PHP文庫作品一覧
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-25年後期スタートのNHK朝の連続テレビ小説「ばけばけ」の主人公は、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・小泉セツ。本書は、小泉八雲が1904年に海外で発表した『怪談―KWAIDAN』(全17編)の中から、エンタメ性が強くハーンの文筆力が際立つ13作品を厳選し、読みやすい新訳としてまとめた入門書。小泉八雲を魅きつけた「日本の姿」が、物語を通して感じられる1冊。 (目次)耳なし芳一/鴛鴦/おていの物語/乳母桜/如才ない交渉/鏡と鐘/食人鬼/むじな/ろくろっ首/雪女/青柳の物語/十六桜/安芸之介の夢 「日本と日本人を心から愛した『情熱と知性の人』ラフカディオ・ハーンが、当時の欧米の読者に、日本と日本人の何を伝えたかったのか、そして、ハーン自身が日本と日本人の何に魅きつけられたのか――。そんなことにも思いを馳せて頂きつつ、拙い訳ではあるが、本書をご活読頂ければ、編訳者として望外の幸せである」(本書「編訳者まえがき」より)
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4.0心の無駄な荷物を降ろすだけで、すべてがうまく回り出す! 本書では、「『完璧主義』を手放す」「『いい人でいなければ』を手放す」「『無駄な予定』を手放す」など、人生を軽やかに生きるための45のヒントを紹介。多くの人の足を引っ張る「無駄な思考」を捨てることで、もっと自由に、もっと幸せに、もっとラクな人生を送れることを、豊富な事例をもとに解説します。手放すほどに、人生が激変する1冊! (主な内容)●「いい人」を卒業する ●たまには思い切って休んでみよう ●自己肯定感を高めよう ●SNSとうまくつきあっていこう ●あなたは決してひとりじゃない etc. 「これからの時代は、足し算より、引き算の生き方ができる人がラクに、軽やかに生きていける時代になります。もっとラクに人生を送るために、まずはあなたがやるべきこと。それは、さらに何かを手に入れようとがんばることではありません。無意識に抱え込んできた心の荷物を降ろすということです。つまり、これまであなた自身の行動を縛ってきた『無駄な思考を手放す』ということなのです」(本書「まえがき」より抜粋) 『人生に迷う君に送る24の手紙』(プレジデント社)を改題し、大幅に加筆・修正、再編集。
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-1917年、ロシアで革命政府が誕生。革命運動の指導者レーニンは当時スイスに亡命していた。さぞ喜んだのではと思いきや、彼は「新政府への完全な不信任を宣言せよ!」という不可解な打電を行う。そしてなんとしてもロシアに帰国すべく、驚くべき策を講じたのであった。本書ではこのような「まさかの展開」となった事例から、極めて重要な教訓を引き出す。 【内容例】●ビスマルク(ドイツ) 怨嗟を募らせる労働者へのまさかの策 ●趙括(戦国時代の趙) 兵法を妄信し秦との戦でまさかの布陣 ●西郷従道 戦艦「三笠」を手に入れるためのまさかの覚悟 ●曹操 打ち首を覚悟していた黄巾残党へのまさかの言葉 ●ナポレオン 自らの“支え”を壊し歩いてまさかの没落 ●李鴻章 自軍の“手の内”を明かし、日清戦争でまさかの敗北 ●側近をイエスマンで固めたヒトラー、まさかの進撃 ●歴史を知らず外交にも疎いトランプ、イランにまさかの要求 【教訓の例】●「アメとムチ」と信賞必罰は全く別のもの ●時代の動きを読めない者の末路 ●急激な改革は致命的な破壊をもたらす ●側近をイエスマンで固めた者は、例外なく言動がおかしくなる ●無知の無自覚こそ最大の罪
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4.0出口治明氏 推薦! 「なぜ中国は『一つの中国』にこだわるのか。中国の「本質」を理解するのに最適な一冊である」いちばん身近で、否応なくつきあわねばならない大国――中国。隣国・中国を知ることは、日本人が現代の世界に生きていくうえで必須喫緊の課題であり、いま求められている教養である。なぜ中国は「一つの中国」に固執するのか。なぜ中国はあれほど強烈な「中華思想」をもつのか。なぜ中国は「共産党一党独裁」になったのか。なぜ中国はあれほど格差が大きいのか。なぜ中国では「産業革命」が起きなかったのか。本書は、謎多き隣国・中国の「個性」を歴史からひもとく一冊である。 【目次より】●中国は「対の構造」で見る ●儒教抜きには中国史は語れない ●中国には、合法、非合法、善悪の境界がない ●共産党政権で自由経済が成立するロジック ●中国とうまくつきあっていくためのヒント ※本書は、2020年9月にPHPエディターズ・グループから刊行された作品に加筆・修正し、文庫化したものです。
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-ビジネスマンとしていかに有能でも、いざ家庭に戻れば口下手になり、子どもからも煙たがられる存在でしかない。そんな不器用な生き方しか見せられないのが世の親の常である。とはいえ、やはり親ならばこそ、自らの信念やわが子への思いを伝えたい。だが、どのような形で表現すればいいのか。本書は大手企業の経営者を経て、定年後に禅僧となった著者が、息子たちに宛てた手紙の形を取りつつ、いい親でなかったほろ苦い後悔の念までも包み隠さず、淡々と書き綴った情味溢れる人生論である。本文中の一通では、実業界で完全燃焼しつつも生きることの意味が見出せず、定年後に禅の道を求めた心境を率直に披露し、一度きりの人生を地に足つけて、ゆっくりとでも着実に歩めという意味の「足の裏で歩け」という禅の教えこそ、親としてわが子に一番伝えたかったことだと語る。父親然として子どもと向き合うのが照れくさく、どうも苦手だという親に一読を勧めたい。
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-幸せとはいったい何だろう? 名誉、地位、財産、健康、家庭、マイホーム……幸せとはどんな形で、どうすれば得られるのか? 禅僧である著者は本書の中で、幸せとは手の届かない彼方にあるのではなく、「自分の足元にある」と言う。春を求め尋ね歩いたが、帰宅してみると庭先に梅が咲き、ふくよかな香りを放っていた。探していた春は我が家にあったことに気づいた、という宋の詩「春は枝頭に在って已に十分」を取り上げ、真の幸せのありかがどこかを示してくれる。また、幸せと不幸せは表裏一体であり、失敗、挫折、失恋等の人生の谷を経験しようと、次に来る幸せの山は高いのだと、考えを切り替えることが大切だと励ましてくれる。心の在り様こそ幸せに至る道と説く著者に、どんな境遇に遭遇しても、自分次第でマイナスをプラスに変えて生きることができるのだ、ということに読者は気づかされるであろう。幸福を見つけにくい時代に生きる現代人の必読書である。
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4.0連続テレビ小説『ばけばけ』のモデルとして話題! 日本研究者で、名作『怪談』の著者・小泉八雲と、その妻となる没落士族の娘・セツの生涯は、こんなにも感動的だった! これは、苦しみに耐え抜いてきた二人が起こした奇跡の物語である。「2025年度後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』は、小泉八雲の妻・セツをモデルとした物語である。(中略)これからはじまるセツとハーンの物語に描かれていくように、二人は苦難を重ねてきた。だが、二人ともどんな苦難に見舞われようと、時には泣き、時には絶望し、時には世を恨みながらも――涙を拭い、未来を信じ、いつも前を見つめて、立ち向かっていった。そんな姿は、誰かが見ていて、何かに繋がり、悲しみも苦しみも、幸せに「化ける」のだと――。これからはじまるセツとハーンの物語は、そう教えてくれる」(本書「序章」より) 【目次】●序章 悲しみも苦しみも、いつか、きっと幸せに化ける ●第一章 セツの前半生――上級士族の娘からの没落 ●第二章 ラフカディオ・ハーンの前半生――流浪の果てに ●第三章 二人で奏でた時 ●第四章 ハーン亡き後のセツ ●第五章 語り継がれる夫婦の物語
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-最近、自分のやりたいことが見つからない、本当の自分がわからない、という人が増えている。考えれば考えるほど、袋小路に入ってしまうことが多い。それは、頭の中だけで考えて、自分勝手に想像するだけで、行動しないからである。本書は、若き日に迷走を続けながらも、夢とロマンを追いつづけた著者自身の人生経験を通して、本当の自分探し、夢探しのポイントを提言する。神様は人に負けない才能を、だれにも一つはくださっているのである……と著者はいう。「自分の魂の叫びに気づく」「失敗は人生の勲章だ」「人間は苦しんだだけ強くなる」「自分らしく生きよう」「人生は自分探しの長い旅」など、自分の正直な気持ちに従って、失敗を恐れずにとにかくやってみることの大切さをアドバイスしている。自分の可能性に目覚め、潜在エネルギーが湧き出してくるヒントが満載! 生き方に迷ったとき、元気が出ないときに手にしたい一冊。
