人物評伝の検索結果
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3.3「作家の発言は多かれ少なかれみんな嘘だと思っています」。そう語る本人が25年間ついてきた<嘘>――「日本の小説はほとんど読まなかった」。作品にちりばめられた周到な仕掛けに気づいたとき、村上春樹の壮大な自己演出が見えてきた。しかしそれは読者を煙に巻くためだけではない。暗闘の末に彼が「完璧な文章と完璧な絶望」を叩き込まれ、ひそかに挑んできた相手はだれか? 夏目漱石、志賀直哉、太宰治、三島由紀夫……。「騙る」ことを宿命づけられた小説家たちの「闘いの文学史」が、新発見とともに明らかになる![小説家という人種]「志賀直哉氏に太宰治氏がかなわなかったのは、太宰氏が志賀文学を理解していたにもかかわらず、志賀氏が、太宰文学を理解しなかったという一事にかかっており、理解したほうが負けなのである」(三島由紀夫)……そんな三島こそ太宰の最大の理解者だったのでは? そして、その三島由紀夫の最大の理解者は?
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4.4足利一門大名に丸投げして創立された室町幕府では、南北朝の分断などに後押しされて一門大名の自立心が強すぎ、将軍の権力が確立できなかった。この事態を打開するために、奇策に打って出たのが足利義満である。彼は朝廷儀礼の奥義を極め、恫喝とジョークを駆使して朝廷を支配し、さらには天皇までも翻弄する。朝廷と幕府両方の頂点に立つ「室町殿」という新たな地位を生み出し、中世最大の実権を握った。しかし、常軌を逸した彼の構想は本人の死により道半ばとなり、息子たちが違う形で完成させてゆく。室町幕府の誕生から義満没後の室町殿の完成形までを見通して、足利氏最盛期の核心を描き出す。
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3.0
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3.52014年大河ドラマの主人公 黒田官兵衛に代表される、 名軍師たちの実像に迫る! 戦国時代を動かしていたのは、織田信長、武田信玄といった武将だけではない。兵法の知識を生かして彼らを補佐し、心理面でのバックアップも行った軍師・参謀的な存在を忘れてはならない。本書では、名軍師たちの活躍や信念に光を当て、現代の組織運営やリーダーシップにつながるエッセンスを取り出す。 第1章 黒田官兵衛―秀吉に天下を取らせた男 第2章 太原雪斎―今川義元を「海道一の弓取」に育てた名僧 第3章 山本勘助―“義”を貫いた策士 第4章 立花道雪―手輿に乗った猛将 第5章 竹中半兵衛―“情”あつき知将 第6章 山中鹿介―尼子氏再興にかけた一生 第7章 片倉小十郎―政宗の右眼として生きた名参謀 第8章 直江兼続―“愛”を掲げた忠臣
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3.3言葉で日本を創り、日本を守った男がいる。末松謙澄(すえまつ けんちょう)、福岡県行橋市に、日本がアメリカと不平等条約を結んだ翌年(1855年)に生まれた。日本をどんな国にするのか――政治家として、また多才な文化人として、西郷隆盛への降伏勧告状、大日本帝国憲法、下関条約の締結文の草案を書き、明治維新史『防長回天史』を編纂。日露戦争では日英同盟の強化などにより日本の窮地を救い、近代日本の礎を作った。謙澄の作った道を今の私たちは歩いている。彼は何を目指し、何をしたのか――世界を舞台に活躍し日本の国際化と近代化に果たした謙澄の足跡を辿る。
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3.5国禁を冒した志士、やがて時代の牽引者となる! 彼らなくしては近代国家・日本は誕生しなかった! 幕末、厳しい監視の目をかいくぐり、他国へ密航を図る者たちが少なからず存在した。発覚すれば死罪とされる中、外国の進んだ知識や技術に直接触れるには、危険な渡海しか途(みち)はなかったのだ。本書では、伊藤博文、井上馨などの長州ファイブ、五代友厚らの薩摩スチューデント、同志社設立の新島襄などの、近代日本に功績のある人物をメインに取り上げ、彼らの密航実現までのプロセスをたどり、最大のヤマ場である脱国当日の動きを検証した。国外脱出を企てた者たちの本懐達成に至るまでには、いずれも興味深いドラマが秘められていた。瞠目の史実に迫った興奮の1冊!
