荒井修子のレビュー一覧

  • 蒼玉の令嬢

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    舞台は戦前、男爵令嬢の比佐子は台湾から日本に帰る船の上で、密航者の少女ユキに命を助けられる。それから、二人は関わり合うことになり……。

    比佐子がよくあるやんちゃな貴族のお嬢様的なところが、少し鼻につくが、芯の通ったまっすぐな性格には好感が持てる。ユキは強情な性格だが、いい人物だ。一番好きな人物は吉岡だ。こんな男性に見初められたら、すぐOKしちゃうな~という妄想にふけってしまった。

    ストーリーはよくある話なのかもしれないが、ユキの雇い主を殺した犯人探しにはドキドキハラハラし、続きが知りたくなった。プロローグの人物が謎だったが、最後にわかってスッキリ。おもしろい小説だった。

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    2017年11月20日
  • 蒼玉の令嬢

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    昭和は遠くになりにけり。絵が見えるのは脚本家ならでは。階級が違うことによる怯えの感覚とかむつかしいのかな。

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    2017年12月17日