プロフィール

  • 作者名:松本幸夫(マツモトユキオ)
  • 出身地:日本 / 東京都

著作に『あなたの話の9割は相手に伝わっていません。』などがある。

作品一覧

  • だから思考は現実化する
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    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あなたの願いは実現する! 成功法則の先達として知られる〝マーフィー〟こと、ジョセフ・マーフィーは、この分野では知らない人はいない位の巨人であり、現在、巷ちまたで提唱されている〝願望実現法〟の基礎を築いた人物です。 彼の教えの中心概念は、「誰でも、生き生きとイメージしたことは実現する」という非常にシンプルなものです。 そのシンプルさの裏返しとして、マーフィー理論を正しく使うことができず、せっかくの魔法の杖を間違って振ってしまう人が後を絶たなくなってしまったのも事実です。 本書は、マーフィー理論の「正しい取り扱い説明書」です。 最後まで読んでいただければ、きっとマーフィーの法則を自分のものにでき、理論を正しく使用することによって、あなたの願望がきっと叶うことでしょう。

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  • 運命を拓く×心を磨く 安岡正篤
    -
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 政財界のトップたちが心酔した 本物のフィクサーによる 混迷の今を生きるためのフィロソフィー 何が起こるか予想もつかない現代。今を生きる私たちにとって生きる信念や確固たる見識をもつこと、人物修養は不可欠です。 東洋政治哲学・人物学の権威であり、佐藤栄作、福田赳夫、大平正芳、中曽根康弘といった歴代総理大臣たちの陰のアドバイザー、また元号『平成』の考案者ともいわれている安岡正篤の教示は、そんな激動の現代を生きる私たちの魂を揺さぶります。 多くの財界人も心酔した安岡が説く「人生観」「帝王学」「陽明学」、そして、安岡自身の生き方を、やさしくわかりやすく、人物論に定評のある松本幸夫氏が解説。読めば、安岡正篤を知るとともに混迷の現代を積極的に生きる力が湧いてくるでしょう。

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  • 強力なモチベーションを作る15の習慣
    3.4
    ■大好評! リピート率92%! 超人気コンサルタントのセミナーを書籍化! 「やらなきゃいけないって分かってるけど、どうしてもグズグズしてしまう…」 「追い込まれないと、なかなかやる気にならない…」 など 本書は、そうした「どうしようもないグズ」のために 「やる気のコントロール法」を伝授します。 受講生に大人気の「モチベーション・コントロール」セミナー。 そのリピート率は、驚異の92%です。 人気の秘密は、いったいどこにあるのでしょうか? ■「4段階式メソッド」なら、誰でも「やる気」のコントロールができる! 「4段階式メソッド」とは、以下の4ステップのこと。 「自分の欠点に気づく8つの法則」を知る 「明確な目標を見つける7つのステップ」を実践する 「1分でモチベーションをピークにする10の方法」を使う 「ピークに高めたモチベーションを維持させる15の習慣」を身につける この「4段階メソッド」なら、誰でも簡単に「やる気」を高め、 維持させることが可能です。 ■著者は25年以上、「人財育成コンサルタント」として活躍し今までに、 のべ15万人のビジネスパーソンを指導。 NHKなど、テレビ出演も精力的にこなす実力派。 仕事、スポーツ、勉強、試験、夢、目標達成、ダイエット、 など何を成し遂げるにも、「モチベーションのコントロール」は欠かせません。 ぜひ、本書の「モチベーション・コントロール法」を身につけ 「グズな自分」にケリをつけてください。
  • 海賊と呼ばれた男出光佐三の生き方
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦前・戦後、日本人に希望を与えた熱き魂の経営者の生涯に迫る! 百田尚樹著『海賊とよばれた男』のモデルとなった出光興産の創業者、出光佐三。 彼の経営は周りの人々を驚かせ、時に国や政府から反感をかうこともあった。 しかし、「人のため」に信念を曲げず、かたくなまでにそれを貫いた。 その姿はいつしか、人々の助けを得て会社を大きく成長させることになる。 本書では出光佐三の生涯を語るとともに、そこから人生やビジネスにおいて大事なことは何かを分析・解説する。 彼の生き方を知るだけではなく、学ぶことのできる一冊。

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  • ハーバード大学史上最多の履修者を誇る人気教授マイケル・サンデルの話し方とは?
    3.6
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ハーバード大学の「正義(Justice)」の講義で有名となったマイケル・サンデル。日本でも東京大学などで講義を行う。その講義スタイルは受講者のみならず、教える立場の人からも絶賛されている。なぜ、彼の講義がこれほど人気があるのか? 本書は、スピーチや話し方の講師として年間200回もの講演をこなす著者が、彼の講義を徹底的に分析し、その話し方のポイントをわかりやすく解説したものです。巧みな質問で相手の考えを引き出す、相手の答えをわかりやすく言いかえるなど、マイケル・サンデルの話し方をまとめた一冊。

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  • 孫正義の流儀
    3.9
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 孫正義から学ぶビジネスパーソンの成功哲学 日本のベンチャー経営者の代表格である孫正義。1981年の創業以来30年間にわたって常にその一挙手一投足に注目が集まっている。 書は成功哲学研究に定評のある著者が、孫正義のこれまで30年間の軌跡を振り返りながら、その行動原理や経営哲学をわかりやすく解説。 カネも人脈もなかった一人の青年が30年で日本を代表する経営者の一人になったサクセスストーリーは、 経営者のみならず、成功をめざすビジネスパーソン全般に読んでいただきたい。

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  • 橋下徹のかけひきで負けない話し方の技術
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆橋下徹の人を引きつけ動かしていく話し方を徹底分析! ◆ 2008年の府知事選出馬から現在まで、何かと世間を騒がせる橋下徹氏の発言の数々。 マスコミなどに叩かれてもその相手を逆に批判したり、行政の矛盾を強い口調で指摘する。 そしてどんなに叩かれ、批判を受けても有権者からの圧倒的支持を受けている。 そこには人を引きつけ、動かす橋下徹独自の話し方の秘密が隠されている。 本書は、スピーチや話し方の講師として年間200回もの講演をこなす著者が、彼の会見やインタビューなどを徹底的に分析し、 その話し方のポイントをわかりやすく解説したものである。 また、ビジネスの場などでどのように使ったらよいか具体的例をあげて解説している。 かけひき、交渉だけでない橋下徹の話法のポイントを学ぶことができる一冊。

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  • 図解 スティーブ・ジョブズのプレゼン術
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本人のために日本人が書き下ろしたスティーブ・ジョブズのプレゼンテクニック解説書 2011年10月5日、56歳で亡くなった元アップルCEOスティーブ・ジョブズ。 MachintoshやiPhoneなどの革新的な商品とともに、その巧みなプレゼンテーションテクニックは 多くのビジネスパーソンにとって憧れであり、今後も長く語り継がれていくだろう。 本書は、スピーチやプレゼンテーションスキルの講師として年間200回もの講演をこなす著者が、 過去にジョブズが行ったスピーチやプレゼンテーションを徹底的に分析した上で、そのポイントを 平易な文章と図解・イラスト・写真でわかりやすく解説したものである。 一般にプレゼンが苦手と言われる日本人がジョブズのプレゼンのエッセンスを身に着けることを目的とした、 まさに日本人のために日本人が書いた解説書である。 ジョブズのプレゼンテクニックは決してカリスマ特有の奇をてらったものではなく、極めてプレゼンの本質を突いたものであり、 誰でも身に着けられることをぜひ本書で知っていただきたい。

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  • 運命を拓く×心を磨く 中村天風
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大谷翔平も心酔 「人生を前向きに生き、成功させるための教え」 中村天風は、日露戦争で軍事探偵として働き、当時は死病とされた結核にかかるもインドでの修行で克服。帰国後、いくつもの会社の重役を務めたが、43歳のときに突如その地位や財を捨てて人々に「教え」を説いてきた人物です。彼が説くのは、自らが多くの困難を乗り越えてきた体験から得た「人生を前向きに生き、成功させるための教え」。松下幸之助をはじめ、原敬(元首相)、山本五十六(軍人)、宇野千代(作家)、広岡達郎(野球評論家)ら、各界の著名人たちがその教えを乞い、影響を受けています。 大リーグでMVPを受賞した大谷翔平選手が、渡米前から中村天風の書を読み、影響を受けていると公言して再注目もされています。 本書は、天風の教えを「人物論」に定評がある松本幸夫氏が解説。天風の生涯を通しながら、ビジネスや生活の上で彼の哲学をいかに実践していくかを、図を交えてやさしく綴っています。中村天風を知らない人にも最適な入門書。 読めば、天風を知るとともに人生を積極的に生きる力が湧いてくるでしょう。

