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P+D BOOKS アニの夢 私のイノチ
中上健次の盟友が模索し続けた文学の可能性。 「それにしても、言い争いばかりしてきたような気もする。そして、私にとって、はじめて出会った時に思い決めた“中上健次”への徹底的大反論はまだ、これから先のことだったのだ。 (中略)いずれにせよ、私の“中上健次”という名の目標は、今更、なにが起ころうと変えようがない。中上さんも、それは承知のうえだ、と私は信じている」 <「“中上健次”という存在」より> アイヌ、プルトン、マオリの言語と文学――急逝した中上健次を読み直し、新しい世紀に向けて文学の可能性を探ったエッセイ集であり、中上とデビュー以来盟友として深く関わった津島佑子の1990年代の文学的軌跡でもある。 -
スイーツ刑事
どうしてもスイーツから逃れられない刑事がいる。普段はスイーツを貪るだけのダメ人間だけど、糖分を摂れば難事件をも解決するスイーツ狂いのキャリア刑事・加東慶貴。もう一人は、学生時代に進路で悩み深夜のケーキ屋でドカ食いしていて補導され、慶貴に「警察官になりなさい」と諭されて本当に刑事になってしまった和菓子屋の娘・佐東杏子。そんな運命的な「あんこ」と「ケーキ」が再会したのは、ウェディングケーキの中にパティシエの死体が隠されていたスイーツフェスの事件で!? -
日本文学の発生 序説
「優れた著作である、というより怖ろしい力を秘めた本である」――三浦雅士(新版解説) あるものを発生させる力というのは、その発生自体が目的で終息するわけではない。発生した後もその力は一つの傾向を保ち、発生させたものの変化を促し続けるのである――。古代人が諺や枕詞、呪詞に顕した神意と神への信頼を、折口は「生命の指標(らいふ・いんできす)」と名づけ、詩歌や物語の変遷を辿りながら、古代より脈打つ日本文学の精神を追究する。生涯にわたり書き改め続けた貴重な論考。 解説・井口樹生/三浦雅士 (目次) 詞章の伝承 文学様式の発生 律文学の根柢 声楽と文学と 小説戯曲文学における物語要素 文学と饗宴と 異人と文学と 翁舞・翁歌 日本文学の内容 日本文学発想法の一面――誹階文学と隠者文学と 笑う民族文学 追い書き 解説「日本文学の発生 序説」の課題 井口樹生 新版解説 凝視と方針 三浦雅士 著者略年譜 -
P+D BOOKS 前途
学徒出陣が目前の九大生を描いた自伝的作品。 太平洋戦争の最中、昭和18年、九州大学に通う文学青年たちには深い交わりがあった。 文学的揺籃期における恩師・伊東静雄(詩人)から受けた薫陶、そして、学生仲間(島尾敏雄がモデルの小高、森道男がモデルの室、林富士馬がモデルの木谷)との交流が描かれている。 遼史を読み、東洋史の学問にも励むが、それ以上に仲間たちと文学を論じ、酒を酌み交わしながら、それぞれの仄暗い“前途”を案じている。 主人公の文学的形成の様を、約1年に渡り、日記スタイルで描いた“第三の新人”の代表的作家・庄野潤三の青春群像作。 -
噂屋ワタルくん
自分の知っている噂話と引き換えに、校内で流れている噂話の真相を教えてくれるという文目沢高校の怪談【ワタルくん】。羽水、風間、藤咲の訳アリ女子高生3人組は【ワタルくん】に接触を試みるが、彼女たちを待っていたのは 「お前たち、俺の下僕になれ」 ――傍若無人なイケメンカウンセラーだった!? 都市伝説や学校の怪談といった噂話の蒐集が趣味だというスクールカウンセラー渡邊先生。そんな彼に“弱み”を握られた3人は『ベッドの下の男』等の噂の真相を調査することに!? -
はずれ姫
「はずれ姫」は「マキの包むもの」「はずれ姫」「ナッちゃんの豆腐」「蛍を飲む」「サリーの恵み」の5編からなる短編集。表題作の「はずれ姫」は路地裏のバーで、艶めかしい魅力の女のいつも貧乏くじを引く人生の焦り描く。「マキの包むもの」は、中国人の経営する宅配餃子の店で働くやるせない日々、「ナッちゃんの豆腐」の女性は、小さな飲み屋の女将、醜女の彼女はその店の中だけで人生の大半を過ごすが、ふらりと現れた男に騙される。「蛍を飲む」は、男と酒だけが生きがいの アルコール依存の女の優しさ。「サリーの恵み」は引きこもり男が病院で知り合った天女にも思える女の悲しい性とは。5編の短編それぞれにまともな人生を生きられない女たちの懸命さと、切ないまでの男と女のふれあいを描く。 -
