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完全版 鏡の法則
なぜ、読んだ人の9割が涙したのか? 100万部を突破した感動の物語が、いまよみがえる! 京セラ名誉会長 稲盛和夫氏推薦! 「人生とは自分の心を映し出す“鏡”である、 というこのメッセージは、多くの人を勇気づけるだろう」 いじめにあう息子に心を痛める主婦・栄子が、 あるコンサルタントから「鏡の法則」というゴールデンルールを教わります。 その実践によって、長年関係が悪化していた父親との劇的な和解、 そして息子のいじめの問題の解消、さらにはすべての幸せに通じる秘訣を手に入れます。 「久々に号泣しました」 「心から親に感謝できました」 「いままでゆるせなかった人をゆるせました」 大反響を巻き起こし、ミリオンセラーになった 『鏡の法則』が10年たったいま、よみがえりました。 いまの時代にこそ、多くの方々に読んでいただきたい物語です。 解説は、前作で反響があった親子関係の問題について大幅に加筆修正しています。 完全版としてふさわしい1冊にパワーアップしました。 *目次より ◎鏡の法則 ◎あなたの人生に幸せをもたらす解説とあとがき ・感動だけでは終らないために ・人生は自分の心を映し出す鏡 ・困難な問題が教えてくれるメッセージ ・ゆるすとはどうすることなのか? ・ゆるす前にやるべきこと ・親との間に境界線を引けない人たち -
劣等感という妄想 禅が教える「競わない」生き方
自分から自由になる「禅の教え」。 誰かに「負けた」と思って落ち込んだり、 誰かに「勝った」と思って喜んだり、 日々、一喜一憂していませんか? それでは心は落ち着かず、休まるときがありません。 誰かと比較して一喜一憂するのは、あなたの中にある「劣等感」の問題です。 そしてその「劣等感」は妄想です。 自分より何かが劣っている人を見つけて安心感を得る「優越感」もまた妄想です。 禅では妄想を「もうぞう」と読み、「莫妄想(まくもうぞう)」妄想することなかれ、と戒められています。 そんなことわかっているけれど、なかなかその思考がやめられないという人。 では、あなたはその思考を断ち切る行動をしていますか? 禅では、考えるより行動することを第一に考えます。 行動すれば思考が変わります。 本書では、悪い思考を断ち切り、毎日が清々しくなる人気禅僧・枡野俊明氏による禅の思考・行動を紹介します。 ◎他人に“負けられる”人に劣等感はない ◎人生を「勝ち負け」で考えない ◎誰かの評価より自分の納得感を大事にする ◎日の当たらない仕事でも精一杯全力を尽くす ◎「天のものさし」を心の拠り所にする ◎規則正しい生活こそ「妄想」を断ち切る近道 -
なぜ日本人は神社で祈るのか
神社とは一体何なのでしょうか? 神社が日本特有のもので、他の宗教にはないものだとすると、神社を見ていくことによって、日本人とはどういう存在なのかもわかってきます。 私たちが日常の暮らしのなかで、さまざまにかかわる神社がいったいどういうものなのか。 私たちはなぜ神社で祈るのか。それを考えることが、この本の目的です。 本書を通して、神社にはどういう魅力があるのか認識していただければ幸いです。 第1章 日本人が祈ってきた神社 第2章 祈りの対象としての日本の神々 第3章 祈りは神との出会い 第4章 神社の歴史 第5章 お寺と深く結びついた神社 第6章 なぜ日本人は神社で祈るのか 1953年東京生まれ。作家、宗教学者。76 年東京大学文学部宗教学科卒業。同大学大学院人文科学研究科修士課程修了。84 年同博士課程修了(宗教学専攻)。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を経て、東京通信大学非常勤講師。著書に『帝国と宗教』『「日本人の神」入門』(講談社現代新書)、『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』『葬式は、要らない』(幻冬舎新書)、『なぜキリスト教は世界を席巻できたのか』(扶桑社新書)、『[増補版]神道はなぜ教えがないのか』(育鵬社)、『教養として学んでおきたい仏教』『教養として学んでおきたい神社』『教養として学んでおきたい古事記・日本書紀』『宗教戦争で世界を読む』(マイナビ新書)などがある。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※お使いの端末で無料サンプルをお試しいただいた上でのご購入をお願いいたします。 ※本書内容はカラーで制作されているため、カラー表示可能な端末での閲覧を推奨いたします -
見る見る幸せが見えてくる授業
なぜか学校では教えてもらえなかった「幸せ」の答えがここに! 【本書は、こんな人のために生まれました!】 ○「幸せ」なんて存在しないと思い込んでいる人 ○どの本を読んでも、なんとな~く分かった気がするだけで、結局何も変われなかった人 ○今まさにストレスや不安などの悩みを抱えている人 →全部、解決いたします! 実は、「幸」という文字の語源って刑罰の道具である、手枷(手錠)だったことをご存じでしょうか? 「手錠がはめられなくて、マジでよかったね!」(=幸せ)ってね。 ……この話からも分かるように、「幸せ」とはゼロから作り出せるものではなく、「不幸がない状態」のことだったのです。 そこでこの本では、【ストレス】や【欠点】、【貧乏の原因】、【ピンチ】など、幸せを遠ざける悩み(=不幸)を簡単に取り払えるよう、“見える化”することに成功しました! たくさんの悩みに怯えて生きてきた人もこの本さえあれば大丈夫! 幽霊だって、あんなふうにうっすら透明じゃなく、はっきりと姿が見えれば“ただの人”。なんにも怖くありません。 悩みだって同じです。その正体がはっきり見えれば、解決したも同然なのです! *目次より 「“見える化”に成功した不幸(悩み)たち」 ネガティブ/ストレス/毎日がつまらない/ 未来への不安/貧乏/嫌いな人の正体/ 恋人ができない原因/欠点/過去のトラウマ/ 自信がない/失敗/成功と幸福の違い/ピンチ など -
脳のしつけ
人間関係がうまくいかない、 いつも仕事に追われてイライラしている、 あのときああしておけばよかったと後悔している、 将来に対して漠然とした不安がある……。 あなたも、こんな「もやもや」にとらわれていないでしょうか? 実は、このような「もやもや」は、 人間の脳が勝手に生み出しているもので、 出来事自体にはいいも悪いもない、と著者はいいます。 私たちの脳がどう感じるかによって、 出来事の善し悪しが決まってしまうのです。 逆にいうと、脳の使い方を少し変えてあげるだけで、 物事のとらえ方も変わってきます。 子どもをしつけるときと同じように、 何度も脳に言い聞かせてトレーニングしていけば、 やがて脳は意識しなくても「もやもや」をコントロールできるようになるのです。 本書では、 話題沸騰中のセミナー「アクティブ・ブレイン」協会会長、 かつ「陽転思考」の提唱者である著者が、 人生を好転させる「脳のしつけ方」をお伝えします。 *目次より 第1章 脳のしくみを上手に使って脳をしつける 第2章 「怒り」のもやもやをコントロールする 第3章 「義務感」のもやもやをコントロールする 第4章 「後悔」のもやもやをコントロールする 第5章 「不安」のもやもやをコントロールする 第6章 「不満」のもやもやをコントロールする 第7章 プラスの感情をもっと増幅させる -
私の体を鞭打つ言葉
突如、現れた哲学アイドル、衝撃のデビュー作! 抱腹絶倒の超自伝的「哲学の教え」。 とかくこの世が生きにくいのはなぜだろう。 生きていくうえで、理由はわからないけれど、なぜか浮いてしまう、はみ出てしまう、 普通の人生を生きられずに苦しんでしまう。 そんな悩みを持つ人は決して少なくありません。 本書の著者、原田まりるさんもそうでした。 ところが、高校生だったある日、一冊の哲学書との出会いが彼女を変えていくこととなります。 破天荒な哲学者たちの生きざまや考え方に触れるうちに、 哲学書の中に息づく「体を鞭打つ言葉たち」が彼女の人生に光を注ぎ込み、 彼女は「生きていく強さ」を手に入れることができたのです。 元レースクイーン日本一、元アイドルにして、現在は哲学ナビゲーターの原田まりるが 自らの体験をもとに初めて書き下ろした、抱腹絶倒の超自伝的「哲学の教え」とは? *目次より ●生きにくいのは努力が足りないことが原因ではない ●恋愛は解釈次第で悲劇にも喜劇にもなる ●SMは心理を用いた頭脳戦である ●悪者になりたくないという考え方は偽善的である ●哲学者にはいわゆる「変態」がたくさんいる ●なぜ、アイドルの熱愛発覚にファンは怒り狂うのか? ●残酷な選択と決断から逃げてはいけない ●親友を不幸にしてまで自分の幸せを追い求めてよいか ●「よい行い」をしたのに「最悪の結果」が出るのはなぜ? -
「自己肯定感」を高めて自分を大切にしよう
自己肯定感が低くてつらい思いをしているのは、大人だけでなく中高生も同じです。特に、日本の子どもの自己肯定感は他の国に比べて低く、思春期にかけてそのまま下がり続けるという特徴があります。本書は、自己肯定感が低くて苦しんでいる中高生たちに、自己肯定感とはいったい何か、どうして自己肯定感が低いとしんどいのか、そしていろいろな悩みにどう対処して乗りこえていくのかを紹介しています。 ◆目次◆第1部 自己肯定感ってなんだろう 第2部 10代の悩みQ&A 友だちの悩み編/家族の悩み編/自分の悩み編 第3部 心がしんどいときに 〈本書の特徴〉◎精神科医として多くの子どもに接している著者が、子どもたちの症例を「診察室から」という形で紹介 ◎自己肯定感が低いかも? と思ったらやってほしい「自己肯定感のチェックリスト」付き ◎第2部では、自己肯定感と間違えやすい病気なども紹介 ◎つらくて困った時に相談すべき人や医療機関なども掲載 -
「HSP」で「ひきこもり」だけど私は元気です。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本では数少ないHSP専門カウンセラー武田友紀氏と、 ひきこもりイラストレーターかほり氏による対談コミックエッセイ。 漫画家アシスタントをしていたかほりは、 謎の体調不良や激しい動悸などの異常を感じながらも 「仕事をしなければならない」と自分に言い聞かせて仕事を続けていた。 しかし、そんな無理が長続きするはずはない。 やがて電車に乗ることや他人と接することに恐怖を感じるようになり、 外出もできないひきこもり状態に陥ってしまう。 心も体もボロボロになったかほりだが、 後に自身がHSP(とても繊細な人)と知り、 HSPがハッピーに生きていく方法を模索していく。 本書では、 かほり氏の体験談とカウンセラーの武田氏のアドバイスを 漫画と文章の対談形式で紹介しています。 -
晋遊舎ムック 成功する人が通う! 神社ベストランキング 2023
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 こんな時代だからこそ 絶対行くべき神社をお教えします! 戦国時代、天下人として名を残した武将たちは、いくさの前に必ず神社へ足を運び、勝利を祈願していました。 どの時代でも成功を収めてきた偉人たちは、神社の「特別な力」を知っており、それを味方につけて活躍してきたのです。 それは現代でも、変わらず私たちの背中を後押ししてくれるはずです。 本書では日本の神社や神々について造詣の深い方々にご協力いただき、あなたの成功を後押ししてくれる神社をわかりやすくランキングにまとめました。 あなたが成功を願うのであれば、ぜひ「成功神社」に足を運んでみてください。 その一歩からあなたの人生が切り開かれ、新たな未来に進むことができるはずです。 -
何を信じて生きるのか
