護衛艦あおぎり艦長 早乙女碧(新潮文庫)

護衛艦あおぎり艦長 早乙女碧(新潮文庫)

649円 (税込)

3pt

ようやく、海に戻れる――。デスクワークに頭を悩ませる日々を経て、艦長に抜擢された、早乙女碧二佐。あおぎりはヘリを搭載する本格的な護衛艦で、艦乗りとして胸の高鳴る職場である。だが、いよいよ待ち望んだ初出港、というときに、電測員一名が姿を消したことを知る。このまま出港すべきか、否か。三尉として海上自衛隊に身を置いた著者が、女性指揮官の誇りとリアルを描く。新たなる組織小説の誕生。(解説・村上貴史)

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護衛艦あおぎり艦長 早乙女碧(新潮文庫) のシリーズ作品

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  • 護衛艦あおぎり艦長 早乙女碧(新潮文庫)
    649円 (税込)
    ようやく、海に戻れる――。デスクワークに頭を悩ませる日々を経て、艦長に抜擢された、早乙女碧二佐。あおぎりはヘリを搭載する本格的な護衛艦で、艦乗りとして胸の高鳴る職場である。だが、いよいよ待ち望んだ初出港、というときに、電測員一名が姿を消したことを知る。このまま出港すべきか、否か。三尉として海上自衛隊に身を置いた著者が、女性指揮官の誇りとリアルを描く。新たなる組織小説の誕生。(解説・村上貴史)
  • 試練―護衛艦あおぎり艦長 早乙女碧―(新潮文庫)
    781円 (税込)
    民間人多数を乗せ、瀬戸内海で体験航海を行うあおぎりに、不時着機からの遭難信号が飛びこんできた。同時に急病人が発生。艦は幾つもの難題を抱えることに。社交的すぎる堀田司令。熱血過剰な晴山飛行長。悩める文学青年、坂上砲術士。個性豊かな上司と部下の力をひとつに合わせ、早乙女艦長は困難な状況を切り拓いてゆく。指揮官の決断。プロフェッショナルの凄み。手に汗握る海上サスペンス。(解説・大矢博子)

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護衛艦あおぎり艦長 早乙女碧(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    海上自衛隊の護衛艦艦長となった女性自衛官の物語。

    自衛隊モノというと、それだけで、一般人には知ることのできない世界で、非常に興味深く、いつも目が離せなくなるんですが、この作品は、それに輪をかけて主人公が女性というところがミソ。

    一般企業において、女性管理職は何かと苦労が多いともいわれますが、一般

    0
    2022年04月24日

    Posted by ブクログ

    2等海佐、早乙女碧は女性として初の護衛艦艦長を命ぜられた。候補生時代や練習官勤務で若い頃過ごした呉に降り立った碧は艦長としての重責と高揚感を感じていた。
    そして前艦長からの引き継ぎ、艦長交代行事を経て初めての出港となったところで内海3曹という未帰還員の存在を知らされた。出港直前のトラブルに対し、艦長

    0
    2023年12月04日

    Posted by ブクログ

    あっという間に読み終わった。なんだか護衛艦、海上自衛隊のしきたりを教えられていたみたい。そうこうするうちに出港。シーズン1の第一話的な・・
    続編も出ているが、どうしようかな?おすすめではありません。

    0
    2023年01月26日

    Posted by ブクログ

    自衛隊小説。
    護衛艦の艦長に抜擢された女性が主人公。

    元海上自衛官の著者だからこそ描ける臨場感。
    淡々と物語は進むが、事件が起きてからテンポが上がる。

    キャラクターの強い、でも、リアリティのある登場人物。
    作品全体が“序章”となっており、
    続編への期待を大きく含んで終わる。

    すでにシリーズ第2

    0
    2022年06月27日

    Posted by ブクログ

    『WAVE』を読んだことのある方ならニヤリとする記述、本作では深掘りされなかった登場人物など続編への布石?が散りばめられているように思います。
    ただ、WAVEを読んだ後だと感じるであろう既視感と、最後の最後でのまさかの展開は賛否両論かな、と☆4

    0
    2022年04月15日

    Posted by ブクログ

    一般大学文系を卒業してから海上自衛隊に入った早乙女碧二佐は、護衛艦あおぎりの艦長を拝命する。
    着任後の初の出港となる完熟訓練開始直前に、女性隊員の所在不明が発覚。
    自衛隊の女性隊員の数が徐々に増えているとはいえ女性幹部は何かと目立つ存在。海千山千の船乗りと自衛隊組織の中において、早乙女艦長の判断はい

    0
    2022年04月03日

    Posted by ブクログ

    自衛官経験者の女性著者による、メカ好き向け、組織マネジメント興味ありありの人向けの実見譚小説。、護衛艦運用のリアルな空気感、女性幹部自衛官の指揮官としての葛藤と行動、自衛隊および現代の多くの組織でも共通する課題の描出という、欲張り気味にテーマを詰め込んでいる。主人公の、人の外見に表れる特徴、表情の動

    0
    2022年03月05日

    Posted by ブクログ

    元女性自衛官による、自衛官小説。

    エッセイは面白かったんだけどなあ。
    何つか、護衛艦とか、自衛隊の組織仕組みとか、すっごい詳しくってよかったんだけど、ドラマだてがうっすい。
    人間関係はいいんだけど、帰還しない自衛官て、結局なんなん?

    小説の形をとった、パンフレットかなと思う感じ。

    0
    2023年07月21日

    Posted by ブクログ

    冒険小説ではなくてお仕事小説。
    艦長として着任した護衛艦。訓練航海に出ようとしたら女性自衛官が一人足りない。事件?それとも事故?彼女に何があったかと探し回る。
    著者は元海自の船乗りで、その時の経験が生かされているのかと思いますが、同時になぜ退職したかも気になる。
    エッセイとして海自でのことも本にして

    0
    2022年09月24日

    Posted by ブクログ

    海上自衛隊出身の時武ぼたんさんが改名、時武里帆さんとして執筆した作品。護衛艦の女性艦長の話。本作は護衛艦の紹介のようで、自衛隊あるいは兵器マニアにはいいかもしれない。次作も出版されているが、どう展開していくか?

    0
    2022年05月19日

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