イクウェル)です! 第2章●イメージがわかりやすく実現した日 第3章●夢を叶える扉池江璃花子選手を育てたイメージトレーニング 第4章●池江美由紀先生の雲梯のすすめ 第5章●暗唱のすすめ 第6章●息子の初夢 第7章●ほめて欲しい 第8章●なんでそんなにかしこいの 著者について さとるみ漫画家・イラストレーター。 大学では美学美術史を専攻。学芸員の資格と、中学・高校美術教諭免許を取得。 卒業後は、オーダーメイド・ファニチャーの会社へ就職。 担当した物件は、個人宅からホテルまで。 家具全般の制作図面を引き、工場へ発注、現場で職人さんへの施工指示など一通りをこなす。 1年10カ月で退社し、憧れだった漫画家の道へ。 半年後、紙面デビュー。その後あれよあれよという間に仕事が舞い込む。 人生2度目の転職?で、EQWEL講師となる。 監修紹介EQWELチャイルドアカデミー最新の研究成果や専門家の知見を取り入れ、 子どもの能力開発・英才教育の研究に30年にわたり取り組み続けてきた 幼児教育のパイオニア的存在。 EQWEL独自の「脳と心を育てる」教育メソッドは、0歳児から12歳の小学生まで、 子どもたちの才能を無限に伸ばすことを目的としている。 また、本来子どもが持って生まれた「活きる力」を最大限育むために、 親子一緒に楽しみながら遊び、学ぶ教室として定評がある。 2018年イード・アワード〈幼児教室部門〉総合満足度No.1最優秀賞を受賞(5度目)。
  • 木花開耶姫の霊言 ―「大和の心」の源流を語る―
    4.5
    桜の花が咲き、散ってゆく その儚はかなくも 美しい姿こそ、 大和の心。 富士山と桜の花に深いご縁の あった木花開耶姫。 およそ三万年前、富士山近くに 天御祖神が降臨された話と その尊い教えを語られる。 この国のほんとうの始まりが いっそう鮮やかに明らかに。 〇「天・地・人」の教えや  「正邪」の教えも  天御祖神からはじまった 〇天御祖神の教えは古代中国や  アフリカにも伝わった 〇たび重なる火山噴火  富士王朝の盛衰の歴史とは 〇言葉に、身のこなしに、気遣いに  その人の魂の美しさは現れる 〇ほんとうの美しさとは何か  儚さのなかに宿る永遠なるもの ■■ 木花開耶姫(このはなのさくやびめ)の人物紹介 ■■ 『古事記』『日本書紀』に登場する女神。富士山本宮浅間大社や全国の浅間神社に祀られている。邇邇芸命(天照大神の孫)の妻であり、火照命(海幸彦)や火遠理命(山幸彦)を産んだ。 目次 まえがき 1 富士山と桜にゆかりのある木花開耶姫 2 女性の本当の美しさについて 3 桜の花にたとえて説いた「転生輪廻の仕組み」 4 「男の美学」と「女の美学」を併せ持つ日本文化 5 国を護るために身を捧げることについて 6 富士山信仰と天御祖神の教えについて 7 三万年に及ぶ日本文明の盛衰について 8 木花開耶姫の「魂の役割」と「転生の秘密」 あとがき
  • これからの時代を生き抜くための 文化人類学入門
    3.9
    「人新世」というかつてない時代を生きるには、《文化人類学》という羅針盤が必要だ。 ボルネオ島の狩猟採集民「プナン」と行動をともにしてきた人類学者による、“あたりまえ”を今一度考え直す文化人類学講義、開講!! 【内容】 本書は、ボルネオ島の狩猟採集民「プナン」との日々を描いたエッセイ『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』が話題となった人類学者・奥野克巳による、私たちの社会の“あたりまえ”を考え直す文化人類学の入門書になります。 シェアリング、多様性、ジェンダー、LGBTQ、マルチスピーシーズ…といったホットワードを文化人類学の視点で取り上げ、《人新世》と呼ばれる現代を生き抜くためのヒントを、文化人類を通して学んでいく一冊です。 