歴史・時代の検索結果
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吉田松陰と幕末志士たち 明治維新を10倍楽しむ奇人変人ガイド ~坂本龍馬、高杉晋作、伊藤博文、大隈重信、久坂玄瑞、佐久間象山、黒田清隆など~
<まえがきより> 明治維新は、松陰を筆頭に“変人たちの半ば自暴自棄な行動”が最終的にブラッシュアップされて成立したものだ、という側面がある。実のところ、当初は日本の近代化もそこそこに「幕府を倒せ」とか「外国人斬るべし」といった目標を掲げる何とも危うげな運動でしかなかったのだ。 その危うげな動きがどのようにして真っ当な社会変革へと収束していったのか。松陰をはじめとする志士たちの実像はどのようなものだったのか。 <目次> ●第一章:驚きの実情~天下の奇人・吉田松陰と松下村塾 現代なら異常者扱い!? 自称革命家としての松陰 松下村塾は社会不適合者のフリースクールだった!? 薩摩藩が維新を主導できた理由~薩摩版・松陰――島津斉彬の存在 吉田松陰とは何者なのか!? ●第二章:維新志士の人物伝~幕末は奇人変人のオンパレード!? 不美人!? 容姿を理由に結婚を断られた~杉文 戦場で読書に耽った変人~久坂玄瑞 狂気の言動、日本を救う~高杉晋作 傍若無人! 曰く「我は国家の財産也」~佐久間象山 高熱にうなされながらも芸者をはべらせた!? ~伊藤博文 あの有名宰相は見栄っ張りの死にたがり!? ~大隈重信 酒の勢いで一般市民を殺害! 酒乱の宰相~黒田清隆 常軌を逸した社会不適合者~勝小吉 松陰の妹2人を妻にした!? ~楫取素彦 ●第三章:大河の舞台をおさらい~まじめに復習する明治維新 幕末の動乱~日本国、その幼年期の終わり 開国か攘夷か~現実と誇りのせめぎあい 明治維新~新たなる日本の夜明け ★impress QuickBooks(http://quickbooks.impress.jp/)は、気軽に電子書籍を楽しんでいただきたいという想いから生まれた電子専門レーベルです -
義時 運命の輪
北条義時。鎌倉幕府第二代執権の座に就くまでの彼は、あまりにも無力だった。姉・政子と義兄・頼朝の非情かつ強烈な個性に翻弄され、父・時政にはないがしろにされ続ける。己が権力を持つことなど、考えることさえできなかった。運命の輪が回り始めるまでは──。頼家の乳母一族として権勢を振るう比企氏を滅ぼし、頼家を幽閉、暗殺した事件から、義時はその本領を発揮し始める。繰り広げられる血で血を洗う抗争。権力者の死、仲間の叛乱、数々の権謀術数、そして、叶わぬ恋。2022年NHK大河ドラマの主人公・北条義時の半生を静謐な熱を込めた筆致で描く歴史小説。 -
吉野桜鬼剣
満開の桜の下で、秘剣一閃! 剣客・大柿半兵衛は、かつて加賀・前田家の剣道指南役を務めた知心流師範で、いまは江戸の下町で道場主を務める大柿幸之助を父に持つ。老中・安藤信正が画策した公武合体政策、和宮の降嫁に際しては幕府の密使をつとめあげ、その働きが買われて安藤の信頼を得た半兵衛は、何度かの密命を帯び、その都度見事につとめあげた。坂下門外の変の後、安藤は失脚したが、半兵衛の剣の腕の評判を聞きつけた柳生家の当主・俊順(としむね)から、新たな依頼が寄せられた。柳生家の在所に出没する「桜鬼(おうき)一族」を成敗して欲しいというのだ。吉野山中に跋扈する一族は、奈良の高僧や天領の代官たちを殺め、金銀財宝を掠奪。討伐のため派遣された柳生新陰流の剣士たちも皆、渦巻く桜吹雪に紛れて刀が一閃する「吉野桜鬼剣」に打ち破れたという。知心流の新たな秘剣「翡翠(かわせみ)」を伝授された半兵衛は、早春の大和国・吉野へ向かう。「桜鬼一族」とは何者なのか。新陰流をも打ち破る、幻想的な桜鬼剣とは……!? 「走れ、半兵衛」シリーズ、待望の第三弾! -
