国内小説作品一覧
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-『挾み撃ち』の特徴は半勃起? 「あらゆる小説の中でこの人の書くものだけが救いですから(いとう)」。今回は、後藤明生の『挾み撃ち』を読む。芥川賞作家と希代の仕掛人が捨て身でおくる“漫談スタイル”の超文学実践講座。本電子書籍は、文芸誌「すばる」2009年5月号に掲載された作品の電子版シングルカットです。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2009年から活動してきた「後藤明生を読む会」の会員による作品集。 安亜沙(あん・あさ)1996年生まれ。美術家。個展にアンバー・ランド(Gallery PARC・京都/2019年)、ネオ人類研究(Oギャラリーeyes・大阪/2023年)など。 乾口達司(いぬいぐち・たつじ)1971年生まれ。会社員。著書に『花田清輝論』(柳原出版/2003年)、後藤明生著/乾口達司編『日本近代文学との戦い』(柳原出版/2004年)など。 甲木文武(かつき・ふみたけ)1977年生まれ。会社員。 金窪幸久(かねくぼ・ゆきひさ)1957年生まれ。元会社員。2021年永眠。 来多邨平(きたむら・たいら)1950年生まれ。元出版社勤務。 後藤忠彦(ごとう・ただひこ)1933年生まれ。後藤規矩次・美知恵の三男として、旧朝鮮・永興で生まれる。2020年永眠。 後藤明生(ごとう・めいせい)1932年生まれ。小説家。後藤規矩次・美知恵の次男として、旧朝鮮・永興で生まれる。1999年永眠。代表作に『挾み撃ち』(河出書房新社/1973年)、『吉野大夫』(平凡社/1981年)、『壁の中』(中央公論社/1986年)など。 小林幹也(こばやし・みきや)1970年生まれ。教員・歌人・近畿大学文芸学部非常勤講師。歌集に『裸子植物』(砂子屋書房/2001年)、評論集『短歌定型との戦い』(短歌研究社/2011年)など。 竹永知弘(たけなが・ともひろ)1991年生まれ。日本現代文学研究、ライター。おもな研究対象は「内向の世代」。 名嘉真春紀(なかま・はるき)1986年生まれ。出版社勤務。 松井博之(まつい・ひろゆき)1966年生まれ。2003年、「<一>と<二>をめぐる思考―文学・明治四十年前後」で第三五回新潮新人賞評論部門を受賞。2012年永眠。著書に『<一>と<二>をめぐる思考―文学・明治四十年前後』(文芸社/2014年)。 松崎元子(まつざき・もとこ)1966年生まれ。アーリーバード・ブックス代表。後藤明生著作権継承者。 安田誠(やすだ・まこと)1970年生まれ。会社員。
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4.0あたりまえを疑ってみると、知らない世界が見えてくる。 「ぼくは、先生の役割って、一つの狭い常識のなかで生きている人に、そうじゃないよと教えてくれて、でも、その答えは自分で見つけなさいよ、といってくれることだと思います。」(本書より) 〈目次より〉 1日目・たぶん、読んじゃいなよ! カリキュラムにはのらない授業/ソクラテスはなぜ自分で書かなかったのか/想像力を生む場所/「絶対にありえないこと」を疑ってみる/自分で探さなければ、先生には出会えない/「自殺をしてもいいのか?」―鶴見俊輔さんの答え/正解が見つからない問いに、どう答えるか/「外側」から考える/常識ってなんですか? 2日目・なんとなく、書いちゃいなよ! 小学校と工場の共通点は?/自由な論理は「危険」かもしれない/考えるときの基準は自分しかない/「浮かない感じ」―吉本隆明さんの戦争体験/説明できないモヤモヤを大事にする/「渋谷109方式」で文章が書ける!/自分以外の「私」を想像して書く/ほかの誰にも書けない文章ー木村センさんの遺書/「自分」という不思議なものを、ことばにする 本書は17歳の特別教室『答えより問いを探して』を文庫化の際、改題したものです。
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-ある日、葉月とルームシェアをしている瑛奈が自殺未遂を起こした。瑛奈の自殺未遂以来、葉月はなぜか食事をとれなくなってしまう。一方、周囲では大学教授の自殺、連続少女失踪事件など、不吉な事件が次々と起こっていていく。事件と瑛奈の関係は? 歪んだ友情を描く、サスペンスホラー作品。 ※一部に残酷・グロテスクな描写が含まれます。苦手な方はご注意ください。 【著者】 晴海まどか 千葉県育ち東京都在住の文章クリエイター。七年強、テクニカルライターとして会社勤めをし、その後フリーに。2014年3月、ライブドアブログ・Impress QuickBooks主催「ライトなラノベコンテスト」で、「明日が雨でも晴れでも」が特別賞受賞。 公式サイト「白兎ワークス」 http://whiterabbitworks.wordpress.com/