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-一つの言葉に出会うたび、一つの可能性が開花する。本書は、仕事と人生の本質を見つめる著者による、体験的叡智が凝縮された「成長論の古典」。自分の中の可能性を、大きく花咲かせるための書。 (本書の主な内容)●なぜ、我々の心は「成長」を求めるのか ●「個性」とは、どのようにして磨かれるものか ●「人間心理」を学ぶ、最高の方法は何か ●なぜ、「無意識の世界」を知ることが重要なのか ●人間の「精神の成熟」とは、何か 「なぜ、人生において、『成長』が大切なのか。それは、人生には、一つの真実があるからです。人生において、『成功』は約束されていない。しかし、『成長』は約束されている。いま、世の中に溢れる『成功願望』。誰もが、その人生において、競争での『勝者』となり、目標を『達成』し、人生で『成功』することを願っています。しかし、静かに人生の真実を見つめるならば、『勝者』の陰に、必ず『敗者』があり、『達成』の陰に、必ず『挫折』があり、『成功』の陰に、必ず『失敗』があります。けれども、人生において、誰もが必ず手にすることができるものが、ある。それが『成長』です」(本書「序章」より)
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-日本は、どこで何を誤ったのか。日本のエリートは、なぜ誤るのか。昭和100年の今だからこそ、知られざる歴史の真相に目を向けたい。戦後史に消えた作戦参謀「服部卓四郎」――昭和期の「あの戦争」の舞台裏で起用され続けた、昭和陸軍の1人のエリート軍人に着目することで、見えてきた日本の組織の「負の教訓」。本書は、服部卓四郎に関する限られた史料を掘り起こし、丹念に精査し、その生涯を捉え直すとともに、敗北に至らしめた国家権力の組織の実像に迫るものです。著者は、陸軍大将・多田駿を描いたデビュー作の評伝で第26回山本七平賞奨励賞を受賞した気鋭の歴史研究者。その後も、東條英機、渡辺錠太郎、永田鉄山、梅津美治郎、今村均といった陸軍の最重要人物の評伝に取り組んできました。服部卓四郎の人物像を描くにあたっては、ノモンハン事件、ガダルカナル戦などの戦史を取り上げ、石原莞爾、辻政信、田中新一、井本熊男、高山信武といった陸軍のエリート軍人たちとの関係性等に着眼。さらに日本海軍との関係性など、さまざまな角度から、作戦参謀という存在が果たした役割を浮き彫りにしています。 *本書は、2022年6月にPHP研究所から刊行された『服部卓四郎と昭和陸軍』を改題の上、再構成し、加筆・修正したものです。
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-あなたのそばに座って、お話させてください。静かな夜にこそ読んで欲しい、個人的なおしゃべりのような24のエッセイと小さな気づき。悩み、汗をかき、反省し、それでも何とか前に進もうともがく、すべての人へ贈ります。人生に迷ったときに、道しるべとなる1冊。「眠れない夜、泣きたくなった夜、僕はふと“手紙”を書きました。誰に読んでもらおうとは決めていませんでしたが、書くことによって、一人では抱えきれない不安やさびしさが、少しずつ薄らいでいきました。眠れない夜にこの本を手元に置いていただけたら、とても嬉しく思います」(「はじめに」より抜粋)
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4.0脚やせは、骨格のゆがみを直し、ゆがみにくい体になれば、成功します。食事制限や過度な運動をするより確実で無駄がなく、なにより健康的です。骨格がゆがんでいると、脂肪がつきやすく、ルックスが悪くなるばかりか、肩こりや生理痛など、さまざまな不調を引き起こす原因になるのです。本書では、25年以上、骨格矯正クリニックの院長を務めてきた著者が、ゆがみにくい体を手に入れ、スラリとした脚になるための方法を紹介します。下半身に影響を与える上半身の整え方、呼吸法、下着の選び方から、骨盤、ひざ、足首に効く簡単ストレッチまで、自分でできるゆがみ解消法です。また、立ち方や歩き方、理想的な靴、寝る時の姿勢、おいしく食べて太りにくい食事など、日常生活でゆがみを起こさないためのポイントを解説します。きちんと実行すれば、1週間で効果が表れてくる秘策ばかりです。あこがれのきれいな脚があなたのものに! 文庫書き下ろし。
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4.4戦争中に発せられた、十四の名言から、あの戦争を考える――〈九十歳の爺さんがこれから語ろうとするのは、そんな非人間的な戦争下においてわずかに発せられた人間的ないい言葉ということになります。いや、全部が全部そうではなく、名言とはいえないものもまじりますが、それでもそこから将来のための教訓を読みとることができるでありましょう。〉(本書「まえがき」より) 昭和史研究の第一人者が、どうしても伝え遺したかったこととは ●一に平和を守らんがためである(山本五十六) ●バスに乗り遅れるな(大流行のスローガン) ●理想のために国を滅ぼしてはならない(若槻礼次郎) ●大日本は神国なり(北畠親房) ●アジアは一つ(岡倉天心) ●タコの遺骨はいつ還る(流行歌「湖畔の宿」の替え歌) ●敗因は驕慢の一語に尽きる(草鹿龍之介) ●欲しがりません勝つまでは(国民学校五年生の女子) ●太平洋の防波堤となるのである(栗林忠道) ●武士道というは死ぬ事と見付けたり(山本常朝) ●特攻作戦中止、帰投せよ(伊藤整一) ●沖縄県民斯く戦へり(大田実) ●しかし― 捕虜にはなるな(西平英夫) ●予の判断は外れたり(河辺虎四郎)
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-2025年は、戦後80年。戦後日本は平和を享受し、維持できたが、世界では、今も戦火が絶えない。世界の「ジョーク集シリーズ」や、骨太の評伝など、幅広い執筆活動を続けるノンフィクション作家による感動の紀行エッセイ! 台湾、モンゴル、ルーマニア、トルコ・シリア、イラク、イスラエル、サイパン・パラオ……異国の街角を歩き続ける中で、いつも出会うことになったのは、祖国「日本」、そして日本の「こころ」だった――。50カ国もの海外を歩いた取材経験が、現地の「日常」と「リアル」を、見事にすくい取る。さあ、歴史に触れ、人とつながる、心の旅へ出かけよう! 「日本」について、今一度、考えてみよう。 【本書の内容】●第一章 「満洲」――日本人が掲げた理念の風 ●「今よりも日本時代の方がずっと良かった」 ●そこから旅順港は見えるか ●日中で異なる餃子の文化 ほか ●第二章 モンゴル─世界史の中の不思議な繋がり ●日本人のルーツはブリヤート人か? ●モンゴルには存在しないジンギスカン料理 ●馬乳酒への感銘が「カルピス」を生んだ ほか ●第三章 ルーマニア─―「僕は日本に生まれたかった」 ●「日本に生まれること」という宝くじ ●なぜ子供たちはエイズに罹患したか? ●アルバムに貼られた悲しい記念写真 ほか ●第四章 チェコ・ポーランド─―救われた生命、奪われた生命 ●世界で最も美しい街の“有力候補” ●日本人の資質に感銘を受けたザビエル ほか ●第五章 バルト三国─―一枚の色褪せた「日の丸」 ●歴史をどの立ち位置から見るか? ●KGB博物館の戦慄の拷問部屋 ●ラトビアの日の丸に凝縮された日本人の魂 ほか ●第六章 旧ユーゴスラビア─―コソボの「ワールドカップ」 ●東日本大震災で多額の義援金を送ってくれた国 ●空しく朽ちたオリンピックマーク ●「毎日、ポケモン、ポケモンで。本当に大変よ」 ほか ●第七章 トルコ・シリア─―時を越えた恩返しとトウモロコシ ●エルトゥールル号事件が生んだ「正の連鎖」 ●トルコが広げたコーヒー文化 ●第八章 イラク─―一国平和主義は卑怯で、みっともない ●すべての結果は紙一重でしかない ●「日本人なのにグレンダイザーを観ていないなんて!」 ●戦争さえなければ観光立国になれる国 ●第九章 イスラエル─―ゴールデンブックに刻み込まれた感謝 ●清濁が境目もなく混ざりあう街 ●世界中から集まったユダヤ人が持ち込んだ料理 ほか ●第十章 サイパン・パラオ─―日本流委任統治の光芒 ●日本統治時代を懐かしむ島民たち ●バンザイクリフの悲劇は今も ●パラオ語の中に組み込まれた日本語 ほか ●第十一章 フィリピン─―天使たちの町に残る特攻兵の面影 ●モンテンルパの夜は更けて ●刑務所内に往時の名残りはなかった ほか ●第十二章 台湾─―なぜ、この地は「美しい島」なのか ●「フォルモサ」と呼ばれた島 ●台北工業が出場した甲子園の夏 ●零戦パイロットを祀る飛虎将軍廟 ほか *本書は、2018年7月にPHP研究所から刊行された『世界の路地裏を歩いて見つけた「憧れのニッポン」』を改題の上、加筆・修正したものです。
