プロフィール

  • 作者名:松本幸夫(マツモトユキオ)
  • 出身地:日本 / 東京都

著作に『あなたの話の9割は相手に伝わっていません。』などがある。

作品一覧

  • 小心者思考 その強さの秘密
    5.0
    先のことばかり心配してしまう/他人の顔色を見てビクビクしてばかりいる/いつも最悪のことを考えがち/締切や約束を守らずにはいられない/石橋は叩いて叩いて渡れないタイプ/臆病で冒険ができない……自分を小心者だと、卑下していないだろうか? 小心者は一見、弱いと思われがちですが、じつはここ一番に強いのが小心者です。リスクに対してあらゆるパターンの対策を考えられたり、臆病だからこそ徹底的に考えられたり、危機察知能力が高かったり…。優れた経営者もアスリートも、そして歴史上の武将も、じつは成功する人の多くが小心者だったのです。成功する「小心者思考」とは? そして、小心者思考を武器にする方法を、お話します!!
  • 仕事は3秒で決めなさい
    5.0
    私たちの毎日は決断の連続だ。私たちは知らず知らずのうちに、多くの「決断」を迫られている。  では果たして、その決断がスピーディーに迷わず下せているだろうか。また一度決めたことに対しても、優柔不断でフラフラと何回も元に戻すということをしていないだろうか。  松本幸夫氏は、「決断-行動-成果」のサイクルを繰り返すことが、人生の成功者となるカギだと指摘する。彼は、20年間に、15万人以上のビジネスパーソンに人材育成コンサルタントを行なってきたが、その中で「成果を出す人」や「仕事のできる人」を何人も見てきたが、彼らが必ずもっている共通点に気づいた。 「うまくいかなかったらどうしよう……」、「失敗して、責任をとらされたら……」といったことを、彼らは一切考えないし、そして、迷わない。決断までの時間は数秒。直感を重視し、3秒以上は考えこまない。むしろ時間をかけるほど、成果が落ちるとまで言っている。  仮に行動の最中で何か問題が起こったとしても、それを速やかに軌道修正し、正しい方向に導いていくのだ。  決めたことを行動に移し、それを続けていくことでどんな人でも必ず成功できる。しかし現実には、そのスタートである「決断」をできていない人が圧倒的に多いのではないだろうか。 なぜ、私たちは迷い、行動できないのか。 「絶対できない」と感じることであっても、うまくいくという可能性があるからこそ、私たちは迷うのだ。もしも100%ムリだと判断できていれば、迷いなど生じない。「迷う」というのは、そこにたとえ何%かであったとしても、成功の芽があるということになる。  もちろん、チャンスがあったとしても、決断して行動できない人もいる。結局、その人たちは「何もしない人」、「何も考えない人」と同じことになる。先憂後楽ということばを知っているだろうか。これは「人よりも先に憂え、人よりも遅れて楽しむこと」(岩波国語辞典)である。イヤなことはさっさと片づけて、心に何の憂いもなくなってから、好きなことを思いっ切り楽しむことだ。これは、日々の仕事にもあてはまる。今日1日やらなくてはいけないことがあったとしたら、その中でイヤなこと、つらいことを午前中にこなしてしまうことだ。すると、1日の後半がグッと楽になる。松本氏は、これを[前半主義」と名づけている。  本書は、それらのエッセンスを集約し、圧倒的な成果を出すための決断力・行動力についてまとめたものだ。「決断力をつけ、成果を生むための行動を起こす方法」は、誰にでもできることで、今日から無理なく実践できることばかりだ。大小極まりない選択という名の「決断」で満ちあふれている人生を、大きく踏みしめ、本書が、あなたの人生を変える大きなきっかけになることを切に願う。
  • あがらない話し方 どんな状況でもうまくいく68の即効ワザ
    5.0
    1巻550円 (税込)
    松本幸夫氏は人前で話す機会が、年々増えてきていることを実感している。朝礼や会議での発言、勉強会や発表会、クライアントへの提案、プレゼンテーション、異業種交流会、さらにはプライベートのパーティーなども含めて……。あらゆる場面で、「人前での話」はついてまわる。 企業社会においては、それが評価に直結することさえもある。だから、あがり症の人からベテランまで、「人前で緊張して上手に話せないこと」をみんなが不安に思っている。  けれども、人前で話をすることは、とりたてて高級な行為ではないし、特殊な才能も必要としない。テクニックさえ身につけてしまえば、どんな人でも確実にその技術を向上ざせることができる。  人材育成コンサルタントとして、20年を超える年月で15万人以上を指導し、みなが成長する様を見てきた松本氏の結論である。  本書で紹介する「68の方法」は、心理学、呼吸法、さらには松本氏自身の経験などをベースに、人前で話すためのテクニックを集めたものだ。  あがりやすく話ベタの人はもちろん、いくらか話し慣れた人まで、すべての人に通じる“ワザ”としてまとめてある。例えば、「今のままの自分でいい」と思うことだ。必要以上に自分をよく見せようとしなくていいし、等身大の、ありのままのあなたでいいのだ。そう思うと、気が軽くなるだろう。  もちろん努力は必要だ。話し方のスキルをおろそかにしていいという意味ではない。「今のまま」、「ありのまま」の自分を見てもらうように考えれば、あなたのふるまいは落ちついてくる。声もうわずらない。だから、練習の成果を発揮できて、結果はどんどんよくなる。「今のままでいいんだ」と気づいたとき、あなたは大きく変わる!また、あなたに地位、肩書き、キャリアなど「自分のほうが上」なんていうプライドがあったなら、今すぐすべて捨ててしまうことだ。あなたが見栄やプライドをすべて捨て去って、「1人の人間」として話をしてみるとき、驚くほどあがらない自分に気づくだろう。  一度にすべてをやろうなどと思わなくていい。どこからやってもいい。1項目ずつ、着実に実行していけば、効果はすぐにあらわれる。 本書の“ワザ”を一つひとつ実行していこう。そうすれば、あなたの「あがり」は消えてなくなる。  あなたは人前で落ち着いて、自信をもって話ができるようになる。あなたの人生は、ここからガラリと変わるのだ。
  • 基礎数学5多様体の基礎
    4.8
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 多様体は、現代数学の中心的な概念のひとつである。本書は初めて多様体を学ぶ人のためになるべくわかりやすく記述するという立場を貫き、扱う題材も基礎的なものに絞ってていねいに解説した。応用をめざす人にとってもさらに高度な理論をめざす人にとっても好適。
  • アガリ症を7日間で克服する本
    4.7
    1巻640円 (税込)
    資料もシナリオも万全整えて臨んだプレゼンで、アガってしまって大失敗したり、大切な試合や本番の試験で、実力を発揮できずに結果が残せなかったり……。こんな経験はありませんか?本書は、年間220回の講演をこなす企業研修のスペシャリストが、自らもアガリ症だった実体験をもとに、「なぜ、アガるのか?」から「とっさのアガリの『特効薬』」、そして「アガリ克服のノウハウ」まで、この1冊で集中講義します。「あえて聴衆の視線をそらしてみる」「アガったときのフォローを準備しておく」「『クイック禅』で心を安定させる」「アガリに効く5つの呼吸法」「メンタル・リハーサルの5つのポイント」「プレッシャーを軽くする5つのテクニック」など、経験から生まれた具体的対処法とアガらない人になるためのヒントをわかりやすく紹介します。ビジネスでもプライベートでも、今までの悩みがウソのように、たった7日間であなたも自信ある人にガラリと変身できます!

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  • 論破する技術
    4.5
    1巻550円 (税込)
    仕事・議論・人間関係は、弱肉強食! 本書では、不道徳な技術を伝授する。  あなたは議論に負けて「悔しい思い」をしたことはないだろうか? 仕事やプライベートでの人間関係においては、どうしても理不尽なコミュニケーションが生まれる。  あなたがこれまでに議論・交渉で負けたのは、相手が正しいからだろうか? ある意味でそうかもしれない。しかしもう一方の見方をすれば、あなたが負けたのは、議論・交渉のやり方を知らなかったからであり、あなたが論破する技術を知らなかったからだ。  日本の教育では、ディベートはもちろん、相手と議論する方法を教えてくれない。議論する方法、人間関係の基本的なルールを知らなければ、あなたがいくら正論だと思って話しても負けるし、勝つ条件がそろっているようにみえても負けるものだ。  あなたの議論する技術が弱いというのは、単に負けて悔しい、などという感情だけの問題ではない。「議論で勝てない、論破できない人は人生で損をする」ということだ。 論破する必要がなければ使わなくてもいいが、論破する技術を身につけることで、交渉でも会議でも人生すべてが自分の思い通り進められるようになるだろう。 松本幸夫氏、25年間、交渉術、話し方を様々なビジネスマンに指導してきた。本書で紹介する論破する技術をマスターすれば、どんな立場のどんな相手でも議論で負けなくなるはずだ。論理で負けないことは重要だ。人生はすべてコミュニケーションであり、人生は「交渉の連続」だからだ。  本書では、相手を論破するスキルだけを教える。自分の主張を通す方法、相手の主張を崩す方法、論破しても嫌われない術などだ。 「いつでも相手に議論で勝つことができる技術」、「自分が悪くても負けない技術」、「相手の議論のバランスを崩す技術」、「相手の心理を混乱させる技術」などは、マスターしておくことで、いざという時に勝つことができる。論破というのは、基本的に相手を「言葉で打ち負かす」のが目的だ。ただし喧嘩ではないのでルールはある。 相手を100%論破してはいけない。いってもTKO止まりにしておくことが大切だ。基本的にコミュニケーションは、一過性ではなく継続的なものである。私達が日頃接する相手は、仮に担当が当人でなくなったとしても、「同じ会社、取引先」なので、やり過ぎは禁物である。リアルな勝負ではあるものの、相手を論破するにおいてはKO勝ちしてはいけない。  ぜひ本書の論破する技術をマスターして、自分の人生を自分で決めることができるようになるはずだ。
  • だから思考は現実化する
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あなたの願いは実現する! 成功法則の先達として知られる〝マーフィー〟こと、ジョセフ・マーフィーは、この分野では知らない人はいない位の巨人であり、現在、巷ちまたで提唱されている〝願望実現法〟の基礎を築いた人物です。 彼の教えの中心概念は、「誰でも、生き生きとイメージしたことは実現する」という非常にシンプルなものです。 そのシンプルさの裏返しとして、マーフィー理論を正しく使うことができず、せっかくの魔法の杖を間違って振ってしまう人が後を絶たなくなってしまったのも事実です。 本書は、マーフィー理論の「正しい取り扱い説明書」です。 最後まで読んでいただければ、きっとマーフィーの法則を自分のものにでき、理論を正しく使用することによって、あなたの願望がきっと叶うことでしょう。