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-“私は普通の女ではありません。昔からそうでした。誰もそう思ってはいなさそうですが”――メイ・モリス モリス商会創設150周年 刺繍は高度な技術とセンスを必要とする芸術ですが、それに携わってきた女性たちは芸術家として扱われてきませんでした。この本はそんな刺繍に人生を捧げた女性アーティストの姿を浮き彫りにします。 ――北村紗衣 アーツ&クラフツ運動の巨匠ウィリアム・モリスの娘、メイ・モリス。彼女は父の影に隠れながらも「ハニーサックル」などモリス商会の代表的なデザインを手がけた才能豊かなアーティストだった――。刺繍、服飾、ジュエリーなど多岐にわたる作品を創り出し、激動のヴィクトリア朝を生き抜いた彼女の功績はこれまでなぜあまり知られていなかったのか?一人の女性として、そして時代の先駆者として生きたメイ・モリスの生涯を紐解く。 モリス商会の原点であるレッド•ハウス。アーツ&クラフツが繁栄したハマースミスの街。メイにとって終の棲家となったケルムスコット•マナー。メイによる大作が誕生したメルセッターなど、モリスゆかりの地に、メイの幼少から晩年までをたどる写真、メイが描き遺した水彩画とスケッチなど、画像を50点以上掲載。 【目次】 プロローグ 第一部 両親の出会い 第二部 商会のはじまり 第三部 幼少時代 第四部 少女期 第五部 十代 第六部 学生時代 第七部 社会主義 第八部 ハマースミス 第九部 別れ 第十部 メイ・モリスとして 第十一部 そして世界へ 第十二部 別れと出会い 第十三部 ケルムスコット 第十四部 晩年 エピローグ あとがき 人物相関図 メイ・モリス略歴 メイとモリスとアーツ&クラフツゆかりの地 参考文献 【著者】 大澤麻衣 日本大学芸術学部卒。デザイナー、アーティスト、版画家。イギリス南東部のスタジオにて、危険な薬剤を使わないノントクシック・エッチングの技術を研究しながら主に凹版画の教室を主催している。著書に『イギリスの小さな教会』(書肆侃侃房)がある。 ホームページ:mai-osawa-art.com インスタグラム:@maiosawaart
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3.3
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-メディアの創造 果敢に挑むその姿は愚か者にしかおもわれなかった 時代はいつも過渡期 キャンバスは真っ白だ プロデューサーとして日本のメディアの興隆に、着想と執念と人間力で挑んだ男、小谷正一の物語。メディアに生きる者にとって、知らずに済ますことのできない人があり、時代があり、事件がある。小谷正一こそ、その人そのものだろう。未知なるものに果敢に挑むその姿は、ある時は愚か者にさえ見られてきた。時が経ち全貌が明らかになるにつけ、先を歩いた者の大きさをいやがうえにも私たちは知ることになる。「いつだって時代は過渡期だし、キャンバスは真っ白」であることをあらためて、しみじみと、紐解きたどる時が我々には訪れる。 【目次】 プロデューサー小谷正一の着想・執念・人間力 序章 一九四六(昭和二十一)年二月 第一の闘い 「夕刊新大阪」闘牛 第二の闘い 「毎日新聞」プロ野球 パシフィック・リーグ創設編 第三の闘い 「新日本放送」開局ラジオ局の立ち上げに参画 第四の闘い 「ふたたび新大阪新聞」覆面小説 第五の闘い 「ラジオテレビセンター」オイストラッフ 第六の闘い 「電通」吉田秀雄 第七の闘い 「デスクK」日本万国博 終章 一九八三(昭和五十八)年一月 小谷正一プロデュースへの執念 二十一世紀を見るだけでなく 阿久 悠 広告の五十年 著・小谷正一 小谷正一いろはかるた 音声採録 小谷正一さんの生の声 小谷正一アルバム 【著者】 岡田芳郎:早稲田大学政経学部卒業後、1956年に電通入社。62年小谷正一のつくったプランニングセンター創設メンバーのひとりとして参加。その後、小谷が電通を離れても一生付き合いを続けた。営業企画局次長、コーポレートアイデンティティ室長などを経て電通総研常任監査役を務め98年に退職。大阪万博「笑いのパビリオン」企画、「ゼロックス・ナレッジイン」はじめ数々の都市イベントをプロデュース。電通のCIビジネスへの取り組みにリーダーとして、アサヒビール、NTT、JR、東京電力はじめ数多くのプロジェクトを推進した。
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4.0
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3.5