吉宗影御用(1)
幕府庭衆十七家の陰技に賭け、断じてその男、野に放ってはならぬ 時代は宝暦の世。前将軍・徳川吉宗の股肱の臣として、三十年あまりにわたり幕閣に連なっていた大岡越前守忠相は、苦しげにうごめいた。こやつはいったい何者ぞ? 越前の前でつくねんと座り込む男。六十とも七十とも見える坊主頭の老人だ。「その才稀有。余が最も信頼する耳目なり」吉宗にそう言わしめた男が、幕府の治世を根底から揺さぶろうとしている。大岡越前が震撼し、田沼意次が仰天した「陰武鑑」とは……。 長篇時代小説「吉宗影御用」シリーズ、第1弾。 ●磐紀一郎(ばん・きいちろう) 1938年、福島県いわき市生まれ。手塚治虫が設立した「虫プロダクション」の文芸部を経て、作家生活に入る。十年間の休筆期間ののち、満を持して発表された『吉宗影御用』シリーズなど時代小説界に新しい風を送り込んだ。 -
吉宗影御用(3) 老虎大難
煉獄島に投獄された老師を脱牢させることができるか……闇を奔り、奸を斬る男たちの暗闘 竜元寺の住職・道順和尚から呆庵に連絡が入った。生まれ故郷である朝鮮国に去った植畠喜平が「辱国の罪」により幽閉の身にある、と。師匠の危急に居ても立っても居られなくなった呆庵は、一統の常吉、小夜吉、耶弥に留守中の指示を出すと、対馬へと旅立った。情報を集めると、喜平が囚われているのは「煉獄島」と称される監獄で、無数の暗礁、切り立った絶壁に囲まれた要害の孤島だという。常識的には収監者の救出など夢のまた夢であるが、呆庵は救出作戦を断行する……。 長篇時代小説「吉宗影御用」シリーズ、第3弾。完結編。 ●磐紀一郎(ばん・きいちろう) 1938年、福島県いわき市生まれ。手塚治虫が設立した「虫プロダクション」の文芸部を経て、作家生活に入る。十年間の休筆期間ののち、満を持して発表された『吉宗影御用』シリーズなど時代小説界に新しい風を送り込んだ。 -
吉宗影御用(2) 陰陽の城
幕府転覆を企む破格の陰陽師が、江戸城に在る将軍・家重以下数千人を操る 前将軍・吉宗の秘命を受けた老隠密・植畠喜平が日本を去って四カ月。喜平の弟子・呆庵は新たな権力者となりつつある田沼意次に召される。呆庵の表顔は、両国にある四ツ目屋(大人の玩具屋)の主人である。「あまりに面妖な話でな」店先にふらりと現れた意次は、城内で起こる変事の数々を語り出した。探りを入れるべく、合胸衆の女差配・耶弥と共に、江戸の闇を疾駆する呆庵。統―幕府転覆を企む謎の陰陽師の正体とは……。 長篇時代小説「吉宗影御用」シリーズ、第2弾。 ●磐紀一郎(ばん・きいちろう) 1938年、福島県いわき市生まれ。手塚治虫が設立した「虫プロダクション」の文芸部を経て、作家生活に入る。十年間の休筆期間ののち、満を持して発表された『吉宗影御用』シリーズなど時代小説界に新しい風を送り込んだ。 -
吉宗の星
八代将軍吉宗は いかにして生まれたのか 権謀術数で摑んだ天下の先に見た〈星〉とは!? 「畢竟、これは『人は何のために生きるのか』 を問う物語なのである」大矢博子(書評家・解説より) 瞬く星となり 見守っております 紀州藩主・徳川光貞の三男として生まれながら、生母・紋の身分の低さゆえに、虐げられた扱いを受けた新之助。 しかし、五代将軍綱吉から「高みに登れ」と声を掛けられ、運命は激しく動き出す。 新之助の思いと野心に応え、乳兄弟の星野伊織と鉄海和尚は秘密裡に工作を重ねる。 やがて、新之助は紀州藩主、将軍の座を摑むが、そこには新たな試練が。 -
