ビジネス・実用 - 美学作品一覧

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  • 神経美学 美と芸術の脳科学
    4.5
    1巻2,200円 (税込)
    神経美学(neuroaesthetics)とは認知神経科学の一分野であり、脳の働きと美学的経験(美醜、感動、崇高など)との関係や、脳の機能と芸術的活動(作品の知覚・認知、芸術的創造性、美術批評など)との関係を研究する新しい学問である。神経科学者だけでなく、心理学者、哲学者、アーティスト、美術批評家などが参画する学際領域であり、近年ヨーロッパや北米を中心に盛んに研究成果が発表されている。 本書は、その誕生から今日までの約15年余りの成果をわかりやすく紹介する入門書である。神経美学の定義からはじまり、絵画と音楽などの芸術の美や、道徳や数理などの「視えない美」における脳の働きを説明し、芸術や外面的特徴だけではなく、美が様々な対象に現れることを示す。つづいて、文脈や状況によって変化する美的判断の柔軟性、美しさと醜さの違い、悲哀の中にある美、美と快感の関係、芸術的創造性などについて、最新の脳機能研究成果を紹介していく。最後に、これまでの脳機能研究の視点から美的体験の認知的枠組みを示し、美の感覚はどのような機能をもち、われわれにどのような恩恵をもたらすのかを論じる。
  • 近代美学入門
    4.4
    近代美学は、17~19世紀のヨーロッパで成立しました。美学と言っても、難しく考えることはありません。「風に舞う桜の花びらに思わず足を止め、この感情はなんだろうと考えたなら、そのときはもう美学を始めている」ことになるからです。本書は、芸術、芸術家、美、崇高、ピクチャレスクといった概念の変遷をたどり、その成立過程を明らかにしていきます。
  • 今ある環境から逃げる勇気。遁走の美学。10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の16ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 【書籍説明】 辛いことから逃げない・・・石の上にも3年・・・根性・・・忍耐・・・正々堂々と、 どれをとっても日本人の好きな言わばポジティブな素晴らしい言葉ばかりです。 当然その先の未来には「辛抱すれば何とかなる」「苦労は必ず報われる」と言う、何らかの見返りがあるが故の先人の教えでもあります。 そして、私達の多くが子供の頃から「我慢」「忍耐」と言うキーワードをすり込まれ教育されて来たはずでもあり勿論、 日本人の「真面目さの美学」は賞賛に値するものでもありますが、 時としてこの真面目さは報われない真面目さとして不幸な状況を生み出すのも現実です。 ここ最近では、ブラック企業と呼ばれる会社の過酷な労働環境においても「忍耐」を貫き通した挙句、 企業に殺される人や自ら命を絶つ人も少なくありません。 この企画の背景には、私自身の身近な同僚の過労死という現実がきっかけとなっており、 生活の多くを犠牲にして企業へ尽くす忠誠心と過酷な労働は、 結果「急性心筋梗塞」による過労死で45歳という若さでこの世を去ってしまったことがきっかけとなります。 企業の一駒でしかない個人の死は、決して英雄視されることなどなく、時間と共に忘れ去られて行きます。 そして、そこには残された家族の深い悲しみと働き手を亡くしたことによる貧困という現実だけが残されることとなります。 【目次】 【1】「逃げる」という罪悪感 【2】会社から逃げる! 【3】借金から逃げる! 【4】偉人達の名言 【5】偉人達の逃走伝説 【6】戦略としての「逃げ」 【著者紹介】 牧村実(マキムラミノル) 福島県在住。不動産業の会社に勤務。 著書にサラ金マネー暴走史・マイホームブルース。 又被災地のルポライターとしても活動中。
  • エピソードで綴る 鍵山秀三郎の美学
    -
    鍵山秀三郎の周りには、なぜ人が集まるのか? 彼の「美学」とは何か。東日本大震災のとき、被災された方々は、秩序を失わず他者への配慮をし続けた。一つのおにぎりを手に入れるために、列を乱さず整然と並び、そのおにぎりを分け合ったり、自分も必要な毛布を人に譲ったなどの美談は、枚挙に暇がない。自身の命を捧げて、多くの人びとの生命を救われた方も大勢いた。その姿は、世界中の人から称賛された。これこそが日本人の「美学」である。いまが、日本人の美学を取り戻す絶好のチャンスである、と著者は言う。そして、その「美学」の生きたお手本として推奨するのが、「掃除の神様」鍵山秀三郎である。長年、彼と接してきた著者が、鍵山の生活全般にわたる「美学」を紹介する。「鍵山本人にすべてお目通しいただいた内容である。しかもそのほとんどは、私自身がその現場にいた内容ばかりである。……貴重なエピソード集だと自負している」
  • 「美味しい」とは何か 食からひもとく美学入門
    3.0
    あるものを「美しい」「醜い」など評価するとき、私たちは何を考えているのか。評価を下す基準となる「センス」とは。こうしたことを考える学問が美学だ。本書は絵画や音楽ではなく、身近な食事からその扉を開く。「美味しい」「まずい」という評価は人それぞれ? レビューサイトの情報があると、純粋に食事を楽しめない?美食の感動は言葉にすべきじゃない? インスタントラーメンは芸術か? やさしくも奥深い美学入門。
  • 大人の美学~245の視点
    -
    今日からできる美しく年を重ねる245の知恵 これからどうやって歳をとっていこうかーー。 245の本や映画、世界の知性から学び取った視点とは。 『ココ・シャネルの言葉』など言葉シリーズ累計50万部の著者による渾身の書き下ろし。
  • 女ことばってなんなのかしら? 「性別の美学」の日本語
    4.5
    日本語の「女ことば」。それは日本人に根付く「性別の美学」の申し子である。翻訳家としてドイツ語・英語に長年接してきた著者が、女ことばの歴史や役割を考察し、性差の呪縛を解き放つ。
  • 危険な「美学」(インターナショナル新書)
    4.0
    「美しさ」そのものに潜む危険! 芸術作品が政治利用されることの危険についてはあらゆる本で論じられてきましたが、本書は、「美」あるいはそれを感じる感性そのものに潜む危険を解き明かした一冊です。第1部では高村光太郎の詩「必死の時」やジブリ映画「風立ちぬ」を例に、「美」は人を幻惑し、判断をくるわせてしまうことを説き、第2部ではトマス・マンの『魔の山』で描写された結核患者の美や戦時中の「散華」を例に、「美」が負を正に反転させてしまう恐ろしさについて論じます。いわば、「美学」という学問の画期的な実践編です。
  • 昨日の自分に負けない美学
    4.0
    ■優勝宣言、矢野ガッツ、男泣き……失敗しても人を育て続けるその原点とは? 2軍監督時代に優勝し、その後1軍監督で3年連続Aクラス。 2021年シーズンは5厘差での悔しい思いをした阪神タイガース。 超積極野球で盗塁数3年間リーグ1位を記録し、 失敗しても楽しむという野球界ではタブーとされるプレーを続けた矢野野球の秘密に迫ります。 ■その原点とは“予祝(よしゅく)”と呼ばれる「先に喜び、先に祝うことで、 その現実を引き寄せる、日本人がやっていた夢実現法」です。 古来日本人は、貧しくても笑い転げ、先に未来を祝う民族でした。 そのことをよく表しているのがお花見です。 お花見は、秋にたわわに実る稲穂を桜の花びらに見立て、秋の豊穣を祝い、 その下で喜びに満ちた感情でお酒を飲み楽しむことです。 そんな思いから発した矢野監督の優勝宣言、そして感情をいっぱいに表現する心のあり方矢野ガッツ。 苦しくても楽しもうとした姿勢はここにあります。 いまを楽しむことが夢の実現(優勝)につながることを信じて野球を続けています。 ■かっこいい大人になる。これがこの本の最大のテーマです。 「俺たちの野球」を通してかっこいい大人の姿を見せるにはどうしたらいいか、 勝つことだけではなくその姿に魅了されるにはそうしたらいいか、矢野監督の人生観とともに、 予祝マスターのひすいこたろう氏、大嶋啓介氏が掘り下げていきます。
  • 狂言の美学 POD版 演劇学的アプローチ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本には喜劇がないといわれる。一方、狂言は笑劇・喜劇的性質ゆえに低く評価される傾向にある。本書は、日本最初のせりふ劇とされる狂言を演劇史のなかで正確に位置づけ、さらにイギリスの初期喜劇や西洋演劇との比較研究を試みながら、狂言の本質を具体的に考察。西洋の中世劇が消滅したにもかかわらず、能との提携によって、今日まで連綿と生きながらえてきた、その秘密と魅力にせまる。
  • 斎藤一人 男の美学 女の美学
    -
    ※電子書籍版には、表紙画像や中吊り画像に掲載されている一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または一部の画像が修正されている場合がありますので、内容をご確認の上、お楽しみください。 “美学”とは何なのか?それは“究極のこだわり”と言っても過言ではありません。 美しく、楽しく、軽く生きるという、 一人さん、はなゑさんが持つ独自の“美学”論を紹介。 仕事、自分、男と女・・・、 未来が明るくなり、うまくいく、 生き方のヒントが満載です。 <コンテンツ> ■はじめに ■第1章 斎藤一人 仕事の美学 ~一人流・成功の秘訣とは~ ■第2章 舛岡はなゑ 自己愛の美学 ~自分を好きになるために~ ■第3章 斎藤一人 男と女の美学 ~お互いを高めあう関係の大原則~ ■第4章 舛岡はなゑ キレイの美学 ~見た目も心も磨いて幸せに~ ■第5章 今知りたい! 仕事、恋愛、人間関係に悩む人からの16の人生相談 一人さんとはなゑのエピソード おわりに
  • 新選組武士道 : 「退くな!」の美学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「武士道とは死ぬこととみつけたり」(葉隠)という観念的武士道に対し、新選組は「武士」本来の姿である「戦い」を本分とした、日本史上唯一の剣戟職能渡世集団であった。新選組の精神を解き明かす。

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  • 新訂版 タモリのTOKYO坂道美学入門
    4.0
    「坂道」の世界にようこそ! 日本坂道学会副会長のタモリがTOKYOを激写し、こだわりの「よい坂」を紹介。散策によし、デートによし! これ1冊でいつもの街歩きが断然面白く変わります! タモリが考える「よい坂」とは―― 1. 勾配が急である 2. 湾曲している 3. まわりに江戸の風情がある 4. 名前にいわれがある。(この作品は『TOKYO★1週間』の連載を2004年10月に単行本化したものです)
  • 新版 人体美学 今ある悩みに効く女性のための力学体操
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 女性のからだの最重要ポイントは「骨盤」です。 骨盤は、からだを支える大切な土台であると同時に、骨盤内には子宮や卵巣など大切な生殖器が収められているため、女性の美容と健康を司る場所。 また、女性の骨盤は男性とは形も違い、子どもを産むために開閉するため、動きやすいことが最大の特徴。骨盤を正しい位置に戻し、ときに生理をチャンスと捉えて骨盤を調整することで、美しく健康なからだに導いていくのが本書の目的です。 女性が大切にしたい「骨盤」と「腰椎4番」にはたらきかける “女性のための人体力学体操”を集約! 「下がり腰」を解消 腰のアーチの感覚をつかむ基本の体操 骨盤からからだを変える 3ステップ骨盤調整法 生理はからだをリセットするチャンス 生理終了時に行なう骨盤をぎゅっと引き締める体操 ほか ※本書は2012年に刊行された『人体美学 今ある悩みに効く女性のための力学体操』の新版です。内容は同じものになりますので、あらかじめご了承ください。
  • 絶対音楽の美学と分裂する〈ドイツ〉 十九世紀
    -
    1巻2,860円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 19世紀ドイツは、ついに自他ともに認める〈音楽の国〉へと上り詰めたが、国家統一をめぐる覇権争いは〈ドイツ音楽〉の理念をも引き裂くことになった。「絶対音楽」をめぐる不協和音から近代ドイツのナショナル・アイデンティティが孕む捻れを照射する。第37回「サントリー学芸賞」受賞。
  • 辰野勇 モンベルの原点、山の美学
    4.2
    日本のアウトドアブランドの雄「モンベル」創業者・辰野勇。世界最年少記録(当時)アイガー登攀、資本金ゼロからの起業、ショップを通じた地域貢献……登山から学んだ人生哲学を語る。
  • 中国詩文の美学(中国学芸叢書)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 声律や対句などの技法により、緻密に構築された中国の詩と文。その表現形式を支える美の理念と原理に着目し、それが詩文の形式の創出にいかに生かされていったかを追跡。長い時間をかけて詩文形式が醸成されていくさまを俯瞰的に観察する。初めに、六世紀の文学理論書『文心雕龍』を美の原点にすえ、それが提起した問題点を、のちの理論家がどのように実践面で取り入れ形式美を創出していったかを、主に『文鏡秘府論』所収の文献から考察。その上で、律詩の形成過程を歴史的に考証して、五言律詩が漢代から六朝の宮廷詩人により形成される過程や、唐代の杜甫が試行錯誤を経ながら七言律詩を確立する過程に光を当てる。さらには、文に目を転じ、日本古代文学をも視野に、駢文文体の推移を論じる。明快な論述で文学創作形式の美に迫る必読書。 【目次より】 はしがき 一 創作技法論の展開 『文心雕龍』から『文鏡秘府論』へ 二 律詩の形成過程 句数と対句の側面から 三 五言八句詩の成長と永明詩人 四 四声八病から平仄対応ヘ 五 杜甫と七言律詩 ことに拗体詩について 六 遊宴詩序の演変 「蘭亭序」から「梅花歌序」に至る表現形式 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 興膳 宏 1936年生まれ。中国文学者。京都大学名誉教授。京都大学文学部卒業、同大学院文学研究科中国語学・中国文学専攻博士課程を修了。文学博士。文化功労者。 著書に、『中国詩文選10 潘岳 陸機』『中国の文学理論』『異域の眼』『風呂で読む陶淵明』『乱世を生きる詩人たち 六朝詩人論』『古典中国からの眺め』『中国名文選』『中国古典と現代』『杜甫 憂愁の詩人を超えて』『漢語日歴』『仏教漢語50話』『合璧 詩品 書品』『杜甫のユーモア ずっこけ孔子』『中国詩文の美学』など多数。
  • 東京藝大で教わるはじめての美学
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 絵の見方が変わる!東京藝大の授業から生まれた型破りな美学の入門書。絵を見るとはどういうことなのか? 絵を見る人は何を見ているのか?その人の中では何が起こっているのか?――美や芸術についての哲学的な問いを扱う学問が美学です。本書は、東京藝術大学ではじめて美学に触れる学生を対象とした授業のうち、20世紀フランスの思想家を取り上げた回を選び、その絵画論をわかりやすい図解と実際の芸術作品を使って紹介します。「絵を見ること」の意味をじっくり考え、絵画の見方が変わる一冊。
  • 動線の美学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 巨匠・村野藤吾の独創的な造形と意匠をテーマ別に分類し、各巻約250点の写真を中心に網羅、紹介するシリーズ。第2巻は、階段・手摺・通路といった場所を繋ぐ、人が行き交う動線を手掛かりに、村野藤吾のデザインを考える。