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  • ツキを呼び込む華僑商法100の法則
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    1巻550円 (税込)
    一般的な日本人の性格として、キチンと準備を整えた上で行動するという傾向があるだろう。たとえば、松本幸夫氏は、ビザの書き換えをする時に、キチンと全ての書類を整えて、自分の身分をハッキリとさせた上で出入国の管理事務所に行くというパターンをとる。ところが、欧米人や華僑は少し違うのである。とにかく「行動」が先というパターンが多い。ビザなしでも、身分がしっかりしていなくてもお構いなし。ゴーイング・マイ・ウエイというわけだ。 ある時、「松本さん、どうして日本人のビジネスをやろうという人は“資本がなくて”、“まだ十分たまってなくて”と、よく口にするのですか」と、華僑に尋ねられた松本氏は、答えに苦しんだことがあるという。「それは、何事にもキチンとしなくては気のすまない私たち日本人の性向でしょうね」と答えておいた。  華僑は、この点われわれ日本人と異なっている。つまり資本はあったにこしたことはないが、もしなくても全くお構いなしということだ。金があろうがなかろうが、とにかくできる商売からやっていく。これが華僑の商売魂といっても良い。何も立派なオフィス、秘書がいなくとも商売はスタートできるのである。日本にも、約8万人といわれる華僑がいる。彼らは、まさに裸一貫で日本に渡ってきて商売を始めたのである。もちろん、私たち日本人の欲望をうまく刺激して。そして、たとえば東南アジアにおいては生活の必需品、食料に関係している商売を支配してしまっているといっても過言ではない。「華僑がいなくなったら生きていけない人はたくさんいるよ」とは老華僑の言葉である。  華僑は、全くのゼロからのスタートで、大成功をとげている人が多い。そこには、きっと何らかの成功哲学・法則のようなものがあると松本氏は信じた。松本氏は、タイに在住し、そして調査・研究を続けていった。調べていくままに、大切なポイントを書き記していくと、ある法則にピタリとおさまった。  本書は、その華僑商法のエッセンスを、松本氏の体験もベースにとり入れながら、実践的に記したものである。どのようなビジネスを行なっている人であっても、必ず大きな参考になるはずだ。どのページから読んでも構わないが、守って欲しいことがある。それは、頭の中だけで理解するのでなくて、実行にうつしてもらいたいということだ。  本書の特徴は、全てを実行していくことで“華僑商人”といえる位の商売上手にあなたを変身させてしまう点にある。そして、ビジネスを行なっている人にも座右の書として、参考にしていただきたい。  華僑商法の研究は、社会に与えること、貢献する人になることである。本書が世に出ることによって、社会的なレベルでの成功者が次々に誕生するだろう。
  • 武田信玄のビジネス成功学
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    1巻550円 (税込)
    なぜ、今、武田信玄なのか?  それは、激動の現代が非常に「戦国時代」に似ているのではないかと思われるからだ。生き残る、というのは戦国の世の表現かもしれない。現代風にすれば、「出世する」、「成功する」、「願望実現する」ということになろうか。 そして、この現代版・戦国の世に生きていたなら、間違いなくリーダーとなったのが信玄であると松本幸夫氏は信じる。 信玄といえば、坊主頭で、大声で号令する豪胆な人物を想像するかもしれない。  しかし、彼が、もしそれだけの単純な人物であったのなら、戦国時代には生き残れなかった。つまり、信玄は、豪胆さの他に、非常に細心に注意のはらえるデリケートさをも持った人物なのである。それは何も武力のみではなく、判断力、情報収集力、人心のとらえ方、人生折学等々、あらゆる分野におけるリーダーの要素を彼は備えていた。 もし、織田信長にあと少し「用心」という意識があれば、天下の動きは変わっていただろう。あるいは、戦国時代以外でも、凶刃に倒れた坂本竜馬が、身近に剣を置くという「用心」さえすれば、明治維新も変わったと思われる。  現代でも、企業戦国時代ともいえる環境では「用心」する者こそ生き残れるのである。そこで、武田信玄の用心深さに学びたい。  ただし、松本氏の勧めているのは「憶病」というのとは異なるものである。憶病さは敗北を呼びこむが、用心深さは勝利を呼び女神ともなる。ここぞという時、環境に身を置かれた場合には、情報判断力を用いて、十分に用心して生き残っていただきたい。 また、信玄は、当時の戦国大名の中では、非常に「進歩的」な者であったのだろう。武の世界だけでなく趣味の世界でも一流が望ましい。文武両道ということであり、単なる武人でなく、趣味・教養を含めた全人的な完成を要求されている。  16世紀から姻年の時空を超越して、武田信玄式願望実現のパワーを届ける本書は、単なる知識を伝えるためのものではない。あくまでも、あなたが日々の生活の中で実践していく中で真価を発揮できるようにするための「実践の書」である。 武田信玄について詳しく知りたければ、歴史書を調べれば、いくらでも「知識」を得ることは可能であるが、その信玄が作っていった歴史の中から、何を取り出し、そしてどのように日常に応用していくのかを知るのは易しくはない。  本書は、武田信玄という秀れた戦国武将の生きざまの中から、私たち現代人が見習って成功者になるためのエキスを取り上げたものである。  武田信玄式、願望実現法である。  あなたも本書を実行して、武田信玄実践家の一人になってもらいたい。
  • 中村天風に学ぶ真健康の知恵
    -
    1巻550円 (税込)
    何か嬉しいことがあった時に、それまで体調が悪かったのに急によくなった経験がないだろうか。  健康に目を向けるという意味では、健康法がブームになるのは好ましい。だが、一種の「健康でなくてはならない」という強迫観念、いわば「健康教」のようになったのではどこか釈然としないものが残る。身体的、精神的、社会的に良好な状態にあってこそ「真の健康」であるというのは、WHO(世界保健機構)の定義である。つまり、心と身体、そして仕事やプライベートな面でもバランスのとれた状態にあってこそ真の健康である。  松本幸夫氏が主張したいのは、現代人の健康観というのは、あまりにも肉体、身体に偏重してはいないか、という点だ。とくにポイントになるのは、身体と精神、心の調和がとれてこそ、われわれは、ストレス過多ともいえる社会を生き抜くことが可能になるということだ。  先述したWHOの健康の定義にしても、まず心と身体の調和をとることが先決だ。そうすれば、社会生活も良好になっていくものである。 「病は気から」というのは「健康は気から」といいかえることもできる。  中村天風先生は、「病は忘れることによって治る」と喝破した。しかも、自身の死病克服による体験から、どのようにしたら病を忘れることを、自分で説くことを決めた。天風先生の心身統一法は、どうすれば真の健康が得られるのかを詳細に説いている。本書では、松本幸夫氏自身のヨガ体験、インドの哲学、アーユルヴェーダ、陰陽哲学などに触れながら、天風流の心身健康の知恵を紹介していく。  本書で一番強調したかったのは、「健康は土台」「健康からはじまる」ということである。つまり、健康になることが目的なのでなく、健康な心身を土台にして、何かをしていくのが人として生まれた使命であろう。だから、本書は読めば終わりではなく、ここから始まるのだ。  英語で、卒業式のことをコメンスメント、つまり始業式という。学業を終えて、実社会でのスタートを切る記念すべき式、というわけだ。同様に、健康な心と身体をまず手にして、そこから世のため人のため、自分の「天職」をみつけ、人類の進歩、向上に尽力していくことが望まれる。身体だけでなく、心をも含めた健康を「真健康」という。さらに、健康を土台にして何かを成していくという意味も、「真健康」に含まれる。  ブームに惑わされずに、真健康への道を、本書を読むことをきっかけにして突き進んでいってほしい。
  • 「感じがいい」と言われる人の話し方
    -
    1巻550円 (税込)
    あなたは、もしも自分がもっと頭がよかったら、もっと能力があったのなら、いろいろなことがうまくいくはずなのに、と思ったことはないだろうか。松本幸夫氏も、以前はそう考えていた時期があった。しかし今では、むしろ、「感じがいい人こそ、仕事や人生がうまくいく」のだと思うようになったという。  いくら能力や技術、知識が人よりも優れていても、他人の「協力」なくして、人生はうまくいかない。職場でも、プライベートでも成功できている人はみな、周囲が「あの人のためなら」と力を尽くしてくれるくらいに、信頼されているのだ。 「感じがいい人こそ、うまくいく」という話で、松本氏には思い当たることがある。 新入社員時代の頃、松本氏は、研修企画の営業をしていて、様々な会社の人と会った。製薬、電気、保険、銀行、官公庁……。業界について相手の方が知識を多く持っているのは当然として、さらに松本氏の専門の研修についても相手がよく知っていたりした。  そんな人々を相手にしていて、「この人は感じがいいな」とか、「いやな感じの人だ」と新人の松本氏は直感的に判断していた。面白いもので、そのときに「感じが悪かった人」というのは、何十年後かに、その会社や業界に「いなくなっている」ことが多くあった。一方で、「感じがいい人」というのはみな、例外なく「偉く」なっているのだ。あの人は本部長、あの人はついに社長というように、面白いように出世していった。  もちろん、出世ばかりではない。感じがいいと、周囲の人も心がなごむし、楽しい雰囲気の職場づくりにも、一役買うことができる。つまり、結果として楽しい。なごやかなムードの中で仕事ができるので、必ず生産性も上がる。 「楽しく仕事ができる」って、理想だと思わないだろうか。また、感じがいい人のまわりには、自然と人が集まる。「あの人と話していると、なぜか楽しい」とあなたを慕う人が増え、友達もできれば、人間関係でも悩み知らず。こう言うと、「でも、僕は特別に明るくないから」、「私は話ベタだし……」などと思う人もいるはずだが、心配はまったくいらない。  本書では、「誰でも感じがいい人になれる話し方のコツ」を紹介する。特別な訓練が必要なものではなく、明日からでも試せるちょっとしたコツばかり。本書のノウハウを実践して「感じがいい人」になれば、仕事も、プライベートも思いのままになるのが実感できるはずだ。
  • 仕事で疲れたら1分間だけ読む本
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    1巻550円 (税込)
    「会社を辞めたい」と思ったことがある人、79%。これは、松本幸夫氏が、2009年に入って研修受講者1000人にアンケートした数字だ。 これを見て、あなたはどう思っただろう?「やっぱりなあ」と共感しただろうか。「そんなにかあ」と驚いただろうか。どちらにしても、続いてこうつぶやいたに違いない。「でも簡単には辞められないよ。現実は厳しい」と。辞められない中で、仕事に疲れ、会社に嫌気がさし、自分自身に煮詰まっている。そんな人が100人中79人、つまりサラリーマンの大半を占めているということだ。では、私たちはどうすればいいのだろう。  松本氏は、少々乱暴だが、こんな言葉を贈る。「さあ、ここから出て行こう。生きるためにな。ここから動かない人問は2種類だけだ。もう死んだ人間と、これから死ぬ人間だ」  これは、第二次世界大戦最大の作戦といわれるノルマンディ上陸戦で最悪の死亡率を記録したオマハ・ビーチで、連合国のある指揮官が、ドイツ軍の激しい射撃に臆する部下を鼓舞した言葉だという。  われわれは、辞められなくとも、とにかく行動をしなければならないのだ。でなければ人間として生き延びられない。でも、どう行動すればいいのだろう。  松本氏は、人材育成やタイムマネジメントなどのビジネスコンサルタントとして、のべ15万人以上のビジネスパーソンに接してきた。そして最近、そこから「できる人間の法則」を見いだした。それは、「多様なビジネススキルを持つこと」でも、「上手な転職」や「強力な人脈」でもなかった。 「どんな状況にあっても自分自身のケア(手当て)ができること」だったのだ。パッと立ち直れる回復力があるということである。心を安定させる小さな工夫を欠かさないということだ。人間関係に傷つく弱さがあっていい。上司と衝突する意地も結構だ。自己嫌悪に陥る迷いがあってもかまわない。  ただ、「できる人」は、傷ついたり、ぶつかったり、迷ったりした時に、必ず自分を手当てしている。そして、心をこまめに回復させている。それに対して、できない人は、自分を放置したまま突き進む。そしてストレスをため、能力が発揮できなくなり、疲れ果てて大事な決断を誤るのだ。  松本氏のモットーは、「簡単にできないことは意味がない」である。誰でも、いつでも、すぐに使える方法こそが大事だと思っている。その見地から、1分間もあればできる努力不要の自分ケア方法を集めたのが本書だ。  また、松本氏は、心と体はつながっていると思っている。心を癒すには体を刺激すべきだし、体の疲れを取るには心に働きかけるべきだと考えている。ぜひ、本書の方法を気軽に実践してほしい。  がまんして毎日暗い気持ちで生きるのをやめよう。いきなり爆発してスピンアウトするのも賢明ではない。こまめに自分をケアしながら、一歩一歩進んでいこう。  いつかは好機がくる。そのうち自分が育ってくる。明るく希望をもって、この時代を乗り切っていこう。そして、成功への扉を開いてもらいたい。
  • 「1秒」の小さな習慣が人生を変える
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    1巻550円 (税込)
    松本幸夫氏は、これまで27年間、延べ30万人以上の人材育成に携わり、多くの成功者や一流の経営者と出会ってきた。その中で、人生を好転させ、ビジネスでもプライベートでも充実した日々を送っている成功者には、ある共通項があることがわかった。  本書には、その成功者たちが実践している、「1秒」あればできる、もしくは「1秒」で考え方が変わる、80の「ちょっとしたこと」が集められている。 本書に興味を抱くあなたは、今の自分の人生に、何かしらの不満を感じているのかもしれない。例えば、仕事が忙しくてプライベートの時間がとれない。思うように給料が上がらない。職場の上司と馬が合わない。恋人やパートナー、家族との人間関係がうまくいかない。 本当にやりたいことが見つからないなど、誰しも人生における悩みはつきないものだ。  人生を変えたい、もっと稼ぎたい、もっと幸せになりたい、そう願う人は多いだろう。  しかし、人生を変えるためには、何か大きなことを成し遂げなければならないと誤解されている方が多いのも事実だ。  人生とは“今、目の前にあること”の連続。あなたの人生を変えるタイミングは、今あなたが存在するその瞬間なのだ。  今のあなた自身を「1秒」で変えること。それは、あなたの小さな習慣を変えていくことにほかならない。実のところ、「納得のいく人生を歩む人」と「そうでない人」の問には、この「小さな習慣」の積み重ねという差しかない。学歴も、才能も、容姿も、資産も関係なく、人はいつでも人生を変えることができるのだ。  あなたには、即断即決のできるビジネスパーソンになってほしい。だからこそ、基本は「すぐ行動すること」であり、答えも「1秒」でパッと出す人間になってほしい。もちろん「やります」だけではなくて、「やらない」というノーも、「1秒」で口にするのだ。  また、勇気というのは、ただ心の内側で持っていても、周囲にはわからない。勇気は、その人の行動で判断され、強いリーダーは、勇気を行動で示すことができ、すべてを率先して、自分から行動を起こすことができるのだ。 本書で伝える「1秒」で人生を変える習慣を身につければ、誰でも納得のいく人生を送ることができる。  人は「1秒」で変わることができる。人生の流れを変える「1秒習慣」のスイッチを押すことができれば、そこからあなたの人生は、必ず好転しはじめていくだろう。
