作品一覧

  • 半径1メートルから見た日本経済 「時の勢い」か?「新しい繁栄」の始まりか?
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    1巻1,300円 (税込)
    危うい豊かさと繁栄の行方を「経済理論÷日常用語」で明快・緻密に説き明かす。「半径1メートル思考」すなわち実際に自分の目で見、肌で触れた事柄を大事にして、自分の頭で考えてみると……揺れ動く日本人の有り様を「実証的」にとらえ、日本経済の今後の可能性を大胆に提示した会心の著!
  • 日本経済の目標 「豊かさ」の先に生まれるものは
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    1巻1,400円 (税込)
    “繁栄や象徴”はカネやモノではない! 「アメリカ型」に代わる「新たなライフスタイル」の創造が日本には可能だ。「何のための豊かさか」を、今一度、根底から問い直し、日本経済のビジョンを指し示した、著者快心の評論集。
  • 日本経済はどこへ行くのか
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    1巻489円 (税込)
    新商品が次々と街にあふれ、マネーゲーム花盛りの“豊かな国”日本。人々の欲するものが既に行き渡った感のある今、日本経済を待ち受けるものは? そして日本経済はどこへ行こうとしているのか? 貿易摩擦、円高・内需拡大・生活者意識の変容など、内外の諸問題を抱えて微妙に揺れ動く日本人と日本経済の在り様を、「衰亡」「心の豊かさ」「新しいライフスタイル」という独自の3つのシナリオに基づいて多角的にとらえ、今後の行方を大胆に提示した注目の日本経済論。
  • 「脱アメリカ」のすすめ 米国の言いなりは、もうやめよ
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    1巻540円 (税込)
    出口の見えない低迷が続く日本経済。そうしたなか、「内需拡大」「市場開放」「規制緩和」などのキーワードが、景気回復の“特効薬”のように語られはじめて久しい。しかし、これらの言葉は、決して日本の国益を守るためのものではない。「双子の赤字」を抱えたアメリカが、自らの経済政策の失敗を日本に肩代わりさせるべく、一方的に突きつけた要求なのだ。アメリカの千億ドル単位に達する赤字は、日本が要求どおりに「内需拡大」したところで、数十億ドルを軽減するものに過ぎない。いわば“焼け石に水”である。にもかかわらず、アメリカは無理を承知で難題をふっかけ、日本がバカ正直に応じた結果が、“バブル”の狂奔につながった。日本はいま、アメリカべったりの経済政策を真剣に見直し、本質的な経済論議を喚起すべき段階にきている。そうしない限り、未来への新たな展望は見えてこない。本書は、そのための大前提に鋭く切り込んだ警世の書である。
  • 日本の反省 「豊かさ」は終わったか
    3.6
    1巻720円 (税込)
    “もういいや”の言葉に象徴される無力感と相次ぐ金融不祥事に象徴される「規律」の喪失。物質的「豊かさ」を実現し、ほんとうに買いたいものがなくなったとき、私たち日本人は、これまでどおり「よき社会」を維持していくことができるのだろうか。日本的経営の再評価、悪しきアメリカニズムとの訣別を柱に、「飽食」の時代にふさわしい「足るを知る経済学」のあり方を問う。「経済学とは社会哲学である」を信条としてきた、飯田経済学の集大成。
  • 経済学の終わり 「豊かさ」のあとに来るもの
    4.0
    1巻720円 (税込)
    経済学が資本主義を「飼い慣らす」ことを試みた二百年間は、ムダだったのではないか? 金儲けという「狂気」が、人々を熾烈な競争に駆り立て、人間が生きるために貴重な多くのものを破壊した――結局、そんな「無理」の上にしか存在しえない「豊かさ」を、経済学は模索してきたのか? 経済学者としての自省をこめて、アダム・スミス、マルクス、ケインズという三巨人の思想を再検証する著者が、深く「豊かさ」の意味を問う、社会哲学の書。
  • 人間にとって経済とは何か
    4.0
    1巻770円 (税込)
    「失われた十年」は今日、依然として尾を引いている。だが、そもそもバブル経済はレーガノミックスによって誘発されたのではなかったか。ケインズ政策への懐疑、マルクス主義経済の失敗によって、いままた回帰するアダム・スミスの「自由放任」の経済――。その発展型が、今日世界を席巻するアメリカ型市場経済であり、その本質は、あくなき富の追求である。本書は、経済学の存在理由を根本から考え直し、日本の構造改革をはじめ、アメリカ型「グローバルスタンダード」が果たして正しいものなのか、冷静に問い直す。現在の日本人は豊かさを実感できず、満腹にさらに何を詰め込むかという、ある種の病に陥っている。「足るを知る」ことがないかぎり、市場原理は人間の欲望を際限なく助長させるだけである。貧乏を克服し、豊かさを手中にしたいま、私たちは経済の目標を何に置くべきか。本書は、新しい価値観の時代を生きる、もう一つの視座を与えてくれる一冊である。