四ツ目屋闇草紙
松平定信、真田幸貫父子と不思議な繋がりを持つ“謎の男”、小三郎の犯した大罪とは? 江戸・両国にある「紙屋えろす堂」。蘭方・四ツ目屋といい、張形や吾妻形、媚薬・強壮丸を扱う店である。角行灯の薄闇で男女の悩みごとを処方するのは、主人の紙屋小三郎。長崎・鳴滝塾の留学から江戸に帰ると蘭学迫害の嵐が吹き荒れ、長崎奉行所に記録のない“謎の男”小三郎の身にも追っ手が迫る。幕府密偵・鳥居燿蔵の容赦ない捜査は、仲間の佐久間象山やねずみ小僧にまで忍び寄る……。長編時代小説。 ●磐紀一郎(ばん・きいちろう) 1938年、福島県いわき市生まれ。手塚治虫が設立した「虫プロダクション」の文芸部を経て、作家生活に入る。十年間の休筆期間ののち、満を持して発表された『吉宗影御用』シリーズなど時代小説界に新しい風を送り込んだ。 -
米内光政
ナチス・ドイツの快進撃に触発され、陸軍を中心に、対米英戦争に突き進んだ日本。そして、多大なる犠牲を払っての悲惨な敗戦。この激動の時代を、常に冷静に見つめながら、崩れ行く日本の中にあって、国が向かうべき正しい方向を、静かに示し続けた、海軍大将・米内光政。本書は、その無私・廉潔にして至誠の人の重厚なる生涯を、思いあふれる筆致で鮮やかに描き上げる、長編歴史小説である。著者である神川武利氏の父・武夫氏は、海軍において、米内の教え子にあたる。武夫氏は、米内の指導の通り太平洋戦争において勇戦・奮闘し、最後は、レイテ沖海戦に出陣、巡洋艦「鳥海」艦上で戦死を遂げた。今回の作品において、神川氏は、その亡き父への想いと、昭和初期という、自らが少年期を体験した時代に対する疑問を重ね合わせて、あふれる感情を、時には抑え、時にはほとばしらせて、米内を主人公に置きつつ、まさに己の精神史を綴っているかのようである。 -
世直し将軍家治
「家治は余の真似をして、江戸の町に出るであろう」──八代将軍・吉宗は、孫の十代将軍の将来をこう予見していた。それには理由がある。家治は幼少より、吉宗から将軍になるための心構えを学び、ふだんの政や生活においては、その薫陶を忠実に守っていたのだ。果たして家治は、祖父の真骨頂であった町歩きを始める。やはり、予言は的中した。 お供は、来たる日のために吉宗が育て上げた裏小姓・刈谷幻之丞。さらに、町方同心・坂本辰之介や煮売り屋・お光らとの交流を通じて、家治は民の目線で幕政を見直してゆく。大名、旗本、大店……どんな大物とて悪は許さぬ! 吉宗直伝の正義の剣を振り下ろす、無敵の天下成敗組。その痛快この上ない活躍劇がいま、開幕する!! -
世直し若さま 松平小五郎
小石川の養生所に、どこからかふらりと現れ、どこかにふらりと消えていく、遊び人風の町侍。躰は筋肉質で、太い眉と切れ長の眼を持ち、いい男である。だが、絹で丁寧に織られた羽織を裏返すと、背中には大きな葵の紋──。彼の正体は現将軍・徳川吉宗の四男・宗尹であり、兄はのちの九代将軍・家重、次兄は田安家の祖・宗武であった。 自らは一橋門内にれっきとした屋敷をもつ若殿であったが、城内にいては何が庶民の幸福かわからない。よって松平小五郎を名乗り、頻繁に城外に出たのだ。彼らと同じものを食べ、同じ場所に暮らすことこそ政……。父上とも兄上とも違う、己のやり方での世直しを誓ったのである。のちに一橋家の初代当主となる貴人の熱い躍動がいま、始まる! -
世に棲む日日