コロナ禍で大学に通えず、ほとんどの時間を家で悶々と過ごしていた若者。「何でこんなことになるんだ」。ひとり暮らしのアパートから学校へ続く道の途中、踏切の向こう側の建物が目に入る。コンビニへ行くときも前を通る場所。中に入ったことはない。が、ちょっと気になる。教会だった。「わざわざ日曜日にミサに行くほどの価値があるのだろうか。変な勧誘をされても困るし、初めての場所に顔を出すのは気が重い」。そんな彼を待つ運命は――。姜尚中氏推薦! 「現代の『ストレイシープ』(迷える子)に捧げる愛の教えの対話」「数ある教えや思想のなかで、キリスト教にもわりといい見方、考え方があると感じてもらえたら」(著者)。人と人生を比べてみじめな気持ちになる。他人を信用できず、好きになれない。そんな方に、絶望から一歩踏み出すドアのあり処を示してみたい。 〈構成〉●一、自分を信じる ●二、人を信じる ●三、明日を信じる ●四、信じる心を育てる -
仏教の大東亜戦争
日本仏教界最大のタブーに迫る! 「一殺多生」による正当化、軍用機の献納、仏像や梵鐘の供出、植民地での布教。昭和の戦争を推進した仏教界の語られざる真実。 目次 はじめに 廃仏毀釈からのサバイバル──明治維新 ・国家にすり寄った仏教界 ・島地黙雷と大教院 進撃する仏教──日清・日露戦争 ・日清戦争と大陸布教 ・日露戦争──仏教の帝国主義化 ・植民地支配と仏教 大東亜戦争と皇道仏教 ・戦争に熱狂する仏教界 ・戦闘機の献納競争 ・軍人たちの仏教信仰 ・寺院に残る戦争の記憶 ・アメとムチの仏教統制 仏像も鐘も武器と化した ・金属供出と空襲 ・反戦の僧侶 ・農地改革と寺の“敗戦” ・僧侶たちの戦争体験 結びにかえて -
マンガでわかる あなたを傷つけるあの人からの攻撃がなくなる本
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2万6千人が効果を実感! 超・実践的なテクニックに反響続々! これは、毒親育ち・DV夫もちの 主人公・あゆこが 逆転に至るまでの物語である―― ブログ・メルマガでも大反響! 超・実践的なテクニックで 多くのモラハラ被害者を救ってきた 「Joeメソッド」がついにコミック化! もう、ガマンしなくていいんです。 闘わなくてもいいんです。 モラハラ、DV、毒親、イヤミなあの人... 「Joeメソッド」は、 あなたを傷つけるすべての人に 効果のある対処法です。 本書を読めば、 必ずあなたの人生に平和が訪れます!! -
『鬼滅の刃』で学ぶ はじめての仏教
「継国縁壱のモデルは、お釈迦さま!?」「眠り鬼・魘夢が見せた夢の正体」「悲鳴嶼行冥の羽織に刻まれる文字の謎」「鬼狩りになる縁、鬼になる縁」……本書では、“お寺の掲示板をバズらせる和尚”としてSNSで話題の著者が、人気漫画『鬼滅の刃』の根底に流れる仏教的要素に着目しながら、普通に読んでいたら気づけない作品の面白さを紹介していきます。仏教のことを知ると、その時しがみついていたものがつまらないものに見えてくる。思い通りにならないことだらけの世の中で、仏教というのは世界の見方を変えてくれる教えです。空前のブームを巻き起こし社会現象とまでなった『鬼滅の刃』と、時代を超えて今なお世界中の人々の心をつかむ仏教―一見すると何の関係もないような二つに関係性を見いだし、仏教の物語りを知ることで、より深い『鬼滅の刃』の世界へ案内します。日本一カジュアルに仏教を学べる書! -
真訳 五輪書 自分を超える、道を極める
晴れ渡る「空」には、善はあるが、悪はない。能力やノウハウといった「智」。プリンシプルに則して得られるアドバンテージ、すなわち「利」。そして、極めるべき「道」――。わが兵法の道に貫かれる「マインド(心)」は、一点の曇りもない「空」のごとく、限りなく澄み渡る。「地・水・火・風・空」の巻からなる『五輪書』の最後に置かれた文章である。二刀流で知られる古今無双のサムライ・宮本武蔵が遺したとされ、今も読み継がれるこの名著の現代日本語訳と解説に挑んだのが関西大学教授でニュージーランド出身の「実践する武道学者」である。剣道だけでなく、様々な武道に通じる訳者だからこそ、武蔵が示した「直道」や「実の道」の真意に迫ることができる。「拍子」「目付」「吟味」といった『五輪書』を読み解くキーワードにも新たな知見に基づく解説を試みた。自らの「武器」を研ぎ澄ますべく、世界に通用するサムライのプリンシプルに今、刮目せよ! -
子どもの発達格差 将来を左右する要因は何か
●自制心・思いやりのある子、ない子……なぜ今、二極化? ●子どもの将来に影響を与える「発達格差」の実態とは? ●最新の発達心理学が明かす「現代の子どもたちのリアルな姿」 今、子どもたちの間に「ある格差」が生まれている。目標に向けて自分を制御する力「実行機能」や、他者を思いやる力「向社会的行動」の格差だ。これは子どもたちが、「目の前のことを優先し、今を生きる」傾向にあるか、「将来に備え、未来に向かう」傾向にあるか、幼児期から二極化する現実を示している。さらに、これらの能力が低い子どもは、将来的に健康や経済面で不利になる可能性が高く、逆に高い子どもは、有利になる可能性が高いと言う。本書では、子どもの将来に影響を与えるこれらの能力の発達に見られる格差を「発達格差」と名付け、その実態および改善策を紹介する。子育てに悩むすべての親、教育関係者、必読の書! -
お金持ちになる人の心理学
意外に聞こえるかもしれませんが、お金と心理は深い関係があります。普段、私たちが気にも留めないような出来事が「呪いの暗示」となり、自らお金に困る状況を生み出しています。呪いの暗示の正体とは何か、どのようにすれば「お金持ち」へと変われるのでしょうか。仕事でうまく力を出せない優秀な人や、行き詰まって会社を辞めたりする人は、自分のせいだと落ち込みます。落ち込んだ末に思うように働けなくなり、お金の面でも追い込まれてしまう。しかし、その背景に周囲からの「嫉妬」があるのです。気づかずにそのままにしていると、“お金持ち”への道はどんどん遠のくばかり。単にお金だけに焦点をあてても解決できない理由はここにあります。じつは、“無意識”の力を身につければ、自然にこの問題から抜け出すことができます。悩みの背景を正しく把握し、どうしたら無意識の力を引き出すことができるか、自身のエピソードを交えて分かりやすく解説します。 -
心のお医者さんに聞いてみよう 対人関係・社会リズム療法でラクになる「双極性障害」の本(大和出版) 治療の基本と自分でできる対処法
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 このセルフケアで再発を防ぐ! 病状の制御が難しく本人も周囲も振り回されがちな上、薬物療法しか有効な手段がなかった「躁」と「うつ」を繰り返すこの病気に高い効果を実証。自分のリズムを知り、対人ストレスを減らす治療法。「発症時の対人関係や気持ちを明らかにする」「ライフイベントで自分のリズムが乱れることを自覚する」「睡眠パターンを見直し、ベッドで過ごす時間を改める」「調子を崩すサインに気づき、対処法を用意する」など、病を受け入れ、穏やかな毎日を続けていくための10のレッスン。巻末付録として「家族・親しい人にわかつてほしいこと」も掲載。 -
心のお医者さんに聞いてみよう 「うつ病の夫」に妻がすべきこと、してはいけないこと(大和出版) 抜け出すための“寄り添い方”がわかる本
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【妻が診察室に付き添う患者さんは治りが早い!?】回復が早い人と遅い人は、どこがどう違うのか? 専門クリニックの院長・理事長として、7千人超を治療してきた本書の監修者は、「夫がうつ病になり、一番つらい思いをするのは、妻です。ときには先の見えないストレスから逃げ出したくなることさえあるのかもしれません。一方で、治療の鍵を握っているのも妻。うつ病には治療の段階(病期)があり、病期に適した対応が不可欠です。妻が診療室につきあう患者ほど、治りやすい傾向があります」(はじめにより)と断言する。「4つのステージ(病期)」、すなわち「急性期」「亜急性期」「部分寛解期」「回復期」と、それに適した治療法・家族の対応法を明かす。長引かせずに順調に元気になれる“完治に至る支え方”。 -
実践 ポジティブ心理学
未病の人たちが、幸せになるための手助けをするための学問が「ポジティブ心理学」だ。1998年に、アメリカ心理学会の会長であったマーティン・セリグマン氏がその考え方を提唱して以来、「ポジティブ心理学」は海外の学会でも大きな話題を呼び、ハーバード大学などでの講義でも人気になっているという。昨今、話題の「マインドフルネス」や「レジリエンス」も「ポジティブ心理学」のひとつの概念である。本書では、ポジティブ心理学の最前線を紹介するとともに、著者の「幸福学の研究」をベースに、どのように日々の生活に役立てていけばよいかを明らかにする。本文中には「幸福度テスト」が紹介されていて、幸福度がわかる。内容例は、 ◎性格の良さと幸せは比例する ◎幸せな人は生産性が高く長生き ◎何歳のときに幸福度は上がるのか? ◎実践のためのハッピーエクササイズ ◎上を向いて歩くと幸せになれる? 等々。読むだけでポジティブに元気に幸せになれる一冊だ。 -
自信がなくても幸せになれる心理学
ハインツ・コフートという精神科医をご存知でしょうか。この人は革命的な人物で、それまでは「大人になろう、強くなろう」という考え方が当たり前だった精神分析学の世界で、「人間はそんなに立派なものでも、強いものでもない」と宣言したのです。孤独に高みを目指すことを勧める自己啓発とは一線を画し、何よりも人間関係を重視して、良好な人間関係を築くためのたくさんのヒントを遺しています。その実践的な考え方ゆえに、アメリカのカウンセリングは今でもコフートの考え方に則ったものが主流です。本書では、そんなコフートの考え方をどの本よりもやさしく解説しました。あなたも、より豊かな人間関係を築き、今よりもっと幸せな人生への一歩を踏み出してみませんか? 〈本書の内容〉●第1章 自信がない人ほどうまくいく「甘え」のすすめ ●第2章 嫌われる勇気がなくても大丈夫 ●第3章 コフート流 人づきあいの秘訣 ●第4章 日本は「コフート的」な国 -
他人が必ず、あなたに従う黒すぎる心理術
「黒すぎる心理術」の世界へ、ようこそ! 本書では、あえて心理術の黒い部分にフォーカスし、その強烈なパワーを日常生活やビジネスライフに活かしていただく方法をご紹介します。マインドコントロール、洗脳、人心掌握術……。どのキーワードを見ても「悪」のイメージを強く持ってしまうのではないでしょうか。実際に、世の中で起こっている犯罪の多くで、このような心理術が悪用されてしまっているのです。しかし、ここで大事なのは、これらの黒い心理術自体は、決して悪い技術ではないということです。ナイフと同じで、果物をむくために使用するのも、人を傷つけるために使用するのも、すべては使い手の意志に任されているのです。本書の心理術は、正しく使えば、相手の心を上手に読み取り、人間関係を円滑にするものです。随所に、交渉を円滑に進める技術、状況を打破する技術、そして相手との人間関係を最高のものにしていく技術などがちりばめられています。闇の世界に引き込まれないよう、絶対に悪用することなく、大切な人たちのために使っていただきたい一冊です。●内容 1章・相手の本音を確実に見抜く/2章・誰とでも一瞬で心を通わせる/3章・絶対にNOと言わせない/4章・思い通りに他人をコントロールする/5章・絶体絶命のピンチから脱出する/6章・大嫌いな相手に反撃する -
イラスト版けっこうお世話になっている 「日本の神様」がよくわかる本