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  • 運命を拓く×心を磨く 安岡正篤
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 政財界のトップたちが心酔した 本物のフィクサーによる 混迷の今を生きるためのフィロソフィー 何が起こるか予想もつかない現代。今を生きる私たちにとって生きる信念や確固たる見識をもつこと、人物修養は不可欠です。 東洋政治哲学・人物学の権威であり、佐藤栄作、福田赳夫、大平正芳、中曽根康弘といった歴代総理大臣たちの陰のアドバイザー、また元号『平成』の考案者ともいわれている安岡正篤の教示は、そんな激動の現代を生きる私たちの魂を揺さぶります。 多くの財界人も心酔した安岡が説く「人生観」「帝王学」「陽明学」、そして、安岡自身の生き方を、やさしくわかりやすく、人物論に定評のある松本幸夫氏が解説。読めば、安岡正篤を知るとともに混迷の現代を積極的に生きる力が湧いてくるでしょう。

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  • 海賊と呼ばれた男出光佐三の生き方
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦前・戦後、日本人に希望を与えた熱き魂の経営者の生涯に迫る! 百田尚樹著『海賊とよばれた男』のモデルとなった出光興産の創業者、出光佐三。 彼の経営は周りの人々を驚かせ、時に国や政府から反感をかうこともあった。 しかし、「人のため」に信念を曲げず、かたくなまでにそれを貫いた。 その姿はいつしか、人々の助けを得て会社を大きく成長させることになる。 本書では出光佐三の生涯を語るとともに、そこから人生やビジネスにおいて大事なことは何かを分析・解説する。 彼の生き方を知るだけではなく、学ぶことのできる一冊。

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  • 1分間で信頼される人の伝え方
    値引きあり
    4.0
    ★著書累計220万部突破、「コミュニケーションの超プロ」が教える「大切なこと」を一瞬で伝える究極のテクニックたとえば……プラス一言で「相手の聞き間違いを防ぐ」コツ・「午後9時はいかがでしょうか?」↓・「午後9時、夜遅いですが、いかがでしょうか?」ほかにも……・「一言でいうと?」で考える・「3つに絞る」と話しやすい、聞きやすい・先延ばしがなくなる「二段階連絡」・断るときは「変えようのない理由」を添えて・「一番○○なのは……」記憶に残る答え方・信頼される人は「オマケ情報」を渡す etc.できる人は「速く・正しく・わかりやすく」伝える!

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  • 仕事を加速させる「紙とペン」だけ仕事術 あなたの「手」が、スピードと成果を生む
    4.0
    1巻1,300円 (税込)
    一日でパソコンを触っている時間はどれくらいですか? かなり長い時間、画面と向き合っていることに気がつくのではないだろうか? 実は仕事のある部分を、紙とペンによるアナログ手法に切り替えることで、さらなるスピードと大きな成果を生むというのが、タイムマネジメントのプロである著者の意見なのである。例えば、eメール。仕事では欠かせないものになっている。しかし、ケースによって手書きの手紙を活用することによって相手の心をつかめることは誰にも実感として分かるだろう。気を遣って長時間かけて書いたeメールより、手書きの文字は手軽に相手に印象を与えることができるはずだ。本書は「最短でできる人をつくる」研修のプロとして人気を博す著者が手紙とペンを活用して、新たな自分に変われる仕事術を提示する。手帳、メモ、企画、メール、会議……どのポイントをアナログ化すれば、スピードと成果が手にはいるのかを、具体的に紹介する。

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  • 「朝10分の習慣」で1日がぜんぶうまくいく!
    4.0
    1巻520円 (税込)
    朝はギリギリまで布団の中。朝食も取らずに家を飛び出し、会社に着いても頭はボ~っとしたまま……。もしかしたら、あなたもこんな朝が日常化している一人では?本書は、能力開発の達人が、朝10分という短時間でラクラクと脳を活性化させ、1日中創造的に脳力を保つノウハウを語ってくれたものです。「朝一番に光を浴びる」「アキレス腱を伸ばし、ストレッチで体をほぐす」「朝刊は読まずに見る」「自分のテーマ曲を流す」「プチ瞑想をする」「通勤電車の中では、人に覚られない秘密の筋トレをする」など、誰にでもすぐに実践できる手法が満載。朝に活性化させた脳をフル回転させると、「午前中の2時間で、1日の仕事の大半を終わらせることが可能」と著者は言う。年間15冊の本を執筆し、講演会やセミナーを200回以上おこなう氏が、実践の中から得たノウハウを余すことなく大公開! これで朝から心と身体はエンジン全開!

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  • 孫正義の流儀
    3.9
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 孫正義から学ぶビジネスパーソンの成功哲学 日本のベンチャー経営者の代表格である孫正義。1981年の創業以来30年間にわたって常にその一挙手一投足に注目が集まっている。 書は成功哲学研究に定評のある著者が、孫正義のこれまで30年間の軌跡を振り返りながら、その行動原理や経営哲学をわかりやすく解説。 カネも人脈もなかった一人の青年が30年で日本を代表する経営者の一人になったサクセスストーリーは、 経営者のみならず、成功をめざすビジネスパーソン全般に読んでいただきたい。

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  • 仕事が10倍速くなるすごい!法
    3.9
    やる気UP、実力UP、給料UP。“最小の努力”で“最大の効果”を得る「頭と時間」の使い方とは? 頭のいい人の「シンプル」成功方程式。

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  • 図解 スティーブ・ジョブズのプレゼン術
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本人のために日本人が書き下ろしたスティーブ・ジョブズのプレゼンテクニック解説書 2011年10月5日、56歳で亡くなった元アップルCEOスティーブ・ジョブズ。 MachintoshやiPhoneなどの革新的な商品とともに、その巧みなプレゼンテーションテクニックは 多くのビジネスパーソンにとって憧れであり、今後も長く語り継がれていくだろう。 本書は、スピーチやプレゼンテーションスキルの講師として年間200回もの講演をこなす著者が、 過去にジョブズが行ったスピーチやプレゼンテーションを徹底的に分析した上で、そのポイントを 平易な文章と図解・イラスト・写真でわかりやすく解説したものである。 一般にプレゼンが苦手と言われる日本人がジョブズのプレゼンのエッセンスを身に着けることを目的とした、 まさに日本人のために日本人が書いた解説書である。 ジョブズのプレゼンテクニックは決してカリスマ特有の奇をてらったものではなく、極めてプレゼンの本質を突いたものであり、 誰でも身に着けられることをぜひ本書で知っていただきたい。

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  • ハーバード大学史上最多の履修者を誇る人気教授マイケル・サンデルの話し方とは?
    3.6
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ハーバード大学の「正義(Justice)」の講義で有名となったマイケル・サンデル。日本でも東京大学などで講義を行う。その講義スタイルは受講者のみならず、教える立場の人からも絶賛されている。なぜ、彼の講義がこれほど人気があるのか? 本書は、スピーチや話し方の講師として年間200回もの講演をこなす著者が、彼の講義を徹底的に分析し、その話し方のポイントをわかりやすく解説したものです。巧みな質問で相手の考えを引き出す、相手の答えをわかりやすく言いかえるなど、マイケル・サンデルの話し方をまとめた一冊。

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  • 早く家に帰るための「仕事のルール」 絶対に残業しない仕事術
    3.6
    1巻1,300円 (税込)
    家族だんらん法だか、ホワイトカラー・エグゼンプションだか……とにかく「残業代」を払いたくない人がたくさんいることを、私たちは知ってしまった。そうは言っても、残業が多くても嫌であることも人の心。仕事と会社に時間を取られすぎるのは、あなたの人生の貴重な時間がもったいない。残業代を払う気がないなら、さっさと家に帰ってしまったほうがいい。考えてみれば、いわゆる「できる人」には、仕事を終えて帰るのも速い人が多いではないだろうか。実は彼らの仕事には共通した「ルール」があるというのだ。本書は、独自の「スピード仕事術」論に定評がある人気講師が、「早く家に帰る」ために実践すべき「仕事のルール」を説く。「仕事は12時で中断しない」「デスクにはハサミを3つ用意する」など、具体的な仕事術を教え、あなたの夢や目標への最短距離を示す。会社・仕事に無駄に時間を取られず、あなた自身の人生を充実させるための一冊!

