「書くこと」の哲学 ことばの再履修

「書くこと」の哲学 ことばの再履修

1,155円 (税込)

5pt

読み終えると、なぜか「書ける自分」に変わっている!
37年間、書くことで生きてきた著者が明かす、技術よりも大事な思考と実践。

書くことは考えることーーあなたはなぜ「書けない」のか?

千葉雅也氏、推薦!
「より自由に書くための基礎理論がここにある。
僕も何度も読み返すことになるだろう。
何かを書こうとするすべての人にお薦めする」

<本書の内容>
第一部 「書けなさ」から脱出するためのマインドセット/マインドハック

第一講 日本語を「外国語」として学びなおすこと
第二講 「ことばにできないもの」はどこにあるのか?
第三講 書いてはならない?
第四講 上手な文章、下手な文章
第五講 ことばの多様性
第六講 ロジックとレトリック
第七講 話し言葉と書き言葉
第八講 反射神経について
第九講 スローライティング
第十講 ことばと思考

第二部 書き終えるまで

第十一講 書き始めるまえに
第十二講 書き始めるために
第十三講 書き進めるために
第十四講 書き続けるために
第十五講 書き終えるために
第十六講 書き終えたあとに

補講一 人称について
補講二 外国語について
「書くこと」の倫理について──あとがきを兼ねた補講三

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「書くこと」の哲学 ことばの再履修 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    様々な例が挙げられており、また一つ読みのポイントを見つけられた。
    とりわけ「第七講 話し言葉と書き言葉」が興味深い内容だった。

    0
    2025年09月30日

    Posted by ブクログ

    良質なブックガイドである。
    参照される作家たちの書くことへの向き合い方、そこから生み出される唯一無二の作品。通り一辺倒のビジネスライティングでは感じられない、滲み出てくるその人らしさを味わうこと、さらには本書の読者である私たちにもその独自性はすでに備わっているのだよ、という。

    著者の執筆スタイルで

    0
    2025年08月25日

    Posted by ブクログ

    文章を書くということについて、特に「表現」について、章ごとに異なるテーマで編まれている。
    最初の数章はいかにも哲学という趣で、新書ながらやや敷居の高さを感じたが、具体的な文章作法がテーマとなる中盤は読みやすくなる。
    最初の数章は決して読者を篩い落とすためのものではなく、この書のスタンスを明らかにする

    0
    2025年08月25日

    Posted by ブクログ

    書店で目に留まり、帯の推薦文で購入に至ったもの。著者については、以前、文学史や思想史についての新書を読んだことはあるけど、そんなにはっきりした好悪などは印象に残っていなかった。でも本作は素敵。何か書きたいことがあって手に取ったものではないけど、それでも、モノを書くことに対する気構えみたいなのは変わっ

    0
    2025年06月30日

    Posted by ブクログ

    批評家による書くためのマインドセット。独特の視点を感じる。スティーヴン・キングの影響か,小説は一気に書き切って1割削るというイメージが強かったので,行きつ戻りつ書くというのは記述論的には新鮮な方法。

    多和田葉子,磯﨑憲一郎,レーモン・クノー『文体練習』,佐藤信夫『レトリック感覚』,R・F・クァン『

    0
    2025年10月02日

    Posted by ブクログ

    即物的なノウハウではなく、物書きとしてのあり方のようなものを解く講義の書籍化といった感じ。哲学とまで語ると仰々しいが、文章読本の一種として触れてみてもいいと思う。

    0
    2025年08月30日

    Posted by ブクログ

    書きたい、のに書けない。
    書ける気がしなくて、最初の一文目が書けない。

    本書を読んで、最近感じている「書くこと」への障害物が明らかになった気がした。

    ここのところ、「書くこと」に対峙するといつも、「厳しい批評家」がポワンと頭の中に登場する。たぶん、それはそれで必要なんだけど、最近の批評家くんは厳

    0
    2025年08月04日

    Posted by ブクログ

    説明がややくどい部分もあったが、全体的には面白かった。
    全体構成を考えすぎず、まず書いてみて、適宜推敲し、書き終えたら別のことを書く。

    0
    2025年12月05日

    Posted by ブクログ

    高松市の本屋さんルヌガンガで購入。

    別に難しいわけではないのだけれど、文章がどうにもくどく感じてしまい、肌に合わず、読みすすめるのがかなり苦しかった。

    レトリックについての佐藤信夫という人の文章の引用部は、文体に対して感じていたことを細大漏らさず言い当てていて、膝を打つ思いだった。

    *****

    0
    2025年10月25日

    Posted by ブクログ

    書くためのマインドセット、書き始めてから書き終えるまでのこと。言葉未満と言葉の芽の往復、繰り返しで書けるようになってくる。

    0
    2025年10月21日

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