経済学の終わり 「豊かさ」のあとに来るもの

経済学の終わり 「豊かさ」のあとに来るもの

720円 (税込)

3pt

4.0

経済学が資本主義を「飼い慣らす」ことを試みた二百年間は、ムダだったのではないか? 金儲けという「狂気」が、人々を熾烈な競争に駆り立て、人間が生きるために貴重な多くのものを破壊した――結局、そんな「無理」の上にしか存在しえない「豊かさ」を、経済学は模索してきたのか? 経済学者としての自省をこめて、アダム・スミス、マルクス、ケインズという三巨人の思想を再検証する著者が、深く「豊かさ」の意味を問う、社会哲学の書。

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経済学の終わり 「豊かさ」のあとに来るもの のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    アダム・スミス以降、経済学が証明した事は、「資本主義は代替の効かない優れた仕組みだが、完璧ではない」という事だけである。マル経もケインズ主義も、人の本性(=カネ儲け主義)の前では機能せず、結局資本主義だけが生き残ったのである。但し、日本のように既に「豊かさ」を得た国は、今後、「カネ儲け以外に価値を求

    0
    2012年05月04日

    Posted by ブクログ

    PHP研究所にしては少数派の価値観が記されています。

    個人的には評価出来る一冊だと考えています。

    マルクスの新しい評価や、現代社会の抱える問題点を丁寧に整理して説明されています。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    日本はバブルがはじけてから景気が悪いて言われとるけど、著者によればすでに不景気からは脱してあると分析してある。新たな視点からの意見で、確かに納得できる部分(社会不安の低さとか諸外国との比較)はあった。
    後は経済思想のお話

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    経済学が資本主義を「飼い慣らす」ことを試みた二百年間は、ムダだったのではないか?
    金儲けという「狂気」が、我々を熾烈な競争に駆りたて、人間が生きるために貴重な多くのものを破壊する―結局、そんな「無理」の上にしか存在しえない「豊かさ」を、経済学は模索してきたのか?
    経済学者としての自省を

    0
    2011年04月20日

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