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5.0劣等感を乗り越えようとする努力が、逆にあなたを苦しめていた――。本書は、「生きづらさ」の根っこにある劣等感に、やさしく光をあてる一冊です。多くの人を苦しめる劣等感の正体とはいったい何なのか? そして、劣等感とはどのように向き合い、癒していけばいいのか? そのすべてが、本書で解き明かされます。著者の長年のライフワークである、劣等感研究の集大成ともいえる本。 (主な内容)●劣等感はなぜ深刻化するのか ●自分を見失って、他人の中で生きている人 ●幸福とは、自分の欠点の解釈の仕方次第である ●仕事依存症は子ども時代に作られる ●幸せに生きていく力を取り戻す etc.「劣等感の原因は、成長期の不安定性愛着である。小さい頃の愛着人物との関係が不安定なことである。小さい頃から信じられる人がいない、つまり人と心がふれあえないことがその根底にある。『劣等感なんて誰にだってある』などと簡単に考えている人が多い。劣等感はそんな生やさしいものではない。自分の人生を地獄に追いやるのが劣等感である。しかし劣等感の原因を正しく理解し、正しく対応すれば、必ず天国への門が開かれる」(本文より抜粋)
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3.0今さら、「くよくよしない人」や「人のことを気にしない人」になるのは難しい。それならば、悩んで、気づいて、強くなろう。人生って、そういうふうにできている。本書は、誰もわかってくれない、と落ち込む前に読んでほしい、友達みたいなエッセイ集。やるせなさや不安、悲しい気持ち……などの悩みをつき抜けるヒントが見つかります。子供のときは「がんばって」食べたけど、相変わらず苦手な人参。大人になったから、もう「がんばらなくていい」よね。悩みだって同じ。前向きに! が苦手だったら、振り返っていい。失敗してオロオロ、人との摩擦にイライラ、考えすぎてクヨクヨと、右往左往したからこそつかめる「何か」がきっとあるから――著者自身の経験を、温かく率直な言葉でつむいだ27話には、不器用なあなたの心をやさしくほぐし、元気づけるアドバイスがいっぱい。文庫化にあたり「前向きに生きるために、今ひとたび後ろを向く」を新たに収録。
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-人生最後の時間とは、「最期」を意識してから始まる。肉体と精神の衰えを感じた時、生死のはざまを彷徨った時、定年退職など転機を迎えた時……、その終点への気づきは人によって様々だ。しかし、その瞬間から新しい人生は始まるともいえるのではないだろうか。つまり重要なことはそういう人生のつらい時間のなかにあっても、残された人生における目的を定め、どのように生きるかということだ。本書は、評伝文学の名手である著者が、正岡子規、ロバート・スコット、宮本武蔵、滝沢馬琴など、最期の最期まで力一杯生きた偉人達の生涯を描いた感動作。彼らの過ごした最後の時間を知ることは、残された自分の人生をどう生きるかを見つめ、また死への覚悟の確立につながるかもしれない。興味深い人間の生涯のなかでも、最後の物語は特に興味をそそられるものだ。我々は死ぬために生きているのではない。充ち足りた人生を過ごすために今すべきことは何かを考える一冊だ。
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-「作れば売れる時代は終わった」といわれる。果してそうであろうか? 世の中には、ホームランを放つ企業もあれば、ヒットを続出している企業も少なくない。問題は、従来の商品企画や販売企画のやり方では通用しなくなったということだ。では、消費者の価値観多様化の時代といわれる現代、どうすれば成功を手中におさめることができるのか? 著者は、「その秘訣は、たった二つの原則“苦情法”と“着眼法”に尽きる」と喝破する。ヒット率100%の会社の貴重な実例を、数多く具体的に挙げながら、「こうすれば必ず売れる!」と信念と情熱をこめて説き明かす、これは他に類のない商売指南書である。
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-思いつきやアイデアだけで勝負できる「売れる時代」は終わった! 「売れない時代」を迎えた今こそ、「成功するアイデア」と「失敗するアイデア」を見分ける「判断力」の有無が問われてくる。長年“商売上手の研究”に携わってきた著者が、その二大秘訣=「苦情法」と「着眼法」をもとに、お客の気持ちをつかむ近道――すなわち、売れるポイントを見抜き、ヒット率100%を生み出すコツの数々を開陳する。実践的マーケティングのバイブル的好著。
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-●夕方から元気が出なくなった ●スマホを見るとぼやける ●買い物に行くのが煩わしい ●食事中むせるようになった 「結局、この不調は年だから……」とあきらめそうになった時こそ、この本で「病気的な変化」ではなく、多くは「正常な変化」であることを知ってください。年を重ねてからの変化というのは、あきらめるのではなく、「知って対処する」ことで、より良い生活を一生送ることができます。70代、80代と年を重ねても、若い頃のように趣味を楽しんだり友達と遊びに行ったりできるのです。「体の変化に合わせて正しく体を使えれば、私など足元にも及ばないほど行動が可能になり、素敵な暮らしができることを、たくさんの患者さんから学ばせてもらったのです」(「はじめに」より) 多少体重が増えても構いません、買い物に行くのが煩わしくなったのも、悪いことではなく、よい年の取り方をしているからです。私たちは、一定の年齢になって起こる現象を、すべて老化のせいにしがちです。なぜかといえば「歳をとる=劣化」と考えているから。でも現実は、そうでもありません。「変化」を正しく理解して、ちょっとした工夫やモノの見方を改めるだけで、本来の能力を維持できます! 気が楽になりますし、本当の力を発揮できるようになるはずです。
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-私は、自分自身が歩み、86歳に到達して、「これが人生の幸福だ」「これが快い老後=快老だ」と考えるものを、包み隠さず書き記すことにした。若いときから『知的生活の方法』をはじめ「生き方」の本を世に問うてきたのだから、それに対するアンサーブックを書くことも務めの一つであろう。読者が各々の「希望」を胸に人生を歩むときの、一つのマイルストーンとなれば幸いに思う(第1章より抜粋)。衰えぬ知的生活、家族、お金、健康、「あの世」のこと……。ベストセラー『知的生活の方法』から40年を経て著者が辿りついた「人生の至福」についての結論と、知的で快い生き方の真髄。「知の巨人」による晩年のレポート。『実践・快老生活』を改題の上、文庫化。 【目次より】●第一章:「歳をとる」とはどういうことか ●第二章:凡人にとって本当の幸福は「家族」である ●第三章:「お金」の賢い殖やし方、使い方 ●第四章:健康のために大切なこと ●第五章:不滅の「修養」を身につけるために ●第六章:次なる世界を覗く――宗教・オカルトについて ●第七章:「幸せな日々」のためにやるべきこと
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-「ちゃんと、人をほめているかい?」「徳っていう、運を良くする通貨の存在を知ってるかい?」本書は、日本一の成功者・斎藤一人さんが教える、究極の人間関係のバイブルです。「人の心をつかみ、よりよい人間関係を築く方法とは?」「人間関係、仕事、人生すべてがうまくいく魔法とは?」など、人の心をつかみ、成功と幸せを手にする一人さん渾身の講義です。あなたの人生を必ず豊かにしてくれる本。(主な内容)●命令で人を動かす時代は、終わったんだよ ●人は誰だって、認められたいんだよ ●オーラを大きくする方法って、あるんだよ ●運が良くなる人には、共通の特徴があるんだよ ●究極の幸せって、人に喜ばれる存在になることだよ etc.「人間関係、仕事、人生が全てうまくいく魔法がある。それは『人を動かす力』なんだよ。そしてこの人間関係の法則は知ってると得をするし、逆に知らなかったら大損するんだよ。でもなぜか世の中って、このことを知らない人が多いんだよ」(本書「はじめに」より)
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4.0とりあえず書き始めて、結論は途中で考える……。こんな計画性のない文章では、読み手は最後まで「何が言いたいのか」分からず困ってしまいます。自分の考えや気持ちを正確に伝える文章術は、相手を説得する立場にある人はもちろん、日常の様々な場面でも活躍する一生もののスキルです。本書は、メールから課題レポート、ビジネス文書まで“論理的に書く技術”を具体的に分かりやすく紹介します。例えば、「主張を書くべき部分を疑問文にしてはいけない」「文章の外見で論理性を強くアピールする」「『思い』をあれこれ詰め込まない」「冒頭に『案内』を置くと文章全体が理解しやすくなる」「文学的気分に走った意味不明の文章を書くな」「根拠なしの文章でも“仲間うち”には理解できる」「常にクールに」など、これらのルールさえ守れば、論理的に書くのは簡単なことなのです。どうすれば説得力ある文章表現が身につくのか? ――実践的文章術の決定版!