名前を聞いたことはあるけれど、どんな神様なのか分からない……。日頃けっこうお世話になっているのに、意外に詳しく知らない日本の神様。 「家族が安全に過ごせますように」、「いい人に出会えますように」、「頭が良くなりますように」など、自分の願いを叶えてくれる神様を知ってこそ、願いは叶うというもの。 本書は10万部を突破した『「日本の神様」がよくわかる本』に、神様をより身近に感じていただくためのかわいいイラストがついてパワーアップ。 困ったときに頼りになる神様が一目でわかるご利益、神社ガイドとお参りの作法から、日本人なら知識として絶対知っておきたい象徴的なエピソードまで、日本の神様が楽しく学べる内容が盛りだくさん。 神社参りのハンドブックとして使うもよし、知識として知りたい神様を勉強するもよし。パワースポット好きの若者から、神社巡りを楽しむ年配の方まで、目で見て、読んで楽しい日本人必携のガイドブックです。 -
ブッダの教え一日一話
生きることについて考えたブッダの教えは、数千年が経っても常に新しい。妄想し、依存し、怒り、さまざまないのちから布施を受けながら返していない。そんな生き方をしているから幸福にならないのだ。ブッダの教えを学び、自分で確かめ、「いま・ここ」に生きることで、幸福への道がわかるようになる。スリランカ仏教界の長老が、日常に役立つブッダの教えを一日一話形式で説く。智慧とは、特別に「何かがある」ことではありません。じつは、「何もない」ことなのです。心の中に、ある価値判断や尺度をもっていると、それに当てはまるものしかみえません。何か知識にしがみついていると、それで頭がいっぱいで、他のものが入らなくなってしまいます。頭の中に何もない場合は、そのときそのとき、何でも入ってしまい、理解がはやいのです。さらに、得たものに執着しないでもち運ばないのが、智慧のある人なのです。などなど。 -
[新訳]般若心経
日本でいちばんよく知られている仏教経典『般若心経』。300字足らずの短さが、人気の一因だろう。本来、お経には物語性があり、釈迦世尊が、いつ、どのような状況でその教典を説かれたか、詳しい説明が書かれているが、私たちが慣れ親しんでいる『般若心経』には、それが省略されている。一方で、状況を説明した600字程度の『般若心経』がある。序文と結文があり、お経の体裁が整った、大本『般若心経』だ。(これに対して、300字足らずのものは「小本」と呼ばれる)本書では、大本『般若心経』を元に、・此岸を支配する欲望原理・此岸を支配する競争原理・世の中に振り回されないための智慧・未来を心配しない智慧・過去をくよくよ考えない智慧・反省するな!・希望を持つな!・損するための智慧・問題を解決しない智慧など、釈迦世尊の教えをわかりやすい解説とともに、その教えをどう実践するかを紹介する。 -
「仕事」論
『武士道』『言志四録』『葉隠』『学問のすすめ』『蘭学事始』『老子』……。アインシュタイン、内村鑑三、ゲーテ、西郷隆盛、中村天風、二宮尊徳、宮本武蔵……。偉人・達人と呼ばれ多くの人々に影響を与えた人たちの人生・名言・名著から「人生と仕事」の歩き方・楽しみ方を学びとり、いかにして自分だけの成功の方程式をつくりあげるか、その秘訣を、『武士道』ほか現代語訳で知られる著者が説く。仕事を通じて人生の成功者となるにはどうしたらいいのか。その参考例として、著者自身の成功の方程式<仕事の成功=志×意欲×才能×魅力>がどのような書・人物・言葉により、自らのなかで構築されていったかについて紹介し、また『言志録』や『独行道』『啓発録』といった昨今見直されつつある「武士」の生きかたをあらわした書からの名言の引用・現代語訳・解説、さらには宮沢賢治、吉田兼好、良寛といった人生を楽しむ生き方の名句などを引用・解説し紹介。 -
いい言葉が、心を掃除する
迷ったり、つまずいたり、自信を失ったり…、そんな困った経験はどんな時代でも、誰にでもあるものです。特に今のような不安な時代ならなおさらです。私達の祖先は大きな苦しみや災難にあっても、しなやかに、したたかに立ち直ってきました。その強さの根源には仏教の教えである「諸行無常」の精神が根付いていたにちがいありません。本書は仏教研究の第一人者としておなじみのひろさちやさんを監修者として迎え、日本の仏教の宗派の祖師や名僧が説いた教えを集めました。その教え=言葉を、現代を生きる私たちの辛い心境を穏やかにできるようやさしく解説しました。仏教のいい言葉は、私たちの悩みや不安で曇った心をさわやかに掃除してくれます。あなたの座右に置いておきたい1冊です。名僧のひと言で、人生が好転します。 -
深き思索 静かな気づき
自分自身を高めていくときに、最も必要なことは何だろうか? いま巷には、必要とされる「ノウハウ」が大量にあふれているが、それは「本当に」必要なことではありえない。人はノウハウを知るだけでは自分を変えることはできないからだ。自分自身を高めるためには、自ら自身の中からあふれでる「深い思索」や、それをもたらす「静かな気づき」がなければならない。心の中に「気づき」が芽生えたときにはじめて、自分は以前の自分ではなくなるのである。本書は、著者が週一度配信しているメッセージメール「風の便り」を単行本化したもの。「風の便り」は、読後に不思議な清涼感と、感慨がのこるメッセージメールとして、いま、Webの世界で静かに人気が広がっている。物語でもあり、随想でもあり、ときに、詩でもある不思議なメッセージ。著者の語りと、秀逸な事例が、読むものをひきつけてやまないのである。折にふれて読み返したい、珠玉の一冊である -
あなたの心が奇跡を起こす
元気が出ない日は自分の良さを忘れているだけです!誰にでも、不安や悩みで押しつぶされそうになることがあるでしょう。自分に自信が持てなくて、「どうせ私なんて……」とつぶやいたこともあるでしょう。けれど、あなたが、今、生きているということは、地球に選ばれたということなのです。あなたがいてくれるから、今の世ができているのです。あなたがあなたでなかったら、世界は大きく変わっています。誰の心の中にも、その人のことだけを考えて働いてくれる「自分だけの神様」が住んでいます。その神様の存在を感じ、自分の良さを思い出させてくれるメッセージ集。 -
中村天風一日一話
いまだ根強い人気を保ち続ける中村天風とは何者か。波乱万丈な人生を送った末、当時死に至る病であった肺結核にかかった青年中村三郎(天風)。これを契機に人生を深く考えるようになり、欧米を遍歴する。その帰路、ヨガの聖者カリアッパ師と運命的な出会いをはたす。師と共にヒマラヤの麓で修行した天風は、ついに病を克服、その過程で得た悟りをもとに「心身統一法」を完成させた。これは、人間の心と身体を大自然の営みに同調させることで強い命をつくり、価値高い人生を生きるための実践哲学である。人生への深い洞察から生まれた天風哲学。その根底にあるのは、人間は本来、誰でも幸福を実現する能力を備えているという揺るぎない信念、そして、そのために常に心を前向きにさせておくという積極思考である。心を強くするにはどうしたらよいか、運命を開くには何をしたらよいか。本書を読めばきっとその答えが見つかり、勇気がわいてくることだろう。 -
高校時代に考えておく50のこと・女子編
「どうして自分って、ダメなんだろう」とか「なんとかしなきゃ、でも私には無理…」など、自分の性質や能力に自己嫌悪を感じたり、現実と理想のギャップに落ちこむことが多くなる高校時代。しかし、その悩める時期にとことん考えたことこそが、自分のなかでエネルギーとなり、人生のあらゆる場面で自分を支えると著者はいいます。高校時代に不登校だった時期がある著者は、「自分の人生、自分でなんとかするしかない」と気づいて立ち上がった経験や、やるかやらないか悩んだ末に入部したソフトボール部で得たことを語ります。親や環境のせいにするのではなく、どんなときでもとことん考えれば、何かしら解決の方法が見つかり、たとえそれがすぐに結果につながらなくても、必ず自分が生きる道の役に立つと教えます。自分の可能性を閉ざすことなく、人生を前向きに切り拓く素敵な人になるために大切な、前向きに考える習慣を高校時代から身につけるススメです。 -
社会人になる前に知っておくべき12カ条
受験生から「小論文の神様」と呼ばれる作文・小論文の指導者であり、大学の教員でもある著者は、社会人となる前の学生に接する機会が多い。頼もしく成長し、愛すべき若者たちであるが、なかにはこのまま社会に出すのが心配な幼い学生も少なくないという。本書は、そんな学生が社会に出て損をしたり不適応になったりせずに、大人として生き抜いていくための心構えを12カ条にまとめたもの。大人の社会がどのようなルールで動いているか、どのようにそこに加わればよいのかを、具体的なシーンを語りながらわかりやすく教えてくれる。12カ条を身につければ、自分が未熟なのを棚にあげて他人を責めたり、つまずかなくてすむ。内容例として、◎取り返しのつかないような失敗をしたときどうするか。 ◎アピールすることの大切さ。 ◎正直に本音を言うよりも演じてこそ大人。 ◎自分の意見を持ち他者の価値観も尊重する。 ◎ギブ・アンド・テイクで対等になる……など。 -
なぜか人気者になっちゃう! 心理術
特別にきれいでもかっこよくもないけれど、さりげなく人をひきつけて人気者になれる人がいる一方、外見は悪くないけれど、なんだか近寄りがたいと感じさせる人がいます。その差はいったいなんでしょう?人のことなら、その理由はだいたいわかるけれど、さて、自分のこととなったら、どうでしょうか?本書は、自分ではなかなかわからない自分のコミュニケーションのくせに気づいて、知らず知らずのうちに人気ものになってしまう本です。心理学者が教えてくれる具体的なアドバイスや方法は、友だちや先生を相手に、すぐに試せることばかり。まずは、しぐさ(表情と行動)の心理術。次に言葉(会話)の心理術。最後に考え方(人生の脚本を描く)の心理術を公開します。そして、心理テストのおまけ付き。友だちができないからと、自分で自分を嫌いになったり、親をうらんだりする前に、本書でトレーニングをはじめてみて、素敵な大人になってくださいね。 -
凛とした日本人
この度の大震災は、多くの日本人に自らを見つめ直す契機をもたらしたと思う。危機が、さまざまな立場の日本人の“地金”を炙り出した。私たちは高位高官の情けない言動を見せられた。と同時に、多くの無名の日本人の見事な振る舞いを知った。この震災で日本は物質的には多くの物を失い、「日本には何でもある」という状況ではなくなった。しかし、間違いなく「希望」はあるのだ。崖っぷちに立たされていても、そこから押し返していける力が日本にはあると私は信じている。人間は誰でも、あらかじめどんな時代の、どんな国の、どんな両親のもとに生まれてくるかを選べない。運命というものがある。その運命の中でいかに生きるか。台湾で日本人として生まれ、齢七十を超えて改めて日本人となった私――それをいかに受け止め、生きていくか。私は、凛として生きたいと思っている。(著者/「あとがきに代えて」より抜粋) -
問題な人
世の中には、理解できない若者、下品な人、頭にくる上司と部下、イライラさせられる人、頭にくる人でいっぱいです。対人関係のストレスで精神的な疲れが限界の方もたくさんいるでしょう。本書では、そうした方々の事例をもとにして、あなたを困らせる「アノ人」つまり「問題な人」への対処法を、心理学とともに考えていきます。◆「もういいです」って、こっちはよくないんだよ! ◆またメールかよ! 話できないのかね。 ◆どう考えてもおかしいだろ! あの人事。 ◆あの契約は、私が苦労してやっと成約したものなのに。 ◆責任をとるから責任者じゃないの? ◆あの人、ほんとに周りの空気を読めないよね。……など、日ごろよく耳にする言葉の裏側で生じている人間関係のトラブルも、心理学をうまく使うと対処法が見えてきます。そして、あなたの心もきっと軽くなってくるはずです。本書では仕事面に限らず、恋愛や家庭での人間関係についても取り上げます。 -
チューリングの哲学 人工知能と人間機械論