  • そうか、こんな手があったのか! 1分間を10万円にする時間力
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    1巻550円 (税込)
    松本幸夫氏が、タイムマネジメントや仕事術をテーマにした研修指導を始めてから大分、時間がたち、かれこれ20年近くになる。  この間に、松本氏自身の研修指導のスタイルは、教えることから考えさせることに、さらには共に考え、そして今では松本氏自身が受講者から教わるような形に変化してきた。  以前は、時間活用のスキルそのものがあまり世間に知られていなかったので、それを伝えていけば十分だった。たとえば「優先順位はこうつけましょう」とか、「スキマ時間はこう使え」とか。しかし、今は皆勉強していて、かなりレベルが高くなっている。 今のニーズは、「自分が仕事やプライベートで活かすなら、どうしたらいいのか?」を知ることだ。この時世、この景気であり、ズバリ、「お金を稼ぐためにどのように時間を活用したらいいか」を知りたい人が多いのではないだろうか。  しかし、企業の中での研修指導では、制約があり、そこまで露骨に、金儲けだけに特化した中身を伝えられない。  そこで松本氏は、本書で稼ぎを飛躍的に変えてしまう時間活用法をあなたに伝える。アイデアのすべてを考え出して見ることがここでの肝心で、「思考の枠、スケールを拡大してみる」のがまず大切だと松本氏は指摘する。さらに、考えずにマネていくうちに、「もしかしたら、このように考えているのではないか?」という考え方の差にまで思い至るときが必ずやってくる。われわれは、「大きな差」を考えがちで、「何とかして成功法則をつかもう」と肩に力が入るものだが、本当の差は、思考のスケールも大切であるし、もうーつは、日常の習慣にあることに気づくだろう。それは決して大きなことではなくて、小さなことだ。松本氏が、特に強調していることは「小さな習慣」なのだ。ライバルがいたとしまして、差をつけるのは、小さなことをやっているかどうかだけといってもいいのだ。  知りたいでしょう? イエスと答えた方に、その具体的なハウトゥドゥを伝授する。といっても、人の2倍3倍働いたとしても、稼ぎを1分間10万円にはできない。2倍にできたとしても100倍にするのは簡単ではないだろう。しかし、現実に「あなたの100倍の時給の人」は存在している。  どこにあなたとの差があるのだろうか。どうしたらあなたがそうなれるのだろう。  1分間を10万円にする、これから、その魔法の扉を開いていく。変わるのは今からだ。  あなたはかならず劇的に飛躍できる。時間は平等、されど時間の使い方1つで、差は100倍、1000倍にもなる。時間力を磨けば稼ぎが変わる。
  • 納得しないと動かない症候群
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    1巻550円 (税込)
    世の中がおかしな方向に向かおうとしている。  松本幸夫氏は、人財育成コンサルタントとして、また作家として、さまざまなところで講演やセミナーを開催し、27年以上にわたっていろいろな企業の新入社員研修を行ってきた。最近になり、この病的ともいえる症状を目にするようになった。ある研修でのことだ。 「では、これから10分間休憩に入ってください」  そう言ったあと、松本氏は自分の目を疑った。誰も席から離れようとしない。しかも、シーンと黙ったまま。なぜ休憩だと言っているのに、席を立つ人が1人もいないのか……。 「まだまだ研修は続きますので、今のうちにトイレに行ったり、自動販売機で飲み物を買ったりしておいたほうがいいですよ」  そう言うと、ようやく1人、2人、3人と席を立ち、続けて全員が動きだした。些細な出来事かもしれませんが、松本氏の心の中になんともいえない不安を抱かせた瞬間だった。  そしてその後、幾度となく同様の経験をした。例外と思いたかったが、これだけ繰り返されると、もはや若者特有の気質としかいえないのではないか、とも思えてきた。  なぜ、誰も動こうとしないのか? 松本氏は考えたが、答えは出なかった。  そこで思いきって、受講者に、「なぜ休憩しようとしないのですか?」と聞いてみた。 「なぜ休憩しなければいけないのか、よくわかりません……」 松本氏は、その答えの衝撃で思わず尻餅をつきそうになった。これまで、若者に対して「なぜだろう?」と思ったことをいろいろ思い返してみて、このひと言ですべてが腑に落ちた。  松本は、この症例に名前をつけて徹底的に研究することにした。 “納得しないと動かない症候群”  研究を進めれば進めるほど、松本氏は、暗澹たる気持ちになり、彼ら自身や日本の将来を憂いた。なぜなら、この症候群が蔓延すれば、道徳的価値観や上下関係といった日本らしい慣習がことごとく破壊され、合理主義と怠慢がはびこるとんでもない国になるからだ。  また、会社組織やビジネスにおいて考えたときも、松本氏にはどうしても明るい未来が見えない。  本書では、“納得しないと動かない症候群”の症例や恐ろしさ、処方箋などを松本氏の体験と研究をもとに伝えていく。“納得しないと動かない症候群”というフィルターを通して「若者」を眺めることで、これまで無意識レベルでしか認知できなかった問題がはじめて顕在化し、対処できるようになる。
  • 片づけられないアナタを変える50の言葉
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    1巻550円 (税込)
    1つの言葉との出会いが、人生を変える。  そんな、まるで魔法をかけられたような感覚を、松本幸夫氏は経験してきた。ぜひ、あなたにも体験してほしい。その想いで、本書は書かれた。  本書は「片づけができない人」に気づきを与える言葉を厳選しまとめた。「私は一生片づけができないかもしれない…」というのは、あなたの思い込みにすぎない。人間は考え方が変わると、行動、習慣が変わる。行動、習慣が変われば、人生が本当に変わる。  松本氏は、人財育成コンサルタントとして、のべ15万人のビジネスパーソンを指導してきたが、その中で気づいたのは、「仕事ができる人」はみな「片づけができる人」だということ。なぜ、「仕事ができる人」は、「片づけ上手」なのだろうか? 部屋の状態は、そのままあなたの心の状態を表しているのだ。部屋や机の上がグチャグチャという人は、基本的に心が乱れている。 だが、これは見方を変えるとチャンスかもしれない。なぜなら、「居は気を移す」というように、部屋をしっかり片づければ、心も自然と安定してくるということ。環境を変えれば、心の状態も変えられるということだ。 つまり、片づけさえできるようになれば、心が安定し、その結果として、仕事、人間関係、恋愛など、人生がすべてうまく回りだすのだ。  片づけは、最も簡単に人生を変える方法。片づけ上手になるために欠かせないものは「マインド」と「スキル」だ。思い込みや先入観を捨てなければ、何を学んでもムダということ。まずは心の中を空っぽにしてほしい。片づけは、あなたの心を空っぽにすることから始まるのだ。  本書は「マインド編」「スキル編」に50の言葉を分けた。2日間であなたを「片づけができる人」に変えるセラピーになっている。   実は、松本氏は、小さい頃から極度の「あがり症」に悩んできたが、彼を変えたのは、セミナーでのある一言だった。 「あがるのは、実はいいことなんですよ」 「あがること」イコール「悪いこと」としか考えていなかった松本氏は、その言葉に衝撃を受け、と同時に、今までの考え方が根底から崩れた。「いいことなんだ」と考えられるようになると、次第に松本氏の行動は変わり、少しずつ、人前で話ができるようになった。 たった一言。 その言葉の魔法によって、松本氏の人生は大きく変わった。あなたの人生も、たった1つの言葉との出合いで変わるはずだ。きっと変えられる。本書が、あなたの実りある人生に必ず役立つ。
  • 超強運 ―─あなたの運を呼びこむ70の法則
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    1巻550円 (税込)
    超強運の持ち主になれる、具体的方法を伝えるのが本書のテーマ。だが、運というのは、自分ではどうにもならないのでは? 何か特別な能力がいるのでは? 本で読んだだけではどうにもならないのではないか? といった疑問もあるだろう。  安心して下さい。 あなたは超強運の持ち主に必ずなれる。  運は、自分で呼びこめるものだし、特別な能力も必要ない。運は「本を読んだだけで」も良くなっていくのだ。  世のなかには、原因と結果の「因果の法則」以外に、運を良くするために欠かせない、シンクロニシティという「法則」が存在する。これさえ知っていたなら、あなたは自分に強運を呼びこむことが可能になり、間違いなく強運の持ち主になれる。また、自分なりのパワースポットを持つのもいい。何も寺院ばかりがパワースポットではない。高層ビルや東京スカイツリーであったとしても、そこに行けば、安心できる、心が晴れやかになる、力がみなぎる、のならいいのだ。松本幸夫氏も、「癒し」のスポットを、何か所ももっている。松本氏は、20代後半から、いわば、フリーの仕事をしてきている。が、仕事で「このままだと大変」な状況となっても、必ず、不思議と「運」が向いて助かったことは、何回もある。これは、自分なりのパワースポットで「運をチャージしてきた」おかげであると、今は確信しているという。実は、パワースポットというのは、運というパワーを身につけられる場所なのだ。「あの場所に行った後、すごく運気が上昇した」「帰ってくると、いいことばかりが続く」というのが「本物」なのだ。ぜひとも、あなたのパワースポットを見つけ出し、常に運を蓄えておこう。  良いことも悪いことも続けて起こる。これが、本書で述べる基本法則。  良い考え、良いことば、良い出会い、そして良い行動。良いというのは、強運を呼ぶためにだ。これができれば必ず、あなたには「良いこと」が起こる。だから、なぜ本書を読むことによって、強運の持ち主になれるかハッキリするだろう。運を強くする本→良い運という流れができるからだ。 「能力」は最低限の強運づくりの必要条件だが、本書で述べる「強運を呼びこむ方法」も併せたことによって、その運が松本氏にベストセラーを呼びこんでくれたという。ヒット作というのは、特にタイミングが大きくものをいうが、これは「超強運」を手にするためには欠かせない要素だ。ぜひ、あなたも本書を読んで、“超強運”をつかんでほしい。
  • 効果的な超学習法 ─―人材育成のために
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    1巻550円 (税込)
    「病は気から」というフレーズがあるが、松本幸夫氏は、それは、学習法においても当てはまると考えている。つもり、学習する時に、「頭・身体・心のバランス」がとても大切であると指摘する。 身体のどこにも異常がないとしても、心が不安定だったり、心配ごとがあったり、何かに恐怖したりすると、マイナス感情でいっぱいになってしまい、その人は本当の意味で健康体とはいえなくなる。そうなると、いかに頭がよくて「知力」があったとしても、高熱があったり、頭痛がしたり、体調が悪かったりすると、本当の実力は出せないものだ。もちろん、心が乱れていても力は出せない。学生時代のテストの時間を思い出してもらいたい。問題を一番から順に解いていったところ、三番目の問題がすぐにはわからない。ああでもない、こうでもないと頭をひねっているうちに時間切れ……。ところが、四番目や五番目の問題を見るとすぐにできるものばかり。しまったと後悔したようなご経験はないだろうか。あるいは、同じ時間学んでいくのであっても、似たような文系の科目ばかりやるよりも時に理数系の科目を混ぜたほうが能率が上がったという経験はなかっただろうか。  松本氏は、これまで能(脳)力開発を専門に研究してきたが、「学び方」、「勉強法」によって能率がずいぶん違ってくることに最近気がついた。学生時代のテストに限ったことではなく、ビジネスの場においても、「学び方」「勉強法」のコツを知ってこれを実践していくことは重要なことではないだろうか。  松本氏が、本書の中で繰り返し述べているのは、いかに心を安定させ、集中力を高め、学習効率を高めていくかということだ。そのため、呼吸法や食事法や睡眠法にも言及しているのは興味深い。 新しい観点からの学習法として、本書の中でキーワードになるのは、「頭・身体・心のバランス」だ。学習というのは、決して頭脳だけで行うものではない。その人の性格・気質・心とは切り離せないものなのである。 また、松本氏は、学習技法だけでなく、広い意味での「人の生き方」にまで本書で触れている。睡眠、食事、生体リズムということに結び付けた「人間」の学習の仕方を述べているのは、いかにも松本氏らしい。 学習法というのは「人生の一部」であり、極論すると学習とは人生である、と松本氏は考える。学ぶというのは絶えず成長することであり、人生で成長を望む人はすべて、学習と重ねて人生を考えるべきであり、学習することそのものは目的ではなくて手段であるのだ。何のために学習していくのかということを、再度自問してもらいながら読み進めたい一冊だ。
  • 基礎数学5多様体の基礎
    4.8
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 多様体は、現代数学の中心的な概念のひとつである。本書は初めて多様体を学ぶ人のためになるべくわかりやすく記述するという立場を貫き、扱う題材も基礎的なものに絞ってていねいに解説した。応用をめざす人にとってもさらに高度な理論をめざす人にとっても好適。
  • できるリーダーの伝え方&語彙力
    3.0
    「なぜ?」がわかれば人は動く!指示する・叱る・褒める・慰める・成長させる。5つのビジネスシーンで押さえておきたい「伝え方」、身につけておきたい「語彙力」。言葉の力を駆使すれば、部下が動く! 結果が変わる!・指示は「簡潔・明快」を徹底する・部下の言い訳・弁解には必ず耳を貸す・部下の「今」を褒めて、「将来」も褒める・落ち込む部下に「わかる、わかる」は禁句・「なぜだと思う?」――自分で考える部下の育て方・「一意専心」「一頭地を抜く」「率先垂範」……部下指導で使える言葉

