ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
ようやく、海に戻れる――。デスクワークに頭を悩ませる日々を経て、艦長に抜擢された、早乙女碧二佐。あおぎりはヘリを搭載する本格的な護衛艦で、艦乗りとして胸の高鳴る職場である。だが、いよいよ待ち望んだ初出港、というときに、電測員一名が姿を消したことを知る。このまま出港すべきか、否か。三尉として海上自衛隊に身を置いた著者が、女性指揮官の誇りとリアルを描く。新たなる組織小説の誕生。(解説・村上貴史)
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~2件目 / 2件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
海上自衛隊の護衛艦艦長となった女性自衛官の物語。 自衛隊モノというと、それだけで、一般人には知ることのできない世界で、非常に興味深く、いつも目が離せなくなるんですが、この作品は、それに輪をかけて主人公が女性というところがミソ。 一般企業において、女性管理職は何かと苦労が多いともいわれますが、一般...続きを読む企業以上の男性社会の自衛隊において、女性の護衛艦艦長という重責についた主人公の苦労はいかばかりかと。 もっとも、会社と異なり階級がモノを言う世界なので、上手くやれば実はやりやすいという話も聞いたことがありますけどね。(一般企業でも、一応、職責や職位による上下関係はあるけど、自衛隊ほど厳格な命令の世界じゃない) 物語としては、艦長として着任早々、未帰艦者が発生したりして、なかなかスリリングな展開になります。未帰艦者が帰ってきてからも、アクシデントはあるんですけどね。これが、たった1日の出来事とは・・・。盛沢山すぎですww 実際の世界でも、護衛艦艦長や護衛隊司令の女性は出てきています。この作品は、どうするんで行くんでしょうね?
2等海佐、早乙女碧は女性として初の護衛艦艦長を命ぜられた。候補生時代や練習官勤務で若い頃過ごした呉に降り立った碧は艦長としての重責と高揚感を感じていた。 そして前艦長からの引き継ぎ、艦長交代行事を経て初めての出港となったところで内海3曹という未帰還員の存在を知らされた。出港直前のトラブルに対し、艦長...続きを読む自らの捜索という前代未聞の対応を決断した碧にクセのある副長、暮林砲雷長は真っ向から反対してきた。
あっという間に読み終わった。なんだか護衛艦、海上自衛隊のしきたりを教えられていたみたい。そうこうするうちに出港。シーズン1の第一話的な・・ 続編も出ているが、どうしようかな?おすすめではありません。
自衛隊小説。 護衛艦の艦長に抜擢された女性が主人公。 元海上自衛官の著者だからこそ描ける臨場感。 淡々と物語は進むが、事件が起きてからテンポが上がる。 キャラクターの強い、でも、リアリティのある登場人物。 作品全体が“序章”となっており、 続編への期待を大きく含んで終わる。 すでにシリーズ第2...続きを読む弾が発売中。続編にも期待。
『WAVE』を読んだことのある方ならニヤリとする記述、本作では深掘りされなかった登場人物など続編への布石?が散りばめられているように思います。 ただ、WAVEを読んだ後だと感じるであろう既視感と、最後の最後でのまさかの展開は賛否両論かな、と☆4
一般大学文系を卒業してから海上自衛隊に入った早乙女碧二佐は、護衛艦あおぎりの艦長を拝命する。 着任後の初の出港となる完熟訓練開始直前に、女性隊員の所在不明が発覚。 自衛隊の女性隊員の数が徐々に増えているとはいえ女性幹部は何かと目立つ存在。海千山千の船乗りと自衛隊組織の中において、早乙女艦長の判断はい...続きを読むかに。 前任の艦長より「あおぎり初の女性艦長であるあなたには、あなたのやり方で艦を動かし、人を育てていって欲しいと願っています」と申し送りされた言葉が印象的。 元海上自衛隊三尉だった著者ならではのリアルな描写が物語を盛り上げる。
自衛官経験者の女性著者による、メカ好き向け、組織マネジメント興味ありありの人向けの実見譚小説。、護衛艦運用のリアルな空気感、女性幹部自衛官の指揮官としての葛藤と行動、自衛隊および現代の多くの組織でも共通する課題の描出という、欲張り気味にテーマを詰め込んでいる。主人公の、人の外見に表れる特徴、表情の動...続きを読むきを緻密に観察して心理分析している場面が多く、女性作者だということがわかりやすい(かもしれない)。 女性専門職リーダーに取材したヒット作では、幸田真音を思い浮かべるが、幸田の場合は経済の現場の説明のウェイトのほうが、組織リーダーとしての諸々よりも勝っていたし、ストーリー面では女性であることを強調した行動の描写が多かった。それに比べると本作では女性主人公のサバサバ度が増しており、時代が進んだとも言える。 文芸としては擬音が多いように思うが、現代の手法ということかもしれない。
元女性自衛官による、自衛官小説。 エッセイは面白かったんだけどなあ。 何つか、護衛艦とか、自衛隊の組織仕組みとか、すっごい詳しくってよかったんだけど、ドラマだてがうっすい。 人間関係はいいんだけど、帰還しない自衛官て、結局なんなん? 小説の形をとった、パンフレットかなと思う感じ。
冒険小説ではなくてお仕事小説。 艦長として着任した護衛艦。訓練航海に出ようとしたら女性自衛官が一人足りない。事件?それとも事故?彼女に何があったかと探し回る。 著者は元海自の船乗りで、その時の経験が生かされているのかと思いますが、同時になぜ退職したかも気になる。 エッセイとして海自でのことも本にして...続きを読むいるようなので読んでみたい。
海上自衛隊出身の時武ぼたんさんが改名、時武里帆さんとして執筆した作品。護衛艦の女性艦長の話。本作は護衛艦の紹介のようで、自衛隊あるいは兵器マニアにはいいかもしれない。次作も出版されているが、どう展開していくか?
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
護衛艦あおぎり艦長 早乙女碧(新潮文庫)
新刊情報をお知らせします。
時武里帆
フォロー機能について
「新潮文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
就職先は海上自衛隊 女性「士官候補生」誕生
就職先は海上自衛隊 女性士官世界一周篇
就職先は海上自衛隊 元文系女子大生の逆襲篇
先任将校 新装解説版
大角先生よろず覚え書き
「時武里帆」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲護衛艦あおぎり艦長 早乙女碧(新潮文庫) ページトップヘ