「機械は考える!」「人間は機械だ!」 世界を大きく変えた「人工(A)知能(I)の父」 天才数学者アラン・チューリングの生涯と思考 ナチスの暗号「エニグマ」を解読 世界で最初にコンピュータを開発 栄誉なく迎えた41歳での「謎の死」 AI時代の到来を70年以上前に予見した 天才数学者の偉業と苦悩 <本書の内容> 第1章 異端の天才児 ――アランが来たら、僕の生活がメチャメチャにされる! 第2章 運命の初恋 ――アランは天才だ! 第3章 量子力学と数学の危機 ――コンピュータの基本概念は、チューリングによるものです! 第4章 チューリング・マシン ――誰からも指導されず、まったく独自に研究してきました! 第5章 天才たちの激論 ――あなたの言いたいことはわかりました! ――私に言いたいことなどはない! 第6章 エニグマ解読とコンピュータ ――常に第一の原理から出発して立ち向かう力が感じられた! 第7章 機械は考える! ――機械が意識を持つはずないと聞いて、機械が怒り出したら、 機械は意識を持っていると判断するね! 終 章 チューリングの死の謎 ――暗号解読のおかげで生き延びたすべての人々を代表して、 チューリング氏に深く謝罪します! <本文より> チューリングは、人間が幼児期から学習するのと同じように、機械も学習することが可能だと考えていた。そうなれば、機械が「おもしろいこと」を言うようになるかもしれない。 ニューマンは、「チューリングは、将来、ご婦人方が計算機械を持って公園に散歩に出かけて、お互いに『今朝は、私の可愛らしい計算機械がこんなおもしろいことを言いましたの』という会話を交わすようになる、という話をするのが好きでした」と述べている。 つまり、チューリングは「計算機械」がスマートフォン・サイズの持ち運び可能な形態になって、まるで生成AIがおもしろいことを言うような未来を想定していたわけである! ――「第7章 機械は考える!」より -
所有権の誕生
いかにして「みんなもの」は「わたしのもの」になったのか? 文化人類学の知見から謎に迫る法学との原理的探究! 所有権はいかに誕生し、なぜ必要とされたのか。土地はなぜ「誰か」のものになったのか。 入会権や知的財産権を法としてどう位置付けるべきなのか。明確な土地所有概念をもつ農耕社会、それがあいまいな焼畑農耕社会、土地所有権が存在しない遊牧社会と狩猟採集社会……文化人類学の知見を手がかりに、所有権生成の論理を法律学の観点から分析する。「学術文庫版あとがき」では「消費財所有権」についてもノートを公開している。 所有権は、書かれた歴史が始まる以前に発生した。……したがって、文献等から所有権の発生史を跡づけることは難しい。実証を重んじる研究者達は、法制史的な文献研究によって所有権概念発生の歴史をたどることはおよそ不可能である「不可知」ともいうべき領域には、基本的には立ち入ろうとしなかったのである。 ――本書より 本書の原本は、2001年に三省堂より刊行されました。 【目次】 はしがき 第一章 所有権概念の源を求めて――「所有権」誕生前の世界へ… 第二章 土地所有権発生の社会構造 第三章 入会権発生の社会構造――所有、非所有の中間形態としての入会権 第四章 無体財産権発生の社会構造 第五章 「権利」の誕生 エピローグ――社会科学・人文科学の統合のなかから 参考文献一覧 学術文庫版あとがき -
ムソニウス・ルフス言行録
ムソニウス・ルフス(30頃-101年以前)は、トスカナ地方の出身で、エトルリア系の騎士階級の家柄に属していたが、ネロ帝に敵対する有力者とつながっており、帝位を狙っていると疑われたルベッリウス・プラウトゥスが亡命した際には随行したと考えられる。ルベッリウス暗殺後、ムソニウスはローマに戻ったと思われるが、65年にはネロ帝暗殺計画に加わった廉で、過酷な追放先であるギュアロス島に送られた。この措置にも屈さず、名声は高まる。ネロ帝の死後、ガルバ帝の短い治世のあいだに(68-69年)ローマに帰還したと推測されるが、69年にガルバ帝が暗殺され、次いで帝位についたウェスパシアヌス帝によって再び追放されたことが知られている。 ストア派の哲学を信奉したムソニウスは、おそらく著作を残さなかった。しかし、弟子ルキウスの手になる論考群が古代末期のストバイオス『精華集』によって伝わるほか、ポッリオによってまとめられた短い箴言調の言葉や当意即妙の名言が伝えられている。ムソニウスの教えは同時代に多くの影響を与えたが、中でも重要なのは古代ローマの哲学者として知られるエピクテトスである。 本書は、ムソニウスの教えを伝える断片集成の本邦初訳である。19世紀ドイツの古典文献学を代表するオットー・ヘンゼによる断片集成(1905年)に加え、マックス・ベルガモによる編纂・校訂で2026年に出版された最新資料「小断片」と「小断片・補遺」をいち早く訳出した。「ローマのソクラテス」と称された哲学者の全貌に初めて日本語で触れる機会が、ついに生まれた。 [本書の内容] 論 考 1 一つの問題について多くの証明を用いるべきではないということについて 2 〈人間は徳に向かって生まれているということについて〉 3 女性も哲学するべきであるということについて 4 娘たちを息子たちと同じように教育するべきか 5 習慣と理論のどちらがより強力であるか 6 修練について 7 労苦を軽く見なければならないということについて 8 王も哲学するべきであるということについて 9 追放は悪ではないということについて 10 哲学者は侮辱されたことについて人を訴えるだろうか 11 哲学者にふさわしい職業は何か 12 性行為について 13 結婚の要点とは何か 14 結婚は哲学することの妨げになるか 15 生まれる子はすべて育てるべきか 16 あらゆる点で親に従うべきか 17 老年にとって最善の蓄えは何か 18 食事について 19 身体を覆うものについて 20 家具について 21 髪とヒゲを刈ることについて 小断片 小断片・補遺 偽作書簡 訳者解説 -
アイシナモロールと“一緒にご自愛” ~自分を好きになるための56のコツ~
ポケットサイズでいつでも一緒! ちょっぴり大人なシナモンと学ぶ心の自立 この本を手に取ったあなたは、たくさんの経験をしてきたはず。 挫折やトラウマが重くのしかかっている人もいるでしょう。 でも大丈夫、何度でも「自分」を再定義することはできます。 ユニークで幸せな未来へと進むきっかけは、どこにでも転がっています。 そのための考え方やテクニックをふんだんに紹介していきます。 「自分のこと、もっとあいしな?」 この本が、自由で幸せな人生のきっかけになりますように。 アイシナモロールと一緒に、ご自愛マインドを学んでいきましょう。 (本書 「はじめに」より) ※本書は2024年に発行した『アイシナモロールと“一緒にご自愛”~自分を好きになるための56のコツ~』を文庫化したものです。 -
NHK「100分de名著」ブックス ボーヴォワール 老い 超高齢社会という「恵み」
様々な角度から老いの現実を暴き出し、高齢化社会の諸問題を先取りした先駆的大著! 誰にでも必ず訪れる「老い」。これまで人間社会の多くは「老い」を否定的に扱い、忌避してきた。そんな「老いの実態」を歴史や社会、文学や芸術といった分野から容赦なく暴き出し、「個人の問題ではなく、社会の側の問題」(=文明のスキャンダル)として「老い」を捉え直した画期的な作品を、「ボーヴォワールから出された宿題」と感じてきた社会学者が辛辣かつ平易に解説。弱者が弱者として尊重される超高齢社会の到来を「恵み」と捉え、その在りようと行く末を考えるのは読者自身なのだと説く。「違いを認め合う社会」創出のための必読書。 【内容】 はじめに 老いてなにが悪い! 第1章 老いは不意打ちである 老いとは何か/当事者として書く/「ボーヴォワールって、もう老女(ばばあ)なのね!」/心は体に追いつかない/他者差別、自己差別/老いと自己否定のイメージ/男の老いと女の老い/女の老いには利点がある?/まずは現実を見よ 第2章 老いに直面した人びと 老いを比較する/「お若いですね」は本当に褒め言葉か?/作家の老い──六十過ぎて書くものは二番煎じ/学者の老い、芸術家の老い/政治家の老い──新しい時代の理解に失敗/日本の知識人の老い/英雄的な老いもある/ボーヴォワールが実践したリアリズム/老いと自己模倣 第3章 老いと性 性を問うことは人間を問うこと/近代になって否定された老人の性/「老いて枯れる」は虚像/高齢男性の性/生殖能力が男性性の担保に/高齢女性の性/肉体への嫌悪、世論の圧力/老人性愛文学の達成/高齢女性の性愛文学/ボーヴォワールの性愛生活/自由を手放さなかったからこそ書けた 第4章 役に立たなきゃ生きてちゃいかんか! 老いの処遇としての社会保障/「非人間的」な高齢者施設/認知症に対する先進的な理解/症状ではなく経験を書く/家族のなかの高齢者/「独り暮らしはもっとも悲惨」/高齢者が集まって暮らすことは本当に幸せか/高齢者観の転換/社会保障の現在─施設から在宅へ/死の自己決定と実存主義/老いという冒険 ブックス特別章 超高齢社会は「恵み」である──ボーヴォワール『老い』を読む意味 輝きを失わない古典/問いを引き継ぐ/認知症という「市場」/自己差別の苦しみ、障害者運動の成果/違っていても平等/あなたはどうしたいのか ─ボーヴォワールの宿題への答え 読書案内 おわりに -
無意識の発見 心に挑んだ精神分析の歴史
あなたが「本当に望んでいるもの」は何か? 心の底にはあなたも知らない”謎”がある! 内省ではたどり着けない、深い自己理解へーー。 フロイト、クライン、ラカン、河合隼雄…… 欲望と自己をめぐる壮大な「知の冒険」を、気鋭の哲学者が一望する! 「仕事仲間でも恋人でも友人でも、自分が選んできたはずのものが、自分に幸福を約束してくれるわけではない。それどころか、自分が大切にしてきたその相手こそが、自分を悩ませたり苦しめたりしていることさえある。ちょっとしたタイミングでその事実を突きつけられたとき、私たちは欲望をめぐる問いの前に立っている――。 「自分が本当に望んでいるものは何か?」 本書を貫いているのも、まさにこの問いである。(中略)私たちの「自己」がどのように成り立っているのか、そしてその「自己」がどんなふうに作動するのか、それを深く掘り下げて考えることが、本書に与えられたミッションだ」(「はじめに」より) 【本書の構成】 はじめに――心はいかにして発明されたか 第一章 催眠からの目覚め シャルコーからフロイトへ 第二章 エディプスコンプクレクスとその裏面 父殺しと母殺し 第三章 暗黒大陸の探索 女性分析家の登場 第四章 精神分析家の無意識とその機能 ビオンとウィニコット 第五章 ブダペストからパリへ ラカンの「フロイトへの回帰」 第六章 日本におけるユング受容の一段面 河合隼雄と村上春樹 おわりに 読書案内 -
政治とは何か
日本の政権党の「裏金」問題を始めとするさまざまな腐敗と不正。トランプ前大統領など世界中での「ポピュリスト」の跋扈、旧社会主義諸国および中国など権威主義国家の台頭・・・近年の世界の政治状況は、「政治」という営みについての従来の常識を揺るがしかねない事象に満ち満ちています。逆に言えば、そういう時代であるからこそ、「正しい」政治のあり方について今一度あらためて、その根本から考えてみる必要があるのではないでしょうか。 そこで本書では、西洋の政治学の基礎を作ったとされるアリストテレスに始まって、様々な思想家達の議論の跡をたどり、そもそも「政治」とはどのような営みとされてきたのかを再度確認することを通して、政治の本質を明らかにしてゆきます。そしてその上で、現代においてどうすれば「正しい」政治、「よりよい」政治は実現可能となるのか、その条件を探ります。 アリストテレスは「人間とは政治的動物である」と言いました。つまり人間にとって「政治」とは、その存在の根本をなす重要な営みの1つだということです。「政治」を抜きにして人間存在はありえない。本書はそのような人間の根本の営みとしての「政治」について知る恰好の1冊であるとともに、平易な政治思想史の教科書としても最適です。 -
超越する知性 「正義」に騙されないための読書