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  • 葉巻の美学
    -
    ■いま、全国のバーで ひそかな葉巻ブームが起きている 2020年4月から東京都受動喫煙防止条例が施行され、 禁煙の流れが強まっているが、シガーバーは規制の対象外となった ■葉巻の吸い方にルールなどない かつて、葉巻を愛した男たち。 アル・カポネ、アラン・ドロン、 チェ・ゲバラ、フィデル・カストロ、ジョン・F・ケネディ、吉田茂、マイケル・ジョーダン…。 綺羅星のごとく歴史上に名を遺した男たち 多くの初心者は、とかく身構えてしまい、 葉巻を崇高な嗜好品だと思い込んでいる。 みんなネットやマニュアルを見て、知識で理論武装。 しかし、それは根本的に間違いだ。 それを教えてくれるのが 本書『葉巻の美学』である。 ■本書は、国際的なシガーコンテストで優勝を果たし 現地ハバナで毎月3000本の葉巻を買い付ける 国内屈指の第一人者による最新シガー入門書です。 【こちらの目玉コンテンツも収録】 ◎ハバナの極上シガーショップガイド(MAP付き) ◎初公開!主要葉巻銘柄の現地価格一覧 ◎ハバナ・トラベルガイド ■目次 第1章 人生を識る―私の銀座修行時代 第2章 いまを愉しむ―「ハバナベガス」とハバナ 第3章 人生を学ぶ一流の男たちとの交遊 第4章 葉巻と生きる―わが人生と葉巻 第5章 葉巻と興じる―極私的葉巻ガイド20本 第6章 葉巻と出会う―はじめての葉巻の嗜み方 第7章 聖地に集う―ハバナの極上シガーショップ一覧 第8章 知恵を分け合う―ハバナの葉巻と旅と酒と
  • 引き際の美学
    3.8
    突然、無責任に辞める首相、「老害」といわれても居座り続ける経営者……日本人は、いつの間に往生際が悪くなったのか。できる男は去り際、散り際、別れ際も潔い。「始めるよりも終わるほうが難しい」と説く著者が引き際の美学を語る。

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  • 引き際の美学「史記」に学ぶ出処進退
    -
    1巻1,078円 (税込)
    「刎頚の交わり」「臥薪嘗胆」「士は己を知る者のために死す」……。広く読みつがれてきた「人生の見本市会場」とも評すべき『史記』、そこに込められた叡知を読みとる。ビジネスパーソンなら誰でも心得ておきたい潔い身の処し方とは?
  • ひび割れた日常――人類学・文学・美学から考える
    3.6
    未曾有の危機を前にして、私たちは「何を考えればよいのか」を見失ってしまった——。 「人間の想像力の果て」からやってきたウイルスによって、我々の日常に無数のひびが走った。 消せない不安と変化を余儀なくされた日々の営みを前に、思考の足場をどこに築けば良いのか。 生命、自然、生と死、共生と敵対。 いま浮上する課題をめぐって、三人の異才がアイディアを持ち寄り、変奏し、問いを深めていくリレーエッセイ。 【目次】 Ⅰ ・はじめに——禍の街から、生命と自然のゆくえを見つめる ・ウイルスは我々に何を伝えに来たのか ・植物の時間 ・足し算的時間と合理のひび割れ ・元の日常という脅威 ・人間の体と植物の体 ・〈凝固した日常〉を突き刺すもの ・被造物の底 ・体を失う日 ・「いる」の喪失とは何か? ・死の無力さと分身の持つ力 ・コロナさん ・ようこそコロナちゃん ・聖なるもの ・垂直の家族、水平の家族 ・コロナとはうまくやっていけるかもしれないが、人間同士ではそうではないのかもしれない ・ヒトと人 ・グラブとアンパン ・アニミズム思考のほうへ ・二つの小説 ・意味の非人間性 ・覚知される世界、コロナの迷い ・堆肥男 ・胎盤とバースデーケーキ Ⅱ リレーエッセイを終えて ・生の全体性を取り戻す ・帯状疱疹ウイルスと私 ・想像力の果てからやってきた使者 ひび割れた日常を生きるためのブックガイド
  • 美学
    -
    古典入門、かつ美学概説の一冊 美学は18世紀半ばに作られた哲学的学問であり、「感性」「芸術」「美」という主題が収斂するところに成立した。美学の古典といえるカント『判断力批判』(1790年)を題材にし、そこでの重要なテーマをめぐって、古代ギリシアから21世紀までの美学史を概説する。美学を深く学ぶための決定版。 【主要目次】 序文 第I章 美の無関心性 A 美しいものの分析論――質に即して B カント『判断力批判』前史 C 実践的無関心と美的関与 第II章 趣味判断の普遍妥当性 A 美しいものの分析論――量に即して B 趣味の普遍性ならびに快の本性 C 二〇世紀の趣味論 第III章 目的なき合目的性 A 美しきものの分析論――関係に即して B 美と合目的性 C 目的なき合目的性のゆくえ 第IV章 趣味判断の範例性 A 美しいものの分析――様相に即して B 範型・実例・模範 C 範例性のゆくえ 第V章 感性の制約と構想力の拡張 A 崇高なものの分析論 B 言語の崇高さから自然の崇高さへ C 崇高論のその後 第VI章 構想力と共通感官 A 美的判断の演繹論 B 共通感覚論の系譜 C 二〇世紀の共通感覚論 第VII章 美しいものから道徳的なものへ A 美しいものへの関心 B 社交人・未開人・隠遁者 C 自然の暗号文字 第VIII章 「美しい技術」としての芸術 A 美術論(その一) B 芸術の誕生 C 範例的独創性 第IX章 「美的理念」と芸術ジャンル論 A 芸術論(その二) B ライプニッツ的感性論の系譜 C カント的芸術論のゆくえ 第X章 美しいものと超感性的なもの A 美的判断力の弁証法 B 認識・感情・欲求 C 美的なものと生 あとがき 用語解説 読書案内
  • 美学
    3.0
    「美学(aesthetica)」という概念を創始し、後世に決定的な影響を与えた西洋の古典、待望の全訳。ライプニッツとクリスティアン・ヴォルフの影響のもと、フランクフルト大学で行われた講義を基にしてラテン語で書かれた本書は、人間の認識を「悟性的認識」と「感性的認識」に分け、後者を扱うのが「美について考察する学」、すなわち「美学」だと明言した。あらゆる美学(エステティック)は、ここから生まれた。
  • 美学の逆説
    3.3
    主観的・個人的な感性の問題である“美”にとって、客観的な論理や学問は可能だろうか? 美学的営為はそのはじまりから逆説的事態を宿している。崇高と芸術との内在的関係を問う「崇高と芸術」、身近に芸術を体感できる美術館の逆説をめぐる「比較芸術学と美術館的知」など、美学が孕む諸問題を解き明かす力作論考9篇。
  • 美学の数理―美の消費と芸術の生産-
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 美学とは個人の快楽の自由を根拠とする哲学である。美の消費と芸術の生産を美学はどう語ってきたのか、その結果、なぜ数学に遭遇せざるを得なかったのか。この2つの疑問にカント、ダントー美学から印象主義・表現主義への考察を踏まえつつ対峙。従来の美学の概念を覆す書。、
  • 美学への招待 増補版
    3.9
    二〇世紀の前衛美術は「美しさ」を否定し、藝術を大きく揺さぶった。さらに二〇世紀後半以降、科学技術の発展に伴い、複製がオリジナル以上に影響力を持ち、美術館以外で作品に接することが当たり前になった。本書は、このような変化にさらされる藝術を、私たちが抱く素朴な疑問を手がかりに解きほぐし、美の本質をくみとる「美学入門」である。増補にあたり、第九章「美学の現在」と第一〇章「美の哲学」を書き下ろす。
  • 美的経験の現象学を超えて : 現象学的美学の諸相と展開
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書では、まず20世紀前半ドイツの現象学的美学者・オーデブレヒト及びガイガーの所説を概観し、その源流をフィードラーの芸術論に探る。さらに後者を媒介として、現象学的美的経験論を超える二つの展開可能性を、ハイデガーの芸術論と西田啓学に見出す。
  • ぼく、牧水! 歌人に学ぶ「まろび」の美学
    4.2
    恋の苦悩、自然との一体感、未知の世界への憧憬、酒に溶けゆく魂・・自らの「あくがれ(=憧れ)」を求めて突き進んだ歌人・若山牧水の魅力を、堺雅人が恩師の歌人・伊藤一彦と3夜連続で語り合った師弟対談書!
  • 三崎優太 1st フォトエッセイ『億を稼ぐ美学』
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 金に溺れろ! 企業累計売上高1200億円超 SNS累計フォロワー数300万人超 脱税逮捕のどん底から這い上がり、 富と名声を手に入れた男の金言集 【著者について】 三崎優太 1989年生まれ。北海道出身。実業家、起業家、インフルエンサー。高校を二度退学後、18歳の時にパソコン1台で起業し、株式会社メディアハーツ(現・ファビウス株式会社)を設立。2017年に「すっきりフルーツ青汁」が累計1億3000万個の大ヒット商品となり、年商130億円を突破。「青汁王子」の異名で注目を浴びる。しかし、2019年2月、約1億8000万円を脱税したとして、法人税法違反などの疑いで東京地検特捜部に逮捕される。順風満帆の人生から一転、どん底の苦しみを味わったが、その経験をバネにTwitter上で企画した「青汁劇場」がフォロワー130万人を集め、大きな話題を呼んだ。現在は投資家として10社以上に投資し、累計売上高は1200億円を超えている。著書に『過去は変えられる』(扶桑社)、『時を稼ぐ男新時代の時間とお金の法則』(KADOKAWA)などがある。 Twitter @misakism13 YouTube 「三崎優太 青汁王子」 Instagram @yuta_misaki
  • メルロ=ポンティの美学 芸術と同時性
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 絵画を見ること/知覚すること――。現象学の発展に寄与したフランスの哲学者モーリス・メルロ=ポンティは美学・芸術論も残しているが、「見ること」や芸術を通じて何を思索し、それは彼の哲学でどのような意味をもつのか。 メルロ=ポンティの美術論・芸術論を導きの糸に、「奥行き」や「同時性」という概念に着目して『行動の構造』『知覚の現象学』『見えるものと見えないもの』などのテクストを緻密に読み解き、2つの概念の絡み合いを彼の思想に位置づけ直す。 哲学に限らず美学や芸術の領域にも越境し、のちにジョルジュ・ディディ=ユベルマンの美術論にも影響を与えたメルロ=ポンティの美学の深奥とポテンシャルを指し示す。
  • ゆとりの美学。 力を抜くこと、サボることを恐れない
    3.0
    ロサンゼルス・ドジャース投手、前田健太の「コンスタントに勝ち続けるための勝負術」を初公開! 結果を出すためのカギを握るのは、「余裕=ゆとり」。80%の力で闘い、20%の余白で不測の事態に柔軟に対処することこそ成功への近道である。 他人にはサボっているように見えるかもしれない。 でも、結果が出ない時に、焦って心にゆとりがなくなれば、悪循環に陥ってしまうから、80%程度に留める。 20%の余白をあえて残しておくことで、不測の事態に柔軟に対処できるのだ。 現ロサンゼルス・ドジャース、元広島東洋カープピッチャー前田健太が自身の経験を通し、培った「コンスタントに結果を出すための方法」とは。 不安で焦りがちな勝負所で、最高のパフォーマンスを発揮するためのカギを握るのは「余裕=ゆとり」。その気持ちの整え方をマエケンのエピソードとともに伝授します。ゆとり世代には、本当の意味で「ゆとり」を大切にしながら勝ち進むための参考事例として。ゆとり世代と関わる先輩世代には、若い世代の生き方のひとつのサンプルとして。 あえて力を抜くことで、結果を引き寄せる新世代のルールブック。
  • ヨーロッパ近代芸術論 ――「知性の美学」から「感性の詩学」へ
    -
    私たちの時代の感性がここに幕を開ける! 19世紀は自らの内部に新たな想像力の源泉を見つけた。美術史の碩学が自選した評論により“近代”から“現代”に至る芸術の道筋を示す決定版。
  • 別れの流儀 人生を好転させる糧としてのサヨナラの美学50
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    離婚、転職、恋人との別れ、不倫の見切り…。過去の自分と決別するには、どうすればいいのか?「正しい別れ」こそが、新たな出逢いを引き寄せる!満ち足りた人生を送り、本当に大切な人と出逢うために――。※本書は同タイトルの紙書籍の電子化にあたり、加筆・再編集しました。【本文より】人生には、悪循環から脱するために、意図的に別れなければならない「けじめ」どきがあるように思います。それが日常的に、自分にとってよくない縁だとわかっていても、情に流されてなかなか切れない、などということがありませんか?勇気を出して、そんな縁を思い切って捨てることにより、その空いた部分に、新たな良縁がなぜかすっぽり入ってくるものです。私はこの本の中で、「別れさえ活かす生き方」を提案させていただきます。【著者】旧:角川いつか。東京生まれ。著書は『一流のサービスを受ける人になる方法』(日本経済新聞出版社)など、電子書籍を含め50冊を超える。恋愛・結婚についての辛口エッセーやビジネスマンの成功と孤独に焦点をあてたビジネス書など、幅広いジャンルの執筆活動をしている。世界50カ国以上を駆け巡り、各国、各界に多彩な人脈を持つ。テレビのコメンテーター、ラジオ出演、講演、トークショー、企業セミナーのプロデュースも行っている。「角川いつか」として上梓した著書は多数。ベストセラーとなった『成功する男はみな、非情である。』(PHP研究所/だいわ文庫)、『別れたほうがイイ男 手放してはいけないイイ男』(PHP研究所)はアジア各国で翻訳された。

