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  • 余命10年
    完結

    余命10年

    小説・文芸
    4.9
    全1巻550円 (税込)
    第6回静岡書店大賞 映像化したい文庫部門 大賞受賞作 20歳の茉莉は、数万人に一人という不治の病にかかり、余命が10年であることを知る。笑顔でいなければ周りが追いつめられる。何かをはじめても志半ばで諦めなくてはならない。未来に対する諦めから死への恐怖は薄れ、淡々とした日々を過ごしていく。そして、何となくはじめた趣味に情熱を注ぎ、恋はしないと心に決める茉莉だったが……。涙よりせつないラブストーリー。 カバーイラスト・loundraw
  • 余命七日の死神

    余命七日の死神

    小説・文芸
    4.0
    1巻671円 (税込)
    「七日後にきみは死にます」  高1の英明は、死神に突然宣告される。助かる条件は身代わりの少女・塔子を七夕祭りに公園に連れてきて、『命を捧げると言わせる』こと。  絶体絶命の英明は、一縷の望みにすがって同級生の塔子に近づき、彼女の心を七日間で奪おうとする。だが、少しずつ心を開いていく塔子に、英明は強く惹かれていく。 「死にたくない、でも彼女を死なせたくない――」  死の運命に抗おうとする二人が最後に下す決断とは? 感涙必至の切ない恋物語。
  • 余命二億円
    値引きあり

    余命二億円

    小説・文芸
    4.0
    1巻374円 (税込)
    交通事故で植物状態になってしまった父親を巡り、延命治療を望む次男と、開業資金を必要とする長男で意見がぶつかり合う。やがてふたりの妻をも巻き込み、田村家は崩壊しようとしていたが……。
  • 【著者メッセージ入り】余命88日の僕が、同じ日に死ぬ君と出会った話

    余命88日の僕が、同じ日に死ぬ君と出会った話

    小説・文芸
    4.2
    1巻869円 (税込)
    高二の崎本光は、クラスの集合写真を興味本位で“死神”に送り、自分と人気者の浅海莉奈の余命が88日だと知る。友人もおらず、ある悩みから既に人生に見切りをつけている光は落ち込むこともなかったが、なぜ彼女と同じ日に死ぬ運命なのかが気になった。やがて一緒に水族館へ実習に行き、浅海が深刻な病を抱えていると知って――。 驚愕のラストに涙が止まらない……究極の感動作!
  • 余命半年の僕が、死へ急ぐ君と出会った話

    余命半年の僕が、死へ急ぐ君と出会った話

    小説・文芸
    5.0
    1巻814円 (税込)
    高二の矢城佑亮は学校の屋上で、遺書を持って飛び降りるか逡巡していた水瀬陽菜に出会う。彼女はかつての事故がきっかけで起きたいじめに苦しみ、「誰かに殺してほしい」と呟いた。過去のある出来事から死に対して独特な思いを持つ佑亮は、脳に腫瘍が見つかったこともあり、その願いを受け入れる。が、水瀬は「死ぬ前に何かを成し遂げたい」と願い、二人は奇術部に入部。ある約束を交わし、文化祭へ向けて練習するが……?
  • 余命-24h

    余命-24h

    小説・文芸
    4.3
    1巻726円 (税込)
    『砂状病』、あるいは『失踪病』。発症すると体が崩れて砂となり、消え去ってしまうこの奇妙な病気には、とある都市伝説があった。それは、『体が崩れてから24時間の間、生前と変わらない姿で好きな場所に行き、好きな人に会える』というもの。喧嘩別れした幼馴染に、ずっと一緒に生きていたかった愛する人に、充実した日々を共に過ごした親友に、未来ある見知らぬ誰かに、いつだって見守ってくれていた家族に……残された最後の24時間で、もう一度出会い命を燃やした人々の、切なく優しい物語。
  • 余命わずかな君と一生分の恋をした

    余命わずかな君と一生分の恋をした

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    深い孤独を抱える高校二年生の白夜は、ある夜、不慮の事故でほとんどの視力を失った少女・瑠唯と出会う。彼女は白夜を初恋の相手『カゲヤマ』と勘違いし、その温もりを求めた。退屈な日々に光を見た白夜は、戸惑いながらも彼女の支えになろうと、嘘をついてカゲヤマを演じることに。瑠唯の無邪気な笑顔に触れ、白夜は失いかけていた感情を取り戻していく。しかし、「カゲヤマ」を演じるほど、瑠唯への想いは募り、嘘をつくことに深く苦悩する。そんな中、白夜は瑠唯が抱えるあまりにも残酷な秘密を知ってしまい―― 儚くも鮮烈な「一瞬」を刻む、涙なくしては読めない純愛ラブストーリー。
  • 嫁さまブルース

    嫁さまブルース

    小説・文芸
    -
    1巻1,188円 (税込)
    悦子は長男の嫁として自らが夫と義母を介護し、看取った。その後、社会状況は変化し、介護は家庭で担うものから社会で担うものになった。悦子も96歳になり、怪我をきっかけに自ら希望してサービス付き高齢者住宅へ入居した。ところがそこで想定外の事態が発生、嫁の明美は翻弄されることになる。悦子と明美、二人の“嫁さま”の、介護にまつわる葛藤を鮮やかに描き出した一冊。
  • 義娘の尻ぼくろ

    義娘の尻ぼくろ

    小説・文芸
    -
    1巻606円 (税込)
    同居の義父に覗かれていることを知りながら、夜な夜な激しく悶える紗理奈。夫の目を盗んで義父が少しずつ迫ってくるのを拒みつつも、夫とは違うテクニックに快感を覚える彼女は体を開き始め、ついに最後の一線を越えてしまう。後悔にかられる紗理奈だったが、夫の出張先での浮気や父子でハウスキーパーと長年関係していたことを知り……。
  • 嫁の遺言

    嫁の遺言

    小説・文芸
    4.3
    1巻671円 (税込)
    朝の満員電車、ほんの一瞬、僕の手の外側を包み込むように握ってから、すっと離れた冷たい手。「死んだ嫁の手や」。生きているとき、いつも手助けしてくれた手。二度目はエレベーターの中で声が聞こえた。「間違いない。嫁が来たんや」。結婚して間もなく癌でこの世を去った彼女が幽霊になっても伝えたかったこととは(表題作)。街の片隅に暮らす、夫婦、親子、カップルなど、不器用でただ一途に生きていくことしかできない七人の物語。泣けて笑えて、読むと優しい気持ちになれる――。感動作の名手・カトゲンが贈る“大人のおとぎ話”。
  • 嫁の遺言

    嫁の遺言

    小説・文芸
    3.7
    1巻712円 (税込)
    満員電車でふと自分の手に触れた冷たい手。間違いなく、それは、38歳で死んだ嫁の手だった。生前からちょっと変わったところのある女だった嫁が、どうしても伝えたかったこととは――。不器用だけれどあたたかい人情に溢れ、人間がいっそう愛おしく思えてくる全7篇を収録。(講談社文庫)
  • 夜もすがら青春噺し

    夜もすがら青春噺し

    小説・文芸
    -
    1巻726円 (税込)
    「千駄ヶ谷くん。私、卒業したら東堂くんと結婚するんです」  22歳の誕生日に僕、千駄ヶ谷勝は7年間秘めていた初恋を打ち砕かれてしまった。  しかも相手は自分が引き合わせてしまった友人・東堂だという。  現実から逃れるように飲み屋で酔っ払っていると、店先で揉めている女に強引に飲み代を肩代わりさせられてしまう。  今日は厄日だと落ちこむ僕に、自称神様というその女は「オレを助けてくれた礼にお前の願いをなんでもひとつ、叶えてやろう」と彼女との関係を過去に戻ってやり直せようとするけれど――。  もどかしくもじれったい主人公・千駄ヶ谷勝をきっとあなたも応援したくなる。青春恋愛「やり直し」ストーリー、開演。
  • 黄泉醜女