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-「議論で相手に負けたくない」「会議で説得力のある発言をしたい」と思ったことはありませんか? しかし日本人は、論理的に話すことが大の苦手です。例えば……、◎個人攻撃を行なう ◎エキスパートの意見を誤って使う ◎立証責任を転嫁する ◎早まった一般化を行なう ◎誤った二者択一を迫る ◎内容が矛盾する ◎感情のこもった語を使う ◎多義表現を使う ◎原因と結果を取り違える――などなど、大事な会議でこんな“非論理的”発言をしていたら、せっかくのあなたの発言が台無しになります。身に覚えのある方は、要チェックです。しかし逆に言えば、あなたが論理的な話し方を身につけることによって、説得力は倍増し、ライバルに差をつける大きなチャンスになるのです。本書は、例題を解きながら論理的な発言のポイント、効果的な反論の仕方が学べる画期的な“実践トレーニング集”です。「論理ブーム」の火付け役となった驚異のロングセラー、待望の文庫化!
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4.0【本書は『誰にもわかってもらえない不安のしずめ方』(電子書籍書き下ろし)を改題し、再編集した『不安をしずめる心理学』(PHP新書)に加筆・修正を行ったものです】人格は「再構成」できる! 不安の正体を知ればもう大丈夫。圧倒的人気を誇る社会・心理学者が平易に伝える心のメッセージ。学校や職場、家庭の不安に応える。「不安の解決の方法として、まず『不安の消極的な解決の仕方』について述べます。ひと言で言うなら『不安でどうしようもない時は、お酒を飲んで忘れてしまいましょう』ということです。アルコール依存症になってしまいかねませんが、お酒を飲んでいれば不安を一時忘れることができます。望ましくない不安の解決法ではありますが、最初にこれについて述べます」「その次に、『積極的な解決』という方法について説明します。これは実践するのが大変難しい方法ですが、不安に正面から向き合い、どう解決したらいいのかを考えます」(本書「はじめに」より) 〈目次〉第1章 人はなぜ、不安に苦しむようになったのか 第2章 「現実的な不安」と「神経症的不安」 第3章 不安よりも不幸がいい 第4章 擬似成長と隠された敵意 第5章 不安と怒りの深い関係 第6章 不安から逃げる「消極的解決」 第7章 乗り越えるための「積極的解決」
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-出口の見えない低迷が続く日本経済。そうしたなか、「内需拡大」「市場開放」「規制緩和」などのキーワードが、景気回復の“特効薬”のように語られはじめて久しい。しかし、これらの言葉は、決して日本の国益を守るためのものではない。「双子の赤字」を抱えたアメリカが、自らの経済政策の失敗を日本に肩代わりさせるべく、一方的に突きつけた要求なのだ。アメリカの千億ドル単位に達する赤字は、日本が要求どおりに「内需拡大」したところで、数十億ドルを軽減するものに過ぎない。いわば“焼け石に水”である。にもかかわらず、アメリカは無理を承知で難題をふっかけ、日本がバカ正直に応じた結果が、“バブル”の狂奔につながった。日本はいま、アメリカべったりの経済政策を真剣に見直し、本質的な経済論議を喚起すべき段階にきている。そうしない限り、未来への新たな展望は見えてこない。本書は、そのための大前提に鋭く切り込んだ警世の書である。
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4.0遺伝子が関係しているのは「生まれつきの性質」だけではありません。呼吸や排泄などの生理現象や、悩んだり喜んだりという心のあり方など、生命活動すべてと密接なつながりがあるのです。人生よいことばかりではありません。しかし、希望を忘れなければ、必ず報われる日が来ます。あなたの行動は、ちゃんと、サムシング・グレートが見守っていて、必ずよい方向へ導かれていくのです。だから、たとえよくないことが起こっても、それは「大切なことに気づくためのサイン」と受け取り、前向きに進めばよいのです。本書は、筑波大学名誉教授である著者が、「偶然は何かの『暗号』と考える」「異種トモをつくる」など、眠っていた遺伝子のスイッチをオンにし、人間に隠された無限の可能性を引き出すための心の持ち方を紹介します。くじけそうになったら、こう唱えましょう。「そうだ! 絶対うまくいく!」と。読むだけで生きる勇気が湧いてくる一冊です。
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3.0出口治明氏推薦! 「古代から今に至るまでの長大で複雑なフランス史を、これほどわかりやすく学べる本はほかにない」 世界大戦、移民問題、ナショナリズム、EUの未来……よりよい未来のために、我々は何を選択すべきか。フランス史の中に、複雑な現代を読み解く鍵がある! 西洋近現代史研究の第一人者が、2000年を超える歴史の流れを大きくとらえて語りきる、現代人必読の一冊。国民国家の概念を生み出したフランスの歴史は、現代人が、今、学ぶべき教養である。 【目次より】●日本人が今、フランス史を学ぶべき理由 ●フランス革命は王権打倒ではなかった ●イメージ戦略に長けたナポレオンの台頭 ●なぜユダヤ人は迫害されるのか ●フランス史を見るとEUの未来がわかる ※本書は、2019年10月にPHPエディターズ・グループから刊行された作品に加筆・修正し、文庫化したものです。
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-陰謀に満ちた世界……戦争の引き金を引いたのは誰か? アメリカ、イギリス、ソ連が決めた日本の運命。盗まれた米国の最新航空技術、ハワイの地方紙が予告していた「真珠湾攻撃」。宣教師による反日プロパガンダ、アインシュタインの原爆開発提案。近現代史の見えざる暗部と、通説を変える事件を日米近現代史研究家が開陳する。「筆者は、読者は高校世界史教科書B程度の歴史知識をもっていることを念頭にして本書を執筆した。そうした読者が、本書を読了すれば、歴史解釈の縦糸が丈夫になり、その結果、一般的歴史解釈(筆者はこれを『釈明史観』と呼ぶ)に幾ばくかの疑念が湧くはずである。その正常な疑念こそが『合理的な歴史解釈』の出発点となる」(「文庫版まえがき」より) 〈目次〉序章 スペイン内戦と作品に隠された政治思想 第1章 ソビエトのスパイ工作とルーズベルトの能天気 第2章 日米開戦前夜の事件 第3章 英米の工作と真珠湾攻撃 第4章 原爆投下をめぐる狂気 第5章 戦争指導者たちの死 終章 戦争のリアリズム
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-つらい時、寂しい時、心のよりどころになる勇気と安らぎの言葉。大ベストセラーを生んだ著者の遺品から見つかった原稿と、現在では入手困難な書籍の中から選りすぐった原稿を収録した本です。思うままにならない人生をどう受け入れるか、「私らしさ」を作ってくれるものはなにか、神様が私たちにくださった約束、人生の冬が来ても辛さから逃げない姿勢……シスター渡辺の優しくて凛とした言葉は、現代人の不安や心の渇きを癒す生命の水のようです。 ●「自分らしく生きる。その後に自分だけの足跡をつけながら。」 ●「失ったものより得たものに目を向けて生きる。」 ●「どんなことをしたか、よりも心が充たされていたか。」 あなたの人生に無駄なものは一つもありません。あなたの生き方を、すぐそばで励ましてくれるメッセージです。
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3.0睡眠とは単なる休息ではなく、あらゆる生命現象の基盤である――。大ベストセラー『スタンフォード式 最高の睡眠』を著し、「睡眠負債」という概念を日本に紹介した、睡眠研究の第一人者・スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所所長が、日本人が知らない正しい睡眠常識を紹介する。睡眠のメカニズムの基本から、睡眠時間と寿命との関係、体内時計の整え方、枕の選び方、女性・子ども・高齢者の睡眠問題、知らないと危ない「睡眠障害」や「睡眠薬」まで、眠りにまつわるさまざまな事象を、科学的根拠を示しながらやさしくコンパクトに解説。最高のコンディション維持、病気予防、ボケ防止……、あなたを守る理想の眠り、熟睡への決定版! 『スタンフォード大学教授が教える 熟睡の習慣』を改題の上、最新の研究成果に基づき、加筆・修正して文庫化。 【目次より】●第1章 間違いだらけの睡眠常識 ●第2章 「睡眠負債」をいかに解消するか ●第3章 生体リズムが熟睡のカギ ●第4章 「仕事中の眠気」の恐るべきリスク ●第5章 女性、子供、高齢者のための睡眠常識 ●第6章 熟睡できる環境のつくり方 ●第7章 「睡眠障害」について知っておきたいこと ●第8章 「睡眠薬」との賢いつきあい方