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  • 西郷隆盛 滅びの美学
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    豪放磊落に振る舞いながら、実は人間嫌いで常に「死にたい」という思いを抱える、悲哀と無常の人であった西郷。何より「義」を重んじながら、冷徹な戦略家でもあった西郷。その深い矛盾に満ちた人間性こそが、西郷の魅力の源泉であった――明治維新という奇跡の革命を成し遂げ、最後は西南戦争で武士道に殉じた「滅びの美学」を、書簡や直話など、西郷自らの言葉から描き出す。明治一五〇年を迎え、新たな国難に直面する日本。矛盾を生ききった「最後のサムライ」の姿から、私たちはいかに生きるべきかを問う、魂の西郷論。
  • 中国の色彩 自然と暮らしに溶け込む伝統色
    NEW
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 石榴紅・琥珀色・翡翠色・雪青・瑠璃藍・紫檀・月白……。長い歴史の中で、中国の人々は日の出や空の色、植物や生活の道具など、様々なものから色の名前を考え、数多の色と共に暮らしてきました。本書では、美しい中国の色の名前の由来や、染色の原材料、どのような服飾に使われたかなどを、鮮やかな図版と共に紹介。色にまつわる古事成語や→色名が登場する文献や漢詩などにも触れ、中国文化をより身近に感じることができます。中国の伝統色を使った二~四色の配色イメージや、文様デザインへの配色の応用例も掲載。イラストやデザインのためのイメージソースとしてはもちろん、小説や詩などの、言葉選びのヒントとしてもご活用いただけます。中国の風景や歳時を伝える写真が満載で、眺めるだけでも楽しい一冊です。
  • クラシック・スナイパー1 特集 失恋の美学
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    1~8巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いじけ批評やちょうちん記事を蹴散らし、許・鈴木コンビを中心に辛口・ストレート勝負の評論と洒脱なエッセイで構成する。クラシックと失恋をテーマにした特集や、「フルトヴェングラー『第九』」「ベルイマンとクラシック」、オペラ評、など充実した1冊。

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  • Number PLUS「永久保存版 アントニオ猪木 最強の美学」 (Sports Graphic Number PLUS (スポーツ・グラフィック ナンバープラス) )
    3.0
    アントニオ猪木 最強の美学 The Pride of Strong Style [取材者の回想] アントニオ猪木という物語 ★Number傑作記事で振り返る アントニオ猪木1987-2022★ 1987[アントニオ猪木に捧ぐ――] 闘魂レクイエム 1989[完全保存版 アントニオ猪木・異種格闘技全記録] “燃える闘魂”は死なず 1992[インタビュー] 燃える闘魂のゆらめき 1993[モノローグ] 闘魂無限 1994[ロングインタビュー] プロレス界批判序説 1995[惜別モノローグ] さらば新日本プロレス 1996[独占インタビュー] 誰か俺の死に場所を決めてくれ 1997[格闘者かく語りき] 躰に電気が走るような感覚 2000[インタビュー] 異種格闘技戦の真実 2000[緊急対談] プロレスの行方 アントニオ猪木×佐山聡 2001[ロングインタビュー] 非日常を生む求心力 2001[パキスタン探訪] あるペールワン一家の栄光と没落。 そして日本からきたスーパースター。 2007[特別インタビュー] アントニオ猪木が語る『1976年のアントニオ猪木』 2008[ナンバーノンフィクション] 神の足跡 カール・ゴッチの生涯 2022[巻頭メッセージ] アントニオ猪木「闘魂の50年」 2022[遺された言葉] 馬鹿の一人旅 [特別ギャラリー] ナンバーの表紙を飾った猪木
  • 〈狭さ〉の美学
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    1巻1,650円 (税込)
    日本文化における〈狭さ〉の価値とその魅力。〈狭さ〉とはただのデメリットなのだろうか? けれども日本文化史上には、鴨長明『方丈記』、千利休の茶室、池大雅・与謝蕪村の『十便十宜図』等、さまざまな〈狭さ〉の美学が存在する。また商店街などにある酒場の赤ちょうちんの〈狭さ〉には社会通念や物質信仰を超えた「自由」が宿っているのではないか。 都市空間において排他的・敵対的な〈広さ〉に囚われ自閉する私たちに、〈狭さ〉はいかなるアンチテーゼとなりうるのか。前著『生きられる都市を求めて』に続き、「都市」に骨がらみの息苦しさを克服し、人が「生きられる」場所の復権を提言する。 【目次】 第1章 隠者たちの草庵 第2章 茶室という小宇宙 第3章 南画 または絵のなかに棲むということ 第4章 どうすれば良いのか
  • 年齢を重ねるのが楽しみになる フランス流のもの選び
    3.0
    20代で欧州企業に就職。その後、仕事で日本とフランスを行き来する生活から、YouTubeでフランス流シンプルシックな暮らしについて発信をしているKatie(ケイティ)さん。 中でも、フランスで学んだ「本当に自分のスタイルに合ったものを、長く大切に使う」「使い込んだものにこそ魅力がある」といった考え方や美学が、今のスタイルのよりどころになっているそうです。 何を選んでいいか分からない、買っては手放すの繰り返し、いくら買っても満足感が無いといった悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。 そこから脱し、流行や情報に振り回されることなく、自分らしく一緒に歳を重ねていくことが楽しみになるような、自分だけの名品と出合える方法を紹介していきます。 【プロローグより】 もの選びの根底にあるのは、どうしてこれを選んだのかという強い気持ちと自分だけのこだわり。ものも人も、本当に大切なものだけあればいい。自分で選んだものだからこそ、いつも身につけたいし、一緒に歳を重ねていきたいと思うのです。 周りからの評価ではなく、自分の気持ちをもの選びにとことん反映させれば、ものとの向き合い方も、それと共に過ごすこれからの人生もきっと変わってくるはずです。
  • イラスト、漫画のための構図の描画教室 ミニ帖
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    〈電子書籍版について〉 本書は固定レイアウト型の電子書籍です。リフロー型と異なりビューア機能が制限されるほか、端末によって見え方が異なります。 【魅力的なイラストと解説で学ぶ、「構図」の基礎&アイデア帖!】 「イラスト、漫画のための教室」シリーズから、「構図の描画教室」がミニ帖で登場! 実例イラストには新たな作品を掲載し、サイズは手軽に持ち運べる四六判に再編集しました。 本書は、魅力的なイラストや漫画を描くうえで外せない「構図」をテーマに、専門学校で必ず教える学んでおきたい36種類の構図を、わかりやすく紹介します。 「キャラクターを並べただけの平凡な絵になってしまう」 「どうしたら、ワンパターン、マンネリから脱却できるのか」 「構図、アングル、ポーズのアイデアが浮かばない……」 そんなときに役立つイラスト指南書です。 10年以上マンガの専門学校で教鞭をとり、多くのイラストレーター志望の学生たちを指導してきた筆者が、 理論に裏付けされた構図の知識を教え、イラスト上達へと導きます。 〈掲載イラストレーター〉 おのやま/ならの/岡虎次郎/tama5/ゆべ/RYURYURYU2/桜犬/森野睡/ミツ蜂/はなさきたる/防人/まかろんK/ かたお。/フジモトゴールド/うた坊/てとら うう/Takaki/可/よしおか/まご山つく蔵/すり餌/ao/めめんち/はやしなおゆき/大宮いお/n°n°/526/きむらあんさい/しゅんと/ゆうき/三井森太郎/ilLUMI/雨森ほわ/そばまる/hagi/しらこ/朔月八雲/くにたろ/Y_Y/徳田有希/TAO/456/ちゃこたた 〈構図一覧〉 「安定感をもたせたい」 01 二分割構図/02 三分割構図/03 水平線構図/04 三角形構図/05 黄金比・黄金らせん構図/06 白銀比構図/07 黄金分割・黄金比分割構図/08 シンメトリー構図 「主人公を目立たせたい」 09 日の丸構図/10 フレーム・トンネル構図/11 サンドイッチ構図/12 円形・円陣構図/13 ぼかし構図/14 スポットライト構図/15 すみっこ構図/16 見切れ構図/17 5役4景構図/18 ピラミッド構図 「躍動感をいかしたい」 19 曲線カーブ・S 字構図/20 斜線・対角線構図/21 遠近法、放射線構図/22 曲直対比構図/23 ジグザグ構図/24 逆三角形構図25 複合三角形構図/26 斜め構図/27 パターン構図/28 スペース構図 「独創的な印象にしたい」 29 アルファベット構図/30 あおり・ふかん構図/31 広角構図/32 望遠構図/33 パノラマ構図/34 詰め詰め構図/35 真ふかん構図/36 群化構図 〈プロフィール〉 松岡 伸治(まつおか・しんじ) 福岡県嘉麻市生まれ。イラストレーター、美術講師。美学校・考現学研究室で赤瀬川原平に学ぶ。月刊漫画ガロ入選デビュー。ヤングコミック・谷岡ヤスジ賞受賞。「イラストレーション」誌・「ザ・チョイス」年度賞入賞。谷岡ヤスジプロダクションを経て独立し、フリーランスで出版や広告業界を中心にイラストレーションを発表している。2004年より、デザイン専門学校やカルチャースクールの講師を務める。エムディエヌコーポレーションにて、『イラスト、漫画のためのキャラクター描画教室』『イラスト、漫画のための配色教室』『イラスト、漫画のための構図の描画教室』『エフェクトグラフィックス 動き・流れ・質感の表現カタログ』『詳解 キャラクターの描き分け教室』『イラスト、漫画のためのポーズの描画教室』を執筆。

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  • イラスト、漫画のための配色教室 ミニ帖
    -
    〈電子書籍版について〉 本書は固定レイアウト型の電子書籍です。リフロー型と異なりビューア機能が制限されるほか、端末によって見え方が異なります。 【魅力的なイラストの配色をカラーチップで学べるアイデアブック!】 画面をより印象的に見せたい。 キャラがより映える配色を知りたい。 本書はイラスト制作に欠かせない「配色」の実例集です。 47種の配色法と、色の持つ効果を、魅力的な実例イラストとともに解説。 グラデーションや補色、色相別の配色法が、イラストにどのようなイメージをもたらすか、天候や時間、季節をどのように表現できるか、分かりやすく具体的に学べます。 配色ごとに、実例イラストのキーカラーとバリエーションを掲載。 カラーチップをそのまま真似してイラストに活用できます。 巻末には基本的な用語や配色効果が学べる「色の基礎知識」を収録。 専門学校で10年以上を教鞭をとる筆者が丁寧に解説します。 〈掲載イラストレーター〉 まいじ/ヌコン/ほたてんし/新水/こまやま明/まくらたみ/堀泉インコ/おのばね/タミウラ/sora/くりたゆき/お村ヴィレッジ/神田ヨノ子/松峰/tono/KICO/ふろく/うみねこ研究所/コタチユウ/champi/飴村/azma/ひずみ/斎賀時人/神山ゆり/けんきょう/hale(はれ)・/珠樹/高市/うみ/AS4KLA/桜田佳代子/キュピ山/みつきさなぎ/はーみん/双森文/てんてこ/noco./桜庭すず/matumot/とあす/みずの紘/まごつき/泳/月夜/ソノ フワン/八館ななこ 〈配色一覧〉 「ベーシックな配色」 同一色相での配色/同一明度での配色/トーン・オン・トーンの配色/グラデーション配色/セパレーション配色/補色配色/アクセントカラー配色/僅差での配色/レピテーション配色 「ユニークな配色」 全色相系での配色/1色での配色/2色での配色/三原色での配色/自然界の法則を使った配色/群化配色/リピート配色/バルール配色 「色相別の配色」 赤系の配色/オレンジ系の配色/黄色系の配色/緑系の配色/青系の配色/紫系の配色/茶色系の配色/グレー系の配色/白系の配色/黒系の配色 「季節・時間別の配色」 春の配色/夏の配色/秋の配色/冬の配色/朝の配色/昼の配色/夕方の配色/夜の配色 「キーワード別の配色」 ナチュラルな配色/フレッシュな配色/キュートな配色/エレガントな配色/セクシーな配色/クール、スタイリッシュな配色/ポップな配色/アクティブ、スポーティーな配色/クラシカルな配色/メルヘンチックな配色/ファンタジックな配色/エスニックな配色 〈プロフィール〉 松岡 伸治(まつおか・しんじ) 福岡県嘉麻市生まれ。イラストレーター、美術講師。美学校・考現学研究室で赤瀬川原平に学ぶ。月刊漫画ガロ入選デビュー。ヤングコミック・谷岡ヤスジ賞受賞。「イラストレーション」誌・「ザ・チョイス」年度賞入賞。谷岡ヤスジプロダクションを経て独立し、フリーランスで出版や広告業界を中心にイラストレーションを発表している。2004年より、デザイン専門学校やカルチャースクールの講師を務める。エムディエヌコーポレーションにて、『イラスト、漫画のためのキャラクター描画教室』『イラスト、漫画のための配色教室』『イラスト、漫画のための構図の描画教室』『エフェクトグラフィックス 動き・流れ・質感の表現カタログ』『詳解 キャラクターの描き分け教室』『イラスト、漫画のためのポーズの描画教室』を執筆。

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  • シューティングゲームサイド Vol.0
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Vol.0は旧GAMESIDEの復刻号! 人気特集を加筆修正して収録! ●シューティングゲームの美学 ●ハドソンのファミコン大会 ●ナムコ・アーケードSTG特集 ARRANGEMENT(インタビュー 川元義徳/Mr.ドットマン/遠山茂樹) ●グラディウスの宇宙’07改 ●ダライアスの深層 EXTRA VERSION 他 ※本書に収録されているインタビュー及び寄稿は全て、2006~2012年に「GAMESIDE」に収録された記事の再録となります。
  • 赤江瀑の「平成」歌舞伎入門
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    四〇〇年の時を超えて、いまなお伝統芸能の頂点に燦然と輝く歌舞伎。平成の世を迎えて、続々と大名跡の襲名披露興行が行なわれ、絢爛たる賑わいを放射する。その平成歌舞伎の魅力の正体を、確かな審美眼で独自の美学を紡ぎ続ける作家・赤江瀑が説き明かす!

