奨励会 ~将棋プロ棋士への細い道~

奨励会 ~将棋プロ棋士への細い道~

770円 (税込)

3pt

3.6

「どうすればプロ棋士になれるのか?」

本書はプロ棋士養成機関「奨励会」の実像を描くことで、その問いに答えるものです。

プロ棋士という職業が多大な労力を払ってでも目指す価値のあるものかどうか、という問題から始まり、奨励会の制度、戦い方、勉強法が元奨励会員である著者本人の述懐を交えて語られます。

プロ棋士養成機関「奨励会」とはどんな場所か?
どのくらい強ければプロ棋士になれるのか?
奨励会員の日常とは?
重要なのは努力か? 才能か?
夢破れた退会者のその後は?
そこは青春を捧げる価値のあるところか?


天才少年、天才少女が淘汰される奨励会という沼でもがき苦しんだ姿がそこにはあります。

将棋界に現れた超新星・藤井聡太ですら6連敗を喫したこともある奨励会。

その世界を本書でぜひ覗いてみてください。

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奨励会 ~将棋プロ棋士への細い道~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    15歳で奨励会入りし、1級まで在籍した著者がプロ養成機関としての奨励会を始め、プロ棋士とはどういう存在かを記す。

    数多の天才たちがプロになれずに去っていく過酷な世界。

    一方で奨励会脱退を含め、挫折の連続だった著者の半生の振返りでもある。
    職業作家としても活躍し、若手棋士の育成にも携わる著者に幸あ

    0
    2023年06月13日

    Posted by ブクログ

    奨励会と聞いて将棋を思い浮かべる人は、結構な将棋好きの人だろう。
    将棋のプロ棋士とは、四段以上の者をいう。奨励会とは、プロ棋士養成所、6級から三段のプロ棋士を目指す者たちが、戦い続ける場である。21歳までに初段、26歳までに四段、すなわちプロ棋士になれない場合には退会という厳しい規定がある。
    筆者は

    0
    2020年03月27日

    Posted by ブクログ

    奨励会について、元奨励会の橋本長道が書いた一冊。

    これまでの本と比べて客観性があり、かつ当事者でないとわかりえないことが書いてあり、とても参考になった。
    もし今後、子供を奨励会に入れたいと思う親にとっては必読の一冊。

    0
    2018年10月05日

    Posted by ブクログ

    奨励会員のリアルな日常が分かる。棋士になるためにはどんな努力が必要なのか、どの程度の才能を基盤に頑張っているのか。才能とは何か?将棋の勉強法はどうあるべきか?
    「井上門下の兄弟弟子の中には、奨励会退会後、まだ一度も井上先生に顔を合わせることができていない者もいる。彼は井上先生に強い恩義を感じているの

    0
    2018年09月05日

    Posted by ブクログ

    努力すれば必ず報われるわけじゃないけど、成功した人はみんな努力してるってやつだなーと。
    常に順位付けられる世界に向いてる人、向いてない人も当然いる。

    0
    2025年11月13日

    Posted by ブクログ

    『覇王の譜』が面白く、著者は元奨励会員とのことで、タイトルだけで奨励会をテーマにした小説かエッセイかなと読んだら子どもを将棋棋士にするか否かが真正面から書かれていた。

    将棋指しになりたい有望な子を持つ親にとっては唯一無二の“参考書”だと思う。ニッチ過ぎて他にないということだけど笑

    面白かったのは

    0
    2025年06月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     私は将棋は小学校4年で覚え、囲碁は20歳過ぎに覚えました。プロの先生に指導を受けたのは、20代半ば囲碁で星目(9子)置いて3目負け。40代後半将棋で女流棋士に飛車落ちで完敗。囲碁のほんの少しの勝ちにするプロの技。将棋での飛車落ちはまだまだと言う完膚なきまでのご指導。共に忘れられない教訓です。橋本長

    0
    2022年11月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    元奨励会員で、小説家である著者が、奨励会について書いた本。2018年発刊。
    小学生の息子が将棋にハマっているので興味があり手にとってみた。

    糸谷先生が奨励会の級位時代は負けるとその場で泣き勝つと鼻歌を歌う人だった(今では将棋界で一二の人格者らしいです)とか、豊島先生は本当に「とよぴー」って呼ばれて

    0
    2023年11月20日

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