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4.0朝読にぴったり! 5分で読める「LOVE×ホラー」が12話! SNSに潜む危険と向き合うきっかけにもなる1冊。「ダーク」ってサイト、知ってる? 恋の願いをかなえてくれるらしいよ。でもさ、送信しちゃうと、後戻りできないんだって……。 ●キュン バトルゲーム――親友と同じ人を好きになっちゃった。わたしは親友に勝ちたくて「ダーク」に書きこんじゃったの。そしたら……。 ●天草くんは二度死んだ――亡くなった天草くんのことをずっと想い続けてきた。想いがとめられなくて、つい「天草くんが蘇りますように」って書きこんじゃった。そしたら……嘘でしょ。 【もくじ】二人でパーティー/キュン バトルゲーム/ずるい受験/静かにしなさい/先生、行かないで!/おれを嫌いになってくれ/塔の上の初恋/モテモテになりたい!/君がいないとダメなんだ/天草くんは二度死んだ/いじわるなシンデレラ/好きと伝えたい
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4.0クラトに憑依した歴史上の人物たちとともに、生徒から寄せられる謎を解き明かしていく歴史×謎解きショートストーリー12話! ●マジック部から持ち込まれた写真の謎……憑依した豊臣秀吉が一夜城の伝説を鍵に謎を解く「消えた部員たち」。 ●バレー部のカオリから持ち込まれた音信不通の友だちの謎……憑依した武田信玄が自身の死の逸話を鍵に謎を解く「途絶えたメッセージ」。 など、歴史が鍵となる謎解き12話を収録。 【本書の特徴】●1話5分で読めるから、朝読にぴったりです! ●歴史人物の紹介付き! ●謎編・解決編に分かれているので一緒に謎を解ける! 【目次】第0話 廃部の危機/第1話 消えた部員たち/第2話 おやつ騒動/第3話 口論の真実/第4話 途絶えたメッセージ/第5話 ダンス部の公演/第6話 のこされた絵/第7話 料理コンテスト/第8話 名前の謎/第9話 祖父の贈り物/第10話 告白と暗号/最終話 スボスと憑依の真相
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4.01巻561円 (税込)「チャイムの音と共に騒がしくなる教室で、目を輝かせる友人達。小学校の話題の中心はいつもポケモンだった。僕は一人、いつも下を向いていた。ウチにはゲームボーイも、スーファミもなかった。」(窓際三等兵「本当に欲しかったものは、もう」より)――『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』の麻布競馬場、『地面師たち』の新庄耕他、総勢10名義による絶望文学アンソロジー全23編。どの作品からでもOK! 読めば5分で泣ける・・・・・・痛くて。けど、それが人生♪
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4.01巻792円 (税込)目当ての本があってもなくても、ただ訪れるだけで楽しい場所。 紙の書籍には、電子書籍とはまた違った魅力があり、 書店はこれまで知らなかった新しい世界との出会いの場でもあります。 本書はそんな書店にまつわる14編のアンソロジーです。 14編のうち以下の3編は、マイナビ出版主宰の短編小説コンテストの受賞作です。 【最優秀賞】 『レオ・レオニとソーダ』快菜莉 【優秀賞】 『記憶の中の本』零谷雫 『僕の太陽』大田ヒロアキ 【一部あらすじ】 『幸猫書房と飛び出す絵本』矢凪 病院に来た移動式本屋『幸猫書房』。歩行訓練を終えた幸音は母と共に本屋を訪れる。 『月刊 たかしくんをつくる』鳩見すた ある日届いたマンガ雑誌。「これから毎月一冊、あなた宛に本が届きます」と、母は告げる。 『かたつむり書店』鳴海澪 夫亡き後、夫婦で始めた書店を懸命に守ってきた晴子。支えてくれたのは常連の椿だった。 『記憶の中の本』零谷雫(※コンテスト優秀作品) 書店員の美玖に本を探して欲しいと頼む女性。彼女は、著者名も書名も分からないと言う。 『ラスト・ブック』楠谷佑 寝る前に絵本の読み聞かせをしてくれていた母が去ったのは、小学四年生の冬のことだった。 ほか9作品収録 『あなたの『好き』をおしえるもの。』桔梗楓/『風の吹き抜ける書店』杉背よい/『僕の太陽』大田ヒロアキ(※コンテスト優秀作品)/『レオ・レオニとソーダ』快菜莉(※コンテスト最優秀作品)/『ブックスココミネは健在です』神野オキナ/『の陰の』溝口智子/『行きつけの本棚』那識あきら/『かつて存在した書店という名の生き物について』水城正太郎/『書店員さんにありったけの感謝を』編乃肌