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  • 頭の悪い日本語
    3.5
    「現内閣の至上命題は、すべからく役不足であること」。こんな文章を書いてしまったら赤っ恥かきます――。「私淑」「歴任」の誤用から、「上から目線」「美学」など、何だかムズムズする気持ちの悪い言葉まで、正しい意味を知らずに使うと恥ずかしい日本語を網羅。「犯罪を犯す(重言)」「看護師(過剰な差別語狩り)」「ルサンチマン(“エセインテリ”が使いがちな言葉)」など三百五十語を一刀両断。すべからく日本語は正しく使うべし!
  • あの有名人101人にみる 理想の逝き方
    -
    なんの前ぶれもなく、ぽっくり死にたい──。そう考える人は多いだろう。しかし、死を考えることなく逝くことが、本当に幸福だろうか。本書では、作家、芸術家、俳優、政財界人として活躍した「あの人」のご臨終場面を再現。たとえば、「延命治療を拒否した人」として、緒方拳(俳優)、長谷川町子(漫画家)などを紹介。他には、「仕事にすべてを燃焼させた死に方」として、溝口健二(映画監督)、田中絹代(女優)、「自死という美学を貫いた人」には、江藤淳(文芸評論家)、三島由紀夫(作家)、「不慮の死をとげた人」には、向田邦子(作家)、力道山(プロレスラー)などなど。さらに、「じたばたしても潔い死に方」「人知れず姿を消す」「急死」「自然死」など、死に方の類型を人物のエピソードとともに綴る。現代日本人100余人の「逝き方」を哲学者が徹底研究。あなただったら、どんな死に方を理想とするか? 悔いなく人生を閉じるための心得帳である。

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  • アート&シティ 芸術と都市-違いの想像力を求めて
    3.0
    1巻550円 (税込)
    ダイバーシティの時代、これからの都市のあり方が問われている。その多様性を補うのがアート。芸術と都市が美学を通して重なり合ったとき、生活者が心から欲するライフスタイルを実践する場となる都市の姿が見えてくる。21世紀における都市経営のあり方、そして「都市」のデザイン戦略についてつまびらかにしていく。
  • イタリア現代思想への招待
    3.3
    アガンベン、ネグリ、カッチャーリ……生政治、帝国、ゾーエー/ビオス……いまなぜイタリアなのか? ジョルジョ・アガンベン、ウンベルト・エーコ、アントニオ・ネグリ、マッシモ・カッチャーリ……。いまや世界の現代思想のシーンは、イタリアの思想家たちを抜きにしては語れない。ジル・ドゥルーズやジャック・デリダらフランスの巨星たちがあいついでこの世を去ったあと、なぜ、イタリア思想の重要性に注目が集まるのか。現代思想の最尖端で、いま何が問題なのか、そしてどのような可能性があるのか。哲学、美学、政治学、社会学、宗教学、女性学など幅広い分野での彼らの刺激的な仕事を、明快な筆致で紹介する。(講談社選書メチエ)
  • イラスト、漫画のためのポーズの描画教室
    -
    〈電子書籍版について〉 本書は固定レイアウト型の電子書籍です。リフロー型と異なりビューア機能が制限されるほか、端末によって見え方が異なります。 【現役講師がやさしく教える、ポーズ選びと描くコツ!】 魅力的なイラストや漫画を描くうえで外せない「ポーズ」をテーマに、基本知識・見本帖・練習帖の3部構成で、わかりやすく解説します。 「ポーズとはなにか」から「ポーズを描くコツ」「共感を呼ぶポーズ選び方」など、知っておきたい基礎知識と、300以上のポーズ素体を掲載。 素体をトレースして描く練習をしたり、イラストを描く時のポーズのアイディア帖としても活用いただけます。 10年以上専門学校で教鞭をとり、多くの絵師を指導してきた筆者が教える、理論に裏付けされたポーズの知識を学べば、イラスト上達の近道になるでしょう。 キャラクターをもっと魅力的に描きたい、自分のイラストにいまひとつ自信が持てない方必携の実用的なポーズ見本&練習帖です。 〈本書の内容〉 ■Part1 ポーズの基礎 ポーズとはなにか ・描きたいポーズの決め方 身体を描く流れ ・アタリを使って身体を描く ・関節描きでポーズを試す ・身体の構造を理解する ・可動域を理解する ・立体ブロックを使って身体を描く ・重心とバランス ・コントラポストのポーズ アングルとポーズ ・正面、斜め、アオリ、フカンの表現 ・ポーズと構図 ・アイレベルとアングル ・手や指のしぐさ ■Part2 ポーズの見本帖 基本ポーズ 立つ/座る/寝る 動きとポーズ 歩く/階段をのぼる、おりる/走る/動作/手指の動き/感情 アイテムとポーズ 花/本、カメラ/靴/かばん/帽子/ヘアゴム・リボン、メガネ/武器/楽器 日常のポーズ 天気/気温/モーニングルーティン/食事/着替え/学校/仕事 複数人のポーズと構図 友達/恋人/集合/アイレベル法 ■Part3 ポーズの練習帖 立つ(正面)/立つ(振り向き)/座る(椅子)/座る(床)/座る(ひざ立ち)/ジャンプ/挨拶(手を振る)/靴を履く/弓を構える/花束を持つ 〈イラストレーター〉 川口イッサ てこ タバタサトコ 木己くぅ とほ ハーパー 〈著者プロフィール〉 松岡 伸治(まつおか・しんじ) 福岡県嘉麻市生まれ。イラストレーター、美術講師。美学校・考現学研究室で赤瀬川原平に学ぶ。月刊漫画ガロ入選デビュー。ヤングコミック・谷岡ヤスジ賞受賞。「イラストレーション」誌・「ザ・チョイス」年度賞入賞。谷岡ヤスジプロダクションを経て独立し、フリーランスで出版や広告業界を中心にイラストレーションを発表している。2004年より、デザイン専門学校やカルチャースクールの講師を務める。エムディエヌコーポレーションにて、『イラスト、漫画のためのキャラクター描画教室』『イラスト、漫画のための配色教室』『イラスト、漫画のための構図の描画教室』『エフェクトグラフィックス 動き・流れ・質感の表現カタログ』『詳解 キャラクターの描き分け教室』計5冊の書籍を執筆。

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  • 英雄の心理学 時代が求める新しいヒーロー・ヒロインたち
    -
    楠正成は、負けを知りながら戦う日本型マゾヒズムの美学の代表的英雄。女性の「性」をフルに使い時の権力に接近した淀君は、素晴らしい王子様に依存することで自分の幸福を願う「シンデレラ・コンプレックス」を持っていた、等々。時代によって移り変わるヒーローやヒロインたちの行動を心理学的に分析。英雄不在の時代に、人々が求める新しい英雄のスタイルを探る。

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  • 江戸の智恵 「三方良し」で日本は復活する
    4.2
    1巻1,200円 (税込)
    いま、なぜ江戸時代が大事なのか。養老氏・徳川氏いわく、われわれがこの時代の社会に学ぶべきは「人の力」であるという。「世間」に配慮して欲を抑える個人の忍耐や、目上や同僚が仲間を叱咤する習慣の積み重ねが、二百六十年ものあいだ平和と国力を築いた原動力だった。武士も町人も美学をもち、己を律することを知っていた。だからお上の威光は「そこそこ」でよく、行政の実務は町人や農村の顔役に任せた。お触れ(法律)の実施についても、杓子定規ではなく、「目に余る」ときに罰した。法より世間の目が社会秩序を守ることを知っていたからである。翻ってこの十数年、日本では条例・法律や規制の類がやたらと増えている。だが、それで世の中が良くなったかといえば、むしろ悪くなったと感じる方が圧倒的に多いのではないか。風通しの良い社会を築くために、いまこそ江戸の智恵が必要である。グローバル時代に生きるヒントと、日本人の美質を発見する一冊。

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  • お嬢様ルール入門
    -
    「知的に美しく優雅であること」、それが“お嬢様ルール”です――本書は、フランス・ロゼーヌ城のサヴォア・ヴィーヴルで上流マナーを身につけた著者が、おしゃれ、食事からデート、贈り物まで、誰でもお嬢様になりきれるノーブルな作法をお教えします。朝食メニューや御用達ブランドなど、とっておきの美学と共に、憧れの“お嬢様の世界”を大公開!

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  • 歴史人物に学ぶ 男の「行き方」 男の「磨き方」
    5.0
    男の人生には、前触れもなく突然、「勝負の時」が訪れることがある。その機会をしっかりと見極め、好機として掴む。そうしてこそ、男に磨きをかけ、器量を上げることができる。では、歴史に名を残した人物は、いかに「勝負の時」と対峙し、「男」としての行き方を全うしたのか? 本書では、戦国時代から昭和初期にかけて、日本を代表する歴史人物20人を厳選。リーダーの条件、攻守のバランス感覚、泰然自若とした構えなど、先達が貫いた不撓不屈の精神から「男の美学」の真髄を学ぶ。「日蓮――苦難をプラスに転換した男」「徳川家康――慎重と果敢を使い分けた男」「蒲生氏郷――金だけでなく愛で人を育てた男」「二宮尊徳――小を積んで大を為した男」「伊能忠敬――生涯を青春で生き抜いた男」「山本五十六――自ら指導者の条件を示した男」人生の様々な場面で遭遇する逆境を順境へと導く、叡知に満ちた歴史人物エッセイ集。

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  • 男の品格
    3.7
    財力でもない、容姿でもない。今、男の「品格」が問われる時代がきた! 品格とは何か? 美学である。美学とは何か? やせ我慢である。やせ我慢とは何か? 遊び心、ゆとり心である。だが今、日本の男には、遊び心の欠けている人が多いようだ。本書では「遊び心」をテーマに、仕事、家庭、恋愛、趣味、美学、人生観など、さまざまな角度から、男の生き方、あり方というものにアプローチした、現代を生きる男たちにぜひ一読してほしい「男の生き方論」の決定版。この国を元気にする一冊!