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  • あなたの話の9割は相手に伝わっていません。
    3.0
    1巻1,210円 (税込)
    「伝わる話し方」がすぐに簡単にできる方法が詰まった1冊。累計部数は210万部、年間200回以上のセミナーを開催し、リピート率は92%を超える「話し方」の大人気講師が教える、珠玉のテクニックが満載。
  • 1分間で信頼される人の伝え方
    4.0
    ★著書累計220万部突破、「コミュニケーションの超プロ」が教える「大切なこと」を一瞬で伝える究極のテクニックたとえば……プラス一言で「相手の聞き間違いを防ぐ」コツ・「午後9時はいかがでしょうか?」↓・「午後9時、夜遅いですが、いかがでしょうか?」ほかにも……・「一言でいうと?」で考える・「3つに絞る」と話しやすい、聞きやすい・先延ばしがなくなる「二段階連絡」・断るときは「変えようのない理由」を添えて・「一番○○なのは……」記憶に残る答え方・信頼される人は「オマケ情報」を渡す etc.できる人は「速く・正しく・わかりやすく」伝える!

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  • たった5日間であがり症・話し下手でも「いいスピーチ」ができる
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あがり症だ、口下手だ、と感じているあなた。 「あがることは悪いこと」だと思っていませんか? それは間違いです。 実は、あがりはいいスピーチをするための、最大の味方なのです。 「人前に立つとしどろもどろ」 「頭の中が真っ白で何を話しているのかわからない」 「ヒザはガクガクして顔は赤くなる」 これは著者の若かりし頃の姿です。 あがっている状態を、普段の状態に戻す――。 これは無理です。あがりをゼロにすることは不可能です。 大勢の人が、あなたが何を話すのかと注目をしているのですから。 あがりをゼロにするのではなく、 あがりをコントロールする方法を紹介するのが本書です。 適度な緊張は、いいスピーチをするための必要条件なのです。 あがりをコントロールする方法を身につけた著者は、 人前で話すのが仕事になり、 研修講師として延べ20万人を指導するまでになりました。 本書ではそのメソッドを「5日間」に凝縮させました。 人を感動させるようないいスピーチをすると、 聞き手は握手を求めてきて 「元気をもらいました」「いい話しですね」「感動しました」と直接言ってくれます。 「あがり症の自分がここまでこれた!」という成長を実感できるようになります。 本書を読み終えた後、あなたはきっと 「あがりに感謝、ありがとう」と実感いただけるはずです。 この本と出会うことで、あなたはもう 「心臓ドキドキ・足ガクガク」から永遠にサヨナラできます。
  • 小心者思考 その強さの秘密
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    先のことばかり心配してしまう/他人の顔色を見てビクビクしてばかりいる/いつも最悪のことを考えがち/締切や約束を守らずにはいられない/石橋は叩いて叩いて渡れないタイプ/臆病で冒険ができない……自分を小心者だと、卑下していないだろうか? 小心者は一見、弱いと思われがちですが、じつはここ一番に強いのが小心者です。リスクに対してあらゆるパターンの対策を考えられたり、臆病だからこそ徹底的に考えられたり、危機察知能力が高かったり…。優れた経営者もアスリートも、そして歴史上の武将も、じつは成功する人の多くが小心者だったのです。成功する「小心者思考」とは? そして、小心者思考を武器にする方法を、お話します!!
  • 1分間読むだけで、仕事の疲れが取れる本
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    1巻1,056円 (税込)
    「20万人」がよみがえった! 努力不要、いますぐできる 元気な自分をキープする 一流人秘密の速効ケア法101 疲れのケア/怒りのケア/人間関係のケア ヤル気のケア/自己嫌悪のケア/不安のケア 回復力アップで、仕事に強い人になる!
  • ドナルド・トランプ 強運をつかむ絶対法則
    -
    1巻1,386円 (税込)
    2016年11月、アメリカ大統領選においてドナルド・トランプの当選が確定した。「不動産王」「ビリオネア(億万長者)」「アメリカン・ドリームの体現者」と言われたトランプだったが、日本でのトランプのイメージは「暴言王」「差別主義者」等ではないだろうか。逆風の中で、彼が勝てた理由は何か。著者が長年研究してきたトランプの無視できない力が、強運をつかむ力である。成功が成功を呼び、人を集め、さらなる影響力を持つ…それが「強運」なのだ。●強運を生み出す「大きく考える力」●強運を強める「戦う力」●強運を集める「情熱の力」●強運にレバレッジをかける「逆境力」●強運で人生を変える「チャンスをつかむ力」。トランプの思考と行動を徹底的に分析し、彼の強運をつかむ法則をまとめた。
  • 片づけられないビジネスパーソンのための 1分間整理術
    -
    松本幸夫氏は、今まで25年間で30万人以上のビジネスパーソンを指導してきたが、その悩みの中で最も多いのが、「とにかく片づけられない」ということだ。  残念ながら、身のまわりを整理できない人というのは、ほぼ例外なく、仕事ができないし、人生もうまくいかない。あなたにも心当たりはないだろうか?  机や部屋が汚い……。よく遅刻をする……。仕事の段取りが悪い……。アイデアがまとまらない……。人付き合いが苦手……。お金が貯まらない……。よくカゼをひく……。  こうした人たちを、どうやって「仕事ができる人」、「人生がうまくいく人」にするかが、長年の松本氏の課題であった。  そして、試行錯誤して生まれたのが、本書で紹介する「1分間整理術」だ。  今までにたくさんのビジネスパーソンを指導してきて気づいたのは、「仕事ができる人」、「人生がうまくいく人」は、上手にものを捨てているということだ。  不思議なもので、人間は一つのものを捨てれば、また新たなものが一つ手に入る。あなたがもし成長を続けたいと思うのであれば、古いもの、必要のないものはドンドン捨てていくしかない。「まずは、ここのスペースだけでいい」と場所を決めて、片づけてみよう。もしくは、「今日は1分間だけ」と決めて、その時間内でできることを、とりあえずやってみよう。すると、いつの間にか、机や部屋がすべてキレイに片づいているはずだ。  人間は、手持ちできる荷物の量は限られており、これには、たいして個人差はない。  とにかく、本書に書いてあることを、まずは1分間実践してみよう。本書に書いてあることは、今日からすぐに実践できることばかりですし、特殊なことは一切書いていない。そして、その効果はすでに30万人のビジネスパーソンが実証済みだ。  実践してもらえれば、きっと、あなたの「仕事」や「人生」が好転し始めるはず。  第1章は「机・部屋」の整理術で、机や部屋の「ムダなもの」を捨てるテクニックを解説。第2章は「時間」の整理術で、効率よく時間を使っていくためのテクニックを解説。 第3章は「仕事」の整理術で、仕事をスピードアップざせていくためのテクニックを解説。 第4章は「情報」の整理術で、効率的な情報処理のテクニックを解説。 第5章は「人間関係」の整理術で、円滑なコミュニケーションをはかるためのテクニックを解説する。 本書は、ビジネスパーソンにとって大きな武器になるので、ぜひ実践してみてほしい。
  • 仕事に役立つインド式計算入門
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    あなたは、「数字」や「数学」に対して、何らかのコンプレックスを持っているだろうか? 「数字」や「数学」が苦手なのは、何もあなたが悪いわけではないと松本幸夫氏は考える。 詰め込み式の教育を受け、「数学」の楽しさを学んでこなかったわけだから、それはむしろ当然のことではないだろうか? 苦手意識を持っているのは、何もあなただけではない。 松本氏が、初めて海外に出たのはもう30年前になるが、訪れた国はインドだった。その際に、インド人が独特の「数の数え方」や「計算方法」を知り、非常に衝撃を受けた。 数学嫌いの多い日本人が「インド式計算」に興味を持ち、計算を少しでも楽しもうとする傾向が出てきたことを、松本氏は歓迎しているが、1つだけ不満がある。 それは、ビジネスパーソンはすでに「計算」を楽しむ段階ではないということだ。もし、あなたが小学生や中学生であれば、計算を楽しむだけでもいいだろう。だが、ビジネスの世界では、いかに使える「計算方法」を学んだとしても、それを仕事に活かせるまでに使いこなせなければ、意味がない。 松本氏は、企業向けのセミナーも含めて、年間200回以上のセミナーをこなすので、数多くのビジネスパーソンと接する機会があるが、その中で、計算の速い人ほど素早い決断ができるということに気付いた。 ビジネスは「意思決定」の連続。目の前に出てくる数字に敏感に反応し、素早く行動しなければ、もはやビジネスの世界では生き残れない。高度経済成長時代が終わり、今後の日本は人口も減少していく。そうした大幅な売上アップが期待できない中で、企業が生き残っていくためには、社員1人1人が貪欲に利益を追求していく必要がある。そのためには「会社の数字」に精通し、迅速な意思決定をしなければいけない。経理の人間だけが、数字を把握しておけばいいという時代は終わったのだ。 だが、そうは言っても、潜在意識にまで刷り込まれた「数字が苦手」という意識はどうしようもなく、それを克服するために最適なのが「インド式計算」なのだ。インド式計算は、楽しみながら「数字に対する感覚」を身につけることができる。普段と違う計算方法を使うため、頭の体操になるし、脳を鍛えることにもつながる。IT業界を支えるインド人のような「鋭い数字感覚」を本書で身につけ、それを自分のビジネスや生活に活かしていこう。本書を読み終わったら、「あらゆる数字」を「インド式計算」で解いてみることを習慣づけてみよう。
  • 世界を股にかけた「信念の実践家」 桜沢如一の自由人思想に学ぶ
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    1巻550円 (税込)
    健康になりたい、幸福になりたいというのは、時代を越えて万人に共通の願いと言ってもよいだろう。この「健康と幸福」の道を、世界を股にかけて説き続けた「巨人」が、桜沢如一だ。  最近の傾向としては「生き方」に直結するような内容が強く求められている。「人間研究」をテーマとしたものが、松本幸夫氏の出版物の中でもファンが多く、本書もその一冊だ。  桜沢如一のことを全く知らない方は、いったいどんな人物だったのか、ということを知る位のつもりで読み進めていって欲しい。すると、なぜ松本氏が、が知られざる「巨人」と言ったのかがわかってもらえるであろう。  桜沢は、自らの人生哲学を「無双原理」と称しており、そこには中国の「易」「陰陽」といった思想が底流にある。そして、東洋哲学、文化を西洋に紹介したという意味では、決してオーバーでなく、岡倉天心に匹敵するだけの業績がある。  桜沢は、フランス語をほぼ完璧に使いこなした(しかも独学独習で)。ヨーロッパに無双原理を広めようとシベリア鉄道でパリに入り、わずか200円で生活をしながらフランス語で論文を書いたのが、世界に桜沢の名が知られる土台石となった事である。しかも桜沢の説く「食」は、ほとんど食費のかからない利点があり、それを自ら実証していったのである。  フランスのみならずアメリカからアフリカ、アジアの各地に至るまで、桜沢は自ら乗り込んで、「自由人」として生きたのである。  新しい時代のキーワードとして、次の「3K」があげられることがある。それは「国際化」、「共存共栄」、「(社会)貢献」である。国際化というのは言うまでもなく、ビジネスにおいては一国内ではなく、世界的な規模での活動ということになる。もちろんここでもビジネスとか経営というのはそれに限らない。文化交流や環境問題、政治等、全てを含めての「国際化」であり、「共存共栄」ということだ。  そして「貢献」である。これは、営利を広く社会に還元する活動ということだ。個人においては「奉仕」と言い換えても構わない。 「国際化」と叫ぶ人は多いが、実際に行動の伴っている人というのはそう多くはあるまい。 また、桜沢は、自らの信念の「実践家」であり「行動人」であったと言ってよい。  桜沢は多芸・多才の人であったが、そこには「あらゆることを勉強し、全てのことに通じ、人のために尽くしなさい」という若くして亡くなった母の教えがあった。親の愛とは何かについても、桜沢から学ぶことは大きい。  知られざる偉人、自由人として生きた桜沢如一のことを、一人でも多くの人に知ってもらいたい。本書が、読者の心の支えとなることを願う。
  • 通勤大学文庫 通勤大学人物講座3 マーフィーの教え
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    1巻550円 (税込)
    成功法則の先達として知られる“マーフィー”こと、ジョセブ・マーフィーは、この分野では知らない人はいないくらいの巨人であり、現在、巷で提唱されている“願望実現法”の基礎を築いた人物である。  彼の教えの中心概念は、『誰でも、生き生きとイメージしたことは実現する』という非常にシンプルなものであり、そのシンプルさゆえ、時代を超え、地理的な壁を超え、広まった。  しかし、一方で、そのシンプルさゆえの裏返しとして、マーフィー理論を正しく使うことができず、せっかくの魔法の杖を間違って振ってしまう人が後を絶たなくなってしまったのも事実である。  実は、松本幸夫氏もその一人であった。  自分の欲しい物、なりたいもの、仕事の成功、……、本で読んだマーフィーの教えにしたがって、生き生きと自分の願望をイメージしたつもりになっても、効果が思うようにみられなかった。なぜ、効果がみられなかったのか。その疑問を解決すべく、膨大なマーフィーに関する資料を読み、研究を重ねていくうちに、そこにはあるキーワードが存在することがわかった。  そして、そのキーワードにしたがってマーフィー理論を読み解いていくと、そこには願望実現のための、厳密だがシンプルな法則が存在していることがわかったのである。マーフィーの理論においては、「計画」「方法」「手段」というのが「ない」のではなく、「任せて」しまうということだ。では、何に任せるかというと、その相手は、「宇宙」「神」「仏」「潜在意識」と、何と呼んでも構わないが、「小さな自分の力でない大いなる力」である。マーフィー理論では、これを「潜在意識」ということが多い。 そして、キーワードは、『潜在意識へ刻印したことは実現する』ということであった。  松本氏は、この法則が理解できてから、願望はおもしろいように実現していった。それは、仕事での成功から、欲しい物を手に入れることまで多岐に渡った。  結局、ほんの少し補足するだけで、マーフィー理論は恐ろしいまでの効果を発揮するということが、わかったのである。  そこで、松本氏は、潜在意識への刻印の仕方を、一般の方にもわかるように体系付けてみることにした。そして、だれにでも実行、実現可能な方法を確立することができたと思う。  そういう意味で、本書は、いわばマーフィー理論の『正しい取り扱い説明書』であるといえるかもしれない。マーフィー理論を正しく使用することによって、あなたの願望が劇的に叶うことを確信している。
  • 通勤大学文庫 通勤大学人物講座2 安岡正篤に学ぶ
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    1巻550円 (税込)