執行草舟氏(著述家、実業家)推薦! 私は本物の「読書論」と出会った。 本書は、読者の人生の「ど真ん中」を立てるに違いない。 読書には本物と偽物がある。 本書は「読書論」の本物と言っていい。 本物だけがもつ真の知性が迫って来るのだ。 【本書で紹介される作品】 内村鑑三『後世への最大遺物』 佐藤一斎『言志四録』 太宰治『トカトントン』 田中美知太郎『人間であること』 徳富蘇峰『読書法』 西村賢太『苦役列車』 三島由紀夫『英霊の聲』 向田邦子『蛇蠍の如く』 安岡正篤『論語に学ぶ』 横山光輝『三国志』 渡部昇一『渡部昇一 青春の読書』 オー・ヘンリー『改心』 キケロ『友情について』『老年について』 旧約聖書『ヨブ記』 グロスマン『万物は流転する』 ゴールディング『蠅の王』 ショーペンハウアー『読書について』 スマイルズ『自助論』 セネカ『摂理について』 ディケンズ『クリスマス・キャロル』 ヒトラー『わが闘争』 プラトン『ソクラテスの弁明』 ホッファー『大衆運動』 ミルトン『闘士サムソン』 モンテーニュ『随想録』 モーム『雨』――など 答えのない問いを考え続けるために、人は本を読む 【本書の内容】 第1章 人は「正義」を求める 「正義」という狂気…ヒトラーの読書法/大衆運動に参加する人々 第2章 何のために本を読むのか 第3章 よき本は自己との対話を深める よき本との出会い/童話から長編まで/観てから読むか、読んでから観るか/自分のための一冊を探す/中国の古典の魅力 第4章 本を通じて本を知る 第5章 苦悩ある人生を生きるために 「そのために死ぬ」ことができるか/因果応報と不条理 -
日本神話を読みなおす
古事記・日本書紀・風土記ってこんなにおもしろい! ・出雲の国引き神話を漁民の目で読むと? ・羽衣伝説と農耕の意外な関係とは? ・アマテラスはなぜ岩屋戸に隠れたのか? ・神武天皇が熊野の険しい山道を選んだワケは? 神話を国家から解放し、人びとの暮らし・風土・文化に注目すると、知られざる神と人間たちの物語が見えてくる! これまでの研究では、ややもすれば神話を王権という政治性や国家の歴史に結びつけがちであったが、本書では目線を低くずらして、人間の生活が神話のなかに描かれているという視点に立ち、時に強くもあり、また弱くもある人間を見つめてみたいと思う。 それは大袈裟に言えば、神話を国家という縛りから解放する試みである。しかし、実際のところ本書はそのような大上段に構えた勇ましい考察ではない。神話のなかから村里で生きていた人、言い換えれば私たちのすぐ近くにいるような人たちの姿を掘り起こしてみたいと思うのである。そのような目で神話や伝説を読むと、じつにさまざまな人間の「生きざま」が、神の姿を借りて描かれていることに気がつく。――「はじめに」より -
真宗にたずねる-こころと病と宗教と- 精神障害サバイバーの浄土真宗探玄記
前作『ぼくは強迫症で双極症、そして僧侶になった』に次ぐ、弘深氏による第2作目! あふれ出る言葉のエネルギーが、先へ先へと読み進む私を後押ししてくれる傑作。 「お寺は暗くて寂しい」「退屈な場所がお寺」と語る弘深氏が、なぜ真宗の僧侶にまでなろうと思えたのか。「病気さえ良くなればバラ色の人生を送れる」「私はやはり幸福になりたい」「幸せになりたい」「楽になりたい」、誰もが抱える欲求によって身動きが取れなくなった弘深氏は、そこを地獄だと表現する。 真宗の本を読んでショックを受けた先に、自身のこころと向き合い、精神の病と向き合い、宗教に照らし出されていく。弘深氏自身の人生を振り返り、ありのままに言葉を紡ぎだしている一冊。「私もまた人間の一人だということに気づきました」という重たい言葉は、弘深氏の『真宗にたずねる』姿勢を物語っているように思う。 「こころ」も「病」も「宗教」も語ることを躊躇することばかり。この本を公開する覚悟は並大抵の恐さではないと思われる。赤裸々に語られる半生は、私のために語り掛けてくれているような、演説ではなく内緒話を公開してくれているような、そんな気持ちにまでさせられる。読みやすいのに、考えさせられる。ワクワクするのに、突き刺さる。あなたのための一冊になること間違いなし! 幸せになりたい人。宗教、仏教、真宗、僧侶に興味のある人。強迫症、双極症、地獄に苦しんでいる人。精神医療、臨床心理を専攻してきた人。そんなあなたに届いてほしい。 この著書の中には、精神病との向き合い方や、自分が幸せになるためには何でもする私たち「幸せの奴隷」という事実、そして精神医療では悩み多き薬物療法についてなど、弘深氏自身が戦ってきた軌跡が残されている。タイトルの通り、弘深氏の内省に欠かせない真宗の様々な書籍の内容が紹介されている。真宗と出会ったからといって、決して順風満帆に学びを得て僧侶となったわけではない。精神の病に悩まされながら、仕事、結婚、霊媒師の導き、森田療法との出会い、仏教以外にも様々な出会いがある中で、十分に苦しみ七転八倒している。自分を守ろうとして分厚くなるこころの壁に気づき、「カチコチに固まっている私たちの心を柔軟にしてくれる」真宗との出会い。「仏教も、強迫症も、我執という人類共通の課題に取り組んでいるのです」と語る、その裏にはどんなロジックが潜んでいるのかを解明している。 -
仏像の誕生
古代初期から紀元後2世紀前半まで、決して創られなかった「仏の像」。形象化タブーの時代から何を転機に、いつ、どこで、どのように「仏像」が生まれたのか? 考古学、美術史、仏教思想、仏教史上、重要なテーマでありながら長らく明かされなかった疑問に、圧倒的多数の仏像図版を掲げて、仏教学の泰斗が正面から対峙する! 見どころ) 70点を超える仏像図版。 構図、テーマ、表情、髪型や衣のひだまでに至る 細やかな考察から、仏像誕生の系図を眺める、はるかなる宗教の旅――。 やっぱ人型を模した偶像にグッときてしまうのは人間の性。 ――みうらじゅん 本書の原本は、1987年10月に岩波新書より刊行されました。 目次 序 ガンダーラかマトゥラーか 一 伝承のなかの仏像 二 仏像の起源を求めて 第1章 仏像のない時代 一 仏教美術のはじまり 二 仏陀なき仏伝図 三 仏教徒は何を拝んでいたか 四 なぜ仏像がなかったのか 第2章 ガンダーラ美術と仏像 一 ギリシア・ローマからガンダーラへ 二 仏像のガンダーラ起源説 第3章 ガンダーラ仏の誕生 一 ガンダーラの仏教文化 二 仏伝図と仏像 三 単独仏像の出現 四 西北インドの仏教情勢 第4章 マトゥラー美術と仏像 一 古いまちマトゥラー 二 マトゥラー起源説 第5章 マトゥラー仏の成立 一 初期のマトゥラー仏 二 マトゥラー仏の出現 三 初期仏のインド的成立 四 「菩薩」という名の仏像 クロノロジー 参考文献 あとがき 解題 「仏像ファンとして」 ーーみうらじゅん 索引 -
NHK「100分de名著」ブックスル・ボン 群衆心理 「みんな」には騙されない
世の中の空気に抗い、「自分」で考え抜くために。 近代社会と人間の心理に独自の視点で鋭く斬り込んだ『群衆心理』。良識ある個人はなぜ、いかにして暴徒と化すのか。人々の思考を麻痺させ自立性を削り取るために指導者はいかなる手段を用いるのか。SNSが発達し群衆心理の感染力が一層強まる中、その暴走を止めるためにこれから何ができるのか。 政治をめぐる対立からネット炎上まで、「大きな主語」に覆われた現代日本の抱える問題に引き寄せながらル・ボンの議論を読み解く。Eテレ「100分de名著」テキストに書き下ろしの特別章・ブックガイドなど大幅加筆をして書籍化。 -
宗教の本質
人間にとって 宗教とは何なのか? 浄土真宗の僧侶にして宗教学者の釈徹宗氏。 批評家・随筆家にしてキリスト者の若松英輔氏。 「信仰」に造詣の深い当代きっての論客二人が、 3年半にわたって交わした珠玉の往復書簡。 〈本書の内容〉 第一章 信じる 第二章 発声する 第三章 歩く 第四章 読む 第五章 施す 第六章 名づける 第七章 塔と像 第八章 境界 第九章 笑い 第十章 共同体 第十一章 死者 宗教には、心身をなげうって跳ばねば見えない領域がある ――釈 聖と俗の境界は「聖なるもの」のなかに存在する ――若松 「イエス・キリストは決して笑わなかった」というのは本当か? ――釈 必要なのは、根源的な認識とそれに基づく真の意味での共同体ではないか ――若松 先立っていった人の人生は、縁のある人の人生に混在して、血肉化していく ――釈 死者の実在は、生者の記憶や生者の存在に依存しない ――若松 -
何でもまわりのせいにする人たち
◆まわりを困らせる「他責グセ人間」の精神構造と対処法 「今、私が不幸なのは、親のせい」 「給料が安いのは、会社のせい」 「この失敗は、ちゃんと教えてくれなかった上司のせい」 「私がちゃんと働けないのは、政治が悪いから」 このように、トラブルの原因や責任を 何でも他人や環境のせいにする人、あなたのまわりにいませんか? そんな人を「他責思考」な人と呼びます。 ◆心理学的見地からは、 「他責思考は、自己責任を回避し、失敗や問題から自分を守るための防御機制の1つで、誰にでもある思考」 といわれています。 問題は、他責思考が強いかどうか。 ◆他責思考が強いと、次のようなデメリットを生み出します。 ◎自己成長の機会を失う。 ◎人間関係が悪くなる。 ◎チームを乱す存在になる。 ◎ストレスが増える。 ◎攻撃的な言動が多くなる。 ◎変化への対応が遅れる。 そんな残念な「他責思考」が生じる心理的メカニズムとともに、 他責グセのある人の特徴や対処法、 まわりの人が他責に巻き込まれないために、 他責思考の人とどう向き合い対処すべきかを 徹底解説したのが本書です。 ◆著者は、「他責思考」をはじめ、心の不調や悩みを抱える 6500人超の心のサポートをしてきた産業カウンセラー。 著者いわく 「精神的に一番安定し、理想的なのは、 ほどよく自責、ほどよく他責」。 この理想形を目指すために、本人はどうすればいいのか、 まわりの人はどのように対処すればいいのかを、 事例を交えながらわかりやすく解説します。 ◆本書の内容 ・第1章 相談事例から見る「他責思考」のパターン ◎職場や家族に潜む、「他責思考」の人たち ◎【CASE1】私が不幸なのは、すべて親のせい―桜井明子さん(仮名・40代) ◎【CASE2】すべて会社が悪い―浅原道子さん(仮名・50代) ◎【CASE3】すべて政治が悪い―田中洋平さん(仮名・40代) ◎【CASE4】「運」が悪い―伊藤翔さん(仮名・20代) ◎【CASE5】異性を敵対視する―鈴木陽介さん(仮名・30代) ◎【CASE6】スピリチュアルに傾倒―梅田美恵さん(仮名・30代) ◎【CASE7】「病気だから」―篠原美保さん(仮名・30代) など ・第2章 「他責グセ」の人の心の中では、いったい何が起こっているのか? ◎他責思考がクセになる要因 ◎他責思考の固着要因は2タイプ など ・第3章 「他責グセ」の人が増えている理由 ◎保身の時代―他責グセの人が増えている理由① ◎行きすぎた「あなたらしさ」―他責グセの人が増えている理由② など ・第4章 「他責思考」がもたらすデメリットと影響 ◎自分で気づきにくい ◎孤立していく―他責思考グセの残念な影響① ◎自己成長が鈍化する―他責思考グセの残念な影響② など ・第5章 もし自分が「他責グセ人間」かもと思ったら ◎「他責グセ」は気づきにくい ◎「痛み」は誰かに代わってもらえないことを知る など ・第6章 「他責グセの人」との上手な付き合い方 ◎他責グセのある人とかかわる人が、事前に心得ておきたいこと ◎相手の存在を認める など -
三位一体―父・子・聖霊をめぐるキリスト教の謎