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  • お姫様と名建築
    4.0
    正しいお姫さまになるために―― 食う寝るところに住むところ。 お姫さまが「お姫さま」たるために最も大切なものは何でしょうか? それは案外「住むところ」かもしれません。 お姫さま達はどのような建物に住んでいたのでしょうか。 そこでどのように生きたのでしょうか。 住んでいたところを知るというのは、彼女の生涯を知るということです。 ヴェルサイユ宮殿で贅沢を謳歌したマリー・アントワネットは、37歳でギロチン台の上に散りました。 ジョゼフィーヌはナポレオンとの離婚後、マルメゾン城で薔薇を育てました。 カトリーヌ・ド・メディシスは、夫の愛人ディアーヌ・ド・ポアチエからシュノンソー城を取り上げました。 広い中国を支配した西太后は引退後、紫禁城の北西を自分好みに美しくカスタムしました。 グラームス城には、魔女裁判にかけられて処刑されたジャネット・ダグラスの亡霊がさまよっています。 名建築の中で恋をし、裏切られ、支配し、支配され、閉じ込められ、処刑され…懸命に生きたお姫さま達の生き様とは。 乙女のカリスマ・嶽本野ばら氏が物語る、全く新しいお姫さま論。 お姫さまとお城、宮殿、寺院、教会建築との繋がりを巡る30+αの物語が、ファッションデザイナーのayumi.氏のイラストによって鮮やかに描写されます。 ふたりの美学が貴方の中の少女を呼び覚まします。 お城に住むからお姫さまなのではなく、お姫さまが住んでいるからお城なのです。

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  • K-POP原論
    -
    なぜ私たちの魂が震えるのか、その感動の秘密へ。至上のK-POP入門! 韓国=朝鮮と日本、双方の血を嗣〔つ〕ぎ、言語学者であり美術家でもある著者が、そして音楽をこよなく愛する著者が、ヒットチャートやお金などの市場の論理からではなく、言語学と美学の視座から、K-POP MV(ミュージック・ビデオ)のことば、こゑ〔コエ〕、音と光、そして身体性をこれでもかとばかりに愉しみ尽くす! Kアートの歓喜と喜悦の原理を読み解く、講義形式の評論エッセイ。 K-POP入門への珠玉の動画をYouTubeから厳選! 一瞬で跳べるQRコード150本、巻末にはさらに推薦リスト400本を掲載。 【目次】 K-POPの歴史地図 はじめに 前奏 これがK-POPだ--〈Kぽ〉入門のために 第一講 K-POPはどこに在るのか--なぜYouTubeか、なぜMVか 第二講 K-POP MVの世界像―― 詩と像と身体 第三講 K-POPのことば―--랩(レプ)とラップの間 第四講 K-POPの時間--変化を、変化を、もっと変化を 第五講 K-POPとはいかなる存在か--ことばと音と光が明滅する 最終楽章 K-POPに、栄光あれ--戦争と最も距離が遠いかたち 参考文献について おわりに 参考一覧 願望別 推薦MVリスト 人名索引 アーティスト名索引 事項索引 【著者】 野間秀樹 言語学者。美術家。東京外国語大学大学院教授、ソウル大学校韓国文化研究所特別研究員、国際教養大学客員教授、明治学院大学客員教授・特命教授などを歴任。著書に、『言語存在論』(東京大学出版会)、『言語 この希望に満ちたもの:TAVnet時代を生きる』(北海道大学出版会)、『新版 ハングルの誕生:人間にとって文字とは何か』(平凡社。韓国語版は、朴守珍・金珍娥・金奇延共訳、トルべゲ)など。
  • 芸術の空間 造形芸術の言語への道
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 理論による芸術からの空間の剥奪に抗して──。彫塑性や色彩感という、概念の一般性のなかに包摂しえない個別的なものを、それ自体として把捉し、芸術の空間そのものが設定している運動のあり方を再考する。美学の因習からの脱却。

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  • 現代アート経済学
    3.3
    「経済的な都市おこし」を目的としたヴェネツィア・ビエンナーレに代表される大規模国際展、経済動向を色濃く映し出す「アートフェア」やアジアのオークション事情、さらにはギャラリストやキュレーターといった「時代を動かすキー・プレイヤー」の動きから、美学や美術史の観点では語られることのない、「現在進行形・アートの見方」を包括的に示すとともに、日本の文化的プレゼンス向上に向けたヒントを探る。
  • 古代史悪党列伝 「正史」に封印された謎と真実
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    1巻440円 (税込)
    歴史の中で「悪」のレッテルを貼られているものどもは、ただ単に「政争に敗れたものども」にすぎないことがままある。その一方で、これまで「正義の味方」と思われていた英雄が、じっさいには、「本当の悪」だったということもありえるのだ。また、地域や立場の違いによって、人物評ががらっと変わることも十分考えられる。幕末の京都で暴れ回った新撰組がいい例だろう。倒幕派にすれば新撰組は極悪人だが、江戸幕府からみれば、「忠義の人々」である。敗れる側に自ら身を挺した彼らの姿に、「滅びの美学」を嗅ぎ取ることもできる。では、古代史の「ワル」どもの正体はいかなるものだったのだろう。悪徳の天皇と罵られた雄略天皇。天皇家をないがしろにした蘇我入鹿。独身女帝を手玉に取り、皇位を簒奪しようとした道鏡などなど。古代史には個性豊かでふてぶてしい輩がわんさかといる。彼らの正体はいかなるものだったのか。古代史の「ワル」どもの正体を明かしていこう。

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  • 〈誤謬〉論 : カント『純粋理性批判』への感性論的アプローチ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 広義の〈美学〉,すなわちこの語の語源である〈感性の学〉の視点からの,カント『純粋理性批判』の徹底的かつ精緻な読み込みと解きほぐしにより,その本来の主題でありながらこれまで等閑に付されてきた〈誤謬推理〉の構造を炙り出す論争的書。

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  • 死にざま 生きざま 美しき人になりたく候
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    真に美しい人とは、死にざまの美しい人である。その人の容姿の美醜がどうであれ、また、生き方の器用、不器用がどうであれ、最も大切なことは、その人がいかに私心を捨て、虚飾なく自分の人生を全うしたかにある。これを著者は死にざまという。本書は、吉野秀雄、高村光太郎、芥川龍之介などいずれも人生を創造的に生きぬいた人々の死にざまを取り上げることによって、逆に「生きるとは何か」に鋭く迫った迫真の人生美学である。

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  • 新約 西郷隆盛。男の生き方は西郷さんに学べ。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 東京都台東区上野の上野公園にいくと、西郷隆盛の像をみることができる。 かれこれ作られてから100年以上経過しており、今では東京の名所の一つとして観光客が訪れる。 日本人で西郷隆盛を知らない人はほとんどいない。 歴史上の人物は大抵、語られるときはフルネームで呼び捨てが常だ。しかしなぜか彼は、親しみを込められてなのか「西郷さん」と呼ばれることが多い。 特にこの彼の像を指して、皆そう呼ぶ。 彼は苦労人だ。 権力争いに飲まれ、藩の中で不遇の時代を過ごした。 後で詳しく書くが、彼は2度、自殺未遂をしている。 そして勝利者側である薩摩の人間だったのに、最後は敗者として人生に幕を下ろした。 彼の人生から学べるもの、それは敗者の美学。 そして清廉潔白な男としての美学。 負けてなお語り継がれる彼の人生は、ただの敗者のそれとはまた違う魅力をみせている。
  • 女子の論語
    4.5
    『論語』は、“オジサン”が読む書物? そんなことはありません! 女性の視点で『論語』を読めば、そこには、女性にとってもありがたい教えがいっぱい。 ・ 自分の磨き方 ・ 美しさや魅力の見つけ方 ・ 幸せになる男性の選び方 ・ 親や友人とのいい付き合い方 ・ 職場でのコミュニケーションのとり方 ・ 心も身体も満ち足りたゆたかな暮らし方 ・ 人生の幸不幸、運命のとらえ方 ……など、二千年にわたって読み継がれるこの叡智、女の人生に活かさない手はありません。 ページごとの項目で構成されているので、読みたい箇所から読んでもOK。 偶然開いたそのページで、あなたが求めるメッセージが、ひっそりとあなたを待っているかもしれません。 さぁ、「女子の論語」の世界に、足を踏み入れてみませんか? *目次より 【仁】――おだやかな気持ちで、理想に向かう 過去を蒸し返さない/お呼びでないなら発言しない/人に譲る/逃げ道を塞がない etc. 【直】――道理に沿って、まっすぐに 公平に、裏表なく/忠告こそ心を込めて/邪心を捨てる/お金の出どころを考える etc. 【学】――学ぶって、おもしろい 知ったかぶらない/批判するのは簡単だけど/人を知るには、言葉を知るetc. 【美】――男選びの美学 外見で選ばない/収穫を急がない/将来性を買う/火遊びは一度で十分/おぼれないetc. 【志】――道を決める ひとり、海に浮かぶ/ファイトだけがすべてじゃない/運命を受け入れるetc.
  • 「戦国乱世」に学ぶ 日本的「知」の源流はどこにあるか
    -
    世に下剋上の時代と呼ばれる室町・戦国期。日本史上稀にみるこの混乱の時代は、日本人が最も個性的に生きた時代でもあった。本書は、武将たちの教養や哲学、庶民の知恵など、日本的「知」のあり方を通して、戦国日本人の行動の軌跡を検証する。「名を惜しみ」「恥をきらう」思想が生んだ「自決」という死の美学。「タテ」社会を根底で動かした、一揆・寄合・講などの「ヨコ」の論理、等々。激動の現代を生きる我々にも多くの示唆を与える一冊。

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  • 戦後70年 あの戦争は何だったのか 「一億玉砕」という亡国思想
    -
    昭和18年5月、アッツ島の戦いで、突撃の前に支隊長はこう訓示を述べた。〈弾丸が尽きたら銃剣で闘え/剣が折れたら拳で撃て/拳が砕けたら歯でもって敵を噛め……〉。そして約2,600人の守備隊は全滅したのだが、この戦いから大本営は「全滅」を「玉砕」と言い替えるようになった。それは太平洋戦争が「軍事」から「死の美学」へと転じていくことに等しかった。その「十死零生」の戦法は、やがて民間人にも要求されていった。
  • 0の幸せ 幸せは今、ここに
    -
    長年KBS(韓国放送公社)でアナウンス室長を務めた著者による仏教入門書の邦訳版。禅も中道も中庸も、日本の美学である侘びも寂びもすべて「0の幸せ」であるという。韓国発の刺激的な仏教入門書。

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  • 旅用自転車 ランドナー読本
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 流行にとらわれない、ツーリング車で楽しむ大人の自転車旅のスタイルと美学。 自転車の旅に出るためのさまざまなノウハウやこだわりを凝縮した、唯一無二の「自転車旅行美学読本」です。 パーツ、フレーム、ツーリング道具、キャンプ道具、ウェアそのほか、フランスやイギリス、そして日本のサイクリングが育ててきたサイクルツーリングの世界をたっぷりと紹介するのは本書だけ。
  • 食べるためだけにイタリアに行く
    -
    東京参宮橋にある「Regalo」は、予約の取れない超人気イタリアンレストラン。オーナーシェフの小倉氏は、YouTubeで「イタリアンプロ養成講座」を配信し、登録者数は18万人を超え(2024年2月時点)、「イタリアンはムラの美学」など、独自の哲学や言葉でファンを魅了してきた。 この本は、小倉シェフが10年以上にわたり旅してきたイタリアで見つけた、「このレストランのためだけに来たい」という感動体験を自身で綴ったエッセイ。 再現レシピも20品収録しており、エッセイを読みながら、その感動の味を再現することができる。
  • 強くなる打碁 大竹英雄の序盤感覚
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 これが大竹美学の真髄だ! 本書は大竹英雄名誉碁聖の打碁のなかから、アマチュアがお手本とするのに適したものを選定し、並べて強くなることを目的にしています。 大竹名誉碁聖の手厚く、石の形を重視した棋風は「大竹美学」として知られています。本書でも、ライバルである林海峰名誉天元ほか、同じ木谷門下の小林光一、趙治勲、加藤正夫らとの一戦を通じて、大竹美学の一端を随所に垣間見ることができます。 相手に地で先攻されても、厚みを信じ、1点1点着実にポイントを返す。そして最後には形勢がよくなっている―。こうした打ちまわしはアマチュアにとって非常に参考になるはずです。 また、上達するための心構えも本書には詰まっています。 「相手のミスを望まない」 「正しさなど求めず自分の今の気持ちをぶつける」 「相手の考えを素直に受け入れる」 勝敗を超えた囲碁の芸術性を重視するのも大竹流なのです。 本書を通じて、棋力向上はもちろんのこと、囲碁の奥深さ、美しさもぜひ味わってください。
  • 東京となかよくなりたくて
    -
    東京を舞台にした50の短編とイラストで構成する「大人向け絵本」。全編にJ-POPの「エアBGM」付き 上京してきたこと、社会人として働くこと、人間関係での痛みや喜び…東京に触れた人たちの身に覚えのある感情と風景を優しく描いた「大人向け絵本」。下北沢、渋谷、銀座、上野…東京の街や春夏秋冬を舞台に、上京してさまざまな人生を送る男女の日常を切り取った50編の「イラスト&1ページ短編」を収録しています。 全編に昭和・平成・令和のJ-POPのタイトルを1曲ずつ添え、読みながら「エアBGM」を楽しめる新感覚の本です。全編英訳つきで、日本好きの海外の方や、英語好きな方にも手に取っていただきたい1冊です。 【目次】 Part1 東京の街 下北沢/上野/築地/原宿/六本木/渋谷/表参道/新宿/神楽坂/銀座 Part2 東京の春 朝のサングリア/私のなかの七福神/5月の風/東京の恋愛/道を拓ける人/かわいさの絆/おにぎりの匂い/目が合ったから/新しい人格/泡みたいな幸せ Part3 東京の夏 意識してる?/夏の家飲み/追い詰められない世界/自分へのハードル/クラブ行こうよ/優しい世界に/電波時計をバグらせて/ささやかな主張/好きなタイプ/美学に反するから Part4 東京の秋 熟成のカフェ時間/至福のコンビニ/ビストロランチ/共通点/希望のアイテム/Fの眼差し/粛々と/搾取されない自分/こうしてる間にも/今ここに Part5 東京の冬 土曜日のバタートースト/ほつれたセーター/手をつなぐ/夜のバス旅/おしゃれじゃない本棚/歴史上の大切なひと/大人の顔に/謎の置き物/訳ありの私たち/生きていく理由 【著者】 satsuki 石川県出身。東京を拠点に活動し、書籍の表紙などを手がけるイラストレーター。 月水 花 千葉県出身。東京を拠点に編集・執筆の仕事の傍ら創作活動を行う。
  • なぜ世界の人々は「日本の心」に惹かれるのか
    4.0
    1巻650円 (税込)
    日本の食文化、伝統、娯楽、製品、サービスなどが、世界中の多くの人々に受け入れられ、愛されている。それに対して日本人は自ら誇ろうとはしない――。「日本の心」には、これ見よがしの態度や姿勢を“恥”とする謙虚な心がけが働いているからだ。日本ブームが静かに高まり続けるなか、日本を訪れた人々が共通して体験するのが、こうした他のどの国とも違う“美意識”に触れた新鮮な驚きだという。本書は、百数十年前の幕末・明治の日本を旅した西洋人の記録と、滞日暦30年の著者の独自の視点から、「日本人の美意識の核心『いさぎよさ』」「『もののあわれ』を知る心」「大衆文化がもつ世界的パワー」「山島という地形の美しさ」「天国に最も近い国」「すべてを水に流す」など、連綿と受け継がれてきた古き良き心の諸相を繙いていく。なぜ世界の人々は「日本の心」を賞賛するのか。多くの外国人を惹きつけてやまない“生き方の美学”がここにある。

