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赤と青のガウン オックスフォード留学記
女性皇族として初めて海外で博士号を取得された彬子女王殿下による英国留学記。待望の文庫化! 《赤と青のガウン。それは、私が博士課程を始めたときからいつか着る日を夢みてきたものだ。五年間の留学生活中、何人もの友人が博士課程を無事修了し、オックスフォードを旅立っていく様子を何度も見送ってきた。晴れ晴れとした表情でこのガウンを身にまとい、学位授与式が行われるシェルドニアン・シアターから出てくる友人たちの姿は、誇らしくもあり、またうらやましくもあった。オックスフォード大学の厳しい博士課程を成し遂げた者しか袖を通すことを許されない赤と青のガウンは、くじけそうになったときにふと頭に浮かび、オックスフォードに来たときの自分に立ち返らせてくれる「目標」だった。》(「あとがき」より抜粋)英国のオックスフォード大学マートン・コレッジでの、2001年9月から1年間、そして2004年9月から5年間の留学生活の日々――。当時の心情が瑞々しい筆致で綴られた本作品に、新たに「文庫版へのあとがき」を収録。 〈本書の主な内容〉●おわりとはじまり ●英語の壁 ●側衛に守られるということ ●子どものころからの習慣 ●外国でのハプニング ●授業のこと ●古代ケルト史を学ぶ ●マートン・コレッジの一日 ●フォーマル・ディナーの楽しみ ●海外で頑張る日本人留学生たちの進路 ●「浮世絵はどのようにみるものなのか」 ●アフタヌーン・ティーを女王陛下と ●バッキンガム宮殿へのお招きの連絡 ●英国の電車の思い出あれこれ ●二度目の留学 ●何をやってもうまくいかない日 ●法隆寺金堂壁画 ●英国の食あれこれ ●美術史研究者の試練 ●謎の侵入者 ●お雑煮とスコーン ●博士論文性胃炎 ●博士論文への二つの壁 ●人生でいちばん緊張した日 ●たくさんのおめでとうのあとで…… ●生まれて初めての猛抗議 ●心からの「最終報告書」 〔ほか〕 -
限りなくシンプルに、豊かに暮らす(PHP文庫)
シンプルに生きるにはどうすればいいのか。シンプルに暮らすとはどういうことなのか――。本書は、建功寺の住職兼庭園デザイナーの著者が、「余計なものをそぎ落し、無駄な物を捨て、自分自身を縛りつけている余計な欲望を排除していく」という禅の考えに則り、清々しく心豊かな生き方、暮らし方を説く。 ◎空間を埋めない ◎何もしない時間を持つ ◎無心になる ◎物事に白黒つけようとしない ◎苦手なことは人に任せる など、著者が日々の修行のなかで培ったシンプルな生活のすすめが詰まっている。不安や心配事、執着心といった「心のメタボ」をそぎ落し、人生に「たったひとつの自分自身の芯」を見つけていく私たちの旅路。その先にこそ真の豊かさと安寧があることに気づかされる。自分がいちばん大切にしなくてはならないもの、自分の人生になくてはならないもの――そのことに思いを馳せるきっかけになる一冊。 -
[新訳]フランス革命の省察 「保守主義の父」かく語りき
変革栄えて、国滅ぶ。これは230年前に書かれた「現代日本の省察」だ! 18世紀、自由と秩序のバランスを求めて、華麗な弁舌をふるったイギリスの政治家・文人エドマンド・バーク。保守主義のバイブルと呼ばれる代表作について、刊行当時のインパクトを甦らせるべく、最先端・最高峰の名訳で再構成。理想社会の建設を謳ったフランス革命は、以後のあらゆる変革の原型となった。だが高邁な理念は、凄惨な現実と背中合わせだった! 「自由なら何でも良いのか?」「茶番を続ける国民議会」「すべてを変えるのは無能の証拠」「地方は没落、得するのは都市のみ」「『愛国』税制の浅ましさ」「この革命は、とんでもない疫病かもしれない」――三色旗の向こうに、混乱を重ねる日本の姿が見えてくる。文庫化にあたっては、話題の現代貨幣理論(MMT)とフランス革命との関連も詳しく解明、いっそう画期的な内容となった。気鋭の評論家・中野剛志氏による解説も必読。 -
経営のこころ 会社を伸ばすリーダーシップ
半世紀以上にわたり経営の最前線に立ち、私は「企業とはいかにあるべきか」「経営とはいかに行うべきか」を日々問い続けてきた。そして自ら実践し、確信したことだけを、求めに応じ発信してきた。そのような私の口述記録から生まれた書籍だけに、本書は経営における私の「信念」を著した書籍ともいえよう。(中略)本書が、これからの日本の経済社会を担う、若い経営リーダーの皆さんにとって、新たな活路をひらく契機となることを願ってやまない。〈本書「序」より〉 2022年、90歳で逝去。その前年末に、『誰にも負けない努力』(単行本、のちに文庫化)の続編として企画・発刊されていた本作品を、文庫化いたしました! 没後も、名経営者として、人生の達人として、幅広い層の多くの人々から支持される述者のリアルな魂の声が、本書には収録されています。経営の核心をつく、そして魂に問いかける数々の言葉が、誠実に毎日の仕事に励む多くのリーダーの心を揺さぶり、未来への指針となることでしょう。 【本書に収録された心揺さぶる言葉の数々】●心の通う、心で結ばれた集団をつくる――経営には、モノもカネも大事だが、いちばん強くて頼りになるのは「人の心」である。だからこそ、心で結ばれた強固な集団をつくることに焦点をしぼり、人の心をベースとした経営をしていくのである。 ●従業員と家族のような関係を築く――従業員の心をつかまえているか。調子のいいときは、給料も出し、調子のいいことも言えるから、誰でもついてくる。大事なのは、業績が悪くなったときに支えてくれる人間がいるかどうかだ。 ●成果主義ではなく実力主義でいく――実力主義は、「一将功なりて万骨枯る」というようなものではない。実力主義にも課題はあるが、説明と説得によって弊害は防ぎ得る。実力主義によって選ばれた人たちが活躍することで、会社に益がもたらされ、会社が立派になっていくのである。 ●正しい判断をする思考プロセス――物事を考えるとき、「いいな」と思った瞬間、「ちょっと待て」と自分を抑える。そして「相手にとってどうだろうか」と考え、「よい」と確信したら、結論を出す習慣をつける。「利他の心」で判断することは難しくても、思考のプロセスにそういう回路を入れておくといい。 ほか ※本書は、2021年12月に刊行された『経営のこころ 会社を伸ばすリーダーシップ』に加筆・修正を加え、文庫化したものです。 -
いっきに読める史記
日本人の中国史に対する関心は、『三国志』にばかり集中する珍現象が四十年ほど続いていた。しかし、原泰久氏の漫画『キングダム』が成功し、アニメ化、映画化もなされて読者層が広がる中で、状況は一変。『三国志』の独壇場は崩れ、戦国時代終盤にも熱い視線が注がれるようになった。『史記』は、中国前漢の武帝の時代に司馬遷によって編纂された中国の歴史書で、今なお人気の高い名著である。ただし、全130巻に及ぶ超大作。原典のおもしろさを失わずに一冊にまとまっているもの、そうした読者の要望に応えるべくして生まれたのが本書である。本書は、神話から殷・周の時代、春秋時代、戦国時代、秦の始皇帝の時代、項羽・劉邦の時代、文帝・景帝の時代、武帝の時代という7章構成。どこから読んでも理解できるようになっている。『史記』では、難局を突破していく英傑たちのストーリーが展開されるが、そこには駆け引き、決断、裏切り、友情など、二千年の間、読み継がれた胸アツの人間ドラマがある。『史記』はまた故事成語の宝庫でもあり、「鳴かず飛ばず」「要領を得ず」「呉越同舟」など、なじみのある名言が次々に登場する。本書では、その由来や本来の意味を、折に触れて注釈している。さらに、『史記』の舞台になった場所の写真や地図もある。中国の超大作を最高に楽しめる一冊。 -
紙つぶて(完全版)
とかく内容と著者の紹介を中心に、半分ほめて半分けなしてお茶を濁す書評が多い中で、本書に収められた書評コラムという「作品」は異彩を放っている。知識は正確をきわめ、守備範囲は洋の東西、古今を超え硬軟とりまぜ、あくまで広い。「これぞ」と思う名作には過不足ない賞賛を与え、一見に値する奇書を見逃すことがなく、世におもねった俗書、奇を衒っただけの愚書の類は容赦なく一刀両断に斬って捨てる。一篇600字という限られた紙幅の中で、その本と本の周辺の事情を閃光のごとく照らし出す鮮やかな技は、見事の一語に尽きる。昭和44年3月から昭和58年8月まで、あしかけ15年にわたって大阪読売新聞(夕刊)、雑誌『銀花』等に書き続けた、著者自らライフワークと認ずる書評コラム「紙つぶて」455篇を集大成。鋭利な刃物のような切り口の賞賛と批判は、読書の海を航海する人の、正確無比な羅針盤になること間違いない。 -
面白くて眠れなくなる理科