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-世界にその名をとどろかせた偉人たちの活躍のウラには、 “もうひとり”偉大な人物がいた! 教科書や伝記でその活躍が伝えられる偉人たち。 彼らの人生ははじめから順風満帆だったのか? ……いやいや、全然そんなことはなかった! 何者でもないどころかむしろダメ人間だった偉人たちが、 とある人物との“奇跡の出会い”をきっかけに才能を開花させ、 歴史に名を刻むまでのエピソードを紹介する小学生向けの偉人伝。 偉人と、彼らが功績を成し遂げるきっかけを作った人物 ――「もうひとりの偉人」のちょっと変わったエピソードを、 クスッと笑えるイラストと共に楽しめます。 偉人伝でありながら、本書のテーマは「絆」。 歴史人物たちの活躍を楽しく学べるだけでなく、 人は一人きりで何かを成し遂げられるわけではないこと、 出会いによって引き起こされる化学反応が奇跡を生むこと等がわかり、 人間関係に対する心の視野も広がる1冊です。 【もくじ】 第1章 キミの才能にメロメロ編 *野口英世と血脇守之助 *ゴッホとテオ *マルクスとエンゲルス *夏目漱石と小宮豊隆 第2章 かくれた才能……見つけた!編 *ルイ・ブライユとジャック神父 *ヘレン・ケラーとアン・サリヴァン *エジソンとナンシー・エジソン *勝海舟と大久保一翁 第3章 その成功、この人のおかげじゃね?編 *織田信長と平手政秀 *豊臣秀吉と黒田官兵衛 *徳川家康と服部半蔵 *杉田玄白と前野良沢 *マルコ・ポーロとルティスケロ 第4章 一心同体!キミじゃなきゃダメなんだ編 *手塚治虫と壁村耐三 *グラハム・ベルとワトソン *マーガレット・サッチャーとデニス・サッチャー *井深大と盛田昭夫 第5章 あなたがいたからがんばれた!編 *ライト兄弟とオットー・リリエンタール *葛飾北斎と春好 *ニュートンとフック *シューベルトとゲーテ *ナイチンゲールとハーバード 第6章 深くて重い(?)家族のきずな編 *坂本龍馬と乙女 *マッカーサーとメアリー・マッカーサー *ナポレオンとジョゼフィーヌ コラム迷惑をかけられた偉人伝
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-【書籍説明】 織田軍一の智将明智光秀が謀反を起こし、織田信長と正室濃姫は本能寺で亡くなった。 嫡男信忠は謀反軍の襲撃を逃れ、羽柴秀吉らの協力を得て明智軍と戦い、明智光秀を爆死させた。 織田信忠は従二位右近衛大将・内大臣となり、父信長の遺志を継いで天下一統を成し遂げようとしたが、「明智光秀を唆して本能寺の変を起こさせたのは信忠」という噂が広まった。 信忠の異母弟三七信孝は柴田勝家ら織田家重臣を味方につけ、謀反を起こそうとする。 信忠を誘き出して奇襲をかけ、留守の安土城を包囲攻撃した。 だが、信忠は謎の覆面騎馬団に救われ、安土城には津田信澄はじめ織田軍団が駆けつけて信孝軍を撃退した。 三七信孝は岐阜城に籠って右大将信忠率いる織田軍と戦うが、信忠同母弟三介信雄に騙されて自害に追い込まれる。 三介信雄は三七信孝に倣って、兄信忠から織田家の家督を奪おうとする。 三介信雄が味方につけようとしたのは、かつての信長の同盟者徳川家康だった。 信長の死後、東海から甲斐・信濃に領土を拡大していた家康は、信雄の企みに乗るかと見えたが……。 また、中国路では、毛利輝元と十五代将軍足利義昭が不穏な動きを見せ始めた。 【目次】 信孝挙兵 大きな誤算 存在強調 兄弟相克 無念腹 危機一髪 投擲弾 叡山の学僧 大徳寺法要 粛清の嵐 将軍御内書 援軍到来 新たな同盟 扇動者 関東再侵攻
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-【書籍説明】 ついに本能寺襲撃の黒幕は足利義昭と毛利輝元、襲撃実行犯は羽柴秀吉と判明した。 征夷大将軍に就任した織田信忠は綸旨を受けて「毛利征討」に出陣した。 海上から織田の九鬼水軍、山陰路・山陽路から織田軍、そして馬関海峡を越えて西から大友宗麟軍、総勢十三万五千が四方から毛利軍に襲いかかる。 毛利輝元と二人の叔父吉川元春・小早川隆景は毛利氏存亡の危機を迎え、生き残る策を練る。 羽柴秀吉は毛利と離反したり結合したりしながら、窮状を切り脱ける方策を探していた。 策士黒田官兵衛は周囲の情勢を冷静に分析して、黒田一族の安泰を図る。 鞆の御所では、足利義昭がだれを信じて頼るべきかを思い悩み、諸国諸侯に御内書を書きまくっていた。 軍師随風明智光秀は智謀の限りを尽くし、新兵器を考案して、将軍信忠を補佐する。 しかし、「毛利討伐」を果たしても、九州には島津氏と竜造寺氏、四国には長宗我部氏、関東には北条氏、奥州には伊達氏と、各地で大大名が威勢を誇り、織田信忠に敵対している。 織田信忠は天下一統を成し遂げられるのか? 【目次】 四方の敵 智謀の対決 将軍二人 裏切り合戦 和平交渉 謀略の果て 中国路平定 九州三国志 宇土の戦い 最小最大 四国平定 関東出陣 風魔襲来 武蔵国 北条氏滅亡 東京城
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-【書籍説明】 織田三位中将信忠は織田信長の嫡男である。 もしも、信忠が本能寺の変で死なず、生き延びていたら、織田政権はどうなっていただろう? 間一髪、謀反軍の襲撃を逃れた織田信忠は近習頭石川吾介とともに大坂に向かった。 大坂には、異母弟織田信孝・従弟津田信澄・重臣丹羽長秀が軍団とともにいる。 謀反を起こしたのは織田軍団一の智将明智光秀。 信忠は信じられなかった。 信忠は信孝軍や羽柴秀吉軍と協力して明智光秀軍と戦ったが、明智軍はあっけなく敗退し、光秀は死んだ。 信忠は織田軍団をまとめ、父の野望を継いで天下一統を成し遂げようとした。 しかし、一旦は織田家に服属した各地の諸侯は、「天下人織田信長の死」を知ると反旗を翻した。 関東の北条氏・越後の上杉氏らが織田の領土に侵攻した。 信長の信頼厚い同盟者の徳川家康も、これを好機として領土拡大に走った。 嫡男信忠は七年前に信長から家督を譲られていたが、改めて織田軍団総帥となった。 だが、その異母弟三七信孝が「明智光秀をそそのかして謀反を起こさせたのは信忠ではないか?」と疑い出した。 信孝の疑惑は噂となって流れ、信孝は筆頭宿老柴田勝家を味方にして、異母兄信忠を織田軍総帥の座から引きずり降ろそうと企み始めた。 【目次】 本能寺襲撃 織田家総大将 謎の騎馬隊 危機脱出 中国大返し 天王山の戦い 湖水渡り 安土城炎上 家康出陣 異母兄弟 岐阜城会議 疑惑の黒雲 野望の覚醒 噂は凶器 お市の方