    黄泉醜女

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,430円 (税込)
    婚活連続殺人事件で死刑判決を受けた「さくら」は、稀代の醜女として世の注目を浴びた。 そんなさくらはなぜ男たちに「女神」と崇められ、求められたのか? 事件のノンフィクションを書こうと周辺取材を始めた42歳の女流官能作家と36歳の美人フリーライター。 さくらが男たちを殺めた真相を探っていくなかで、どす黒くほとばしっていく嫉妬と劣等感。 日本神話に登場する黄泉の国の鬼女「黄泉醜女」はさくらのような女なのか、それとも自分なのか。
  • 夜闇の婚姻 前世の宿縁と偽りの婚約者

    夜闇の婚姻

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻792~968円 (税込)
    かつて『夜闇の妖姫』と呼ばれた娘がいた。 帝都の妖を従えた彼女は白い軍服の青年に討伐される。 そんな人生の終わりから過去に舞い戻った比奈子は凄惨な未来を避けるため、異能を隠して生きていた。 しかしある日、前世で自分を殺した『裏中務』隊長、琉河が現れる。 比奈子の身辺調査を命じられたらしい彼を比奈子は拒絶するが、再び現れた彼は、比奈子との婚約状を持っていて……。 異能の娘と孤高の隊長の死に戻り和風婚姻譚!
  • 代々木Love&Hateパーク

    代々木Love&Hateパーク

    小説・文芸
    3.5
    1巻539円 (税込)
    代々木公園の都市伝説。3月の最終日曜日、公園内で仲間に「チェッコさん」が紛れこみ、代わりに誰かいなくなるらしい。今日がその当日。ロカビリーグループ、演劇部員、殺陣役者、ネットアイドルオタク、お笑いコンビ、イケメン俳優など様々な人間がやって来た。標的になるのは誰? 愛憎渦巻く中に切ない想いを込めた群像劇。
  • よりかかってドライ・ジン
    完結

    よりかかってドライ・ジン

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    男は、バカばかり。 彼女を癒すのは、ドライジンと 心優しきゲイ・ボーイ あからさまだったり、まわりくどかったり。 ホステス、という職業をやっている女性の許には 様々な男たちが寄ってくる。 律儀に対応していると、車で連れ出されたり、 ホテルに連れ込まれたり。 やけになって雨の中、放り出されたり。 五月の連休でさえ、つぶそうとしてくる男たちから彼女を解放してくれるのは、 ドライジンと心優しきゲイ・ボーイだけだ。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。82年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • よりみち酒場 灯火亭(ともしびてい)

    よりみち酒場 灯火亭(ともしびてい)

    小説・文芸
    3.9
    1~4巻726~858円 (税込)
    渋谷駅から2駅目のほどほど大きな街。駅近くの路地の奥の、さらに奥にその店はある。暖簾をくぐれば、出汁のいい香りと性別不詳(?)の店主のちょっぴり辛口なもてなし、個性的であったかい常連たちが待っている。今夜も、人生の迷い子がひとり、この店に吸いこまれるようにやって来て……。ひと味もふた味も違う料理と人情に心温まる店、灯火亭へようこそ!
  • 夜

    夜

    小説・文芸
    3.5
    1巻605円 (税込)
    「また、来るよ」そう言い残して父は女を作って家を出て行った。父親の「男」としての一面を垣間見て、戸惑いを覚える加那子だったが、次第にその存在は遠くなっていった。そんなある日、父危篤の報せが届き――(「暮色」)。女の視点から男を捉え、浮気、略奪、同性愛などの様々な愛の形に秘められた、男の存在の曖昧さを浮き彫りにした、著者の新境地。男と女の不条理を描く五つの物語。
  • 夜かかる虹
    値引きあり

    夜かかる虹

    小説・文芸
    3.2
    1巻271円 (税込)
    ひとり暮らしの私を突然男連れで訪ね、男を置いて帰ってしまった妹リカコ。外見はそっくりで性格は正反対、甘い声で喋り、男に囲まれ、私を慕いながら、一方で恋人まで奪おうとする妹。痛くて切ない姉妹関係をリアルに描く表題作をはじめ、人とのつながり、自分の居場所を誠実に問う作品集。
  • 夜が明るいのは月が満ちるせい

    夜が明るいのは月が満ちるせい

    小説・文芸
    4.0
    1巻770円 (税込)
    家にも学校にも居場所がないと感じる望。そんな彼女が夜の川辺で出会ったのは、ひとなつっこくてよく笑う、同じ歳の少年・朔だった。彼と話すうち、初めて望は自分の居場所を見つけた気持ちになる。しかし朔にはある秘密があった――。
  • 夜が明けたら

    夜が明けたら

    小説・文芸
    3.8
    1巻2,420円 (税込)
    〈りっちゃんが死んだ。寒さと痛みのなかで――〉。2024年、小説誌の編集部に届いた原稿には、学生運動が過熱した半世紀前、日本中を震撼させた事件で親友を亡くした大学生ジュンの日々が綴られていた。これはフィクションか、あるいは新たな事実か。駆け出しの編集者・二階堂ルルは、当時の報道と原稿に食い違いがあることに気づき、その真相を探る。見えてきたのは、自分自身の本当の心で――。1972年、ジュンの大好きな友だちが死んだ。打ちひしがれた彼女は、一風変わった人々が集まる「幸海荘」に転がり込む。大切な人の記憶に苦しみながらも日常を取り戻していくジュンが目にした、信じようのない光景とは。ここではないどこかに居場所を求めてもがく彼女たちの、激動の青春と小さな希望の物語。
  • 夜がうたた寝してる間に

    夜がうたた寝してる間に

    小説・文芸
    3.6
    1巻946円 (税込)
    冴木旭はクラスの面々とは分け隔てなく話すし他クラスにも友達が多い“普通の”高校2年生。ただ1点、「時間を止められる力を持っている」以外は。全校生徒数百人中「特殊能力所持者」は旭を含め3人。「普通の人」と同じように生きたいと願う旭だったが、ある日、教室の窓から大量の机が投げ捨てられる事件が発生し、能力者達に疑いの目が向けられる……。誰もが心揺さぶられる、新感覚異種能力青春譚! 解説・浅倉秋成
  • 夜が傷つけた
    値引きあり

    夜が傷つけた

    小説・文芸
    3.0
    1巻345円 (税込)
    依頼人は若すぎた。義姉の行方を心配する和夫は中3だった。消えたのは、洋子。弁護士の谷道雄がかつて愛した女。兄を殺された和夫は謎の大人たちに殴りつけられた。抜け殻同然だった谷が動き出す。久しぶりの全開に暴れ馬(アルファ・ロメオ)のエンジンも吠える。男の生きた痕跡は躰(からだ)に刻みついた傷だ。北方ハードボイルドの快作!
  • 夜が暗いとはかぎらない

    夜が暗いとはかぎらない

    大阪市近郊にある暁町。閉店が決まった「あかつきマーケット」のマスコット・あかつきんが突然失踪した。かと思いきや、町のあちこちに出没し、人助けをしているという。いったい、なぜ――? だが、その行動は、いつしか町の人たちを少しずつ変えていく。 さまざまな葛藤を抱えながら今日も頑張る人たちに寄りそう、心にやさしい明かりをともす13の物語。
  • 夜が暗いとはかぎらない

    夜が暗いとはかぎらない

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    大阪市近郊にある暁町。閉店が決まった「あかつきマーケット」のマスコット・あかつきんが突然失踪した。かと思いきや、町のあちこちに出没し、人助けをしているという。いったいなぜ――? さまざまな葛藤を抱えながら今日も頑張る人たちに寄りそう、心にやさしい明かりをともす13の物語。
  • 夜が地上に降りるまで

    夜が地上に降りるまで

    小説・文芸
    -
    1巻792円 (税込)
    55歳となり役職定年が見えてきた祐二は、恩師である元上司の訃報を受け、職場結婚した妻の麻美との数十年を振り返る。いっぽうの麻美は、夫には言えない小さな秘密を抱えていた。雇用機会均等法施行とともに歩んできた世代の、家庭と仕事に対する意識や社会構造を巧みに織り込んだ小説。誰にも明かすことのない思い。それぞれのモノローグで綴る、平成を生きた夫婦のクロニクル。
  • 夜がどれほど暗くても
    完結

