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全力少年ドモラ
ただ、全力でバカをやり、全力でその瞬間を楽しんだ。 こいつらとなら、夢が夢で終わらない! フィッシャーズのリーダー・シルクロードによる、YouTuberになったやんちゃ男子の自伝的青春ユーモア小説、ここに誕生! 「力こそ正義」を家訓に掲げ、木製ベッドを真っ二つに折ってしまうオトン、いつでもドーンと構え、ヤンキーやギャルに高速説教をかますオカン、小さい頃は病気で体が弱くて何もできなかったけど、手術が成功して運動も勉強もできるスーパー超人と化した兄ちゃん。ちょっと「変わった人」ばかりの家族の中で、俺、シルクロードは東京都葛飾区の下町に誕生した。 幼馴染のザカオ、転校生のモトキとツリーハウスをつくり、ドブ川で遊んだ小学校の野生児時代。ンダホ、マサイ、ダーマとも仲良くなって、全力で遊び、バカばかりやってた中学時代。そして、中学卒業直前に荒川の土手で結成した「フィッシャーズ」と、あるスライドショーとの出会いが、俺の運命を変えた―。 YouTuberを目指して走り続ける一人の男子の半生を描いた、10代から大人まで楽しめる、笑えてほろりと泣ける感動の青春小説! 装画は、「このマンガがすごい!2019」でオトコ編第1位にランクインした『天国大魔境』の漫画家・石黒正数氏による描きおろし! -
そういう生き物
【第40回すばる文学賞受賞作】千景とまゆ子。高校の同級生である二人は、10年ぶりに偶然再会し、思いがけず一緒に暮らし始める。薬剤師の千景は、とある男との逢瀬を重ねながらも、定年退職した大学の恩師「先生」に心を寄せている。叔母のスナックでアルバイトをするまゆ子は、突然家に尋ねてきた「先生」の孫とカタツムリの飼育を巡り交流を深めつつ、千景をそっと見守る。すれ違いの生活ながら、長く離れていた二人の距離は徐々に縮まっていく。そんな中、高校時代の友人の結婚式が近づき、二人はかつての自分たちの深い関係と秘密とに改めて向き合うことになる。そして……? 一番近くにいるのに、わかり合えない二人。なのにもかかわらず、寄り添う二人。愛と性、心と体の狭間で揺れ動く孤独な心象風景を、瑞々しい文体で描き出す。 -
総会屋とバブル
かつて「総会屋」と呼ばれる男たちがいた――。 彼らは闇社会の住人でありながら、上場企業の株主総会に株主として出席し、経営陣を震え上がらせた。壇上の経営陣にイチャモンまがいの質問を突きつけて締め上げる「野党総会屋」がいれば、怒号のようなヤジをとばして彼らの質問を妨げる「与党総会屋」もいた。企業側が、彼らに利益供与をすることと引き換えに、株主総会の円滑な進行を望むことは自然な流れでもあった。 21世紀となった現在では信じられないが、名だたる超一流企業が株式市場のハイエナたちに喰い付かれていた。キリンビール、伊勢丹、イトーヨーカドー、味の素……。 「企業をまわって集金すれば、月に3000万円。最盛期は年収が3億円をゆうに超えていた」と、日本最大の総会屋「論談同友会」の元幹部は言う。 バブル経済に踊っていた金融業界にいたっては、総会屋に喰らい尽くされていたと言ってよい。ガリバーの野村證券は総会屋を優遇し、損失補填を行っていた。第一勧業銀行は歴代トップが大物総会屋との関係を続け、違法に融資された額は300億円にものぼるという常軌を逸した沙汰だった。 なぜ一流企業の経営陣は、闇社会の“呪縛”に絡み取られてしまったのか? 論談同友会の元幹部らの証言をもとにバブルの裏面史を描き出す。 -
双眼鏡の彼方に
