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受験生から「小論文の神様」と呼ばれる作文・小論文の指導者であり、大学の教員でもある著者は、社会人となる前の学生に接する機会が多い。頼もしく成長し、愛すべき若者たちであるが、なかにはこのまま社会に出すのが心配な幼い学生も少なくないという。本書は、そんな学生が社会に出て損をしたり不適応になったりせずに、大人として生き抜いていくための心構えを12カ条にまとめたもの。大人の社会がどのようなルールで動いているか、どのようにそこに加わればよいのかを、具体的なシーンを語りながらわかりやすく教えてくれる。12カ条を身につければ、自分が未熟なのを棚にあげて他人を責めたり、つまずかなくてすむ。内容例として、◎取り返しのつかないような失敗をしたときどうするか。 ◎アピールすることの大切さ。 ◎正直に本音を言うよりも演じてこそ大人。 ◎自分の意見を持ち他者の価値観も尊重する。 ◎ギブ・アンド・テイクで対等になる……など。
...続きを読むPosted by ブクログ 2013年03月08日
卒業生に紹介しようと思い、手にした本。
「小論文の神様」こと樋口氏が、多くの若者と接する中で抱いていた思いのもと、社会がどのようなルールで動き、どのような心構えで加わっていったらいいかを伝授してくれる。
「社会人になる前」が過去のことになった今でも初心に還るきっかけになった。
第03条 自分の意見を...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月13日
若い頃、読めばよかった。大人が苦手で目上の人とのコミュニケーションを避けてきた結果、こういうことを教えてくれる身近な大人がいなかった。このような考え方は大学生くらいから必要になる。見た目を気にするのはダサいと思っていたが、見た目を気にする事の大切さに最近になってようやく気が付いた次第。そりゃモテない...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月21日
社会に出たら当たり前だろうけど、とても参考になることが書かれてあった。短・中・長期目標を立てることは改めて認識させられ、計画を立てたい。自己イメージにとらわれず、挑戦しながら自分を作り上げたい。地位や立場に関係なく人と人が対等な関係になり、尊重しあい、ギブアンドテイクが大切であるという考えは分かるし...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月15日
新入社員導入教育の講師を務めるにあたって参考になることがあればと手に取った1冊。ガリガリと真剣に突き詰めて考える姿勢を求めるのではなく、合理的に気持ちを楽にして考えることで良い結果が得られる、そんな期待感を持つことができる本。
(表紙見返し)
自分が未熟なのを棚に上げ、他人を責めたり、社会に不適応に...続きを読む
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