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  • なぜ日本人はご先祖様に祈るのか ドイツ人禅僧が見たフシギな死生観
    3.3
    日本人の死に対する考えは不思議だ。生と死を厳密に分けず、つながっている感覚を持ち、死者への親近感や依存度が高い。その一方で「死は穢れ」という概念があり、葬儀後の「清め塩」や数字の「4」を避ける習慣がある。また、戦時中の神風特攻隊は、武士道が謳う死の美学を身をもって貫き敵国を驚かせた。元キリスト教徒のドイツ人禅僧が、日本と欧米社会を中心に比較しながら、曖昧な日本人の死生観と理想の死について考察する。
  • ニッポン人だけが知らない 世界を動かす国際教養
    3.5
    ■内容紹介 日本が国際社会においてリーダーシップを発揮できず、孤立しがちなのはなぜか? それは、欧米社会において活躍する国際人なら、誰もが共通して持っている「教養」が欠けているためと、本書は喝破する。ほんの一例を挙げれば、国際人であれば「イスカンダル」という言葉からすぐに「アレクサンドロス大王」を想起するが、「宇宙戦艦ヤマト」しか思いつかないようでは、到底相手にされるはずもない。こうした文化的な共通認識を持ち合わせないために、一国を代表する首相すら、実は陰で嘲笑されていたり、対等の扱いを受けていなかったりするのだ。これはビジネスシーンにおいても同じこと。そのためには、まず基本中の「キ」として、現代の西欧社会がいかに古代ギリシア・ローマ時代の文化や伝統の上に成り立ち、さらにキリスト教と密接に絡まり合っているかを知らねばならない。事実、現代のアメリカで行われている政治や政策の多くが、かつて長期にわたって繁栄した古代ローマから忠実に倣ったもの。本書では、思わず「へぇ~」と頷かれるような楽しい薀蓄をさまざまに挙げながら、国際人として必須の教養をやさしく解説。世界に羽ばたき、西欧の一流人と対等に付き合うために必須の教養と社交美学の教科書です。 ■著者紹介 小林 朋子(こばやし ともこ) 白百合女子大学仏文科卒業。函嶺白百合学園中学・高校の国際礼法の特別講師。また、1990年より鎌倉の自宅で、食卓社交文化に関する教養を少人数で学ぶ教室「鎌倉サロン ロザリウム」を主宰し、国際人として活躍するために必須の文化的な教養やマナーを教えている。1991年より、駐日ベルギー大使館公邸にて、テーブル展・お茶会・講演会などを開く。おもな著書に『ロールケーキの時間』『贈りたい! チョコレートのお菓子』(日本文芸社)がある。

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  • 日本人なら知っておきたい! あの人の最期のことば100
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    人生の末期に臨んで、人はどんな言葉を残そうとするのでしょうか?それは、まだ元気な私たちには想像が及ばない境地ですが、偉大な先人たちの「人生最期の言葉」に耳を傾けてみると、やはり「人生の凝縮された美学」というものを感じることができます。これから先、私たちがどう生きるべきかを考えるとき、彼らの言葉に啓発されたり、気づかされたり、教えられたりすることは多いのではないでしょうか?本書は、日本の古代から現代まで、何かを成し遂げた100人の「最後の言葉」を集めました。後悔、死への恐怖、自分の生への満足、プライド、そして残していく者たちへの愛――彼ら100人の言葉からは、実に様々な人生の有り様と深みが溢れています。私たちが残りの人生をより深く味わうために、彼らの最期の言葉から汲み取れるものは、決して少なくないはずです。

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  • 日本人のDNAを創った20人
    -
    私たちは何者なのか? 歴史と文化の基礎を創った20人の“代表的日本人”からこれからの生き方を学ぶ。 1 神武天皇――「仁」の思想に支えられた「徳」の権威 2 聖徳太子――日本が世界に誇るべき「和」の思想 3 藤原不比等――「血脈」と官僚支配 4 紫式部――高い「教養」による日本文化の結晶『源氏物語』 5 源頼朝――「建前」と「本音」の日本式二重支配 6 吉田兼好――「もののあはれ」と『徒然草』 7 足利義満――「金の力」で日本を支配した為政者 8 世阿弥――能の「幽玄美」 9 池坊専慶――生け花の「一瞬の美」は日本文化の集大成 10 織田信長――「天下布武」の国家ビジョン 11 千利休――茶道と「一期一会」の精神 12 徳川家康――「礼儀正しく勤勉」な日本人を生んだ儒教思想 13 古田織部――「ひょうげ者」が作った器が放つ強い芸術性 14 本阿弥光悦――日本の「ルネサンス」を起こしたマルチ・アーティスト 15 小堀遠州――日本庭園に見る日本人の「美学」 16 松尾芭蕉――『おくのほそ道』と「不易流行」の精神 17 徳川綱吉――日本人の心に「道徳」を植え付けた為政者 18 葛飾北斎――「世界の100人」に選ばれたジャポニズムの巨匠 19 明治天皇――近代日本を牽引した「武士道精神」 20 昭和天皇――激動の時代を支えた「ノーブレス・オブリージュ」
  • 反「道徳」教育論 「キレイゴト」が子供と教師をダメにする!
    4.1
    電車の中で化粧する女。外見ばかり気にする男。批判的な眼差しを向ける大人に対し若者達は言う。「何が悪いの? 別に人に迷惑かけてないじゃん!」。この殺し文句に対する反論を、現在の道徳教育は持ち得ない。「価値の多様性を認めましょう」といった、美辞麗句を並べたてるばかりだ。そうではなく、子供達には「法律のレベル」「道徳のレベル」を超える第三の規範である、「己の美学」を持つことを教えるべきなのだ。本書はほんとうに身につく道徳教育論を展開し、キレイゴト教育からの脱却を強く訴える。さらに「立ち会い出産からは女性の美学が失われている」「夫婦別姓の5つの肯定意見に反論する」「死刑廃止論には決定的な矛盾が存在する」「夫婦別姓推進者は子供の苦悩を理解しているのか」など、現代の倫理学上の諸問題にも一石を投じる意欲作である。

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  • 土方歳三 「剣」に生き、「誠」に殉じた生涯
    -
    幕末、京の都に名を馳せた「新選組」副長・土方歳三、多摩に生まれ、薬行商をしながら剣を磨き、天然理心流の奥義を極めた剣の達人。さらに近藤勇と幕府の浪士組に参加、池田屋襲撃で一躍その名をとどろかせる。士道の美学に殉ずるべく、一人我が道をゆく若き剣士は、北辺の地に炎のごとき最期の咆哮をあげた……。断髪に洋装、進取の気風あふれる土方歳三の、波瀾万丈の生涯。

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  • 100歳までお金に困らない!目指せ金持ち老後
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【PART 1】 金持ち老後の基本 ・フリーアナウンサー 生島ヒロシ 仕事でも、資産運用でも、ずっと「ワクワク」していたい ・「貧乏老後」を避けるための6つの心得 ・100歳までお金に困らない基礎知識 ・老後にお金で困る人、困らない人 50代からの分かれ道 ・40代、50代の赤字家計脱出テクニック ・「非課税贈与」フル活用術 【PART 2】 得する保険・損する保険 ・今、保険を見直したい4つの理由 ・定期保険 ・終身保険 ・相続対策に効く! 保険(得)活用術 ・医療保険 ・入る? 入らない? 迷いどころの民間介護保険 ・がん保険 ・発掘! お宝保険&見直しテク ・保険の損得を「期待値」で考える 【PART 3】 金持ち老後の資産づくり ・あなたの「投資の疑問」に答えます 投資入門Q&A ・マネー芸人 天野ひろゆき 人生がうまくいく投資哲学 ・減らさずに少し殖やしたい人の預け先  ネット定期  個人向け国債  投資信託  Jリート  地方債、金 ・初めての外貨投資入門  外貨投資する前に知っておくべき○と×  外貨預金、外貨MMFの使い方 ・その投資、ちょっとよく考えてみよう 【PART 4】 ため上手は使い方が9割! ・『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』でおなじみ  山田真哉さんの(超)賢い支払いテクニック ・クレジットカードで得する必修ルール  超高還元率! このメーンカードに支払いを集約せよ  おとなは趣味の分野で得する サブカードを使いこなす ・散財のなかにもまた美学あり ニッポン散財の達人列伝 ・あってもなくても悩みのモト 格差時代に響く 仏教の言葉
  • 富士山コスモロジー
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『万葉集』の時代から現代まで、水の山、火の山として崇拝され、歌に詠まれ、絵画に描かれ、神仏の山として信仰されてきた富士山。その富士山への心性史を再現し、富士山に託してきた思想・信仰・美学の全容を解明する。

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  • フットボールサミット第8回 本田圭佑という哲学 世界のHONDAになる日
    3.7
    第一線のジャーナリスト達が一堂に会する “サッカー界の論客首脳会議” いま議論すべきサッカー界の重要テーマを多士済々の論客が論じる。それがフットボールサミットのコンセプトです。開催第8回目は、「本田圭佑という哲学」をテーマに日本のエース・本田の真価と進化さまざまな視点から検証しています。 「レアル・マドリーの10番を背負う」と公言してはばからない本田選手ですが、それが決して絵空事ではないことをこの議題をやり抜いて実感しています。プレーヤーとしての凄さだけではなく、自らの強い意志で幾多の挫折を乗り越え、道を切り拓き、いままたさらなる高みを目指してストイックに努力を続ける並外れたメンタリティを本書では紐解いています。 彼はなぜエリートコースから外れながらも日本を代表する選手にまで成長できたのか? 彼がいないとなぜ日本の攻撃は停滞するのか? 現代日本人から失われている「背中で語る男」の美学と強さを総力取材で解き明かすこの一冊を、いまを迷いながら生きる1人でも多くの人の心に届けたいと思っています。彼が有言実行で示してくれているもの、それはまさに夢と希望です。 『フットボールサミット』議長 森哲也 第8回議題 本田圭佑という哲学 世界のHONDAになる日 ◎元川悦子 日本代表チームメートが語る本田という存在 ◎森哲也(本誌議長) 本田圭佑が子供たちに伝えたいこと ◎西部謙司 日本代表の核となる個性 ◎二宮寿朗 岡田武史と本田圭佑の邂逅 ◎元川悦子 蹴友たちの言葉で追う本田圭佑の7年間 ◎清水英斗 低重心HONDAの性能を徹底解析 ◎若水大樹 変貌を遂げたオランダ時代の追憶 ◎元川悦子 藤田俊哉が回想するルーキー時代と人間像 ◎安藤隆人 本田圭佑青春ラプソディ ◎北健一郎 フリーキック進化論 ◎沢田啓明 CSKAモスクワの内実“飼い殺し” ◎飯尾篤史 本田圭佑と家長昭博 2つの才能 ◎森雅史 ミンティアはなぜ本田圭佑を起用したのか? [ 連載 ] ◎大橋裕之 新連載マンガ ザ・サッカー 第1回 「ひとり旅」 ◎木村元彦 Vol.3 ランコ・ポポヴィッチのFC東京戦記 「Stay hungry」 ◎西部謙司 西部謙司の戦術サミット第3回 柏木陽介(浦和) 「シャドーの極意」 ◎佐山ブックマン一郎 サッカー版「ぼくの採点表」 ◎松本育夫 炎の説教部屋 ◎サッカー クイズ王の挑戦状
  • 元相撲協会理事長 横綱北の湖の霊言 ひたすら勝負に勝つ法
    5.0
    「憎らしいほど強い」と言わしめた昭和の名横綱の相撲の美学。勝負の哲学。 この気迫! この品格! トップを窮めた人だけが語ることができる 人生の悩みや仕事の逆境を粉砕する珠玉の箴言集。 “相撲ファンのみなさんに 一言、御礼を 申し上げておきたい。”
  • 夢を叶える パリのタイユール鈴木健次郎
    4.0
    NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』でも取り上げられたテーラー・鈴木健次郎。彼は今、パリの数百年に渡るタイユール(テーラー)の歴史上、日本人として初の独立を果たし、念願のブティックをパリに構える夢を実現した。本書は、現在に生きるパリのタイユール鈴木健次郎の物語であり、今まで語られることのなかったパリのテーラリングの世界とその美学、さらにその根底にあるヨーロッパのメンズファッションの潮流と文化について語った物語である。
  • ランシエール : 新<音楽の哲学>
    -
    美学と政治学を架橋させながら様々な事象を考察する哲学者の思想を〈音楽=言語~反・歴史、反・文化〉という切り口から語りつくす、本邦初にしてあまりに挑発的なランシエール論。

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  • わが子に教えたい日本の心 武士道精神の源流
    -
    1巻1,300円 (税込)
    わが子がこの時代の日本に生まれてきて、一人の日本人として生きていくのであれば、素晴らしい先人の西郷南洲翁を手本とする心の教育を彼に施さなければならない。そして、この子を南洲翁の精神と美学を少しでも受け継いでくれるような「武士」として、そして「君子」として育てていきたいのである。──「後記にかえて」より。著者は北京大学を卒業後、日本で留学生活を送るうちに、子供のころ祖父から教わった『論語』の精神が、中国よりもむしろ日本の地において息づいていると確信して日本に帰化した四川省出身の知識人。現代中国に対する容赦ない批判で著名な著者が、日本人女性と結婚し、2012年1月に無事出産した第一子に向けて渾身の力で書き下ろした武士道精神の教科書。源義経、北条時頼、楠木正成、徳川家康、山鹿素行、徳川吉宗、松平定信、大塩平八郎、武市半平太、西郷隆盛、そして乃木希典、三島由紀夫にまでつながる日本武士のDNAとは。