明確な目的を持った彼は、まだその一言を発していない 元本は、ハワイをめぐる5つのラヴ・ストーリーが 収録された『頬よせてホノルル』。 ハワイにいる男の許に、日本から1人の女性がやってくる。 女性を歓待しながら、男には果たしたいと願うある目的がある。 しかしその瞬間はなかなか訪れず、 どういうわけか、空気銃や双眼鏡、古いラジオなど どこかアナログの匂いのある装置などを時間の中に散りばめながら ストーリーは展開していく。 彼はその一言をいつ、どのようなシチュエーションで発するのか。 答えはまだ、双眼鏡の彼方だ。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/ -
葬儀屋にしまつ民俗異聞 鬼のとむらい
数年前、孤独のうちに死んだ息子を弔うため、今さらながら疑似結婚式を挙げたい……。通常の葬儀社では扱わないワケあり案件を請け負う特殊葬儀屋・似矢西待のもとに、いわゆる“冥婚”の依頼が舞い込んだ。冥婚とは、死者同士を結婚させる、あるいは死者になんらかの形で伴侶をあてがう風習だった。西待は民俗学マニアの兄・東天の手を借りながら依頼人の希望を叶えようとするのだが、その裏にはもう一つの狙いがあって…。なぜかひと筋縄ではいかない葬儀のトラブルと喪主の謎を、民俗学の知識で解決し死者を弔う。「ワケあり葬儀、承ります!」――葬儀屋兄弟の全国津々浦々陰気紀行&葬送民俗学ミステリー! -
霜月記
名判官だった祖父・失踪した父・重責に戸惑う息子――町奉行を家職とする三代それぞれの葛藤を描く。 18歳の草壁総次郎は、何の前触れもなく致仕して失踪した父・藤右衛門に代わり、町奉行となる。 名判官と謳われた祖父・左太夫は、毎日暇を持て余す隠居後の屈託を抱えつつ、 若さにあふれた総次郎を眩しく思って過ごしている。ある日、遊里・柳町で殺人が起こる。 総次郎は遺体のそばに、父のものと似た根付が落ちているのを見つけ、また、 遺体の傷跡の太刀筋が草壁家が代々通う道場の流派のものではないかと疑いを持つ。 さまざまな曲折を経て、総次郎と左太夫はともにこの殺人を追うことになるが、 果たして事件の真相と藤右衛門失踪の理由とは。 第165回直木賞、第34回山本周五郎賞候補『高瀬庄左衛門御留書』の砂原浩太朗が描く、 令和の時代小説の新潮流「神山藩シリーズ」第三弾。 ~「神山藩シリーズ」とは~ 架空の藩「神山藩」を舞台とした砂原浩太朗の時代小説シリーズ。 それぞれ主人公も年代も違うので続き物ではないが、統一された 世界観で物語が紡がれる。 -
草原の椅子 完結上下巻セット【電子版限定】
宮本輝の感動大長編『草原の椅子』上下巻が電子版限定で、合本になって登場! ※本書は、『草原の椅子(上)』『草原の椅子(下)』を1冊にまとめた電子書籍限定の合本版です。 『草原の椅子(上)』 2013年2月映画化作品。遠間憲太郎は長年連れ添った妻とも離婚し、五十歳になりさらに満たされぬ人生への思いを募らせていた。富樫重蔵は大不況に悪戦苦闘する経営者だが、愛人に灯油を浴びせられるという事件を発端に、それを助けた憲太郎と親友の契りを結ぶ。真摯に生きてきたつもりのふたりだが……。人間の使命とは? 答えを求めるふたりが始めた鮮やかな大冒険。 『草原の椅子(下)』 憲太郎が恋心を寄せる篠原貴志子。両親に捨てられた五歳の圭輔。行き場のない思いを抱えた人間たちが、不思議な縁で憲太郎と結ばれてゆく。しだいにこの国への怒りと絶望を深める憲太郎は、富樫と壮大な人生再生への旅を企てる。すべてを捨て、やり直すに値する新たな人生はみつかるのか? ひとりひとりの人生に熱く応える感動大長篇。 -
相剋のスナイパー