【構成】 ◆第1章 文化人類学とは何か 地球規模の時間で人類を考える/「世界は人間なしに始まったし、人間なしに終わるだろう」/ここではないどこかへ――外の世界を知り、己を知るための学問/異文化への関心と旅の時代――文化人類学はいかにして誕生したのか/現地調査と系図法の発明/人類学者マリノフスキとインディ・ジョーンズの知られざる出会い/フィールドワークによって描かれた『西太平洋の遠洋航海者』/藪の中のシェイクスピア/「自分に近いものはよく見えるが、遠く離れたものはよく見えない」/結婚と離婚を繰り返すプナン/多種多様な家族のあり方/近親相姦の禁止が「家族」と「社会」を作った!?/人間生活の現実を描く/人間の生そのものと会話する ◆第2章 性とは何か 自然としての性、文化としての性/さまざまな生き物たちの多様な性/正直者とこそこそする者の生存戦略/子殺しをするラングール/ボノボの全方位セックスは「子殺し」回避のため?/霊長類における発情徴候の有無/なぜ、ヒトには発情徴候はないのか?/生物進化の産物としてのホモセクシュアル/精液を体内に注入し男になるサンビア社会/複数の父親がいるベネズエラのバリ社会/セックスでは子どもはできないと考える人々/「性肯定社会」と「性否定社会」/「性の楽園」ミクロネシア/性を忌避するグシイ社会/女性の性器変工の是非/男性の性器変工に見る民主的快楽/死者と交わる儀礼的セックス/五つもジェンダーがあるブギス社会/近未来のセックス――宇宙でセックスすることは可能か? ◆第3章 経済と共同体 贈与と交換から人間の生き方を考える/狩猟採集民プナンの暮らしから/ランプの下で神話を聞く/歩く小屋の神話の謎/富を生み出すフンコロガシの神話/惜しみなく与えるマレーグマの神話/プナンの気前のよさはどこから来るのか/気前のよさと所有欲との葛藤/「ありがとう」という言葉を持たないプナンの人たち/プナンは平等であることに執拗にこだわる/喜びや悲しみもみんなで分かち合う/所有することの是非/気前のよいビッグマンがプナンのリーダー/ものを常に循環させる「贈与」/キエリテンの神話が語るリーダーの資質/糞便の美学/「ない」ことをめぐって/「贈与の霊」の精神が生み出すプナン流アナキズム/循環型社会の未来を考えてみよう ◆第4章 宗教とは何か 人間が人間であるために欠かせない「宗教」/なぜ卒業式をしなければいけないのか/挨拶という儀礼的行為/時間はどのように経験されるのか/時間は本来、区切りのない連続体だった/儀礼によって私たちは人生を生きる/時間の感覚に乏しいプナン/文化人類学の理論「通過儀礼」/東ウガンダの農耕民ギスの苛酷な成人儀礼/ボルネオ島先住民ブラワンは二度死体処理をする/バリ島民は海で泳がない/人間が人間であるためには/無礼講のコミュニタスが日常を活性化する/ヨーロッパ人の関心を掻き立てたシャーマニズム/脱魂と憑霊のシャーマニズム/世界各地に存在するシャーマニズム/シャーマニズムの弾圧と再評価/現代の都市住民のためのネオシャーマニズム/自閉症の少年を癒すシャーマニズム/二つの世界が往還するアニミズムの世界観/人とカムイと熊が一体となるアイヌのアニミズム/知られざる呪術の世界を分類してみる/邪術師は誰だ!?――邪術告発の事件/妖術は不幸を説明する/現代にも息づく呪術の世界/別の仕方で世界に気づく術 ◆第5章 人新世と文化人類学 文化人類学は自然をどう捉えてきたのか?/動物は「考えるのに適している」/動物は「食べるのに適している」/動物は「ともに生きるのに適している」/多種が絡まり合う世界へのまなざし/オオコウモリ、果樹、人間の絡まり合い/ハゲワシ、牛、病原体、人間の絡まり合い/人新世の時代に多種から考える/人間中心主義を問い直す――人類学の存在論的転回/存在論的デザインとは何か/「デザインしたモノによって、デザインし返される」/多種が作り上げる未来に向けて開いていく ◆第6章 私と旅と文化人類学 自らを野に解き放つ「旅」としての文化人類学/Mさんとの出会いと「日本脱出」の野望/メキシコ・シエラマドレ山中のテペワノへの旅/バングラデシュで出家して仏僧となり、クルディスタンを歩く/インドネシアでの一年間の放浪/二つの文化人類学のフィールドワーク/旅の経験は、自分も他者も変える 奥野克巳(おくの・かつみ) 立教大学異文化コミュニケーション学部教授。