シンプルだけど奥が深い理科の世界へようこそ! ベストセラーシリーズ「面白くて眠れなくなる」の第二弾は、小学校理科を題材に、生物、物理、化学、地学の謎について面白く紹介します。水を熱したときに出る泡の正体、ゴキブリに洗剤液をかけると死ぬ理由など、シンプルだけど奥が深い、事象、ものについて解説。読みだしたら止まらない、そんな不思議な世界へ誘う一冊。【本書の目次より】鏡は何でできている?/ドライアイスの正体/私たちが吐いた息の成分/ウンチとオシッコのはなし/目立たない花と目立つ花/チューリップにはクローンがある/「燃える」の科学/磁石の意外な弱点/東西南北にまつわるエトセトラ/月の科学 -
深く考える力
あなたの中には、「想像を超える叡智」が眠っている。本書は、深く考えるとは、「賢明なもう一人の自分と対話すること」と語る著者が、これまで誰も語らなかった5つの心理技法と32の随想を紹介。論理思考を超えた叡智が湧き上がる1冊。 (本書の主な内容)●誰の中にもいる「賢明なもう一人の自分」 ●我々の能力の発揮を妨げる「無意識の自己限定」 ●直観を閃かせる究極の技法 ●才能の開花を妨げる「迷信」 ●「明日、死ぬ」という修行 「実は、我々、誰の中にも、心の奥深くに、想像を超える賢さを持つ『もう一人の自分』がいる。我々の能力を分けるのは、そして、人生を分けるのは、その『賢明なもう一人の自分』の存在に気がつき、その自分との対話の方法を知っているか否かである」(本書「第一部 賢明なもう一人の自分」より) ※本書は、2018年2月に刊行された『深く考える力』に加筆・修正し、文庫化したものです。 -
一気に流れがわかる世界史 「中心」の移り変わりで読み解く
本書は、世界史の5000年余りの大きな流れをつかむための本である。初心者でもとことん読みやすいように書かれているので、大人の学び直しのテキストとしても、大学受験の勉強をはじめる前の手引書としても、有益である。世界史の授業では「あれもこれも」と詰め込みすぎるため、うんざりした人も多いのではなかろうか。これに対し本書は、つぎの方針で書かれている。 ●(1)こまかい年号や名詞にとらわれない。 ●(2)各時代におおいに繁栄した「中心」といえるようなメジャーな国をおさえることに徹する。「中心」とは、たとえば古代ギリシア、ローマ帝国、秦・漢などの中国のおもな王朝、イスラムの帝国、ルネサンス以降のヨーロッパ(とくにイギリス)、そしてアメリカといった国・地域。 ●(3)これらの「中心」の移り変わりを追いかけていくと、世界史の大きな流れがみえてくる。 そして、「新しい繁栄の中心」は従来の「中心」の「となり」に移るという、いわば「となり・となり」の関係にあるとし、この視点で世界史をみわたすと、一つのつながった物語になるというのである。 『一気にわかる世界史』を改題の上、大幅に加筆・修正してわかりやすさ・読みやすさを追求した文庫版。作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏が、「世界史の本質をつかめる素晴らしい作品。『中心』の変遷から世界史を動的にとらえる秋田史観は、面白く、役に立つ」と絶賛している。 -
こんなに面白かった「シェイクスピア」
2014年に生誕450周年を迎えたシェイクスピア。ハムレット、オセロー、リア王、マクベス、ハムレット、ロミオとジュリエット、夏の夜の夢、ヴェニスの商人、から騒ぎ、テンペスト……その作品はいまも世界中の舞台で常に上演されており、特に欧米では基礎教養として広く浸透している。一方、日本では「なんでそんなに人気があるの?」「作品名ぐらいは聞いたことがあるけれど、どんな話かと聞かれると……」という人が多いはず。現代の小説、映画などでも、シェイクスピア作品が下敷きとなっているものは非常に多く、日本人でもある程度の知識は「大人の常識」としておさえておきたいところ。そこで本書では、その生涯・時代背景から、全40作品のあらすじ、名ゼリフまで紹介。この1冊でシェイクスピアの魅力が丸わかり! -
前田利家と妻まつ
戦国時代の夫婦の物語といえば、豊臣秀吉とねねの話が有名だが、秀吉夫妻と終生の親交を結んだ前田利家と妻まつの歩みも、「ミニ太閤記」とでもいうべき輝かしい出世譚である。若気の至りで主君・織田信長の勘気をこうむり、足軽長屋に暮らしはじめた利家とまつ。まさにゼロからの出発だったが、実直・律儀に忠義を尽くす利家は、やがて帰参を許され、信長の計らいで前田の当主となる。その後、戦場往来の日々に生きる利家を、妻まつはしっかりと支え、二男九女を育て上げていく。信長の横死、秀吉の台頭と天下統一という激変のなか、利家は「加賀百万石」の大名として豊臣政権の屋台骨を支えるようになる。だが秀吉が没し、利家も後を追うように病没すると、加賀前田家の存続をかけたまつの闘いが始まるのだった。2002年のNHK大河ドラマは「利家とまつ」に決まった。女流作家ならではの繊細な筆づかいで、テレビに先駆けて戦国の夫婦の物語を描く力作。 -
ガラクタを捨てれば、人生はすべてうまくいく!
「理想の恋人ができた!」「仕事が見つかった!」「やせた!」「臨時収入が入った!」と、ガラクタを手放した人達から、喜びの声が続々!仕事、お金、健康、人間関係……。あなたの人生で起こる問題の9割は、ガラクタが原因だった!本書は、全世界100万部のベストセラー『ガラクタを捨てれば自分が見える』の著者カレン・キングストンの愛弟子が、人生を変えるガラクタ整理の秘法を大公開。「持ち物の8割は人生にとって不要なもの」「自分の気持ちを下げるものはすべて手放す」「ガラクタが多いほど、太りやすくなる」「『いつか使うかも』にだまされない」など、どんな片付け嫌いな人も、読んだ瞬間からガラクタを一掃したくなること間違いなし。「片付けられない」が一瞬でなおる本。 -
世間とズレちゃうのはしょうがない
解剖学者(養老孟司氏)とお笑いタレント(伊集院光氏)による、共感だらけの生き方放談。待望の文庫化! 《「東大卒の医学博士、解剖学者であり大ベストセラーの著者である先生に対し、伊集院光ごときが親近感?」と笑われるかもしれませんが、同じ匂いを感じるのです。その匂いの元が何なのか、先生のご著書『半分生きて、半分死んでいる』(PHP新書)を読んでいてピンときました。「別に世間が間違っているわけではない。間違っているのは、自分のほうかもしれない。だけど世間と自分がズレていることだけは間違いない。ひょっとすると、そのズレが、物書きになる原動力か、と思う」――この文章を初めて読んだとき、僕は救われたような気がしました。僕が感じていた先生との共通点は「世間からズレている」ことです。》(「はじめに(伊集院光氏)」より抜粋) 世間からズレている。そんな自分自身とどう付き合って生きるか。どう世間と折り合いをつけて生きていくか――。お互いの人生体験を振り返りながら、楽しくもマジメに考えあう。生き方のヒントが満載! ●「文庫版まえがき(伊集院光氏)」「文庫版あとがき(養老孟司氏)」を新たに収録。 -
101人の人物で読み解く太平洋戦争
近代日本は日清戦争から始まって太平洋戦争まで幾つかの戦争を体験している。このなかで昭和時代の太平洋戦争は明治期、大正期の戦争とは異なっている点がある。日清、日露、第一次世界大戦と並べてみて、これらの戦争指導にあたった政治家、軍人には、ともかくもこの国の歴史や文化、さらには知識を代表する能力と見識をもっていた。戦争を単に軍事だけで考えるのではなく、政治や外交をからませて非軍事面の部分を代表する指導者が存在した。日清の伊藤博文や日露の小村寿太郎などが指導部に位置したために戦争にも一定の平衡感覚が生まれていた。残念なことに、太平洋戦争の指導者にはそのような政治・外交を見る人物が不在だった。そのために戦争は、軍人の目だけで戦われて、一言でいえば「軍事上の勝利を得るまで戦い続ける」という頽廃を生んでしまったのだ。加えて太平洋戦争開戦までのプロセスを見ていくと、大本営政府連絡会議では政府側は首相、陸相、海相、外相、蔵相はいずれも官僚(軍官僚)出身者、大本営側も参謀総長、次長、軍令部総長、次長も軍官僚である。国民の付託を受けた政治家が一人もはいっていない。官僚(軍官僚)の思惑によって国の存亡が決定された状態だったのである。なぜ太平洋戦争は起きたのか。その謎を解く鍵は、重大な政局、戦局にかかわった要人たちの「決断」に隠されている。人物の決断から出来事を解き明かす、という手法で、戦争を知らない世代から戦争当時は幼かった年配のかたまで、開戦から終戦までの流れを理解する一冊。 -
小栗忠順と明治を築いた男たち