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  • しあわせを引き寄せる 洋菓子の事典
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 洋菓子のかたち・材料・名前・伝統に秘められた物語を、ヨーロッパ各国の国立の製菓学校やホテル学校で学び、日本で初めてヨーロッパ伝統のお菓子を紹介した著者が伝えます。・ショートケーキ…戦後の日本で流行した、幸福のきざし・ズコット…メディチ家とともに発展した、聖職者の帽子・チョコレート…スペインから嫁いだ王妃がもたらした美食の財産・クグロフ…マリー・アントワネット妃の完成されたお菓子の美学など、世界をしあわせにする「洋菓子」の物語を紹介します。 紹介洋菓子は80点以上。本書のために心を込めてつくった作品ばかりです。今田美奈子先生ならではのテーブルセッティングの提案も多数掲載。 読めば、毎日のティータイムがさらに楽しく、しあわせになる一冊です。
  • 世界は贈与でできている 資本主義の「すきま」を埋める倫理学
    4.5
    ■第29回山本七平賞・奨励賞 受賞 ■紀伊國屋じんぶん大賞2021(紀伊國屋書店 主催) 第5位 入賞 ■読者が選ぶビジネス書グランプリ2021(グロービス経営大学院+flier 主催)リベラルアーツ部門 第4位 入賞 これが、ニュー・ノーマル時代を切り拓く哲学書。 「ずっとじぶんでも考えていたことが、別の光を当ててもらったような気がして、読んでいて興奮しました」 ――糸井重里(株式会社ほぼ日 代表) 「わたしはすでに受け取っていたんだ。読むと次にパスをつなげたくなる本」 ――伊藤亜紗(東京工業大学准教授・美学者) 「贈与を受け取ったから、私は家族の物語を書きはじめました」 ――岸田奈美(作家『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』) 「人間の『こころ』の力動の機微をとらえる近内さんのセンスには肌の温かさと機械の精緻さがある」 ――茂木健一郎(脳科学者) 「コロナ後の経済は『贈与』を軸に駆動します。必読でしょう」 ――山口周(独立研究者) 2020年最有望の哲学者、「希望」のデビュー作 この資本主義社会で「お金で買えないもの=贈与」が果たしている役割とは何か? 「人間」と「社会」の意外な本質を、みずみずしく平易な文体で驚くほどクリアに説き起こす。 ビジネスパーソンから学生まで、 見通しが立たない現代を生き抜くための、発見と知的興奮に満ちた「新しい哲学」の誕生! 「一見当たり前に存在しているこの『世界』の成り立ちを、『贈与』や『言語』、『常識」の成り立ちを通して説き起こした鮮烈なデビュー作。 人間の『こころ』の力動の機微をとらえる近内さんのセンスには肌の温かさと機械の精緻さがある。 ウィトゲンシュタインと小松左京の本書を通しての出会いは思考世界における一つの『事件』。 社会の見え方を一変させ、前向きに生きるために、この本を処方せよ!」 ―――茂木健一郎 目次 第1章 What Money Can't Buy――「お金で買えないもの」の正体 第2章 ギブ&テイクの限界点 第3章 贈与が「呪い」になるとき 第4章 サンタクロースの正体 第5章 僕らは言語ゲームを生きている 第6章 「常識を疑え」を疑え 第7章 世界と出会い直すための「逸脱的思考」 第8章 アンサング・ヒーローが支える日常 第9章 贈与のメッセンジャー
  • クリティカル・ビジネス・パラダイム――社会運動とビジネスの交わるところ
    4.6
    【内容紹介】 私は、本書を通じて、ある希望にみちた仮説をみなさんと共有したいと思っています。 その仮説とは、社会運動・社会批判としての側面を強く持つビジネス=クリティカル・ビジネスという新しいパラダイムの勃興によって、経済・社会・環境のトリレンマを解決するというものです。 私は2020年に著した『ビジネスの未来』において、安全・快適・便利な社会をつくるという目的に関して、すでにビジネスは歴史的役割を終えているのではないか?という問いを立てました。原始の時代以来、人類の宿願であった「明日を生きるための基本的な物質的条件の充足」という願いが十全に叶えられた現在、私たちはビジネスという営みに対して社会的意義を見出せなくなりつつあります。 この問いに対する前著での私の回答は「条件付きのイエス」というものでしたが、その後も、営利企業あるいはビジネスの社会的存在意義に関する議論が沈静化する兆しはなく、世界経済フォーラムをはじめとした会議の場においても、この論点は主要なアジェンダであり続けています。 ここ数年、世界中で盛り上がりを見せている「パーパス」に関する議論も、この「このビジネスに社会的意義はあるのか?」という、素朴だけれども本質的な質問に対して応えることのできなかった人々が引き起こした一種のパニック反応だと考えることもできるでしょう。 私は、本書を通じて、このウンザリさせられる問いに対して、ある仮説としての回答を提唱したいと思います。それが前述した命題、すなわち「社会運動・社会批判としての側面を強く持つビジネス=クリティカル・ビジネスという新たなパラダイムの勃興によってそれは可能だ」という回答です。 【著者紹介】 [著]山口 周(やまぐち・しゅう) 1970年東京都生まれ。独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。ライプニッツ代表。慶應義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通、ボストンコンサルティンググループ等で戦略策定、文化政策、組織開発などに従事。『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?(光文社新書)』でビジネス書大賞2018準大賞、HRアワード2018最優秀賞(書籍部門)を受賞。その他の著書に、『劣化するオッサン社会の処方箋』『世界で最もイノベーティブな組織の作り方』『外資系コンサルの知的生産術』『グーグルに勝つ広告モデル』(岡本一郎名義)(以上、光文社新書)、『外資系コンサルのスライド作成術』(東洋経済新報社)、『知的戦闘力を高める独学の技法』『ニュータイプの時代』(ともにダイヤモンド社)、『武器になる哲学』(KADOKAWA)、『自由になるための技術 リベラルアーツ』(講談社)、『ビジネスの未来』(プレジデント社)など多数。神奈川県葉山町に在住。 【目次抜粋】 ■第1章 クリティカル・ビジネス・パラダイムとは? ■第2章 クリティカル・ビジネスを取り巻くステークホルダー ■第3章 反抗という社会資源 ■第4章 クリティカル・ビジネス・パラダイムの背景 ■第5章 社会を変革したクリティカル・ビジネスの実践例と多様性 ■第6章 アクティヴィストのための10の弾丸 ■第7章 今後のチャレンジ
  • Casa BRUTUS特別編集 名作椅子と暮らす。
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 CHAIR LIFE 名作椅子と暮らす。 空間の中で、インテリアのスタイルを決定づけるのは椅子です。 だから暮らしのパートナーにどんな椅子を選ぶかは、とても大切です。 そこで、独自の審美眼を持って様々な世界で活躍する目利きたちに、 コレクションの数々と、そのセレクトの基準を教えてもらいました。 彼らの椅子選びをヒントに、自分だけの「名作椅子」を探しましょう。 清永浩文(SOPH.) 椅子マスターを魅了した実用性のあるヴィンテージ。 片山正通(Wonderwall) 実験性にあふれるモダニズムの椅子。 〈visvim〉 独特の存在感を放つジャンヌレの椅子。 〈HYKE〉 さりげない女性らしさが潜むペリアンの美学。 〈ドーバー ストリート マーケット NY〉に選ばれた2脚。 南 貴之(alpha.co.ltd) 一期一会の出会いが作るコレクション。 〈ISABEL MARANT〉 ショップで出会うオランダとブラジルの感性。 オランダのコンパスチェア一覧! 宮田一彦(建築家) 日本家屋に調和するフレンチヴィンテージ。 ムラカミカイエ インダストリアルからクラフトに至る収集の変遷。 〈うどん 丸香〉 讃岐うどんの名店に〈トリックス〉の《Hスツール》。 世界にひとつだけの名作椅子。 〈sacai〉 ストーリーのあるミッドセンチュリーの椅子。 ミッドセンチュリーのスーパースターが集結。DESIGNS FOR LIVING(『PLAYBOY』JULY 1961) 〈とんかつ まい泉〉老舗とんかつ店で愛され続けるイームズ。 川田 修(BOOK AND SONS) ぬくもりだけじゃない、ストーリーのある北欧ミックス。 〈TIFFANY & CO.〉 〈ティファニー〉の特別な空間に北欧の名作椅子。 井出恭子(YAECA) 長く一緒に暮らす相手として選ぶ木の椅子。 〈REPOSSI〉 ハイジュエラーが選んだドナルド・ジャッドの椅子。 成田博昭(FRUCTUS) ヴィンテージのコンテンポラリーな楽しみ方。
  • 純喫茶とあまいもの 名古屋編:唯一無二の魅力を持つ30のお店
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 純喫茶の良さを広める第一人者、難波里奈氏による名古屋とのその周辺の名喫茶探訪記 パフェ、ゼリー、プリン、トースト、ホットケーキ、飲み物など、あまいものを切り口に、 名古屋とのその周辺にある名喫茶30店をご紹介。 丹念な取材により、メニューの誕生秘話から材料、作り方、店主の人柄や美学を探究。 お店の外観、内装、調度、食器なども考察しています。 全国1700軒以上の純喫茶に通い詰めた著者の審美眼、愛のあふれる文章、 美しい写真により、名古屋の純喫茶の文化を綴ります。 「馴染みのある街でも、まだ訪れたことのない街でも、 素敵な純喫茶があることを知っていれば、 いつか苦しいことやさみしいことがあったときの居場所として、 自分の拠り所になってくれるかもしれません。 好きな純喫茶が増えることは、好きな街も増えることだと思っています。 「あまいものを食べにいきませんか?」 そんなお誘いをもらえたら、いつだってうれしい。 すでにいろいろなお店を巡られている方にも、 「なんとなく気になる」とこの本を手に取って下さった方にも、 素敵なあまい時間がありますように」(「はじめに」より) never young beach 巽 啓伍氏も推薦! 「街を歩けば見つかる素敵な文化がいつまでもありますように」
  • 人生の道しるべになる 座右の寓話
    3.5
    13万部突破シリーズ最新刊! スピーチ、朝礼、プレゼン、雑談にも使える、 ベストセラー『座右の寓話』がさらなるパワーアップを遂げて、待望の最新刊が堂々登場。 古今東西語り継がれてきた、迷ったときのヒントが見つかる。 イソップ物語から中国古典、偉人の逸話から思考実験まで、 人生のライフステージごとの悩みに効く‶深イイ話”77 本書は何らかの〈教え〉が含まれている寓話や昔話、逸話や思考実験など 古今東西語り継がれてきた77の寓話を集め、その解説を載せました。 スピーチや朝礼、授業などで使える話材として、すべての寓話は5分以内で話せるようにまとめ、 表現も聞いて分かるように改めました。 どの寓話も「わかりやすい教訓」と「人生の深い知恵」を得ることができます。 【こんな方におすすめ】 ・仕事や人生に、なんとなく行き詰まりを感じている ・スピーチやプレゼン、雑談に使える、短くていい話を知りたい ・ライフステージにあった教訓を知りたい 【「はじめに」より】 人生は後戻りできない旅である。私たちの誰もが「初めての人生」を歩んでいる。 青年・成人期、壮年期、熟年期のどの段階にいる人であっても、みんながその段階の初心者として毎日を生き、その次の段階を見据えながら歩みを進めている。 なじみのない道を歩く旅人にとって道路標識が役に立つのと同様に、常に「初めての人生」を歩んでいる我々にとっても〈道しるべ〉は有益である。 寓話は先人が残してくれた人類の貴重な遺産であり、そこにはよく生きるための〈教え〉が凝縮されている。 そういう意味で寓話は〈人生の道しるべ〉になる。 【目次】 第1章 寿命と「時間の使い方」 第2章 幸せになるための「考え方」 第3章 行動と思考の選択 第4章 夢と希望と勇気 第5章 才能と継続と努力 第6章 意欲とたくましさと自由 第7章 人間関係の基本ルール 第8章 「諦めと敗北」の美学 第9章 リーダー力と大人の知恵 第10章 りっぱな思想より月並みな格言 第11章 人生100年時代と老い 第12章 生きる力と死ぬ能力 第13章 人生観と死生観 第14章 環境問題と人類の責任 第15章 「人間らしさ」と徳
  • 茶の湯の歴史
    -
    栄西が日本に茶をもたらした? 戦国武士は一服を喫して戦場に赴いた? 「わび」は禅の美学? 従来の伝承や固定観念を史実から再検証し、茶の湯と日本文化の新たな像を描き出す。珠光や紹鴎、利休、織部、遠州から、家元制度成立、近代数寄者や戦時下の茶道まで。中世寺院における茶の栽培、茶勝負や香道の実相、連歌の美意識の影響など、新たな研究成果を踏まえつつ、点前と作法の観察からつむがれる通史の決定版。解説・藤森照信
  • 愛と死について
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人がその一生で歌い続けるのは「愛の歌」であり、それは美しい思い出として蒼い宝石のように輝く。著者は詩人の心でその輝きをみつめ、その中に潜む愛と死について考察する。著者とともに流麗な調べにのって愛の彷徨におもくむであろう。 【目次より】 第一部 愛と死について 一 愛について(一) 二 愛について(二) 三 友情について 四 孤独について 五 死について 六 歳月について 七 別れについて 八 手紙について 九 告白について 十 愛の詩について 第二部 文学に現われた愛と死 一 ゲーテの世界 二 サン・テクジュペリの世界 三 人間的信の悲劇 シェイクスビア『オセロー』 四 情熱と神話 ルージュモン『愛について』 五 トルストイにおける芸術と自然 六 人間的愛の悲劇 ドストエフスキィ『カラマーゾフの兄弟』 七 キェルケゴールにおける詩と沈黙 八 キェルケゴールにおける愛と死 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 佐々木 徹 1941年生まれ。哲学者、評論家。追手門学院大学名誉教授。専門は哲学・比較思想比較文化論。 著書に『愛と死について』『美は救済たりうるか』『西谷啓治 その思索への道標』『魔的なるもの 美と信の問題』『こころの橋 - 詩と小品』『愛と別れについて』『近代文学と仏教』(共著)『悲の思想 文学にみる生老病死』『木下恵介の世界 愛の痛みの美学』『東山魁夷を語る』(共著)など。
  • アウグスティヌスの懐疑論批判
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 本書はアウグスティヌスが回心後、最初に着手した初期の代表作で難解をもって知られる『アカデメイア派論駁』の世界でも初の総合的な研究成果であり、研究/翻訳/註解の三分より構成される。アウグスティヌスはアカデメイア派懐疑論の論駁を通して真理論や知識論に関する新たな理解を示したが、著者はそれがヘレニズム期のものともデカルト以降の近代の懐疑論とも異なり、命題の真偽、真理と善という価値をわれわれの生のあり方にどのように位置づけるかに核心があることをはじめて解明した。原著は19世紀以来、デカルト懐疑論との比較や新プラトニズム研究の視点などから考察されてきたが、未だその全体像は明らかになっていない。本書はアウグスティヌスの戦略的論法を読み解いて原著の意図を分析し、真理と行為の問題性を摘出した画期的作品。 【目次より】 まえがき 第1部 『アカデメイア派論駁』研究序説 第2部 『アカデメイア派論駁』 第3部 『アカデメイア派論駁』註解 第I巻 第1章1~4節 ロマニアヌス宛て書簡 第2章5~6節 討論の開始 第2章5節:全体的問題の提示 第2章5~6節:第I巻の問題の提示 第3章7節~第4章12節 知者 第3章7~8節:キケロと懐疑論の紹介  第3章9節:人間のfinis 第4章10~12節:誤謬の定義 第5章13節~第8章23節 知恵 第5章13~15節: 道 第6章16節:知恵の定義 など 第II巻 第1章1節~第3章9節 ロマニアヌス宛て書簡 第4章10節~第6章15節 アカデメイア派の紹介 第4章10節:設定 第5章11~12節:アウグスティヌスによるアカデメイア派の紹介 第6章14~15節:アリピウスによるアカデメイア派の紹介 第7章16節~第8章21節 ジュニアメンバーとの討論 第7章16節~第8章21節:父親似のたとえ など 第1章1節~第2章4節 序 第1章1節:導入 第1章1節~第2章4節: fortuna 第3章5節~第6章13節 シニアメンバーの討論(その2) 第3章5~6節:問題の提示 第4章7~10節:自分は知っていると思う 第5章11節~第6章13節:assensio 第6章13節:締めくくり 第7章14節~第9章21節 連続講話 第7章14節:モノローグの導入 第7章15節~第8章17節:アカデメイア派の評判 第9章18~21節:ゼノンの定義 第10章22節~第13章29節 認識 第10章22節:カルネアデス登場 第10章23節~第11章26節:自然学 哲学者の不一致 感覚・夢・狂気 第12章27~28節:倫理学 第13章29節:論理学 第14章30節~第16章36節 同意と行為 など ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 岡部 由紀子 美学者、哲学者。熊本保健大学教授。東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科修士課程修了(美学・藝術学)。文学博士(慶応大学)。 著書に、『アウグスティヌスの懐疑論批判』など、 訳書に、ハンス・ベルティング『マックス・ベックマン 近代芸術における伝統の問題』 マルテキン・バルンケ『クラーナハ“ルター” イメージの模索』などがある。
  • 赤ヘル偉人伝 広島カープ黄金戦士かく語りき
    -
    ミスター赤ヘル、鉄人、古葉監督、そして江夏豊までもが一堂に会した、最初で最後の記念碑的一冊! 広島東洋カープの黄金時代を築き上げた「赤ヘル戦士」12人を取材! それぞれが1万字に及ぶインタビューで、自らの野球人生と野球哲学を振り返ってもらった、血と汗と涙の白球回顧録。 同一時代、同一球団に活躍した選手たちのみで構成されたインタビュー集は、プロ野球書籍史上初! 個性派揃いかつ鉄の結束で結ばれた「赤ヘル軍団」だからこそ実現したこの一冊を、リアルタイムで彼らのプレーに熱狂した歴戦のカープ男子たちはもちろん、マツダスタジアムに通うカープ女子、そして全ての野球ファンに捧ぐ── ・高橋慶彦「俺たちが強かった理由を教えるよ」  誰よりも努力し、自らの哲学を築いた「赤ヘル野球の申し子」である彼が語る、黄金時代の強さの理由。 ・大野豊「我が選んだ道に悔いはなし」  軟式野球出身という異色の経歴ながら、カープ一筋22年間で最後まで全力投球を貫いた彼の戦いの日々。 ・古葉竹識「僕がやりたかった野球」  Aクラス9回、日本一3回という黄金時代を築き上げた名将の言葉から「赤ヘル野球」の真髄を解き明かす。 ・衣笠祥雄「懐かしき人生最高の日々」  不滅の連続試合出場記録を持つ鉄人にとって、世界記録や国民栄誉賞よりも思い出深いあの瞬間を振り返る。 ・大下剛史「厳しいとは思わん。当たり前じゃ」  全身に闘志を漲らせ初優勝へと導き、引退後は鬼軍曹として次代のスターを次々に育てあげた彼の魂の源流をたどる。 ・山崎隆造「自己犠牲という名の理想」  「赤ヘル野球」を、誰よりも美しく体現し、チームメイトから「天才」と称された男の知られざる素顔に迫る。 ・水沼四郎「一球の重みと誇りを感じて」  江夏豊をリードし、ウイニングボールを掴んだ彼の証言とともに、広島中が熱狂した「江夏の21球」の激闘の記憶が蘇る。 ・外木場義郎「あの日の熱投。全ては優勝のために」  「君が20勝できたら、カープに何かが起きるかもしれない」。栄光に向かって投げ続けたエースのマウンドに懸けた想い。 ・小早川毅彦「憧れと重圧と理想。その戦いの記憶」  カープの選手たちに憧れる少年時代を過ごした彼が、背負った期待と重圧、追い求めた理想とは何だったのか。 ・川口和久「勝つか負けるか。僕の勝負の美学」  「最高の勝利」と「潔い負け」をもって自分の生きざまを見せることにこだわり続けた彼の、勝負の美学に迫る。 ・江夏豊「あの時、神様が味方してくれた」  不世出の左腕である彼が広島で過ごした3年間と、今なお語りつがれる「江夏の21球」を再度、回顧する。 ・山本浩二「広島カープは人生そのもの」  選手・監督として球団6度の優勝全てに貢献し、広島カープの本質を誰よりも理解している英雄が語る、黄金時代の記憶。
  • アディクション臨床入門 家族支援は終わらない
    4.5
    アディクション臨床における「当事者」とは誰か? 「抵抗とともに転がる」とは何を意味するのか? 「家族の変化の起動点」はどこにあるのか? カウンセラーとクライエントの「共謀」とは何か?――医療モデルと司法モデルの境界線上で、アディクション臨床とともに走りつづける臨床家の思想遍歴と臨床美学を一挙公開! 藤岡淳子との対談を収録したアディクション・アプローチの聖典! ●長いコピー(HPに引用): アディクション臨床における「当事者」とは誰か? 「抵抗とともに転がる」とは何を意味するのか? 「家族の変化の起動点」はどこにあるのか? カウンセラーとクライエントの「共謀」とは何か? アディクション臨床は、その黎明期からつねに医療モデルと司法モデルの境界線上で揺れつづけ、当事者不在のなかで医療の無力化を、依存する当事者に苦しむ家族への支援の無効化を突きつけられてきた。しかし、ドメスティックバイオレンスや児童虐待をも視野に収める逆転の発想は、アディクション臨床における心理職の役割を確立することにもなる。アダルトチルドレン、自助グループ、治療的共同体、被害者臨床を補完する加害者臨床などのコンセプトと実践を取り込む機動力で、アディクション臨床とともに走りつづける臨床家の思想遍歴と臨床美学を一挙公開。 藤岡淳子との初対談を収録したアディクション・アプローチの聖典!