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-【書籍説明】 織田信忠は亡父信長の遺志を継ぎ、天下一統を成し遂げた。 信忠は今までの封建制とは異なる中央集権制を取り入れて、東京に幕府を開いた。 新しい世が始まった。 信忠は兵農分離を徹底し、度量衡を統一し、米中心経済から貨幣経済に移行させた。 常備軍を置き、官僚群による政治を始め、商工業・海外貿易の発展に尽力した。 一方、茶々姫を誘拐した羽柴秀吉は海賊まがいの貿易商人となり、中国南部からフィリピンにかけて一大勢力を築いた。 秀吉の海賊船は、しばしば幕府公認の商船を襲うようになった。 また、多大な植民地と無敵艦隊を誇るスペインは、オランダやイギリスに制海権を脅かされ始めたばかりか、アジアの制海権・貿易を織田水軍や幕府公認商船に奪われてしまった。 日本の海外進出を無視できなくなったスペインは、ついに日本侵略を決意した。 迫る日本の危機を、信忠はどう乗り越えるのか?秀吉は、スペインと日本、どちらに味方して、どう動くのか? 【目次】 茶々姫誘拐 船出 発明家 宣教師 フィリピン 織田一門 海賊商法 豊臣軍団 新教旧教 海外出陣 海南島 逃亡先 スペイン軍出撃 無敵艦隊アルマダ 無敵艦隊敗退 天下泰平
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-【書籍説明】 「本能寺の変」で織田信長が死ぬと、織田家では後継者争いが起きた。 本能寺の変を生き延びた信忠はすでに父から家督を譲られていたが、異母弟信孝は織田家総帥の地位を狙って謀反を起こした。 同母弟信雄も信忠を追い落とそうとしていた。 明智光秀は爆死したと見せて生きていた。 信長の遺言に従い、「信忠の天下一統」を成し遂げるために、「叡山の学僧随風」に扮し、陰の軍団を組織して様々に信忠を援けた。 おかげで、信忠は三七信孝の反乱を鎮め、徳川家康と新たに同盟を結び直すことができた。 本能寺襲撃は、明智光秀が起こしたのではない。だが、真犯人はわからない。 ただ、本能寺襲撃を企んだ黒幕は、毛利輝元の庇護下にいる足利十五代将軍義昭と推察できる。 信忠は僧随風(光秀)を軍師に迎え、中国路平定に出陣しようとした。 だが、すでに毛利と和睦を果たした羽柴秀吉は大反対した。 秀吉は丹羽長秀・池田恒興らと手を組み、信忠の中国路出陣を阻止する。信忠の同母弟三介信雄も秀吉に味方した。 信忠は毛利輝元と将軍義昭と決着がつけられるのか? 本能寺襲撃の真犯人を突き止められるのか? 織田軍団の分裂を回避できるのか?
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-さっと読めるミニ書籍です(文章量シリーズなし) 【書籍説明】 世界的な総合電機メーカー・ヤマトの代表取締役会長スペード・キングが殺害された。 キングは、倒産の危機に陥ったヤマトを再建するために多国籍企業パークス・ファンドから迎えられた男で、コストカッターの異名がある。 ヤマト傘下の電子機器メーカー・海援テクノスの社長坂本龍馬に殺人容疑がかかった。 スペード・キングのバックには巨大な国際資本が控え、捜査が難航すれば国際的な問題に発展する恐れがある。 警視総監は警視庁捜査一課特殊凶悪犯罪捜査班に速やかな解決を命じた。 特殊凶悪犯罪捜査班を率いる土方歳三警部は、キング殺人の裏にはヤマト社内の紛争や国際巨大資本の横暴が潜んでいることに気づいた。 パークス・ファンドは坂本龍馬を罠にかけ、開発した新装置を奪い盗ろうとしていたのだ。 国際資本に操られる政治家が、歳三の捜査を妨害し圧力をかける。 土方歳三警部は真犯人を突き止め、坂本龍馬の無実を証明できるだろうか? 【目次】 コストダウン三割 コストカッター 第一容疑者 セキュリティシステム ロボット制御装置 夢に懸ける男 パークス・ファンド 内部告発 冤罪要求 動機と機会 真実の価値 真犯人逮捕 夢の実現
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-さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度) 【書籍説明】 公園・居酒屋・ホテルのプールと爆破事件が続き、爆発規模はだんだん大きくなる。ネットには「ボンバーデビル」と名乗る投稿者から爆発現場の動画が投稿された。 特殊凶悪犯罪捜査班を率いる土方歳三警部は犯人捜査に全力を尽くすが、なかなか犯人像が掴めない。 焦る土方を嘲笑うように、都立病院が爆破された。病院には池谷由美子都知事が視察に来ていた。 都知事は無事だったが、ネットでは過激派が犯行声明を出し、ボンバーデビルと対決した。ネットの炎上は止められない。 ついに警備部が乗り出し、「刑事部は手を引け」と言う。 しかし、天才科学者沖田総司が犯人のプロファイルを行うことができた。浮かび上がる犯人像は過激派政治犯とは程遠い。 ボンバーデビルはネットで池谷都知事爆破予告を行った。だが、歳三の勘は違う場所で爆破が起きると予想する。 歳三の勘は的中するのか?土方歳三は爆破を止められるか? 【目次】 居酒屋爆破 ボンバーデビル 無差別殺人 女性都知事 犯行声明 赤い兵士 合同告別式 爆破予告 容疑者 逃亡 標的 豊洲シーパーク 花火