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-なぜ時代は、渋沢を必要としたのか――。本書は、幕末の志士から、近代資本主義の指導者となった、日本が世界に誇る偉人・渋沢栄一の生涯に迫った傑作評伝です。「論語と算盤」の美学はいかにして生まれたのか? なぜ経営学者のドラッカーは、渋沢を激賞したのか? 明治・日本に資本主義革命を起こし、近代日本を創った士魂商才の男の一生を、作家・北康利が鮮やかに描きます。『乃公出でずんば 渋沢栄一伝』を改題し、文庫化。 〈本書の章構成〉●プロローグ 俺がやらねば誰がやる ●第一章 両親から学んだ商いの道と慈愛の心 ●第二章 幕府瓦解 ●第三章 明治政府出仕 ●第四章 近代資本主義の父 ●第五章 国家は国民が支える ●第六章 国際平和を希求して ●第七章 人の生涯をして価値あらしむるはその晩年にあり
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4.7人生は大いなる何かに導かれている――。本書は、「生死の境の体験」をはじめ実体験から掴んだ技法を、著者が質問者との対話の中で、丁寧に語った1冊です。「答えは、すべて『自分』の中にある」「『他者への嫌悪感』の本質は『自己嫌悪』である」「『感謝』は、すべてを癒す」など、深い気づきが得られる、著者の魂の言葉の数々。苦しい状況において、生きる気力と勇気が湧いてくる書。 (本書の主な内容)●誰も大声では語らない「人生の真実」とは何か ●どうすれば、「偶然の出来事」に「意味」を感じられるのか ●なぜ、自己嫌悪の極みで、「自己肯定」の心が生まれるのか ●なぜ、「病」とは、「福音」(良き知らせ)なのか ●なぜ、「死生観」を掴むと、「直観」が鋭くなるのか ●「逆境」を越える「究極の言葉」とは何か 「もし、あなたが、いま、苦労や困難、失敗や敗北、挫折や喪失といった「逆境」の中にあるならば、『人生で起こること、すべてに深い意味がある』と心の中で唱え、その『意味』を考えながら目の前の『逆境』に向き合ってみてください。必ず、あなたの心の奥深くから、その『逆境』を越えていくための力と叡智が湧き上がってきます。もし、あなたが、いま、人生を分ける「岐路」に立っているならば、「自分の人生は、大いなる何かに導かれている」と心の中で唱え、その「岐路」を静かに見つめてみてください。必ず、あなたの心の奥深くから、その「岐路」での正しい選択を導く声やメッセージが聞こえてきます」(本書「はじめに」より)
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3.5これまで、多くの世界史本が出版されていますが、本書は「物流」を軸の中心とし、各国がどのようにして栄枯盛衰を繰り返してきたかを読み解くことができます。2024年から日本が抱えている、「物流問題」にも通ずるヒントが多く、本書を読めば日本はこれからどのようにして問題解決をしていかなければならないか、過去の歴史から学ぶことができるでしょう。 〈一例〉物流の多さは国や人類の豊かさにつながる 国境なき民が世界の貿易を動かしてきた 物流の歴史は生活水準が上昇した歴史 物流によって国力を得た国、衰退した国がある 輸送技術の革新が物流に変化をもたらす 〈目次〉第一章 フェニキア人はなぜ地中海貿易で繁栄したのか 第二章 なぜ、東アジアはヨーロッパに先駆けて経済発展したのか 第三章 イスラーム王朝はいかにして国力を蓄積したのか 第四章 ヴァイキングからハンザ商人、そしてオランダ商人へ 第五章 なぜ中国は朝貢貿易により衰退したのか 第六章 地中海はなぜ衰退し、バルト海・北海沿岸諸国が台頭したのか 第七章 喜望峰ルートは、アジアと欧州の関係をどう変えたか 第八章 東インド会社は何をおこなったのか 第九章 オランダはなぜ世界で最初のヘゲモニー国家になれたのか 第十章 パクス・ブリタニカはなぜ実現したのか 第十一章 国家なき民は世界史をどう変えたのか1 ― アルメニア人 第十二章 国家なき民は世界史をどう変えたのか2 ― セファルディム 第十三章 イギリスの「茶の文化」はいかにしてつくられたのか 第十四章 なぜイギリスで世界最初の工業化(産業革命)が生じたのか 第十五章 アメリカの「海上のフロンティア」とは 第十六章 十九世紀、なぜ西欧とアジアの経済力に大差がついたのか 第十七章 近代の歴史と物流
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4.7単行本『孤独と共感のバランス練習帖 ひとりでいること みんなとすること』を文庫にし、新装しました。孤独とは何か、共感とは何か。そして、それらとうまく付き合い、自身が成長するにはどうすればいいのか――。この世界で、自分を役立てることに大切なことはなにか。松浦先生の言葉でつづったエッセイです。この本では、僕がこれまでに思索を続けて身につけてきた、孤独と共感のバランスのとり方を分かち合いたいと思います。孤独と共感は相対するものではありません。ひとりで向き合う孤独な時間があるから、人のことも大切に思える。つながることの嬉しさを実感できるのです。「はじめに」より
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4.0《浩宮さまも、はじめは、「パパ」「ママ」であった。幼児には発音しやすい呼び方だから、そのほうが自然だったのである。幼児語からの卒業を心がけるようになってからは、皇室の習慣にしたがって「おもうちゃま」「おたたちゃま」と改めて行った。いずれは、「ちゃま」でなく「さま」になるための段階として――。幼児語にさようならするには、まず周囲がそれを使って語りかけないようにすると同時に、ひとつひとつの言葉について、根気よく言いなおしをくり返して行かなければならない。私は、意識して、そのことに努めた。その他の宮さまの幼児語は、ほとんど、こどものすべてが使う言葉と、同じであった。ブーブー(自動車)、ワンワン(犬)、トット(にわとり)、デチュ(です)、アチュイ(熱い)。宮さまが「ワンワン」と言われると、そのたびに私は、じっとお顔を見て「いぬですね」と言いなおすようにした》(本書「二 楽しかった幼稚園生活」より) 皇室の姿、感動の日常! 東宮侍従として、浩宮さま(現在、天皇陛下)の「ご養育掛り」を約10年間もつとめ、「オーちゃん」と呼ばれていた著者(故人)。当時の日常が、あるがままに、感動の逸話で彩られた本書を、装い新たに、解説を付して、文庫版で復刊致しました。上皇陛下、そして上皇后美智子さまの子育ての姿、浩宮さまの日常に、心が揺さぶられます。「よき日本人とは、よき家庭とは」を考えさせられる一冊です。 〔目次〕■一 幼き日の思い出 私が決意した日/人間として立派に/美智子さまの育児心得ノート/オーちゃん、ごめんなさい ■二 楽しかった幼稚園生活 集団の中で育つ抵抗力/ボク、大きくなりたい/詩情豊かな人に/独立心を育てる ■三 少年時代のご教育 お父さまゆずりの制服/背番号3の浩宮さま/はじめての“ひとり旅”/お母さまとしての美智子さま/三人きょうだいの兄/皇室を継ぐ方として/御所を去る日に ■あとがき ■解説:笛吹雅子〈日本テレビ 解説委員(皇室担当)〉
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3.0みんなが大好きな国民的作品は、最高の哲学書だった! 本書は、タイムマシン、タケコプター、アンキパンなど、ドラえもんのひみつ道具を軸に哲学し、物語に秘められたメッセージを読み解く1冊です。あなたの知らない、ドラえもんの深い世界がここにある! (本書の主な内容)●「タケコプター」とはなんの象徴なのか? ●「四次元ポケット」には本当はなにが入ってる? ●なぜ人は「タイムカプセル」を埋めるのか? ●「どこでもドア」がドアの形をしている理由 ●夢と現実のどちらが本当の世界なのか? etc. 「この本では、『ドラえもん』に登場する未来の道具を切り口に、物事の本質や私たちの歩むべき道を考えてみたいと思います。たとえば、どこでもドアを切り口にした場合には、『「ドア」とはなにか?』といった具合です。様々な角度から深く考えることで、日頃の思い込みを超えようとする点が特徴です。ぜひ皆さんも自分自身で考えることで、自分なりの答えを出してみてくださいね」(本書「はじめに」より抜粋)
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4.0『ガリア戦記』は、希代の英雄ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)が自身の征服事業について自らの手で綴り、書物として世に出したものである。こうした事例はほかになく、史上名立たる英雄の中で唯一の例である。二千年前から今日まで多くの読者を魅了してきた世界史上最も有名な戦記であり、現場の出来事をリアルに再現した「活きた」ローマ史ともいうことができる。カエサルといえば、ローマ帝国拡大の立役者。とりわけ、その軍事的天才と悲劇的な最期によって今日でも人気が高い。さらにこの戦記で発揮された文章の魅力は、キケロやモンテーニュ、日本では小林秀雄が絶賛するほどのものであった。本書は、その最大の特徴である「簡潔な独特の文体」を再現することに成功している。カエサルが戦闘においていかなる知略を発揮したか、また、いかに言葉巧みであったかを、読者はつぶさに体験することになろう。『ガリア戦記』が一大古典となった秘密がここにある。さらに本書では、訳者が当時の政治、民族、軍隊等について詳細な解説を付し、適宜地図を挿入することによって、読者の理解を助けている。 「名訳で、カエサルの時代が目の前に蘇る!」――出口治明氏が推薦。