2015年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』の主人公は久坂玄瑞の妻、文(ふみ)。文の兄であり玄瑞の師である吉田松陰こそ、『世に棲む日日』前半の中心人物です。「人間が人間に影響をあたえるということは、人間のどういう部分によるものかを、松陰において考えてみたかった。そして後半は、影響の受け手のひとりである高杉晋作という若者について書いた」(「文庫版あとがき」より) 嘉永六(1853)年、ペリー率いる黒船が浦賀沖に姿を現して以来、攘夷か開国か、勤王か佐幕かをめぐり、国内には激しい政治闘争の嵐が吹き荒れていた。この時期、骨肉の抗争を経て倒幕への主動力となった長州藩には、その思想的原点に立つ松下村塾主宰・吉田松陰と、後継者たる高杉晋作がいた――。維新前夜の青春群像を活写した怒濤の歴史長編、ここに開幕。 -
与力・仏の重蔵
鬼より怖い凄腕与力がなぜ「仏」と呼ばれる? 男の生き様の極北! 惨殺死体が続いて見つかる。ホトケの身元を調べると、かつての盗賊一味だという。 誰が何のために? 犯人を追う重蔵の苦悩! 与力は普通、現場には足を運ばないが、南町奉行所与力・戸部重蔵は、いつも自分で検分に出向く。それだけでも変わり者だったが、火盗改め同心への抜擢、そして本来世襲であるはずの町方与力への出世は、兄とも慕う幼馴染、勘定奉行の矢部定謙の口利きとしか思えない異例のことだった。仏の重蔵と呼ばれる男の、これぞ男の生きざまを描く、著者渾身の新シリーズ第一弾! -
鎧月之介殺法帖 女怪
藩の危機を救うため、潜入した公儀の隠密を討ち果たしたものの、臨月だった妻を殺されたうえ、幕府の仕置きを畏れた藩重役たちに裏切られ、脱藩を余儀なくされた掛川藩槍奉行の木暮月之介。姓を鎧と変え、素性を隠して深川に暮らす月之介は、ある日人斬りの科で北町奉行所に捕縛されてしまう。北町は冤罪と知りながらその首を刎ねようと画策するが、月之介は上役に不審を抱く定廻りの弓削勘太郎に助けられ、脱牢に成功した。弓削とともにお尋ね者となりつつも、月之介は罠の裏側に北町与力を操る大盗一味の存在を掴み、探索に乗り出すが…。癒されぬ過去を背負いながら、闇に巣くう悪を相手に修羅の剣で立ち向かう、書下ろし活劇シリーズ第一弾! -
よわむし同心信長
南町奉行所に勤める信藤長次郎は、自他ともに認める根っからの小心者。仕事も剣も、はたまた恋も、持ち前の気弱さが邪魔をしてなかなかうまくはいかない。織田信長の史書を読むことを唯一の楽しみとしていたが、それも同僚から名前をもじられて「信長殿」とからかわれる始末であった。天保七年三月──そんな長次郎に、思わぬ人生の転機が訪れる。定町廻りとなり、慣れぬ役務に戸惑う長次郎は、探索の途中、頭と身体を強く打ち、賊の手に捕らわれてしまう。そしてそのときから頭の中で、戦国の英雄、織田信長の声が聞こえるようになってしまったのだが……。信長の叱咤激励で生まれ変わる、若き同心の活躍! -
四本の火柱 高速戦艦勇戦記
狂瀾怒涛の太平洋全水域において武勲赫々、帝国海軍の花形と謳われた高速戦艦、比叡・霧島・金剛・榛名。その名艦の歴戦のさまを、ミッドウェー、南太平洋、ソロモン沖、レイテ沖等の壮烈な海戦に追いながら、大艦巨砲の戦艦群が辿った栄光と悲劇的末路を描破する長篇海戦記。ほかに真珠湾奇襲作戦を立案した黒島亀人少将の波瀾の後半生を活写した「仙人参謀」を収録。 -
四万人の邦人を救った将軍 軍司令官根本博の深謀 新装版
停戦命令に抗してソ連軍を阻止し続けた戦略家の決断──陸軍きっての中国通で「昼行燈」とも「いくさの神様」とも評された男の波瀾の生涯を描く。 -
雷雲の龍 会津に吼える