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4.3都心から私鉄で1時間あまり、小さな駅前の商店街は、そばにある八起稲荷神社にちなみ、八起商店街という。「七転び八起き、九難を払う」ご利益が伝えられ、この街を歩くだけでもいいことがあるように思える。本書はこの商店街で起こる悲喜こもごものできごとを描いた連作短編集だ。小姑に意地悪されたお嫁さん、ケガでスポーツ特待生を外された高校生、借金苦から死のうとする経営者、顔にあざがある娘の将来を憂う父親……、誰もが人には言えぬ苦しみがある。誰にも語らず、頑張っている――。そんな哀しみや苦しみを抱えた人たちに起こる心あたたまる奇跡とは。月刊誌『PHP』100万の読者が涙した好評連載を書籍化。読めば5分で感涙必至。いま、ちょっと苦しんでいる、ものごとがうまくいかないあなたの心に、あたたかな春風を吹き込みます。
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3.6岩井志麻子 岡崎琢磨 小田雅久仁 尾八原ジュージ 北沢陶 澤村伊智 斜線堂有紀 背筋 林由美子 平山夢明 身の毛もよだつ恐怖体験! 最短1ページ、どこからでも読める“超”短編全30話 (あらすじ) 小説家の小田が行きつけのバーでJから聞いた話――不気味な仮面をかぶり、道端に寝そべっている男。先輩は「近づくな、無視しろ」と言って……(「寝そべり男」小田雅久仁)。引っ越し直後の私の元に、前住人宛ての郵便物が届き続ける。ついにはとんでもないものが誤配され――(「前の住人の話」斜線堂有紀)。ほか『近畿地方のある場所について』背筋、『ぼっけえ、きょうてえ』岩井志麻子ら豪華執筆陣による全30話の恐怖。
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4.0天保五年の正月、むさし屋喜兵衛の寮から火の手が上がり、焼跡から三人の焼死体が見つかった。三人は、長く結核を患っていた当主喜兵衛と、妻おその、娘おしのと認められる。一方その年の晩秋、江戸の町では殺人事件が相次ぎ、骸の傍らには必ず椿の花弁が残されていた。被害者はいずれも殺されて当然と思われるような悪名高い男たちばかり。この一連の事件に、与力青木千之助が捜査に当たる。聞き込みの末に若い娘の影を掴むが、果たしてその娘とは・・・・・・。法で罰することのできない、けれど到底許しがたい罪をどう裁くべきか――昭和の文豪・山本周五郎渾身の傑作長篇。(エッセイ/澤田瞳子、編・解説/竹添敦子)
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-空に夕陽、脚にジーンズ 1年ほど付き合った男女の仲でも、共有されていないものはいくらでもあるだろう。 それが結婚だった場合、単なる考えの相違に留まらず、2人の未来の時間にはいささか暗雲が立ちこめる。 そんな時だった、目の前にあるこの本当の空があまりに美しいピンク色に染まっているのを見たのは。 それは男にとってどうでもいい空だったから彼女にとって男は決定的にどうでもよくなった。 彼女には夕陽がある。そしてよくなじむジーンズがある。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
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4.2学生服専門の洋品店で働く吉本佑理(32歳)は、職場上司の無自覚なセクハラやパワハラに合いつつもなかば諦めも感じていた。ある日、例のごとく「きみ、彼女いないの? 吉本さんを誘ってあげたら」と言う部長に対し「無礼です」と言い切る出入りの配送業者、里村の自然なふるまいが佑理の心に飛び込んできた。その後デートを重ね次第に距離を縮める二人。そして、告白のタイミングでこれまで三、四人と付き合ってきたと言う里村に対し、佑理は今まで彼氏が一度もいなかったことを、勇気を出して告げる。すると里村は何も告げずに去ってしまう。フラれた。失意の佑理に里村から電話が。「ごめん、おれも付き合ったのは中学の時にひとりだけ。いまマンションの下にいるんだ。戻ってもいいかな」(第一話「ひとり道」)。あなたは“その言葉”を一日に何度、口にしますか? 様々なシーンのごめんで登場人物たちが少しずつ繋がってゆく、心温まる連作短編集。