    夜がどれほど暗くても

    小説・文芸
    3.7
    全1巻770円 (税込)
    志賀倫成は、大手出版社の雑誌『週刊春潮』の副編集長。スキャンダル記事に自負を持ち、充実した編集者生活を送ってきた。しかし、大学生の息子・健輔にストーカー殺人を犯して自殺したという疑いがかかる。彼の幸福は崩れ去り、取材対象からも罵倒される日々に精神がすり潰されていく。だが被害者遺族である奈々美と出会い……。圧倒的筆致で真実と愛を描く、傑作ミステリー(解説・西原理恵子)。
  • 夜がまだ明けない

    夜がまだ明けない

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,683円 (税込)
    クールでビターな本格探偵ミステリ。 日本のハードボイルドの新たな夜明けはいつ来るのか? 効率化とフェイクの時代に「ほんとうの探偵物語」を模索する主人公から目が離せない。 ――法月綸太郎氏 パズルだけでは味気ない。感傷ばかりじゃ満たされない。 私立探偵小説でしか味わえないミステリの美しさが、ここにはある。 ――櫻田智也氏 「何者か」になりたい若者たちの熱量が心に刺さる。 不器用で愛おしい美学に心が震える、そんな素敵な“ストーリー”でした。 ――ヨビノリたくみ氏 「古着ってのはストーリーだから、あのデニムには価値が出たわけ」。私立探偵の苗場は古着屋の店主から、希少なヴィンテージデニムを持って失踪したアルバイトの捜索依頼を受ける。やがて苗場が到達した意外な真相は――(「ヴィンテージ」) 開業資金を持ち逃げした自称実業家の男。苗場は被害者から依頼を受け、男の隠れ家のビルを突き止める。しかし男は、乗り込んだはずのエレベーターから忽然と消失してしまい――(「溶けるように」) 若き私立探偵が遭遇した5つの事件。 クールでビターな、令和の本格探偵ミステリ。
  • 夜が待っている

    夜が待っている

    小説・文芸
    2.5
    1巻550円 (税込)
    〈彼女を殺したやつが誰だろうと、必ずこの手で殺してやる〉――殺された恋人の復讐を誓う男の非情さを描いたハードボイルド・タッチの表題作「夜が待っている」をはじめ、日中戦争時の上海を舞台にした詩情漂うスパイ小説「赤いハトが死んだ」、障害者施設の取材を最後に失踪してしまった新聞記者の苦悩を描く社会派推理小説「夜の秘密」など、異彩を放つ初期傑作短編を六作収録!
  • 夜来る鬼 決定版~牙小次郎無頼剣~

    夜来る鬼 決定版~牙小次郎無頼剣~

    小説・文芸
    -
    1巻814円 (税込)
    いずこからか現れた浪人を、江戸唯一の纏屋の女将・小夏は離れに住まわせることにした。不思議な存在感を放つこの男から、生活費として千両もの大金を預かり、番頭たちも思案顔だ。そんな折、馴染みの小間物屋の女中が死んだとの知らせが入る。――謎めいた浪人・牙小次郎が、その剣の強さで罪なき者の嘆きを背負い、悪を成敗する!
  • 夜と陽炎―耳の物語**

    夜と陽炎―耳の物語**

    小説・文芸
    -
    1巻385円 (税込)
    耳の奥に刻まれた《音》の記憶をもとに半生を再構築する。《音》は茫漠たる過去を鮮かに照らし出す。――ヴェトナムの戦場で体験した迫撃砲の轟音。家庭をかえりみない夫に対して妻と娘が浴びせかける罵声。アマゾンで聞いたベートーヴェン……。昭和29年にサントリーに入社し、芥川賞を得て作家となり現在に至るまでを、一人称「私」ぬきの文体で綴る野心作。日本文学大賞受賞。
  • 夜と霧の隅で

    夜と霧の隅で

    小説・文芸
    3.8
    1巻737円 (税込)
    第二次大戦末期、ナチスは不治の精神病者に安死術を施すことを決定した。その指令に抵抗して、不治の宣告から患者を救おうと、あらゆる治療を試み、ついに絶望的な脳手術まで行う精神科医たちの苦悩苦闘を描き、極限状況における人間の不安、矛盾を追究した芥川賞受賞の表題作。他に『岩尾根にて』『羽蟻のいる丘』等、透明な論理と香気を帯びた抒情が美しく融合した初期作品、全5編。
  • 夜と跳ぶ

    夜と跳ぶ

    小説・文芸
    4.1
    1~2巻1,600~1,699円 (税込)
    切り撮れ、その一瞬を。スケートボードの《消えた金メダリスト》×崖っぷち中年カメラマン――熱き二人が魅せる新感覚スポーツ青春小説、第一弾! ◇あらすじ不祥事を起こし謹慎中の中年スポーツカメラマン与野は、ある夜渋谷で、東京五輪金メダリストの大和エイジと偶然出会う。金メダリストでありながら、次のパリオリンピックに出ようともせず、自由気ままに滑るだけのエイジに反感を覚えつつ、その圧倒的な力に魅了され、与野はエイジの専属カメラマン、通称「フィルマー」として、彼の日常の滑りを撮影することに。ともに最高のトリック(ジャンプ、空中動作、回転などの技)を追い求める二人だが、次第に連続窃盗事件や通り魔事件など、深夜の渋谷を取り巻く奇妙なトラブルに巻き込まれていく……。 2024年冬、第二巻発売決定!
  • 夜と昼と

    夜と昼と

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    静子は過去に一度結婚したが、夫に女ができると自ら身を引いて別れるような、内気なやさしい性質であった。姉の愛子の家に、妹の珠子とともに身を寄せているが、姉たち夫妻のいまだに新婚気分の漂う幸福そうな様子、バレエに打ち込む珠子に較べ、女としての自分の幸福を夢みることもあった。静子は姉の夫の弟の和夫に親しみを感じていたが、和夫の方も共かせぎを続ける妻のさばさばした性格とは違って、いつも「女」を意識させる静子にひかれてゆき、やがて二人は周囲の人々の目を忍ぶ暗い情熱に結ばれてしまう。現代社会における愛のあり方を追求した力作。
  • 夜啼く鳥は夢を見た

    夜啼く鳥は夢を見た

    小説・文芸
    3.9
    1巻440円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 子供たちが沈んでいる、と云われる美しい沼のほとりに建つ一軒の家。そこで祖母と2人きりで暮らしている従兄の草一を、紅於と頬白鳥の兄弟が訪れる。沼の底へと誘う青い鳥を追って消えた少年たちの愛を描く水紅色の物語。
  • 夜に忍びこむもの

    夜に忍びこむもの

    小説・文芸
    2.3
    1巻611円 (税込)
    42歳の実業家・滝沢秀樹は、愛人の雑誌編集者・東子(とうこ)と密会を重ねていたある日、突然妊娠を告げられる。うろたえる秀樹を尻目に、平然と出産の準備をすすめる東子。それどころか、マタニティードレス姿の写真を自宅に送りつけるなど、嫌がらせとも思える不気味な行動をみせ始めた。抜きさしならない事態に焦る秀樹だったが、彼女の周辺を探るうち衝撃的な秘密を知ることに…。すれ違う男と女の思惑からあぶり出される“現代の病巣”とは。渡辺不倫文学の傑作!
  • 夜に啼く鳥は

    夜に啼く鳥は

    小説・文芸
    3.8
    1巻825円 (税込)
    不老不死の一族の末裔としてただひとり強大な力を受け継ぎ、現代の都会でひっそりと暮らす御先(みさき)の前に同じ力を持つ青年・四(よん)が現れた。彼らは性別を持たず、治癒能力があり老いることもない。少女のような外見のまま150年以上の時を過ごす御先は、自分の体質を恐れ逃げるように生きてきた四と行動を共にするうちに、自らが過去に里で犯した罪と向き合いはじめる。 「わたしは誰かを愛せるのか」。時代を超えた、愛と命の物語。
  • 夜になっても遊びつづけろ

    夜になっても遊びつづけろ

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    繊細で率直な感性、きらめきあふれた知性、イメージの豊かなことば……。それらをかろやかに駆使して、現代の青春、映像文化、風俗などを勇敢に語った、第一エッセイ集。本書は、注目をあつめる気鋭作家・金井美恵子の、たぐいまれな資質と、エッセイならではのぞけない素顔とを虚飾なく示した、好個の一巻である。
  • 夜にはずっと深い夜を

