蒼煌

蒼煌

作者名 :
通常価格 733円 (667円+税)
紙の本 [参考] 737円 (税込)
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作品内容

芸術院の会員の座を狙う日本画家の室生は、選挙の投票権を持つ現会員らに対し、露骨な接待攻勢に出る。いっぽう、ライバルの稲山は、周囲の期待に応えるために不本意ながら選挙戦に身を投じる。会員の座を射止めるのは果たしてどちらなのか。金と名誉にまみれ、派閥抗争の巣と化した“伏魔殿”日本画壇の清と濁を描き、その現実の姿に迫った問題作。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内ミステリー
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
480ページ
電子版発売日
2014年07月30日
紙の本の発売
2007年11月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

蒼煌 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

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    Posted by ブクログ 2012年11月04日

    黒川さんの本はどれも最高で甲乙つけがたいが、
    中でもこれがベストワン候補の一つ。
    画家の先生達が個性的で面白い。
    文化勲章などがニュースなどで流れるたびに
    この本のことを思い出してニヤけてしまう。

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    Posted by ブクログ 2022年02月27日

    登場人物多すぎ!
    ・・・って読み始めてまず思ったこの作品の感想だが、
    読み進めていくと複雑に絡み合うこの登場人物たちが面白い。
    出世欲に駆られた主人公、その腰巾着の画家、実弾(現金)を受け取って一票を投じる芸術家etc・・・
    どいつもこいつもクズばっか。
    画家なら絵描いてろよ!って言いたくなる。

    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年03月06日

    芸術院会員選挙をめぐる日本画壇の話。
    芸術院会員になることは、最高の権力と名誉を手にすることであり、次は文化功労者、文化勲章に繋がっていく。
    芸術院会員は、欠員が生じると現会員の選挙によって決ま。そこでは莫大な金が動くという。

    芸術院会員を座を切望する日本画家の室生は、選挙参謀に老舗の画商をつけて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年01月16日

    面白かった。先が読みたくて一気に読んだ。
    日本芸術院。日本画家。
    芸術の世界はこんな感じなのか。
    …にしても、黒川博行氏の作品はどれもおもしろい。今一番好きな作家だ!2017.01.15

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    Posted by ブクログ 2014年08月26日

    冒頭───

    大阪難波、淀屋デパートに着いたのは十時五分前だった。タクシーを降りて新館に向かう。玄関前には七、八人の女性客が並んでいた。待っているはずの美術部長の姿が見あたらない。
    「どうしたんや、伊谷は。おらんやないか」
    腕の時計に眼をやって、いらだたしげに室生がいう。
    「おかしいですね。十分前に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年06月27日

    面白かった。出張の帰り道と家に帰ってきてから読む。飛行機で寝られなかった。ラストは予想できたがいつもながらひどい奴しか出てこない。芸術院会員から訴えられるようなひどい話。しかしボーっと口をあけて待っているだけでは地位も名誉も転がり込んでこないのはその通り。

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    Posted by ブクログ 2012年02月22日

    芸術院会員の座を狙うふたりの日本画家。
    選挙の投票権を持つ現会員への猛烈な接待攻勢。
    はたして勝つのはどちらか・・・
    魑魅魍魎が闊歩する芸術界の深部を暴く問題作。

    展覧会で入賞するのもコネと金
    ひとつ段階をあがるたびにコネと金
    芸術院会員になるためには1億からの資金・・・

    これ、すごいリアルなん...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月06日

    日本最大の総合美術展「邦展」(もちろん、モデルは日展)と日本芸術院会員選挙をめぐる収賄、不正審査などを描いて、日展の暗部を世に知らしめた小説。連載は 2003年、単行本は 2004年、そして日展に出品する人ならば誰もが知るこの慣行を、鬼の首でも取ったように朝日新聞が「スクープ」するのが 2013年。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年09月24日

    内容(「BOOK」データベースより)

    芸術院会員の座を狙う日本画家の室生は、選挙の投票権を持つ現会員らに対し、露骨な接待攻勢に出る。一方ライバルの稲山は、周囲の期待に応えるために不本意ながら選挙戦に身を投じる。会員の座を射止めるのは果たしてどちらか。金と名誉にまみれ、派閥抗争の巣と化した“伏魔殿”...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年12月23日

    日本画の勉強にもなるかと思い読み始めた。
    が、どろどろとした汚い世界の連続。
    伏魔殿をあえて書くにはなんらかの理由があるのだろが、なんだか事実のように思えてきてやるせなくなる。

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