    いつの時代であっても、強いリーダーのいる国は栄えるものだ。特に混迷の時代、激動の時代となってくるとなおさらその感は強い。  大人物になりたいと切望した20代の松本幸夫氏は、リーダーとしての吉田茂、佐藤栄作田中角栄といった総理の「人物研究」をしていた。今の時代、必ずしも「総理大臣」が最高のリーダー、尊敬すべき人物例とはいいきれないのかもしれない。しかし、少々時代をさかのぼれば、歴代総理というのは、やはり日本の国を動かしていくだけの強力なリーダーシップを発揮していたものだ。  すると、歴代総理をリーダーとすると、さらにそのリーダーを指導している人物がいるのだということを耳にするようになった。それが、本書で取り上げる「安岡正篤」だ。 「良き師」を求めていた松本氏は、安岡の著書を手にした。自分の求めていたものにようやく出会えて喜び、むさぼるように安岡の著書を読破していった。  安岡は、一高(東京第一高等学校)の卒業時に『王陽明の研究』、東京帝国大学在学中に『支那思想及び人物講話』を著しており、陽明学者として知られていた。安岡は25歳の時に、親子ほど年が離れていた、当時の海軍大将・八代六郎と会見したことがある。話は陽明学の解釈にまで及び、二人の意見が衝突したことがある。1週間後、自分の非を認めた八代将軍が、安岡に弟子入りしたという。それだけ陽明学者として、あるいは人格的に安岡が優れていたということの証左となろう。また、安岡が30歳の時(昭和2年)の弟子の一人に吉田茂がいたことでも、安岡の人間的なスケールの「大きさ」がうかがわれる。  戦前・戦後を通じて、安岡は総理の陰のアドバイザー役であった。佐藤栄作、福田赴夫、大平正芳、中曽根康弘……。また、財界の心の拠りどころでもあった。稲山嘉寛、平岩外四、江戸英雄……。各界の「トップ」と呼ばれている人の大半が、安岡の教えを受けたといっても過言ではない。繰り返すが、リーダーのさらに上に立つことのできた人物が、安岡なのだ。  そんな安岡の教えのエッセンスが、本書に凝縮されている。歴代の日本の要人が学び、国家の方針を決定づけてきた哲学が、述べられている。  特に、人生観についての安岡の教えを取り上げた。また、陽明学者として名高かった安岡が、どのように王陽明の教えを実践していったのかも学んでいく。さらに、安岡の説いた「帝王学」に関してもふれてある。そして、安岡自身の生きざまから何かをつかみとっていただくために、安岡の生き方を記してある。  混迷の時代、強いリーダーが、必要な時代にこそリーダー中のリーダーであった安岡の哲学が生きてくる。そして、それは時代を超えての真理であるから、本書によって少しでも早く学んだほうがあらゆる面で「得」である。限りある人生、本書を手にしたこの「縁」を逃さずに、安岡から学びとろう。
  • 通勤大学文庫 通勤大学人物講座1 中村天風に学ぶ
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    1巻550円 (税込)
    人名辞典を探しても、載っていない人物。だが、偉人であり、確実に歴史を動かしてきた人々。そんな知られざる偉才、異能を紹介することは、松本幸夫氏のライフワークの一つだ。  中村天風は、そんな「知る人ぞ知る」という偉才の人といってよい。  インドの聖者カリアッパ師と出会い、死病を克服し、日本人初のヨガ直伝者として修行にあけくれた日々。さらには帰国後、実業界での地位を築いたものの、突如大道での辻説法者となる。やがては天風哲学を確立し、各界の人々の精神的な支柱となるに至る。  自分は大宇宙のパワーと一体であるという自覚のもとに、人としての尊い生き方を徹底していく具体的な方法を天風は説いた。  どうしたら日々力強く自信を持って生きていけるか。どうしたら勇気を持って、人々に力、夢、希望を与えるような生き方ができるのか。天風が活躍したのは、主に大正、昭和であったけれども、時代が変わろうとも人間には共通したものが存在している。 実践を何よりも重んじた中村天風とは、いったいどんな人物だったのだろうか? 各界の著名人が、頭を垂れて教えを乞うたという、その「天風哲学」とは、はたしてどのような内容なのだろうか? 天風哲学は、もちろん天風の創意によるものである。自己暗示に見られるような心理学的な要素もあり、あるいは「潜在意識」「深層意識」の考え方、さらに武術や武道的な物の見方が説かれることもあった。その理論が、天風自身の生きざま・信条に混ざり合って、新たな「天風哲学」の成立をみたわけである。天風哲学は「行動のみ」ではなく、この「実証主義」の天風哲学に感動した人物が多くいる。  中村天風の人物像のみならず、「天風哲学」のHOW TO DOが本書には盛り込まれている。また、天風哲学の実践法の基本についても述べられている。  基本というのは決してあなどれず、そこから応用が可能になっていくものだし、基本の中に実は天風の教えのエッセンスが集約されている。  さて、本書はいわば、楽しく、軽い気分で心の修練を行なってもらえるような、「道場」だと思って欲しい。この道場で天風哲学の基本を学ぶことにより、何年も本気で修行したのと同じ位に、読むだけで勇気が湧いてくる本である。どこでも手軽に、通勤時間であなたの心は磨き高められていく。  天風哲学を一人でも多くの人に知ってもらい、さらには実践してもらうことによって、悔いのない人生という幸福を手にして欲しい。
  • 「理想の自分」に出会う本
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    1巻550円 (税込)
    「汝自身を知れ」というのは、古来、哲学者の大命題となってきたものである。 人類は、月面にまでその足跡をのこし、科学文明は、なおも発達を続け、インターネットに見られるような全く新しい「文明の波」に乗りつつある。  すでにアルビン・トフラーが説いたように、私たちは情報化社会になるほどに「ヒューマン・タッチ」が求められるという。つまり、「人間」そのものは、いつの時代にあっても、欠かせない。ロボット、コンピュータは主役にはならないだろう、と松本幸夫氏は指摘する。  松本氏は、企業で研修していると、人間関係をどうしていいかわからないという人が増えていることに気づく。例えば、隣席の同僚にメールを送る。相手もそれに対して、メールで返してくる。一言声をかければすむことが、すべてパソコンが代替してしまう。  社内ならそれですんでも会社から外へ出たら、今度はあいさつ一つできなくなってしまう。あるいは、一日中工場の制御盤の画面を見るだけという人もいる。やはり、会社から出て実際の人との接し方が、おかしくなってきてしまう。  周りを見ると、「便利だから」ということで、ずいぶんと省人化されているのがわかる。便利な反面、人は、人との接し方を忘れてしまってないか。あるいは、自分のあり方さえも。  あまりにも私たちは、「効率」のみを追い求め、「外」にばかり発達していこうと努力の方向を向けてきた。  その反省の意味で、内への旅、自分自身にもっと目を向けてみてはどうだろう。そして、自分という人間を知ることによって、他の人も知ることができることに気付いてもらいたい。その希望のもとに本書は存在する。 何かになろう、と努力することは尊いだろう。しかし、ただありのままに、自分としてそこに「ある」ということも貴重である。そして、他人と性格が一致することなどはないという事実をしっかりと受け入れることである。「自分と他人は別」という意識を持つことだ。その上で、「理解していこう」と努める以外に、他人とうまくやっていく方法はない。  また、「相手の立場に立つ」というのも同じようなことで、100%相手の立場に立つことなどできない。  成長していこうと「なる」ことばかりしてきた日本人は、この辺で自分の存在自体に目を向けるべきではないか。  一時の「哲学ブーム」は、決して一過性のものではない。そこには、もっと内に目を向けなくては、自分を見失っていないか、という本当の自己を探りたいという現代人の魂の叫びが見られる。果たして、われわれは自分を本当に知っているのだろうか。ぜひ本書で確かめてほしい。
  • 中村天風伝
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    1巻550円 (税込)
    松本幸夫氏は、中村天風先生の教えを知れば知るほど、この尊く実践的な教えを「もっと多くの人に知ってもらいたい」という想いが強くなった。 「教え」というのは、説いている「人間」を抜きにしては語れない。 「天風伝を読んでみたい」「どんな生き方をした人なのですか」「もっと詳しく知りたい」などの多くの要望が松本氏に寄せられ、彼は、天風先生の生きざまやその波乱万丈の人生を、「天風の伝記」という形で書いてみることにした。これらの要望、質問、期待に応えるのは、現在の自分の使命であると感じているという。  天風師の教えが広まっていく中で、心さえ強くなればいい、一種のガンバリズムだ、精神主義だ、と誤解する人もいる。そんな人には、天風師の生きざまを知ってもらうのが一番良い「クスリ」になる。  天風先生は、弱気になったときの私たちに、ガツンと「喝」を入れてくれる。現代人は何かを失ってしまった。その「何か」とは信念や志、使命感であるかもしれない。その一端でも自分のものとしてつかみとっていただくために、天風先生の生涯をたどってみたい。 生ぬるい考え方だけでは、人生の荒波に対抗できないだろう。もっと力強く、何ものにも打ち克つだけの不動の信念が必要だ。  本物の積極思考とは何かを知るためには、まず天風師の生きざまを知ることである。「こんな人が本当にいたのか」という驚きから、「もっとよく知りたい」「実践してみたい」という意欲が湧いたなら、本書の目的は達成したのも同然だ。  天風先生を語る上でのキーワードともいえる「ヨガ哲学」や「武道」については、松本氏も偶然若い時期から縁があり、本書の中でも触れられている。 武道家としての、あるいはヨガ実践者としての天風師という観点をまったく取り払ってしまうと、天風哲学を真に理解、体得していくのは至難なものと松本氏は信じる。天風師が、どんな生き方をした人なのか本書を「伝記」として読んでいただいても、もちろん構わない。あるいは、天風哲学についても触れてあるから、天風哲学の「入門書」として読むことも可能だ。
  • 中村天風に学ぶ心身統一法 超健康法
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    1巻550円 (税込)
    健康になりたい。そう願う現代人は多いはずだ。松本幸夫氏は「真の健康」というのは、これだけ行なっていれば良いというものではないと指摘する。つまり、もっと総合的に考える必要があるだろう。 具体的には心の状態はどうあるべきか、食事は、呼吸の仕方は、さらに運動のやり方から日常生活全般の過ごし方に至るまで、すべてを総合して始めて「真の健康」が手にできるのではないだろうか。 そこで中村天風師の教えが断然、価値を持つ。なぜなら、中村天風師の「真の健康」に関する教えというのは、間違いなく総合的なものであるからだ。  まず、健康というのは総合的にとらえるべきだということを始めに明らかにしておきたい。天風は、真健康を欲するものに対してのアドバイスとして、「時候違いのものを食さぬこと」を挙げている。例えば、冬にスイカをあまり欲しないように、本来われわれは、あまり季節外れのものは受けつけないのである。簡単に言えば夏の季節の食べ物や産物は身体を冷やし、冬の場合は身体を暖める働きがある。  次に忘れてならないことは、健康づくりの目的をはっきりさせるということである。 健康づくりのみが目的となってしまうような状態を「健康教」と呼んでいる。健康になることが究極の目的と化してしまった人のことである。健康教の信者となるのだけは避けるべきだろう。むしろ健康になってから何をするのか、これを真っ先に決めておくことである。  健康になることそのものが目的でなく、そこからスタートなのだということを二番目に言いたい。そして、もう一つは、健康というのは、身体のみの健康をいうのではないという考えかたである。身体の健康のみを考えている人は、心の持ちようでいくらでも体調が変わることに気付いていない人である。「病は気から」というのは本当である。「病は忘れた時に治る」という天風師のことばもあるくらいだ。  すでに「医療費大国」というありがたくない名も我が国にはあるようだ。反面、ますます「半健康人」は増えている。これといった大きな病気はないにもかかわらず、自分が健康だ、と力強く断定できない人たちのことである。「半健康人」を一人でも多く、真の健康人へ生まれ変わらせることができたなら、これに勝る幸せなことはない。果たして、あなたは今本当に心身共に健康であろうか?  本書を読んで、こんな健康観があったのか、こんな健康法もあったのかと、新鮮な喜びと共に読み進めてもらいたい。
  • 安岡正篤の教え
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    1巻550円 (税込)
    安岡正篤先生がこの世を去られたのは、昭和58年12月のことであった。その後、その教えは消えてしまうどころか、むしろ年を経るごとに、安岡先生の教えが求められ、 学ぶ人の数も増え続けている。 現在、「物質文明」はきわまり、「心の文明」へ入りつつあるという。心が重視される時代であるからこそ、「安岡教学」は人に求められるのであろう。「安岡教学」においては、知識・情報の伝達を第一義としない。徹底して人間を説き、人の心を説き続けている。  進歩、向上していくという点から観て、世の中は「変わる」ものだ。だが、「変わらない」ものもある。というより「変えてはいけない」とさえいえるものだ。 例えば、子を想う親心、弱者に対してのいたわり、思いやり、誠実さ……。「変わらない」人間の真理を説き続けているからこそ、安岡先生の教えは、私たちの心を強く打つのである。  世のリーダーたる政財官界のトップクラスの人々が「師」として、精神的な支柱として、門を叩いた人物である。「師の師」たる人物であり、「巨星」と称されるべき人、それが安岡先生なのであった。  では、その安岡先生の教えとはどのようなものであったのだろうか? 人生のある時点でとどまり、創造もせず、いわば機械的に生きるのが「宿命」と呼ばれるものだ。安岡先生は、学問修養をしていくと、宿命的な存在から飛躍できると説いた。実は、その教えを多くの人々に、わかりやすく知っていただくというのが、本書を著わした目的でもある。 「安岡正篤の教えを学びたいけれども難解な気がする」という声を多く聞いたことがある。大きな理由の一つは、幼少から中国古典に馴れ親しんできた安岡先生が、「知っていて当然」としている内容が、私たちにとって「当然」ではないからだ。つまり、主に中国古典の「素養」において大きな差があるわけだ。 理解度を高めていくのが不可欠となる。その辺を考慮して、わかりやすく、字句の説明も時として加えながら「語録」の形でまとめあげてみた。  もしかしたら、すでに安岡先生の教えに長く接している方にとっては、「当然」のことも含まれているかもしれない。中には「くどい」とさえ思う方もいるだろう。しかし、山頂に至るには麓を通らねばならないことをご理解いただきたい。そして、始めて安岡先生の教えに接した方にとっては、「まだ学ぶことは多くある」と知って欲しい。  本書は「安岡教学」の理解者、実践者を増やすための力になるものだ。
  • 中村天風の教え
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    1巻550円 (税込)
