京橋史織の作品一覧
「京橋史織」の「紙魚の手帖」「午前0時の身代金」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「京橋史織」の「紙魚の手帖」「午前0時の身代金」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
【組織で働くとは、その組織の人間を信じること】
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今回特に印象に残っているのは、新米弁護士小柳が弁護士としての責務である守秘義務や、菜子だけではなくサイバーアンドインフィニティ社(CI社)を守るという自分の置かれた立場と、誘拐事件を解決するために警察に情報を話したい、何か知っていそうな上司の態度を信用しきれないという思いの間で揺れるところです。
彼は仕事熱心で依頼人思い。過去の出来事から悪行を憎んでいます。そんな彼は上司に従っているだけでは菜子は救えないと考え、尊敬していたはずの上司にも反発し、独自に事件に首を突っ込んでいきます。
対個人であれ企業であれ、一生懸命な人ほど
Posted by ブクログ
新倉美里法律事務所の新人弁護士 小柳大樹が奮闘する物語だが、誘拐事件で身代金をクラウドファンディングで調達するという突拍子もない状況の中で、小さな疑問点を心に刻みながら、彼が多くの人たちの支援を得ながら全貌を推理していく過程が楽しめた.誘拐されたのは本條菜子.著名なキャスターが父で母も有名人.菜子自身も犯罪めいた行動をしており、小柳に相談していた矢先の誘拐だった.クラウドファンディングを担当したCI社の顧問弁護士をしている美里の行動に疑問を感じる小柳.CI社の寺岩社長や幹部の動きを詳細に分析する小柳.社内のスパイ、本條の父の画策、意外な結末は驚きもあったが、さもありなんとの感じもあった.雑誌記