    夜にはずっと深い夜を

    小説・文芸
    3.8
    1巻596円 (税込)
    「きたないものがきらいなきれいなおかあさん」「花言葉で未来を占う華子」「同窓会で自分の名前を思い出せない佐々木さん」・・・・・・。壊れゆく日常のすきまから世界はねじれ始める――。過剰な愛と死への欲望に取り付かれた女たちが紡ぐ、狂おしいまでに悲しく美しい物語。
  • 夜に星を放つ

    夜に星を放つ

    小説・文芸
    3.7
    1巻770円 (税込)
    直木賞受賞! やさしく煌めく傑作短編集 コロナ禍のさなか、閉塞感と、婚活アプリで出会った恋人との進展しない関係に悩む綾。 月に一度、綾の早世した双子の妹の恋人だった村瀬と話すことで気持ちを保っている。 重い喪失感を共有する二人が、夜空を見上げた先には――(真夜中のアボカド) どうしようもないことに対面した時、 人は呆然と夜空を見上げる。 いつか再び、誰かと心を通わせることができるだろうか――。 5つの優しい物語が光を紡ぐ 第167回直木賞受賞作。 【目次】 真夜中のアボカド 銀紙色のアンタレス 真珠星スピカ 湿りの海 星の随に 解説・ カツセマサヒコ 単行本 2022年5月 文藝春秋刊 文庫版 2025年2月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 夜の朝顔

    夜の朝顔

    小説・文芸
    3.8
    1巻495円 (税込)
    クラスメイトは6年間一緒。刺激のない田舎に住む小学生のセンリだが、気になることは山積みだ。身体の弱い妹への戸惑い。いじめられっ子への苛立ちと後ろめたさ。好きな男の子の話題で盛り上がる女子の輪に入れない自分。そして悔しさの中、初めて自覚した恋心――。子どもだって単純じゃない。思春期の入り口に至る少女の成長過程を繊細にすくいあげた、懐かしく、胸の痛みを誘う物語。
  • 夜の海をゆく人よ

    夜の海をゆく人よ

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,672円 (税込)
    最愛の人は〝善き人″ではなかったのか? 利他とは。善とは。勇敢さとは。 ほろ苦くも優しい、再生の物語。 むつみの婚約者だった春臣は、通り魔から妊婦をかばい、〈英雄〉として死んだ。その死を引きずる彼女のもとに、春臣の弟・真央が転がり込んでくる。「エディ・ウッド・ゴー」を信条に善い生き方を心掛けていた春臣をなぞるように、二人は日常の中で「善いこと」を実践し、報告し合っていた。駅で真央を待ち続ける「募金ちゃん」、ノンデリな職場の同僚・松下、高校の同窓会で再会した春臣の死を知らない同級生……。彼らとの関わりの中でむつみと真央は、春臣の死を、自らのもとへ取り戻してゆく――。
  • 夜の噂

    夜の噂

    小説・文芸
    3.0
    1巻451円 (税込)
    年齢に似合わない異様な雰囲気を漂わす重役令嬢かおるに興味を惹かれた鬼多は、その友人銀子に親しみ、由加に近づいて、彼女の噂を収集する。しかし、噂の断片で形成されたかおるの姿は意外な実像に裏切られ、一方、日々接する銀子も次第に彼の知らない女に変貌しはじめる……。身近にあっても離れていても、遂にその虚像をしか掴めない男女関係の曖昧複雑な様相を描き出す長編小説。
  • 夜の斧 【五木寛之ノベリスク】

    夜の斧 【五木寛之ノベリスク】

    小説・文芸
    -
    1巻89円 (税込)
    森矢慎吾はある地方大学の助教授。来春には教授の道も開け、娘は医者の卵と婚約、昔の生活からは考えられない幸せな家庭を営んでいた。「エラブカから持ち帰ったものは何か?」。慎吾のもとにおかしな電話がかかってきた。甦る20年前の記憶。元関東軍中尉だった慎吾は捕虜となって、エラブカという街に移送され、スパイを引き受けることで帰国を許されたのだった。持ち帰ったものは「斧」。その答えが合い言葉となるはずだが。
  • 夜の終り
    値引きあり

    夜の終り

    小説・文芸
    4.0
    1巻303円 (税込)
    男は長いことつき合っている女と二人だけで横浜に手作りのオルゴールを売る店を営んでいた。男には危ない仕事をしてきた暗い過去があった。ある日、その仕事仲間の遺児が、男に企業の極秘書類を預けにきた。その日から、眠っていた男の血が騒ぎ出した。男は最後の仕事に命をかける! ハードボイルド長編。
  • 夜の終り

    夜の終り

    小説・文芸
    2.5
    1巻506円 (税込)
    浅草の映画館で、妊娠三か月の女性の死体が発見された。死因は青酸死。中年女性顔まけの濃いアイシャドーをつけた厚化粧の下には意外に稚ない顔が覗いていた。だが死体のまわりには、女の身許を明らかにするようなものはなにもなかった。被害者は、一体どこの誰なのか? 事件の謎をとく鍵は、彼女が残した黒いハイヒールに!? 複雑な男関係。都会で一人生きていくために少女から女へと変身しようとした彼女に何が起こったのか。オリジナル短編集(単行本未収録)。
  • 夜の香り

    夜の香り

    小説・文芸
    -
    1巻792円 (税込)
    都会のはざまに生起消滅する濃やかで奔放な人間ドラマを描き、現代生活の暗部を照射する純文学作品集。「街道の際」「畑の声」「駆ける女」「夜の香り」を収録。
  • 夜の哀しみ(上)

    夜の哀しみ

    小説・文芸
    3.0
    1~2巻869円 (税込)
    夫が出稼ぎに発った晩から激しくなるばかりのからだのほてり。東北の海辺の町に住む35歳の浜浦登世は、自分でも不可解な性の衝動を抑えきれなくなり、幼なじみの英子に相談を持ちかける。やがて英子は病気で入院し、皮肉なことに登世はその留守中に近づいてきた英子の夫・聖次を受け入れてしまう。ある日、抱擁の現場を息子に覗かれ…。性に翻弄されて狂ってゆく平凡な女の運命。
  • 夜の側に立つ(新潮文庫)

    夜の側に立つ(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻737円 (税込)
    その夜、親友が湖で命を落とした。二十二年前に高校で組んだバンドのメンバーが集まった宴での出来事だった。生徒会長の信明、副会長だった昌子、元バスケ部の壮介、吹奏楽部の君香。彼らは当時、スターのように輝いて見えた。歳月を行き来しつつ語られる、恋、別れ、喪失。そして秘密。人生を歩む道程であなたが味わう喜怒哀楽、そのすべてがここにある。作家としての成熟を表す、記念碑的長篇小説。(解説・澤田康彦)
  • 夜の脅迫者

    夜の脅迫者

    小説・文芸
    -
    1巻462円 (税込)
    闇に包まれた都会の夜には犯罪という罠が待ち受けている。今夜もどこからか脅迫者たちの足音が聞こえてくる……。45歳の安田は次期重役候補のエリート営業部長であった。ある日、愛人を乗せていた安田は人身事故を起こしてしまう。被害者は貧相で気の弱そうな男だったが……「脅迫者」。日常生活の中で誰にでも襲って来そうな恐しい罠と意外な結末。人気絶頂の著者が贈る傑作オリジナル短編集!
  • 夜の果物、金の菓子