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  • 言葉の罠
    3.5
    たった10秒で「人を動かす」7つの仕掛け!セールスのプロ、警察、政治家、宗教家が仕組む言葉のトリック。 1章 もし「恋」があやつられているとしたら?―二股言葉 2章 もし「忠告」が真っ赤なウソだとしたら?―毒針言葉 3章 もし「二枚舌」のさらに裏があるとしたら?―キャバクラ言葉 4章 もし「信頼」がつくりものだとしたら?―誘導言葉 5章 もし「意志」が筋書き通りにされていたら?―セールス言葉 6章 もし「感情」が利用されているとしたら?―暗示言葉 7章 もし「会話」がごまかされているとしたら?―かけひき言葉

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  • 強力なモチベーションを作る15の習慣
    値引きあり
    3.4
    ■大好評! リピート率92%! 超人気コンサルタントのセミナーを書籍化! 「やらなきゃいけないって分かってるけど、どうしてもグズグズしてしまう…」 「追い込まれないと、なかなかやる気にならない…」 など 本書は、そうした「どうしようもないグズ」のために 「やる気のコントロール法」を伝授します。 受講生に大人気の「モチベーション・コントロール」セミナー。 そのリピート率は、驚異の92%です。 人気の秘密は、いったいどこにあるのでしょうか? ■「4段階式メソッド」なら、誰でも「やる気」のコントロールができる! 「4段階式メソッド」とは、以下の4ステップのこと。 「自分の欠点に気づく8つの法則」を知る 「明確な目標を見つける7つのステップ」を実践する 「1分でモチベーションをピークにする10の方法」を使う 「ピークに高めたモチベーションを維持させる15の習慣」を身につける この「4段階メソッド」なら、誰でも簡単に「やる気」を高め、 維持させることが可能です。 ■著者は25年以上、「人財育成コンサルタント」として活躍し今までに、 のべ15万人のビジネスパーソンを指導。 NHKなど、テレビ出演も精力的にこなす実力派。 仕事、スポーツ、勉強、試験、夢、目標達成、ダイエット、 など何を成し遂げるにも、「モチベーションのコントロール」は欠かせません。 ぜひ、本書の「モチベーション・コントロール法」を身につけ 「グズな自分」にケリをつけてください。
  • 橋下徹のかけひきで負けない話し方の技術
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆橋下徹の人を引きつけ動かしていく話し方を徹底分析! ◆ 2008年の府知事選出馬から現在まで、何かと世間を騒がせる橋下徹氏の発言の数々。 マスコミなどに叩かれてもその相手を逆に批判したり、行政の矛盾を強い口調で指摘する。 そしてどんなに叩かれ、批判を受けても有権者からの圧倒的支持を受けている。 そこには人を引きつけ、動かす橋下徹独自の話し方の秘密が隠されている。 本書は、スピーチや話し方の講師として年間200回もの講演をこなす著者が、彼の会見やインタビューなどを徹底的に分析し、 その話し方のポイントをわかりやすく解説したものである。 また、ビジネスの場などでどのように使ったらよいか具体的例をあげて解説している。 かけひき、交渉だけでない橋下徹の話法のポイントを学ぶことができる一冊。

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  • 運命を拓く×心を磨く 中村天風
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大谷翔平も心酔 「人生を前向きに生き、成功させるための教え」 中村天風は、日露戦争で軍事探偵として働き、当時は死病とされた結核にかかるもインドでの修行で克服。帰国後、いくつもの会社の重役を務めたが、43歳のときに突如その地位や財を捨てて人々に「教え」を説いてきた人物です。彼が説くのは、自らが多くの困難を乗り越えてきた体験から得た「人生を前向きに生き、成功させるための教え」。松下幸之助をはじめ、原敬(元首相)、山本五十六(軍人)、宇野千代(作家)、広岡達郎(野球評論家)ら、各界の著名人たちがその教えを乞い、影響を受けています。 大リーグでMVPを受賞した大谷翔平選手が、渡米前から中村天風の書を読み、影響を受けていると公言して再注目もされています。 本書は、天風の教えを「人物論」に定評がある松本幸夫氏が解説。天風の生涯を通しながら、ビジネスや生活の上で彼の哲学をいかに実践していくかを、図を交えてやさしく綴っています。中村天風を知らない人にも最適な入門書。 読めば、天風を知るとともに人生を積極的に生きる力が湧いてくるでしょう。

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  • できるリーダーの伝え方&語彙力
    3.0
    「なぜ?」がわかれば人は動く!指示する・叱る・褒める・慰める・成長させる。5つのビジネスシーンで押さえておきたい「伝え方」、身につけておきたい「語彙力」。言葉の力を駆使すれば、部下が動く! 結果が変わる!・指示は「簡潔・明快」を徹底する・部下の言い訳・弁解には必ず耳を貸す・部下の「今」を褒めて、「将来」も褒める・落ち込む部下に「わかる、わかる」は禁句・「なぜだと思う?」――自分で考える部下の育て方・「一意専心」「一頭地を抜く」「率先垂範」……部下指導で使える言葉

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  • あなたの話の9割は相手に伝わっていません。
    3.0
    1巻1,210円 (税込)
    「伝わる話し方」がすぐに簡単にできる方法が詰まった1冊。累計部数は210万部、年間200回以上のセミナーを開催し、リピート率は92%を超える「話し方」の大人気講師が教える、珠玉のテクニックが満載。
  • たった5日間であがり症・話し下手でも「いいスピーチ」ができる
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あがり症だ、口下手だ、と感じているあなた。 「あがることは悪いこと」だと思っていませんか? それは間違いです。 実は、あがりはいいスピーチをするための、最大の味方なのです。 「人前に立つとしどろもどろ」 「頭の中が真っ白で何を話しているのかわからない」 「ヒザはガクガクして顔は赤くなる」 これは著者の若かりし頃の姿です。 あがっている状態を、普段の状態に戻す――。 これは無理です。あがりをゼロにすることは不可能です。 大勢の人が、あなたが何を話すのかと注目をしているのですから。 あがりをゼロにするのではなく、 あがりをコントロールする方法を紹介するのが本書です。 適度な緊張は、いいスピーチをするための必要条件なのです。 あがりをコントロールする方法を身につけた著者は、 人前で話すのが仕事になり、 研修講師として延べ20万人を指導するまでになりました。 本書ではそのメソッドを「5日間」に凝縮させました。 人を感動させるようないいスピーチをすると、 聞き手は握手を求めてきて 「元気をもらいました」「いい話しですね」「感動しました」と直接言ってくれます。 「あがり症の自分がここまでこれた!」という成長を実感できるようになります。 本書を読み終えた後、あなたはきっと 「あがりに感謝、ありがとう」と実感いただけるはずです。 この本と出会うことで、あなたはもう 「心臓ドキドキ・足ガクガク」から永遠にサヨナラできます。
  • 1分間読むだけで、仕事の疲れが取れる本
    3.0
    1巻1,056円 (税込)
    「20万人」がよみがえった! 努力不要、いますぐできる 元気な自分をキープする 一流人秘密の速効ケア法101 疲れのケア/怒りのケア/人間関係のケア ヤル気のケア/自己嫌悪のケア/不安のケア 回復力アップで、仕事に強い人になる!
  • 凡事徹底して自分に奇蹟を起こせ
    3.0
    1巻550円 (税込)
    松本幸夫氏は、中村天風師や安岡正篤師の人物研究をしていることもあって、全国各地から講演や研修に招かれる。そうした講演先で、「森信三先生をぜひテーマにしてお話していただきたい」という要望されることが多い。  松本氏は一時期、日本語教育に関係したことがあり、その当時芦田恵之助の名とともに、同氏の影響を受けた「教育家」として森の名を耳にした。そして、天風師と安岡師に共通する、ある「教え」を残していることを発見した。もちろん、「全一学」という森ならではの教えにも共鳴する部分は多かった。  よい教育者とは、わかりにくい内容を子供にさえわかるように「やさしく」教えるという。その点一つとってみても、森は一流の教育者と断言してよい。  森信三は、いわゆるアカデミズムの世界で知られた大学者というのではない。むしろ、あえて「平凡」に徹した偉人といってよい。森は平成4年に97歳で亡くなったが、その教えは、今でも教育界において、さらには市井の「凡人」の中に生き続けている。  森の教えというのは極めて具体的である。例えば、腰骨を立てろ、履物をそろえろ、立ったら椅子を中に戻せ、といった具合だ。高尚な理論の前に、「何をしたらよいのか」というレベルで教えは始まる。しかも、これは奥が深い。  「教育」というのは、何も学校教育ばかりではない。親として子供を教育しなければならないし、ビジネスにおいて部下の教育ということもある。さらにいえば、「教える」というのは一方的なものではなく、教えたつもりの側が、逆に教えられるということも多くある。  「物」から「心」の時代へということは久しくいわれてきている。物質文明、科学万能主義の時代は終わりつつある。「心」の時代には、多くの人が心の「羅針盤」を求めるものだ。天風師や安岡師の教えが再評価されているのもそうしたことと無縁ではない。宗教、自己啓発セミナーが盛んなのも同様の理由によるだろう。  一見「平凡」と思えることでも徹底し尽せば、人は変われるのである。  松本幸夫氏は、今までずっと「非几」な人を研究し、一歩でもそうした人に近づこうと努力してきた。二十代の頃は、能力開発の名のついた研修・セミナーなどを片っ端から受講した。それは、何とかして人よりも秀れよう、「非凡」な人になろうと考えていたからであった。できればグリーン車に乗り、スーパーシートに座り、一流と他人から認められたいという気持ちが強かった。ただ、一流と有名はイコールではない。もちろん、人格的にも優れた実力者が近くにいると、その言動はとても参考になる。  「人生二度なし」というのは森の信条であった。それぞれの人生を、より輝かせるために本書を活用してもらいたい。
  • 「幸福力」を高める生き方 中村天風名言集
    3.0
    1巻704円 (税込)
    人生は生き方ひとつで楽園になるんだ。蒔いた種のとおり花が咲く。感謝して生きると人生のスケールが大きくなる。健康も、運命も、心一つの置きどころ。読むたびに元気が湧き出る92の言葉。

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  • 仕事を遅くする7つの常識
    3.0
    解決法は「やめる」だけ。作業の速さより、段取りのうまさを求める。空白の時間を予定に入れて機動力を上げる。上司と仕事をしない、仕事と働く。仕事に嫌気を感じたらムリせず帰る。

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  • 相手を動かす会話術 すごい!コツ60
    3.0
    ビジネスで、日常生活で”嬉しい変化”続々! 仕事効率が10倍アップ! やる気・実力・好感度・人事考課・年収・自信……に「手応え」あり! 20代、30代で「伸びる人」の、これが、一生使える話し方・聞き方・伝え方です!