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-さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度) 【書籍説明】 慶応三年十二月八日、徳川慶喜は少年天皇より「公儀政体を整え、滞りなく政務を遂行せよ」との勅命を受けた。徳川将軍家は諸侯会議の盟主(議長)となり、政務執行権を握り続けることになった。 しかし、十二月の半ばを過ぎると、長州藩の態度が変わってきた。再び倒幕・討幕に向けて走り始めたようだ。薩摩藩は不気味に沈黙を続けた。 坂本龍馬から土方歳三に急報が届いた。「長州軍艦が神戸に入港して動かない」というのだ。 突然、少年天皇が病に倒れた。慶喜をはじめ列侯はだれも面会を許されず、朝議が開かれることも絶えた。 正月を五日後に控えて、「長州藩が少年天子を軍艦に乗せ、長州へ連れ去った」ことがわかる。 歳三は龍馬とともに幕府海軍の軍艦で長州の軍船を追った。 前代未聞の「接舷作戦」で、歳三は帝を救出できるのか?龍馬は討幕の挙兵を阻止し、日本の内戦を防ぐことができるのか? 【目次】 公儀政体 銃声一発 龍馬の密使 討幕の勅命 天子の行方 少年天皇 回天出航 新選組屯所襲撃 馬関海峡海戦 開陽出動 洋式軍備 内乱回避 日本の夜明け
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3.5「あー、もしもし、兄ちゃん? オレオレ。」と電話をかけてたら!――牛若丸とも言われ、現代でも人気の「源義経」は、“1192(いい国)作ろう鎌倉幕府”でおなじみ、鎌倉幕府を創設した「源頼朝」の弟。戦にめっぽう強く、数々の功績を挙げたが、兄・頼朝に嫌われ失脚した。その理由は……周囲の武士に嫌われていた、頼朝への釈明書がウザい、そもそも独断で決めすぎ…etc。そう、もしも義経が、社内営業ができてたら! 始末書の書き方を知ってたら! ケータイを持ってたら! 歴史に“もしも”をあえて持ち込み、更に現代社会に置き換えて解説。小難しい歴史が面白くてわかりやすい!
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5.0大ヒットしたワープロソフト「一太郎」の生みの親が語る、夫婦で歩んだ山あり谷ありの物語。 29歳で脱サラして夫婦二人、徳島で創業。大ヒットしたワープロソフト「一太郎」を生み出したジャストシステムは、日本を代表するIT企業に上り詰めました。その後、ジャストシステムを離れましたが、60歳で再出発。新たに設立したコンピューターソフト会社、MetaMoJi(メタモジ)が開発したタブレット用の手書き入力ソフトは、学校や建設現場などで広く使われています。2022年3月、日本経済新聞に連載された「私の履歴書」をもとに大幅加筆。夫婦で歩んだ山あり谷ありの物語です。 「初子と二人でつくったジャストシステムは『一太郎』という大ヒット商品を生み出した。それまでは手書きが普通だった。コンピューターで日本語の文章をつくる作業を誰でも簡単にできるようにしたことは、私と妻にとって大きな誇りだ。日本人の知的生産性の画期的な向上に私たちなりに貢献できたと考えている。(中略)本書では、ジャストシステムで、そしてメタモジで駆け抜けてきた歩みを振り返りたい」(まえがきより)
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-戦国屈指の人気を誇る武将・長宗我部元親。半農半兵の一領具足を巧みに戦へと動員し、見事、四国全域にわたる領土拡大を果たし、天下取りの野望を抱いた知勇兼備の名将である。ここ数年の戦国ブームにともない、元親の知名度は急上昇中だが、「まだまだ逸話などが断片的に伝わるだけで、詳細がよく分からない」というのが現状ではないだろうか。本書は、元親がもっとも輝いていた「土佐統一戦から四国統一戦」に焦点を当て、その魅力のすべてを、独自の愉快なキャラたちがユーモアたっぷりに分かりやすく紹介する、新感覚歴史読本である。各章末には通説とは異なる新説を紹介する「コラム」を掲載し、また、巻末には一族・家臣はもちろん一般的にはあまり知られていない四国内の関連武将も多く取り上げた「人物事典」や、一度は訪れてみたい元親ゆかりの名所を厳選して紹介する「関連史跡」など、元親ファン垂涎の情報満載の一冊!
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戊辰戦争を生きぬき、同志社大学設立に命をかけた夫、新島襄を支え、生涯会津魂を持ちつづけた八重のさわやかな一生。 (※本書は2012/12/1に発売し、2022/1/7に電子化をいたしました)
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2.0一般社会から隔絶したヤクザ社会に厳然と存在する伝説と伝統。愚連隊の元祖・万年東一、北の風雲児・ジャッキー、モロッコの辰を初め混乱の時代を生きた愚連隊の猛者、そして巨大な影響力を持った顔役、江戸時代から脈々と伝統を受け継ぐ名門一家……など東日本ヤクザ界に伝わる歴史と伝説が分かるヤクザ入門書第二弾!