電子版は本文中の写真をすべてカラー写真に差し替えて掲載。 キリスト教の三位一体とは、父なる神、子なるイエス、聖霊の三者は本質的に同一だとする説である。 ユダヤ教から分派したキリスト教が世界宗教へと発展を遂げる過程で、教会は神とイエスの関係の解釈に苦慮した。 教会内の様々な派閥がしのぎを削った異端論争を経て、四世紀後半に三位一体の教義は確立を見る。 初学者が誰しも躓く、この謎の多い教えについて、専門家が丹念に解説。キリスト教の根本思想に迫る。 ■本書の目次 はじめに 序章 キリスト教の成り立ち 原初の信仰形態から一神教へ/ユダヤ教徒によるメシアの待望/民族宗教から世界宗教へ/新約聖書と使徒教父文書/キリスト教の公認から教義の確立へ 第一章 三位一体の起源 1 三位一体という考えの由来 史的イエスとの遭遇/ギリシア哲学の流入/旧約聖書における神の仲介者/再び、イエスとは何者か? 2 旧約と新約の多様な相関 イエスによる旧約の預言理解/終末論的な預言へ/予型論とは何か?/活喩法とは何か?/ペルソナ間で対話する神 第二章 キリストの神性をめぐる議論の始まり 1 ロゴス・キリスト論と「二つのロゴス」 フィロンの「創世記」解釈/「二つのロゴス」説/殉教者ユスティノスと二神論問題/「二つのロゴス」説の位置づけの変容 2 教義史にオリゲネスがもたらしたもの オリゲネスとは何者か?/オリゲネスへの異端宣告の背景/「ヒュポスタシス」とは?/哲学概念「ウーシアー」の神学への転用/本質存在と実質存在/長く困難な議論 第三章 異端論争の只中へ 1 「アレイオス論争」とは何か? 二種類のオリゲネス主義者間の論争/三様のオリゲネス受容/アレイオス論争の発端/背景としてのメレティオス派分裂/論争の真の黒幕は誰? 2 ニカイア公会議とその後の動向 アレイオス派の言い分/ニカイア信条/「ホモウーシオス」とは?/ニカイア以降の新たな論争の布置/アンティオケイアのニカイア支持派 第四章 教義理解の深まり 1 バシレイオスの神理解 カッパドキア教父とは何者か/バシレイオスとエウノミオス/ウーシアーとヒュポスタシスの混用/「不生性」をめぐるエウノミオスの論点/神の不可知性に拠るバシレイオスの論駁/二つのエピノイア論/バシレイオスのウーシアー観の揺らぎ 2 神の本性から神の働きへ プロティノスの影響の有無/若年の習作『霊について』/力動的ウーシアー観への展開 3 ナジアンゾスのグレゴリオス独自の論法 一神論を政治に喩えると/〈本性の言説〉と〈オイコノミアの言説〉/オイコノミアとは何か? 第五章 三位一体論教義の完成 1 ニュッサのグレゴリオスの三位一体理解 兄バシレイオスの志を継いで/なぜ三神ではなく一神なのか/「プロソーポン」概念の諸相/〈顔〉から〈識別相〉へ /グレゴリオス独自の存在論/個体と固有名 2 聖霊論の展開 三位一体のエネルゲイア/キリスト論から聖霊論へ/〈聖霊〉をめぐる論争の布置/コンスタンティノポリス公会議/〈聖霊〉は世界創造に参与していたか?/〈聖霊〉の発出をめぐって/線状的序列から栄光と崇拝の循環へ 第六章 西方ラテン世界における展開 1 ニカイア前後の西方の動向 東西の論争状況の異なり/テルトゥリアヌスの貢献/ヒラリウスによる「同一本質」の再興 2 アウグスティヌスによる伝統継承と刷新 あくまでニカイア支持派として/実体カテゴリーと関係カテゴリー/本質の一性から働きの一性へ/〈聖霊〉の二つの発出/キリストの「受肉」とは何か/キリストの神性と人性をめぐって/ニカイアからカルケドンに至る道/自己の内奥への超越 終章 三位一体論の行方 聖像破壊運動と最後の公会議/教会会議のその後の経緯/教会大分裂と東西関係のその後/新たな展開に向けて あとがき 参考文献 -
「書くこと」の哲学 ことばの再履修
読み終えると、なぜか「書ける自分」に変わっている! 37年間、書くことで生きてきた著者が明かす、技術よりも大事な思考と実践。 書くことは考えることーーあなたはなぜ「書けない」のか? 千葉雅也氏、推薦! 「より自由に書くための基礎理論がここにある。 僕も何度も読み返すことになるだろう。 何かを書こうとするすべての人にお薦めする」 <本書の内容> 第一部 「書けなさ」から脱出するためのマインドセット/マインドハック 第一講 日本語を「外国語」として学びなおすこと 第二講 「ことばにできないもの」はどこにあるのか? 第三講 書いてはならない? 第四講 上手な文章、下手な文章 第五講 ことばの多様性 第六講 ロジックとレトリック 第七講 話し言葉と書き言葉 第八講 反射神経について 第九講 スローライティング 第十講 ことばと思考 第二部 書き終えるまで 第十一講 書き始めるまえに 第十二講 書き始めるために 第十三講 書き進めるために 第十四講 書き続けるために 第十五講 書き終えるために 第十六講 書き終えたあとに 補講一 人称について 補講二 外国語について 「書くこと」の倫理について──あとがきを兼ねた補講三 -
NHK「100分de名著」ブックス 西田幾多郎 善の研究 日常で深める哲学
「3行」分かれば、人生が変わる。 東洋と西洋の思想を融合させた日本初の哲学書『善の研究』。人間存在の根本的な問いを追求した本書は、難解なことで知られている。しかし、4つの章を逆から読めば、意外なほど腑に落ちる。知と愛、善、純粋経験、実在、絶対矛盾的自己同一、5つの鍵語を私たちの日常生活に落とし込み、身近なところから哲学的実感を捉えなおす、最も分かりやすい入門書。戦後に人々の渇いた心を潤した哲学には、どんな人生への示唆が詰まっているのか。西田幾多郎が過酷な生涯でつむいだ言葉の数々から、「生きる西田幾多郎が過酷な生涯でつむいだ言葉の数々から、「生きる」ことの本質を見出していく。 -
世界史のリテラシー 仏教は、いかにして多様化したか 部派仏教の成立
同じ仏教なのに、なぜ宗派によって教えが違うのか? その根源を見る。 宗派とは何か? なぜ多種多様な教えがあるのか? 世界の今を解くカギは、すべて歴史の中にある――。誰もが一度は耳にしたことがある「歴史的事件」と、誰もが疑問を抱く一つの「問い」を軸に、各国史の第一人者が過去と現在をつないで未来を見通すシリーズの第9弾! 釈迦が説いた「自己鍛錬」のための仏教は、いつ、どのようにして部派に分裂し、その後、なぜ「衆生救済」を目的とする大乗仏教に変容したのか? そして、日本仏教が世界で最も「特異な仏教」とされる理由はどこにあるのか? 科学にも通じる仏教学の碩学が自身の学説を軸に仏教界の大いなる謎に迫る。 【内容】 [事件の全容] 第1章 仏教は、どのようにして部派に分裂したのか? [歴史的・宗教的背景] 第2章 なぜ、インドで仏教が起こったのか? [仏教世界へのインパクト] 第3章 大乗仏教は、どのようにして生まれたのか? [後世への影響] 第4章 「時代の要請」によって変容した日本仏教 -
潜在意識は1秒で変えられる!
「理想の自分になりたい」「もっと能力を発揮したい」「人に認められたい」……と思ったことはありませんか? 人生を思いどおりにできたなら、気持ちに余裕ができて自分らしくのびのびと生きるようになり、周囲の人にも優しくなります。そして、喜びをひとり占めせず、むしろ共有するでしょう。 しかし、ほとんどの人の人生は思いどおりになることはなく、悩み、苦しみ、葛藤、ストレスの中で右往左往するしかないのが現実です。 では、どうして人生は思いどおりにならないのか? それは、自分本来の能力に強固なブレーキがかかっているからです。 人間の意識は、自分が気づいている顕在意識が1%で、気づいていない潜在意識が残り99%だといわれています。 人生が思いどおりにならない人は、その99%でブレーキをかけています。だから、1%の顕在意識で一所懸命アクセルを踏んでいても、自分の思う方向へ進んでいきません。 人生が思いどおりにならない原因は、自分自身の潜在意識にあったのです。 著者は、薬剤師であり心理カウンセラーです 宇宙意識を活用して、一瞬で潜在意識は変えるメソッドを考案しました。 すでに3万人以上の人が、潜在意識を変えて、その人らしい人生を謳歌してます。 特に本書をお勧めしたいのがビジネスパーソンです。 ビジネスには直感と経済合理性の両方が必要となります。 直感は松果体、経済合理性は大脳新皮質に関係します。 松果体と大脳新皮質の活性化はビジネスを成功に導きます。 本書が、あなたの人生を好転させるきっかけになれば幸いです。 -
神道とは何か 増補版 神と仏の日本史
日本〈固有〉の民族宗教といわれる神道はどのように生まれ、その思想はいかに形成されたか。 明治維新による神仏分離・廃仏毀釈以前、日本は千年以上にわたる神仏習合の時代だった。 本書は両部・伊勢神道を生みだした中世を中心に、古代から近世にいたる過程を丹念にたどる。 近代の再編以前の神をめぐる信仰と、仏教などとの交流から浮かび上がる新しい神道の姿とは。 補論「神道と天皇」を収録し、新たに補注を加えた増補版。 序 章 「神道」の近代 第一章 神と仏 1日本の神 2神と仏との出会い 3神仏習合の発生 4本地垂迹説の形成 第二章 中世神道の展開 1中世神道説の濫觴 2中世神道説の形成と展開 3鎌倉仏教と中世神道 4神観念の中世的変容 第三章 新しき神々 1人神信仰と御霊信仰 2人神信仰の展開 3渡来神と習合神 4女神信仰の展開 第四章 国土観と神話 1国土観の変遷 2中世神話と中世日本紀 3中世神話の諸相 第五章 近世神道へ 1吉田神道 2天道思想とキリスト教 3近世神道の諸相 4国学への道 終 章 「神道」の成立 補 論 神道と天皇 補注 あとがき 増補版 あとがき 参考文献 -
科学的思考入門
「ふだん使いの科学」で、思考の土台を強くする! 自分の頭で考え、ファクトチェックするためにーー科学という営みの本質を楽しく学べる、最良の入門書。 有害な情報から身を守り、無意識のバイアスを避けるには? 情報過剰社会を生きる私たちに必須の「免疫」 ーー日常・仕事で威力を発揮する「科学的思考」 <本書の内容> 第1章 科学的思考をスケッチする 第2章 因果関係を考える 第3章 科学的思考を阻むものーー心理は真理を保証しない 第4章 実験という方法 第5章 科学的に説明するとはどういうことか 第6章 科学的に推論し、評価する 第7章 みんなで科学的に思考する 因果関係の正しい理解から、認知バイアス、アブダクションまで 豊富な例や問題でわかりやすく解説 -
イラスト&図解 知識ゼロでも楽しく読める! アドラー心理学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 仕事に、人生に活きる アドラー心理学をやさしく解説! ●「勇気の心理学」と呼ばれるアドラー心理学のしくみを、イラスト&図解でわかりやすく紹介。 ●理論の解説だけでなく、具体的な悩みへの活かし方もたっぷり紹介。仕事にも人生にも活かせる! ●知ればもっとおもしろい! アドラーの名言やエピソードをまとめた特集も。 【テーマ例】 ・アドラー心理学ってそもそもどんな心理学? ・「勇気の心理学」と呼ばれる理由は? ・幸せになるために必須?「共同体感覚」とは? ・すぐ感情的になる自分を何とかしたい… ・何かと理由をつけて逃げがちな自分を変えたい ・苦手な相手との接し方がわからない… ・承認欲求が止まらないのはどうすればいい? ・すぐ自分に言い訳をするくせをやめたい… ・失敗がこわくて何もできない… ・「嫉妬」の感情とどう向き合う? ・ものごとを悲観的にとらえてしまう自分を変えたい ・アドラーってどんな人だった? など 【目次】 1章 「アドラー心理学」ってどんな心理学? 2章 人の悩みとアドラー心理学 自分の心と仕事編 3章 人の悩みとアドラー心理学 交友関係と親子編 4章 明日話したくなるアドラー心理学の話 特集1 人生に活きる アドラーの言葉 特集2 その時、アドラーは… 監修者:鈴木義也 東洋学園大学教授。しまうまカウンセリング・カウンセラー。臨床心理士。公認心理師。個人や家族のカウンセリングを医療や開業で行うかたわら、アドラー心理学を活かした家庭・学校・企業・専門家向けの研修をしている。著書は『まんがで身につく アドラー』(あさ出版)、『アドラー臨床心理学入門』(共著/アルテ)、『臨床アドラー心理学のすすめ』(共著/遠見書房)など。 <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を紙版とし電子書籍化したものです。 ※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 株式会社西東社/seitosha -
