【感想・ネタバレ】古代インドの神秘思想-初期ウパニシャッドの世界-のレビュー

あらすじ

大宇宙と小宇宙の対応の思想は、最高実在ブラフマンと個体の本質アートマンの一致の自覚へと深化される。生の根源を洞察する古代インドの叡知、神秘思想の本質を、初期ウパニシャッドをもとに解明した最良のインド思想入門。

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Posted by ブクログ

この本は古代インド思想の奥義とも言えるウパニシャッド哲学について説かれた作品です。

そしてこの本の序盤では古代インド思想とショーペンハウアーのつながりについても説かれます。

これまで当ブログでもショーペンハウアーについて見てきましたが、彼と古代インドのつながりやそれがヨーロッパ社会に与えた影響も詳しく知れたのはとても興味深かったです。

そしてこの本のメインテーマ、ウパニシャッドについてですが、やはり手強い相手です。古代インド思想という、私たちがなかなか接することがない何とも謎な存在ですが、この本では難解な哲学としてというより、神秘思想とのつながりを中心に解説されていきます。

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2024年08月22日

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