1962 年生まれ。 82 年メキシコ先住民の村に滞在、83 年バングラデシュで上座部仏教僧、84年トルコを旅し、88 ~ 89 年インドネシアを一年間放浪。 94 ~ 95 年ボルネオ島焼畑民カリス、06 年以降同島狩猟民プナンのフィールドワーク。 単著に『絡まり合う生命』『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(どちらも亜紀書房)など。 共著・共編著に『マンガ人類学講義』(日本実業出版社)、『今日のアニミズム』『モア・ザン・ヒューマン』(どちらも以文社)など。 共訳書にエドゥアルド・コーン著『森は考える』、ティム・インゴルド著『人類学とは何か』(どちらも亜紀書房)など。
  • 5歳からの哲学
    4.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は5歳から上の子どもたちに哲学の手ほどきをする本です。 現役の小学校教諭と大学の哲学教授の共同執筆によるもので、実践的かつ学術的。子どもの思考力、集中力、そして議論する力を飛躍的に伸ばします。 哲学を学んだ経験がなくても心配はいりません。子どもに哲学を教える作業の第一歩は、まず子どもに哲学的な議論をするチャンスを与え、その議論に集中させることです。本書のプランに従って、親と子、先生と子どもたち、いっしょに哲学を楽しみましょう。 本書を使えば以下の力が自然に身につきます。 目次 1 政治哲学 公平さとルール こぐまのピクニック――どういうことを公平って言うのかな? 1 ガビンのすなば――どういうことを公平って言うのかな? 2 動物たちのおやつ――どういうことを公平って言うのかな? 3 学校の決まり――決まりはいつでも必要なこと 2 環境哲学 草地、ゴミ、リサイクル グリーンヒル村――自然はそのままのほうがいいのかな 象の水遊び――自然にあるものはなくならないの ゴミ箱ベニー――リサイクルはなぜしなくてはいけないの 3 社会哲学 友だちと人間関係 こぐまの友だち――友だちってなんだろう 1 ウイリアムとアーサー―友だちってなんだろう 2 エマとサリー―友だちってなんだろう 3 羊のメーシー――みんなちがっていていいの 大きなこぐまは転校生――仲間を作ること 4 倫理 美徳と悪徳 サムの「親切の日」――親切って、どんなこと カースティのうそ――ほんとうのことを話すべきなの 魔法の言葉――「ありがとう」を言うために けちんぼテッド――プレゼントのお返しについて 自分本位なカバ――自分勝手はいけないの なまけものの毛虫――なまけものは悪いこと 食いしんぼうのウサギ――よくばりなのは悪いこと 5 美学 美しさ、絵、物語 美しいもの――だれもが同じに美しいと思うのかな ネコ――ほんものかどうか、見分けられるかな 海辺の散歩――ほんとうのことと空想のこと 洞窟のモンスター――こわい話とほんとうにこわいこと 6 心の哲学 感情、何かを信じること、人 おこりんぼパッチ――どんなときなら、おこってもいいの ウサギとネズミ――いつでもこわがるべきなの ハッピーなスージー――なにがわたしたちを幸せにするの 悲しいテッド――なんで悲しくなるんだろう アンディのけが――いたいことはどんなときにも悪いこと ロボットのアイザック――ロボットと人のちがいはどこにあるの 7 認識論 夢と錯覚 ミリーの悪夢――どうしたら夢じゃないとわかるの? 