    天風哲学の実践者は、すでに100万人を超えているといわれている。天風哲学は、約50年もの間、中村天風師によって説き続けられた。  大正8年、天風師は、複数の会社の社長などそれまでに得ていた社会的地位を全て投げ捨てて、大道説法を始めた。この教えには「人生は二度も三度もないのだから、何があろうとも積極的に生き抜け!」という精神が流れている。そして積極的というのは、どんな場合にも「心を尊く、強く、正しく、清くもつこと」だと説いた。  天風師は、インドのヨーガを探究し、「大自然の持つ偉大な力は、自分にも脈脈として流れている」という宇宙と自分との一体感を得た。大宇宙(梵)と小宇宙(我)との一体感は、インド哲学でいうところの「梵我一如」である。 人間の頭で考えた知識、教えにはどうしても限界がある。ところが万物を生成したような「大自然」、「宇宙」、「気」といった人智を超えた力は、本来無限のものだ。そして、天風哲学の土台にあるのは、人生のあらゆる場でこの無限の力を活かすということなのである。 「疲れ切っている」現代人達は、自分の力不足を実感し、「もっと力が欲しい」と望んでいる。天風哲学は、その力をどのようにしたら量多く取り入れられるかを説く。 また、われわれはこの力の結晶であるともいう。そればかりではなく、日常の心得、家庭生活、対人関係というように生活を送るうえでの「基本」についても説いている。例えば、信念というと、力が体中にあふれて、何でも打ち負かしてみせるというような状態を思いがちだ。しかし、ここでいう信念とは「絶対的」なもので、肩の力が抜けた平常心である。本当の信念とは、安定した心の状態、とらわれない心のことだと天風師は教えてくれる 。 幸いなことに、天風師自身の語った言葉は、貴重な資料として残されている。そこには、教科書的な教えとは一味違った「趣」が感じられる。口にする一言一句が、すべて殊玉の名言になっていく。これは、哲人天風師の大きな魅力であろう。  その語り口調は、ただの説教調ではなくて「べらんめえ」口調であったり、時には聴き手を叱り、また時にはしんみりと語りかけてきたりとさまざまであったが、そのさりげない一言が思いの他、深い人生真理を気付かせるきっかけになっていく。  本書では、天風師自身の「肉声」が読者に伝わるように、語り口調を混じえながら数々の「名言」を紹介していく。天風師の価値高い教えは、今もなお不滅である。その「生命」をここに名言の形でよみがえらせ、さらに一人でも多くの人に天風哲学を知らしめ、積極的に人生を生き抜く指針としてほしい。
  • 熱血選書 成功法則のすべてがわかる本。
    -
    1巻550円 (税込)
    世の中に、成功法則、願望実現法と名のつくものは多い。経営者に限らず、ビジネス社会で生きるわれわれに共通しているのは、成功したいということではあるまいか。これは、出世するとか、思い通りにビジネスを展開していくような仕事上の成功だけとは限らない。平和な家庭を築くのも、人脈を広げていくのも、趣味の時間を充実させていくのも、その人にとって価値があるのなら成功だといえよう。その中で、でも、どうせ、だってという言い訳がましい言い方をしないことが大切だ。言葉は古来、言霊という威力がある。できる、大丈夫、やってみせる、可能だ、楽しい、面白い、興味がある、というように極力肯定的な言葉を使うようにし、明るく楽しそうに振る舞うことで成功に近づく。また、心構えが積極的な人々とつき合っていると、少なからず感化されていくものである。やがて類は友を呼ぶもので、さらに良い影響を受けられる。  特に、企業・組織をリードする価値観は、時代と共に個を重視するような価値観へと移行しつつある。あるいは、多様化、差別化を人は好み、必ずしも物質的に豊かになることが成功だとは言い切れなくなっている。  このような時代の流れ、価値観の変化を前提にして、成功とは何か、どのようにしたら人生に成功できるのかを、本書では説いていく。  成功法則の多くは、第2次世界大戦後に、アメリカから紹介されたものである。中にはベストセラーになり、日本の経済復興を陰で貢献したとさえいえるような成功法則もある。しかし、多くは個人の説く成功法則であり、集大成して数々の成功法則の特徴を紹介しているような書は、ほとんどないのが現状である。「成功法則にはどのようなものがあるのか?」、「何か入門書でもあったらなあ」、「自分に適した成功法則を知りたい」、そんな疑問のある読者に、これを読めば成功法則のことがすべてわかる、というような手引書があればいいなと、松本幸夫氏は長年考えてきた。幸いにも、成功法則を研究したり、試みてみたりするのは松本氏自身の趣味でもあった。  本多静六博士は、職業の道楽化が人生成功の秘訣だと説いた。中には、成功法則というと、難しく考えてしまう人もいるかもしれない。しかし、どんな人でも、成功法則の基本を理解でき、しかも実行する意欲が湧いてくるように工夫をしてみた。おそらく対話形式で話をすすめていく成功法則の手引書というのは、初めての試みであろう。  本書によって、一人でも多くの方が成功法則の理論を知り、「自己実現」のための力としてほしい。
  • 熱血選書 人前での話し方のすべてがわかる本。
    -
    1巻550円 (税込)
    〈本書の登場人物〉  熱田 三郎(あつた さぶろう)  この熱血選書シリーズの主人公。入社してはや3年、仕事の辛さ、楽しさがわかり始め、ますます仕事に燃え、着実に前進している。 内容紹介  心理学では、人が第一印象で他人に評価を下すと、なかなかその評価を変えようとはしないことがわかっている。これは、初頭効果と呼ばれている。  服装、態度が重要だという理由も、そこにある。もし、外見から「この人の話は聞く価値がない」と判断されたら、話の内容以前の問題である。しかも初めに抱いたその人の印象 は、ずっと後まで変わらないものだ。初めのわずか数分間で、他人への評価がなされるという報告もあるくらいだ。  また、話し手が「気を付け」の姿勢で直立不動、難しい表情をしていると、聴衆にも伝染してしまうものだ。逆に、肩の力を抜いてリラックスし、ニッコリ微笑して話すと、聴衆も安心して聞くことが出来る。リラックスした態度、にこやかな表情というのは伝染する。まず、話し手自身が態度、表情を友好的なものにすることを心がけたい。われわれが心を惹かれる話し方というのは、何も中身が素晴らしかったり、話し方の技術が洗練されているばかりではない。たとえ中身が不十分、技術は未熟であったとしても、汗を流しながら懸命に話をしている人の熱意に、われわれは心をうたれるものだ。  ビジネスマンにとって、人前で堂々と話の出来る能力は、今や必須といえるでしょう。沈黙は金、腹芸、以心伝心では通用しなくなった。 会議や商品説明会、研修会のみならず、社外でもスピーチをする機会は今後も増えこそすれ、減ることはないでしょう。特に管理職者になるほど、コミュニケーション能力が重要視され、中でも人前で自分の意志をしっかりと伝えることの出来る能力は、欠かせないものだ。 ところが「何を話したらいいのかわからない」「どのように話したらいいのだろう」といった話の構成や、話し方の技法に関する知識不足の方が多いのが、現状。 あるいは「あがり症でとても人前で話せない」、「変な質問が出たらどうしよう」、というように、話し方の技術以前の問題もある。 実は、話し方というのは、話し手だけの問題ではない。大切なのは聞き手が理解してくれること、満足してくれることだ。だから、話し方というのは「聞かせ方」でもある。 本書を読むことによって、あなたが人前での話し方は劇的に変わる。同時に、間違いなく人に聞いてもらえる話し手になれる。
  • いいたいことがいえる人、いえない人 「アサーション」があなたを変える
    -
    1巻550円 (税込)
    ここにA氏とB氏という、年齢も同じで、仕事の能力も同程度の二人がいたとしよう。 A氏は、自分のいいたいことをズバリいってしまうタイプである。当然、反感を持たれるようなこともあるが、「彼の考えは、はっきりしている」と、“敵”陣営からも評価が高い。  ところが、B氏のほうは、なかなか自分の思いを素直に表現することのできないタイプである。そのため、「あいつは何を考えているのかよくわからない」と、仲間からも敬遠されるようなことが多い。  A氏のように「いいたいことをいう」ことは、対人関係においてだけでなく、自分自身にとっても大切なことである。というのは、「いいたいことをいえない」ことは大きなストレス要因となる。 なぜいえないのか、それは第一に、「言い方がわからない」ためである。つまり、「話法」という技術的な問題になってくる。同じ内容のことをいう場合でも、「タバコを吸うな!」というよりも、「恐れ入りますが」「すいませんが」と一言つけ加えれば、ソフトな言い回しになるだろう。  また、「君はいつもそうなんだから」と相手をとがめるよりも、「売り上げが20%ダウンしてるよ」とか、「今、11時だね」と、営業成績不振や、遅刻に対しても「事実」をつきつけるという言い方もある。  本書では、どうしたら「いいたいことがいえるようになるか」を、アメリカで盛んな「アサーション」という自己主張の技術を応用しながら述べていく。本来、「アサーション」というのは心理療法の中の行動療法の一つとして、主にカウンセリングの場で用いられてきた「技法」を表わす言葉である。  ただ、アメリカ流をそのまま取り入れてみても、日本人には不適当な部分もある。その辺は、「人間的な側面」や「和」を考慮した上で、日本人に合うように改善してみた。  さて、あなたは今、いいたいことを、いうべきときにキチンといえる人だろうか。この問いに自信を持って「そうだ」と答えられる人には、本書は不要である。しかし、どうも自分は「いえないときがある」とか、自分に対して不満のある人には、本書はうってつけだ。  そして、「アサーション」というものが、実はコミュニケーションに限ったことではなく、あなたの人生そのものにとって大事なことであるということにも気づいてほしい。そのことに気づき「アサーション」をしっかりと実践するとき、本書はあなたの人生を変えるといっても過言でない。
  • 凡事徹底して自分に奇蹟を起こせ
    3.0
    1巻550円 (税込)
    松本幸夫氏は、中村天風師や安岡正篤師の人物研究をしていることもあって、全国各地から講演や研修に招かれる。そうした講演先で、「森信三先生をぜひテーマにしてお話していただきたい」という要望されることが多い。  松本氏は一時期、日本語教育に関係したことがあり、その当時芦田恵之助の名とともに、同氏の影響を受けた「教育家」として森の名を耳にした。そして、天風師と安岡師に共通する、ある「教え」を残していることを発見した。もちろん、「全一学」という森ならではの教えにも共鳴する部分は多かった。  よい教育者とは、わかりにくい内容を子供にさえわかるように「やさしく」教えるという。その点一つとってみても、森は一流の教育者と断言してよい。  森信三は、いわゆるアカデミズムの世界で知られた大学者というのではない。むしろ、あえて「平凡」に徹した偉人といってよい。森は平成4年に97歳で亡くなったが、その教えは、今でも教育界において、さらには市井の「凡人」の中に生き続けている。  森の教えというのは極めて具体的である。例えば、腰骨を立てろ、履物をそろえろ、立ったら椅子を中に戻せ、といった具合だ。高尚な理論の前に、「何をしたらよいのか」というレベルで教えは始まる。しかも、これは奥が深い。  「教育」というのは、何も学校教育ばかりではない。親として子供を教育しなければならないし、ビジネスにおいて部下の教育ということもある。さらにいえば、「教える」というのは一方的なものではなく、教えたつもりの側が、逆に教えられるということも多くある。  「物」から「心」の時代へということは久しくいわれてきている。物質文明、科学万能主義の時代は終わりつつある。「心」の時代には、多くの人が心の「羅針盤」を求めるものだ。天風師や安岡師の教えが再評価されているのもそうしたことと無縁ではない。宗教、自己啓発セミナーが盛んなのも同様の理由によるだろう。  一見「平凡」と思えることでも徹底し尽せば、人は変われるのである。  松本幸夫氏は、今までずっと「非几」な人を研究し、一歩でもそうした人に近づこうと努力してきた。二十代の頃は、能力開発の名のついた研修・セミナーなどを片っ端から受講した。それは、何とかして人よりも秀れよう、「非凡」な人になろうと考えていたからであった。できればグリーン車に乗り、スーパーシートに座り、一流と他人から認められたいという気持ちが強かった。ただ、一流と有名はイコールではない。もちろん、人格的にも優れた実力者が近くにいると、その言動はとても参考になる。  「人生二度なし」というのは森の信条であった。それぞれの人生を、より輝かせるために本書を活用してもらいたい。
  • 中村天風 絶対積極の教え
    -
    1巻550円 (税込)
    運命よりも心の力が勝れば、運命は心の支配下になる。これは中村天風師の言葉だ。 多くの人は、人生の、特に「トラブル」に遭遇した時に、「運命だから仕方がない」とあきらめがちである。しかし、本当は天風師の説いたように、心の力によっていかようにも人生は好転させられる、運命は自分の力で切り拓けるのではないか。 中村天風、本名三郎。師ほど波乱万丈という言葉が、当てはまる人は少ないだろう。約半世紀、人生を力強く生き抜く「心身統一法」俗にいう天風哲学を伝えた。  本書では、天風師の生き様だけではなく、どうすれば自分の力で運命を切り拓いて人生の成功を手にすることができるのかを、師の教えより具体的に述べていく。「これも運命さ」と嘆くことの多かったようなあなたにこそ、じっくりと味わって読んでもらいたい。  言霊というように、古来言葉には神秘的な力が宿るとされてきた。日常生活の中でも、「疲れた」とか「やっていられないよ」というような消極的な言葉を連発していると、本当にヤル気が失せて、力が抜けてしまったような体験がおありではないだろうか。言葉は、使い方さえ誤らなければ、私たちの運命を切り拓いていくだけの力を持っているものだ。ある時、天風師の周囲に、「弱い」という言葉がよく聞かれるようになった。 例えば、「私はパソコンに弱い」とか、「英語に僕は弱いんだ」という場合の弱いである。上手でない、得意でないという意味である。弟子の前で、天風先生は次のような内容のことを説いた。「これからは弱いという言葉は使うな」。当然、ではどのようにいえばいいのかという疑問が、弟子の中から出た。すると天風先生はこういった。 「弱いとは絶対にいうな。万一使わなければならない場合には、『強くない』といえ」、つまり、強くないというほうが、まだ「強」という字が入っているだけマシ、というのだ。弱音を吐かずに、自分の心に対して害を及ぼし、力の抜けてしまうようなことは決して口にしないのが鉄則である。  もし、天風の教えを実践したなら、どんな人であっても、その潜在能力を十分に発揮して、「オンリーワン」の価値ある生き方ができるようになる。本書は実践することでさらに価値が増すものである。  本当のプラス思考とはどんなものなのか、真の積極とは何か、読み進むうちに理解してもらえるであろう。  人生上のさまざまなトラブル、苦労、悩みにあきらめかけている人(天風師のいう“運命難”の人)。どうも心に張りがなく、生きる志を失っている人。さらに“パワー”を失いつつある現代人すべてに、天風師の教えを知らしめたい。本書をくり返し読まれ、実践していくうちに、いつの間にか運命がパッと拓かれていることに気づくであろう。
  • 武将に学ぶ苦境からの脱出
    -
    1巻550円 (税込)