2027年大河ドラマ「逆賊の幕臣」の主人公は小栗忠順。本書は、幕末に「近代化」を手掛けた幕臣・小栗忠順の生涯と、「近代化」をキーワードに明治を築いたキーマン17人の物語をまとめたものである。17人は、小栗と何等かの関係のあった人物もいればそうでない人物もいる。具体的には、井伊直弼、ジョン万次郎、レオンス・ヴェルニー、松平春嶽、徳川慶喜、勝海舟、土方歳三、榎本武揚、木戸孝允、西郷隆盛、大久保利通、大村益次郎、前島密、伊藤博文、渋沢栄一、大隈重信、東郷平八郎である。学校ではほとんど教えられていないが、小栗は幕末の英傑であり、日本の近代化の旗手ともいえる人物である。万延元年(1860年)の遣米使節では、目付であった小栗が、実質的には大事な交渉を任され、別格の存在だった。「オグロは、使節団の中心である。なにごとも、彼の同意がなければ決定できない」(『ニューヨーク・ヘラルド』より)。日本人初の世界一周をしての帰国後、横須賀造船所の建設、洋式陸軍の整備、日本初の株式会社設立などを次々と手掛け、近代化へ向けて奔走した。そんな小栗がなぜ、罪なくして斬られ、逆賊とされてきたのか――本書を読めば、その訳が見えてくる。天才幕臣の覚悟と、「近代化」へ向けて変わりゆく幕末・明治維新の時代の空気が伝わってくる一冊。 -
角田覚治(かくたかくじ)
昭和の日本海軍で、山口多聞と並び称される闘将・角田覚治。その「見敵必戦」の信念が遺憾なく発揮されたのは、ミッドウェーの敗北から四カ月後に起こった南太平洋海戦である。機動部隊がぶつかり合う決戦の最中、第二航空戦隊司令官の角田は一時的に指揮権を譲られると、果敢に反復攻撃を試みて勝利をつかみとった。責務を誠実に担い、部下思いでも知られた提督の生涯を描いた力作。文庫書き下ろし。 -
相手のホンネは「しぐさ」でわかる
深いお辞儀は実は拒否の表れ!? 不意にポケットに手を入れた恋人は怪しい!? 自分のなにげない「しぐさ」にも、実はこんな意味があった! 深層心理は隠せない! 「電話を受けながら落書きをしてしまう」「質問に答えるとき口元に手をやる」「キョロキョロと目が泳いでしまう」など、無意識にしてしまう“しぐさ”や“癖”には、実は深い意味がある。言葉はつくろえても、本心は動作に表れているのだ。本書は、こうした身体の動きから、深層心理を解き明かそうというもの。注意深く相手を観察すれば、“しぐさ”だけで相手の心は9割わかる! (内容例)●会議中、手に持った資料をしきりに触っている理由は? ●うなずき過ぎの人は話を聞いていない可能性大 ●ひとり暮らしの部屋で独り言をつぶやいている人の心理を探る ●なぜスポーツチームの勝敗に熱狂してしまうのか? ●いつも地味な相手が赤いネクタイを締めてきたら要注意!! ●ふだんはおとなしいのに、運転中は喧嘩っ早くなる人の本性 -
大人のキレイのつくり方
自分らしさをもった女性は、それだけで美しく輝くもの。本書では、ヘアメイクアップ・アーティストとして活躍する著者が、そんな“大人のキレイ”について考え、感じてきたことを紹介します。「40代になるとかわいらしさが出てくる」「ないものねだりをするよりも、もっているものを磨いたほうが成長できる」など、心がやわらぐ言葉も満載。日々を大切に生きたい女性、必読の一冊。好きなものが自分の個性につながる。長所も欠点も「きれいの素(もと)」。メイクもファッションも、ミックスするほど自分らしくなっていく。歳を重ねる良さは“自由”が増えていくこと。言葉に出すと、現実は動いていく。どうすれば自分がきれいに見えるのかを知っている人が美人になれる『「きれい」への77のレッスン』を加筆、再編集。 -
源義経と静御前
幼くして母・常盤御前と別れて鞍馬に入った遮那王(義経)は、やがて平家打倒を志して鞍馬を脱出、奥州平泉の藤原秀衡のもとへ身を寄せる。幾年を経て凛々しい若武者となった義経は、挙兵した兄・源頼朝と黄瀬川で対面。その後は先に上洛した木曽義仲勢を宇治川に破り、一ノ谷の合戦では鵯越えの奇襲で平家を屋島に追い落とした。颯爽たる英雄となった義経が絶世の舞姫・静御前と出会ったのは、一ノ谷の後、京の警備を任されていたときである。静の舞に母の面影を見た義経は、急速に彼女に魅かれていった。だが、兄・頼朝との関係が悪化するなかで、屋島・壇ノ浦と戦勝を重ねながら勘気を蒙り、義経は静を伴っての逃避行を余儀なくされるのだった……。歌舞伎や講談などで広く日本人に知られ、伝説化されてきた二人の悲劇の物語を、生身の男女のドラマとして血肉を通わせて描ききった力作小説。2005年のNHK大河ドラマ「義経」の世界が楽しくわかる本。 -
おだやかに、シンプルに生きる
平常心の保ち方を51の禅の言葉で学ぶ一冊。たとえば、「日々是好日」という言葉があります。良い一日とか悪い一日とか、つい判断してしまう。でもそれを決めるのは、自分の思い込みからきているのではないか。平常心をたもって、毎日がかけがえのない一日を過ごしていけたら、きっと楽に生きられるはずです。心に湧き上がってくる喜怒哀楽をどうバランスをとったらいいのか。それを素直に受け入れつつ、さっと流していくことを心がけたい。心に吹いてくるさまざまな風を、さらりとやり過ごすことを目指して、毎日を丁寧にすごしたい【本書の構成】第1章 おだやかに、シンプルに生きるための方法/第2章 人づきあいの心得/第3章 仕事との向き合い方/第4章 自分を高める智慧――月刊誌「華道」の連載に大幅に加筆修正をいたしました。 -
はじめて考えるときのように
「考えるってどうすること?」と聞かれたら、あなたはどう答えますか?本書では、「考える」とはどういうことなのか、どうすればもっと上手に考えられるようになるのかを、心なごむ絵とともにやさしく解き明かします。たとえば、なぞなぞを解くことが哲学のきっかけになっていたり、なにげなく見ている夜空の星から「問題」の本質が見えてきたりする――そんな、身近な例をたくさんあげて、「考える」ということの本質に迫ります。また、身近な話題だけでなく、論理学によって、よく言われる「論理的に考える」ということは、実はできないということも証明します。見えているものをそのまま見ているだけでは考えることはできません。無知や無秩序からは問いは生じないからです。見えない枠組をはずし、いろんな知識をもち、いろんな理論を引き受けるからこそ、多くのことを鋭く問い、考えられるようになるのです。本当の「考える力」が身につく哲学絵本。 -
義経と静御前・二人の「その後」
稀代の英雄・源義経と絶世の佳人・静御前の吉野山での悲劇のわかれ――能や歌舞伎にもなり、日本人に広く親しまれてきたこの物語には、後日談ともいうべき伝説が日本各地にある。奥州藤原氏を頼って落ちのびながら、藤原泰衡に居館を急襲されて自刃した義経は、じつは北への逃避行に旅立っていたという。一方の静御前は、吉野山で捕らわれ、鎌倉で尋問を受けた後は、京へ向かったまま消息不明とされていた。しかし彼女にも、義経を追って旅に出たという伝説が各地に存在している。本書は、全国に残る伝説・伝承を検証しながら、二人のその後を大胆に推理した歴史読み物。著者は、数多くの静御前伝説が残る福島県郡山市在住。近畿から北海道まで、義経を追った静御前は、再びめぐり逢うことができたのか。日本史を代表する美男美女の悲恋物語には、いかなるエピローグが描かれるのか。歴史ロマンを堪能できる一冊、増補。 -
認知症にならない! ボケる食 ボケない食 脳を一気に若返らせる100のコツ(PHP文庫)
認知症は食事で予防・改善できる! 認知症治療の権威が、脳を一気に若返らせる食べ物&食べ方を大公開。本書では、認知症患者の症状改善の実績をもつ白澤卓二医師が、脳を若々しく保つ「ボケない食べ方」、脳を活性化させる「ボケない食べ物」と脳にダメージを与える「ボケる食べ物」、それにコラムを合わせて100項目を紹介します。興味の湧いたものから一つでも多く実践して、健康長寿を目指しましょう! (本書の主な内容)◆認知症は防げるようになった─―毎日の生活がボケない脳をつくる ◆ボケ予防の要は「毎日の食事」─―カギとなる「炎症」「栄養不足」「毒物」 ◆加工食品よりも自然食品――不自然な食べ物が脳をボケさせる ◆ココナッツオイル─―中鎖脂肪酸が脳の老化を遅らせる ◆生の果物─―果物をそのまま食べると認知症予防に ◆小麦――毎日のパンが脳にダメージを与える ◆バーガー・ポテト・コーラ――脳をボケさせる凶悪セット! -
捨てる力
ひとつの手を選ぶことは、それまで考えた手の大部分を捨てること。史上初の七冠独占を25歳で成し遂げ、その後も記録を塗りかえ続ける天才棋士、羽生善治。彼の強さの秘密は、意識的に過去の経験やアイディアを「捨てる」ことにあった!著者曰く「豊富な経験と知識はプラスに働くこともあれば、反対に新しい発想をする際には、先入観なしに物事を見ることを阻んでしまう。これを克服するためには、思いきって自分の経験や知識を捨てて考えること。“捨てる”には未練が残ることもあるが、記憶も前例も意識的に、手放さなければ新しい発想を得ることはできない」と語る。本書では「忘れることは、次に進むための大事な境地」「創造的な思考をする際に、記憶は足を引っ張る」など、40歳を過ぎてなお進化し続ける最強頭脳の真髄に迫る。『羽生善治の思考』を再編集。 -
