捜査班 完黙

捜査班 完黙

495円 (税込)

2pt

3.3

九辻署強行犯係に配属された新人の小田桐は、〈八の辻児童公園殺人事件〉の捜査に当たることとなった。民間から転職してきた暮林警部と聞き込みを終えた翌日、新たな相方に指名された叩き上げの女警部補歌川の監視を、キャリアの高城警部補に頼まれた小田桐。一向に進展せぬ事件の捜査に加え、仲間同士の駆け引き、少しも感情を露わにしない辻浦巡査部長とのやり取りに気が鬱ぎ…。

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捜査班 完黙 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    初読みの作家。出身はラノベらしく、その片鱗も窺える。過去と現在で発生した二つの殺人事件が、ゆっくりと現在で交錯して行く…

    『通奏低音』の章で語られる過去の殺人事件。犯人は一人称で描かれるも、その正体はなかなか明かされない。ひとつ確かなのは犯人は刑事の息子の少年であること。一方、メインの現在を舞台に

    0
    2014年05月08日

    Posted by ブクログ

    九辻署強行犯係に配属された新人の小田桐は、“八の辻児童公園殺人事件”の捜査に当たることとなった。民間から転職してきた暮林警部と聞き込みを終えた翌日、新たな相方に指名された叩き上げの女警部補歌川の監視を、キャリアの高城警部補に頼まれた小田桐。一向に進展せぬ事件の捜査に加え、仲間同士の駆け引き、少しも感

    0
    2018年06月17日

    Posted by ブクログ

    カテゴリを警察小説ではなくサスペンスにした、次作以降続くとしたら警察小説でいいのかも。
    過去と現在の2つの時間軸で主人公のキャラをつくりあげてくタッチはなかなかよくできていると思う。少年事件への問題提起を含んだ内容になっているが、心の葛藤というか内面をもよく描かれていると思う。シリーズがあれば読んで

    0
    2013年03月12日

    Posted by ブクログ

    児童公園で起きた殺人事件。所轄署の強行犯係に配属された新人刑事小田切は、一癖も二癖もある同僚たちと捜査にあたっていく。刑事の仕事の大部分は、地道な聞き込みであることがよく分かりました。帯にある「震撼の結末」はかなり大げさですが、シリーズのこの先に興味がもてます。著者はライトノベルでかなり活躍された方

    0
    2011年09月10日

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