作品一覧

  • 動都移動し続ける首都
    3.0
    1巻3,564円 (税込)
    首都直下地震などに備えるため、今や現実的に首都機能移転を検討する必要がある。建築家・坂茂が主宰する研究会の最新成果を発表。
  • 安藤忠雄 建築を生きる
    4.0
    1巻3,300円 (税込)
    「いまや何百という単位で世界中に建築作品がつくられ、直島やヴェネチアなどで作品めぐりができるスケールにまで広がって、〈安藤忠雄〉なるものは世界的な出来事として理解されている。アンドー・ウォール、アンドー・キューブといった語も昨今の建築語彙として定着しつつあるようだ。日本以上に海外ではひとりの建築家の枠をこえ、ひとつの文化現象として理解されはじめている。しかし安藤忠雄をほんとうに理解するためには、その人に刷りこまれた信条や生き方、美学や土地に対する見方を十分に知らなければならない。メディアの上で生産され消費されている建築家像とは異なったレベルで安藤忠雄の実像に迫りたい。これが本書を執筆する動機であり、そのために各地をまわり、建築家本人からも詳しい話をうかがった」生い立ちから現在までを同時代的背景とともにたどりつつ、住宅、商業施設、教会・寺院、学校・図書館、ミュージアム・劇場ほか種々の建築作品と環境・文化プロジェクトを精緻に読みとく。世界の「アンドー」の全体像に迫る建築史家渾身の書き下ろし。本格評伝にして作品論の決定版。
  • パリのグランド・デザイン ルイ十四世が創った世界都市
    4.0
    フランスが世界に誇る「花の都」パリ、そしてヴェルサイユ宮殿。これらを形作ったのは、ルイ十四世の治世に花開いた「グランド・デザイン」の思想だった。当時のフランスは、世界を席巻していたバロックに背を向け、徹底した計画志向の下でニュータウンを建設し、パリの街並みを整備し、ついにはヴェルサイユ宮殿を造営した。駆け引きに満ちた宮廷政治と、個性豊かな建築家たちの物語を通して、近代都市の源流に迫る。

ユーザーレビュー

  • パリのグランド・デザイン ルイ十四世が創った世界都市

    Posted by ブクログ

    [冠たる都市の冠たる設計]卓越した都市計画の上に成立し、今日においても世界中の人々を魅了し続けるパリ。リシュリューやルイ十四世の時代にその淵源を求め、建築に関する数々のエピソードを紹介しながら、グランド・デザインの背景を探っていく作品です。著者は、フランス政府から学術交流の業績に対して学術教育功労勲章を受章している三宅理一。


    都市計画に関する技術的側面のみならず、その背骨を形成した思想や価値観まで掘り下げて解説してくれているところが白眉かと。どのような歴史的推移を経てパリという街が成立したかが図面とともにわかりやすく解説されており、パリやフランスに興味を持つ人にとどまらず、広く建築に興味の

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    2015年05月15日
  • 安藤忠雄 建築を生きる

    Posted by ブクログ

    安藤忠雄をずっと追いかけている。
    闘う建築家と言われつつ、防御が最も重要と考えている事が、本書で最も印象に残る。
    2000年のGW、直島で南寺に衝撃を受け、その翌日に茶屋町で白のスーツに身を包んで歩く安藤忠雄と出会って再度の衝撃を受けた事を、いつも思い出さずにはいられない。

    0
    2020年06月06日
  • 動都移動し続ける首都

    Posted by ブクログ

    坂茂先生の講演会でこの本が紹介されていたので読んでみた。首都機能移転をオリンピックのように4〜5年で繰り返す事で地方都市の経済効果をはかるのは面白いなと思った。現在の国会議事堂の耐震性の問題もある事なので、是非実現してほしい。
    動都研究会議のメンバーには、現総理大臣の石破さんの名前もあるので、近々この動都の議論が動き出す予感がしています。

    0
    2025年02月09日
  • 動都移動し続ける首都

    Posted by ブクログ

    普段、あまり私が手にとらないような本でした!
    歴史や、今ある社会背景、様々な経緯があって、
    今の日本や国外の詳細が記載されていた本でした。

    動都ということで、あまり聞きなれない言葉ですが、
    正直、そんなことよりやることあるだろ。というのが私の感想です(・_・;
    色々と国を考えての手法なんだと思いますし、
    実際、私のような者があーだこうだ言う権利も無いと思いますが,優先順位が違うからこそ?議題にも上がらないのかなー、と思いました。

    確かに、現実的な話しになった場合には、
    地域の活性化やインフラの向上等も考えられますし、
    そこに来る人達が増えるので良いとは思いましたが。
    ただ、それも税金からだ

    0
    2025年02月09日
  • 動都移動し続ける首都

    Posted by ブクログ

    難しい本というか知らないことが多すぎてなかなか頭に入って来ませんでした。それだけまだまだ勉強不足なところがあると痛感しています。日本の人口減少や災害のことを考えると私も各地方が輝く動都はとても面白いアイデアだと思います。私は介護の仕事をしていますがデータでさ高齢化は2040まで高齢者の数が増えていますが現実的増えるのは東京や大阪で中山間地域や田舎はもう少しずつ高齢者の数が減って来ています。そこで各地域でのやり方ルールをその地域に合わせた考えをしていこうという地域ごとの流れが今後議論されていきますがこの動都は地域の活性化や災害の時の分散を考えていてなんとなくオリンピックを各国で誘致して開催するそ

    0
    2025年02月08日

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