ユーザーレビュー 蒼玉の令嬢 荒井修子 舞台は戦前、男爵令嬢の比佐子は台湾から日本に帰る船の上で、密航者の少女ユキに命を助けられる。それから、二人は関わり合うことになり……。 比佐子がよくあるやんちゃな貴族のお嬢様的なところが、少し鼻につくが、芯の通ったまっすぐな性格には好感が持てる。ユキは強情な性格だが、いい人物だ。一番好きな人物は吉...続きを読む岡だ。こんな男性に見初められたら、すぐOKしちゃうな~という妄想にふけってしまった。 ストーリーはよくある話なのかもしれないが、ユキの雇い主を殺した犯人探しにはドキドキハラハラし、続きが知りたくなった。プロローグの人物が謎だったが、最後にわかってスッキリ。おもしろい小説だった。 Posted by ブクログ 蒼玉の令嬢 荒井修子 昭和は遠くになりにけり。絵が見えるのは脚本家ならでは。階級が違うことによる怯えの感覚とかむつかしいのかな。 Posted by ブクログ 荒井修子のレビューをもっと見る