麻倉一矢の作品一覧
「麻倉一矢」の「かぶき平八郎荒事始」「家康の野望」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「麻倉一矢」の「かぶき平八郎荒事始」「家康の野望」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
先ずは第一話
主人公・柳生俊平の強さが妙に自然体で、それだけに愉快だ。登場人物も不思議な軽さを持った奴ばかりで、楽しめる。
一万石の大名が三人、貧乏なのは参勤交代の義務があるから。江戸での暮らしは、史実ではかなり窮屈だったはずだが、この三人はやけに伸びやかにやっている。2000石の旗本と、大して変わらなかったとも云われるのだが、たぶんこの三人、二代目團十郎にタカりながら遊ぶのだろうな。
今回は…
…随分と俊平が「藩主」していたハナシだった。
しかし、江戸幕府は、大奥があった分、現代より政治的な組織構成としては複雑だったのかも知れないな、などと思ったハナシでもあった。
とまれ、「可愛い子には旅をさせよ」も、難しい事である。路銀をやって武者修行に出したつもりが、追い出されたと勘違いされたのでは、先代柳生藩主も立瀬があるまい。
剣客大名柳生俊平将軍の影目付
久し振りに面白い痛快時代劇小説に会いました。読んでいて知らず知らずに引き込まれ大名、町人、将軍家、大岡越前、等を登場させて尚且つ庶民を味方につけ町方のいざこざから思いがけないお家衝動、剣客としての流派等
読んでいて引き込まれて行きます。