スナイパーを狩れるのはスナイパーだけだ―― FBI捜査官救出作戦は、大規模な惨劇へと化し男はふたたび戦いに身を投じる! 男の名はネイサン・マクブライド。 身長196センチ、体重109キロ、顔には3つの傷がある。 ネイサンは元海兵隊のスカウト・スナイパーだったが、 現在は親友のハーヴィと共に警備会社を経営している。 ある日、ふたりに元FBI長官から依頼が舞い込む。 武器密輸団に潜入したFBI捜査官である孫の救出作戦に参加してほしいというものだった。 気乗りしないネイサンだったが、ハーヴィの説得により参加を決意する。 しかし、結果は散々たるものだった。 ネイサンが犯人グループのひとりを仕留めたものの、 リーダーとその弟を取り逃がしてしまったのだ。 逃亡した犯人たちが大量のプラスチック爆弾を使いさらなる惨劇を巻き起こしたとき、 ネイサンはいかなる手段を使ってでもやつらを止めることを決意する──! -
相剋のスナイパー【上下合本版】
スナイパーを狩れるのはスナイパーだけだ―― FBI捜査官救出作戦は、大規模な惨劇へと化し男はふたたび戦いに身を投じる! 男の名はネイサン・マクブライド。 身長196センチ、体重109キロ、顔には3つの傷がある。 ネイサンは元海兵隊のスカウト・スナイパーだったが、 現在は親友のハーヴィと共に警備会社を経営している。 ある日、ふたりに元FBI長官から依頼が舞い込む。 武器密輸団に潜入したFBI捜査官である孫の救出作戦に参加してほしいというものだった。 気乗りしないネイサンだったが、ハーヴィの説得により参加を決意する。 しかし、結果は散々たるものだった。 ネイサンが犯人グループのひとりを仕留めたものの、 リーダーとその弟を取り逃がしてしまったのだ。 逃亡した犯人たちが大量のプラスチック爆弾を使いさらなる惨劇を巻き起こしたとき、 ネイサンはいかなる手段を使ってでもやつらを止めることを決意する──! -
相互確証破壊
エロスと論理の融合! ストレンジ風味炸裂 6人のヒロインと恋人たちの熱いセックスと怜悧な推理。 深夜一時の第一京浜。 口紅で「西へ」と書いたハンカチを掲げヒッチハイクをする女性。ハンドバッグの中には財布のみ。故郷・福岡に向かっていた男は女を乗せた。車のトランクには大きなスーツケースが立ててある。一般道のみ通り宿泊にはラブホテルを使う奇妙な旅が始まった(「カントリー・ロード」)。 一篇のなかに必ず濡れ場2回、そしてひとつも無駄な描写のない緻密な本格推理が展開される。 「待っている間に」「三百メートル先から」「見下ろす部屋」「カントリー・ロード」「相互確証破壊」「男の子みたいに」の計六編収録。 -
捜査一課・瓜生田洋
自動車会社と運輸省の贈収賄に絡んだ刺殺事件と脅迫事件! 二つを結ぶ点と線を追う刑事の苦悩 安田自動車工業の社長秘書・藤井一恵が自宅で刺殺され、会社の最高幹部三人の元へ脅迫状が届いた。警視庁捜一の瓜生田洋(うりゅうだひろし)は怨恨の線から調べ始め、容疑者の一人として運輸省交通局の課長が浮かび上がるが、彼も刺殺され捜査は難航を極めた。三つの事件を結ぶ点と線を追う瓜生田は、ある証言から、過去に起きた交通事故にすべての事件を解くカギを見つける。そして辿り着いた意外な人物に…。 ●龍一京(りゅう・いっきょう) 1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)など著書多数。 -
捜査一課OB ぼくの愛したオクトパス
