作品一覧

  • 朝からブルマンの男

    朝からブルマンの男

    小説・文芸

    3.3
    1巻1,899円 (税込)
    一杯二千円もするコーヒーを週に三度注文しては、飲み残していく客「朝からブルマンの男」、途中下車して遅刻しそうだった友人が、先に行った自分となぜか同時に高校入試の会場に到着した「受験の朝のドッペルゲンガー」、単身赴任中の父親が帰宅する金曜日の夕食だけ味が落ちるという、郷土料理研究会の会員宅のご飯の秘密「ウミガメのごはん」など、桜戸大学ミステリ研究会の二人組が出合った謎を描く全五編を収録。謎の魅力、推理する楽しみを詰めこんだデビュー短編集。※本電子書籍は、『朝からブルマンの男』(ミステリ・フロンティア 2025年6月初版発行)を電子書籍化したものです。/【目次】朝からブルマンの男/学生寮の幽霊/ウミガメのごはん/受験の朝のドッペルゲンガー/きみはリービッヒ
  • 朝からブルマンの男

    創元ミステリ短編賞受賞作

    小説・文芸

    -
    1巻110円 (税込)
    喫茶店で週三回、一杯二千円のコーヒーを注文する奇妙な客。彼の目的とは一体何か? 第1回創元ミステリ短編賞受賞作。/第1回創元ミステリ短編賞選考経過、選評=大倉崇裕 辻堂ゆめ 米澤穂信/(本電子書籍は『紙魚の手帖vol.13』(2023年10月初版発行)に掲載の同作品を電子書籍化したものです。)

ユーザーレビュー

  • 朝からブルマンの男

    Posted by ブクログ

    小学生でも高学年なら読めそうだし、幅広い年齢に愛されそうな日常の謎小説。最後まで読むと青春小説的な要素もありさわやかでした。
    それゆえ、謎や推理にあまり尖った部分が感じられず、今一つだったかなあ。
    しかし推理小説初読みさんにもオススメできる、癖のなさは素晴らしい。

    0
    2025年10月25日
  • 朝からブルマンの男

    Posted by ブクログ

    朝から2000円もするブルーマウンテンを注文する男の謎を解くためにミス研の先輩後輩二人が挑む。
    その他全5話のミステリー短篇集。全部が身近でそれも謎なの?と思うようなところから意外な真相にたどり着く、日常系ミステリー。
    ホラーや食、鉄道系、化学などジャンルも幅広くて飽きさせない工夫も良い。ぜひ続編も期待したいです!

    0
    2026年08月16日
  • 朝からブルマンの男

    Posted by ブクログ

    『朝からブルマンの男』は、暗号、密室、鉄道ミステリなど、人気ジャンルが一冊に集まった、ミステリーの幕の内弁当のような短編集。

    大学のミステリ研究会の女子二人が、日常に起こる事件を解決します。

    『朝からブルマンの男』
    冬木志亜のバイト先である珈琲店で、朝いちばんに来てブルーマウンテンを注文する客がいる。店で最も高いブルマンを、その男は不味そうに飲み、残していく。

    なぜ、男はわざわざ苦手なコーヒーを注文するのか。

    実は、ブルマン注文の裏には暗号が仕掛けられていて、ミステリ研の先輩・緑里は別の客とのある法則を発見して…。

    実際に手描きの暗号が表記されています。この番号の意味がわかった時、思わず「なるほど!」と心の中で叫んでしまいました。

    他にも、密室トリックや水平思考クイズ、時刻表を使った鉄道ミステリに宝石盗難など、王道のジャンルを日常的な謎解きで解決します。

    0
    2026年05月02日
  • 朝からブルマンの男

    Posted by ブクログ

    「朝からブルマンの男」
    とっても気になるタイトルに惹かれて読みたくなりました。
    どんな男なんだ?
    なんかスカした感じがする(笑)
    という予想はいつもながらの大いなる勘違いで、スカしたどころではなく、彼は大いなる不安と戦いながら、苦いコーヒーを流し込んでいたのであった。
    読者を勘違いさせるのはミステリ作家の腕前である。

    初めましての作家さん。
    というか、本書で書籍デビューされたそうです。
    そうは思えないほど、安心できる読み心地で、嬉しいびっくり。

    冬木志亜(ふゆき しあ)は、桜戸大学(おうとだいがく)1年生。同じ大学の哲学科2年の葉山緑里(はやま みどり)に声をかけられて、彼女が会長を務めるミステリ研究会に所属することになった。メンバーはまだ二人だけ。
    志亜はまず第一に、ミステリ小説の話を思い切りできる相手に出会えて嬉しかった。
    そして難事件を解いていく先輩、かっこいい!と憧れる。
    でも、自分は、突っ走って足を引っ張ったり、トンチンカンな推理を連発して次々否定されたり・・・先輩の役に立っているのだろうかと、心揺れる。
    (このコンビが育つと、火村とアリスみたいな関係になるのかも)

    収録された短編5つは、みんな傾向が違っていて飽きさせない。
    暗号、トリック、基本的な科学、鉄道ミステリ、モース硬度。
    真ん中の3作目に、とびきり美味しいものがたくさん出てくるお話がサンドされていて気分転換できるのもいい。
    そして、それぞれのラストには必ず気持ちをスッキリさせてくれる工夫がある。

    【朝からブルマンの男】
    志亜がバイトしている喫茶店に、火、水、木の開店と同時にカウンターに来て必ずブルーマウンテンを注文する客がいた。
    オーナーは、ブルマン氏がコーヒーを残すのを気にしている。すごく嫌そうな顔で飲んでいるし・・・
    【学生寮の幽霊】
    途中で、「あ『屋根裏の散歩者』でしょ?」と思うが、すかさずその考えは潰される
    犯行動機にはちょっと悲しくなる。そんなふうに欲が出ちゃったのね
    【ウミガメのごはん】
    おかんのごはんが金曜日だけまずいねん!
    「水平思考ゲーム」、出題者は不可解なシチュエーションを提示し、回答者はどんな経緯でそうなったのかを推理する。
    ミステリを読む時はいつもそんな気分、それが楽しい
    【受験の朝のドッペルゲンガー】
    親友を信じたい気持ちと疑いの気持ちの間で揺れ続けて・・・
    二人のレールが再び交わる日が来るのか
    【きみはリービッヒ】
    「リービッヒ」という人名から、化学反応が謎を解く鍵なのかと思ったら、「リービッヒ」は違う意味で使われました。
    サークル室。いいなあ。かけがえのない日々の象徴のようです。

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    2026年02月27日
  • 朝からブルマンの男

    Posted by ブクログ

    一杯二千円もするコーヒーを週に三度注文しては、飲み残していく客「朝からブルマンの男」、途中下車して遅刻しそうだった友人が、先に行った自分となぜか同時に高校入試の会場に到着した「受験の朝のドッペルゲンガー」、単身赴任中の父親が帰宅する金曜日の夕食だけ味が落ちるという、郷土料理研究会の会員宅のご飯の秘密「ウミガメのごはん」など、桜戸大学ミステリ研究会の二人組が出合った謎を描く全五編を収録。どれも面白かったのですが、「ウミガメのごはん」が好きです。たまにはこういうほっこりミステリーもいいものです。

    0
    2026年01月10日

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