1 学校の夢――どうしたら夢じゃないとわかるの? 2 水中のエンピツ――目に見えるものは、すべてそのとおりなのかな 8 形而上学 何が真実か ネコのアンガス――ほんものと物語のなかの動物はどうちがう 数――数はほんとうにあるものなの テセウスの船――なにかとなにかが同じであると言えるには 【土屋陽介先生からの一言】 公平について/決まりについて/環境について/環境について 2/友だちについて/違いについて/自分と違う人を受け入れること/徳について/悪徳について/本物について/感情について/ロボットについて/夢と現実について/数について/同じということについて
  • GOTHIC-R ゴシック再興 ~闇に染まれ (トーキングヘッズ叢書No.96)
    -
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ゴシックの源流から、ゴシックの精神を受け継いだ現代の作品まで、いま再びゴシックを多様な視点から照射する。 ゴシック精神は不滅だ! ★特集以外にも、書評、映画評、舞台評、展覧会紹介、エッセイなど満載です! 【主な内容】 ◎ゴシック精神とは何か~反理性の闇を愛でよ ◎ゴシック作品に通底する精神とは?~唐戸信嘉『ゴシックの解剖 暗黒の美学』 ◎闇の世界への誘惑者としてのドール=衣×森馨/ALICE×DOLL展/ヒロタサトミ/Velvet Knot Doll Exhibition/遠山涼音 ◎田村幸久~修羅と鬼が殺し合う悪夢的ビジョン ◎SRBGENk~血塗れたボディアートとオカルト的ダークネス ◎ゴシック建築小考 ◎ゴシックと廃墟美について ◎最新の身体改造が集うベルリンでの国際会議BMX ◎Black Veil Children~TAIKI氏のゴスカルチャーの洗礼を受けて ◎楽しい地獄で夜遊びを!~キャバレー・ドゥ・ランフェール ◎破滅を生きる地雷系女子 ◎茶番と化したゴシック的恐怖~ラース・フォン・トリアー「キングダム」 ◎クラシックに回帰するゴシックホラー映画 ◎ゴシック的頽廃美を秘めた『オペラ座の怪人』の魅力 ◎精霊と交感する少女~映画『ミツバチのささやき』とフランケンシュタイン ◎クィアでフリークな南部ゴシック~『風と共に去りぬ』から『ノーカントリー』まで ◎シェヘラザードは何を語ったか~『千夜一夜』とそのゴシック化 ◎ゴシックホラーの3大モンスターは、こうして生まれた ◎倉阪鬼一郎のゴシック俳句・短歌ワールド ◎時代を経てなお輝きを増すゴシック・ジュブナイル~ルイスと不思議の時計シリーズ ◎山野浩一のネオゴシック論~二十世紀の前衛文学を包括的に名ざすこと ほか
  • 〈誤謬〉論 : カント『純粋理性批判』への感性論的アプローチ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 広義の〈美学〉,すなわちこの語の語源である〈感性の学〉の視点からの,カント『純粋理性批判』の徹底的かつ精緻な読み込みと解きほぐしにより,その本来の主題でありながらこれまで等閑に付されてきた〈誤謬推理〉の構造を炙り出す論争的書。

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  • 西郷隆盛 滅びの美学
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    豪放磊落に振る舞いながら、実は人間嫌いで常に「死にたい」という思いを抱える、悲哀と無常の人であった西郷。何より「義」を重んじながら、冷徹な戦略家でもあった西郷。その深い矛盾に満ちた人間性こそが、西郷の魅力の源泉であった――明治維新という奇跡の革命を成し遂げ、最後は西南戦争で武士道に殉じた「滅びの美学」を、書簡や直話など、西郷自らの言葉から描き出す。明治一五〇年を迎え、新たな国難に直面する日本。矛盾を生ききった「最後のサムライ」の姿から、私たちはいかに生きるべきかを問う、魂の西郷論。
