服部正明の作品一覧
「服部正明」の「古代インドの神秘思想-初期ウパニシャッドの世界-」「ひろさちやが聞くヒンドゥー教の聖典」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「服部正明」の「古代インドの神秘思想-初期ウパニシャッドの世界-」「ひろさちやが聞くヒンドゥー教の聖典」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
前回の記事で紹介した『仏教の思想2 存在の分析〈アビダルマ〉』では上座部仏教(正確には説一切有部)の仏教哲学の頂点であるアビダルマについて解説されましたが、本作『仏教の思想4 認識と超越〈唯識〉』は大乗仏教思想の最高峰とされる唯識思想についてのおすすめの参考書です。
本書ではまず唯識とはそもそも何なのか、どのような流れから生まれてきたのかということを歴史的な側面から見ていきます。いきなり難解な思想の話から始まっても私たち読者からすると厳しすぎます。というわけで本書は入門書ということで、まずは唯識の難解な哲学よりもその成立過程を見ていき、その大まかな全体像を掴んでいくことから始まります。これは
Posted by ブクログ
この本は古代インド思想の奥義とも言えるウパニシャッド哲学について説かれた作品です。
そしてこの本の序盤では古代インド思想とショーペンハウアーのつながりについても説かれます。
これまで当ブログでもショーペンハウアーについて見てきましたが、彼と古代インドのつながりやそれがヨーロッパ社会に与えた影響も詳しく知れたのはとても興味深かったです。
そしてこの本のメインテーマ、ウパニシャッドについてですが、やはり手強い相手です。古代インド思想という、私たちがなかなか接することがない何とも謎な存在ですが、この本では難解な哲学としてというより、神秘思想とのつながりを中心に解説されていきます。
Posted by ブクログ
奈良からコータンに戻る途中、いまガンダーラに来ています。
興福寺の北円堂で、弥勒(マイトレーヤ)と無著(アサンガ)、世親(ヴァスバンドゥ)の兄弟にお会いし、ぜひ行ってみるといいといわれました。
ここで、もう少し唯識を学ぶ予定です。
ガンダーラ行きのバスの中で、
バスガイドのおねえさんとみんなで歌を唄いました。
そこに行けば夢もかなうというよ
生きることの苦しみさえ消えるというよ
誰もみないきたがる遥かな世界
その国の名はガンダーラ・・・♪
◆学んだこと
○唯識っていつできたの?
発生の年代は特定されていない。
2~400年 弥勒? 『解深密経(げじんみつきょう)』
3~500年 無著(