直江兼続と妻お船

直江兼続と妻お船

799円 (税込)

3pt

3.7

戦国の上杉家を支える二大巨頭の重臣のひとつ、直江家には一粒種の娘“お船”がいた。後継者となる嫡子のいなかった直江家では、男子の様に活発な少女として育てられ、のちに鎌倉時代の女傑・北条政子にも比肩される器量をもった、聡明な女性となる――。謙信が死去すると、その養子同士の景勝と景虎の間で、越後を二分する熾烈な跡目争い「御館の乱」が勃発する。直江家は景勝を支えて勝利するも、お船は愛する夫を暗殺されてしまう。悲嘆にくれるお船の再婚相手として、三歳年下の幼馴染みである“兼続”が婿に選ばれたことから、戦国を代表する名軍師・直江兼続が生まれ、二人の運命は大きく動き始める。幾多の困難を乗り越えて結ばれたお船と兼続の戦国夫婦ぶりは、「前田利家と松」「山内一豊と千代」に勝るとも劣らない。秀吉・家康の天下人を相手に、内紛で弱体化した上杉家の危機を救った男と女の物語を鮮やかに描いた力作小説!

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直江兼続と妻お船 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    全編、お船殿の視点で描かれていますがやはり!
    この作者の近衛龍春さんの書かれた『上杉三郎景虎』に登場する直江兼続が私は大好きで、私の中の直江像の根幹にあるのです。で、今回はその直江兼続を書かれてらっしゃる!ということで早速2009年の元旦に買いました。
    多分、大河関連で執筆された小説なのは間違いない

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    謙信の死後は全然知らなかったので女性目線なので分かりやすく、しかもフリガナ、そしてどこに城があるのかも丁寧に書かれてあるので初心者には有り難い一冊。
    お船の苦悩や嫉妬もブレる事ないのは生きていた人だからなのかな?

    時代小説は簡単で分かりやすい本から読み始めると次の時代小説を読むとき想像しやすいのだ

    0
    2021年02月20日

    Posted by ブクログ

    2009年大河ドラマ・天地人の主人公直江兼続についてその妻・お船の立場から書いた本
    …というと語弊がある。
    それはほぼ完全にお船の立場でしか書かれていない点にある。
    また、歴史好き以外にとっては少し読みにくいのではないかと思う。
    まるで歴史書を読んでるかのような感覚に陥ることがたまにある。
    ただ、妻

    0
    2009年10月04日

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