東条英機
鈴なりの勲章を左胸にかかげ、胸を張ったちょび髭の陸軍軍人の写真。その表情はむしろ柔和で、<カミソリ>の異名を取った男とは思えない雰囲気を漂わせている。東条英機――太平洋戦争開戦時の首相であり、戦後はA級戦犯として絞首刑になった彼の生涯を描いた本書では、そんな写真を装丁に使った。「冷酷・悪辣な侵略者」のように見られがちな東条だが、それは実際の人間像とは程遠いものだ。日本陸軍の一軍人として、何より天皇の忠実な臣下として自らを任じていた東条は、むしろ40代までは軍部でも地味な存在であった。それが54歳にして陸軍次官に就任するや、まるで何かに憑かれたように権力の中枢を占め、対外強硬策を支持し始める。やがて緊迫する国際情勢のなか、首相として国家の命運を担った彼は、日本を最悪の事態へと導くだけの役割を演じてしまう。戦時日本のリーダーという運命を背負った男の「光と闇」を、克明に描き出した力作小説。 -
すべては導かれている 逆境を越え、人生を拓く 五つの覚悟
いま、逆境の中にいるすべての人へ。人生に起こる、挫折や失敗・敗北、病気や喪失などの多くの苦難。しかし、もう立ち上がることができないと思われるような逆境においても、「すべてに意味がある」ことを心に定めると、力と叡智が湧き上がり、それまで想像もしなかった不思議なことがやってくる――。本書は、科学の道を歩んできた著者が、自らの身に訪れた逆境の数々と、覚悟を定めたあとに起きた不思議な人生の転換を、「大いなる何か」に関する考察と共に語り尽くした1冊。 ●なぜ、「以心伝心」が起こるのか ●なぜ、「未来が見える」ときがあるのか ●なぜ、「不思議な偶然」に導かれるのか ●なぜ、「運気」というものが存在するのか ●なぜ、人生で「逆境」が与えられるのか これまで明かさなかった数々のエピソードを織り込みながら、思いのすべてを綴った感動のメッセージ。「人生が変わった」「繰り返し読みたい本」との圧倒的な声。名著、待望の文庫化! -
ヤマト王権と十大豪族の正体
饒速日命の末裔の物部氏、武内宿禰の末裔の蘇我氏、長髄彦の末裔の尾張氏――これら古代豪族はヤマト建国黎明期にそれぞれがヤマトの頂点に君臨し、また王家と血縁関係を結び、王家に女人を送り込んできた人々であった。彼らは王家と同等の権威を兼ね備え、あるいは、王になることもできた。この事実に驚く読者も多いだろう。古代においては、天皇と臣下という現在のイメージとは違い、彼らと王家が共同でヤマトを治めていたのだ。しかし、この複数の豪族と王家が合議によって、ヤマトを支配した体制は平安時代に藤原氏の専横状態になっている。共存してきた古代豪族は次から次と姿を消し、藤原氏だけが生き残り、政権を独り占めするという偏った状態が出来ていたのだ。この間、何があったのか? ここに「記紀」に隠蔽されたヤマト誕生の秘密と真実の古代史が隠されている。 -
英国紅茶の話
トワイニング、リプトンなどは、誰でもなじみのある紅茶の銘柄として有名である。ではこれらの名前が、もともとは人の名前だったということはご存じだろうか。 本書では、この香り高く鮮やかな色の飲み物に秘められた、英国文化の真髄を語る。英国史と紅茶の密接な関係、文学に現れた紅茶の風景、名を残した茶商たちの列伝など、紅茶にまつわるさまざまなエピソードが満載。なかでも茶文化の東西比較の章が興味深い。「茶道」と「英国紅茶」の類似性に見る日本人と英国人の意外な共通性や、同じ「茶」が、アジアでは「チャ」もしくは「チャイ」など“c”の発音で呼ばれ、ヨーロッパでは「ティ」など“t”の発音で呼ばれるようになった意味と経緯が明かされる。 さらに、紅茶の善し悪しの見分け方、おいしい紅茶の入れ方、ティ・セットのいろいろまで紹介する、楽しくて地味豊かな紅茶読本。ふだん何気なく飲む紅茶を、贅沢に格調高く楽しむための一冊である。 -
日本を不幸にした藤原一族の正体
改革を妨害し天皇家をないがしろにした逆臣、蘇我馬子。これを中大兄皇子と藤原(中臣)鎌足とが誅殺し、大化改新を成し遂げた――これが通説の教えてきた歴史であった。しかし、古代史の検証が進み、どうもそうではなかったのではないかということが徐々に明らかになりつつある。実は国家改革を推し進めようとしたのは蘇我氏であり、その改革を換骨奪胎し、結局改革の旨みを独り占めしたのが、藤原氏だったのだ!並みいる豪族を打ち倒し、あまつさえ皇族をも抹殺して、いつのまにか日本のほとんどの土地を我が物としていった藤原氏とはいかなる一族なのか。この一族がそこまでやり通したのは、その秘められた出自ゆえのことではないのか……。古代史の謎の最深部に大胆に迫る衝撃の論考! -
まんがで蘇る 星の王子さま
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 児童書として扱われることが多い『Le Petit Prince』こと『星の王子さま』。しかし、読んでみると実は大人でも難解な表現が多用されていることがわかる。本書はこれを、老若男女を問わず楽しめるように漫画で表現した。制作にあたっては、原作ファンの期待を裏切らないよう、サン=テグジュペリ自身が描いた挿絵のタッチから大きく乖離しないように、細心の注意を払いながら時間をかけて作画を行った。【あらすじ】たった一人、サハラ砂漠のまん中に不時着してしまった飛行機パイロットの「ぼく」は、そこで不思議な王子さまと出会う。王子さまは、自分の星に咲いていたバラの花とケンカをして、旅に出たのだというが、はたして王子さまは「ほんとうの友だち」を見つけることができたのだろうか……。 -
京都「魔界」巡礼
千年の都・京都は人々のさまざまな「念」が集まった魔界都市だった! 本書では、華やかな観光都市・京都の封印された魔界の歴史を時代別に解説。豊富な写真と地図で「魔の名所」を紹介。平安神宮の大鳥居に込められた陰陽道のしかけとは? 太秦の鎮守社境内にある三本足の三柱鳥居に隠された意味とは? 平安京の地下は巨大な水瓶だった! 冥界への入り口と言われた「六道の辻」の謎! 能・狂言などの芸能は呪術だった!? 陰陽師・安倍晴明の偉大な力を物語る数々の史跡……。魔界の歴史をたどると、それに関わった人々の生き方が見えてくるもの。その苦悩をわかろうとする心の中に明日を生きる力が生まれてくるのではないだろうか。魔界を封印した古都には都市全体で訪問者を癒し、活力を与えてくれる力がある。今も京都に残る「聖地」を物見遊山ではなく巡礼する雅でミステリアスな旅案内。 -
東大首席が教える超速「7回読み」勉強法
試験でも仕事でも結果が出る! センスも才能も必要ない、すごい勉強法を一挙公開。頭がよくなるための最短距離――それは、自分に合った勉強法を確立すること。本書は、東大を首席で卒業し、財務官僚、弁護士を経て、ハーバードに留学経験を持つ著者が、その経験をもとに一生使える勉強法を紹介したもの。1日30分、本をサラサラと読み流すだけで、知識が最速で自分のものになる! 「飲みに行こう」と言いたくて「Drink me.(私を飲んで)」と言ってしまった……。そんな絶望的な英語力から、ハーバードのクラスで一番の人に贈られるディーン・スカラーを取得できるほどに急成長! その秘訣を書き下した、特典“ハーバードでも通用した! 英語版「7回読み」勉強法”を収録。 【目次より】●大人になった今だからこそできる、戦略的勉強法 ●東大という場所で学んだ、新たな手法と向上心 ●「読む」には三つの方法がある ●集中力が落ちてきたときの秘策とは? 『東大首席弁護士が教える 超速「7回読み」勉強法』を改題して、大幅に加筆。 -
お江戸の「都市伝説」
都市伝説の原点は、江戸時代にあった!本書では、江戸時代の都市部で噂された巷説を中心に厳選しました。当時日本各地に出没した幽霊・妖怪にはじまり、人知を超えた怪奇現象や実際に起こった怪事件、埋蔵金伝説までリアルなイラストを交えて紹介。例えば……灯りのない蕎麦屋へ行くと不幸が起こる=灯りなし蕎麦、老猫は人間の言葉を話す=しゃべる猫、将軍の居城にまつわる怪異現象=江戸城七不思議、旗本に救われた河童の恩返し=本所の河童、振り返った女は目も口もなかった=のっぺらぼう、突然素っ裸で浅草に降ってきた京の若者=空から落ちてきた男、8歳で身籠り星になった少女=とやの幽霊星、獄死したはずの源内はじつは生きていた!=平賀源内生存説、など、世にも奇妙な驚愕の100編。ウソかマコトか、まずは江戸の民衆たちが、恐れながらも心惹かれた怪奇譚を、じっくりとご堪能あれ。 -
継体天皇の謎