    夜の果物、金の菓子

    小説・文芸
    3.0
    1巻305円 (税込)
    誠実な仕事ぶりを買われ総合商社・クロスレックスの取締役に就任した紺野昭次郎は、創業百周年パーティで、日本を代表するIT企業・エッジプラニングを率いる若き実業家・高階伸一から祝福を受けた。その会場で、高階に連れられてきた岸川結花と出会う。その夜を契機に、紺野と結花は、次第に深く愛し合うようになっていく。やがて結花は銀座の老舗クラブ“ノアール”に勤め始め、瞬く間にNo.1ホステスに上り詰める。二人を見守り続ける高階も、大きく事業を拡大させていった。密かに結花を愛し、彼女を立てた独立を誓う“ノアール”の黒服の長野浩一……。順風満帆に思われた四人の人生は、だが、企業に食い込む裏社会の存在に紺野が立ち向かおうとした時、大きくうねり始めていく――。 <ストーリーに盛り込まれた様々な情報の質と量は驚異的で、ベンチャースピリットに溢れるまったく新しい経済小説だ。そのうえ、胸を打つ感動的な恋愛小説でもあった! ──藤田 晋(サイバーエージェント代表取締役社長)>
  • 夜の靴 微笑

    夜の靴 微笑

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,089円 (税込)
    戦時下、畢生の大作『旅愁』を書いて東北地方の僻村に疎開していた横光利一は、そこで日本の敗戦を知る。国敗れた山河を叙し、身辺を語り、困難な己れの精神の再生を祈念しつつ綴った日記体長篇小説『夜の靴』。数学の天才の一青年に静かな共感をよせる『微笑』。時代と誠実に格闘しつつ逝った横光利一最晩年の2篇。
  • 夜の公園

    夜の公園

    小説・文芸
    4.0
    1巻607円 (税込)
    「申し分のない」夫と、二十五年ローンのマンションに暮らすリリ。このまま一生、こういうふうに過ぎてゆくのかもしれない……。そんなとき、リリは夜の公園で九歳年下の青年に出会う――。寄り添っているのに、届かないのはなぜ。たゆたいながら確かに変わりゆく男女四人の関係を、それぞれの視点で描き出し、恋愛の現実に深く分け入る長篇小説。
  • 夜の声

    夜の声

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    交通事故で負傷した万葉研究家の千沼鏡史郎は、深夜、病院の一室で神の声を聞いた。「人間の心を正せ、世の紊れを直せ!」今や汚辱と虚偽に満ち満ち、魔ものどもの跳梁するこの世に闘いを宣し、万葉の浄らかな心を取りもどさねばならぬ――崇高な使命を自覚した彼は、家人の目を盗み、最愛の孫娘を連れて旅に出た……。ほのかなユーモアの底に現代への鋭い批判をこめた異色作。
  • 夜のこと

    夜のこと

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,430円 (税込)
    「小説を書きたい」とつぶやくあの子に近づきたくて僕はいま“夜のこと”を書いている――。 作家のpha(ファ)が自らの恋愛遍歴をベースに小説を書き始めたのは、“あの子”と文章を見せ合うためだった。 手をつないだだけで気持ちいい女性、部屋のいたるところにカッターナイフが置いてある女性、上下に揺れながら彼氏ができたことを報告してくる女性。 これまでに出会ってきたさまざまな女性たちのことを思い浮かべながら小説を書いては送る。 “あの子”には早々に告白して振られてしまうが、それでも関係性を保とうと書き続けた。 本書は同人誌即売会・文学フリマ東京で発表され話題を呼んだ『夜のこと』(全二巻)を大幅に加筆修正し、書き下ろし作品を加えて一冊にまとめた恋愛短編集。 phaにとってこれが初の小説となる。 <本文より> 今年の終わりに僕は四十歳になる。人生で一番恋愛沙汰が多かった三十代が終わろうとしている。 歳をとるにつれて、少しずつ恋愛感情や性的衝動が減退してきているのを感じていた。ならば、記憶と性欲が薄れてしまう前に、体験したことを書き残しておきたい、と思ったのだ。 シェアハウスで真上の部屋に住んでいた女性の話。ネットで知り合っていきなりセックスをした女性の話。カッターナイフをいつも手にしていた女性の話。夫と彼氏が両方いた女性の話。 そんな話を次から次へと書いては、僕は彼女に送り続けた。恋バナが好きな彼女は、送るたびに「面白い」と言ってくれた。
  • 夜のコント・冬のコント

    夜のコント・冬のコント

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    嫌煙運動は苛烈を極め、喫煙者は全国で迫害を受け始めた。男は最後の一人になるまで喫煙することを誓うのだが……。スラップスティックの傑作「最後の喫煙者」。人気のない悪役俳優の怒りをコミカルに捉えた「夜のコント」。規則に縛られたレストランのボーイの狂気を描く「冬のコント」。数学教育に革命的な叡智を見せる「『聖(セント)ジェームス病院』を歌う猫」等、疾風怒濤の全18編。
  • 夜の静寂を編む10の物語 眠れない大人のための、五感で味わうショートストーリー

    夜の静寂を編む10の物語 眠れない大人のための、五感で味わうショートストーリー

    小説・文芸
    -
    1巻1,320円 (税込)
    高ぶった脳の熱を冷まし、心地よい眠りの世界へ。 画面を閉じ、インクの匂いと文字の温度に身を委ねる、贅沢な夜を過ごしませんか? 本書は、デジタルデバイスによる疲れや日常のストレスで眠れない大人のために書かれた、睡眠導入のための短編小説集です。劇的な展開や刺激をあえて排除し、雨音や焼きたてパンの香り、毛糸の柔らかな手触りなど、五感に訴えかけるASMR的な情景描写に徹した10の物語を収録しています。 一話約10分で読み終えられる心地よい「平坦さ」が、あなたの心拍数を穏やかに下げ、深い微睡みへと誘います。物語の途中でまぶたが重くなったら、そのまま本を閉じることが本書の「最高の終わり方」です。 こんな方におすすめ ・スマホやPCの使用で脳が疲れ気味の方 ・静かな夜の時間に深くリラックスしたい方 ・心地よい情景描写を楽しみながら眠りにつきたい方 今夜は、この本と一緒に、穏やかで優しい眠りの旅に出かけましょう。
  • 夜の写生会

    夜の写生会

    小説・文芸
    5.0
    1巻677円 (税込)
    大勢の前で下着を破かれて昂ぶり、次々と男を受け入れる貞淑な妻。芋虫のような男の手で下腹部を執拗に揉まれ、眠りながら下着を濡らす少女…。“先生”は今日も雑誌の取材で女性を写生する。美人編集者・美雪は両腿を擦り合わせ興奮を隠すが、取材後「開いて見せてごらん」と言われると、そこは既に溢れ、「先生」と何度も叫んで達するのだ。
  • 夜の世界 【五木寛之ノベリスク】

    夜の世界 【五木寛之ノベリスク】

    小説・文芸
    -
    1巻89円 (税込)
    彼の愛車はフランス車のシムカ1000。学校の先生をやっているが、妻には内緒で免許を取り、アルバイトまでして中古のシムカを手に入れたのだった。夜中に家族が寝静まってから密かに借りた駐車場へ向かう。シムカを駆って高速道路を独りで走るのが、週2回ほどの楽しみなのだ。たとえ事故直後の現場に乗り合わせようと、車を降りてからの帰り道で怪我をしようと、彼は「おれの小さな世界」の中で……。
  • 夜のセレブリティ

    夜のセレブリティ

    小説・文芸
    4.0
    1巻763円 (税込)
    富裕層や芸能人が夜な夜な集う、西麻布の会 員制バー〈X〉。そこで働く紬季は、謎の人 脈をもつ港区女子・亜里砂、陰のある俳優・ 鏑木らと出会い、セレブたちの夜の世界に引 き摺り込まれていく。「セックスを見せあう のは、信頼関係を築くのに実に有効な手段な んだよ」。色と欲にまみれた上流階級の獣た ち。今夜も酒池肉林の狂宴が幕を開ける――。
  • 夜の専務
    値引きあり

    夜の専務

    小説・文芸
    -
    1巻330円 (税込)
    夜の専務、といわれる彼の仕事は世の裏面に直結することが多い。たとえば愛人譲渡式の立会人。大臣の羽沢が愛人の貝塚ラクを財界人の九段に譲渡した。羽沢が九段に向って、「今夜より貝塚ラクとは縁を切り、貴殿に進呈します。よろしくな」というそのかたわらに、彼は重々しく正座しているわけである。こうして貝塚ラクは九段の所有物となったが、どうしたわけか、九段は1週間ののちにポックリと死んでしまう。いわゆる腹上死とよばれる死に方であった――。表題作他6編を収録した短編集。
  • 夜の底は柔らかな幻(上)