インドの宗教とキリスト教
「キリスト教のライバルは存在するか」。『聖なるもの』(一九一七年)で知られるドイツの宗教学者ルードルフ・オットーは、ヒンドゥー教の一派、ヴィシュヌ派こそが値すると考えた。「救済」をめぐって驚くほど類似が見られる両者の徹底的な検討を通して、宗教の本質に迫る。比較宗教学の古典。 「ヌミノーゼ」と名付けられた、非合理的な神秘経験を宗教経験の本質として析出した『聖なるもの』。ルター派の敬虔なプロテスタント神学者ルードルフ・オットー(1869-1937年)による洞察は、その後ミルチャ・エリアーデやロジェ・カイヨワに引き継がれ、宗教を研究するうえで重要な柱となる「聖と俗」をめぐる研究の土台を築いた。 『聖なるもの』と同時期に研究が進められていたと考えられるのが、本書『インドの宗教とキリスト教』である。18世紀後半、英国による植民地化を通じてサンスクリット文献がもたらされたされたヨーロッパでは、『リグ・ヴェーダ』や『バガヴァッド・ギーター』など次々にそれらの翻訳がおこなわれ、ヨーロッパの起源のひとつとしてオリエントへの関心が急激に高まっていた。 そのような文脈のなかで、オットー自身も『ヴィシュヌ・ナーラーヤナ』などのサンスクリット文献の翻訳・注釈に取り組み、そしてヒンドゥー教、そのなかでも彼が「献信の宗教」と呼ぶヴィシュヌ派に、キリスト教に匹敵する救済論を見出す。ルター派とヴィシュヌ派の比較の末に見いだされる、真の救済とは―。 オットーが終生、一貫して求めたものは、「聖なるもの」の普遍的な弁証であった。ルター派という一つの神学に自らの立場を置きながら、他の神学にも心を開き、あまつさえ神学を有しない宗教体験に対しても視野を開いたオットーの独自性がいかんなく発揮されたインド宗教研究の古典にして比較宗教学の名著。(原本:『インドの神と人』人文書院、1988年) 【本書の内容】 序 第一章 キリスト教のライバル―ーインドの恩寵(恵み)の宗教 第二章 神をめぐる戦い――シャンカラとラーマーヌジャ 第三章 救済の問題ー―いかにして達成されるか 第四章 インドの恩寵の宗教とキリスト教――異なる精神、異なる救い主 結 び 補 説 一 隠れたる神と献信者の神 二 贖いと贖罪 三 本源的堕落の理念 四 同一性神秘主義の同一体験 五 神は個人的存在ではない 六 すべては恩寵から 訳者あとがき 学術文庫版あとがき -
イスラム移民
政府・財界・「専門家」・マスコミが「多様性」「多文化共生」でゴリ押し! 日本人はイスラム教徒と共生できるか? ◎日本にいるイスラム教徒は約27万人 ◎日本の憲法・法律・社会常識より「神の法」が上位 ◎多様性を認めないイスラム教の教義 ◎ハラールを理解せずに提供されるハラール給食 ◎多文化体験でモスクに小学生を連れていく教員 ◎ジハードとして破壊される地蔵・神社 ◎土葬墓地を作りたいイスラム教徒と反対する住民 ◎ヨーロッパで頻発するイスラム教徒の問題 ◎頻発するクルド人問題を見て見ぬふりの政治家とマスコミ ◎クルド人問題で取り残される川口市民の不安 ◎労働者不足対策で今後イスラム教徒が急増 ◎来るべきイスラム教徒の宗教2世問題 日本人はイスラム教を理解した上でイスラム教徒を受け入れようとしているのか!? イスラム教徒をめぐる問題を解き明かし、現実的な共存の方策を示す! 【目次】 はじめに 「多様性」の名の下にイスラム教徒を受け入れる日本 第1章 日本人がイスラム教徒に関心を持てば共生できるのか ①イスラム教徒は「多様性の尊重」と共生できるか/②イスラム教徒は日本の学校教育と共生できるか 第2章 ガンビア人地蔵・神社破壊事件から考える他宗教との共生 第3章 イスラム教徒の土葬問題を追う 第4章 イスラム移民・難民を受け入れた国はどうなっているか ①イスラム化するイギリス/②イスラム化するヨーロッパ/③イスラム化する東アジア 第5章 埼玉県川口市クルド人問題が示す移民受け入れの現実 第6章 労働者不足対策でイスラム移民・難民を歓迎する日本 ①移民政策を進める政府と財界/②自称「難民」を「かわいそう」で受け入れていいのか おわりに 日本が「イスラム化」する日 -
NHK「100分de名著」ブックス アリストテレス ニコマコス倫理学 「よく生きる」ための哲学
幸せを獲得するためにすべきことが詰まった「実践哲学」の書! 天文学、生物学、詩学、政治学、論理学、形而上学などあらゆる分野の学問の基礎を確立し、「万学の祖」と呼ばれる古代ギリシャの哲学者アリストテレス(前384-前322)。彼が「倫理学」という学問を歴史上初めて体系化した書物が『ニコマコス倫理学』だ。 「倫理学」と訳されているギリシャ語は「人柄に関わる事柄」という意味で、彼が倫理学と呼ぶものは、義務や禁止といったルールを学ぶことではなく、どのような人柄を形成すれば幸福な人生、充実した人生を送ることができるのかを考察することだった。 アリストテレスは、幸福とは人間がもっている固有の能力を発揮することであり、そのためには、外的な幸運を生かすための内的な力である「徳(アレテ―)」を身につける必要があると考えた。その「徳」は一定の行動を繰り返し習慣化することで「性格」となり、身につけることができるという。また、人間同士の相互的な絆のことを「友愛(フィリア)」と呼び、それらを分類・分析することで、幸福になるために必要な友愛とは何かを明らかにすべく、思索を深めていく。 「幸福とは何か」を多角的に考え抜き、それを獲得する方策を説いたのが『ニコマコス倫理学』であり、現代人にとっても大切な「正義」や「欲望」、「生き方」や「友情」などの在り方について、読者がわが身に引き付けて考えるための「実践の書」なのだと、著者はいう。その発展的受容という観点から、特別章を加筆。キリスト教とギリシャ哲学を融合させたトマス・アクィナスの思想に『ニコマコス倫理学』の実践を見る。 【内容】 はじめに 「いかによく生きるか」を考える学問 第1章 倫理学とは何か 第2章 幸福とは何か 第3章 「徳と悪徳」 第4章 友愛とは何か ブックス特別章 アリストテレスとトマス・アクィナス ~『ニコマコス倫理学』から『神学大全』へ 読書案内 おわりに -
西洋音楽史講義
ドレミファ音階、拍子、ハーモニー。今日の世界標準となった音楽語法のほぼすべてが西洋音楽史のなかで生み出された。グレゴリオ聖歌から、オペラの誕生、バロック、ウィーン古典派、ロマン派、そして20世紀のポピュラー音楽まで。「古楽」「クラシック」「現代音楽」という三つの画期に着目し、千年にわたる変遷を通史として描き出す。好みや感性で語られがちな音楽を具体的・分析的に聴き楽しむためのヒントに満ちた全15講。 *2013年3月に放送大学教育振興会より刊行された『西洋音楽史』を加筆・修正し、改題のうえ文庫化したものです。 -
NHK「100分de名著」ブックス ロジェ・カイヨワ 戦争論 文明という果てしない暴力
ひとはなぜ戦争をするのか? 戦闘と殺戮の「本質」を解き明かす 『遊びと人間』で知られる哲学者・社会学者ロジェ・カイヨワ(1913-1978)が1950~60年代の冷戦時代に綴った『戦争論』。彼は本書で、戦争の歴史に新たな光をあて、これまでなぜ人類が戦争を避けることができなかったかを徹底的に分析した。戦争を「破壊のための組織的企てである」とし、本書について「戦争が人間の心と精神とを如何にひきつけ恍惚とさせるかを研究したもの」であると記したカイヨワの複眼は、戦争が起きる状況と、それを実行可能にする人間のおぞましさを浮き彫りにした。そこには「人間はなぜ戦争に惹きつけられてしまうのか」という精緻かつ赤裸々な人間洞察があり、また人間が生み出した文明を兵器利用するという人間のおろかさ、身勝手さに対する教育の必要性を論じた。 「民族間、宗教間の対立が激化し、最新兵器によるテロや紛争が絶えない現代にこそ『戦争論』を読み直す価値がある」と、著者はいう。2019年8月に放送されたNHK・Eテレの番組テキストに、終わりの見えない戦争が続いているいまこそ「西側」的原理の見直しが必要だと説く書き下ろし特別章「文明的戦争からサバイバーの共生世界へ~西洋的原理からの脱却」、読書案内などを加えた一冊。 -
アーリヤ人の誕生 新インド学入門
ヨーロッパのラテン語・ギリシア語とインドのサンスクリット語に共通の祖となる、失われた起源の言語――。そんな仮想の言語の話し手として「アーリヤ人」は生み出された。そして、それは瞬く間にナチス・ドイツの人種論に繋がる強固な実体を手に入れる。近代言語学の双生児「アーリヤ人」は、なぜこれほどまでに人々の心を捉えて離さないのか。 言語学誕生の歴史から、「すべての起源」インドに取り憑かれた近代ヨーロッパの姿が克明に浮かび上がる! 「インド学」はインドで発達した学問ではない。18世紀末からサンスクリット語文献を集めてきたヨーロッパを中心に発達してきた。私たち日本人が抱く「インド」イメージもまた、近代ヨーロッパという容易には外しがたい眼鏡を通して形成されている。 植民地インドで「発見」された古典語サンスクリットの存在は、ラテン語やギリシア語との共通性から、ヨーロッパとインドに共通する起源の言語の存在を想像させた。類稀な語学の才に恵まれたイギリス人ウィリアム・ジョーンズ(1746-94年)によるこの「発見」によって、近代言語学は誕生する。同時にオリエンタリズムがヨーロッパを席巻し、『シャクンタラー姫』をはじめとするサンスクリット語文献が次々にヨーロッパで翻訳された。 その奔流のなかで『リグ・ヴェーダ』を英訳したのが、ドイツ出身で英国オックスフォード大学に職を得たフリードリヒ・マックス・ミュラー(1823-1900年)である。彼は比較言語学の成果から、『リグ・ヴェーダ』の成立年を紀元前1200年頃と推定し、「アーリヤ人の侵入」を紀元前1500年頃とした。日本の教科書でもよく知られる記述の源は、ここにある。 19世紀ヨーロッパで言語学とともに誕生した「アーリヤ人」は、20世紀にはナチス・ドイツによるユダヤ人迫害を生み、さらにはインダス文明が発見されたインドに逆流して、考古学的成果と対峙しながらさらなる波紋を生んでいく――。 近代言語学の双生児「アーリヤ人」は、なぜこれほどまでに人々の心を捉えて離さないのか。なぜ言語は常に民族という概念を呼び寄せずにいられないのか。言語学誕生の歴史をひもとくことで「起源」というロマンに取り憑かれ、東洋を夢見た西洋近代の姿を克明に描き出す。インドの実像に目を開く一冊。(原本:『新インド学』角川書店、2002年) 【本書の内容】 第1章 インド学の誕生ー―十八世紀末から十九世紀初頭のインド・カルカッタ 第2章 東洋への憧憬ー―十九世紀前半のヨーロッパ 第3章 アーリヤ人侵入説の登場ーー―十九世紀後半のヨーロッパ 第4章 反「アーリヤ人侵入説」の台頭――二十世紀のインド 第5章 私のインド体験ー――多様性との出会い 補 章 出版二十年後に -
エセー
モンテーニュは乱世のただ中に生きたエリートだったが、一市民を自覚してもいた。「エセー」は中庭を見下ろす塔の三階に設けた小部屋で紡がれた自己と人間探求の書だ。全3巻、107章からなる浩瀚なものだが、長年これに親しんだ訳者の手によって、大きなテーマに沿って6割強にあたる章が選ばれ、新たな3冊本としてまとめられた。これによって「エセー」はいっそう身近なものとなったので、読者は興味ある章から読んでいけばいいのである。この巻には「さまざまな手段でひとは似たような結果に行き着く」から巻末の長編「経験について」まで、人間のありようを記した18章を収めた。 -
存在と思惟 中世哲学論集