継体天皇――。この人物ほど、古代史ファンの関心をそそるテーマはあるまい。天皇との血縁がうすいうえに、都から遠く離れた北陸にいた田舎貴族が、なぜ皇位を継承できたのか。皇位継承に相応しい人物は、ほかにもっといたであろうに――。しかも、継体天皇は応神天皇の五世の孫にあたるという。この創作されたような立場が意味するものとは何か。謎に包まれた天皇、ミステリアスな天皇。それが継体天皇のイメージだ。本書は、『大化改新の謎』『壬申の乱の謎』『神武東征の謎』等、「謎シリーズ」で人気を博す新進気鋭の歴史作家である著者が、多くの資料を跳梁し、そこから浮かび上がってくる謎に、大胆な想像力をもって迫った、古代史ファン垂涎の一冊である。継体天皇とはどのような人物だったのか。前王朝を乗っ取った新王朝の始祖なのか。その面白さは、まるでミステリーの謎解きと同じだ。秋の夜長を過ごすパートナーとしてうってつけの力作である。 -
おとな時間の、つくりかた
忙しい毎日の生活のなかで、時間を短縮することに、つい夢中になっていませんか? 雲のかたちやからりと乾いた洗濯もの、おいしくできた料理など、ごくごくあたりまえのような気がしていることをシアワセと感じられる心をもつほうが、かえって時間とうまくつきあえるのかもしれません。うまく、というのは相手を要領よくあしらうという意味ではありません。時間に、人生のたのしみをおそわる、という考えかたです。本書は、「朝の時間――ざぶんと、さくさく」「昼の時間――バランスとって、おっとっと」「おとなの時間――まるめて、のばして、ふくらんで」「夜の時間――じっくりと、たっぷりと」など、日常のなかにおもしろみをみつけることが得意な著者が綴った、時にまつわるエッセイ集。要領なんかとは一切かかわりのない、一歩一歩の過程をたのしむその姿に、きっとこころがほぐれるはず。効率重視の毎日から、あなたを開放してくれる一冊です。 -
愛犬と「幸せ家族」になる方法
愛犬は、いつも無償の愛を与えてくれる大切な家族。でも、かわいがるだけでは「幸せ家族」にはなれません。飼い主の個性に合った「運命の犬」と出会うこと、そして迎え入れるにあたっては、しつけの仕方、食事の与え方、遊び方、問題行動が起こったときの対処、病気のときにどうするかなど、押さえておくべきポイントがたくさんあります。さらに近年話題になってきた老犬介護や、飼い主のほとんどが必ず直面する看取りの問題……。本書は大阪で人気ドッグサロンを経営するオーナーが、多頭飼いの飼い主としての立場から、またお客様から様々な愛犬をあずかり、かつ相談を受けてきた経験を踏まえ、ユーモアたっぷりに「愛犬と本当の家族になる」ための知恵を解説します。とくにおすすめは、担当編集者が読むたびに号泣した「愛犬しじみとの突然の別れ」。ここだけでも立ち読みしてください。必ず買わずにはいられなくなります。 -
愛さなくてはいけないふたつのこと
将来が心配、自分に自信がない、独りが怖い、見た目が気になる――人間はだれでもこうした考えに囚われ、押しつぶされそうになるときがあります。本書は、これらの根底ある「不安」と「寂しさ」との、上手なつき合い方がわかる実践的人生論。「得体の知れない不安や寂しさ」を抱いているのは、あなた一人ではありません。おそらく、この世界のほとんどの人が、あなたと同じ弱い心をもった存在で、それぞれの不安や寂しさを抱えています。自分のもっている不安と寂しさを認め、抱きしめ、愛することができれば、不安と寂しさをもっているほかの人を愛することができます。これもまた、この世界の不安や寂しさをやわらげる、すばらしい方法だと僕は感じます。――本文より抜粋心が晴れない、涙が止まらない……そんな日は、静かにページを開いてみてください。あなたにぴったりの心の薬が見つかるはずです。 -
愛され運をつかむ50のルール
「恋が始まってもすぐに終わってしまう」「いつになったら運命の人に会えるの?」そんなふうに嘆くのは今日でおしまい! 今まで恋がうまくいかなかったのは、男心がわかっていなかっただけ。必ず効果がある、「こんなときはこうする、こう言う」という具体的な恋のテクニックを紹介します。まず、愛されている女性はみんな、しぐさや行動が「女性らしい」ものです。「彼の目を見つめながら話を聞く」「彼が喜んでいるときには彼以上に喜ぶ」など、女らしい行動をしましょう。言葉遣いも大切。「私もがんばるわ」「あなたがいないと、だめになっちゃう」など、ときには素直な気持ちを照れずに表現することも必要です。他にも、「小さなことでも無邪気にリアクションする」「彼にはちょっといばらせてあげる」「ウソに気づいてもムキにならない」など、役に立つアドバイスが満載。今度こそ、幸せな恋を長く続けたいというあなたにおすすめ! -
愛すること 愛されること
人は恋をして初めて、人生の喜びと悲しみを知る。自分の力ではどうにもならないことがこの世に存在することを悟るのである。いったい真実の愛とはどういうものか。永遠の恋はありえるのか。また、男が生きるとは、女のしあわせとは……。加藤諦三が「恋愛」をテーマに、人間存在の矛盾と生きることの厳しさを力強く綴ったロングセラー! -
愛することは許されること
「わたしは、いつくしみを喜び犠牲を喜ばない」「自分の貧しさを知るものは幸いである」「敵を愛し、あなたがたを迫害するもののために祈りなさい」……聖書の言葉は、裏切りも偽りもなく、心の糧となる温かさと、真に強く生きるための示唆に満ちている。 本書は、その深い親交を支えに多くの人を導いてきたシスターであり、教育者でもある著者が、自らと聖書のかかわりにふれながら神の心をやさしく解釈し、想いを綴るエッセイ集です。 孤独感、怒り、悲しみ……それらは決して無駄なものではありません。人間は、そんなマイナス要素からさえプラスの要素を掴むことができるのです。だから、「傷」を持つ他人も自分自身もあるがまま受け入れる、そんな日常の小さなやさしさを大切にしてください。神さまはきっと、つじつまをあわせてくださいます--キリスト、聖母マリア、洗礼者ヨハネなど聖書の話を織り交ぜながら、愛の大切さ・心の豊かさを説く珠玉の人生論。 【渡辺和子 先行配信作品(2012/12/10より1ヵ月間)】 -
愛する人を亡くした人へ 悲しみに寄り添う15通の手紙
2025年1月17日(金)公開の映画「君の忘れ方」(主演:坂東龍汰/西野七瀬、新宿ピカデリー他全国公開)の原案本! 人はどう悲しみと向き合えばいいのか――。本書は、大切な人の死に直面した人の心にやさしく寄り添い、「死は不幸ではない」というメッセージを送る1冊です。大切な人へのプレゼントにも最適な、グリーフケア本の決定版! 「死は決して不幸な出来事ではありません。愛する人が亡くなったことにも意味があり、あなたが残されたことにも意味があります。これから、わたしがお話しすることは、亡くなられた人からのメッセージだと思って下さい。これから何夜かにわたってお届けする、わたしの手紙を最後まで読まれたあなたは、きっと死の本当の姿について理解されるはずです。そして、おだやかな悲しみを抱きつつも、亡くなられた人の分まで生きていくという気持ちになってくれることを信じています」(本書「第一信」より抜粋) ※解説:町田そのこ(作家) -
会津のこころ
混迷を深める幕末の京都守護職をあえて引き受け、戊辰の戦いで刀折れ矢尽きるまで、徳川への忠誠と尊王に殉じた会津藩。鳥羽・伏見の戦いで幕府軍が瓦解し、江戸城は無血開城……。諸藩が日和見の末に雪崩をうって新政府側へと恭順するなか、理不尽なものに決して屈さず、滅びてまで「正しくあること」にこだわった、その強く清らかな心根はどこから生まれたのか?本書は、「会津藩家訓」に凝縮された藩祖・保科正之の精神から、会津盆地で洗練された文化と宗教、「ならぬことはならぬもの」で締め括られる独自の子弟教育“什の誓い”、貧しくも明るくたくましい会津の下級武士「弥太」の暮らしぶり、鶴ヶ城の籠城戦で活躍した山本八重の覚悟まで、現代に受け継がれる“会津のこころ”を繙いていく。日本人が誇りにすべき精神の“粋”がここにある。長年にわたり会津に取材して作品を生み出してきた作家による、『保科正之』『会津武士道』に連なる好著。 -
会津武士道
近隣諸国との島の領有問題や大震災以降の国の対応をめぐり、日本は揺れ動いている。なぜ毅然とした対応ができないのか、危機において必要なリーダーシップとは何か?幕末の会津藩は、兵力・装備にまさる新政府軍を相手に徹底抗戦し、過酷な籠城戦の末、降伏開城を余儀なくされた。徳川恩顧の諸藩が次々と寝返るなか、最後まで戦った会津藩を支えた“真の武士道”とは。幕府草創期、徳川家光の異母弟だった会津藩祖・保科正之は、四代将軍家綱の治世には副将軍格として幕政を輔佐した。23年にわたって会津に帰らず、徳川幕藩体制の基礎を築いた正之は、優れた家老・田中正玄を得て、物心の両面から藩政を固めていった。その純然たる志が、軽輩の藩士にまで浸透しきっていたのだ。日本史に精華を刻んだ「会津武士道」の成立と展開をわかりやすく解説した本書は、日本の「武士道」について改めて考え直し、行動指針なき時代に大切な心構えを教えてくれる。 -