  • 斎藤一人 男の美学 女の美学
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    ※電子書籍版には、表紙画像や中吊り画像に掲載されている一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または一部の画像が修正されている場合がありますので、内容をご確認の上、お楽しみください。 “美学”とは何なのか?それは“究極のこだわり”と言っても過言ではありません。 美しく、楽しく、軽く生きるという、 一人さん、はなゑさんが持つ独自の“美学”論を紹介。 仕事、自分、男と女・・・、 未来が明るくなり、うまくいく、 生き方のヒントが満載です。 <コンテンツ> ■はじめに ■第1章 斎藤一人 仕事の美学 ~一人流・成功の秘訣とは~ ■第2章 舛岡はなゑ 自己愛の美学 ~自分を好きになるために~ ■第3章 斎藤一人 男と女の美学 ~お互いを高めあう関係の大原則~ ■第4章 舛岡はなゑ キレイの美学 ~見た目も心も磨いて幸せに~ ■第5章 今知りたい! 仕事、恋愛、人間関係に悩む人からの16の人生相談 一人さんとはなゑのエピソード おわりに
  • 斎藤一人 思いは現実になる
    4.5
    発行:信長出版 自らの“思い”を現実にして、日本一の大富豪にまでなった斎藤一人さん。そんな 一人さんと、信長による対談シリーズの第4弾。“思考は現実化する”ことが可能になれば、 誰だって一人さんみたいに成功できるはず。その秘訣は何? そんな問いに、 「思いがすべてだよ。でも、大事なのは“思いの軽さ”だよ」と語る一人さんが、 今回もお金・夢・自由・恋愛・楽しさなど、すべてを叶える大富豪の レッスンを惜しみなく大公開! 世界でたったひとつだけの一人さんの思考法を 身につければ、誰だって自分の“思い”を現実にして、思うがままの人生を生きられるはず。 一人さんの成功のヒントと生き方の美学が学べる一冊です。 =Contents= ●願い事は軽く願う!? ●思考は不可能も可能にする!? ●成功に苦労は必要ナシ!? ●恋愛も真面目になっちゃダメ!? ●結婚だって頑張らない!? ●貧乏な家に生まれたらお得!? ●ウツになったらウツを味わえ!?...etc.
  • 斎藤一人 自由力 自分を解き放ち、そのままの自分で大成功する方法
    5.0
    1巻1,386円 (税込)
    発行:信長出版 日本一の大富豪であり成功者として知られる斎藤一人さんと、カリスマホストから事業家への道を歩む信長による対談シリーズの第3弾。 今回のテーマは、「自由」について。 「自由に生きるって難しいんだよ」と語る一人さんの世界一ユニークな自由論とは? 自由人として生きていくためにはどうすればいいの? 自由に生きる方が成功できるって本当? そして、自由力を身につけて、最高の幸せをつかむための方法とは? 「人は、自由に生きることでしか幸せになれないんだよ」と語る一人さんが教えてくれる人生の美学は、今回もすべての人にとって、自分の生き方や人生を見つめなおすきっかけになるはずです。 「今、自分は自由に生きている?」そんなことを改めて問いかける一冊です。 =Contents= ●女性にとって、どんな生き方が一番幸せなの? ●女性は自分の強さに気づいていない!? ●女性が世の中を裏で動かしている ●女性の唯一の弱みは“惚れる”こと ●自己責任ならどんな生き方もあり ●男はもっと愛を語るべき? ●命まで懸けなくていい

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