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3.0あの天才・北野武の娘が歌手デビューした。「たけしの娘だからデビューできた」と言われたくない彼女は、歌とダンスのレッスンを、人一倍熱心にこなしたという。高校一年生でもある彼女のこと、学業とレッスンの両立にはさぞかし時間のやりくりが大変だっただろう。しかし、世に出る人はみな効率的な時間の使い方をしているもの。本書の著者、野村正樹氏は、サラリーマンと作家という二足のわらじを見事にはきこなして見せた人間である。その超人的な仕事の秘密は朝にあるという。人間の活動はすべて「90分ワンユニットの法則」に支配されていると大胆に主張し、その法則に基づいた合理的な時間活用法を提言する。ほんの少しの早起きで、一生の自由時間がなんと13%も増えるのだ。サンライズ・ウォッチングの快楽から、朝食の栄養学、一番出社の魔術、朝の恋愛論に至るまで、早起きの魅力が満載。自分の時間がないと嘆く人におすすめの一冊。
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3.0実力主義の世の中は、会社人間に慣れ切ってしまった中高年にとって、とくに厳しい。「専門がない」、「資産がない」、「将来が暗い」……などと嘆く人も多い。だが、自己責任・自助努力の時代は、それでは生き抜けない。そこで本書では、誰にも共通に与えられている「時間という資産」を活用して、有意な人生後半を築き上げるためのヒントを、わかりやすく、具体的に提示する。 内容は…… ●古代インドの「四住期」に学ぶ ●早出はしても残業はするな ●会議は90分で設定する ●会議や商談は予定5分前に終えよう ●メールは事前連絡に、商談は訪問で ●時間の主役を「仕事」から「余暇」に ●平日・休日・旅行で3つの時計を使い分ける ●長期休暇で定年後のリハーサルを ●家事の分担は暮らしの必須課題 ●“短く話し”て“長く聞く” など、夢多かるべき人生後半を“自分の時計”で歩いて行きたいと願う人に贈る、シニア版時間術の決定版である。
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5.0本書は、『ケミストリー世界史』の続編で、第二次世界大戦後から20世紀終わりまでの人類と化学の壮大なドラマを、超「ものしり」予備校講師がまとめた力作です。社会や政治、戦争といった出来事の根本にある「物質」を主人公に、それらがどうやって影響し合ってきたのかというつながり、現代史の因果関係を解き明かしています。古代ローマの哲学者ルクレティウスは、「私たちのよって立つべき視座は原子とその運動であり、この高い視座からの俯瞰によって迷信や恐怖を振り払うことができるのだ」と説きました。この本はまさに、分子の目で、人類の歴史のなかで最も目まぐるしい時代を俯瞰し、解明しようとしたものです。「1951年6月 世界に広がる石油化学工業」「1960年8月6日 レーザーが実用化」「1976年11月 導電性プラスチックの発明」「1982年5月 ネオジム磁石の発明」「1991年 リチウムイオン電池の実用化」など、現在の私たちの生活と密接な関わりのある項目が並び、「化学」の目で深掘りしています。「文系」の人でもスラスラ読めるようにわかりやすく書かれていますが、それだけでなく、クスッと笑える表現や著者ならではの「豆知識」が随所に散りばめられていて、痛快です。精緻なイラスト・写真あり。文庫書き下ろし。
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4.4本書は、第二次世界大戦までの人類と化学の壮大なドラマを、世界史通の化学鉄人講師がまとめたものです。出来事の表層的な羅列ではなく、社会や政治、戦争といった出来事の根本にある「物質」を主人公に、それらがどうやって影響し合ってきたのかというつながり、歴史の因果関係がわかる解説になっています。宇宙誕生、生命誕生の話にも触れたあと、ホモ・サピエンスの登場。火薬あり、石油あり、香辛料あり……。「4万1000年前ごろ=赤色顔料の利用」「前4000年ごろ=ビールの誕生」「815年ごろ=イスラームの錬金術」「1846年=エーテル麻酔手術」「1920年=プラスチックの時代」「1942年=ペニシリンの実用化」などの大見出しがあり、それぞれのテーマを深掘りしています。「文系」の人でもスラスラ読める、超おもしろ講義です。イラスト・写真あり。文庫書き下ろし。
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-2025年1月17日(金)公開の映画「君の忘れ方」(主演:坂東龍汰/西野七瀬、新宿ピカデリー他全国公開)の原案本! 人はどう悲しみと向き合えばいいのか――。本書は、大切な人の死に直面した人の心にやさしく寄り添い、「死は不幸ではない」というメッセージを送る1冊です。大切な人へのプレゼントにも最適な、グリーフケア本の決定版! 「死は決して不幸な出来事ではありません。愛する人が亡くなったことにも意味があり、あなたが残されたことにも意味があります。これから、わたしがお話しすることは、亡くなられた人からのメッセージだと思って下さい。これから何夜かにわたってお届けする、わたしの手紙を最後まで読まれたあなたは、きっと死の本当の姿について理解されるはずです。そして、おだやかな悲しみを抱きつつも、亡くなられた人の分まで生きていくという気持ちになってくれることを信じています」(本書「第一信」より抜粋) ※解説:町田そのこ(作家)
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4.52024年5月、惜しまれつつ閉店――。伝説の書店をモデルにした、仕事と人生に効く「感動のノンフィクション&ノベル」! なんとなく社会人になった、出版取次の新入社員・大森理香。悩んでいた理香を上司が連れていったのは、わずか10坪しかない町の小さな書店だった。この書店の店主・小林由美子との出会いをきっかけに、理香の仕事と人生への考え方が少しずつ変わっていく――。店主と出版取次・新入社員との心温まる交流と成長ストーリー。文庫版は、書き下ろし「5年後、あの日の続き」と解説(社納葉子・ライター)が加わりました。 「『そもそも、私は何で大阪支社なんですか? 何で営業なんですか。どうして大販に入ったかを書店の人にも言えない自分が、何でここにいるんですか? 私より向いている人間いっぱいいたはずです。何で私が大阪で、何で私が営業で、何でこの場所にいるのかがわからないです。教えてください』心にずっと溜まっていたものを一気に吐き出したら、涙がとめどなく溢れ出てしまった」(本書より) 『仕事で大切なことはすべて尼崎の小さな本屋で学んだ』を改題し、再編集。
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5.0昭和という時代を次の世代に語り継ぎたい――本書は、数多くの資料の分析、4,000人以上の体験の聞き取りを通して昭和史に肉薄してきた著者が、恐慌から戦争、高度成長からバブル崩壊へといたる“昭和”の時代を、子の世代に向けて語った書である。飢えがあり飽食があり、軍国主義も民主主義もあった時代。人類の歴史の出来事をすべて体験したともいえるこの時代は、未来を見つめる上で日本人に多くの教訓を与えてくれる。著者は言う。「政治や経済など大きな視点だけでなく、普段何げなく見かける駅や街の姿など、目の前の光景の背後にどのような人間の意志があるか。それを見つめる眼を養うことが、今必要とされている“歴史を学ぶ”姿勢である」と。本書は、特定の史観によらず、あくまで一庶民の目から見た昭和の歴史を綴った書であり、「歴史を学ぶ」ためにも格好の一冊といえる。巻末には松本健一氏との特別対談「日本中が『プロジェクトX』していた頃」を収録。
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4.3佐藤優氏、推薦!「ローマ史の中に人間の英知のすべてが詰まっていることがよくわかる。」建国時の混乱、強敵との戦い、国家の再建、跡継ぎ問題、異民族の侵入、文明の変質……。長きにわたって生き延び、ありとあらゆることを経験したローマの歴史は、混迷する今の世界を考える上での羅針盤となる。ローマ史はもちろん、世界史や現代社会の理解をより深めることにもつながる一冊。今、世界で古代末期のローマと同じようなことが起きている。 〈目次〉●なぜ、ローマは世界帝国へと発展したのか ●勝者の混迷、カエサルという経験 ●「世界帝国ローマ」の平和と失われた遺風 ●ローマは、なぜ滅びたのか ※本書は、2018年3月にPHPエディターズ・グループから刊行された作品を加筆・修正し、文庫化したものです。
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-日本列島は文明の吹きだまりだから、中国から多くの知識や技術が流れ着いた。当然、古代日本の文物のほとんどは中国や朝鮮半島に由来すると信じられてきた。しかし近年、縄文文化が見直され、現代にまでつながる「三つ子の魂」が縄文一万年の時代に形成されていた可能性が指摘されるようになってきた。海の外から新たな文物が流入しても、縄文的な発想で取捨選択し、列島人にとって必要な物だけを選んでいたこと、さらに、工夫を加え、日本の風土に合わせて改良していった様子が見てとれる。そして、無視できないのは、縄文人の残した美意識や知識、技術が今日まで継承され、また、長い歴史の中で何度も文化の揺り戻しが起きていたという事実である。なぜ日本人は、ことあるたびに昔に戻ろうとしたのだろう。ここに、日本人を知るためのヒントが隠されている。中国文明と対比しつつ、日本人とは何かを巡る、壮大なヒストリー。 ※本書は、2020年3月にPHP新書として刊行されたものに加筆・修正したものです。