夜の果物、金の菓子
誠実な仕事ぶりを買われ総合商社・クロスレックスの取締役に就任した紺野昭次郎は、創業百周年パーティで、日本を代表するIT企業・エッジプラニングを率いる若き実業家・高階伸一から祝福を受けた。その会場で、高階に連れられてきた岸川結花と出会う。その夜を契機に、紺野と結花は、次第に深く愛し合うようになっていく。やがて結花は銀座の老舗クラブ“ノアール”に勤め始め、瞬く間にNo.1ホステスに上り詰める。二人を見守り続ける高階も、大きく事業を拡大させていった。密かに結花を愛し、彼女を立てた独立を誓う“ノアール”の黒服の長野浩一……。順風満帆に思われた四人の人生は、だが、企業に食い込む裏社会の存在に紺野が立ち向かおうとした時、大きくうねり始めていく――。 <ストーリーに盛り込まれた様々な情報の質と量は驚異的で、ベンチャースピリットに溢れるまったく新しい経済小説だ。そのうえ、胸を打つ感動的な恋愛小説でもあった! ──藤田 晋(サイバーエージェント代表取締役社長)> -
パーク・アベニューの孤独
クレイジー・ヘッド&グッド・ハート。それが、マンハッタン島でのベスト・ウェイだ。輝く光の塔、ボトム・ラインのビート。凍えるハドソン川と、さまざまな色のイルミネーションに飾られたパーク・アベニュー。 音楽とコカインと眠れないミッドナイト。ファンタスティックな詩人のロン・ブラックウェルと、心優しいアーティストであるビル・リード。華やかな娼婦達。 EXITを求めて、浩司は青春の喧騒のただ中を駆けぬけていく。 1980年代の冬から81年の春にかけて、凍てついたニューヨークで生活する川本浩司の、友情、ローラとの愛、そして孤独をたおやかな感性でストイックに描く、青春四部作の1作。 -
舞王
紅の衣を纏い、少年は未来を拓く。室町初期。将軍臨席のもと、大観衆を集めて行われた華やかな田楽興行で、見物の桟敷が崩れ落ち、数百人が死傷する惨事が起きる。戦災孤児の少年・犬弥はどさくさにまぎれ、死んだ舞い手・花夜叉の遺骸から美しい紅の衣を奪い取るが、そこから思いもかけなかった運命が開けてゆく。後世、天女舞の名手として世阿弥や足利義満に絶賛され、観阿弥とともに初期能楽に一時代を築いた犬王太夫の、傷つき、悩みながらも懸命に自分の生きる道を見い出そうとする波乱の少年時代を描く。 -
天才・逢木恭平のキカイな推理
天才科学者、大富豪、人間世界遺産……などと呼ばれる実業家・逢木恭平は、どこかズレていて、周囲から苦笑されることもしばしば。そんな彼が金の力にモノを言わせ、警視庁上層部を買収し、興味を惹かれた難事件に首をつっこんでいく。相棒は、逢木自身が作ったアンドロイド〈アノン〉と、有能な女刑事・今井千春。次々と事件を鮮やかに解決していく彼らだが、逢木の真の目的は別なところに――。思わずツッコミを入れたくなる軽妙なライトミステリー! -
凹凸
結婚13年目で待望の第一子・栞が生まれた日から、その夫婦は男女の関係を断った。 やがて夫の正幸と決別することを選んだ絹子は、栞を守るため母親としての自分を頑ななまでに貫こうとする。 しかし、絹子のもとを離れ24歳になった栞は、〈あの日〉の出来事に縛られ続け、 恋人の智嗣と実の父親である正幸を重ね合わせている自分に気が付いてしまう。 家族であり、女同士でもある、母と娘。 小説デビュー作『最低。』で若い女性から圧倒的な支持を集めた著者が、 実体験を基につづった、母子二代にわたる性と愛の物語。 -
わたしはさくら。~捏(ねつ)造恋愛バラエティ、収録中~