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-見習いセラピストの女子大生印旛相模が研修先に派遣された都立精神地理学研究所。しかしそこで彼女が出会ったのは、平将門の幽霊(イケメン)と、所長だと名乗る感情の起伏を見せない少女五月。彼らは悪霊から東京を護っているのだと言う。こんなカルトな人たちとは付き合えないと、早々に研究所をあとにする相模だったが、実は相模は、彼女自身も知らない体質と能力を持っていて……。武蔵野は井の頭池から新宿の神田川、そして下町隅田川へ、東京の街を舞台に繰り広げられる、世直し人情物語。幽霊の悩み、それはあなたの悩みに似てるかもしれません。
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4.3ゴルゴ13を直木賞作家・船戸与一が描く! 直木賞作家・船戸与一が、劇画最高峰「ゴルゴ13」を描いた、最強のエンターテインメント! 作家デビュー前、外浦五郎の筆名で脚本にたずさわった「ゴルゴ13」作品の中から、選りすぐりの3話をみずから小説化。その第1話をお送りする。 冷戦時代、米ソは極秘に生物化学兵器を共同開発していた。「死霊の泉」と呼ばれたその物質は、きわめて高い殺傷能力を持ち、解毒方法もない。 両国の元工作員は、この事実の隠蔽を画策。大量に貯蔵されているこの猛毒を証拠もろとも消し去るため、最高のプロフェッショナルを送り込む。 依頼を受けたゴルゴ13は、パラオ共和国の無人島、コロール島に姿を見せる。だがそこには、ゴルゴとほぼ同じ足取りで秘密工場への侵入をもくろむ、もう一人のプロがいた。 日本兵の魂が眠る孤島でプロ中のプロが対峙したとき、予期せぬドラマが生まれる――。 稀代の名勝負と賞されたクライマックス、ぜひご一読ください!
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-本書は有料メールマガジン「ゴルフプラネットクラブ」に掲載されたショート・ショート(短編小説)から16編をセレクトして収録しました。ゴルフコースで本当に起こりそうな話しだったり、ゴルファーの夢が実現するSF的な話しだったり、はたまたニヤリとする風刺の効いた話しだったり……。現実と想像の世界が交錯する読むゴルフを存分にお楽しみください。ゴルフを愛するすべての人に読んでいただきたい一冊です。 【目次】 Cover Story/Long time no see ~お久しぶり~/Trust me ~任せてよ~/I like both ~両方好き~/First or Last ~遅かれ早かれ~/Too Bad!! ~残念!~/Fortress ~要塞~/My pleasure ~はい、喜んで~/Trust no one ~誰も信じるな~/The dead body ~遺体~/Same as usual ~いつもと同じ~/Who is away ? ~誰が遠いですか?~/I'm not in the mood ~そんな気分じゃない~/all in all ~何より大事なもの~/Give me a break ~勘弁してよ~/That's all ~それだけの事さ~/Crazy for You ~あなたに夢中~/解説
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-川崎門下の高弟で、新婚間のない土佐藩士・権九郎は、団栗眼、獅子ッ鼻の無骨極まる男だが、藩でも屈指の無外流の達人で、純情硬骨ながら女に甘い。その権九郎が江戸勤番のため急遽、土佐から江戸まで下る道中で、襲いくる女難また女難の果てに、いまだ不本意ながら己が貞操は守られる結果に……。爆笑、哄笑、苦笑い……抱腹絶倒の東海道道中記。
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4.0文壇の女王、遠野リサとそのゴーストライター、川原由樹。天才と称されながら自らの才能の枯渇におびえるリサと、世間の評価を得られずあふれる才能をもてあましていた由樹は、共犯者として、いくつもの物語をふたりで紡ぎだしてゆく。ゴーストライターという罪が明るみにでないかぎり、二度と離れられない運命をふたりは感じていた…。時にはリサが由樹を、時には由樹がリサを支配する関係は、いつしか互いへの激しい憎悪をうみだしていく―。出版界を舞台に、女性の仕事、夢、人生に切りこむ珠玉のヒューマンサスペンス!