    夜の底は柔らかな幻

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻682円 (税込)
    恩田ワールド全開のスペクタクル巨編! 国家権力の及ばぬ〈途鎖国〉。特殊能力を持つ在色者たちがこの地の山深く集うとき、創造と破壊、歓喜と惨劇の幕が切って落とされる!
  • 夜の谷を行く

    夜の谷を行く

    小説・文芸
    3.9
    1巻730円 (税込)
    女たちが夢見た「革命」とは? 連合赤軍事件をめぐるもう一つの真実に光をあてた傑作長篇。 山岳ベースで行われた連合赤軍の「総括」と称する凄惨なリンチにより、十二人の仲間が次々に死んだ。 アジトから逃げ出し、警察に逮捕されたメンバーの西田啓子は五年間の服役を終え、人目を忍んで慎ましく暮らしていた。 しかし、ある日突然、元同志の熊谷から連絡が入り、決別したはずの過去に直面させられる。 解説・大谷恭子 ※この電子書籍は2017年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 夜の旅人

    夜の旅人

    小説・文芸
    -
    1巻943円 (税込)
    通勤電車に仕掛けられた恐ろしい罠!―ある日、ひとりのエリートが痴漢の汚名で栄光の座から転落した。逮捕・拘留の後にたどる悲惨な人生で出会った真実とは……。
  • 夜のだれかの玩具箱(おもちゃばこ)

    夜のだれかの玩具箱(おもちゃばこ)

    小説・文芸
    3.8
    1巻544円 (税込)
    温厚な父が秘めていた40年前の不思議な恋、江戸から消えた女房が見せる奇妙な夢、少年時代の後悔を振りきれない男の帰郷──切ない恋愛から艶めく時代小説まで自在に描きだす、著者の才が冴えわたる6篇。恐怖や迷いに立ち止まってしまった大人たちの、切なくて、ちょっと妖しい世界から多彩なストーリーが弾け出す。姉妹篇『朝のこどもの玩具箱』と併せて、幅広い作風のあさのあつこワールド入門にも最適な短篇集。一話ごとに寄せる想いを綴った【自作解説】付き。
  • 夜のだれかの岸辺

    夜のだれかの岸辺

    小説・文芸
    3.1
    1巻1,760円 (税込)
    「毎晩、添い寝してほしい、ついでに朝ごはんもいっしょに食べてほしい」 19歳の春、茜は89歳のソヨミに雇われ、風変わりなアルバイトを始めた。 Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞の『あなたに安全な人』に続く最新作。 「当時の私は大学にはゆかず浪人しているわけでもなく、漠然と、映画に係る仕事をしてみたい、と望んではいたものの、 憧れる都心のミニシアターのバイトに応募しては履歴書で落とされていた。 ひと月でおよそ九万円。家の食費も浮く。妥当な金額に思えた添い寝を、試してみることにした。」(本書より)
  • 夜の鶴

    夜の鶴

    小説・文芸
    5.0
    1巻550円 (税込)
    二十数年間いつくしみ育ててきた娘の結婚を前にして、寂しさにたえ、限りなき親の愛を寄せて、未来の伴侶に理解ある忠告を贈る父親の姿――。「焼野の雉子夜の鶴」にも比すべき父性愛あふるる書。
  • 夜のドライブ

    夜のドライブ

    小説・文芸
    -
    1巻102円 (税込)
    真面目いっぽうの銀行員の父が亡くなった後、母は声がくぐもってやさしくなった。そんな母をわたしは旅行に誘った。車に乗りなれない母とのドライブ。「あたし、真由美ちゃんの運転、ちょっとその、こわいの」母は小さな声で言った。ドライブインがあるから、と断っても持ってきた、手作りのちらしずし。野菜のおにしめ。いわしの梅干煮。旅の行き先は温泉つきの豪華な旅館。その夜、母が娘に頼んだことは……しみじみとしたショート・ストーリー。
  • 夜のドンキホーテ

    夜のドンキホーテ

    小説・文芸
    -
    1巻484円 (税込)
    東山正剛先生、生涯を子弟教育に捧げて齢72、純情熱血の九州男児である。ふとしたことから手にした週刊誌のヌード写真、エロ記事の氾濫に憂国の情勃然として、一身をもって世の退廃を改めんと、ラ・マンチャならぬ、地元博多をいで立った! スラップスティックな展開の中に、鋭い文明批判を込めた傑作ユーモア小説。
  • 夜の人魚

    夜の人魚

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    シベリア抑留から生還した、頑固一徹の元・師団長がたどる、変わってしまった日本の世相。清純な長女といわゆるアプレゲールの次女が、社長の息子で漁色家に翻弄され、ついには騒動に巻き込まれるが、その先に幸せをつかんでいく……。
  • 夜の寝覚め

    夜の寝覚め

    小説・文芸
    3.9
    1巻495円 (税込)
    結婚10年目、小夜子は初めて恋を知った。それから15年。夫の友人との秘密の恋が、結ばれることもないまま終ろうとしている。行き着く果ての見えない愛を描く「たんぽぽ」。真夜中に父と睦み合う叔母の姿を目撃して30年。秘めたる思いを胸に抱いたまま、今、その叔母の命が尽きようとしている。表題作「夜の寝覚め」。人生の残り時間を数えはじめる季節を迎えた6人の女たち。寄る辺なき恋の短編集。
  • 夜の果てまで

    夜の果てまで

    小説・文芸
    3.5
    1巻814円 (税込)
    二年前の秋からつきあっていた女の子から突然の別れ話をされた春、俊介は偶然暖簾をくぐったラーメン屋で、ひそかに「Mさん」と呼んでいる彼女と遭遇した。彼女は、俊介がバイトをしている北大近くのコンビニに、いつも土曜日の夜十一時過ぎにやってきては、必ずチョコレートの「M&M」をひとつだけ万引きしていくのだった…。彼女の名前は涌井裕里子。俊介より一回りも年上だった―。ただひたむきに互いの人生に向き合う二人を描いた、感動の恋愛小説。著者会心の最高傑作。
  • 夜の培養者(電子復刻版)

    夜の培養者(電子復刻版)

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    微生物研究者が急死した。死の真因は何か? 科学記者の小檜山弘はそれに疑惑を持つが、死者の親友寺田の罠にはまり、隔離病舎に封じ込められる。そこは恐るべきペスト菌の研究所でもあった。戦時下の満州で幻の細菌戦部隊として恐怖の伝説を残す第731部隊の要員―それが寺田の実体であったが、なぜか親友の遺志をつぎ、死を賭して研究の完成を急ぐ。ペスト菌の恐怖と極限状況を描く実験作。

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  • よるのばけもの

    よるのばけもの

    小説・文芸
    4.0
    1巻712円 (税込)
    夜になると、僕は化け物になる。寝ていても座っていても立っていても、それは深夜に突然やってくる。ある日、化け物になった僕は、忘れ物をとりに夜の学校へと忍びこんだ。誰もいない、と思っていた夜の教室。だけどそこには、なぜかクラスメイトの矢野さつきがいて――。280万部超の青春小説『君の膵臓をたべたい』の著者、住野よるの三作目が待望の文庫化!!
  • 夜のパスポート

    夜のパスポート

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    婚約者に裏切られ、国際見本市アフリカ隊の一行に加わってモロッコにやって来た、羽仁生節子。眠れぬ夜、睡眠薬を飲んで床に着こうとしていた節子を、隊員のひとり、一の瀬が訪れた。翌朝、同じベッドに横たわる男の醜悪な体を発見して、節子は絶望する。スキャンダルは広がった。砂漠の古都・フェズで節子に求愛した若い大使館員・北沢も、噂を知ると冷たくなった。傷ついた節子の行手に待つものは……。異国の空の下、孤独な男女に忍びよる危険と誘惑、行きずりの愛、歪んだセックスを描いて、現代人の心の傷をユニークなタッチで抉る異色作。
  • ヨルノヒカリ