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  • 「複雑系とは何か」よくわかる本
    1.0
    1巻550円 (税込)
    昨今、「複雑系」という目新しい語が、マスメディアをにぎわすようになった。ところが、関連の書籍や記事等を読めば読むほど、ますます「わからなくなる」というのが現状だ。  複雑系とは、一言でまとめれば、新しい物の見方ということになる。といっても、全く新しい理論が展開されるというよりも、従来の様々な学問分野を「統一」するような物の見方といってよい。  物の見方、知の新しい枠組などというと、すでに用いられている「パラダイム・シフト」がある。ただ、そのパラダイム・シフトも狭い分野に限られた話ではなくて、物理学や生物学のみならず、経済学、社会学にまで拡がった想像以上の領域での「統合」であり「総称」ととらえて構わない。 本書を読んだだけで、複雑系の法則がわかると思われる方もいるかもしれない。 複雑系とは、「従来の法則が必ずしも当てはまらない」という特徴をもち、しかも「法則のないのが法則」というくらい、つかみどころのない性質をもつ。そこが、「複雑系とは難解だ」と思われてしまう一因でもある。複雑系を学んでいく上では特に、従来の学問、知識では対処できない部分が多く出てくる。だから、一度総てを捨てて器を空っぽにして「複雑系とは何なのか」を吸収してほしい。  複雑系を研究している学者の中で、特に複雑性の経済学で知られるのがブライアン・アーサー教授である。複雑系を専門的に研究している代表として、アメリカのニュー・メキシコ州に1984年設立のサンタフェ研究所があり、アーサーはここの教授である。教授はミシガン大学で数学の修士号、カリフォルニア大学バークレー校でオペレーション・リサーチの博士号を取得している。そのアーサー教授の説く中に「ロックイン」という考え方がある。今までの大量生産の時代に経済学者が考えたことは、商品は売れる数が決まっていて、収益も減少していくこと。あるいは「収穫逓減の法則」のように、農産物であれ商品であれ、収穫は減っていく、という“常識”があった。ところが、アーサー教授は、例えばハイテク産業の場合、従来の経済原理は全く逆になることを見出した。例えば、競合商品がほんの少しの何らかの「先行」によって、ほとんどの市場をおさえてしまうことをロックインという 「いま複雑系が新しいサイエンスのキーワードになりつつある」と立花隆氏も言っている。松本幸夫氏は、さらに新時代のサイエンスのみならず、「人生哲学」にまで通ずる何かがあると信じている。極端にいえば、複雑系とは私たちの人生をガラリと変えてしまうような理論であると松本氏は指摘する。 元来、名教育者とは、わかりにくいことをわかりやすく説くことのできる人だ。松本氏も教育者の一人としてのプライドをかけて、本書は、できるだけ「わかりやすく」複雑系を簡潔に説き進めた1冊になっている。
  • トポロジー入門 新装版
    -
    1巻6,600円 (税込)
    高校数学程度の素養をもった読者にトポロジーの初歩からその基本事項をていねいに紹介した最適の入門書.初学者が数学を学ぶ際にしばしば感じる困難に配慮して,論理的理解と直観的理解が並行して進むよう,親切な工夫が凝らしてある.将来の学習に役立つ基礎の深い理解が得られるだろう.章末に練習問題,巻末に解答を付す.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 運命を拓く×心を磨く 出光佐三
    -
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国内大手の石油会社創業者の逆境に負けない「志」の貫き方 混乱の時代に生きた「海賊とよばれた男」が教える攻めの心得 百田尚樹による小説『海賊とよばれた男』のモデルとなった出光興産の創業者、出光佐三。 彼の経営は周りの人々を驚かせ、時に国や政府から反感をかうこともあった。 しかし、「人のため」に信念を曲げず、それを貫いた。その姿はいつしか、人々の助けを得て会社を大きく成長させることになる。 本書では出光佐三の生涯をひもとき、人生や人間関係、ビジネスにおいて大事なことは何かを分析・解説する。