初老の巡査長・鉄太郎と、若手キャリアの警部・賢人が取り組む連続強盗傷害事件の捜査は難航していた。そんな折、賢人と母の久子は瀕死のタコを海で助け、自宅で飼うことに。夫を亡くしてから元気のなかった久子が、タコにソクラテスと名付け世話をするうちに明るさを取り戻していくのを見て、最初は馬鹿にしていた賢人もタコの持つ不思議な能力を認めるようになっていった。鉄太郎の身勝手な捜査に振り回されて悩んでいた賢人は、ソクラテスとの触れ合いによって事件解決のヒントを得て、次第に犯人に迫っていく――。 「SRO」「警視庁ゼロ係」など人気シリーズの著者、最新作書き下ろし! -
捜査一課・桐生恭介
殺人事件の裏に潜むコカイン汚染……若い女性を狙い、死に至らしめる組織犯罪の構造を暴く! 新宿のホテルで若い女性が殺された。被害者が売春を行っていたことから、捜査一課の刑事・桐生恭介と菅原阿季枝は、斡旋した女性に着目する。だが直後、犯人と目される元暴力団員がその女性と情交中惨殺され、事件は意外な方向へ…。捜査が進むにつれ、背後に浮かび上がる麻薬に塗れた人脈。薬を利用し弱者を食い物にする真の犯人に肉薄できるか? ●龍一京(りゅう・いっきょう) 1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)など著書多数。 -
捜査一課ドラキュラ分室――大阪刑務所襲撃計画
テロリスト達が標的にしたのは関西矯正展が行われている大阪刑務所だった! 「どうして大阪刑務所を選んだのか? 彼らの正体は?」 難病を発症して日光に当たれなくなったキャリア警視・堂安一花と新任刑事の舟木亮太が捜査に乗り出す。 関西矯正展の見学客と受刑者を人質にしたテロリストは政府に大胆な要求を突きつける。それは「野党の党首達と人質を交換する」というものだった。 結果として、要求はかなえられことはなかったが、何故かテロリストは突如人質を解放し、大阪刑務所からも逃走した。 堂安と舟木は逃走経路を探る。そして二人が辿り着いた場所には意外な光景が広がっており、事態は急転直下して荒川河川敷に遺棄されていた性転換者との関連が浮かび上がるのだった。 -
捜索者
アイルランドの村に移住してきた元警官は消えた青年を捜すが――緻密な描写で年間ベストミステリに多数入選した重厚なる犯罪小説 -
創作者のための読書術
「読む」解像度が上がれば「書ける」ようになる! 作家は作品をどう読んでいるのか?──プロの書き手の読み方を知ることで、小説やエッセイ、漫画からウェブメディアでの執筆まで、書く技術を向上させよう 優れた作家になるための第一歩は、優れた読書家になること。プロの書き手が行っている「分析的読み方」を学ぶことで、自分の作品を書き出す一歩が見つかり、さらに書き手としてのスキルを高めることができる──そんな「書く」ための学びとなる読書術を徹底伝授。本書は、ジャンル、ナラティブアーク、キャラクター造形、語りの視点など執筆術の使われ方をひもときながら、現代の小説やノンフィクション、詩、SNS、ブログなどの豊富な引用例を繰り返し読むことで、創作に役立つ効果的な読み方(=精読)が自然と身につく一冊である。 【本書のポイント】 ・すべての「書く」人に役立つ「読み方」がわかる ・創作理論が実際の作品にどう使われているかを学べる ・言葉にする力を育て、自作の文章に応用できる ・引用作品を多角的な視点から何度も読み込むことで、分析的読書の訓練ができる ・各章末に引用作品の考察のポイントと自作のための執筆のヒント付き -
捜索者の血