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-とある地方都市に生まれ、多感な時代に迎えた敗戦。貧困と厳しい占領政策の下で謳歌した学生生活。経済復興期に銀行の調査マンとなり、『路地裏の経済学』『柔構造の日本経済』等の名著を著し、日本を代表するエコノミストに。日本の繁栄を築いた昭和ヒトケタ世代の人生は、そのまま激動の昭和史である。豊かさの影で見失われた、生きること・働くことへの真摯な思いを語りかける、感動の一冊。
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4.02025年大河ドラマは「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」。蔦重こと蔦屋重三郎は、「浮世絵黄金期」と呼ばれた江戸時代の、天明~寛政期(1781年~1801年)に、版元として活躍した。当時の版元は手短に言えば出版社と書店を兼ね備えた職種で、版元の社長である蔦重は、編集と出版プロデューサーの役割も果たした。本書では、出版王・蔦屋重三郎と、彼と深く関わり江戸中期の文化を創った絵師・作家13人を紹介する。13人とは、喜多川歌麿、葛飾北斎、北尾重政、勝川春章、鍬形恵斎(北尾政美)、十返舎一九、朋誠堂喜三二、山東京伝(北尾政演)、曲亭馬琴、恋川春町、四方赤良(大田南畝)、石川雅望(宿屋飯盛)、東洲斎写楽。蔦重の最大の功績は、名プロデュ―サーとして数々の異才を世に送り出したことと言えるだろう。その中で、蔦重が発掘して大出世した代表格が、浮世絵師の喜多川歌麿だ。画力はあるものの、いまひとつパッとしなかった歌麿を、蔦重は恋女房ともども店舗兼自宅に住まわせ、その才能を開花させた。そしてもう1人、東洲斎写楽は、蔦重がデビューさせた絵師だ。1794年から1795年のわずか10カ月という活動期間に145点以上の作品を残し、その後、忽然と姿を消したせいで、その正体が今もなお謎とされている。なぜ蔦重のもとで、絵師や作家が開花したのか? 長年、蔦重に関心を寄せ、時代小説『蔦重の教え』の著書もある江戸料理文化研究家が、その疑問に明快に答える。粋な江戸文化をワクワクしながら学べる一冊。巻末には、本書に登場する主要人物ゆかりの地のマップや蔦屋重三郎年表も掲載。
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4.0大好評「よりぬきシリーズ」、待望の第二弾! 本書は、ベストセラー『今日もていねいに。』『あたらしいあたりまえ。』『あなたにありがとう。』『しあわせを生む小さな種』の4作品の中から選りすぐられた、珠玉のエッセイ集です。「人とのつながり方」「モノとのつきあい方」「具体的な考え方」の3つの章にわけて、著者が大切にしているルールを本書に詰め込みました。「何があっても大丈夫」と感じられる1冊! (本書の内容)子どものように聞き、大人として話す/「してほしいこと」を探す/黙って見守る/悪口は毒になる/「解決」ではなく「対応」/休みの日はきちんと過ごす/もので心を満たさない/いらないものを探す/いつも「今」とふれあう/「贈り物」は手紙と笑顔/「はじめての気持ち」を忘れない/一歩踏み出すことから旅がはじまる/素直という宝石/成功の反対は、「何もしない」ことetc. 「これは、僕が日々暮らすなかでもっとも大切にしていることを書き出した人生の地図帳です。一つひとつに思い出のある、苦労して見つけた大切な僕のルール。僕はそこに記されたアイデアや気づきを独り占めにしたくはありません。大切なことだからこそ、あなたにも伝えておきたいのです」(本書「大切なことをあなたに――『はじめに』にかえて」より抜粋)
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-とかく新しい学問というものは、鼻が低い、声が悪いなど、極めて個人的な劣等感に対し、開き直り、逆に、「なぜ」と問うことによって生まれてくるものだと著者はいう。本書は、「ああ言えばこう言う。こう言えばああ言う」あまのじゃくな著者が、しぐさや流行などの身近な風俗を取り上げ、従来の美意識や伝統を問い直したユニークな風俗論である。
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3.5《本書のタイトルは、『誰にも負けない努力』とさせていただいた。「誰にも負けない努力」を重ねることは、私が自らの経営哲学である「京セラフィロソフィ」において、最も根幹に置いていることである。また、私の経営の要諦をまとめた「経営十二カ条」にも、また人生の要諦をまとめた「六つの精進」にも外すことができない項目として入れている。何より私自身がこれまで歩んできた人生を、最も端的に表している》2022年、90歳で惜しくも亡くなられた「経営の神様」が遺してくれた「ど真剣」な言葉の数々。多くの経営者、企業家に信奉され、尊敬されたこの希代の経営者の講話の中でも、とくに「現場の最前線で、組織の先頭に立ち、様々な課題に呻吟する現代のリーダー」が意識されたものを中心に収録。「語り口調」を極力生かした編集が際立つ好評ロングセラーをついに文庫化! 本書に収められた43の講話には、それぞれ要約が付され、そのエッセンスを確認することができる。文庫化に際し、巻末に「経営12カ条」「六つの精進」を補録した。経営とリーダーシップのリアルが、ここにある! 〈本書の内容より〉●《あるべき姿、理想像を描く。具体的な目標を指し示す。その目標達成のために戦略・戦術的なシミュレーションを繰り返す。そうして次から次へと考え続けると、結果がはっきり見えてくる。うまくいった姿、目標に到達して、喜びにあふれている自分の姿が想像できるようになってくる。》 ●《真のリーダーは教育によってつくるものではなく、「探す」ものなのかもしれない。まだ未熟と思えるような人でもいいから、マネージャーやリーダーをやらせてみる。どんどん交代させていく。敗者復活も十分ある。そうすると、今まで見えなかった潜在的な才能を開花させる人が出てくるはずだ。》 ●《リーダーがガミガミ言っても、人は動くものではない。その人の心が変わって、自らがやる気を起こさなくては意味がない。だから、みんなに共通する経営の指針を訴えて、内から燃えてくるような雰囲気をつくっていくのである。それと同時に、後ろ姿でもって教育するのである。》 ●《超楽観的に目標を設定することが必要である。その上で、計画の段階では、悲観的に構想を見つめ直す。そして実行段階ではとてつもなく楽観的にいく。それが新しいことを成し遂げる要諦なのである。》
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3.0夫を犬だと思うだけで、夫婦仲が改善し、子育てもうまくいく! 超人気塾のカリスマ先生が教える最強の子育てバイブル、ついに文庫化! 夫婦仲がよくなることで、自然と子どもの成績がアップすることを説いた話題作が、装い新たにリニューアル。3組に1組が離婚する昨今において、夫婦と子どもを救う1冊! また、夫婦仲をよくするだけでなく、「子どもたちが将来ひとりでメシを食べていけるようにする」ためのアドバイスも満載。子どもは、ひとつでも自信のあることがあれば簡単には折れない。そしてコラムでは、学習塾の合宿の様子などが書かれており、著者の子どもたちへの愛情に満ちた眼差しを感じられる本でもある。 ●「夫よ、妻の話を聞こう」では解決できない! ●子どもに言ってはいけないNGワード ●不登校や家庭内暴力を生む家庭 ●母親こそギリギリだった ●男はプライドで生きている ●「繰り返し」て「言い換え」て「共感」する ●大人はみんな困っている