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  • ツキを呼び込む華僑商法100の法則
    -
    1巻550円 (税込)
    一般的な日本人の性格として、キチンと準備を整えた上で行動するという傾向があるだろう。たとえば、松本幸夫氏は、ビザの書き換えをする時に、キチンと全ての書類を整えて、自分の身分をハッキリとさせた上で出入国の管理事務所に行くというパターンをとる。ところが、欧米人や華僑は少し違うのである。とにかく「行動」が先というパターンが多い。ビザなしでも、身分がしっかりしていなくてもお構いなし。ゴーイング・マイ・ウエイというわけだ。 ある時、「松本さん、どうして日本人のビジネスをやろうという人は“資本がなくて”、“まだ十分たまってなくて”と、よく口にするのですか」と、華僑に尋ねられた松本氏は、答えに苦しんだことがあるという。「それは、何事にもキチンとしなくては気のすまない私たち日本人の性向でしょうね」と答えておいた。  華僑は、この点われわれ日本人と異なっている。つまり資本はあったにこしたことはないが、もしなくても全くお構いなしということだ。金があろうがなかろうが、とにかくできる商売からやっていく。これが華僑の商売魂といっても良い。何も立派なオフィス、秘書がいなくとも商売はスタートできるのである。日本にも、約8万人といわれる華僑がいる。彼らは、まさに裸一貫で日本に渡ってきて商売を始めたのである。もちろん、私たち日本人の欲望をうまく刺激して。そして、たとえば東南アジアにおいては生活の必需品、食料に関係している商売を支配してしまっているといっても過言ではない。「華僑がいなくなったら生きていけない人はたくさんいるよ」とは老華僑の言葉である。  華僑は、全くのゼロからのスタートで、大成功をとげている人が多い。そこには、きっと何らかの成功哲学・法則のようなものがあると松本氏は信じた。松本氏は、タイに在住し、そして調査・研究を続けていった。調べていくままに、大切なポイントを書き記していくと、ある法則にピタリとおさまった。  本書は、その華僑商法のエッセンスを、松本氏の体験もベースにとり入れながら、実践的に記したものである。どのようなビジネスを行なっている人であっても、必ず大きな参考になるはずだ。どのページから読んでも構わないが、守って欲しいことがある。それは、頭の中だけで理解するのでなくて、実行にうつしてもらいたいということだ。  本書の特徴は、全てを実行していくことで“華僑商人”といえる位の商売上手にあなたを変身させてしまう点にある。そして、ビジネスを行なっている人にも座右の書として、参考にしていただきたい。  華僑商法の研究は、社会に与えること、貢献する人になることである。本書が世に出ることによって、社会的なレベルでの成功者が次々に誕生するだろう。
  • 武田信玄のビジネス成功学
    -
    1巻550円 (税込)
    なぜ、今、武田信玄なのか?  それは、激動の現代が非常に「戦国時代」に似ているのではないかと思われるからだ。生き残る、というのは戦国の世の表現かもしれない。現代風にすれば、「出世する」、「成功する」、「願望実現する」ということになろうか。 そして、この現代版・戦国の世に生きていたなら、間違いなくリーダーとなったのが信玄であると松本幸夫氏は信じる。 信玄といえば、坊主頭で、大声で号令する豪胆な人物を想像するかもしれない。  しかし、彼が、もしそれだけの単純な人物であったのなら、戦国時代には生き残れなかった。つまり、信玄は、豪胆さの他に、非常に細心に注意のはらえるデリケートさをも持った人物なのである。それは何も武力のみではなく、判断力、情報収集力、人心のとらえ方、人生折学等々、あらゆる分野におけるリーダーの要素を彼は備えていた。 もし、織田信長にあと少し「用心」という意識があれば、天下の動きは変わっていただろう。あるいは、戦国時代以外でも、凶刃に倒れた坂本竜馬が、身近に剣を置くという「用心」さえすれば、明治維新も変わったと思われる。  現代でも、企業戦国時代ともいえる環境では「用心」する者こそ生き残れるのである。そこで、武田信玄の用心深さに学びたい。  ただし、松本氏の勧めているのは「憶病」というのとは異なるものである。憶病さは敗北を呼びこむが、用心深さは勝利を呼び女神ともなる。ここぞという時、環境に身を置かれた場合には、情報判断力を用いて、十分に用心して生き残っていただきたい。 また、信玄は、当時の戦国大名の中では、非常に「進歩的」な者であったのだろう。武の世界だけでなく趣味の世界でも一流が望ましい。文武両道ということであり、単なる武人でなく、趣味・教養を含めた全人的な完成を要求されている。  16世紀から姻年の時空を超越して、武田信玄式願望実現のパワーを届ける本書は、単なる知識を伝えるためのものではない。あくまでも、あなたが日々の生活の中で実践していく中で真価を発揮できるようにするための「実践の書」である。 武田信玄について詳しく知りたければ、歴史書を調べれば、いくらでも「知識」を得ることは可能であるが、その信玄が作っていった歴史の中から、何を取り出し、そしてどのように日常に応用していくのかを知るのは易しくはない。  本書は、武田信玄という秀れた戦国武将の生きざまの中から、私たち現代人が見習って成功者になるためのエキスを取り上げたものである。  武田信玄式、願望実現法である。  あなたも本書を実行して、武田信玄実践家の一人になってもらいたい。
  • 中村天風に学ぶ真健康の知恵
    -
    1巻550円 (税込)
    何か嬉しいことがあった時に、それまで体調が悪かったのに急によくなった経験がないだろうか。  健康に目を向けるという意味では、健康法がブームになるのは好ましい。だが、一種の「健康でなくてはならない」という強迫観念、いわば「健康教」のようになったのではどこか釈然としないものが残る。身体的、精神的、社会的に良好な状態にあってこそ「真の健康」であるというのは、WHO(世界保健機構)の定義である。つまり、心と身体、そして仕事やプライベートな面でもバランスのとれた状態にあってこそ真の健康である。  松本幸夫氏が主張したいのは、現代人の健康観というのは、あまりにも肉体、身体に偏重してはいないか、という点だ。とくにポイントになるのは、身体と精神、心の調和がとれてこそ、われわれは、ストレス過多ともいえる社会を生き抜くことが可能になるということだ。  先述したWHOの健康の定義にしても、まず心と身体の調和をとることが先決だ。そうすれば、社会生活も良好になっていくものである。 「病は気から」というのは「健康は気から」といいかえることもできる。  中村天風先生は、「病は忘れることによって治る」と喝破した。しかも、自身の死病克服による体験から、どのようにしたら病を忘れることを、自分で説くことを決めた。天風先生の心身統一法は、どうすれば真の健康が得られるのかを詳細に説いている。本書では、松本幸夫氏自身のヨガ体験、インドの哲学、アーユルヴェーダ、陰陽哲学などに触れながら、天風流の心身健康の知恵を紹介していく。  本書で一番強調したかったのは、「健康は土台」「健康からはじまる」ということである。つまり、健康になることが目的なのでなく、健康な心身を土台にして、何かをしていくのが人として生まれた使命であろう。だから、本書は読めば終わりではなく、ここから始まるのだ。  英語で、卒業式のことをコメンスメント、つまり始業式という。学業を終えて、実社会でのスタートを切る記念すべき式、というわけだ。同様に、健康な心と身体をまず手にして、そこから世のため人のため、自分の「天職」をみつけ、人類の進歩、向上に尽力していくことが望まれる。身体だけでなく、心をも含めた健康を「真健康」という。さらに、健康を土台にして何かを成していくという意味も、「真健康」に含まれる。  ブームに惑わされずに、真健康への道を、本書を読むことをきっかけにして突き進んでいってほしい。
  • 「感じがいい」と言われる人の話し方
    -
    1巻550円 (税込)
    あなたは、もしも自分がもっと頭がよかったら、もっと能力があったのなら、いろいろなことがうまくいくはずなのに、と思ったことはないだろうか。松本幸夫氏も、以前はそう考えていた時期があった。しかし今では、むしろ、「感じがいい人こそ、仕事や人生がうまくいく」のだと思うようになったという。  いくら能力や技術、知識が人よりも優れていても、他人の「協力」なくして、人生はうまくいかない。職場でも、プライベートでも成功できている人はみな、周囲が「あの人のためなら」と力を尽くしてくれるくらいに、信頼されているのだ。 「感じがいい人こそ、うまくいく」という話で、松本氏には思い当たることがある。 新入社員時代の頃、松本氏は、研修企画の営業をしていて、様々な会社の人と会った。製薬、電気、保険、銀行、官公庁……。業界について相手の方が知識を多く持っているのは当然として、さらに松本氏の専門の研修についても相手がよく知っていたりした。  そんな人々を相手にしていて、「この人は感じがいいな」とか、「いやな感じの人だ」と新人の松本氏は直感的に判断していた。面白いもので、そのときに「感じが悪かった人」というのは、何十年後かに、その会社や業界に「いなくなっている」ことが多くあった。一方で、「感じがいい人」というのはみな、例外なく「偉く」なっているのだ。あの人は本部長、あの人はついに社長というように、面白いように出世していった。  もちろん、出世ばかりではない。感じがいいと、周囲の人も心がなごむし、楽しい雰囲気の職場づくりにも、一役買うことができる。つまり、結果として楽しい。なごやかなムードの中で仕事ができるので、必ず生産性も上がる。 「楽しく仕事ができる」って、理想だと思わないだろうか。また、感じがいい人のまわりには、自然と人が集まる。「あの人と話していると、なぜか楽しい」とあなたを慕う人が増え、友達もできれば、人間関係でも悩み知らず。こう言うと、「でも、僕は特別に明るくないから」、「私は話ベタだし……」などと思う人もいるはずだが、心配はまったくいらない。  本書では、「誰でも感じがいい人になれる話し方のコツ」を紹介する。特別な訓練が必要なものではなく、明日からでも試せるちょっとしたコツばかり。本書のノウハウを実践して「感じがいい人」になれば、仕事も、プライベートも思いのままになるのが実感できるはずだ。
  • 仕事で疲れたら1分間だけ読む本
    -
    1巻550円 (税込)
    「会社を辞めたい」と思ったことがある人、79%。これは、松本幸夫氏が、2009年に入って研修受講者1000人にアンケートした数字だ。 これを見て、あなたはどう思っただろう?「やっぱりなあ」と共感しただろうか。「そんなにかあ」と驚いただろうか。どちらにしても、続いてこうつぶやいたに違いない。「でも簡単には辞められないよ。現実は厳しい」と。辞められない中で、仕事に疲れ、会社に嫌気がさし、自分自身に煮詰まっている。そんな人が100人中79人、つまりサラリーマンの大半を占めているということだ。では、私たちはどうすればいいのだろう。  松本氏は、少々乱暴だが、こんな言葉を贈る。「さあ、ここから出て行こう。生きるためにな。ここから動かない人問は2種類だけだ。もう死んだ人間と、これから死ぬ人間だ」  これは、第二次世界大戦最大の作戦といわれるノルマンディ上陸戦で最悪の死亡率を記録したオマハ・ビーチで、連合国のある指揮官が、ドイツ軍の激しい射撃に臆する部下を鼓舞した言葉だという。  われわれは、辞められなくとも、とにかく行動をしなければならないのだ。でなければ人間として生き延びられない。でも、どう行動すればいいのだろう。  松本氏は、人材育成やタイムマネジメントなどのビジネスコンサルタントとして、のべ15万人以上のビジネスパーソンに接してきた。そして最近、そこから「できる人間の法則」を見いだした。それは、「多様なビジネススキルを持つこと」でも、「上手な転職」や「強力な人脈」でもなかった。 「どんな状況にあっても自分自身のケア(手当て)ができること」だったのだ。パッと立ち直れる回復力があるということである。心を安定させる小さな工夫を欠かさないということだ。人間関係に傷つく弱さがあっていい。上司と衝突する意地も結構だ。自己嫌悪に陥る迷いがあってもかまわない。  ただ、「できる人」は、傷ついたり、ぶつかったり、迷ったりした時に、必ず自分を手当てしている。そして、心をこまめに回復させている。それに対して、できない人は、自分を放置したまま突き進む。そしてストレスをため、能力が発揮できなくなり、疲れ果てて大事な決断を誤るのだ。  松本氏のモットーは、「簡単にできないことは意味がない」である。誰でも、いつでも、すぐに使える方法こそが大事だと思っている。その見地から、1分間もあればできる努力不要の自分ケア方法を集めたのが本書だ。  また、松本氏は、心と体はつながっていると思っている。心を癒すには体を刺激すべきだし、体の疲れを取るには心に働きかけるべきだと考えている。ぜひ、本書の方法を気軽に実践してほしい。  がまんして毎日暗い気持ちで生きるのをやめよう。いきなり爆発してスピンアウトするのも賢明ではない。こまめに自分をケアしながら、一歩一歩進んでいこう。  いつかは好機がくる。そのうち自分が育ってくる。明るく希望をもって、この時代を乗り切っていこう。そして、成功への扉を開いてもらいたい。
  • 「1秒」の小さな習慣が人生を変える
    -
    1巻550円 (税込)
    松本幸夫氏は、これまで27年間、延べ30万人以上の人材育成に携わり、多くの成功者や一流の経営者と出会ってきた。その中で、人生を好転させ、ビジネスでもプライベートでも充実した日々を送っている成功者には、ある共通項があることがわかった。  本書には、その成功者たちが実践している、「1秒」あればできる、もしくは「1秒」で考え方が変わる、80の「ちょっとしたこと」が集められている。 本書に興味を抱くあなたは、今の自分の人生に、何かしらの不満を感じているのかもしれない。例えば、仕事が忙しくてプライベートの時間がとれない。思うように給料が上がらない。職場の上司と馬が合わない。恋人やパートナー、家族との人間関係がうまくいかない。 本当にやりたいことが見つからないなど、誰しも人生における悩みはつきないものだ。  人生を変えたい、もっと稼ぎたい、もっと幸せになりたい、そう願う人は多いだろう。  しかし、人生を変えるためには、何か大きなことを成し遂げなければならないと誤解されている方が多いのも事実だ。  人生とは“今、目の前にあること”の連続。あなたの人生を変えるタイミングは、今あなたが存在するその瞬間なのだ。  今のあなた自身を「1秒」で変えること。それは、あなたの小さな習慣を変えていくことにほかならない。実のところ、「納得のいく人生を歩む人」と「そうでない人」の問には、この「小さな習慣」の積み重ねという差しかない。学歴も、才能も、容姿も、資産も関係なく、人はいつでも人生を変えることができるのだ。  あなたには、即断即決のできるビジネスパーソンになってほしい。だからこそ、基本は「すぐ行動すること」であり、答えも「1秒」でパッと出す人間になってほしい。もちろん「やります」だけではなくて、「やらない」というノーも、「1秒」で口にするのだ。  また、勇気というのは、ただ心の内側で持っていても、周囲にはわからない。勇気は、その人の行動で判断され、強いリーダーは、勇気を行動で示すことができ、すべてを率先して、自分から行動を起こすことができるのだ。 本書で伝える「1秒」で人生を変える習慣を身につければ、誰でも納得のいく人生を送ることができる。  人は「1秒」で変わることができる。人生の流れを変える「1秒習慣」のスイッチを押すことができれば、そこからあなたの人生は、必ず好転しはじめていくだろう。