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3.7怪異を待ち構えよう。 そのままやり過ごすために――。 芸大に進学した行を襲う異形のものたち。 秘密を抱える美しい先輩が提案したのは怪異との共存だった? 青春ホラーミステリー!! 怪異が視えるけれど祓えない半端霊能者の浅井行(ゆき)。芸術大学進学のため引っ越したアパートで、美しい先輩の瀬凪ほのかと出会う。だがその夜から不穏な電話が鳴り響き、ドアノブがガチャガチャ回され…。行の異変に気付いたほのかは、幽霊を祓うのではなく共存する「怪異のやり過ごし」を提案するが? 顔が浮かぶ壁、小さな手で奏でる姿なきピアニスト、7人目の怪。行とほのかはどうやり過ごす? 青春ホラーミステリー!! LOWRISE・装画
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4.0作家と出会う 作家も出会う。 大反響の「GOAT」に姉妹誌が誕生します。 その名も「GOAT meets」。読者が作家たちと出会う場として、そして作家自身が新たなテーマと出会う場として、2025年7月24日に船出します。 第一特集は、金原ひとみ氏、朝吹真理子氏による「韓国文学を旅する」――芥川賞作家が、イ・ラン氏ら韓国人クリエイター、チェ・ヘジン氏やペク・スリン氏ら韓国人作家と邂逅し、その取材体験を書き下ろし小説として発表する前代未聞の試みです。 ・女優・唐田えりか氏のインタビュー「表現者として必要なことは韓国から学んだ」、韓国の人気作家チョン・セラン氏、映画監督・山中瑶子氏による特別寄稿もお楽しみに! ジャンル横断にも積極的に取り組みます。漫画家今日マチ子氏には、名著『cocoon』から15年の節目として、戦後80年の沖縄を訪れ、その風景を描き下ろしてもらいます。そのほか気鋭のライター・ワクサカソウヘイ氏による「タンザニア巨大見聞録」、そして、闇文芸四天王(!)も登場するという噂。 ■執筆予定 小佐野彈、小田雅久仁、乙一、小泉綾子、櫻木みわ、愼允翼、白川優子、滝口悠生、中山祐次郎、乗代雄介、星野智幸、李琴峰……(敬称略) ※この作品は一部カラーが含まれます。 ※本電子書籍に掲載されている二次元バーコードは、端末の機種やアプリの仕様によっては読み取れない場合があります。その際はURLからアクセスしてください。
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3.8「あんたは日本の憲法だけでなく、日本語も変えようというのか」 日本政府とGHQとの言葉を巡る攻防を描く、「日本国憲法」誕生の物語。 終戦後の昭和21年2月、内閣法制局の佐藤達夫は突然、憲法問題担当大臣に呼び出された。 新憲法の日本政府案をGHQが拒否し、英語の草案を押し付けてきたという。 その邦訳やGHQとの折衝を命じられた彼は、白洲次郎らと不眠不休で任務に当たる――。 現憲法の成立までを綿密に描く、熱き人間ドラマ。 今こそ読むべき「日本国憲法」誕生の物語。 解説・大矢博子 ※この電子書籍は2018年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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