京橋史織のレビュー一覧

  • 午前0時の身代金

    Posted by ブクログ

    久しぶりに読みやすく、推理の当たらないミステリー小説に当たりました。
    面白かったし予想も当たらなかった。
    私の予想は途中に出てしまったし。
    ミスリードに踊らされたかな?

    0
    2024年06月09日
  • 午前0時の身代金

    Posted by ブクログ

    【組織で働くとは、その組織の人間を信じること】
    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
    今回特に印象に残っているのは、新米弁護士小柳が弁護士としての責務である守秘義務や、菜子だけではなくサイバーアンドインフィニティ社(CI社)を守るという自分の置かれた立場と、誘拐事件を解決するために警察に情報を話したい、何か知っていそうな上司の態度を信用しきれないという思いの間で揺れるところです。
    彼は仕事熱心で依頼人思い。過去の出来事から悪行を憎んでいます。そんな彼は上司に従っているだけでは菜子は救えないと考え、尊敬していたはずの上司にも反発し、独自に事件に首を突っ込んでいきます。

    対個人であれ企業であれ、一生懸命な人ほど

    0
    2023年08月22日
  • 午前0時の身代金

    Posted by ブクログ

    新倉美里法律事務所の新人弁護士 小柳大樹が奮闘する物語だが、誘拐事件で身代金をクラウドファンディングで調達するという突拍子もない状況の中で、小さな疑問点を心に刻みながら、彼が多くの人たちの支援を得ながら全貌を推理していく過程が楽しめた.誘拐されたのは本條菜子.著名なキャスターが父で母も有名人.菜子自身も犯罪めいた行動をしており、小柳に相談していた矢先の誘拐だった.クラウドファンディングを担当したCI社の顧問弁護士をしている美里の行動に疑問を感じる小柳.CI社の寺岩社長や幹部の動きを詳細に分析する小柳.社内のスパイ、本條の父の画策、意外な結末は驚きもあったが、さもありなんとの感じもあった.雑誌記

    0
    2023年08月13日
  • 午前0時の身代金

    Posted by ブクログ

    デビュー作とは思えないほど読みやすかったです。
    クラウドファンディングで身代金要求とか、現実ではあり得ないかもですが、小説の中で書かれるとドキドキハラハラしながら読めますね。
    弁護士ってこんな感じなんだなーと勉強になりました。

    0
    2023年01月02日
  • 午前0時の身代金

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    この人怪しいなーとかも思わず、最後に出てきた。
    いくつもの事が絡み合って、整理するのに必死だった。

    0
    2024年08月31日
  • 午前0時の身代金

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     味わいが、このミステリーがすごい大賞ぽいのは、気のせいか。

    登場人物の魅力を全て使い切っていない気がするのは、続編があるからなのか。

    0
    2024年03月11日
  • 午前0時の身代金

    Posted by ブクログ

    振込詐欺と誘拐事件の話。
    しかしもしクラファンで身代金を募るということが実際に起こったらどうするのだろう。
    本当に振込詐欺なんて壊滅してほしい。

    0
    2023年08月20日
  • 午前0時の身代金

    Posted by ブクログ

    話の主軸となるクラウドファンディングで誘拐身代金を募るという展開が目を惹き新しいのだが、その必要性が今一つはっきりしなかった。色々な立場の人々の思惑が交錯し複雑に入り乱れ、主人公はその対応だけでも頭パニパニになりそうだがさすが弁護士、ボスの美里にしてもそうだがきれる頭で謎が一気解決。所々うーんと思わない時も無くはなかったが面白かった。

    0
    2022年11月04日
  • 午前0時の身代金

    Posted by ブクログ

    身代金をクラウドファンディングで集める。
    普通なら警察には言うなという誘拐犯が、世間に誘拐を知らせてお金を巻き上げようとする奇想天外な発想が良かった。
    後は何を書いてもネタバレになりそう。

    新米弁護士の小柳さんが今後どうするのか、それも知りたいと思いました。

    0
    2022年05月26日
  • 午前0時の身代金

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     新米弁護士・小柳の元にとある件で相談に訪れた菜子が突如失踪する。翌朝、クラウドファンディングで日本中から10億円の身代金を募る「誘拐プロジェクト」を発見する。小柳は事務所のボスであり企業法務弁護士である美里と共にクラウドファンディングサイトを運営する企業へ赴くが…

     菜子の行方は勿論、何故クラウドファンディングで身代金を募ったのか。
     二転三転する展開にハラハラしっぱなしでしたが、ラストのどんでん返しが驚きでした。
     爽快とはいかなかったですが、納得のラストでした。