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  • あなたはもっときれいになれる
    -
    本当に素敵な女性は 外見だけにとどまらない。 この本にはヒントがある。 ―――株式会社タイタン 代表取締役 太田光代 今は、「自己ブランド」、つまり個人としてのブランドを、 いかに高め、見せていくかが重要な時代。 本書は2017 ミス・ユニバース・ジャパン 評議員もつとめ、 「少し指導を受けただけで、外見・内面共に見違えるほどきれいになる」と、 評判を呼んでいるブランディングコンサルタントの著者が “いちばん素敵な自分をみせるための、 さまざまな方法”についてまとめた一冊です。 「“外見的な美しさ”だけにとらわれることなく、 外見と内面、トータルでの“美しさ”―― つまり“きれい”を磨く」 にはどうすればいいのか。 特に女性の場合、 その「きれい」こそ、目に見える形、見えない形でにじみでて、 年齢を重ねるごとに、より輝きを増していきます。 信じてください。 あなたはもっときれいになれます。 ■目次 1章 お役に立てることは幸せ ――ミス・ユニバースは“外見”のほかに何を見ているのか 2章 自分をブランディングする ――これからの時代に欠かせない“自己ブランド”の確立 3章 美学を持って生きる ――自分を“最大限活かす”ために知っておくべきこと 4章 いい人間関係をつくる ――“信用”“信頼”をつちかうシンプルなルール 5章 自分のことは自分で決める ―― いつまでも“より良く”“より美しく”生きる ■著者 余語まりあ 1960年千葉県生まれ名古屋在住 株式会社ワイズエフェクト代表取締役 2017ミス・ユニバース・ジャパン 評議員 2016ミス・ユニバース・ジャパン ビューティーキャンプ講師 2014~2018ミス・ユニバース・ジャパン愛知 ビューティキャンプ講師 2016~2018ミス・ユニバース・ジャパン東京 ビューティキャンプ講師 大学卒業後、株式会社サンリオに入社、人事部、仕入部など経て出産を機に退職。 20年間の主婦、子育て期間に様々な資格などを取り、「講師養成講座」を受講後に講師として仕事を再開する。 そのブランディング指導が話題となり、会社設立からわずか5年後にミス・ユニバースにかかわるように。 優雅で柔らかな物腰でありながら、そのコンサルティング、研修は情熱にあふれ、指摘は的確。 「少し指導を受けるだけで、見違えるようになる」と評判を呼ぶ。 大手企業から個人にいたるまで絶大な支持を得ており、コンサルティング、研修は常に予約でいっぱいとなっている。
  • 安藤忠雄 建築を生きる
    4.0
    1巻3,300円 (税込)
    「いまや何百という単位で世界中に建築作品がつくられ、直島やヴェネチアなどで作品めぐりができるスケールにまで広がって、〈安藤忠雄〉なるものは世界的な出来事として理解されている。アンドー・ウォール、アンドー・キューブといった語も昨今の建築語彙として定着しつつあるようだ。日本以上に海外ではひとりの建築家の枠をこえ、ひとつの文化現象として理解されはじめている。しかし安藤忠雄をほんとうに理解するためには、その人に刷りこまれた信条や生き方、美学や土地に対する見方を十分に知らなければならない。メディアの上で生産され消費されている建築家像とは異なったレベルで安藤忠雄の実像に迫りたい。これが本書を執筆する動機であり、そのために各地をまわり、建築家本人からも詳しい話をうかがった」生い立ちから現在までを同時代的背景とともにたどりつつ、住宅、商業施設、教会・寺院、学校・図書館、ミュージアム・劇場ほか種々の建築作品と環境・文化プロジェクトを精緻に読みとく。世界の「アンドー」の全体像に迫る建築史家渾身の書き下ろし。本格評伝にして作品論の決定版。
  • アーティスティックスポーツ研究序説:フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論
    -
    スポーツか、アートか――。 フィギュアスケート、新体操、アーティスティックスイミング、ダンススポーツなど、スポーツとアートの重複領域についての初の論考。〈アーティスティックスポーツ〉という身体運動文化を、経営・経済学、法学、社会学、芸術学などを横断して探究する。新進気鋭の若手研究者がスポーツ科学に新たな沃野を拓く画期的な著作。 本書は全六部構成となっており、その中でアーティスティックスポーツをめぐる「美学論(第Ⅰ部)」、「著作権論(第Ⅱ部)」、「作品批評論(第Ⅲ部)」、「市場経済論(第Ⅳ部)」、「産業論(第Ⅴ部)」、「アーカイブ論(第Ⅵ部)」が次々に展開される。これから先の時代、アーティスティックスポーツの文化はいかにあるべきか――スポーツとアートが汽水域のように交じり合う身体運動文化を永続的に存続させるための創造と享受のあり方について、学際的観点から徹底的に考察していく。スポーツ科学の学術界はもとより、アーティスティックスポーツに関わるすべての人々にとって必読の書となるだろう。
  • アートとフェミニズムは誰のもの?
    4.3
    アートとフェミニズムは少なくない人びとからよく見えなくなっていて、その実態がよくわからなくなっている。いわば、アートとフェミニズムは入門したくてもできない「みんなのものではないもの」になっている。もともと、「みんなのもの」になろうとするエネルギーを持っているアートとフェミニズム。理解の断絶が進む現在の状況に風穴を開けるには――。美学研究者による、フェミニズムを使ってアートを読み解く新しい試み。

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