一流の人はなぜそこまで、靴にこだわるのか？

渡辺鮮彦

一流が選ぶのは、新品よりも使い込まれた本格靴。自分に合った一足を見つけ「人生を共にする相棒」に育てるためのすべて。

靴はビジネスマンの必須アイテムです。

「どんな靴を履いているのか」に、その人の性格や仕事の仕方があらわれると言っても過言ではありません。

つま先が汚れていたり、かかとがすり減っていたり、あるいは見るからにヨレヨレだったり……。

ろくにメンテナンスもせず、こんなだらしない靴を履いていたら、得られるはずの信用も失ってしまいます。



なかには「靴は消耗品」「どうせ履きつぶすものに手入れは要らない」という人もいるでしょう。

でもそれは、いわば二流の考え方です。



一流は自分に本当にぴったりの一足を見つけ、適度にメンテナンスをしながら大事に履き続けます。

そうして多くの時を共にした靴は、まさにかけがえのない「相棒」。

仕事、そして人生をより実りあるものにしてくれるアイテムとなるのです。



本書では「そもそもビジネスマンにとって靴とは何であるのか?」を深堀し再定義するとともに、

基本のスタイルやデザイン、製法から、ビジネスにおける足もとのTPO、スーツと合わせるときのワンテク、

さらには自分にぴったりの靴の選び方、長く履くためのメンテナンス術などを紹介。

靴にまつわる哲学と美学と知識が詰まった、ビジネスシューズのすべてがわかる一冊です。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: ビジネス・経済 / 自己啓発
• 出版社: クロスメディア・パブリッシング（インプレス）
• シリーズ: 一流の人はなぜそこまでシリーズ
• ページ数: 208ページ
• 電子版発売日: 2017年06月08日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 9MB

[ブクログ · ★★★★☆]

一流の人がなぜ靴を履くのかに加えて、革靴の種類やそれぞれのパーツの名称など細かく説明がされている。靴と一言に言ってもさまざまな種類や使い分けがあるのだなと参考になった。かなりマニア向けにも感じる

[ブクログ · ★★★☆☆]

タイトルからどうせつまらないことが書かれているんだろうと思ったが、まともな本で驚いた。日本ではあらたまった席ではストレートチップといわれるが、本場英国ではプレーントウ、フルブローグが一般的という記述に驚いた。

[ブクログ · ★★★★☆]

靴のメンテナンスはマネジメントの本質。
必要十分な投資を、然るべきタイミングで継続的に行う。その工程で会社の質や規模が充実してくのと同様に、靴もメンテナンスを行うことで道具の枠を超える損害へと価値を高めていく。

一つのものを大切にするという姿勢からは誠実で実直な人柄を感じ取れるし、それはそのままビジネスに対する姿勢とも見て取れる。

keep your feet on the ground
現実をしっかり見据えるべし
足元は基礎、基盤の象徴である

靴の基本的情報、有名ブランドが載ってた。