ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
百姓一揆にまきこまれ、過って妻のおはまを刺殺した岩松は、国を捨てて出家する。しかし、罪の償いにきびしい修行をみずから求めた彼を絶え間なく襲うのは、おはまへの未練と煩悩だった。いっぽう、清貧と無欲の極地で庶民救済に生きようとする彼を俗世へと駆りたてることに執念を燃やす奇妙な男がつきまとう。大飢饉や一揆、打ちこわしといった江戸後期の乱世に、妻殺しの呵責に苦しみつつ、未踏の岩峰・槍ヶ岳初登攀に成功した修行僧播隆の苛烈な生きざまを、雄渾に描く長篇伝記小説。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
山岳小説であり歴史小説だった。 当時の登山装備で厨子と仏像を持って槍に上がるというのは、考えられないことだ。念仏行者について深く考えさせられた。 徳念は最後の最後にちょっと残念。
自分の犯した罪を僧になることにより浄化しようとするが、中々出来ず死に際に克服したのかなと思われるところに思うところがあった。 播隆の思いとは裏腹に勝手気ままに好きなことを言いまくる弟子達にヤキモキしながら読んだ。 堅実に戒律を守ろうとしているのに、山の掟に従えとめっちゃ怒られて従うところとかは少...続きを読むし笑ってしまった。 槍ヶ岳の開山がどういう事を表していて、そこにどんな人達が絡んでいたのか勉強になった。
現在では多くの人が登る日本有数の名山、その登頂の道を開いてくれた名僧播竜上人の生涯を描いた作品 彼はなぜこの偉業をなしえるに至ったのかを出家以前から語られる 槍ヶ岳を目指すなら読んでおきたい名作
映画、『剱岳』を見て、この『槍ヶ岳開山』を読んでみた。 どちらもはじめての登頂を目指すのだが、中身はちょっと違う。 高校生のとき、登山競技ではペーパーテストがあった。その問題で、播隆上人の名前が確か出てきた記憶がある。しかし、この本は読んだことが無かった。 農民が百姓一揆を経て僧侶になり、笠ヶ...続きを読む岳の再興、槍ヶ岳開山へ取り組んでいく、播隆上人の半生の物語です。心に迷いがある人、自殺を考えてしまう人にお薦めの一冊です。一心不乱にいきることが大事です。
今も昔も、山の頂からは何かが見えるらしい…。きっと形は変えても、人の心の奥底にあるものが映し出されているのだろうなあ。
高山奥地にある槍ヶ岳周辺の地図を作る人の話。 淡々とした言葉を積み上げて情緒を高めていくのが新田作品らしくて好きです。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
槍ヶ岳開山
新刊情報をお知らせします。
新田次郎
フォロー機能について
「文春文庫」の最新刊一覧へ
「ノンフィクション」無料一覧へ
「ノンフィクション」ランキングの一覧へ
孤高の人 1
武田信玄 風の巻
昭和新山
武田勝頼(一) 陽の巻
アイガー北壁・気象遭難
試し読み
青い失速
アラスカ物語
アルプスの谷 アルプスの村
「新田次郎」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲槍ヶ岳開山 ページトップヘ