    ヨルノヒカリ

    小説・文芸
    4.3
    1巻968円 (税込)
    いとや手芸用品店を営む木綿子は、35歳になった今も恋人がいたことがない。 木綿子の店で働くことになった光は、父親が何度も変わったり母親が家出したり「家族」という存在がよくわからない。 そんなふたりが一緒に暮らし始めたことで、自分と相手を尊重する難しさに対峙する――。 不器用な大人たちの“ままならなさ”を救う、勇気と希望の物語。
  • 夜のまま終わる映画
    完結

    夜のまま終わる映画

    小説・文芸
    5.0
    全1巻275円 (税込)
    2人は会話で映画をつくる。夜の中で夜の映画を 男女がいる。季節は秋。もう真夜中だ。 しかし、女性にはこれから仕事がある。 毎週の決まった仕事だが、行きたくない、このまま帰りたい、 そう思う日だってあるだろう。今日がまさにそうだ。 「このまま帰って2人で映画を観たい」。 その思いはしばらくは叶わないから、女が主演を演じる映画を 2人で想像してみる。クルマで目的地に着くまでの時間、 その映画ならざる映画、言葉で建てられた映画が上映される。 さて、それはいったいどんな映画だろうか。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
  • 夜の水藻

    夜の水藻

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    日本国籍だが、済州島出身のコールガール・那江子は、一昨年も昨年も、クリスマスイブの夜、街をさまよった。そしてその度に、彼女の人生を変える出来事が起った。初めの年のイブ、彼女は韓国人の暴力バーのマスターと知り合った。次の年のイブの夜、拘置所に入っている彼に、妻子が居ることを知った。そして今年のイブ……。夜の大阪を背景に、体を張ってたくましく生きていく女たちと、周辺にうごめく男たちを描く傑作短篇集。
  • 夜の道連れ

    夜の道連れ

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    本書に登場する人々の多くは、様々な形で、つまづいたり失敗したり幻滅したりあきらめたりする。だからといって著者自身が、暗くてペシミスティックな人間というわけではない。これらの物語は、今でもファミコンに遊び惚けるような僕のノンキな実生活の裏返し(?)なのである。〈著者のことば〉
  • 夜の眼
    値引きあり

    夜の眼

    小説・文芸
    3.0
    1巻339円 (税込)
    性に奔放な三十四歳の愛人・静子。あどけなさの残る二十歳の葉子。「性具」と「飼育」、岸波は二人の女との情事に溺れ、“小さな死”という名のオーガズムを求めて喘ぐ。死を求めながら、死に恐怖する。老いのとば口に立った一匹のオスが渇望する真のエクスタシーとは? 社会の禁忌に触れる、衝撃の情事小説。
  • 夜の桃

    夜の桃

    小説・文芸
    3.4
    1巻781円 (税込)
    これほどの快楽は、きっとどこか真っ暗な場所に通じている──。成功した仕事、洒落た生活、美しい妻と魅力的な愛人。全ては玩具にすぎなかった。安逸な日々を謳歌していた雅人が出会った少女のような女。いちずに自分を求めてくる彼女の、秘密の過去を知った時、雅人はすでに底知れぬ恋に陥っていた。禁断の関係ゆえに深まる性愛を究極まで描き切った、瑞々しくも濃密な恋愛小説。
  • 夜の誘惑 黄昏ホテル

    夜の誘惑 黄昏ホテル

    小説・文芸
    -
    1巻110円 (税込)
    愛する夫と、何不自由なく暮らしている元子。しかし、彼女は月に数回、出張と偽り、「黄昏ホテル」と呼ばれる、郊外のホテルに宿泊する。そこで元子は決して夫には言えない秘密の時間を過ごす。めくるめく夜を求めて、彼女は今日も次の予約のために、電話に手を伸ばし…。(本作は「黄昏ホテル」をテーマとする読み切り連作小説の一篇です)
  • 夜の夢こそまこと 人間椅子小説集

    夜の夢こそまこと 人間椅子小説集

    江戸川乱歩をはじめとする文学、怪奇、幻想をテーマとした音楽性で注目され続ける人気ロックバンド「人間椅子」。国内外から高い評価を受ける彼らの楽曲を題材に、大槻ケンヂら各ジャンルから集結したトガり切った執筆陣が小説を執筆! 土俗ホラー、ディストピアSF、異形の青春――音楽と文芸の融合が奏でる、暗く、熱く、激しいビートがあなたを包み込む。
  • 夜の私は昼の私をいつも裏切る(新潮文庫)

    夜の私は昼の私をいつも裏切る(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.3
    1巻649円 (税込)
    WEBデザイナーの尾形(41)は、クライアントの社長夫人・麻理子(31)に誘惑され、関係を結んでしまう。想像を絶するほど甘美なセックスに、一夜限りのつもりが、二人は深みに嵌っていく。やがて情事は、裏社会にも通じた麻理子の夫(56)の知るところとなり、執拗な復讐がはじまる。行き場を失い追い詰められてなお、欲望の修羅と化した男女は、激しく肉体を貪り合う。官能ハードロマン。
  • 夜の罠 捜査前線

    夜の罠 捜査前線

    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    殺したのは 俺じゃない! 目覚めると、隣に全裸死体が―― 嵌められた警視庁刑事が真実に迫る! 驚愕のハードサスペンス!! 殺人課刑事が殺人犯に!? 真犯人は誰?何のため? 元マル暴で警視庁捜査一課警部補の有働力哉。 上海マフィアの呉許光の潜伏先を知るため呉の妹・紅蓮を訪ねると、逆に拳銃で脅され麻酔注射で意識を失う。 目覚めると、そこには紅蓮の全裸死体が。その場から立ち去った有働は、自らが殺人の容疑者として追われる身に。 逃亡しながら、罠を掛けた黒幕を捜査するが…。 『嵌められた警部補』改題
  • 夜は新しく

    夜は新しく

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    香料技術家の夫・毛利直保が、銀座街頭に連れだっていた若く背の高い女は誰だろう……。平穏な日常生活に退屈した28歳の人妻・由美子の心にしのびよる愛の渇き。そして、濃い眉と逞しい胸をした建築家の小泉青年とともに、バア・トレントで乾したジン・フィズの味が、ひとつの危機の重みとなって冷たくのしかかる。傷ついた美しい獣のような由美子が、死を賭してまで捉えようとしたものは何であったのか……。人妻の不倫に内側から照明をあて、大胆な筆致と濃密なムードに浮彫した野心的長編。永遠にかなしく美しい〈女のかたち〉がここにある。
  • 夜はおしまい

    夜はおしまい

    小説・文芸
    3.4
    1巻682円 (税込)
    数合わせで出たミスコンの順位は、八人中八位だった。無遠慮に自分の価値を決められた日、琴子は北川に声をかけられる。たいして大事にしてくれない北川でも、誘われると断れないのは、誰かに求められていると安心するからか――。琴子は神父の金井に、信仰の意味を問う。 ミスコンで他者に価値をつけられる女性。お金のために愛人業をしている女性。夫とはセックスしたくない女性。本当に愛する人とは結ばれない女性。秘密を抱える神父・金井のもとを訪ねる女性たちの姿を描く。
  • 夜は終わらない(上)
    値引きあり

    夜は終わらない

    小説・文芸
    3.3
    1~2巻374円 (税込)
    婚約者が自殺したとの一報が入った玲緒奈。しかし彼女には、次に殺さなくてはならない別の婚約者がいた。セックスや結婚を餌に次々男を惑わし、財産を巻き上げ、証拠を残さず葬り去るのが日常の玲緒奈には不思議な掟があるのだった。「ね? 私が夢中になれるようなお話をしてよ」死の直前、男に語らせる話の内容で命の長さが決まっていく。最期の気力を振り絞り話し続ける男たち。鬼気迫る物語が展開され、すべては一点へと…。
  • 夜は千の鈴を鳴らす~吉敷竹史シリーズ9~

    夜は千の鈴を鳴らす~吉敷竹史シリーズ9~

    小説・文芸
    3.6
    1巻660円 (税込)
    JR博多駅に到着した寝台特急〈あさかぜ1号〉の二人用個室(デュエット)から、女性の死体が発見された。彼女は鬼島総業の女社長・鬼島政子で、検死の結果、死因は心不全と判明。だが、前夜、政子が半狂乱になり口走った「列車を停めて、人が死ぬ! ナチが見える」という意味不明の言葉に、捜査一課の吉敷竹史は独自の捜査を開始する。本格推理の鬼才が時刻表を駆使した自信作!
  • 夜は不思議などうぶつえん