会津論語
幕末の会津藩が、滅びてまで守ろうとした精神とは何か? じつは「会津藩家訓」のほかに、会津藩士の内面に深く浸透していた書物がある。『日新館童子訓』――“会津論語”ともよばれ、「人間のあるべき姿」を具体的な逸話によってやさしく説いた本書は、中興の5代藩主・松平容頌自らが筆をとったもの。ときの名家老・田中玄宰は、その内容に感銘し、若き子弟の「教科書」として藩校教育に採用したのだった。会津研究の第一人者たる作家が、達意の筆で『日新館童子訓』を口語訳し、注と解説を施した一冊。儒教を深く修めた容頌らしく、楠木正成の言動や領内庶民の善行までを顕彰し、「忠・孝」の大切さを繰り返し説く。それは、かつての日本人が持ち、現代日本人が喪った「心の美徳」に他ならない。昭和初期の最晩年、取材に応じて本書の一節を平然と諳んじた会津女性がいた。新島八重その人である。知られざる名著の神髄が蘇る。 -
相手に喜ばれる「電話の受け方・かけ方」
お客様の心をつかむ、「感じのいい」電話応対には法則があります。本書では、数万人が受験する「全国電話応対コンクール」の審査員を務め、話し方・聞き方の専門家である著者が、ビジネス電話に必要なテクニックを解説します。“落ち着きがない相手には「お忙しいと存じますので」と切り出す”“ベルが三回以上鳴ってからとったら「お待たせいたしました」”“事務的な話し方は相手に不快感を与える”“「ごめんなさい」と謝ることがクレーム処理の第一歩”……。基本的なマナーから営業電話、クレーム処理まで、それぞれの状況における応対実例を豊富に掲載。どんなときに、どのように対応すればいいのかがよくわかります。模範的な応対だけでは、相手に不快感を与えることはなくても、喜ばれることはありません。気の利いたワンフレーズをプラスして、「かゆいところに手が届く」と思われる電話応対のポイントをアドバイス。 -
相手の頭に 「絵」が浮かぶように話しなさい
「マシンガンのようにとめどなく話す」「単語を並べて淡々と話す」「相手を見ずに話し続ける」「1つのセンテンスが長い」「自分が伝えたいことだけにフォーカスしている」「具体例がなく抽象的に話す」……。これらはすべて、相手に言いたいことが伝わらない残念な話し方の特徴です。思い当たるところ、ありませんか? 本書は、100万部突破の超ベストセラー『会話がとぎれない! 話し方66のルール』の著者が、自身の教室で5万人超の話し方を変えてきたその全ノウハウを徹底解説。伝えることの根幹は、「まず、自分が話す世界を映像化して頭に浮かべること」「その映像を見ながら話すこと」。すると自然に話し方はスムーズに、感情豊かになっていきます。そして、あなた描いた映像を聞き手にも体験してもらえ、「伝わる」のです。少しずつ本書のスキルを会話に取り入れることで、あなたは間違いなく、「話がうまいね」「わかりやすい」と言われるようになるでしょう。 -
相手の頭にスンナリ入る 説明上手になる本
自分の言いたいことを筋道立ててわかりやすく、しかも正確に伝えられるかどうか。交渉、説得、報告、スピーチ、プレゼンテーション、何事につけここ一番でのコミュニケーション能力がものをいうサラリーマン社会では、筋道を立てて話すノウハウの有無がその人の人生を決めることにもなりかねない。本書は、長年にわたって言葉による自己表現についての研究をライフワークとしてきた著者が、説明のメカニズムを解き明かし、説明の組み立て方から説明の展開の仕方、説得力ある説明の仕方、説得能力の効果的な高め方まで、説明上手になるための秘訣をわかりやすく述べた、説明能力向上の決定版である。雑談はできても改まった話はどうも苦手だ、話の組み立て方がよくわからない、相手の考えていることや望んでいることがつかめない……。そんな人たちの悩みを解決するサラリーマンの必読書。この一冊で、人前で話すことはもう怖くない。 -
相手の心をしっかりつかむ 説得上手になる本
理由はわからないが、なぜかあの人の話には皆が納得してしまう……、そんな人物がいるものだ。いったい「あの人」のどこに秘密があるのだろうか? 説得力は人間的な魅力、説明能力、納得させる能力の三つからなるという。なぜならば、説得は相手に対して、いい意味で自分を印象づけ、自分の思いや考えを説明して納得させ、行動させることだからである。本書は、誰からも頼りにされる「説得力ある人間」になるために、この三つの能力の養成を中心に、相手に好感を持たれる態度や服装、笑顔の作り方から、相手を納得させる説明の仕方、相手の心を揺さぶる秘訣、TPOに合わせた説得法まで、説得に関するノウハウを総ざらいした、説得力養成読本の決定版である。好評を博している同著者による本書の姉妹編『説明上手になる本』と併読すれば、営業マン、部下を指導する立場にある人、上司を動かそうとする若手ビジネスマンの強い味方になること請け合いである。 -
愛と祈りで子どもは育つ
子どもと一緒に親も成長するのです。子育てとは、一人ひとり違う子どもをありのままに受け入れ、その可能性を引き出すこと――。長年、学生とかかわり続けた著者が、子育てや教育の本質を身近なエピソードや母との思い出を交えながら綴ったエッセイ集。「上手に育てよう」「誉められる親になろう」「親の期待に応えて欲しい」ではなく、親と子どもが共に育ち、子どもに愛を伝え続けていくことの大切さに気づかせてくれる一冊。 ●受け入れてもらった時、人は生きる勇気を与えられる ●子どもは一人ひとり違う。だからほんもの ●愛想が尽きるような自分とも、仲良くできる人に ●私たちには「自分が変わる自由」が与えられている ●人間の大きさとは、その人が気にすることの大きさ 子どもを思う謙虚な気持ちを大切に -
愛と励ましの言葉366日
「誰かの役に立ちたい」「人にやさしくしたい」「人を好きになりたい」……そう思いながらも、誰かにつらくあたったり、逆に不用意なひとことに傷つけられたり、心穏やかに過ごせない日があります。そんなときこそ、心を鎮めて、ほほえむことのできる「強さ」を持ちましょう。「理解されたいと願う人は、理解する人になること、慰められてうれしかったら、他人にもやさしい言葉をかけること」「人生においてたいせつなことは倒れないことではなく、起き上がること、そして倒れたことによって、強くなってゆくこと」「宝石に見せかけるのではなく、宝石になる努力を惜しまないこと」――。本書では、あらゆる局面に出遭ったとき、喜びも苦しみもすべてを受容し、自分を、人を愛するために必要な心のあり方を示しています。心ふさぐ日や人生に迷う日も、「ありのままの自分」を認め、かけがえのない“今”を自分らしく生きるための指針となる日々の言葉。 -
愛の論理
「愛している」という言葉は、恋愛小説やドラマなどでは陳腐なぐらいよく使われるフレーズである。実際生活においても、私たちはこの言葉を、便利なものとして、さまざまな場合において使っているのではないだろうか? しかし、突き詰めて考えてみれば、「愛」とは、いったいどういうものなのか? このことは、古今東西の哲学者や作家たちが、それこそ大まじめに追及してきた、「人生における究極のテーマ」なのだ。私たちは、物事の価値観が揺れ動いている現代において、このテーマについていかなる考察をしておかなければならないのか。このような問題意識にたって書かれたのが、本書である。「男女の愛」から、より広い意味での「人間愛」にいたるまで、さまざまな角度から深く検証と考察を行い、読者の人生観や恋愛観、価値観にまで大きな揺さぶりをかけて行く。魅力にあふれた人生論である。 -
愛をこめて生きる
エレベーターに乗り込んで、階数ボタンを押すやいなや「閉」ボタンを押してしまう。発車間際の電車に滑り込む。一分一秒を惜しむより、“今”という時間に愛をこめ、自分を見つめる余裕を持ってこそ、人生は豊かになるのです。 本書は、その深い信仰と慈愛のことばで多くの人を導いてきたシスターが、何気ない日常に溢れている真の幸福に気づくための生き方、考え方をやさしく説くエッセイ集です。 自分から挨拶する、誰かが落としたゴミを捨てる、トイレットペーパーの新しいロールを付け替える。それだけで“今”という時間が輝きます--面倒なことをした後のささやかな満足感が、幸せの素。だからこそ、小さなことにも愛をこめ、当たり前のことにも感動できる、そんな心の習慣を大切にしてください……聖書のことばを織り交ぜながら、著者がやさしく語りかけます。 生き方を見つめ直し、新しく生まれ変わりたいすべての人に贈る、心洗われる生き方論。 【渡辺和子 先行配信作品(2012/12/10より1ヵ月間)】 -
