サラの柔らかな香車

サラの柔らかな香車

528円 (税込)

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【第24回小説すばる新人賞受賞作】プロ棋士になる夢に破れた瀬尾は、毎日公園に一人でいる金髪碧眼の少女サラに出会う。言葉のやりとりが不自由な彼女に対し、瀬尾は将棋を教え込む。すると、彼女は盤上に映る“景色”を見る能力を開花させ――。棋界に新たな風を送るサラ、将棋に人生を捧げてきたスター・塔子、数多の輝く才能を持つ七海の三人を巡り、厳しくも豊かな勝負の世界を描く青春長編。

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護池サラシリーズ のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • サラの柔らかな香車
    528円 (税込)
    【第24回小説すばる新人賞受賞作】プロ棋士になる夢に破れた瀬尾は、毎日公園に一人でいる金髪碧眼の少女サラに出会う。言葉のやりとりが不自由な彼女に対し、瀬尾は将棋を教え込む。すると、彼女は盤上に映る“景色”を見る能力を開花させ――。棋界に新たな風を送るサラ、将棋に人生を捧げてきたスター・塔子、数多の輝く才能を持つ七海の三人を巡り、厳しくも豊かな勝負の世界を描く青春長編。
  • サラは銀の涙を探しに
    638円 (税込)
    18歳の女流棋士・七海は、ライバルである金髪碧眼の天才棋士・サラとの初タイトル戦に臨んだ。しかし、サラは対局室に現われず、そのまま失踪。将棋界からも姿を消してしまう。彼女の行方を追う七海はある日、対局サイトでサラにそっくりの将棋を指すプレイヤー「SARA」を見つける――。舞台はついにコンピュータ将棋へ。厳しくも豊かな勝負の世界に身を投じる棋士たちの姿を描く青春長編。

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サラの柔らかな香車 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    将棋の事はほとんど知らないけど、すごく胸が熱くなった本だった。
    何かに全てをかけて打ち込むことがすごくかっこ良く思える。一方で夢が破れた先の現実にも向かい合う必要がある。この両方が体験できる本だった。

    1
    2022年07月26日

    Posted by ブクログ

    不思議な感じがする小説だった。でもグングン読み進められた。ヒカルの碁を彷彿とさせる内容で、みたくなった。探してみようかな。もっともっと続きが読みたくなる本だった。続編があったらいいな

    0
    2021年08月12日

    Posted by ブクログ

    筆者の橋本長道は、元奨励会員。将棋の奨励会は、プロ棋士を目指す人間の集まり。多くの人間は小学生の頃に入会し、同じ奨励会員との将棋の勝負を繰り返していく。好成績をあげるとルールに沿って昇級・昇段をしていく。好成績をあげる者がいるということは、そうではない者もいるということで、昇級・昇段できない者、更に

    0
    2021年05月16日

    Posted by ブクログ

    あまり作品が多いとは言えないジャンル、将棋小説/ 奨励会を抜けられなかったという元天才児たちの憂鬱/ 才能とはなにか、天才とはなにか/ とても面白いし、胸に刺さるものもある/ しかし、個人的にはサラはもう少しコミュニケートできる方が面白いんじゃないかという気がする/ ほとんどファンタジーになってしま

    0
    2018年10月08日

    Posted by ブクログ

    将棋関連小説ということでジャケ買い
    文庫版解説にあるように柔らかい香車ってどういうこっとゃ?と思った。

    将棋の深さはハチワンやライオンのような表現もあるがやはり文字だけの方がより深く感じられる。

    大阪へ向かう新幹線より

    0
    2015年08月16日

    Posted by ブクログ

    将棋を題材にした青春小説は初めてですが、一気に読みました。三人の主人公はいずれも女性棋士ですが、彼女らをサポートする棋士崩れの男性陣が、実は影の主人公で、良い味出してます。

    0
    2015年04月04日

    Posted by ブクログ

    小説すばる新人賞受賞作の文庫化。将棋小説です。面白かった。女性陣の才能の争いもよかったけど、男性陣の挫折がせつない。続編も出てるらしいので、文庫化したらたぶん読みます。

    0
    2015年02月04日

    Posted by ブクログ

    主人公・サラを取り巻く人たちの視点で物語がコロコロ切り替わるけど、読みやすく面白かった。
    将棋の知識は全くなく、ひたすら黙々と静かな中で指していくイメージしか持っていなかったけど、読みながら色とりどりの鮮やかな世界が広がっていくようだった。サラが盤上に見ている景色を見てみたい。続編も読みたい。

    0
    2014年11月21日

    Posted by ブクログ

    喋らない彼女に喋りかける将棋。
    香車の氷が溶け出したとき
    彼女の将棋は生まれ変わる。

    時間軸や語り手が複数ある(いる)ものの
    ストーリーが追いやすかった。
    それに物語の中心となるサラが語り手にならないのは面白い。
    彼女が何を考え、感じているのかは読者に委ねられているのかもしれない。

    0
    2014年10月15日

    Posted by ブクログ

    同じ作者の『覇王の譜』が良かったので期待したが、そこまでの将棋の熱量はなかった。天才女流棋士の物語で主人公は青い目の少女サラだが、他の登場人物にも同じくらいのボリュームが割かれていて、読んでいて的が絞れなかった。塔子や七海の方がより魅力的で、瀬尾にも存在感があり、肝心のサラが霞んでしまったのが残念。

    0
    2024年09月14日

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