    0
    2022年05月22日
  • 午前0時の身代金

    Posted by ブクログ

    ひとりの女性が誘拐され、クラウドファンディングで身代金10億円を集める様に要求される。
    事件に関係する主人公は、正義感が抜けきれない新人の弁護士。できる上司のボスとともに、事件を追うことに。

    事件の舞台となるIT関連会社サイバーアンドインフィニティ社で暗躍する企業スパイに苦悩する寺岩社長の姿は、こんな上司の元で働きないなと思えたり。
    主人公のボスを含めて、上司のあり方も楽しめました。

    ネットやSNSて、人の価値が決まるように思える時代。常にひとに見られているようで、生きにくい世の中だなとおもう。オレオレ詐欺など、人の善意の上に成り立つ詐欺も、人の関係が希薄になっている証拠でしょうかね。

    0
    2022年04月08日
  • 午前0時の身代金

    Posted by ブクログ

    設定は面白いけど後半が少し詰め込みすぎかな。
    もうちょっとページ数増やして隙間を作ってもらった方が読みやすいとおもった。

    0
    2024年03月08日
  • 午前0時の身代金

    Posted by ブクログ

    詐欺事件で自主する法律相談が前代未聞の誘拐事件、クラウドファンディングで募る10億円に発展。誘拐事件の捜査が進む裏で、CI社をとりまく陰謀・企業スパイが絡み…ハラハラドキドキ。 ラストはちょっと、しっくりこないような終わり方。

    0
    2024年02月20日
  • 午前0時の身代金

    Posted by ブクログ

    誘拐の身代金10億円をクラウドファンディングで集めるプロジェクト、っていうのが新鮮。その裏で繰り広げられる抗争劇はなかなか面白かった。
    それぞれの登場人物にまだ語られるべき余地があるってことは、今後続編とか出てくるのかな?

    0
    2024年01月23日
  • 午前0時の身代金

    Posted by ブクログ

    スラスラ読めたので
    読みやすかったと思う

    他のかたも書いてるが
    お金の集める方法など新しくて
    よかった



    0
    2023年12月02日
  • 午前0時の身代金

    Posted by ブクログ

    弁護士にまつわる小説は何冊か読んできましたが、身代金をクラウドファンディングで集めるなど、切り口も面白く新鮮な気持ちで読み進めることができました。
    展開の早さは良かったけれども、もう少し掘り下げでも良かったような…という全体感。

    0
    2023年11月07日
  • 午前0時の身代金

    Posted by ブクログ

    少し関係があるので読みました。
    最後まで一気に読めるのは本当で、展開が早いし次にどうなるかのか楽しみで読めました。出だしの内容で賞を取るだろうな、と言うことはわかりました。

    題名の付け方と帯の宣伝文句の勝利かな?
    ただ最後のネタバラシは無理がありすぎでしょ。誘拐計画を二度乗っ取りしたり特殊詐欺と強引に結びつけたり。

    時事ネタを織り込んで展開を早くして意外な結論の2段返しとか賞を取る為の小説であってそれだけかな?

    0
    2023年09月29日
  • 午前0時の身代金

    Posted by ブクログ

    中盤から後半にかけて一気に色々な事件や真相が盛り込まれていて登場人物を確認しつつページを戻しながら読みました。私的にはもっとクセのある主人公が見たかったかな。

    0
    2023年02月05日
  • 午前0時の身代金

    Posted by ブクログ

    クラウドファンディングを活用した身代金の要求と云う観点は新しいね。ただ、寄付型だし、現実成立するとは思えんがね。小柳弁護士始め出てくる関係者に共感を覚える人がおらず、読んでて結構イライラやった。めんどくさい説明も多いし、もう少し読み易くしてほしいものだ

    0
    2022年11月03日
  • 午前0時の身代金

    Posted by ブクログ


    第8回 新潮ミステリー大賞 受賞作

    主人公の新米弁護士がどんなふうに
    奮闘する話かワクワクと期待しながら
    読み出しました。

    弁護士が主人公の小説では、これまで
    裁判中に活躍する話はよく見てきましたが、
    依頼人未満の相談者が誘拐されて事件になる
    展開に驚かされました。

    真の黒幕は誰なのか想像しながら
    読むのも楽しく、二重三重に惑わされて
    読み応えありました。

    後半、主軸が依頼人から離れてしまったのが、
    少し残念。(人間らしいとも言えますが)






    0
    2022年10月30日