本書の著者クラウス・リーゼンフーバー神父(1938-2022年)は、フランクフルトに生まれ、1958年にカトリックの修道会であるイエズス会に入会したのち、1967年に来日して長年にわたり上智大学で教鞭を執りました。ドイツ哲学に深い造詣をもつばかりか、西田幾多郎をはじめとする日本の哲学思想に通じていた著者は、西洋中世の哲学・神学について研究し、あるいは教育するとともに、一般向けの講座を精力的に行って多くの日本人に親われました。 しかし、専門論文が多いこともあってか、一般向けの著作はほとんどなかったと言わざるをえません。古代から現代に至る西洋哲学全体に対する該博な知識と透徹した理解に基づいた知恵の結晶を多くのかたに触れていただく機会になることを願って、ここに学術文庫オリジナルの精選論文集をお届けします。 以下の目次にあるように、本書で中心的に選ばれたのは、著者にとって重要な研究対象であるトマス・アクィナス(1225頃-74年)をめぐる論考です。「言語」、「存在」、「神」という哲学にとっても神学にとっても最重要の概念を正面から取り上げ、トマスの論を精緻にたどるだけでなく、独自の読みを加えることで、そこに潜む可能性を最大限に引き出す――「思惟」というものの醍醐味がふんだんにつまった論考群は、読むたびに発見に満ちた宝と言えるでしょう。 惜しまれながら2022年に逝去したリーゼンフーバー神父の偉大な遺産を本書を通して知っていただけることを心から願っています。 [本書の内容] 中世思想における至福の概念 トマス・アクィナスにおける言葉 トマス・アクィナスにおける存在理解の展開 存在と思惟――存在理解の展開の可能性を探って トマス・アクィナスにおける神認識の構造 神の全能と人間の自由――オッカム理解の試み 解 説(山本芳久) -
メンタルリリース
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【目次】 はじめに プロローグ こころをひらく15のボタン 第1のボタン メンタルリリース Mental Release 第2のボタン 自分を愛する Loving Me 第3のボタン 感謝の気持ち 第4のボタン Thankfulness 第5のボタン コミュニケーション Communication 第6のボタン 好きなことをやる What one likes, one will do well 第7のボタン 集中力 Concentration 第8のボタン 夢・目標を持つ 第9のボタン 成功のための努力 Make an effort 第10のボタン 失敗を恐れない Try and try 第11のポタン 諦めない Never give up 第12のボタン バランス感覚Ballancein imbalance 第13のボタン 今を生きる Live in the moment 第14のポタン 自信を持つ Confidence 第15のボタン 成功への信念 Belief brings success あとがき (※本書は2005/9/25に鬼灯書籍より刊行された書籍を電子化したものです。) -
幸せオーラの磨き方 - 人生が変わる99のヒント -
成幸(せいこう)へのパスポート、お渡しします。 ◆運は「運のいい人」が好き ◆玉も磨かざれば光なし ◆リスクに憶病になりすぎない ◆笑顔は成幸へのパスポート ◆神様が「いたずら」をしてくるとき ◆「矢印」を自分に向けましょう ◆「感謝力」が幸せを招く 数多くの女性実業家を世に送り出した企業経営者が贈る人生が変わる99のヒント。 オーラをコントロールすれば女性はもっと輝ける! 「私は仕事柄、出会うのは女性が多く、魅力的な女性の生き様には共通するものがあることに気づきました。 彼女たちを通して学んだ“人生を楽しむヒント”は、私の本分である人材育成においてもとても役に立ち、身になったことでもありました。 そして次第に、『世の中の頑張っている女性に成幸してほしい』『彼女たちが幸せになる手助けができたら』と思うようになったのです。 この本に書かれている考え方や日々の取り組みは、私がたくさんの方々から学んで、現在も実践していることばかりです。 それぞれは小さなことですが、継続的に行なうことで必ず効果が現われるものです。 本書には99個のメッセージがありますが、1つだけでも共感してもらえれば幸いです。 もちろん男性の方が読んでくださっても、きっと役に立つはずと信じています。(著者より)」 -
往生要集入門 悲しき者の救い
辛い現世を終えて、来世こそは阿弥陀仏のすまう極楽浄土に生まれたい――貴賤を問わず日本で幅広く、長きにわたって信仰されてきた浄土思想。すべては平安時代、一人の僧によって著されたこの書物から始まった。源信なくしては、法然も親鸞もない。 『往生要集』の訳・校注で知られる著者が、歴史的背景に始まりゆるやかに『往生要集』の構成に沿いつつ、親しみやすい現代語訳を随所に示しながら、源信の教えの真髄を平易に解き明かす。 「予が如き頑魯(がんろ)の者(わたしのような愚かなもの)」と自らを顧みた源信(942-1017年)。智慧や才にめぐまれた一握りの人ではなく、自身を含む多くの罪深い「悲しき者」が救われる道を模索した『往生要集』が、日本の思想・信仰に与えた影響ははかりしれない。 往生を目指すべき理由として描かれる等活地獄、黒縄地獄、衆合地獄、阿鼻地獄など数々の地獄も、経典と源信自身の言葉を交えながら、恐ろしい責め苦が生々しく描き出され、それに対応する極楽の姿、そして現代人の想像をはるかに超える仏の姿もあざやかに示される。地獄、極楽、さらに仏の姿は、信仰のみならず、のちの思想、文学、芸術にも大きな影響を及ぼした。『源氏物語』や『栄華物語』、『梁塵秘抄』など、のちの文学作品にみられる『往生要集』の影響も示唆される。 『往生要集』は「集」というその名が示す通り、『無量寿経』、『観無量寿経』、『阿弥陀経』の浄土三部経をはじめ数多の経典や経典の注釈書の引用によって、往生の要諦を説いたものである。膨大多岐にわたる出典についての解説は、仏教学の泰斗たる著者ならではのものであり、源信が数々の経典のなかから何を重要としていたのかが、次第に浮かび上がってくる。 仏の姿を念じる「観相の念仏」を自らの思想の核とした源信が、「南無阿弥陀仏」と仏の名を口で称えるいわゆる「念仏」、「称名の念仏」に託したものとは何だったのか――。浄土思想の原点に触れる一冊。(原本:『悲しき者の救い――源信『往生要集』』筑摩書房(仏教選書)、1987年) 【本書の内容】 はしがき 第一章 『往生要集』の成立 第二章 迷いの世界 第三章 浄土へのねがい 第四章 正しい念仏 第五章 悲しき者の救い 源信略年譜 あとがき 付 参考文献について 選書版あとがき 解 説(岩田文昭) -
つなわたりの倫理学 相対主義と普遍主義を超えて
分断が深まる世界。複数の〈正しさ〉が衝突するなかで、人は難題を前に「何でもあり」の相対主義に陥りがちだ。人生の切実な「問い」に直面して ”筋を通す” ための倫理とは? カントに代表される義務倫理、ミルやベンサムが提唱した功利主義に対し、アリストテレスを始祖とする徳倫理はこれまで充分に注目されてこなかった。近代が置き去りにした人間本性の考察と、「思慮」の力に立ち戻る新たな倫理学の潮流が、現代の究極の課題に立ち向かう! ◆積極的安楽死は認められるか? ◆妊娠中絶の自由か胎児の生存権か? ◆テロリストの逮捕か人質の命か? ◆安全基準か雇用の最大化か? 【徳倫理とは】 アリストテレスを始祖とし、人間本性の考察に基づいて思慮の力と「どうしたいか」を重視する倫理学。カントに代表され「すべき(でない)」と人を縛る義務倫理、ミルやベンサムが提唱し、経済学と結びついた功利主義と異なる第三の潮流である。 -
イラスト&図解 日本の神社入門
知っておくと神社に参拝するのがもっと楽しくなる! 「神社でおなじみ狛犬や狐の由来は?」「境内に建つ本殿・拝殿・幣殿のそれぞれの配置とその意味」 「日本神話による国譲りの物語と天照大神(あまてらすおおみかみ)・大国主大神(おおくにぬしのおおみかみ)の関係」など、 意外と知らない神社と神様の基礎知識について、イラストや図を多用しつつ解説します。 【目次】 【巻頭特集】 -------------------------------------- 一度は行きたい神社×10 【第一章】神道の特色と歴史 ---------------------- ・日本固有の信仰「神道」の特色 ・古代から奈良時代の神道の変遷 ・中世から近世までの神道の立場 ・近代の神道の整備と戦後の変化 ・本殿・拝殿・幣殿の配置と意味 ・鳥居の起源と色と形状の違い ・注連縄・狛犬・玉垣などの由来 ・神職の肩書と求められる資格 ・神の依代として祀られた御神体 【第二章】神社に祀られている神様 ---------------------- ・国生みの伊邪那岐命と伊邪那美命 ・高天原を治める太陽神・天照大神 ・八股遠呂智を退治した須佐之男命 ・世界を闇から救った天宇受売命 ・神々たちの「知恵袋」思金神 ・障害を理由に海に流された蛭子 ・火の神ゆえに殺された迦具土神 ・天照大神に国を譲った大国主大神 ・初代天皇の曽祖父・邇邇藝命 ・火中で出産した木花之佐久夜毘売 ・太陽と対を為す月を抽象化した月読命 ・伊勢神宮と関係が深く怪力の天手力男神 ・大国主大神に協力した小人・少名毘古那神 ・大国主大神に仕えた太陽神の子・天穂日命 ・相撲の起源とされる戦いの勝者・建御雷神 ・諏訪の地に鎮座した力自慢の建御名方神 ・国譲りで地上に降りた武神・経津主神 ・道案内の名人にして異形の神・猿田毘古神 【第三章】日本の二大神社 ---------------------- ・日本を代表する2つの神社 ・全国8万社の頂点・伊勢神宮 ・最古の神社のひとつ・出雲大社 【第四章】各地の神社とその由緒 ---------------------- ・日本神話の舞台となった神社 ・怨霊(御霊)を祀る神社 ・歴史上の実在の人物を祀る神社 ・仏教と一体化した神仏習合の神社 ・海と山の信仰に関係の深い神社 ・人々の生活に強く結びついた神社 ・渡来人と縁の深い神社 【コラム】神社がもっと身近になる! ---------------------- (1)神社で行われる行事 (2)初詣客の多い神社ベスト10 (3)神社での参拝の作法 -
いちばんわかりやすい 日本神話
千と千尋の神隠し、NARUTO、呪術廻戦、ペルソナ…など 映画、コミック、ゲームの原点がここに! キャラクターブック感覚でさらっと読める! ―――人間味あふれる神々は、誘い、呪い、自由に振舞う 日本に住んでいても、意外と知らない日本神話。 黄泉の国、天岩屋戸、八岐大蛇、因幡の白兎…くらいは聞いたことがあるかもしれません。 これらの神話は、全て『古事記』上巻に収録されていて、繋がったストーリーになっています。 編纂当時の言葉で読もうとすると小難しく思えるかもしれませんが、本書では現代の言葉に訳しながら解説することで、手軽に日本神話の世界を知ることができます。 図表や写真、美しいイラスト満載で、人間味あふれるエピソードもご紹介。 八百万の神々が織りなす自由奔放な物語を知ってしまったら、日本神話の深い“沼”へいざなわれることでしょう。 【目次】 序章 日本神話とは何か? 第1章 日本神話の世界観 八百万の神々による壮大なる物語 第2章 日本神話の神々 神世七代、三貴子、天津神、国津神…個性豊かな神様たち 第3章 神々の事件簿 神々や英雄たちが引き起こした数々の大事件 第4章 日本神話の文化 日本神話に登場する文字や呪術、アイテム、動物たち 終章 現代に息づく日本神話 日本の文化、風習など 【付録】 ひと目でわかる!日本神話関係図 日本神話の世界観図(天上、地上、地下の詳細図) 三種の神器・眷属図鑑
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