『第2回お仕事小説コン』優秀賞受賞! どんでん返しにつぐ、どんでん返し!? 究極のお仕事エンタメ♪ 『第2回お仕事小説コン』優秀賞受賞! 恋愛バラエティ番組『田舎へ嫁GO(とつごー)!』は、地方在住男子と、都会の生活に疲れ田舎でのスローライフを夢見るOLを集め、幸田ディレクターのもと、収録を開始した。司会者が盛り上げる中、出演者たちはカップル成立を目指す。そこに“さくら”として仕掛けられ、番組に潜入中の“普通の女の子”、桜子の運命は…? 悪徳ディレクター・幸田が仕向けるゲスい謎と陰謀を暴き、“幸せ”を掴むことはきるのか!? 何がホンモノで、何がニセモノ―? どんでん返しにつぐどんでん返し! 究極のお仕事エンターテインメント♪ -
私たちの願いは、いつも。
=== 私たち、十四歳の二倍も生きてんのに、どうしてこんなに人生に不器用なんだろう――。 === 中学二年のときに同じクラスだった、いまは二十八歳の女性三人。 設計士として「住まいを作る」仕事と向き合いながらも、突如豹変した母親との関わりに悩む曜子。 結婚し、娘を保育園に通わせる幸せな日々のはずなのに、なぜか満たされない紀子。 優雅な実家暮らしだが、誰にも明かせない“秘密”を一人で抱えている朋美。 仕事、家族、恋愛──同窓会で再会した三人の人生はひそやかに交錯する。 朋美が、神社で不思議な「小さいおじさん」を観たと話したことから、それぞれの日々が少しずつ変化し始めて……。 ※本書は、第十五回ボイルドエッグズ新人賞を二〇一三年二月に受賞し(受賞時タイトル「あしみじおじさん」)、同年十月に文藝春秋より刊行された単行本『小さいおじさん』を、改題のうえ文庫化したものが底本です。 解説:北上次郎 カバー装画:谷川史子 -
こちらの荷物、どうしますか?
武田光星が働く、アオバト引っ越しセンターには、緊急・深夜の引っ越しにも対応するサービスがある。今夜もアオバトのもとに仕事が舞い込んだ。若い夫婦、ワケありカップル、やる気のない大学生、険悪な親子――それまでの思い出と共に、住んでいた場所を出て行く依頼者たち。普通は本人たち以外が知ることのない空間で、思い出(荷物)を運び出すのがお仕事。そんな、真夜中の引っ越し屋さんが見つけたのは――。“人”と“モノ”を巡る、ほっこり優しい物語。 -
はだかのパン屋さん
裸エプロンの店長の周りで、事件&アクシデントが勃発!? どっこい商店街の外れの海月(くらげ)ベーカリーで、アルバイトを始めた漫画家志望のマスミ。寝坊と勘違いしていつもより早く出社してしまった朝、固く閉ざされていた厨房の中で、店長の蘭子が裸でパンを焼いていることを知ってしまった――!! 魚を使った調理パンをめぐる魚屋との料理バトルや、夏祭りに現れたはだかの変質者、夏休みのパン作り教室での大ピンチなどなど、蘭子とマスミの周りはトラブルだらけ! パン屋でアルバイトを続けるマスミの漫画家への夢は? そして明らかになる蘭子の裸のヒミツとは!? ちょっぴりエッチでしみじみ美味しい、ハートウォーミングコメディ!【目次】■第一話 ひみつのパン屋さん■第二話 パン屋さんと商店街の愉快な人々■第三話 祭りだ、わっしょい、パン屋さん■第四話 真夏の夜のパン屋さん■第五話 それゆけ、はだかのパン屋さん■エピローグ -
天然石ねこまち堂は坂の上
スポーツ推薦で高校進学を決めた少女・鈴。彼女は地元を離れ、大好きだった祖父が興した“天然石アクセサリー”のお店へ居候することに。しかし! 若くして店を継いだ彼女の叔父・瑠璃は最悪な青年だった。彼は“超”がつくほどのへんくつ屋。生真面目で一直線な鈴は、彼と口論の日々、日々、日々……。だが、そんな中で鈴は温かい出来事に出会う。瑠璃は石を通して不思議な力で客を癒す力を持っていて、同じ血を継ぐ鈴にも“石”にまつわる不思議な力があるようで……? 坂の上にある“天然石の店”を舞台に贈る、“石”と人との優しい絆の物語。 -
墨田区吾嬬町発ブラックホール行き