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-戦後ヤクザ史に残る男たちは、死に様までもが伝説として語り継がれている。はみ出た腸を押しこみ反撃を続けた鼈甲家初代・一見直吉、銃弾を喰らいながらも“侠”の矜持を保ち続けた山口組四代目・竹中正久、葬儀に二万人の参列者が駆けつけた住吉連合会総裁・堀政夫など、43名のヤクザたちの壮絶にして鮮烈な最期を描いた傑作ドキュメント。
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-任侠界史に名を刻む男達の死の在り方は、その生き様さえ表すほどに鮮やかである。晩年まで日本のドンと恐れられ大往生を遂げた稲川会総裁稲川聖城、自ら首の動脈を掻き切り血の始末をして絶命した初代阿部組総長阿部六郎、壮絶なリンチにも決して屈しなかった侠道会池澤組幹部滝下健夫…。伝説に残るヤクザ40名の最期を描く迫力のドキュメント。
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5.0稀代の民俗学者・柳田国男の著作のなかでも隠れた名著といわれ、小林秀雄も度々取り上げている口承自伝『故郷七十年』。いまは手に入りづらい同書から、読みやすく面白い話をより抜き、手に取りやすいボリュームに再編集して復刊します。収録作品には、観察力・感受性に秀でた少年期の体験談(「幼時の読書」「ある神秘な暗示」「神隠し」「嫁盗み」など)から、作家や評論家との交友録(「鴎外に知らる」「泉鏡花」「藤村の詩「椰子の実」」「南方熊楠先生のこと」など)まで、多彩な登場人物とエピソードが語られています。さらに、他に類を見ない柳田国男の学問は一体どのようにして生まれたのか、その起源をかいまみることのできる話が満載です。柳田国男の目を通して語られる日本は、現代を生きる私たちにとって、神秘的でどこか懐かしさを帯びています。『遠野物語』を読んで関心をもった方にとっても、柳田国男の入門書としておすすめの一冊です。
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4.0傷つくことなしに正義はありえない。心優しいヒーロー・アンパンマンの生みの親が乗り越えてきた、別れと、戦争と、長い長い自分探しの旅の物語。「傷つくことなしに正義はありえない」奇想天外・前代未聞の心優しいヒーローが生まれるまで。
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4.4NHK朝ドラ「あんぱん」放送目前! 「アンパンマン」作者の本格評伝 栗林忠道、島尾ミホ、原民喜などの評伝を手がけてきた梯久美子が、綿密な取材をもとに知られざるエピソードを掘り起こした「やなせたかし」評伝の決定版。 高知県で生まれた嵩(たかし)は、幼少期に父を亡くし、再婚した母とも別れて伯父の家で育つ。 東京で美術を学び、デザイナーとなるが、徴兵され中国大陸へ。 戦場で飢えを経験したことと、たったひとりの弟が23歳の若さで戦死したことが、のちに「アンパンマン」の誕生につながっていく。 戦後に就職した高知新聞社で「韋駄天おのぶ」とあだ名される元気いっぱいの女性・暢(のぶ)と出会った嵩は、 再度上京し、妻となった暢とともに子どもの頃からの夢だった漫画家を目指す。 たくさんの挫折を経験し、ようやくアンパンマンを生み出すが、 「顔を食べさせるなんて残酷だ」「気持ち悪い」と大人たちからは大ブーイング。 だが子どもたちは、無垢な心でアンパンマンを愛してくれた――。 著者はかつて『詩とメルヘン』編集者として、やなせたかしのもとで働き、晩年まで親交があった。 子ども向けに書いた伝記『勇気の花がひらくとき やなせたかしとアンパンマンの物語』(フレーベル館)はロングセラーとなり、小学校の教科書に採用されている。 2011年の東日本大震災直後、被災地からラジオ局にリクエストが殺到した「アンパンマンのマーチ」。 避難所で大合唱する子どもの姿に、92歳だったやなせは感動し、94歳で亡くなるまで、復興のために力を尽くした。 愛と勇気に生きた稀有な生涯を、評伝の名手が心を込めて綴る感動作。
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-アンパンマンの笑顔に隠された、もう一つの愛の物語。 国民的ヒーロー「アンパンマン」の生みの親、やなせたかし。その輝かしい功績と、子供たちに愛される優しい笑顔の陰には、常に夫を信じ、その才能を不屈の精神で支え続けた一人の女性がいました。彼女の名は小松暢(こまつ のぶ)。2025年NHK連続テレビ小説『あんぱん』の主人公のモデルとしても注目を集める彼女の、知られざる波乱万丈の生涯を、感動的に描き出す物語です。 「私が食べさせる!」朝ドラ『あんぱん』のモデル・小松暢、不屈の生涯。 大阪で「韋駄天おのぶ」と呼ばれた快活な少女時代。戦後の混乱期を高知新聞社初の女性記者として駆け抜け、運命の人・やなせたかしと出会います。長く苦しい不遇の時代、「私が食べさせるから、あなたは好きな絵を描きなさい!」という愛の言葉で夫を励まし続けた暢。その土佐の「ハチキン」魂と深い愛情が、いかにしてアンパンマン誕生という奇跡へと繋がっていったのか。涙なしには読めない、感動の秘話がここに明かされます。 明日への勇気と希望が湧き出る、珠玉の感動物語。 単なる「内助の功」では語り尽くせない、自らの人生を力強く切り拓いた暢の生き様は、現代を生きる私たちに大きな勇気と希望を与えてくれます。「本当の正義とは何か」――アンパンマンに込められた深いメッセージの原点も、彼女の言葉の中にありました。読後、あなたの心にも温かい光が灯り、明日への一歩を踏み出す力が湧いてくる、珠玉の伝記小説をお届けします。