アインシュタインと相対性理論がよくわかる本
20世紀最大の発見といわれるアインシュタインの相対性理論は、どこが真に革命的だったのか? 著者自身が人生において大きな影響を受けたアインシュタイン思想の核心を、「反発力」「ユーモア力」「粘り強く考える力」「自立力」など、10の視点から捉えなおす。また、「時間の遅れ」「物体の縮み」「空間のゆがみ」など、相対性理論のポイントを誰にでもわかるように解説する。巻末には、著者翻訳の相対性理論「第2論文」を全文掲載。E=mc2がいかに導き出されるのかを読み解く。『あなたにもわかる相対性理論』を加筆改題。第1部 アインシュタインから読み解く相対性理論●第1章 相対性理論が生まれた背景●第2章 相対性理論は何の扉を開けたのか●第3章 アインシュタインのロマンと相対性理論 第2部 時間・空間から読み解く相対性理論●第4章 相対性理論が導くワンダーランド●第5章 認識論としての相対性理論 -
「青い鳥」をさがしすぎる心理
「幸せの青い鳥」はいつもそばにいて、あなたが気づくのを待っている……と有名なメーテルリンクの童話は、我々に教えてくれる。しかし、実生活においては、他人への妬みや劣等感、仕事や人間関係に対する焦りやいらだち、挫折やトラブルとの遭遇などで、不満と不安に満ちた人生を送っている人があまりにも多い。そこで本書では、いったいどうすれば本当の幸せをつかめるのか、積極的な人生を切り開くための数多くの言葉を枕に、わかりやすいメッセージを読者に贈る。 内容は、全ての悩みがなくなるような力を求めてはいけません 無理をすればつまずきになる 結果はどうであれ、自分を表現する 問題を解決していくことで人間の幅ができてくる エネルギーのある人は今日を大切にする 心安らかに生きている人が質の高い生き方をしている人である……など、読者の心を、あらゆる視線から、勇気づけてくれる。読む精神安定剤として必携の一冊。 -
明石元二郎 日露戦争を勝利に導いた「奇略の参謀」
世界最強のロシア陸軍を相手に勝利を重ね、日本海海戦でバルチック艦隊を完膚なきまでに打ち破った日本の陸海軍。しかし、ヨーロッパにおける明石元二郎大佐の活躍がなければ、日本がロシアとの戦争に勝つことはあり得なかっただろう。将来を嘱望された若き将校に下った密命――それは、辛くも勝ちを拾っている日本を有利な条件で講和へ導くために、遠き欧州の地でロシアの後方を攪乱することであった。誰が敵か味方かもわからず、まさしく孤立無援で手探りの戦いを強いられた明石は、持ち前の粘り強く奔放な性格もあって、一人また一人と同志を増やしていく。はじめは小さかった炎も彼が煽り続けるによって、やがてロシア革命へと燃え広がっていった。その明石の地道な活動こそが、ロシアに戦争継続を断念させたといっても過言ではない。日露戦争の表舞台には現れることのなかった活躍を中心に、「奇略の参謀」明石元二郎の波瀾に満ちた人生を描く長編力作。 -
赤ちゃん・幼児の知力と才能を伸ばす本
子どもの能力は、「親の働きかけ」によって伸びるもの。なかでも頭脳は、0歳から3歳までに驚異的に育つのです! 「七田式」とは、子どもが生まれつき持っている能力を見つけて伸ばす教育のこと。本書は、その教育のポイントをイラスト満載で楽しくわかりやすくまとめた決定版。0歳から4歳までの育児プログラムを中心に、発達段階に合わせた「賢い子どもの育て方」を紹介します。お腹の中にいるときから、たっぷり話しかける。実験期の赤ちゃんには何でもやらせてみる。ただ遊ばせて育てるのは成長にとって害がある。ものの名前をたくさん教える。一緒に宝探し遊びをする。図鑑や名画を身近におく。おもちゃを一度に与えすぎると集中力が育たない。「恐怖の2歳児」の乗り切り方。外国語は3歳から……など、知性や感性の磨き方、心が豊かになるしつけ方をアドバイスします。成長に合わせてムリなく楽しく、子どものために親ができることがよくわかる本。 -
アガリ症を7日間で克服する本
資料もシナリオも万全整えて臨んだプレゼンで、アガってしまって大失敗したり、大切な試合や本番の試験で、実力を発揮できずに結果が残せなかったり……。こんな経験はありませんか?本書は、年間220回の講演をこなす企業研修のスペシャリストが、自らもアガリ症だった実体験をもとに、「なぜ、アガるのか?」から「とっさのアガリの『特効薬』」、そして「アガリ克服のノウハウ」まで、この1冊で集中講義します。「あえて聴衆の視線をそらしてみる」「アガったときのフォローを準備しておく」「『クイック禅』で心を安定させる」「アガリに効く5つの呼吸法」「メンタル・リハーサルの5つのポイント」「プレッシャーを軽くする5つのテクニック」など、経験から生まれた具体的対処法とアガらない人になるためのヒントをわかりやすく紹介します。ビジネスでもプライベートでも、今までの悩みがウソのように、たった7日間であなたも自信ある人にガラリと変身できます! -
秋山好古と秋山真之 日露戦争を勝利に導いた兄弟
世界最強のロシア騎兵を防ぎ、戦史に名を残す激戦を繰り広げ「日本騎兵の父」と称えられた兄・好古。日本海海戦で無敵といわれたバルチック艦隊を破る秘策を立て、名将・東郷平八郎から「智謀湧くが如し」と絶賛された弟・真之。この兄弟を抜きにして日露戦争は語れまい。礼儀作法を重んじ、無欲恬淡、豪放磊落な好古と、形式にとらわれず、つねに本質を見極め才気走ったところがある真之。全く異なる性格のふたりだが、ともに共通していたのは、戦場ではつねに作戦のことを考え、作戦以外のことは気にかけなかったことだ。本書は、松山に生まれた兄弟の幼少期から真之の死、好古の中学校校長時代まで、真っ直ぐに明治を生き抜いたふたりのエピソード満載の一冊。『坂の上の雲』以上にこの兄弟に魅せられることは間違いないだろう。人間的な魅力溢れるこの兄弟の知られざる素顔に迫る人物評伝。 -
秋山好古 明治陸軍屈指の名将
司馬遼太郎著『坂の上の雲』の3人の主人公の1人であり、ビジネスマンを中心に多くのファンを持つ明治陸軍の名将・秋山好古。しかし彼の一生を詳細に追った評伝小説は、これまであまり書かれていない。本書は、手練の作家が様々な資料を駆使しつつ、「日本騎兵の父」と称えられた伝説の将軍の生涯を、正面から描ききっている。伊予松山藩士の家に生まれた好古は、貧しさから軍人の道を選び、創設まもない陸軍士官学校で「騎兵科」に進んだ。「騎兵」という兵種は、当然ながら従来の日本には存在しない。フランス留学を経て研究を重ねた好古は、日清戦争では自ら訓練した騎兵隊を率いて従軍。やがて日露戦争の火蓋が切られると、寡兵をもってロシアの大騎兵団を防ぎ、戦史を飾る激戦を繰り広げることになる。豪胆にして細心、戦場ではつねに前線に立ち、部下を思いやる心を忘れなかった指揮官。その人間的魅力を余すところなく描いた、著者渾身の力作小説である。 -
「あきらめない女」になろう
今までたくさん後悔してきたあなたへ。「もうトシだし」「どうせ私なんか」と、自分でブレーキを踏んでしまっていませんか?本書は、恋や仕事、人間関係に悩みながらもひたむきに「本当の幸せ」を探す女性たちの姿を丹念に取材して描いたルポルタージュ・エッセイ。自信を失いかけている人に、あと一歩踏み出す勇気を与えてくれる。失恋をキッカケに転職を成功させた人。合コンの手痛い失敗から“飾らない心”の大切さに気づいた人。後輩への嫉妬をバネに、仕事のやりがいを見つけた人。年齢からくる焦りを乗り越え生涯の伴侶にめぐり逢った人。孤立を覚悟で「いい人」を返上し、自分らしさを取り戻した人……。もがきながらも、着実に挫折から立ち直り、後悔しない生き方を選択した三十人の人生模様には、不安や迷いをヤル気に変えるヒントがいっぱい!このままで本当にいいのかな……と思っているすべての女性たちに贈る応援メッセージ。 -
明智光秀と本能寺の変
「謀反人」になるはずのない名将がなぜ、信長を討ったのか?本書は、戦国史研究の第一人者である著者が、本来、名将と称されるべき実績を誇りながら、日本史上最悪の「謀反人」のレッテルを貼られてきた明智光秀の謎に包まれた人物像に迫ったものである。語られざる「金ヶ崎退き口」での武功、「近畿管領」とも称すべき要職への抜擢、本能寺の変前夜の動向…。そこから見えてきた光秀の実像と、本能寺の変の真相とは? なお、「文庫版まえがき」では、ここ数年の研究トピックスや2014年に新発見された「石谷家文書」について語られるなど、研究の最新動向を知ることもでき、光秀と本能寺の変を語る上で必読の書となっている。 -
朝倉義景 信長を窮地に追い詰めた越前の雄