  • そうか、こんな手があったのか! 1分間を10万円にする時間力
    -
    1巻550円 (税込)
    松本幸夫氏が、タイムマネジメントや仕事術をテーマにした研修指導を始めてから大分、時間がたち、かれこれ20年近くになる。  この間に、松本氏自身の研修指導のスタイルは、教えることから考えさせることに、さらには共に考え、そして今では松本氏自身が受講者から教わるような形に変化してきた。  以前は、時間活用のスキルそのものがあまり世間に知られていなかったので、それを伝えていけば十分だった。たとえば「優先順位はこうつけましょう」とか、「スキマ時間はこう使え」とか。しかし、今は皆勉強していて、かなりレベルが高くなっている。 今のニーズは、「自分が仕事やプライベートで活かすなら、どうしたらいいのか?」を知ることだ。この時世、この景気であり、ズバリ、「お金を稼ぐためにどのように時間を活用したらいいか」を知りたい人が多いのではないだろうか。  しかし、企業の中での研修指導では、制約があり、そこまで露骨に、金儲けだけに特化した中身を伝えられない。  そこで松本氏は、本書で稼ぎを飛躍的に変えてしまう時間活用法をあなたに伝える。アイデアのすべてを考え出して見ることがここでの肝心で、「思考の枠、スケールを拡大してみる」のがまず大切だと松本氏は指摘する。さらに、考えずにマネていくうちに、「もしかしたら、このように考えているのではないか?」という考え方の差にまで思い至るときが必ずやってくる。われわれは、「大きな差」を考えがちで、「何とかして成功法則をつかもう」と肩に力が入るものだが、本当の差は、思考のスケールも大切であるし、もうーつは、日常の習慣にあることに気づくだろう。それは決して大きなことではなくて、小さなことだ。松本氏が、特に強調していることは「小さな習慣」なのだ。ライバルがいたとしまして、差をつけるのは、小さなことをやっているかどうかだけといってもいいのだ。  知りたいでしょう? イエスと答えた方に、その具体的なハウトゥドゥを伝授する。といっても、人の2倍3倍働いたとしても、稼ぎを1分間10万円にはできない。2倍にできたとしても100倍にするのは簡単ではないだろう。しかし、現実に「あなたの100倍の時給の人」は存在している。  どこにあなたとの差があるのだろうか。どうしたらあなたがそうなれるのだろう。  1分間を10万円にする、これから、その魔法の扉を開いていく。変わるのは今からだ。  あなたはかならず劇的に飛躍できる。時間は平等、されど時間の使い方1つで、差は100倍、1000倍にもなる。時間力を磨けば稼ぎが変わる。
  • 納得しないと動かない症候群
    -
    1巻550円 (税込)
    世の中がおかしな方向に向かおうとしている。  松本幸夫氏は、人財育成コンサルタントとして、また作家として、さまざまなところで講演やセミナーを開催し、27年以上にわたっていろいろな企業の新入社員研修を行ってきた。最近になり、この病的ともいえる症状を目にするようになった。ある研修でのことだ。 「では、これから10分間休憩に入ってください」  そう言ったあと、松本氏は自分の目を疑った。誰も席から離れようとしない。しかも、シーンと黙ったまま。なぜ休憩だと言っているのに、席を立つ人が1人もいないのか……。 「まだまだ研修は続きますので、今のうちにトイレに行ったり、自動販売機で飲み物を買ったりしておいたほうがいいですよ」  そう言うと、ようやく1人、2人、3人と席を立ち、続けて全員が動きだした。些細な出来事かもしれませんが、松本氏の心の中になんともいえない不安を抱かせた瞬間だった。  そしてその後、幾度となく同様の経験をした。例外と思いたかったが、これだけ繰り返されると、もはや若者特有の気質としかいえないのではないか、とも思えてきた。  なぜ、誰も動こうとしないのか? 松本氏は考えたが、答えは出なかった。  そこで思いきって、受講者に、「なぜ休憩しようとしないのですか?」と聞いてみた。 「なぜ休憩しなければいけないのか、よくわかりません……」 松本氏は、その答えの衝撃で思わず尻餅をつきそうになった。これまで、若者に対して「なぜだろう?」と思ったことをいろいろ思い返してみて、このひと言ですべてが腑に落ちた。  松本は、この症例に名前をつけて徹底的に研究することにした。 “納得しないと動かない症候群”  研究を進めれば進めるほど、松本氏は、暗澹たる気持ちになり、彼ら自身や日本の将来を憂いた。なぜなら、この症候群が蔓延すれば、道徳的価値観や上下関係といった日本らしい慣習がことごとく破壊され、合理主義と怠慢がはびこるとんでもない国になるからだ。  また、会社組織やビジネスにおいて考えたときも、松本氏にはどうしても明るい未来が見えない。  本書では、“納得しないと動かない症候群”の症例や恐ろしさ、処方箋などを松本氏の体験と研究をもとに伝えていく。“納得しないと動かない症候群”というフィルターを通して「若者」を眺めることで、これまで無意識レベルでしか認知できなかった問題がはじめて顕在化し、対処できるようになる。
  • 片づけられないアナタを変える50の言葉
    -
    1巻550円 (税込)
    1つの言葉との出会いが、人生を変える。  そんな、まるで魔法をかけられたような感覚を、松本幸夫氏は経験してきた。ぜひ、あなたにも体験してほしい。その想いで、本書は書かれた。  本書は「片づけができない人」に気づきを与える言葉を厳選しまとめた。「私は一生片づけができないかもしれない…」というのは、あなたの思い込みにすぎない。人間は考え方が変わると、行動、習慣が変わる。行動、習慣が変われば、人生が本当に変わる。  松本氏は、人財育成コンサルタントとして、のべ15万人のビジネスパーソンを指導してきたが、その中で気づいたのは、「仕事ができる人」はみな「片づけができる人」だということ。なぜ、「仕事ができる人」は、「片づけ上手」なのだろうか? 部屋の状態は、そのままあなたの心の状態を表しているのだ。部屋や机の上がグチャグチャという人は、基本的に心が乱れている。 だが、これは見方を変えるとチャンスかもしれない。なぜなら、「居は気を移す」というように、部屋をしっかり片づければ、心も自然と安定してくるということ。環境を変えれば、心の状態も変えられるということだ。 つまり、片づけさえできるようになれば、心が安定し、その結果として、仕事、人間関係、恋愛など、人生がすべてうまく回りだすのだ。  片づけは、最も簡単に人生を変える方法。片づけ上手になるために欠かせないものは「マインド」と「スキル」だ。思い込みや先入観を捨てなければ、何を学んでもムダということ。まずは心の中を空っぽにしてほしい。片づけは、あなたの心を空っぽにすることから始まるのだ。  本書は「マインド編」「スキル編」に50の言葉を分けた。2日間であなたを「片づけができる人」に変えるセラピーになっている。   実は、松本氏は、小さい頃から極度の「あがり症」に悩んできたが、彼を変えたのは、セミナーでのある一言だった。 「あがるのは、実はいいことなんですよ」 「あがること」イコール「悪いこと」としか考えていなかった松本氏は、その言葉に衝撃を受け、と同時に、今までの考え方が根底から崩れた。「いいことなんだ」と考えられるようになると、次第に松本氏の行動は変わり、少しずつ、人前で話ができるようになった。 たった一言。 その言葉の魔法によって、松本氏の人生は大きく変わった。あなたの人生も、たった1つの言葉との出合いで変わるはずだ。きっと変えられる。本書が、あなたの実りある人生に必ず役立つ。
  • 超強運 ―─あなたの運を呼びこむ70の法則
    -
    1巻550円 (税込)
    超強運の持ち主になれる、具体的方法を伝えるのが本書のテーマ。だが、運というのは、自分ではどうにもならないのでは? 何か特別な能力がいるのでは? 本で読んだだけではどうにもならないのではないか? といった疑問もあるだろう。  安心して下さい。 あなたは超強運の持ち主に必ずなれる。  運は、自分で呼びこめるものだし、特別な能力も必要ない。運は「本を読んだだけで」も良くなっていくのだ。  世のなかには、原因と結果の「因果の法則」以外に、運を良くするために欠かせない、シンクロニシティという「法則」が存在する。これさえ知っていたなら、あなたは自分に強運を呼びこむことが可能になり、間違いなく強運の持ち主になれる。また、自分なりのパワースポットを持つのもいい。何も寺院ばかりがパワースポットではない。高層ビルや東京スカイツリーであったとしても、そこに行けば、安心できる、心が晴れやかになる、力がみなぎる、のならいいのだ。松本幸夫氏も、「癒し」のスポットを、何か所ももっている。松本氏は、20代後半から、いわば、フリーの仕事をしてきている。が、仕事で「このままだと大変」な状況となっても、必ず、不思議と「運」が向いて助かったことは、何回もある。これは、自分なりのパワースポットで「運をチャージしてきた」おかげであると、今は確信しているという。実は、パワースポットというのは、運というパワーを身につけられる場所なのだ。「あの場所に行った後、すごく運気が上昇した」「帰ってくると、いいことばかりが続く」というのが「本物」なのだ。ぜひとも、あなたのパワースポットを見つけ出し、常に運を蓄えておこう。  良いことも悪いことも続けて起こる。これが、本書で述べる基本法則。  良い考え、良いことば、良い出会い、そして良い行動。良いというのは、強運を呼ぶためにだ。これができれば必ず、あなたには「良いこと」が起こる。だから、なぜ本書を読むことによって、強運の持ち主になれるかハッキリするだろう。運を強くする本→良い運という流れができるからだ。 「能力」は最低限の強運づくりの必要条件だが、本書で述べる「強運を呼びこむ方法」も併せたことによって、その運が松本氏にベストセラーを呼びこんでくれたという。ヒット作というのは、特にタイミングが大きくものをいうが、これは「超強運」を手にするためには欠かせない要素だ。ぜひ、あなたも本書を読んで、“超強運”をつかんでほしい。
  • 効果的な超学習法 ─―人材育成のために
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    1巻550円 (税込)
    「病は気から」というフレーズがあるが、松本幸夫氏は、それは、学習法においても当てはまると考えている。つもり、学習する時に、「頭・身体・心のバランス」がとても大切であると指摘する。 身体のどこにも異常がないとしても、心が不安定だったり、心配ごとがあったり、何かに恐怖したりすると、マイナス感情でいっぱいになってしまい、その人は本当の意味で健康体とはいえなくなる。そうなると、いかに頭がよくて「知力」があったとしても、高熱があったり、頭痛がしたり、体調が悪かったりすると、本当の実力は出せないものだ。もちろん、心が乱れていても力は出せない。学生時代のテストの時間を思い出してもらいたい。問題を一番から順に解いていったところ、三番目の問題がすぐにはわからない。ああでもない、こうでもないと頭をひねっているうちに時間切れ……。ところが、四番目や五番目の問題を見るとすぐにできるものばかり。しまったと後悔したようなご経験はないだろうか。あるいは、同じ時間学んでいくのであっても、似たような文系の科目ばかりやるよりも時に理数系の科目を混ぜたほうが能率が上がったという経験はなかっただろうか。  松本氏は、これまで能(脳)力開発を専門に研究してきたが、「学び方」、「勉強法」によって能率がずいぶん違ってくることに最近気がついた。学生時代のテストに限ったことではなく、ビジネスの場においても、「学び方」「勉強法」のコツを知ってこれを実践していくことは重要なことではないだろうか。  松本氏が、本書の中で繰り返し述べているのは、いかに心を安定させ、集中力を高め、学習効率を高めていくかということだ。そのため、呼吸法や食事法や睡眠法にも言及しているのは興味深い。 新しい観点からの学習法として、本書の中でキーワードになるのは、「頭・身体・心のバランス」だ。学習というのは、決して頭脳だけで行うものではない。その人の性格・気質・心とは切り離せないものなのである。 また、松本氏は、学習技法だけでなく、広い意味での「人の生き方」にまで本書で触れている。睡眠、食事、生体リズムということに結び付けた「人間」の学習の仕方を述べているのは、いかにも松本氏らしい。 学習法というのは「人生の一部」であり、極論すると学習とは人生である、と松本氏は考える。学ぶというのは絶えず成長することであり、人生で成長を望む人はすべて、学習と重ねて人生を考えるべきであり、学習することそのものは目的ではなくて手段であるのだ。何のために学習していくのかということを、再度自問してもらいながら読み進めたい一冊だ。
  • ドナルド・トランプ 強運をつかむ絶対法則
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    1巻1,386円 (税込)
    2016年11月、アメリカ大統領選においてドナルド・トランプの当選が確定した。「不動産王」「ビリオネア(億万長者)」「アメリカン・ドリームの体現者」と言われたトランプだったが、日本でのトランプのイメージは「暴言王」「差別主義者」等ではないだろうか。逆風の中で、彼が勝てた理由は何か。著者が長年研究してきたトランプの無視できない力が、強運をつかむ力である。成功が成功を呼び、人を集め、さらなる影響力を持つ…それが「強運」なのだ。●強運を生み出す「大きく考える力」●強運を強める「戦う力」●強運を集める「情熱の力」●強運にレバレッジをかける「逆境力」●強運で人生を変える「チャンスをつかむ力」。トランプの思考と行動を徹底的に分析し、彼の強運をつかむ法則をまとめた。
  • 片づけられないビジネスパーソンのための 1分間整理術