あたし、一流のヘラ絞り職人になる! 小倉ひかりは、高校卒業後地元の洋菓子会社に就職したが、ある失敗をきっかけにそこを辞め、ツブラヤ絞に頼み込んで見習いとして入社する。ツブラヤ絞は、父の安太郎が勤めていたが、ひかりが9歳のときに失踪していた。 ひかりは天才的なヘラ絞り職人だった父のことが知りたい、父に会えるかも知れないという思いで、同じ会社に入ったのだ。突然いなくなったことで会社に損害を与えた父を良く思わない社長の妻志麻や、娘のカスミは、ひかりに冷淡だった。しかし、ヘラ絞りに夢中になるひかりはめざましい上達を遂げ、皆から認められるようになる。 数年後の真冬のある日、ひかりにテレビ出演の話が舞い込む。それは、旋盤工の職人と同じ題材作りで対決してほしいというものだった。父が見るかもしれないと考え、引き受けたひかりは、その勝負に勝てるのか。 そして、宇宙の謎解明につながる大きなプロジェクトに関連する仕事が、ひかりに届く。今度は、同じヘラ絞り職人との対決に勝つというのが条件だった。勝敗の行方は? さらに、父・安太郎の失踪には、ひかりの知らない衝撃の真実があった――。 -
あなたの明かりが消えること
読み終えた後、瞼の裏に何が映りますか? 読後、きっと家族を抱きしめたくなります。 涙がとめどなく溢れ出る、感動の物語! 読み始める前に、必ずハンカチのご用意を……!! たびたび有名人と浮き名を流す著名な近代日本画家・来栖(くるす)現と、一途に彼を支え続ける妻・佳世。 家族の枠を超えた大きな愛で人々を包み込む佳世のもとには、いつもたくさんの人が訪れる。 佳世の存在は、現や娘の愛子、愛子の彼氏・哲生だけでなく、佳世が営む小料理屋の常連など、皆の心を優しく温めていた。 放蕩の限りを尽くしてきた現は、佳世が心臓の病気で亡くなった際も旅先から帰らず、葬儀も欠席する。 結局喪主を務めることになった娘の愛子は、それ以来父親を許すことができず、自らも連絡を絶ってしまう。 ところがある時、愛子の息子・春也が、佳世の死後小料理屋を切り盛りしていた倉田すみ江を通じて、会ったことがないはずの現と手紙のやり取りをしていることに気づく――。 『三軒茶屋星座館』シリーズで話題の著者が描いた、愛しくも切ない家族小説。 ――あなたは家族を大切にできていますか? -
ワケアリ結婚相談所 ~しくじり男子が運命のお相手、探します~
イケメンだがヘタレな大和田大輔は、周囲の反対を押し切って結婚したものの色々な“しくじり”により離婚してしまう。 ヤケになって会社を辞めた翌日、結婚詐欺を目撃し、被害者の女性を助けようとするも、これも失敗。そのとき大輔を助けてくれたのが結婚相談所『愛・燦々』の所長、桜沢だった。彼女の強引なスカウトに押し切られてスタッフとなった大輔だが、その相談所は問題のありすぎる依頼人たちの“最後の駆け込み寺”となっていて―。 ワケアリ依頼人たちの成婚率が90%を超える理由とは…? 思わず納得&共感してしまう、ほんわかハッピーストーリー! -
ゲノムの国の恋人
愛は遺伝子を越えるのか! 異色の恋愛小説。 現役遺伝子研究医にして第23回太宰治賞を受賞した気鋭の作家である著者の書き下ろし長編作品です。iPS細胞、ヒトゲノムなど最先端科学の要素が盛り込まれており、しかも非常にわかりやすい表現でそれが描かれています。アジアの独裁国家を舞台に作者独特のユーモア感に溢れた巧みな筆で、お世継ぎ問題、遺伝子研究の限界、人間の幸福などのテーマを描いています。現代テーマ満載の作品です。 主人公のタナカは食い詰めた遺伝子研究者。政府の高官という男に請われ、あやしいアジアの小国に好待遇で招かれた。何億円もする研究設備と有り余る予算を用意され、提示された仕事は、七人の女性のヒトゲノムを解析し、一人の男性の遺伝子とのマッチングを調べることだった。その男性とは同国の絶対権力者。極秘裏に花嫁として最適な女性を見つけることが使命だったのだ。仕事の一方で、魅力的な女性兵士に惹かれ恋に落ちていくタナカ。そして七人の女性はそれぞれ、その国の物政治家、軍人の血縁らしく、さまざまな圧力と懐柔がもたらされる。しかし、解析が進んでいくうちに、どの女性の遺伝子にも欠陥のある要素が見つかって… -
女騎士、経理になる。
