無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
出口治明氏 推薦! 「なぜ中国は『一つの中国』にこだわるのか。中国の「本質」を理解するのに最適な一冊である」いちばん身近で、否応なくつきあわねばならない大国――中国。隣国・中国を知ることは、日本人が現代の世界に生きていくうえで必須喫緊の課題であり、いま求められている教養である。なぜ中国は「一つの中国」に固執するのか。なぜ中国はあれほど強烈な「中華思想」をもつのか。なぜ中国は「共産党一党独裁」になったのか。なぜ中国はあれほど格差が大きいのか。なぜ中国では「産業革命」が起きなかったのか。本書は、謎多き隣国・中国の「個性」を歴史からひもとく一冊である。 【目次より】●中国は「対の構造」で見る ●儒教抜きには中国史は語れない ●中国には、合法、非合法、善悪の境界がない ●共産党政権で自由経済が成立するロジック ●中国とうまくつきあっていくためのヒント ※本書は、2020年9月にPHPエディターズ・グループから刊行された作品に加筆・修正し、文庫化したものです。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
とてもわかりやすくて、専門外の人に中国という国を知ってもらうにはいい本だと思います。なにしろこの本は中国史を
1. 中国のはじまり
というところでは、中国という国は時代によってその範囲も主体も変化しており、バラバラだからこそいつも一つの中国を目指していることを明らかにしています。そして皇帝というのは天子と同じことなので二人いては困ること、そして儒教抜きに中国史は語れないことを丁寧に説明しています。
2.交わる胡漢、変わる王朝、動く社会
では、5胡といわれる遊牧民族と漢民族の関係、ほとんどの時代に遊牧民によって建国されてきた経緯をわかりやすく説明してくれます。中国史のわからないところはここいら辺がモヤモヤしているのですが、唐宋変革についてもわかりやすい。
3.現代中国はどのようにして生まれたのか
明と清はなぜ長く続いた理由だとか、アヘン戦争までの経緯とかとてもgoodです。現代でも変わらない二元構造であり、毛沢東はこの2元構造を破壊しようとし、鄧小平はこの2元構造を利用して経済発展させようとしたこと。そんなことを通して現代の中国を説明しています。
全体として秀逸なのは、論点の区分です。中国全体をわかりやすく説明してくれてます。
Posted by ブクログ
470ページあるがやや大きめの文字でスラスラ読め、著者の伝えたいことがわかりやすい。
歴史の細かい事件ではなく、中国人の考え方・行動に影響を与えている事象(中華思想、儒教、エリートと非エリート、等)を説明している。
特に以下の記述は、中国人の行動理解に有益。
・中国の賄賂は必要悪
・中国には、合法、非合法、善悪の境界はない
・中国の主権は国民にはない
例えば、中国では法律は人民の上、共産党の下。
つまり日本では当然視される法治主義は、西洋で生まれた思想であり、日本では適合し当然視されるが、政治システムの歴史の異なる中国では日本と違っても当然との主張は新鮮で、考えさせる。民主主義等の思想も同様である。
中国人の考え方とその成り立ちをざっくり知りたい人にお勧め。事象のさらに詳しいことは、興味に応じて読後にそれぞれの専門書に当たるのが良いと思います。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
試し読み