名誉を捨て、義を貫く! 講談社創業者・野間清治の祖父にして、門下八百人を超える大道場の当主、森要蔵。 幕末の動乱の中、なぜ彼は藩を抜け、会津で新政府軍と戦ったのか。 世を憂い、家族を愛し、弟子の未来を想った、知られざる剣豪の生涯。 慶応四年(1868年)、六月二十八日。北辰一刀流の開祖・千葉周作のもとで四天王のひとりと謳われた大剣士・森要蔵は、道場のある江戸を出て、遠い会津の地にいた。 門弟や息子とともに会津藩に与し、白河城を奪還する戦に参陣するためだ。 ただひたすら、己の信じる「誠」に従って。 時代の趨勢に抗い、新政府軍に立ち向かった男はいかにその生涯をまっとうしたのか。 ひとたび戦えば、「雷雲を纏った龍のよう」と称された要蔵。 平穏な日々を捨て、世のため人のために生きる信念を貫いた愚直な男を描く、傑作歴史長編! -
雷桜 新装版
何ものにも縛られない自由な娘・遊と将軍家斉の息子・斉道の運命の恋――。 江戸から西へ、三日ほど歩いたところにある瀬田村。そこの庄屋の愛娘・遊は、乳飲み子の頃にさらわれた。15年の時を経て、遊は狼女となって帰還する。一方、家斉の息子・斉道は、身体も弱く、癇癪持ちということもあり、気難しい性格をしていた。ある日、転地療養ということで瀬田村が選ばれ、斉道一行が訪れる。庄屋を訪ねていた斉道が出会ったのは、自由に生きる遊だった。やがて、二人は惹かれ合っていくが――。数奇な運命を辿った遊の凛とした生涯を描く、時代劇版ロミオとジュリエット。 -
雷撃深度一九・五
アメリカ重巡洋艦インディアナポリスvs.日本の潜水艦イ五八! 玉木宏主演映画『真夏のオリオン』の原作、実話を基にした手に汗握る戦争サスペンス大作 昭和20年7月16日、110余名の乗員と人間魚雷回天を乗せた伊58潜水艦が呉軍港を出港した。 やがて、倉本艦長はフィリピン東方を通過する敵艦船をグアム―レイテ線上で撃沈せよとの特命を受ける。 その敵艦船とは、原子爆弾をテニアン島へ届けた後でレイテ島へと向かう、重巡洋艦インディアナポリスだった。 乗艦を撃沈され伊58に救助された永井少将は、開戦前、インディアナポリス艦長マックベイ大佐と机上演習で戦い、勝利を収めた。 因縁の宿敵同士に、ついに決着をつける時がやってきた――。 太平洋戦争における最後の艦艇同士の最後の戦いを元にして生まれた、全く新しい戦争サスペンス! 解説・香山二三郎 -
雷装戦艦大和
「戦艦でハワイをやれないものだろうか」。山本五十六のその一言から始まった真珠湾奇襲作戦。山本の命を受けた海軍中将・小澤治三郎は、新式酸素魚雷で武装した戦艦大和を旗艦とする第三艦隊で、オワフ島への殴り込みを敢行する! -
雷電
勝率9割6分2厘、江戸相撲最強の力士・雷電為右衛門。その雷電が唯一、二度敗れた相手がいた。相手の名は花頂山。後世に伝わる花頂山との戦績は、3勝2敗、そして二人の最後の取組となった1預り(その場で勝敗を付けず、保留とすること)。その1預りには、藩の思惑と力士の誇りがぶつかり合う、隠された物語があった――。 江戸時代の相撲は藩の威信を懸けた代理の戦。松江藩の江戸留守居役・石積多平太は、藩主・松平不昧が力を入れる相撲力士の育成に関わることに。過去のある出来事から相撲を憎む多平太だったが、松江のお抱え力士・雷電爲右衞門の圧倒的な強さを前に、徐々に相撲に魅入られていく。あるとき、雷電は、庄内藩の幕下力士、花頂山に敗北を喫し、更に次の場所でも花頂山に敗れてしまう。それは、相撲藩・松江藩にとっては、起きてはならぬ一大事であった。各藩の思惑渦巻く土俵の上で、雷電と花頂山は何を思うのか。藩の威信、そして一人の力士としての意地を懸けた、両者の最後の一番の行方は――。
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