ユーザーレビュー

  • 経済学の終わり 「豊かさ」のあとに来るもの

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    経済学が資本主義を「飼い慣らす」ことを試みた二百年間は、ムダだったのではないか?
    金儲けという「狂気」が、我々を熾烈な競争に駆りたて、人間が生きるために貴重な多くのものを破壊する―結局、そんな「無理」の上にしか存在しえない「豊かさ」を、経済学は模索してきたのか?
    経済学者としての自省をこめて、アダム・スミス、マルクス、ケインズという三巨人の思想を再検証する著者が、前著『日本の反省』に続いて、さらに深く「豊かさ」の意味を問う、社会哲学の書。

    [ 目次 ]
    序章 愚かな過ち
    第1章 経済成長の幻想
    第2章 「豊かさ」の正体
    第3章 「見えざる手」の神話―アダム・スミスの命題
    第4章

    0
    2011年04月20日
  • 日本の反省 「豊かさ」は終わったか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    日本は、日本による頑張りによって
    豊かにはなりました。
    ですが…

    何というかいろいろと考えさせられますね。
    それと、危惧していた問題の何点かは
    すでにその牙をむき始めています。
    なんというか、自分しか考えられない人
    本当に多いよね。(某SNS)

    少数派の著者ですら残念なことに
    今の経済に対する
    明確な答えを出すことができていません。
    適宜適切な方法を取る、
    しか方法はないのでしょうね。

    0
    2016年11月18日
  • 経済学の終わり 「豊かさ」のあとに来るもの

    Posted by ブクログ

    アダム・スミス以降、経済学が証明した事は、「資本主義は代替の効かない優れた仕組みだが、完璧ではない」という事だけである。マル経もケインズ主義も、人の本性(=カネ儲け主義)の前では機能せず、結局資本主義だけが生き残ったのである。但し、日本のように既に「豊かさ」を得た国は、今後、「カネ儲け以外に価値を求める」と考えられ、そうなった時、果たして資本主義は機能するのか。そこに資本主義(=現在の経済学)の限界があるのではないか、と筆者は問う。

    0
    2012年05月04日
  • 日本の反省 「豊かさ」は終わったか

    Posted by ブクログ

    コーヒーをこぼして訴訟を起こし、それが正当化される社会に警鐘を鳴らす本。確かに節度とか大事やと思います。

    0
    2011年05月16日
  • 人間にとって経済とは何か

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    「失われた十年」は今日、依然として尾を引いている。
    だが、そもそもバブル経済はレーガノミックスによって誘発されたのではなかったか。
    ケインズ政策への懐疑、マルクス主義経済の失敗によって、いままた回帰するアダム・スミスの「自由放任」の経済―その発展型が、今日世界を席巻するアメリカ型市場経済であり、その本質は、あくなき富の追求である。
    貧乏を克服し、豊かさを手中にしたいま、私たちは経済の目標を何に置くべきか。
    新しい価値観の時代を生きる、もう一つの視座とは。

    [ 目次 ]
    第1章 「足るを知る」ということ
    第2章 日本的なるものについて
    第3章 アメリカ型経済の思想
    第4章 市場経

    0
    2011年04月20日

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