    夜は不思議などうぶつえん

    小説・文芸
    3.8
    1巻660円 (税込)
    動物園でアルバイトをする飛鳥は、急な代理で夜間見回りを頼まれ、一緒に夜勤当番をする職員の不破の秘密を知る。なんと、不破は動物と「入れ替わる」ことができる特殊な体質だった。ライオン、キリン、サイ、フラミンゴ……不破の体を借りて檻の外に出た動物たちと、夜ごと愉快な時間を過ごすうちに、飛鳥は諦めていた夢を思い出す。しかし、老朽化による動物園の閉鎖が半年後に迫っていて――。楽しい動物たちとの交流と、人間の再生する姿を描いた、温かく不思議な夜の物語。
  • 夜はまだ終わらない
    完結

    夜はまだ終わらない

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    成り行きに身を任せ、終わらせたくないから夜はまだ終わらない タフな仕事を終え、明日は何の予定もない。 そんな最もリラックスできる時間に、女は1人、夜の街に出る。 お気に入りの店で1人飲んでいると、 微妙といえば微妙な関係の男が入ってきて そのまま2人は自動車で高速道路を長い距離、走る成り行きになる。 何一つ不自然なことはないが、しかし同時に どこかでタガの外れてしまったような夜が続く。 男の態度も終始紳士的でありながら、いくらか謎めいてもいる。 こんな夜は、なぜだろう、眠る気になれないのだ。 女は再び1人になってからも、まだこの夜を続ける気でいる。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
  • 夜は短し歩けよ乙女 映画カバー版

    夜は短し歩けよ乙女 映画カバー版

    小説・文芸
    4.8
    1巻594円 (税込)
    ≪アニメ映画公開記念!中村佑介氏のイラスト特別カバー版を電子書籍限定で配信!通常表紙版と内容が同じ商品です。ご注意ください。≫ 黒髪の乙女にひそかに想いを寄せる先輩は、京都のいたるところで彼女の姿を追い求めた。二人を待ち受ける珍事件の数々、そして運命の大展開。第20回山本周五郎賞受賞、2007年本屋大賞2位、恋愛ファンタジーの大傑作!
  • 夜は満ちる

    夜は満ちる

    小説・文芸
    3.7
    1巻539円 (税込)
    日常の裏側に死者たちは佇む。生きていた時に抱いていた想念を、妖しくも美しい幻に変えて、この世に残っている者たちを誘う。闇の中で死者たちが開く異界への扉。その向こうで、過去と未来は入り混じり、夢と現実が交錯し、死者と生者のひそやかな交歓が繰り広げられる。やがて、あふれくるエクスタシーと共に、すべては黄泉の世界へ流れゆく――。恐怖と官能を湛えた極上の幻想譚集。
  • 夜姫

    夜姫

    小説・文芸
    3.5
    1巻679円 (税込)
    キャバクラのキャストとして、日本人離れした外見と政治経済から下ネタまであらゆる話題を盛り上げるトーク力で男を虜にし、年数億の売上を生む花蘭。新宿・歌舞伎町の絶対女王だが、アパレルで働く乃愛にとっては、最愛の妹を失う原因を作った憎き女だ。復讐のため、乃愛は昼の仕事を捨て、虚と実、嫉妬と憎悪が絡み合う夜の世界に飛び込むが……。
  • 夜ひらく谷

    夜ひらく谷

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    性的不能の烙印を負って、山寺=曼荼羅寺にこもる三国実が、妖女艶婦の愛欲の中で、いかにして青春を復活していくかを描く問題作。
  • 寄るべなき人々
    完結

    寄るべなき人々

    小説・文芸
    -
    全1巻440円 (税込)
    稀代のストーリーテラー壺井栄が紡ぐ島の物語には、私たちがなくしてきた人の暮しが息づいている。 キクにはどういうからくりで世の中に景気や不景気がやってくるのか、知るすべがなかった。しかし、戦争のあとには必ずその不景気がめぐって来るのだということだけは分かった。 二度も夫をなくし、キクが十数年ぶりに娘が生んだ私生児の孫とともに島に戻って来た。住み込みで役場の小使いとして、雨風をしのげる小部屋をあてがわれ、孫を背負い遊ばせながら働けるのは、何もなくなったいまのキクには、誰に対しても有り難うござんすと、笑顔を向けなければならない境涯であった。 【著者】 壺井栄 小説家 1899年 - 1967年 香川県小豆郡坂手村(現内海町坂手)生まれ。 坂手郵便局や役場勤務後、同郷の壺井繁治を頼り1925年に上京。 以後東京。 1941(昭和16年)『暦』が第4回新潮社文芸賞を受賞。 1955(昭和30年)『風』で第7回女流文学者賞を受賞。 『母のない子と子のない母と』で第2回芸術選奨文部大臣賞を受賞。 1954(昭和29年)映画「二十四の瞳」(木下恵介監督、高峰秀子主演)が公開され、全国的ヒットとなり、小豆島と壺井栄の名が一躍クローズアップされる。
  • 夜また夜の深い夜

    夜また夜の深い夜

    小説・文芸
    3.6
    1巻721円 (税込)
    友達に本当の名前を言っちゃだめ。マイコにそう厳命する母は整形を繰り返す秘密主義者。母娘はアジアやヨーロッパの都市を転々とし、四年前からナポリのスラムに住む。国籍もIDもなく、父の名前も自分のルーツもわからないマイコは、難民キャンプ育ちの七海さん宛に、初めて本名を明かして手紙を書き始めた。疾走感溢れる現代サバイバル小説。
  • 夜よ おまえは

    夜よ おまえは

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    カメラマンの高村は菊地に5万ペセタの貸しがあった。日本の雑誌の依頼でスペインの農村地帯を撮影旅行した時、現地スタッフだった菊地は、10万のギャラの半分しか払わなかった。残りのギャラをもらうべくセビリアのホテルを訪ねた高村に、菊地は“アメラダのマキに会え!”のメッセージを残していた。マキは日本人娼婦だったが、ふたりは何者かに狙われ、必死の逃亡を続ける……。スペインの闇をさまよう男と女の愛と意地。叙情溢れるハードボイルド!
  • 夜より深く(新潮文庫)

    夜より深く(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.0
    1巻649円 (税込)
    東北のホテルで働く梶谷は、同僚のベルガール・有希子と不倫関係に陥る。密会を重ねるうち、職場の宴会場での情事がバレ、仕事も家庭も失ってしまう。逃避先の沖縄で、束の間、酒と女に溺れる梶谷だが、再出発を誓って故郷東京へと舞い戻った。一軒家を借り上げて駆け込み寺にし、ネットの掲示板で知り合った家出妻たちと究極のハーレムを築き上げるのだが……。オリジナル官能長編。
  • 夜を、編む

    夜を、編む

    小説・文芸
    3.5
    1巻946円 (税込)
    法律事務所に勤める27歳の木納今日子(きのう・きょうこ)は、仕事に忙殺されて終電で帰ってきた日、そのまま家に帰る気にもならず、武蔵境駅からほど近い喫茶「休」へと寄ってみた。カウンターには「仮眠中 1時間ほどで戻ります」と書かれた小さい黒板のみで店内に誰もいない。今日子が帰ろうとした時、奥から若い男性が現れる。若者は今日子に食事を提供してくれると、カウンターの向こうで編み物を始める。靴下を編んでいるとのことで、「靴下を編み始めると片方編み終えた時点でやめてしまうことが多く、片足分の靴下がたまっていく現象(SSS)」の話をしてくれる。その話がきっかけで、編み物を初めて見た今日子。編み物の奥深さを知っていくにつれ、両親の離婚話や、友人の婚約者失踪事件などが解決されていく。しかし、ヤスミ君自身にもある悩みがあって――。どこからともなく現れて編み物や糸つむぎをしている「ヤスミ君」と話すうちに、悩みが解決されていく癒やしの手仕事ストーリー。

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