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4.3「右派」vs.「左派」では、もはや世界は読み解けない! カリスマ予備校講師、歴史系YouTuberである著者が、マトリックス図を使って複雑な世界の政治対立をシンプルに整理する。「朝日新聞は、左がかっている」とか、「産経新聞は、右寄りだ」と、よく言われます。どうやら、政治思想を説明するうえで、もっともベーシックな対立構造が、「右派」vs.「左派」ということのようです。そもそも政治思想において、何が「左」で、何が「右」なのでしょうか? アメリカの二大政党は、「右」の共和党と「左」の民主党です。共和党は北部の大資本家の支持をバックに成立し、これに対する民主党は労働者の政党として、社会保障政策や労働者保護法の制定など、弱者の側に立った政策を実施してきた――と世界史の教科書には書いてあります。歴史的には、これは間違いではありません。ところが、2016年のアメリカ大統領選挙では、「右」と思われてきた共和党のドナルド・トランプが「アメリカ人の雇用を取り戻す!」と訴え、もともと民主党支持だった労働者層の支持を受けて当選しました。民主党と共和党の役割が、入れ替わったようにも見えます。同じような現象がヨーロッパ諸国でも起こり、「右」と思われてきた政党が大躍進しています。いったい何が起こっているのでしょうか? ここまで複雑になると、「右」か「左」かという一次元の直線では説明がつかなくなります。x軸にy軸を加えた座標軸を考案したのは哲学者であり数学者のデカルトですが、x軸を経済的自由、y軸を政治的自由として、政治思想を二次元座標で表現したのが、米国の政治学者デイヴィッド・ノーランです。本書では、この「ノーラン・チャート」を応用して、さまざまな時代、さまざまな国の政治思想のせめぎ合いを、「政治思想マトリックス」として示していきましょう。複雑に見える世界の政治対立が、実はシンプルなものなのだと、はっきりわかるはずです。 〈目次〉●第1章:ナショナリズムとグローバリズムの「シーソーゲーム」 ●第2章:「米中冷戦」の思想史と強いロシアの復活 ●第3章:「超国家EU」崩壊の序曲 ●第4章:グローバル化するイスラム革命 ●最終章:敗戦後日本の政治思想史と未来 本書は、2020年11月にPHP研究所から刊行された『世界の今を読み解く「政治思想マトリックス」』を改題し、加筆・修正したものです。
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3.7解剖学者(養老孟司氏)とお笑いタレント(伊集院光氏)による、共感だらけの生き方放談。待望の文庫化! 《「東大卒の医学博士、解剖学者であり大ベストセラーの著者である先生に対し、伊集院光ごときが親近感?」と笑われるかもしれませんが、同じ匂いを感じるのです。その匂いの元が何なのか、先生のご著書『半分生きて、半分死んでいる』(PHP新書)を読んでいてピンときました。「別に世間が間違っているわけではない。間違っているのは、自分のほうかもしれない。だけど世間と自分がズレていることだけは間違いない。ひょっとすると、そのズレが、物書きになる原動力か、と思う」――この文章を初めて読んだとき、僕は救われたような気がしました。僕が感じていた先生との共通点は「世間からズレている」ことです。》(「はじめに(伊集院光氏)」より抜粋) 世間からズレている。そんな自分自身とどう付き合って生きるか。どう世間と折り合いをつけて生きていくか――。お互いの人生体験を振り返りながら、楽しくもマジメに考えあう。生き方のヒントが満載! ●「文庫版まえがき(伊集院光氏)」「文庫版あとがき(養老孟司氏)」を新たに収録。
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4.3女性皇族として初めて海外で博士号を取得された彬子女王殿下による英国留学記。待望の文庫化! 《赤と青のガウン。それは、私が博士課程を始めたときからいつか着る日を夢みてきたものだ。五年間の留学生活中、何人もの友人が博士課程を無事修了し、オックスフォードを旅立っていく様子を何度も見送ってきた。晴れ晴れとした表情でこのガウンを身にまとい、学位授与式が行われるシェルドニアン・シアターから出てくる友人たちの姿は、誇らしくもあり、またうらやましくもあった。オックスフォード大学の厳しい博士課程を成し遂げた者しか袖を通すことを許されない赤と青のガウンは、くじけそうになったときにふと頭に浮かび、オックスフォードに来たときの自分に立ち返らせてくれる「目標」だった。》(「あとがき」より抜粋)英国のオックスフォード大学マートン・コレッジでの、2001年9月から1年間、そして2004年9月から5年間の留学生活の日々――。当時の心情が瑞々しい筆致で綴られた本作品に、新たに「文庫版へのあとがき」を収録。 〈本書の主な内容〉●おわりとはじまり ●英語の壁 ●側衛に守られるということ ●子どものころからの習慣 ●外国でのハプニング ●授業のこと ●古代ケルト史を学ぶ ●マートン・コレッジの一日 ●フォーマル・ディナーの楽しみ ●海外で頑張る日本人留学生たちの進路 ●「浮世絵はどのようにみるものなのか」 ●アフタヌーン・ティーを女王陛下と ●バッキンガム宮殿へのお招きの連絡 ●英国の電車の思い出あれこれ ●二度目の留学 ●何をやってもうまくいかない日 ●法隆寺金堂壁画 ●英国の食あれこれ ●美術史研究者の試練 ●謎の侵入者 ●お雑煮とスコーン ●博士論文性胃炎 ●博士論文への二つの壁 ●人生でいちばん緊張した日 ●たくさんのおめでとうのあとで…… ●生まれて初めての猛抗議 ●心からの「最終報告書」 〔ほか〕
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4.5「自分は、どんな性格なのか?」誰もが抱くこの疑問。エニアグラムが、それにはっきりと答えます。エニアグラムは、約二千年前頃に、アフガニスタン地方でその体系が完成されたと言われている、神秘の人間学です。エニアグラムでは、「人間の多様性は、実はその本質において、9つに分類することができる」としています。その、9つの分類とは、 1.完全でありたい人 2.人の助けになりたい人 3.成功を追い求める人 4.特別な存在であろうとする人 5.知識を溜め込み観察する人 6.安全を求め慎重に行動する人 7.楽しさを求め計画する人 8.強さを求め自己主張する人 9.調和と平和を願う人 ……であり、この体系に当てはめて行けば、誰もが、どれかに合致するようになっています。本書では、この貴重な知恵のエッセンスをわかりやすく抽出し、複雑な人間関係に悩む現代人のために、本当の“自分探し”“他人探し”に役立つ実用的な方法を明かします。
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3.5持ち前の憤怒(ふんぬ)の炎は90歳をすぎても衰えず。老人をねらう詐欺電話を手ぐすねひいて待ち、「怒っていれば元気」とファイトを燃やしていらした著者が、ついに御年100歳。2度の結婚や元夫の借金を肩代わりするなど、思うにまかせぬ人生でも、「苦労したとは思っていない、この世で起こることは、すべて修行と思えばいい」「力一杯生きて、ああ面白かったと言って死ねればいちばん」と語ります。本書は、約半世紀の間に月刊誌「PHP」に登場した原稿(作家の遠藤周作氏とのお互いに66歳当時の愉快な対談を含む)に、父・佐藤紅緑氏の「損得を考えるような人間は下司下郎(げすげろう)」をはじめとする著者の人生を支えた座右の言葉をそえてまとめました。「少女時代のあんたはきれいだった」と遠藤周作氏に言われた著者が、いかにして「怒りの佐藤」になったのか。読むだけで元気がもらえる痛快人生論です。2024年6月には著者のベストセラー『九十歳。何がめでたい』&『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』を原作とする実写映画が公開予定のため、さらに話題を呼ぶ著者です。
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4.0「古代ローマ史」第一人者が、世界史の読み方をわかりやすく解説。東京大学教養学部で28年間、早稲田大学国際教養学部で4年間、教壇に立って語ってきた著者のエッセンスを凝縮。人間社会の普遍的な真理を教えてくれる「古典」と、人類の経験の集大成である「世界史」、この2つをきちんと学び、身につけることで「教養」の基礎が築かれる。現代を読み解くヒントは、世界史の中にある。過去を知ることで今がわかる。 〈目次〉●序章:「歴史に学ぶ」とは何か? ●第1章:文明はなぜ大河の畔から発祥したのか ●第2章:ローマとの比較で見えてくる世界 ●第3章:世界では同じことが「同時」に起こる ●第4章:なぜ人は大移動するのか ●第5章:宗教を抜きに歴史は語れない ●第6章:共和政から日本と西洋の違いがわかる ●第7章:すべての歴史は「現代史」である 本書は、2017年1月にPHPエディターズ・グループから刊行された『教養としての「世界史」の読み方』を加筆・修正したものです。
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3.8多くの読者が胸を熱くし、涙した、『すべては導かれている』の感動、ふたたび。お金や地位や名声を目的とする、世に溢れる「成功論」は、なぜ、虚しさや寂しさが残るのか。本書は、その理由を「12の物語」から解き明かし、真に生き甲斐ある人生を送るための成功観を語った、著者の深遠な人生論です。 ●競争の限界/「競争の勝利」から「果てしない競争」へ ●勝利の限界/「勝者の喜び」から「精神の荒廃」へ ●勝者の限界/「集団競争の勝利」から「人間関係の疎外」へ ●喜びの成熟/「喜びの奪い合い」から「喜びの高め合い」へ ●基準の成熟/「他人の目による評価」から「自分らしさの表現」へ ●戦いの成熟/「他者との戦い」から「自己との戦い」へ ●達成の限界/「才能と努力」から「境遇と運命」へ ●目標の限界/「目標の達成」から「達成後の目標」へ ●意欲の限界/「欠乏感の意欲」から「感謝の意欲」へ ●困難の深化/「否定的な出来事」から「可能性を拓く機会」へ ●強さの深化/「達成する強さ」から「成長する強さ」へ ●成長の深化/「人物への成長」から「一日の成長」へ この一冊を読み終えたとき、あなたの「真の人生」が始まる。
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