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Posted by ブクログ
海上自衛隊の護衛艦艦長となった女性自衛官の物語。
自衛隊モノというと、それだけで、一般人には知ることのできない世界で、非常に興味深く、いつも目が離せなくなるんですが、この作品は、それに輪をかけて主人公が女性というところがミソ。
一般企業において、女性管理職は何かと苦労が多いともいわれますが、一般企業以上の男性社会の自衛隊において、女性の護衛艦艦長という重責についた主人公の苦労はいかばかりかと。
もっとも、会社と異なり階級がモノを言う世界なので、上手くやれば実はやりやすいという話も聞いたことがありますけどね。(一般企業でも、一応、職責や職位による上下関係はあるけど、自衛隊ほど厳格な命令の世界じゃない)
物語としては、艦長として着任早々、未帰艦者が発生したりして、なかなかスリリングな展開になります。未帰艦者が帰ってきてからも、アクシデントはあるんですけどね。これが、たった1日の出来事とは・・・。盛沢山すぎですww
実際の世界でも、護衛艦艦長や護衛隊司令の女性は出てきています。この作品は、どうするんで行くんでしょうね?
Posted by ブクログ
自衛官経験者の女性著者による、メカ好き向け、組織マネジメント興味ありありの人向けの実見譚小説。、護衛艦運用のリアルな空気感、女性幹部自衛官の指揮官としての葛藤と行動、自衛隊および現代の多くの組織でも共通する課題の描出という、欲張り気味にテーマを詰め込んでいる。主人公の、人の外見に表れる特徴、表情の動きを緻密に観察して心理分析している場面が多く、女性作者だということがわかりやすい(かもしれない)。
女性専門職リーダーに取材したヒット作では、幸田真音を思い浮かべるが、幸田の場合は経済の現場の説明のウェイトのほうが、組織リーダーとしての諸々よりも勝っていたし、ストーリー面では女性であることを強調した行動の描写が多かった。それに比べると本作では女性主人公のサバサバ度が増しており、時代が進んだとも言える。
文芸としては擬音が多いように思うが、現代の手法ということかもしれない。
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小説・文芸
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