覇王の譜(新潮文庫)

覇王の譜(新潮文庫)

825円 (税込)

4pt

「お前は一流にはなれんよ」。七年間、C級2組から這い上がれない直江大に剛力英明王座はそう言い放つ。旧友との目も眩むような格差。だが、天才少年との邂逅、“孤剣”の異名を持つ師の特訓が、燻っていた直江を覚醒させる。彼の進む道の先には運命の対局が待ち受けていた。元奨励会会員、将棋を深く知る著者が青年棋士の成長と個性あふれる棋士群像を描く。魂震わす将棋エンターテインメント。(解説・西上心太)

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

覇王の譜(新潮文庫) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    落ち目の将棋棋士の再生への道のり。
    最近あまり知らないくせに将棋の話を選ぶ様になってる。3月のライオンで知ってる程度。
    はじめ、生意気な拓未がメインとなり直江が支えていくものだと思っていたら直江の再起の話に。
    中々将棋用語がついていけずわからない所もあるがそれにしても熱い展開でそれも関係なしに楽しめ

    0
    2024年09月07日

    Posted by ブクログ


    最後の対局の場面は手に汗握る…
    個人的にはひとにお勧めしたいし、もうちょっと話題になってもいい作品なのでは?とも思う。

    展開が読めちゃう…というところはあれど、逆に時々冷静に読めるようになって個人的にはそんなに気にならなかった。

    "何者でもなく伸び悩んでいた将棋棋士が覚醒し、何者かに

    0
    2024年05月28日

    Posted by ブクログ

    心情と対局が動画で浮かんだ
    動作が少ない将棋の対局が、動画で浮かぶほどの臨場感。棋士の心情の揺れ動きが手に取るようにわかるすごい描写だった。人間は誰しも他人と比較しがちになる。それによって不遜になることもあれば、卑屈になることもある。この本は、誰でも持つそんな生臭い感情を、棋士の人生から浮かび上がら

    0
    2023年04月03日

    Posted by ブクログ

     本当に驚くくらいの作品。クシャくしゃにされてからのサクセスストーリーだ。将棋小説の中でも人間らしさに溢れる名作。

    0
    2023年03月28日

    Posted by ブクログ

    対局シーンの熱さは、さすが元奨励会といった感じ
    登場人物が皆、実年齢より高齢な感じがするのが気になるが・・・
    続編(弟子、彼女)も期待したい

    0
    2023年02月27日

    Posted by ブクログ

    出版が新しく、レビューも少なかったが本屋でサイン本が売られていたため衝動買い。結果から言うととても満足した。
    将棋については基本ルールを知っている程度だったが、将棋用語を知らなくとも大きく困ることも無く、話も非常にテンポがよく、ページ数は多かったが盤上・外で間延びすることも無くサクサク読めた。対局の

    0
    2023年02月12日

    購入済み

    素晴らしい

    「サラの柔らかな香車」は読みにくい堅苦しい文章だったが、この小説は文体も、ストーリーも良く、最後まで一気に読みました。関西の描写、師匠、弟子、ライバルも目に浮かんで来るようです。最後の息詰まる展開はご自身経験が上手く昇華されたものだと思います。橋本長道先生の今後の作品が楽しみです。

    0
    2023年01月19日

    Posted by ブクログ

    大学時代の将棋大会を想起した。
    キリキリと胃が痛くなるような切迫した詰むや詰まざるやの終局場面は圧巻。
    個性的で魅力的な登場人物が多いが、主人公との絡みをもっとみてみたかったかな。
    そこはスピンオフも含めシリーズ化を期待。
    一気読み作品。

    0
    2022年12月05日

    Posted by ブクログ

    多くの他の将棋をテーマにした作品と同様に勝負の世界で勝ちきれずもがいてる主人公が様々なことをきっかけに強くたくましくなっていく話

    将棋自体の楽しさ、棋界の政治・人間関係、クセが強くてきながら憎めないキャラクター、現代の将棋とAIの複雑な関係性と多くの要素がうまく詰め込まれた傑作だった

    0
    2022年10月23日

    Posted by ブクログ

    プロ棋士デビュー以来最下級クラスで燻り続けていた主人公の開花の物語
    面白そうだなと手に取って読み始めたが、将棋知識がゼロに等しい私でも大丈夫かと不安になったものの、めちゃくちゃ面白かったし熱かった
    むしろ将棋に触れてみたくなった
    見所は巻末解説に載っているのであまり書きたくない前半のテンポの良さ、後

    0
    2022年09月12日

覇王の譜(新潮文庫) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

橋本長道 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す