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-三代目山口組がまだ勃興期であった1959年、山本次郎は田岡一雄組長から盃を受けた。喧嘩で7人を刺し、1人を殺した一匹狼のワルに対し、田岡は「原爆を抱え込んだようなもんだな」と笑った。次郎の凶暴さは地元・神戸のヤクザや警察さえ怯えさせた。しかし殺しの次郎は同時に仏の次郎でもあった。後年、次郎は「宝塚地蔵園」を自費で開設、父母に孝養を説いた。また鎧兜(よろいかぶと)で旧農林省に乗り込み、食管法をつぶすべく1人だけのデモを掛けたりしている。この異色のヤクザは田岡を尊敬すること深く、またその一徹さを信じた田岡も終生次郎を心の頼みとした。
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4.02020年8月、惜しまれつつ亡くなった「日本を代表する知性」山崎正和氏への逝去直前まで行われたロングインタビューや、キーパーソンの貴重な歴史的証言を基にした初の本格評伝。 『鴎外 闘う家長』以来、半世紀に及び劇作家、批評家として日本の「知」を牽引し、「サントリー文化財団」を舞台に「知のサロン」を創造し、演出した山崎正和。 山崎は約40年間にわたって、知識社会の到来を先取りするかのように自由闊達な活動を志向し、華麗な知的ネットワークを構築して、生き生きとした「日本の論壇」をつくった。 彼を中心とした「サロン」は、文化の支え手として、どのような役割を果たしていったのか。 その時代に登場した知のスターたちの活躍の背景に何があったのか。 時代背景を複眼的に捉えつつ、「最後の知識人」山崎正和を軸に「知の人間交差点」を描き出す。 稀有な知的サロンの「社交」で紡がれた「柔らかい個人主義」の時代、創造のドラマとラストメッセージ。 [山崎正和氏以外の登場人物] 浅利慶太、東浩紀、五百籏頭眞、石川九楊、猪木武徳、今西錦司、梅棹忠夫、エズラ・ヴォーゲル、江藤淳、小澤征爾、小渕恵三、開高健、粕谷一希、苅部直、北岡伸一、楠田實、小泉純一郎、高坂正堯、小松左京、佐治敬三、佐治信忠、佐藤栄作、佐藤誠三郎、塩野七生、司馬遼太郎、嶋中鵬二、竹下登、田所昌幸、田中角栄、ダニエル・ベル、谷沢永一、ドナルド・キーン、鳥井信一郎、鳥井信吾、鳥井信治郎、福田赳夫、福田康夫、細谷雄一、待鳥聡史、三浦雅士、御厨貴、ミルトン・フリードマン、メルロ=ポンティ、盛田昭夫、森まゆみ、レヴィ=ストロース、山口瞳、ロナルド・ドーア、鷲田清一の各氏ほか多数
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-なぜ彼だけが英雄として記録されたのか? 数奇な生涯を通して古代日本の真実に迫る!――ギリシア神話などとは異なり、日本の神話には英雄時代が存在しないと言われる。だが、ヤマトタケルの物語は世界に誇るべき英雄叙事詩であり、貴重な民族遺産だ。ヤマトタケルは、『古事記』では恋愛をはじめとしてきわめて人間的に描かれている。一方『日本書紀』では景行天皇紀の三分の一ものページを割いて、各地に赴く遥かなる旅を追っている。はたして、ヤマトタケルは実在したのか。なぜギリシア神話と似ているのか。なぜ父・景行天皇は無理な要求を繰り返したのか。著者は史料を渉猟し、伝説が残る地を訪ね、可能な限り実像に迫っている。古代日本・最大の英雄の、真の姿が見えてきた!
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5.0太平洋戦争のターニングポイントとなった真珠湾奇襲とミッドウェー海戦――。この天王山の戦いは、連合艦隊司令長官・山本五十六と、その後継者と目された山口多聞少将を抜きにしては語れない。両者とも武士の家系を引き継ぎ、山本はハーバード大学、山口はプリンストン大学に米国留学した経験をもつなど、共通点が多い。また駐米武官を務めたところも同じで、日本海軍きっての知米派であり国際派であった。山本も山口もアメリカの真の実力をよく知っており、日米の戦争には一貫して反対していたのだった。しかし一旦、国家が開戦を決断した以上、海軍軍人である二人は死力を尽くして米軍と戦い、当初から不利と思われていた戦いを善戦へと導いた。山口はミッドウェー海戦で米艦隊に一矢を報いて海に沈み、山本はブーゲンビル島上空で米機に撃墜され、無念の戦死を遂げる――。日本海軍が誇る名将二人の激闘の生涯を描いた力作長編小説。
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5.0「――これまでかつて政治が貧困や無知に対してなにかしたことがあるか」……誰か他の小説家がこれと同じような台詞を書いているのを読んだら、辟易してすぐ本を閉じることだろう。ところが周五郎の小説では、この「赤ひげ」の分かりやすい正義が心に迫ってくる。何故だろうか……。人間の人間らしさを生涯にわたって探究し続け、自らの生活そのものを小説にささげた周五郎の小説の言葉は、どこかからの借り物ではなく、彼自身が自ら獲得してきた言葉である。彼自身の言葉を用いれば、周五郎は「貧困や病苦や失意や、絶望のなか」の「生きる苦しみや悲しみ」そして「ささやかであるが深いよろこび」を描こうとしたと言えよう。あらゆる文学賞を辞退し、ただひたすら自らが「書かずにいられないもの」を描き続けた作家の真髄を味わう。