    現代は、ストレス過多の時代である。OA機器の普及に伴うテクノストレス、管理者のポスト不足、複雑で多様化する人間関係、さらには平均寿命が伸びる一方で、生きがいを失う高齢者も増えた。生きていくことが、即ストレスと共存するという意味合いを持つ時代になっている。 ストレスを研究していくうちに松本幸夫氏は、ストレスというのは何も現代人に特有のものではないことに思い至った。中でも、わが国の歴史上『戦国時代』と呼ばれる時期は、とりわけストレスレベルの高い時代にあったと指摘する。 第一に、戦国時代は下剋上といわれるように弱肉強食の時代であり、常に戦いという緊張の中で生き抜かざるを得なかった。親兄弟でさえもいつ、敵・味方に分かれて戦うかわからない。つまり、人間関係がストレス要因として大きく関わってくる時代であった。 第二に、常に戦いとは命賭けであった。現代でも、確かにビジネス戦士が過労死で命を失う例もある。しかし、戦国時代では、負けるということは、すなわち死ぬことを意味していた。日々、命賭けで生きることは、これまた、大きな緊張の連続であったはずだ。  人間には、どんな時にでも『生きる』という本能が備わっている。だから、戦国の世で緊張の連続にあった武将も、半ば本能的に生きるための行動をとっていた。さらには、工夫してストレスに立ち向かっていた例も多い。怒るというのは、ストレス解消の一つの方法である。例えば、織田信長は、その場では怒っても、すぐに平常に戻る性格であったという。なぜなら、怒ることによって、ストレスエネルギーが発散されてしまうからだ。合理主義者であった信長は、本能的に、体を動かすと気分が良いことに気付いていたはずだ。体を動かすのは、肉体の健康に良いというだけではなくて、ストレスを解消して、心の健康にも役立つことを知ってもらいたい。信長は「天下布武」つまり、武力によって天下を統一するという意味の印判を用いている。34歳の信長の、人生上の大目標が設定されたのである。人生に目標や生きがいのある人は、そうでない人に比べたら、はるかにストレス耐性が強い。「今がんばれば、やがて目標が達成できる」、「ここでの苦労は、必ず将来の夢につながる」と、ストレスを受けてもはね返す強い心を持つことになる。信長も同様であって、天下布武をスローガンにすることで、数々のストレスに耐えることが容易になったのである。  本書では、史実に沿いながら、果たして戦国武将達は、苦難に直面した際に、いかなる方法で自己をコントロールして、能力を十分に発揮していったのかを探っている。  現代の管理者が、戦国武将の生きざまを知ることによって、自分の生き方を見つけ、心の健康、家族の在り方等を考える上で参考になる一冊だ。
  • スーパー管理者のストレス撃退法
    -
    1巻550円 (税込)
    現在、仕事をバリバリこなし、企業の中枢を担う多くの管理者が、ストレス病にさらされているといわれている。急激なOA化の波は、新しいタイプのストレス(テクノストレス)を生み出した。現代人は、以前には考えもつかなかった、いわば「新種」のストレスにさらされている。例えば、代表的なのはハイテク時代のOA機器に対するテクノストレスと呼ばれるものだ。 現代は日進月歩ならぬ秒進分歩の時代とさえいわれている。1日にわれわれの仕入れる情報量は、文庫本にして何と170冊以上もあるくらいだ。  「癌」「心臓病」「脳血管障害」というのは日本人の三大死因とも呼ばれるが、これらはすべて多かれ少なかれストレスに起因していることは明らかである。しかも、高度成長期以来、日本を動かしてきたともいえる企業の会長、社長、副社長といったトップの方々がストレスが元で亡くなっている。驚くのは、新聞の死亡欄でもわかるように、人生80年時代にしては悲しいほどに早い死であるということだ。さらに、上司と部下に挟まれ、企業発展のためにひたすら働き続け、ストレスに悩まされている管理者の数は増えるばかりだ。管理者の多くは、「最近、ストレスがたまっていてね」、「忙しくて、休みもとれないよ」と語り、あたかもストレスの多いことがエリート管理者の証明であるかのように誤解している。  しかし、時代が求める『スーパー管理者』というのはストレスに陥ることなく自己管理ができて、いつも軽いフットワークで臨機応変に行動していける人ではないかと、松本幸夫氏は考える。本書は、現代にはびこる様々なストレスを撃退して、スーパー管理者としての手腕を思う存分発揮していくためのストレス対処法の手引となっている。  管理者が、どのような点に注意し、具体的に何をしていけばよいのかといったストレス対処法を提案していく。同時に、ストレス耐性と予防に効果のある呼吸法、姿勢、ヨガのポーズなどもあわせて紹介していく。  万一、ストレスが身近に感じられたとしても、これらのストレス耐性をしっかり身につけておけばストレスにおびえることなく、いつも健康体でいられる。かつ、スーパー管理者としての力量も惜しみなく発揮できるだろう。  なお、「自分のストレスはいったいどのくらいのレベルだろう」と思われる読者のために、各章末に6つの分野からなるストレス・チェックを設け、加えて、各点数に応じて、どう対処したらよいのかを『ストレス診断』として示してある。診断表と診断を照らし合わせながら、あなたなりのストレス対処法を見つけていくことができるのも本書の特色だ。
  • 自己能力を10倍高める トランスフォーム仕事術
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    ビジネス書では、ちょっとした“効率化ブーム”が続いているが、スピーディーに大量の仕事をこなすことが追求されがちではないだろうか?  松本幸夫氏は、効率化一辺倒のビジネス書のあり方には、疑問を持ってきた。確かに、短時間で多量の仕事をこなすのは悪いことではない。ただ、スピードだけが目的化してしまっていいのだろうか?「そんな中で、本当に『効率化』だけを追求していいのか?」という疑問から、本書が生まれた。  あなたは今、心の底から「これを成し遂げたい」「こんなことをしてみたい」という志や目標を持っているだろうか?  もしも答えが「ノー」だとしたら、効率化は、自分自身の首を絞めることにもなりかねない。効率化して、創出された大切な時間の使い道がわからないと、何の気なしに新しい仕事を入れることになりかねない。すると、効率化したにもかかわらず、かえって以前よりも忙しくなって、苦しんでしまう。  だから、仕事の効率化を“何のために”しているのかを、まずハッキリさせておくべきだ。  松本氏自身、やみくもに自分自身の能力開発を行ってきた。しかし、いくらスキルが向上しても、心から虚しさが消えなかった。その時は、「何のために能力開発しているのか」がわからなかったからだ。また、松本氏は、研修ではもう偉ぶって教えていない。受講者には、1 徹底的に考えてもらい、2 現場で使う行動レベルに落とし込ませる。知識は、ネット時代の今、それだけではまったく用をなさなくなってきているのだ。インプットした知識・情報を、具体的に行動・実践レベルへ落とし込み、アウトプットを促す質的転換をはかる技術こそ、今後100年のマネジメントに求められることで、松本氏は、これを「トランスフォームマネジメント」と名付けた。  本書は、効率化一辺倒の仕事術、ビジネス書に対しての反省や振り返りの意味で書かれた。 「何のために効率化しなくてはいけないのか?」が、本書を読み進めていく中でハッキリとわかる。そして、あなたは、本書によって自己能力を飛躍的に高め、志や夢、目標を現実化することができる。 「明確な志や目標がない」という人も、本書を読み進めていくうちに、あなた自身の志や目標が何だったのかが、鮮明になる。  トランスフォーム仕事術とは、基本となる「タイムベースマネジメント」(時間術)と、「速読・速考・速書・速プレ」(4速スキル)による量から質への転換である。つまり効率化から目的・使命への質的な転換をいう。あなたの成功への旅のお手伝いが、本書の役目だ。
  • 仕事が10倍できる人の「手抜き」術
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    松本幸夫氏は、年間100回前後、タイムマネジメントの研修をしている。その受講者の声の中で圧倒的なのが、「仕事に追われている」「仕事が多すぎて残業しても追いつかない」というような、仕事に追われてバタバタしているというものだ。  たしかに仕事量は多いかもしれないが、なかにはイキイキとして、自分が時間の主人公になっているような「できる人」がいる。普通の人とどこが違うのか?  あるいは、最近よく聞くのが、「うつ」の傾向があるビジネスパーソンの増加。厚生労働省のまとめによると、仕事上のストレスが原因でうつ病になり、2007年に労災認定を受けた人は前年比30%増の268件で過去最多。性格的には几帳面で責任感が強く、完璧主義の人が陥りやすいという。  仕事に追われていつもバタバタしているあなた、どうも仕事が完璧にできない、思い通りにいかない、というあなたも、じつは「仕事を100%、すべて完璧にやろうとしている」のだ。これは土台ムリな話であって、心も体ももたなくて当たり前。  もっと「手を抜きましょう」。これが、本書の提案だ。  エッ? と思われる方も多いだろう。その疑問は当然だ。 「もつと生産性を上げろ!」、「売上を伸ばせ!」、「効率化だ!」などと上司からいわれ続けてきたのに、いきなり「手を抜け」というのだから無理はない。  松本氏が提案するのは、「本当にあなた自身がやるべき仕事」に集中しろ、ということ。 そして、ほかの仕事はどんどん「手を抜け」、場合によっては「しなくていい」ということだ。  すべての仕事を100%完璧に、というのはムリで、疲れ切ってしまう。毎日残業したって追いつくものではない。そうではなくて、「ここぞ」という仕事に集中して、そこに120%のパワーを結集させるのだ。そして、ほかはのんびりと、力を抜いて、「手抜き」をしていいのだ。 「手抜き」上手は仕事の達人。そう思って間違いありません。仕事ができる人というのは、「仕事の効率がいい」人であり、イコール「仕事が速い」人。その“速さ”というのは、すべての仕事に同じ労力をかけるのではなく、的を絞った仕事を集中してこなす速さだ。これが理解できれば、仕事の効率は格段によくなり、いままでよりも2倍、3倍もパフォーマンスの高い仕事をこなしていける。  このコツさえ覚えて体にしみ込ませれば、いままでの半分の労力で10倍の成果が出せる。あまり人には教えたくないコツを、本書がそっと教えてくれる。
  • 世界の頂点に立つ人の最強プレゼン術
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    1巻550円 (税込)
    松本幸夫氏は、話し方、プレゼンを研究していている。効果的で上手にプレゼンをする、スティーブ・ジョブズや指導法が巧みなマイケル・サンデル、あるいは日本の政治家も何人か取り上げて本にしてきた。また、プレゼン研修をしているので、「超」のつくような一流企業家や外資系企業の「最前線」のビジネスプレゼンを日々観察、指導している。  そんな中、TED(テド、Technology Entertainment Design)で行われてきているプロのプレゼンター、世界のトップに立つ人たちのプレゼンは「スゴイ!」の一言に尽きる。もちろんビジネスプレゼンではないので、商品の売り込みはないが、松本氏は、そのスキルの高さには驚かされている。 そんな松本氏が、プレゼンセミナーを行っていて、10年、15年前と受講者が変わってきている点がある。それは、「ガマン強くない」ということ。プレゼンで、以前なら事例が5分、10分なら、十分に聞いてくれる耐性があったが、今は3分もてばいい方で、何よりも「短くまとめる」ようにしないと、中身以前の問題で、しっかり聞いてくれないのだ。  松本氏は、昔5分で行っていたスピーチを、今は2分くらいにコンパクトにまとめているが、それでピタリと聴衆のニーズと合う。それは、「時代に合っている」ともいえる。そして、スピーチ・プレゼンは短い方がよく、その方がインパクトは強いということだ。効率的なスビーチ・プレゼンをするには、「聴衆の本当に聞きたいことは何か」を常に問い続けることが欠かせない。また、一番の基本となるものは、実は話術とか、話の構成とか表現力、ジェスチャーや表情の変化などのデリバリー、伝え方の技術ではない。それは、いかに「共感」してもらえるかであり、テーマも易しくわかりやすく伝えることなのだ。  TEDのテクニックを学ぶことで、短時間でしっかり話をまとめるコツがよくわかり、そして、他人の体験談や生き方から自分の生き方を見つめ直すことができる。「知識を得る」と「自分の生き方を見つめ直す」は、TEDトークを観る時の最終目標ではないだろうか。  つまり、今まで知らなかったことを知る、気づく。そして、他人の体験談や生き方から自分の生き方を見つめ直す。これは、この先あなたのよりよき人生のためにこそあるのだと言えるだろう。  本書は、プレゼンスキルの本というだけでなく、あなたの生き方を見つめ直すことにも、つながっていく。
  • 好かれる話し方 すごい! ツボ72
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    1巻550円 (税込)
    あなたがもっと幸せになりたかったら、「何でもいい」とは口に出さないこと。レストランのメニュー1つにしても、「今日は胃がもたれないように、スープにする」、「午後、眠くならないために、量が少ないメニューにしよう」と、きちんと理由をつけて意思決定したり、人と話したりする練習をするといい。  ささいなことでも、自分がどうなりたいのかを見直すことは、後悔しない一生を過ごす秘策だ。あなたの話す言葉が、あなたの未来をつくっていると意識しよう。  このように本書のシンプル・メソッドを実践すれば、あなたも今すぐ“話し上手”になれる!「好かれる話し方」を身につけるのに、難しいことはいらない。むしろ驚くほど簡単だ。ただ、本書で紹介していく人間心理にもとづいた“話し方のルール”を知っておくことがポイントである。この簡単なツボさえおさえれば、あなたはたちまち話し上手になれる。  実践すれば、明日からでも、あなたへの周りの反応が変わってくるはずだ。  人は「褒められたい」、「大事にされたい」、「自分のした行為の評価が気になる」といった“感情”で動く生き物である。このことを意識して行動できるか、できないかが大きな分かれ目になる。なぜか人との出会いに恵まれている、人に信頼してもらえる、運がいい、という人はみんな、この重要性をよくわかっている。  そして、借り物の言葉ではなく、自分の言葉で話し、相手の立場をきちんと考慮した言葉を選べば、いつの間にかあなたは、上司や部下、恋人、友人、仕事相手……と、どんな状況でもいい関係をつくれるようになるだろう。一番大事なことは、「あなたが、どうしたいか」である。どんな自分になりたいかが一番大事だ。良いときも、悪いときも「もっとよくしよう」と改善に努める前向きな姿勢に、人は好印象をもつし、その人の話を聞きたいと思うのだ。 本書1冊で、一生ものの「話す力」を身につけられる。これは人生で何よりも心強い武器を手にしたことになるだろう。  人材育成コンサルタントとして、松本幸夫氏が20年間、15万人以上に伝えてきた、この「好かれる・信頼される話し方」のツボは非常にシンプルだ。本書のアドバイスの中には「当たり前だ」と思うものもあるだろう。しかし、それでもあらためて勉強し直してもらいたい。こういった基本的なことができていない人が意外と多いからこそ、身につければその他大勢と大差をつけることができる。あなたの素晴らしい未来に向けて、本書は必ず役に立つ。
  • 海賊と呼ばれた男出光佐三の生き方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    伝記ではありませんので、あくまでも著者の松本幸夫さんが出光佐三さんから学んだことを書かれた本です。
    ですので、優れた経営者であられた出光佐三さんのご生涯や働き方を知って、学べる本ではありません。