世界的人気作家が贈る脱獄/逃亡スリラー! 3歳の息子マシュウを殺した罪で5年前から終身刑に服するデイヴィッド。彼にとっては身に覚えのない罪だったが、喪失感と愛する者を守れなかった後悔から無実を訴えることなく刑に服していた。しかし元妻の妹が面会に現れ、1枚の写真を彼に見せる。そこには、成長したマシュウの姿が写っていた。デイヴィッドは真実を突き止めてマシュウを取り戻すため、脱獄を決意するが……。 ニューヨークタイムズベストセラーリスト1位、Netflixでドラマ化決定。 『偽りの銃弾』(Netflix)、『シェルター』(Amazon Prime)など数々の自著を映像化し大成功を収め続ける、世界的ベストセラー作家ハーラン・コーベン。絶好調のエンタテイナーが贈る、脱獄/逃亡スリラーの傑作! (底本 2025年2月発売作品) -
捜査四課・実相寺丈
都知事にかかってきたテロ予告電話、不法残留中国人の集団脱走、この二つの事件を結ぶ意外な事実とは!? 東京都知事室に「東京を火の海にする…」という脅迫電話がかかってきた。犯人の狙いは何なのか。混乱する都庁。その夜、入国管理局の収容所が襲われ、警備官を殺害、不法残留の中国人が大量脱走した。ふたつの兇悪事件を結ぶ意外な事実に気付いた警視庁捜査四課の実相寺は、怒りに燃えて、一匹の猟犬と化し、陰謀の核心に肉薄していった。長篇ハードサスペンス。 ●龍一京(りゅう・いっきょう) 1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)など著書多数。 -
壮士、荒野を駆ける
中国大陸を舞台にした壮大なロマンあふれる物語 昭和八年六月、はてしなく広がるゴビ砂漠の中、西域に向かう東干(トンガン)の騎馬武装兵の一隊があった。その中に、妙齢な女性と醜男の兵士という日本人が一組。それが、中国辺境に日本勢力の楔をうち込むために、東干民族を率いる馬長英に嫁ぐ由利とその護衛の佐藤上等兵だった…。 軍の密命を帯びた日本人男女、その苛酷な三月余の旅を雄渾に描いた「東干」など、中国大陸に材をとった、中篇3作品を収録。 ・東干(トンガン) ・大別山日報(ターピエシヤンエルパオ) ・易水 ●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし) 1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。 -
相思青花
青花とは染付の中国名。美しい焼き物に秘められた人間の愛と宿命、日中の歴史の謎。時空を超えて展開する雄大なロマン、アジアの大戦史を舞台に展開する恋愛長編――不思議な物語は、イスタンブールのトプカピ・サライ博物館から始まった。10年間の結婚生活の後、商社員の夫がロンドンで急死した奈美。ハネムーンの地で中国陶磁器の前にたたずむ奈美に、端正な中年の紳士が話しかけてきたのである。夫の急死から立ち直ろうと、実家に伝わる青花(染付)の謎を追う奈美に、その男・林輝南は、清朝末期の青花にまつわる愛の秘話を教え、二人は調査を進めてゆく。<上下巻> -
双死相殺 腕貫探偵リバース
公務員探偵、時空を超える名推理! 妻を殺してしまった。なぜ自分がこんなことを? 茫然自失の男の前に、別の縊死体が出現。 これは偶然の連鎖か、それとも――。“相殺”されたはずの罪が、再び目を覚ます……!?(「双死相殺」)。 アフターコロナの櫃洗市で発生する複雑怪奇な事件の謎を、腕貫を嵌めた公務員探偵が鮮やかに解決。 女子大生・住吉ユリエ、安達真緒、氷見&水谷川の刑事コンビetc.……お馴染みの面々も健在。作家デビュー30周年&シリーズ誕生20周年。人気ミステリシリーズ最新作! 佳多山大地氏(ミステリ評論家)興奮! 「歴死は繰り返される! 西澤ワールド最新版 円熟の論理の切れ味、ますます妖し」
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