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    松本幸夫氏は、今まで25年間で30万人以上のビジネスパーソンを指導してきたが、その悩みの中で最も多いのが、「とにかく片づけられない」ということだ。  残念ながら、身のまわりを整理できない人というのは、ほぼ例外なく、仕事ができないし、人生もうまくいかない。あなたにも心当たりはないだろうか?  机や部屋が汚い……。よく遅刻をする……。仕事の段取りが悪い……。アイデアがまとまらない……。人付き合いが苦手……。お金が貯まらない……。よくカゼをひく……。  こうした人たちを、どうやって「仕事ができる人」、「人生がうまくいく人」にするかが、長年の松本氏の課題であった。  そして、試行錯誤して生まれたのが、本書で紹介する「1分間整理術」だ。  今までにたくさんのビジネスパーソンを指導してきて気づいたのは、「仕事ができる人」、「人生がうまくいく人」は、上手にものを捨てているということだ。  不思議なもので、人間は一つのものを捨てれば、また新たなものが一つ手に入る。あなたがもし成長を続けたいと思うのであれば、古いもの、必要のないものはドンドン捨てていくしかない。「まずは、ここのスペースだけでいい」と場所を決めて、片づけてみよう。もしくは、「今日は1分間だけ」と決めて、その時間内でできることを、とりあえずやってみよう。すると、いつの間にか、机や部屋がすべてキレイに片づいているはずだ。  人間は、手持ちできる荷物の量は限られており、これには、たいして個人差はない。  とにかく、本書に書いてあることを、まずは1分間実践してみよう。本書に書いてあることは、今日からすぐに実践できることばかりですし、特殊なことは一切書いていない。そして、その効果はすでに30万人のビジネスパーソンが実証済みだ。  実践してもらえれば、きっと、あなたの「仕事」や「人生」が好転し始めるはず。  第1章は「机・部屋」の整理術で、机や部屋の「ムダなもの」を捨てるテクニックを解説。第2章は「時間」の整理術で、効率よく時間を使っていくためのテクニックを解説。 第3章は「仕事」の整理術で、仕事をスピードアップざせていくためのテクニックを解説。 第4章は「情報」の整理術で、効率的な情報処理のテクニックを解説。 第5章は「人間関係」の整理術で、円滑なコミュニケーションをはかるためのテクニックを解説する。 本書は、ビジネスパーソンにとって大きな武器になるので、ぜひ実践してみてほしい。
  • 仕事に役立つインド式計算入門
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    あなたは、「数字」や「数学」に対して、何らかのコンプレックスを持っているだろうか? 「数字」や「数学」が苦手なのは、何もあなたが悪いわけではないと松本幸夫氏は考える。 詰め込み式の教育を受け、「数学」の楽しさを学んでこなかったわけだから、それはむしろ当然のことではないだろうか? 苦手意識を持っているのは、何もあなただけではない。 松本氏が、初めて海外に出たのはもう30年前になるが、訪れた国はインドだった。その際に、インド人が独特の「数の数え方」や「計算方法」を知り、非常に衝撃を受けた。 数学嫌いの多い日本人が「インド式計算」に興味を持ち、計算を少しでも楽しもうとする傾向が出てきたことを、松本氏は歓迎しているが、1つだけ不満がある。 それは、ビジネスパーソンはすでに「計算」を楽しむ段階ではないということだ。もし、あなたが小学生や中学生であれば、計算を楽しむだけでもいいだろう。だが、ビジネスの世界では、いかに使える「計算方法」を学んだとしても、それを仕事に活かせるまでに使いこなせなければ、意味がない。 松本氏は、企業向けのセミナーも含めて、年間200回以上のセミナーをこなすので、数多くのビジネスパーソンと接する機会があるが、その中で、計算の速い人ほど素早い決断ができるということに気付いた。 ビジネスは「意思決定」の連続。目の前に出てくる数字に敏感に反応し、素早く行動しなければ、もはやビジネスの世界では生き残れない。高度経済成長時代が終わり、今後の日本は人口も減少していく。そうした大幅な売上アップが期待できない中で、企業が生き残っていくためには、社員1人1人が貪欲に利益を追求していく必要がある。そのためには「会社の数字」に精通し、迅速な意思決定をしなければいけない。経理の人間だけが、数字を把握しておけばいいという時代は終わったのだ。 だが、そうは言っても、潜在意識にまで刷り込まれた「数字が苦手」という意識はどうしようもなく、それを克服するために最適なのが「インド式計算」なのだ。インド式計算は、楽しみながら「数字に対する感覚」を身につけることができる。普段と違う計算方法を使うため、頭の体操になるし、脳を鍛えることにもつながる。IT業界を支えるインド人のような「鋭い数字感覚」を本書で身につけ、それを自分のビジネスや生活に活かしていこう。本書を読み終わったら、「あらゆる数字」を「インド式計算」で解いてみることを習慣づけてみよう。
  • 世界を股にかけた「信念の実践家」 桜沢如一の自由人思想に学ぶ
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    1巻550円 (税込)
    健康になりたい、幸福になりたいというのは、時代を越えて万人に共通の願いと言ってもよいだろう。この「健康と幸福」の道を、世界を股にかけて説き続けた「巨人」が、桜沢如一だ。  最近の傾向としては「生き方」に直結するような内容が強く求められている。「人間研究」をテーマとしたものが、松本幸夫氏の出版物の中でもファンが多く、本書もその一冊だ。  桜沢如一のことを全く知らない方は、いったいどんな人物だったのか、ということを知る位のつもりで読み進めていって欲しい。すると、なぜ松本氏が、が知られざる「巨人」と言ったのかがわかってもらえるであろう。  桜沢は、自らの人生哲学を「無双原理」と称しており、そこには中国の「易」「陰陽」といった思想が底流にある。そして、東洋哲学、文化を西洋に紹介したという意味では、決してオーバーでなく、岡倉天心に匹敵するだけの業績がある。  桜沢は、フランス語をほぼ完璧に使いこなした(しかも独学独習で)。ヨーロッパに無双原理を広めようとシベリア鉄道でパリに入り、わずか200円で生活をしながらフランス語で論文を書いたのが、世界に桜沢の名が知られる土台石となった事である。しかも桜沢の説く「食」は、ほとんど食費のかからない利点があり、それを自ら実証していったのである。  フランスのみならずアメリカからアフリカ、アジアの各地に至るまで、桜沢は自ら乗り込んで、「自由人」として生きたのである。  新しい時代のキーワードとして、次の「3K」があげられることがある。それは「国際化」、「共存共栄」、「(社会)貢献」である。国際化というのは言うまでもなく、ビジネスにおいては一国内ではなく、世界的な規模での活動ということになる。もちろんここでもビジネスとか経営というのはそれに限らない。文化交流や環境問題、政治等、全てを含めての「国際化」であり、「共存共栄」ということだ。  そして「貢献」である。これは、営利を広く社会に還元する活動ということだ。個人においては「奉仕」と言い換えても構わない。 「国際化」と叫ぶ人は多いが、実際に行動の伴っている人というのはそう多くはあるまい。 また、桜沢は、自らの信念の「実践家」であり「行動人」であったと言ってよい。  桜沢は多芸・多才の人であったが、そこには「あらゆることを勉強し、全てのことに通じ、人のために尽くしなさい」という若くして亡くなった母の教えがあった。親の愛とは何かについても、桜沢から学ぶことは大きい。  知られざる偉人、自由人として生きた桜沢如一のことを、一人でも多くの人に知ってもらいたい。本書が、読者の心の支えとなることを願う。
  • 通勤大学文庫 通勤大学人物講座3 マーフィーの教え
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    1巻550円 (税込)
    成功法則の先達として知られる“マーフィー”こと、ジョセブ・マーフィーは、この分野では知らない人はいないくらいの巨人であり、現在、巷で提唱されている“願望実現法”の基礎を築いた人物である。  彼の教えの中心概念は、『誰でも、生き生きとイメージしたことは実現する』という非常にシンプルなものであり、そのシンプルさゆえ、時代を超え、地理的な壁を超え、広まった。  しかし、一方で、そのシンプルさゆえの裏返しとして、マーフィー理論を正しく使うことができず、せっかくの魔法の杖を間違って振ってしまう人が後を絶たなくなってしまったのも事実である。  実は、松本幸夫氏もその一人であった。  自分の欲しい物、なりたいもの、仕事の成功、……、本で読んだマーフィーの教えにしたがって、生き生きと自分の願望をイメージしたつもりになっても、効果が思うようにみられなかった。なぜ、効果がみられなかったのか。その疑問を解決すべく、膨大なマーフィーに関する資料を読み、研究を重ねていくうちに、そこにはあるキーワードが存在することがわかった。  そして、そのキーワードにしたがってマーフィー理論を読み解いていくと、そこには願望実現のための、厳密だがシンプルな法則が存在していることがわかったのである。マーフィーの理論においては、「計画」「方法」「手段」というのが「ない」のではなく、「任せて」しまうということだ。では、何に任せるかというと、その相手は、「宇宙」「神」「仏」「潜在意識」と、何と呼んでも構わないが、「小さな自分の力でない大いなる力」である。マーフィー理論では、これを「潜在意識」ということが多い。 そして、キーワードは、『潜在意識へ刻印したことは実現する』ということであった。  松本氏は、この法則が理解できてから、願望はおもしろいように実現していった。それは、仕事での成功から、欲しい物を手に入れることまで多岐に渡った。  結局、ほんの少し補足するだけで、マーフィー理論は恐ろしいまでの効果を発揮するということが、わかったのである。  そこで、松本氏は、潜在意識への刻印の仕方を、一般の方にもわかるように体系付けてみることにした。そして、だれにでも実行、実現可能な方法を確立することができたと思う。  そういう意味で、本書は、いわばマーフィー理論の『正しい取り扱い説明書』であるといえるかもしれない。マーフィー理論を正しく使用することによって、あなたの願望が劇的に叶うことを確信している。
  • 通勤大学文庫 通勤大学人物講座2 安岡正篤に学ぶ
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    1巻550円 (税込)
    いつの時代であっても、強いリーダーのいる国は栄えるものだ。特に混迷の時代、激動の時代となってくるとなおさらその感は強い。  大人物になりたいと切望した20代の松本幸夫氏は、リーダーとしての吉田茂、佐藤栄作田中角栄といった総理の「人物研究」をしていた。今の時代、必ずしも「総理大臣」が最高のリーダー、尊敬すべき人物例とはいいきれないのかもしれない。しかし、少々時代をさかのぼれば、歴代総理というのは、やはり日本の国を動かしていくだけの強力なリーダーシップを発揮していたものだ。  すると、歴代総理をリーダーとすると、さらにそのリーダーを指導している人物がいるのだということを耳にするようになった。それが、本書で取り上げる「安岡正篤」だ。 「良き師」を求めていた松本氏は、安岡の著書を手にした。自分の求めていたものにようやく出会えて喜び、むさぼるように安岡の著書を読破していった。  安岡は、一高(東京第一高等学校)の卒業時に『王陽明の研究』、東京帝国大学在学中に『支那思想及び人物講話』を著しており、陽明学者として知られていた。安岡は25歳の時に、親子ほど年が離れていた、当時の海軍大将・八代六郎と会見したことがある。話は陽明学の解釈にまで及び、二人の意見が衝突したことがある。1週間後、自分の非を認めた八代将軍が、安岡に弟子入りしたという。それだけ陽明学者として、あるいは人格的に安岡が優れていたということの証左となろう。また、安岡が30歳の時(昭和2年)の弟子の一人に吉田茂がいたことでも、安岡の人間的なスケールの「大きさ」がうかがわれる。  戦前・戦後を通じて、安岡は総理の陰のアドバイザー役であった。佐藤栄作、福田赴夫、大平正芳、中曽根康弘……。また、財界の心の拠りどころでもあった。稲山嘉寛、平岩外四、江戸英雄……。各界の「トップ」と呼ばれている人の大半が、安岡の教えを受けたといっても過言ではない。繰り返すが、リーダーのさらに上に立つことのできた人物が、安岡なのだ。  そんな安岡の教えのエッセンスが、本書に凝縮されている。歴代の日本の要人が学び、国家の方針を決定づけてきた哲学が、述べられている。  特に、人生観についての安岡の教えを取り上げた。また、陽明学者として名高かった安岡が、どのように王陽明の教えを実践していったのかも学んでいく。さらに、安岡の説いた「帝王学」に関してもふれてある。そして、安岡自身の生きざまから何かをつかみとっていただくために、安岡の生き方を記してある。  混迷の時代、強いリーダーが、必要な時代にこそリーダー中のリーダーであった安岡の哲学が生きてくる。そして、それは時代を超えての真理であるから、本書によって少しでも早く学んだほうがあらゆる面で「得」である。限りある人生、本書を手にしたこの「縁」を逃さずに、安岡から学びとろう。
  • 通勤大学文庫 通勤大学人物講座1 中村天風に学ぶ
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    1巻550円 (税込)
    人名辞典を探しても、載っていない人物。だが、偉人であり、確実に歴史を動かしてきた人々。そんな知られざる偉才、異能を紹介することは、松本幸夫氏のライフワークの一つだ。  中村天風は、そんな「知る人ぞ知る」という偉才の人といってよい。  インドの聖者カリアッパ師と出会い、死病を克服し、日本人初のヨガ直伝者として修行にあけくれた日々。さらには帰国後、実業界での地位を築いたものの、突如大道での辻説法者となる。やがては天風哲学を確立し、各界の人々の精神的な支柱となるに至る。  自分は大宇宙のパワーと一体であるという自覚のもとに、人としての尊い生き方を徹底していく具体的な方法を天風は説いた。  どうしたら日々力強く自信を持って生きていけるか。どうしたら勇気を持って、人々に力、夢、希望を与えるような生き方ができるのか。天風が活躍したのは、主に大正、昭和であったけれども、時代が変わろうとも人間には共通したものが存在している。 実践を何よりも重んじた中村天風とは、いったいどんな人物だったのだろうか? 各界の著名人が、頭を垂れて教えを乞うたという、その「天風哲学」とは、はたしてどのような内容なのだろうか? 天風哲学は、もちろん天風の創意によるものである。自己暗示に見られるような心理学的な要素もあり、あるいは「潜在意識」「深層意識」の考え方、さらに武術や武道的な物の見方が説かれることもあった。その理論が、天風自身の生きざま・信条に混ざり合って、新たな「天風哲学」の成立をみたわけである。天風哲学は「行動のみ」ではなく、この「実証主義」の天風哲学に感動した人物が多くいる。  中村天風の人物像のみならず、「天風哲学」のHOW TO DOが本書には盛り込まれている。また、天風哲学の実践法の基本についても述べられている。  基本というのは決してあなどれず、そこから応用が可能になっていくものだし、基本の中に実は天風の教えのエッセンスが集約されている。  さて、本書はいわば、楽しく、軽い気分で心の修練を行なってもらえるような、「道場」だと思って欲しい。この道場で天風哲学の基本を学ぶことにより、何年も本気で修行したのと同じ位に、読むだけで勇気が湧いてくる本である。どこでも手軽に、通勤時間であなたの心は磨き高められていく。  天風哲学を一人でも多くの人に知ってもらい、さらには実践してもらうことによって、悔いのない人生という幸福を手にして欲しい。