    ですが本書を読んだだけでも、出光佐三さんが数多くの日本人から尊敬を受けてこられた理由がわかる気がします。

    松本幸夫さんが出光佐三さんから学んだこと
    1.黄金の奴隷になるな
    2.自分の頭で考えろ
    3.自分の行動基準を持て

    人材育成

    1.黄金の奴隷になるな
    金を尊重せよ、しかし金にひざまずくな
    2.学問の奴隷になるな
    3.法律、組織、機構の奴隷になるな
    4.権力の奴隷になるな
    5.数、理論の奴隷に

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    2023年05月13日
  • 基礎数学5多様体の基礎

    Posted by ブクログ

    評判どおりの丁寧に心を込めて書かれた素晴らしい本であった。
    読み進めるうちに多様体の考え方が少しずつ理解できるようになる。
    他の数学書もこれくらい丁寧に書いてくれたなら。

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    2023年01月28日
  • 基礎数学5多様体の基礎

    Posted by ブクログ

    凄く分かりやすかった。線形代数と微積の知識はあった方が読みやすいだろうと思うが、登場するほとんどの概念には丁寧な説明がついていて、多少時間はかかるところが出てきたとしても一歩一歩着実に読み進められる良著だと思った。学部生の間などもっと早くに読んでおけば良かったと思う。

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    2021年02月08日
  • 図解 スティーブ・ジョブズのプレゼン術

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    期待していた以上の良書でした。

    誰もが憧れるスティーブ・ジョブズのプレゼン。

    そこに隠された秘密(テクニック)がわかりやすく説明されていた。

    気づきと学びを得られ、あとはそれをTTP(徹底的にパクる)(笑)

    何度も何度も読み返し、鍛錬する事で、少しでも伝えたい人に伝えたいた事が伝えられるプレゼンが出来るようになりたい。

    多くの人に手にして貰いたいと思えたので、あえて本書の内容は伏せておこう。


    説明
    内容紹介
    日本人のために日本人が書き下ろしたスティーブ・ジョブズのプレゼンテクニック解説書

    2011年10月5日、56歳で亡くなった元アップルCEOスティーブ・ジョブズ。
    Mac

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    2020年03月18日
  • 基礎数学5多様体の基礎

    Posted by ブクログ

    多様体や位相と聞くといかにも高等数学といった感じを受けるが、その入門の敷居を下げてくれる良書。線形代数、解析の知識があれば読破は可能。

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    2019年08月25日

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