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 知られざる孤高のテクノクラート 経済から読み解くナチス政権の成り立ち 1945年2月、オーバーバイエルンのフロッセンビュルク強制収容所の門を1台のバスが通過した。そこには68歳のヤルマル・シャハトが乗っていた。シャハトはヒトラー内閣の元経済大臣で、ナチス政権の経済政策を主導した人物だった。ライヒスバンクの終身総裁であり、ドイツを何度も破産から救ったこの男が、なぜ死の淵に立たされたのか? 彼は単なる金融のエキスパートだったのか、それとも冷徹で日和見的で不謹慎な怪物だったのか? 本書は全2巻からなるバンド・デシネ(フランス語圏のマンガ)を1冊にまとめたもの。ヤルマル・シャハトの後半生――第一次世界大戦中からの大胆な金融政策、ナチズムへの協力と反逆、強制収容所の過酷な日々、連合国によるニュルンベルク裁判、冷戦下での新興国の経済復興――を描いている。聡明であると同時につかみどころがなく謎めいた人物であり、ナチスに加担した過去を持ちつつも、史上最高の経済学者の一人として君臨しつづけるシャハトの数奇な運命を追う。 ※ 本書のオリジナルはフランス語ですが、日本語版のテキストは一部を除き英語版から訳出しています。 【原題】Le Banquier du Reich
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-白皙長身の美男子で、幼いころには神童とまでいわれた福原陸三。人一倍気位が高く、“君辱めらるれば臣死す”という武士道を重んじ、自らの信念を曲げることなく男の道を探り続けた姿は、ヤクザ渡世の手本となり大いなる足跡を残した。滝野川一家四代目を襲名し、住吉会の名誉顧問にのぼりつめるまでの疾風怒濤の半生を描いた任侠浪漫小説。
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-日立製作所、日産自動車、ジャパンエナジーの基礎となった久原財閥の総帥・久原房之助。「鉄鋼王」の異名を馳せ、生涯を通じて「ユートピア」建設のロマンを追いかけながら、草創期の日本基幹産業の発展に挺身した屈指の実業家である。長州の商家に生まれた房之助は、慶応大学卒業後に貿易会社に就職するものの、ニューヨーク支店への栄転の夢を目前にして断念。経営難に陥っていた一族企業・藤田組の危機を救うべく、鉄鋼業の道を歩み、破竹の大躍進を果たす。一代で巨万の富を築きながらも、第一次大戦後の恐慌の煽りで事業難に陥り、政治家へと転身。逓信大臣、立憲政友会総裁を歴任し、日中露の「三国緩衝地帯論」を唱えるなど理想家の片鱗を見せつつ、「政界の黒幕」として近代日本の政治・経済に多大な影響を及ぼした。歴史の変革期である激動の明治、大正、昭和を縦横かつ奔放に闊歩した「巨人」の生涯を描く力作長編小説。
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3.8衝撃の告発と自身の半生を辿る ジャニー喜多川氏の性加害を実名・顔出しで告発して「山」を動かした元ジャニーズJr.、カウアン・オカモト氏。オカモト氏が赤裸々に明かす、ジャニーズ性加害の実態と、波乱の人生。 目次 第一章 Baby ジャニーさんからの電話/五千人の前でアカペラ/いきなりジャニーさんのマンションへ 第二章 ブラジル団地 日系ブラジル人の両親/日本人との違い/ドロップアウト/音楽が支えだった 第三章 Junior 名古屋ジュニア/ユーは黒色だよ/「おいっ!テメェ!こっち来い!」/上京しないとキツいね/バイトジュニア 第四章 YOU 「マンション」と「プール」/カウアン、早く寝なよ/全部で十五~二十回/それでもジャニーさんに…… 第五章 退所 グループに人生を預けられない/YouTubeもダメだって/ユー、ヤバいよ/元ジャニーズの仲間と/ジャニーさんの死 第六章 告発 パニック障害/もう自分に嘘はつきたくない/きっかけはキンプリ/ガーシーとのコラボ/文春での告発/母への告白 第七章 記者会見 ものすごいスピード感/真実を伝える/もし、入所前に報じられていたら/山が動いた 第八章 カウアン、国会へ行く ジュリーさんとの対面/第一歩のはじまり/再発したパニック障害/被害者四人の署名活動 第九章 これから 目標は、ラテン・グラミー賞/日本国籍
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4.0水俣病を世界に告発した写真家の本格評伝。 二十世紀を代表する写真界の巨匠、ユージン・スミス(1918-1978)の代表作であり、人生最後のプロジェクトでもあったのが、写真集『MINAMATA』(1975年)でした。なかでも有名なのが、胎児性水俣病患者の娘をいとおしむように胸に抱く母の姿をとらえた「入浴する智子と母」の一枚です。この写真は世界中に衝撃を与え、水俣の公害の実態を海外に知らしめる役割を果たしました。 写真集『MINAMATA』のプロジェクトは、妻アイリーン・スミス氏との共同作業でしたが、もうひとり重要な役割を果たしたのが、当時ユージンのアシスタントを務めていた石川武志氏です。ユージンが水俣で過ごした約3年間、彼と生活をともにしながら撮影活動を支えた石川氏の視点から、独特の撮影手法や患者との交流、写真にかける情熱、情の深い人柄など、これまで語られることのなかったユージン・スミスの「水俣」がよみがえります。 2012年、第19回小学館ノンフィクション大賞受賞作品。