女騎士「くっ…殺せ!!」 オーク「ガハハ!! そうはいくか!! 今日から貴様はウチの会社の経理のお姉さんだ!!」 女騎士「経理のお姉さん」 人間国と魔国との100年を越える戦争が続く世界。魔族たちが暮らす、成熟した国家・魔国に対し、絶対王政ながら制度も国家も未熟な人間国。もはや戦争をすることでしか経済破綻を免れなくなった人間国を、「正しい帳簿」で救うことが出来るのか…!? それは女騎士・シルヴィアと、その友人・ダークエルフのルカの手にかかっていた…!! 異世界×ミクロ経済×女騎士! 特殊スキル「簿記」を武器に滅びゆく世界を救え! こちも先生の挿絵も収録!! -
探し物はたぶん嘘
疾風のキャンパスに舞うのは謎か嘘か―。 人見知り少女×黒犬ペッパーらの、切なくも温かい青春ミステリー! 4月、大学1年の湯川は少し無愛想な同級生・遠野と彼のペットの黒犬・ペッパーと親しくなった。ある日、遠野の通院に付き合い、彼を待っていたとき見知らぬ少女が遠野のトートバッグから何かを持ち去るのを目撃する。 だが、戻ってきた遠野はなくなった物はないと言う。それをきっかけに奇妙な美青年に付きまとわれ、バッグに接触した少女も不可解な行動を起こし始めて―。ふたりが探し求めたものは…? 切なくも温かい青春ミステリー! -
お仕事ガール!
がんばり屋なOL・時子は、いつもどこかツイてない。社会人3年目で会社が倒産。二十三社目の面接も手応えなし。彼氏からは放置され気味で、心の拠りどころもない。そんな人生迷子な時子に、人材急募の情報が舞い込んだ。そこは因縁のある大企業、しかも、なぜか受付嬢をすることになって――!? 緊張の初日早々、受付リーダーがまさかの遅刻。さらに顔色の悪い人事課社員、口の悪い鬼上司も絡んで、予想外のトラブルが続出して……。問題だらけの職場で、前途多難なお仕事がスタート! -
三輪ケイトの秘密の暗号表
三輪ケイト。誰もが振りむくほどの奇蹟的な美しさをもちながら、人見知りでまともに人の顔も見られない女の子。そんな彼女は「暗号」を目の前にした時にだけ、その瞳に類まれな知性の輝きを宿らせる――暗号中毒者だった。名映画監督が残した書籍暗号、ストーカーの残した謎めいたメモ、記憶喪失の少女が描く謎の図案、そしてケイトの人生に影を落とす暗号……。「暗号には、それを作った人の強い思いが込められている」ケイトの前に現れる様々な暗号と、その裏に隠された人生の物語とは――これは、暗号に託された人の思いを解読する物語。 -
ゆとりですがなにか
「ゆとり第一世代」と呼ばれる1987年生まれの若者たちが、30歳目前に控え人生の岐路を迎える。<みんな違ってみんな素敵>と教えられたはずが、気づけばここは<優勝劣敗の競争社会>。リフジンな世の中で、アラサー男子3人が、仕事に家族に恋に友情に、迷い、あがきながらも懸命に立ち向かう! 映画「舞妓Haaaan!!!」「謝罪の王様」、ドラマ「ぼくの魔法使い」でおなじみの、脚本・宮藤官九郎×演出・水田伸生黄金コンビがかつてない社会派ドラマを描く。 岡田将生×松坂桃李×柳楽優弥をはじめ、日本アカデミー賞最優秀女優賞に輝いた安藤サクラが連ドラ初ヒロインを務めるほか、吉田鋼太郎、太賀、島崎遥香(AKB48)、高橋洋、吉岡里帆、北村匠海(DISH//)といった、演技派俳優陣が奏でる骨太ドラマ! 【introduction】 2002年に行われた教育改正。完全週5日制。授業内容、時間数削減。絶対評価導入。 「ゆとり第一世代」と呼ばれる1987年生まれの彼らは今年、29歳。人生の岐路を迎える。 高校が休みの土日は塾通い。大学3年生、就活しようとしたらリーマンショック。いきなりの就職氷河期。 入社1年目の3月に東日本大震災。 <みんな違ってみんな素敵>と教えられたはずが、気づけばここは<優勝劣敗の競争社会>!! ……果たして「ゆとり世代」は本当に「ゆとり」なのか? 「ゆとり第一世代」と社会に括られるアラサー男子3人が、仕事に家族に恋に友情に、迷い、あがきながらも懸命に立ち向かう!
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