元亀元年(1570)織田信長は朝倉の武将寺田采女正が守る敦賀郡の手筒山城を陥落させ、隣接する金ヶ崎城、疋壇城も落とした。もはや一乗谷は、風前の灯である。これを助けたのが信長の義弟、小谷城主の浅井長政だった。「まさか、そのようなことがあるはずもない」信長にとって信じられぬ出来事だった。400年以上経った現在も当時の風雅を偲ばせる壮大な一乗谷遺跡。その最後の当主である朝倉義景は江の父、浅井長政とともに信長に叛旗を翻した。戦国大名の中でも平安時代から続く「名家中の名家」であり、北陸越前に百年に渡って君臨した朝倉氏。五代目当主・義景は、城下の一乗谷に「第二の京」と呼ばれる雅な文化都市を築いた風流大名であった。だが時代は戦乱の世、天下布武を目指し覇権を広げる信長と宿命の戦いが始まる。戦国の名門という圧倒的に有利な立場に生まれながらなぜ滅びていったのか? 生まれる時代を誤った哀将の生涯を描く歴史小説! -
「朝30分」を変えなさい
毎日ほんの少しの習慣が人生を変える! なりたい自分になれる勉強法。朝は一日のなかで、特別な位置にあります。この朝をどう使うか、どう過ごすかで、その人の一日は9割決まります。つまり、朝が変われば、その日一日が自ずと変わるのです。人間の記憶力がもっとも高く能率が10倍アップするといわれる午前中。その30分間の過ごし方次第で、一年後には大きな結果が生まれるはず! ミラクル効果の3回転学習法、通勤電車の過ごし方、心地よい眠りに入る方法、体内時計の調整、自然に起きたくなるコツなど、どんなに朝が苦手な人でも朝型人間になれる知恵がつまった一冊。【本書の構成】第1章 なぜ「朝30分」を変えるのか/第2章 「朝30分」こそ成功にいちばん近い道/第3章 仕事は「朝だけで」8割片づける/第4章 幸せを呼び込む「朝30分」の暮らし術/第5章 「朝30分」の早起き勉強術で人生が変わる/第6章 朝型パーソンへの改造計画 -
朝3分間のデカルト
朝思う、ゆえに今日あり――。「朝3分間」で読める、仕事と人生に効く本物の教養。時代を超えて受け継がれている哲学の言葉には、あなたの1日を変える力があります。本書は、「我思う、ゆえに我あり」で有名な大哲学者デカルトの名著4冊の中から、現代人の心に響く約100の名言を抜粋し、ビジネスに使えるエッセンスを示しながら解説しました。哲学者でありながら元会社員・市役所職員という異色のキャリアをもつ著者ならではの超訳は、朝の寝ぼけた思考を呼び覚まし、その日1日、そして生涯をいきいきと過ごす原動力へと繋がることでしょう。自己啓発にぴったりな朝の3分間を使って、コーヒー片手に本書を開いてみてください。あなたの人生を変える格言がきっと見つかります。【目次より】「世界という名の大きな書物に目を向けよ」(『方法序説』)/「自分の物差しを持て」(『省察』)/「意志力だけは万能」(『省察』)/「言葉を磨け」(『哲学原理』)/「感情は人生のエンジン」(『情念論』)/「愛を飼いならせ」(『情念論』) -
朝・出勤前90分の奇跡 人生を変える[早起き鳥人]のすすめ
あの天才・北野武の娘が歌手デビューした。「たけしの娘だからデビューできた」と言われたくない彼女は、歌とダンスのレッスンを、人一倍熱心にこなしたという。高校一年生でもある彼女のこと、学業とレッスンの両立にはさぞかし時間のやりくりが大変だっただろう。しかし、世に出る人はみな効率的な時間の使い方をしているもの。本書の著者、野村正樹氏は、サラリーマンと作家という二足のわらじを見事にはきこなして見せた人間である。その超人的な仕事の秘密は朝にあるという。人間の活動はすべて「90分ワンユニットの法則」に支配されていると大胆に主張し、その法則に基づいた合理的な時間活用法を提言する。ほんの少しの早起きで、一生の自由時間がなんと13%も増えるのだ。サンライズ・ウォッチングの快楽から、朝食の栄養学、一番出社の魔術、朝の恋愛論に至るまで、早起きの魅力が満載。自分の時間がないと嘆く人におすすめの一冊。 -
「朝10分の習慣」で1日がぜんぶうまくいく!
朝はギリギリまで布団の中。朝食も取らずに家を飛び出し、会社に着いても頭はボ~っとしたまま……。もしかしたら、あなたもこんな朝が日常化している一人では?本書は、能力開発の達人が、朝10分という短時間でラクラクと脳を活性化させ、1日中創造的に脳力を保つノウハウを語ってくれたものです。「朝一番に光を浴びる」「アキレス腱を伸ばし、ストレッチで体をほぐす」「朝刊は読まずに見る」「自分のテーマ曲を流す」「プチ瞑想をする」「通勤電車の中では、人に覚られない秘密の筋トレをする」など、誰にでもすぐに実践できる手法が満載。朝に活性化させた脳をフル回転させると、「午前中の2時間で、1日の仕事の大半を終わらせることが可能」と著者は言う。年間15冊の本を執筆し、講演会やセミナーを200回以上おこなう氏が、実践の中から得たノウハウを余すことなく大公開! これで朝から心と身体はエンジン全開! -
「朝」日記の奇跡
毎朝3分、日記をつけるだけでいいことがドンドン起こる!本書は、「朝」日記マイスターとして活躍する著者が、日記を通じて夢を叶え、人生をポジティブに切り開いていくための秘訣を大公開!「日記はエクセルを使い、9つのワクの中に書く」「パスワードをかけて、誰にも見られない本音の日記を書く」「『朝』日記をつける前に必ず行う儀式のようなものを設定する」など、今までになかった画期的な手法が満載。「朝」日記は、忙しい人でも無理なく続けられ、過去の貴重な体験や知恵を今日そしてこれからの未来に結びつけることで、成功への可能性を高めていく魔法のツールなのだ。自分の感情パターン・思考パターン、行動パターンを知って、「三日坊主に終わらせないための7つの作戦」を実践すれば、今まで日記が続かなかった人も、必ず日記が書きたくなる。日常生活にブレークスルーを起こし、夢を実現する、そんな日記革命を起こした話題の書が、ついに電子化! -
「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!
誰でも早起きはつらいもの。でも、「仕事の悩み」や「自由な時間がない」などの問題が、一日の始まりを前倒しにすることで一気に解決するとしたら……。これは試してみる価値ありです!本書は、要領が悪く自分に自信の持てなかったひとりの女性が、<受験の失敗から一発逆転し、超難関大学に合格><落ちこぼれOL時代を乗り越えて、一流外資系コンサル会社へ転職><激務の傍ら、趣味の飲食資格を次々に取得>など、「朝4時起き」の習慣を身につけることで次々に夢を叶えていった記録。ついクヨクヨしてしまったり、自分はもうだめだと落ち込んだりする日があっても、朝の「考える時間」はあなたの心を癒し、前向きに生きるためのパワーをくれるはず。「いままで頑張ってきたのにちっとも報われなかった」という人は、時間を効率的に使える朝の数時間をもっと活用しましょう。うまくいかない毎日をどうにか変えたいと思っている人たちへの応援メッセージ! -
浅井長政とお市の方
北近江の勇将、浅井長政。その実力を認めた織田信長は、絶世の美女といわれた妹・お市を嫁がせ、長政と同盟関係を結ぶ。その後、長政とお市は「茶々・初・江」という三人の娘をもうけ、浅井家の行く末は安泰にみえた。しかし、天下統一を目論む信長は非道な振る舞いを繰り返し、長政を苛立たせる。そしてついには、浅井家と長年同盟関係にあった朝倉家を、長政に無断で攻撃。「織田が朝倉に兵を向けるときは必ず報せる」との約束を見事に破られた長政は、ついに離反を決意する。兄・信長をとるべきか、夫・長政をとるべきか……。苦渋の選択を迫られたお市はいかに行動したのか? はたまた、三人の娘の運命は!? のちに徳川二代将軍・秀忠の正室となる三女・江を通じて、徳川の治世にまで受け継がれた「浅井と織田」の気概を、膨大な史料をもとに描いた渾身の大作。文庫書き下ろし -
浅井長政 信長に反旗を翻した勇将
浅井長政は近江浅井家の三代目となる戦国武将である。天下統一を目指す織田信長と同盟を結び、長政の将来は前途洋々のはずだった。ところが信長と訣別し、ついには信長に攻め滅ぼされてしまう。そのため長政には家をも潰し、己の優柔不断のために悲劇的結末を招いた不甲斐ない武将という印象が常につきまとう。だが長政には信長を裏切ってまで貫かねばならなかった信念があったはずで、そこにこの作品で試みた新たな長政像を提示する鍵があると著者は言う。とはいえ長政が信長を裏切った理由は、著者自身も最後まで推測できなかったと言う。最強の織田軍団と三年余も戦い続けられた理由こそ、信長の天下統一を阻止せんと長政が意地を示したからではなかったかと、控えめに述べるに留まっている。二十九年の短い生涯を終えるに際し長政は、命は助けてやるという情けを頑なに断り、堂々自刃したという。散り際の潔さに長政の勇将ぶりが見事に描出されている。