ユーザーレビュー

  • 小心者思考 その強さの秘密

    Posted by ブクログ

    まずは小心者と認めることからスタート
    気配りは自分のため(保身)ではなく相手のため
    メンタルが強いと思われてる人でも実際はわからない(織田信長とかは小心者との噂)
    小心者だからこそしっかりと準備する傾向がある(メリット)
    小心者の自分を認め変えようとはせずいいところと認識して伸ばしていく!!スキルアップは必要

    本当に読んでよかった!!

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    2025年06月17日
  • 海賊と呼ばれた男出光佐三の生き方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    伝記ではありませんので、あくまでも著者の松本幸夫さんが出光佐三さんから学んだことを書かれた本です。
    ですので、優れた経営者であられた出光佐三さんのご生涯や働き方を知って、学べる本ではありません。

    ですが本書を読んだだけでも、出光佐三さんが数多くの日本人から尊敬を受けてこられた理由がわかる気がします。

    松本幸夫さんが出光佐三さんから学んだこと
    1.黄金の奴隷になるな
    2.自分の頭で考えろ
    3.自分の行動基準を持て

    人材育成

    1.黄金の奴隷になるな
    金を尊重せよ、しかし金にひざまずくな
    2.学問の奴隷になるな
    3.法律、組織、機構の奴隷になるな
    4.権力の奴隷になるな
    5.数、理論の奴隷に

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    2023年05月13日
  • 基礎数学5多様体の基礎

    Posted by ブクログ

    評判どおりの丁寧に心を込めて書かれた素晴らしい本であった。
    読み進めるうちに多様体の考え方が少しずつ理解できるようになる。
    他の数学書もこれくらい丁寧に書いてくれたなら。

    0
    2023年01月28日
  • 基礎数学5多様体の基礎

    Posted by ブクログ

    凄く分かりやすかった。線形代数と微積の知識はあった方が読みやすいだろうと思うが、登場するほとんどの概念には丁寧な説明がついていて、多少時間はかかるところが出てきたとしても一歩一歩着実に読み進められる良著だと思った。学部生の間などもっと早くに読んでおけば良かったと思う。

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    2021年02月08日
  • 図解 スティーブ・ジョブズのプレゼン術

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    期待していた以上の良書でした。

    誰もが憧れるスティーブ・ジョブズのプレゼン。

    そこに隠された秘密(テクニック)がわかりやすく説明されていた。

    気づきと学びを得られ、あとはそれをTTP(徹底的にパクる)(笑)

    何度も何度も読み返し、鍛錬する事で、少しでも伝えたい人に伝えたいた事が伝えられるプレゼンが出来るようになりたい。

    多くの人に手にして貰いたいと思えたので、あえて本書の内容は伏せておこう。


    説明
    内容紹介
    日本人のために日本人が書き下ろしたスティーブ・ジョブズのプレゼンテクニック解説書

    2011年10月5日、56歳で亡くなった元アップルCEOスティーブ・ジョブズ。
    Mac

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    2020年03月18日

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